2013年01月21日

【福満園】送別宴

送別食事会
送別宴(song4bie2yan4)
P1060647.JPG
【ところ:新源里/ねだん:記事参照】

またもや長いこと間が開いてしまいました。
北京のローカルグルメブログなのに
ずっと南のほうのお料理の更新ばかりが続いていて、
しかもしばらく龍記の記事がトップにあるのは気になっていたのですが、
仕事やら何やら立て込んで忙しかったのと、
週末にもあれこれと用事があったりして更新できずにおりました。

アクセスしてくださっていた方々、本当にすみません!
そしてありがとうございます!

***

ある冷たい雨の降る日曜日、
もうすぐ帰国するという(現時点ではすでに帰国済だけど……)友人Yさんを囲んで、
大好きな家庭料理の店、福満園で食事会をした。

このお店の名物であるタチウオの煮込みを頼み、
食指の動く料理を思いつくままに頼み、
Yさんにもお好きなものを選んでもらったら、
まあなんと見事に茶色だらけの食卓になった。

でも、北京生活も長くなると、
それがかえってうれしく感じられるようになってくる不思議。
だってね、どれもこれも大好物ばかり。
それに色味は茶色いけど、
インゲンや白菜、キュウリにキクラゲなどなど、
意外と野菜はたっぷり食べられるのだ。

拌蘿蔔皮(ban4 luo2bopi2):12元
紅芯大根の和えもの

P1060643.JPG

外は緑、中は赤の紅芯大根をそぐようにして切って和えものに。
定番の前菜だ。

紅焼帯魚(hong2shao1 dai4yu2):58元
タチウオの醤油煮

P1060638.JPG

この店に来たら、何はなくともコレ。
ほぼすべてのお客さんが注文する。
他店のものよりふっくら煮上がっていて骨離れがいい。

排骨炖豆角(pai2gu3 dun4 dou4jiao3):38元
豚スペアリブとインゲンの煮物

P1060639.JPG

味のよーくしみたスペアリブもいいけれど、
くったりしんなりとしたインゲンもまたいいのだ。

木須肉(mu4xu1rou4):22元
かき卵と豚肉、野菜の炒めもの

P1060642.JPG

これはYさんのリクエスト。
そうそう、こういうの、日本に帰ると食べられなくなっちゃうよね。

▼これまでの「木須肉」関連記事
【新成削麺館】木須肉

醋溜白菜(cu4liu1 bai2cai4):24元
白菜のお酢炒め

P1060644.JPG

ぼちぼち寒さが厳しくなって白菜がおいしくなってきたぞ!
という頃だったので、野菜ものは白菜に。

酸辣湯(suan1la4tang1):20元
酸味と辛味のスープ

P1060640.JPG

そしてあったまるにはこのスープが一番!
福満園のは酢とこしょうがしっかりきいてポカポカ度満点。

▼これまでの「酸辣湯」関連記事
【峨嵋酒家】酸辣湯

鶏蛋饅頭片(ji1dan4 man2toupian4):20元
卵衣の揚げマントウ

P1060646.JPG

シメの主食はコレ!
ただふかしただけの饅頭も捨てがたいのだけれど、
最後に食べるならやっぱりこっちかな。

***

福満園、いい店だなあ。
どの料理も気取ったところが全くなくて親しみやすい。
まあ下世話と言ってしまえばそうかもしれないけど、
食べるとなんだかホッとする。

仮に私が完全帰国することになったら、
間違いなく、時折り思い出しては無性に行きたくなるお店の一つだ。


▼これまでの「福満園」関連記事
【福満園】紅焼帯魚
【福満園】小葱拌豆腐
【福満園】苤藍絲
【福満園】小碗牛肉
【福満園】醤爆鶏丁
【福満園】排骨炖豆角
【福満園】[火倉]炒圓白菜
【福満園】老媽茄子
【福満園】鶏蛋饅頭片


▼お店情報
福満園
朝陽区新源南路10号
010-6461-8656
P1060652.JPG
(今はこの看板になってます!)
<アクセス>
燕莎橋から新源南路(崑崙飯店や京城大廈のある通り)を西(新東路方向)に向かい、
二つ目の交差点の手前、道の左手(南側)にあります。
世方豪庭というマンションの向かい側です。


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2012年07月21日

【新成削麺館】神奇的国営風格老店

国営レストランの雰囲気を残す店
神奇的国営風格老店(shen2qi2 de guo2ying2 feng1ge2 lao3dian4)
P1040099.JPG
【ところ:前門糧食店街/ねだん:記事参照】

大董で豪華ナマコ料理を食べた翌々日。
前門大街の一本西の通り、糧食店街にある小さな麺屋さんに行った。

前門には燕が飛んでいた。
燕京の空に舞う燕。

P1040091.JPG

ゴミみたいに見えるのが燕ね。

前門大街の1本西にある胡同、糧食店街を歩く。
かなり南、もうすぐ珠市口に着くかと思う頃、
まるでそこだけ時代の変化に取り残されたような小さな店が現れる。

P1040099.JPG

ちょっと入るのを躊躇するほどのオンボロ具合。
店内も素朴というより、粗末と言ったほうがいいような作りだ。

P1040104.JPG

白に薄緑の壁、天井に作りつけの扇風機。
70〜80年代の国営レストランの雰囲気をそのまま残していて、
まるでタイムマシンで当時に旅したような気持ちになる。

P1040105.JPG

ビールを頼んだら、こんなレトロなコップが出てきた。

P1040102.JPG

にゃ〜。

P1040103.JPG

食器も実に懐かしい感じだ。

P1040106.JPG

この小さい取り皿、よく使ってたよなあ。

すっかりレトロ気分に浸ってなんだかほんわりいい気分。
さて、料理はどうだろう……
昔懐かしい家庭料理を食べることができるだろうか。
続きはまた次回。


◆お店情報
新成削麺館
西城区糧食店街55号
010-6304-8560
P1040099.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「前門」駅下車。
前門大街の1本西にある糧食店街という胡同を南へずっと歩いていくと
道の右手(西)にあります。
かなり珠市口寄り、前門大街にあるH&Mよりもちょっと南寄りです。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年04月24日

【海碗居(松楡里店)】北京風味菜

北京風味料理
北京風味菜(Bei3jing1 feng1wei4 cai4)
P1030035.JPGP1030036.JPG
P1030046.JPGP1030053.JPG
【ところ:松楡里/ねだん:記事参照】

なんだかもう海碗居ばかりで申し訳ないのだが、
先日海碗居の松楡里のほうで食事会をしたのでその記録をちょろっと。

10名以上という大所帯だったのだが、
卓が分かれてしまうと頼む品数が少なくなってしまうからと
無理やり1卓にまとめてしまった。
参加いただいた方々にはご窮屈な思いをさせてしまって申し訳なかったが、
そのかわり品数多くいろいろ楽しんでいただけたのではないだろうか。

海碗居は何度も何度も登場しているので、
注文した料理をひとつひとつご紹介するのはなしにして、
ざざっとフォトギャラリー風に写真で振り返ってみたい。

こんな感じのものを頼むと、
北京の地元っ子の食卓っぽくなるかな……?
参考にしていただけたら幸いです。

<前菜>
芥末墩(jie4modun1):16元
ハクサイのカラシ漬け

P1030037.JPG

ここのはしっかり辛いです。

香椿豆腐(xiang1chun1 dou4fu):12元
香椿と豆腐の和えもの

P1030039.JPG

季節なので!

豆醤(dou4jiang4):23元
北京風煮凝り

P1030034.JPG

酒飲みならばきっと好き。

茄泥(qie2ni2):16元
ナスのペースト・ゴマソース

P1030035.JPG

海碗居に来ると食べずにはいられない。

<温かい料理>
麻豆腐(ma2dou4fu):22元
緑豆おからの羊油炒め

P1030036.JPG

羊油でお願いした。
苦手な方は素油(su4you2)=サラダ油に変えてもらえる。

炸灌腸(zha2 guan4chang2):16元
でんぷんチップス

P1030045.JPG

腸詰を模してでん粉+麹で造った腸詰もどき。
蒸したものをスライスして揚げ、
ニンニクだれにつけて食べる北京小吃の代表選手。
なんちゅーことはない食べ物なのだけれど、ハマる人多し。

白水羊排(bai2shui3 yang2pai2):39元
ゆで羊スペアリブ

P1030043.JPG

ここのゆで羊肉はおいしいのだ。
でもあまり皆さんお好きではなかった?
結構残ってました。

葱爆羊肉(cong1bao4 yang2rou4):36元
葱と羊肉の炒めもの

P1030047.JPG

クミンシードたっぷりの孜然羊肉と迷って迷って、最終的にこれに。

干炸丸子(gan1zha2 wan2zi):35元
揚げ肉団子

P1030049.JPG

京醤肉絲(jing1jiang4 rou4si1):32元
豚肉の甘味噌炒め

P1030051.JPG

砂鍋吊子(sha1guo1 diao4zi):36元
モツの土鍋煮込み

P1030046.JPG

溜肝尖(liu1gan1jian1):32元
レバーの炒めもの

P1030052.JPG

糖醋里脊(tang2cu4 li3ji3):38元
揚げ豚ヒレ肉の甘酢あん

P1030048.JPG
(ピンボケ御免!)

うーん、魚を意図的に避けたからというのもあるけど、
結構肉肉しい食卓になっちゃったな。

香椿炒鶏蛋(xiang1chun1 chao3 ji1dan4):25元
香椿と卵の炒めもの

P1030042.JPG

前菜でも頼んだけど、季節なので。
でも本店のもののほうが断然おいしかったなあ。
下にリンクが貼ってあるので、比べてみてね!
見ただけでおいしさの違いが分かるはず。

鶏蛋炒韮菜(ji1dan4 chao3 jiu3cai4):22元
卵とニラの炒めもの

P1030050.JPG

卵ものでダブってしまうけど、ニラがおいしいかと思って。
確かにおいしかったことはおいしかったのだが、
ちょっと炒め方が足りなかったかな?

椒油圓白菜(jiao1you2 yuan2bai2cai4):19元
キャベツの山椒油炒め

P1030040.JPG
(これもボケボケ……)

これも春先でキャベツがおいしいかと思って頼んだもの。
こういう何気ない炒めものが意外とおいしいのです。
ちょっと味は濃かったけど。

<主食>
肉丁小碗干炸(rou4ding1 xiao3wan3 gan1zha2):19元
ジャージャン麺

P1030053.JPG

この日のジャージャン麺は格別!
当たりだったな。

P1030054.JPG

麺湯ももちろん頼んで。

P1030055.JPG

でもこれってほんとにゆで汁?
どうもお湯に小麦粉を溶いただけのような気がしないでもない……が……

***

今回は炸醤麺がいつもに増しておいしかったと思う。
麺のコシ、肉味噌の味ともにかなり納得のいく出来だった。

その代わりほかの料理のほうは正直なところ
「あれ?いつものほうがおいしい?」
と感じた。
というより、増光路本店で食べるほうが断然おいしかった。

もともと炸醤麺自体は本店のほうがおいしいという評価があったのだが、
一品料理のほうも本店のほうが明らかにおいしいと改めて感じた。

東方面にお勤め&お住まいの方が多かったので松楡里店を選んだが、
やはり本店を会場にすればよかったかも。
ちょっと後悔。


▼これまでの「海碗居」関連記事
【海碗居】葱爆羊肉
【海碗居】炸醤麺
【海碗居】独茄子麺
【海碗居(松楡里店)】羊油麻豆腐
【海碗居(松楡里店)】茄泥
【海碗居(松楡里店)】白水羊排
【海碗居(松楡里店)】砂鍋吊子
【海碗居(松楡里店)】溜肝尖
【海碗居(松楡里店)】鶏蛋西紅柿
【海碗居(松楡里店)】醋溜白菜
【海碗居】香椿炒鶏蛋
【海碗居】香椿豆腐
【海碗居】酸菜粉絲
【海碗居】糖醋里脊
【海碗居】爆炒腰花


▼お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
P1050821.JPG
<アクセス>
華威橋から東へ2qほど行ったところ、
もうすぐ西大望路に着くかな〜?というあたりにあります。
道の南側、七天連鎖酒店(7 days Inn)のビル1階です。

*料理はどれも
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2012年04月17日

【四季民福烤鴨店】京菜

北京料理
京菜(jing1cai4)
P1020952.JPGP1020956.JPG
P1020957.JPGP1020955.JPG
【ところ:東四十条/ねだん:記事参照】

ここ、以前は福家楼だったところ。
通りかかるたびに、
「改装しているなあ。いつ開店かなあ」
と思っていたのだが、
なんと改装ではなく別の店になっていた。
それが四季民福烤鴨店。

(ちなみに以前このブログでもアップしたことのある
 灯市口の民福居も四季民福烤鴨店に変わっている)

この日は日本から友人とご両親、さらにそのご友人夫妻が訪燕。
天地劇場で雑技を鑑賞後、近くで食事をということになったのでやって来た。
一度来ようと思っていたところだったので、ちょうどいい機会だった。

実際の文言は忘れてしまったが、
店の入口に「化学調味料は使ってません」的なことが書いてあった。
「それなら注文の時にわざわざ言い添えなくていい。ラクチン、ラクチン」
と思うと同時に、
こんなことを謳う店が出てきたことに感慨を覚えた。

烤鴨店というくらいだから北京ダックがメイン料理なのだが、
ご一行様は前日すでにダックを召し上がっているということだったのでパス。
(なのでダックの味は不明)

さらに、鶏肉が苦手な方、辛いものが苦手な方がいらして、
そして皆さんご年配の方なのであまり油っこいものは避けて、
それほどお腹に負担のないものを……
と、なかなかに制約の多い注文になったのだが、
それが私にはかえっていい勉強になったかも。

友人と相談しながら頼んだものは以下の通り。

水芹苗拌黒豆腐絲(shui3qin2miao2 ban4 hei1dou4fusi1):19元
水芹苗と細切り押し豆腐の和えもの

P1020952.JPG

辞書を引くと水芹はセリと出ているのだが、
これはセリじゃないよな。
クセがなくて食べやすいのだけれど、いったい何だろう?

*コメントをいただいて改めてよくよく見てみたら、
 どうもセリかもしれない??という気がしてきました。
 (日本のものと同じではないかもしれませんが)
 クセがなかったのは苗で香りが弱かったからかも。
 (2012/4/18追記)


黒豆腐絲は黒い押し豆腐なのだが、この黒は黒大豆由来?

香醋木耳(xiang1cu4 mu4er3):23元
キクラゲの和えもの

P1020953.JPG

コリコリの肉厚キクラゲ。
こっちにいると当たり前になってしまうけど、
日本からいらした方には新鮮だったようだ。
お酢の爽やかな風味もあってなかなか評判のよかった一品。

芥末墩(jie4mo dun1):26元
ハクサイのカラシ漬け

P1020951.JPG
(上のトビッコ(?)は余計だ!)

辛いのが苦手な方がいるのは分かっていたのだが、
「北京の旧正月には欠かせない伝統的な前菜なんですよ」
と説明しながら食べていただけば
仮にダメでも日本に帰ってから後々話のタネになるかも、
と半ば強引に注文。

抓炒里脊(zhua1chao3 li3ji3):36元
豚ヒレ肉の揚げ炒め

P1020954.JPG

ガリッというくらいしっかり揚げた豚ヒレ肉を
甘辛のタレでからめた料理。
これが意外によくて、密かに箸を運ぶこと複数。
豚ヒレ肉を揚げてあんをからめるというと
甘酸っぱい糖醋里脊をすぐに思い浮かべるけど、
たまにはこっちも悪くないな。

碩果蝦球(shuo4guo3 xia1qiu2):88元
ナッツとエビの炒めもの

P1020957.JPG

なるべくさっぱりした炒めものをと思って注文したもの。
値段が高くつくこともあって
エビの炒めものなんて普段はほとんど頼まないが、
エビものがあると日本からのお客様には喜んでいただける。
それにカシューナッツやアーモンドも日本では結構高くつくので、
こうして料理に使われているとなんだか得した気分になれる。

味は想像した通りさっぱりした塩味。
エビもプリプリでなかなかおいしかった。

永寧豆腐炖自制咸肉(yong3ning2 dou4fu dun4 zi4zhi4 xian2rou4):42元
永寧豆腐と自家製塩漬け豚肉の煮もの

P1020956.JPG

さっぱりしてそうだし、自家製の塩漬け肉にそそられて注文。
豆腐の焼けたような風味が気になったかもしれないけれど、
私はそれが結構好き。
塩漬け肉も塩気がそれほどきつくなく、いい塩梅だった。

銀杏炒百合(yin2xing4 chao3 bai3he2):49元
銀杏と百合根の炒めもの

P1020955.JPG

この組み合わせも日本では高級品。
こちらでは割合普通に炒めものとして出てくる。
百合根ほこほこ。

どの料理もあっさりした食べやすい味付け。
化学調味料を使っていないだけあって、
食べた後に妙に喉が渇くなんてこともなかった。
店内もまずまずきれいだし、
日本からのお客様をもてなすにはなかなかいいお店だと思う。

P1020959.JPG

以前の福家楼も北京の料理が一通り食べられて便利な店だったが、
この四季民福烤鴨店もなかなか使い勝手がよさそうだ。
ダックもあるしね。

ただ、頼んでいたはずのアスパラガスとキヌガサタケの炒めものが
オーダーもれして食べられなかったり、
(だから緑色のない食卓になっちゃった)
最後にチャーハンを頼んだら、
注文からだいぶ経ってから「ご飯がなくなってしまって出来ない」と言われたり、
それではと代わりに頼んだ葱餅も結局出来ないと言われたり、
なんだか最後でトットットッと躓いて尻切れトンボのような印象になってしまった。
まあ来店時間が遅かったので仕方なかったかもしれないが、
ないならないで早めに言ってほしかった。
味がよかっただけに、ちと残念。

ところで、上のほうでもちらりと書いたが、
今回の注文はとても考えさせられるところが多かった。

普段、私が料理を注文すると
「北京に来たのだから北京っぽいものを食べてもらいたい!」
という気持ちが強くなりすぎて、
結果的に味の濃いこってりした料理ばかりになってしまいやすい。
日本からの方とご一緒する時は
なるべく野菜多め、あっさりめを心がけるけど、
普段さっぱりした薄口のものを食べている人にとっては
それでもまだ重めの食卓になりがちだってことだなあ。

北京っぽいものを食べずに帰ってしまうのはもったいないけど、
北京っぽいものばかりを食べて
「やっぱり中華は油っこくてもたれた」
という感想を持って帰ってしまうのはやはり残念だ。

「北京に来たからには北京の味を!」
とこだわるのは私のわがままということなのかもしれない。


◆お店情報
四季民福烤鴨店(東四十条店)
東城区東四十条25号
010-6401-3267
P1020950.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「東四十条」駅A口から出て西へ。
陸橋を越えてすぐのところにあります。


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2011年07月23日

【北平居】別了,北平居

さらば、北平居
別了,北平居(bie2le,bei3ping2ju1)
P1280899.JPG
【ところ:地安門/ねだん:不明】

後海エリアにあって、
北京ダックも老北京菜も家庭料理も食べられて、
お店も北京らしい風情ある内装で、
しかもそこそこ清潔、
おまけにとてもお手軽価格。
観光とセットで日本からのお客さんを案内するのに打ってつけで
よく足を運んでいた北平居菜館が
地下鉄8号線の工事で閉店してしまってしばらく経った。
その後、国家大劇院の裏手、新華街に移転していることが判明。
場所こそ変わったものの、
以前と同じ雰囲気と味にほっと一安心。

▼移転先の「北平居菜館」についての記事
【北平居菜館】羊油麻豆腐
【北平居菜館】家常菜(之一)
【北平居菜館】家常菜(之二)

でも、
「懐かしいお店が復活したのはうれしいけど、
 後海エリアにあったからこそ使い勝手がよかったところもあったのになあ」
と思っていた矢先、
以前の後門橋のたもとから目と鼻の先に、
「北平居」として新たにオープンしていることが分かった。

P1280899.JPG

門構えは以前より立派になり、店舗もかなり大きくなった模様。
すでに偵察に行った方の証言によると、
豪華になった分だけグレードも上がったようで、
値段もお高くなってしまったとのこと。
さらにメニューにも広東料理など他地域の料理が増えて、
以前のようないかにも老北京という感じではなくなってしまったらしい。

「嗚呼、北平居よ、お前もか・・・・・・」

なんとなく気持がくじけてしまって足が向かなかったのだが、
ひょんなことからここで食事会をしましょうという話になって
ようやく訪問と相成った。

が、渡されたメニューを手にして、正直なところ途方に暮れた。
メニューのメインを占めるのは、
北京ダック(これはまあいいとして)と広東料理など他地域の料理。
まさに観光客を狙って単価をつり上げるために作られた
なんでもアリなメニューのお手本のようだ。
もちろん北京らしいメニューも載ってはいるが、
他の料理に紛れてしまって意識して探さないと見つからない。
家庭料理にいたってはもっと悲惨で、
写真のない字だけメニューに転落してしまい、
探し出すのにかなり苦労した。

さらに、この日は二階の個室を予約していて、
最低消費金額があったのも痛かった。
単価が低い老北京菜や家庭料理メインだと
なかなか基準金額まで届かない。
お酒の分も含んでくれるとありがたいが、
中には純粋に料理だけで最低消費金額を満たすことを求められることもあって、
そうなるともうお手上げだ。
北京ダックを1羽頼んで200元近くはいくとして、
あとは別に頼まなくてもいい高級きのこスープを奮発して
どうにかこうにか合格ラインにたどり着く、といった感じだ。

まあ、裏を返せば、個室を使うなら安い料理は頼むなってことだ。
個室になれば担当が一人張り付いて何くれとなく世話をやいてくれて
いつもより単価が高くなってもこれならいいかと思わせてもらえれば
別に文句も言わないのだが、
それほどのサービスを受けたとは思えない場合がほとんどなので困ったものだ。

といったつぶやきはさておいて、
あーでもない、こーでもないと悩みに悩んで頼んだ料理はこちら。
(今回は値段チェックを忘れてしまいました)

芥末墩(jie4modun1)
ハクサイのカラシ漬け

P1280900.JPG

えっ、と・・・・・・
この盛り付けは・・・・・・
そしてこのオレンジの粒粒は・・・・・・

P1280902.JPG

もしや、トビッコ??
彩りってやつでしょうか?

食べればとても伝統的な芥末墩なのだけれど、
いかんせんこの盛り付けが・・・・・・
とやたらと・・・・・・ばかりが多くなる中、登場したのがコレ。

拌穿心蓮(ban4 chuan1xin1lian2)
穿心蓮の和えもの

P1280901.JPG

全然オーソドックスな料理じゃないのは分かっていたのだが、
最近気に入っている穿心蓮の和えものがあったのでオーダーしてみたら。

ら。
ら。
ら。

なんと、オレンジ味だった・・・・・・
嗚呼。
なんてことだ。

圓白菜炒粉絲(yuan2bai2cai4 chao3 fen3si1)
キャベツと春雨の炒めもの

P1280903.JPG

これは普通。
ほっと一息。

炒麻豆腐(chao3 ma2dou4fu)
緑豆おからの炒めもの

P1280905.JPG

これはおいしいです。

焼茄子(shao1 qie2zi)
ナスの炒めもの

P1280906.JPG

焼き茄子ではありません。
ナスを素揚げした後、トマトやピーマンなどと炒めたもの。
濃い目の炒めダレがしみてずびずびしているところが旨い。

醋溜白菜(cu4liu1 bai2cai4)
白菜のお酢炒め

P1280907.JPG

ついつい頼む白菜炒め。

鹵煮火焼(lu3zhu3 huo3shao1)
モツ煮込み

P1280909.JPG

豚バラ肉も入った豪華版。
タレがついてくるパターンは初めて。

P1280908.JPG

羊肉の炒めもの
(中国語メニュー名忘れ)

P1280904.JPG

それほどクミンはきいていなかったような。

値段の張るものを頼もうとすると肉物が多くなり、
肉物が多くなるとそれだけでおなかがたまってしまって料理が余ってしまう。
どでかい魚物でも頼めば値段もお高くて最低消費金額埋めにはいいのだが、
泥臭リスクが高いのでなかなか思い切れないんだよなあ。
ぶつぶつ。

精品烤鴨(jing1pin3 kao3ya1)
北京ダック

P1280913.JPG

別に普通のでもよかったのだが、
個室で最低消費金額が決まっていたので値段稼ぎのために豪華版の精品を。
普通のと精品とがどう違ったかは・・・・・・何だったっけ?
すみません。

これはとてもまっとうにおいしい。
大董のようなサクサクでシューッととろけるような皮の軽さや
九花山のようなパリッパリの歯ごたえには及ばないけれど、
ごくごく普通においしい。

実はこの日の食事会、
もともとが、
「北京で一番好きな北京ダックはどこの店のか?」
という話題の中で挙がったのが(移転先の)北平居菜館だったことから
「じゃあ元の場所近くに復活した北平居に行ってみよう!」
ということになって企画されたのだった。
だからダックがおいしければまあ目的のほとんどは果たしたようなもの??

でも本当のお目当てはダック自体ではなく、こちら。

椒塩鴨架(jiao1yan2 ya1jia4)
ダックの骨の塩コショウ揚げ

P1280914.JPG

皮と肉をそいだ後の骨まわりのところを揚げて
塩コショウ風味で味付けしたもの。

残った骨まわりの部分は普通はスープになることが多いが、
北京ダックを出すお店の中には調理法をお客に選ばせてくれるところがある。
北平居もその一つ。

調理法は、スタンダードな鴨湯のほかに紅焼、椒塩などがある。
さらにそのまま持ち帰るという選択肢も。
自分で作る鴨湯はかなりイケルらしい。

私がいつもお願いするのは椒塩。
これね、ものすごくビールに合うのだ。
北京ダック本体よりもむしろこっちのほうが好き。

さてこうして書いてみると、味もなかなかだったし、
まあまあいいじゃないの?と思うかもしれない。
メニューを選んで頼めばまだ以前の北平居らしい料理も楽しめるではないか、と。

でも、私にとっての北平居は終わった、というのが偽らざる正直な心境だ。
客単価を上げるために北京以外の料理を山ほど盛り込んで、
何が「北平」居かと。
メニューからそれこそ目を凝らして探さないと
老北京菜も家庭料理も食べられないなんて、
そんなの私が知っている北平居じゃない(泣)!

敢えて、言おう。
さらば、わが心の北平居。


でもこっち(↓)のお店はこれからも行くと思います。

▼これまでの「北平居菜館」についての記事
【北平居菜館】羊油麻豆腐
【北平居菜館】家常菜(之一)
【北平居菜館】家常菜(之二)


▼お店情報
北平居
西城区地安門外大街29号
010-6402-0012
P1280899.JPG
<アクセス>
鼓楼と地安門の間、マクドナルドの隣にあります。


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2011年07月16日

【京味楼】新品京味菜(熱菜篇)

ヌーベル北京料理(温かい料理篇)
新品京味菜(xin1pin3 jing1wei4cai4)
P1280852.JPGP1280850.JPG
P1280857.JPGP1290577.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:記事参照】

さて、インテリアとメニュー写真のこじゃれっぽさが
コンセプトだけで終わっていたという喜ばしい事実が判明し、
安心して熱菜ワールドへ!

小鹵煮(xiao3lu3zhu3):16元
モツ煮込み

P1280851.JPG

これもメニュー写真はどんぶり碗というよりボウルと言ったほうがよさそうな
妙に洋風の器に盛り付けられていた。
実際に出てきた器は確かにその洋風どんぶりだったのだが、
これだけ大盛りのひたひたによそってあったらしゃれっ気も何もない。
いや、こういうのが好きなんだけども。

P1280852.JPG

中身は腸だの肺だの厚揚げだの火焼だのがたっぷり。
あまりくどくなくてさっぱりした鹵煮だった。

干炸小丸子(gan1zha2 wan2zi):22元
肉団子の素揚げ

P1290577.JPG

コロコロ肉団子の揚げたの。
シナモン風味なところが面白い。

炸藕盒(zha2 ou3he2):22元
レンコンの挽肉はさみ揚げ

P1280853.JPG

これはメニュー写真がやたらとおいしそうに撮れていたので
それにつられて頼んだのだが、残念!
見るからに揚げすぎ。
レンコンも薄切りすぎて頼りない。
もう少し厚切りにして
シャクッッと歯先に響く心地よい歯ごたえを楽しみたかった。

鶏蛋炒豆瓣(ji1dan4 chao3 dou4ban4):28元
卵とソラマメの炒めもの

P1280850.JPG

豆瓣は豆の皮をむいて半分に割って開いたもののこと。
ソラマメがおいしい季節だったので(いつの話だ・・・・・・)頼んだのだが、
これが大正解!!
ソラマメのおいしさ爆発。
卵もふっくら炒められていて上出来。
食べていてしみじみ幸せを感じた。

清炒西洋菜(qing1chao3 xi1yang2cai4):28元
クレソンの炒めもの

P1280854.JPG
(手ブレ〜)

本当は上湯でお願いしたのだが、
何か(ピータンかなあ?)が切れていて出来ないとのこと。
クレソン自体はあるというので、ならば清炒でとお願いした。

クレソンをこれだけまとめて炒めるなんて、
日本でならかなりの贅沢かも。
炒めるとおいしいです、クレソン。

韮菜盒子(jiu3cai4 he2zi):16元
餃子風ニラの包み焼き

P1280855.JPG

牛街礼拝寺向かいの羊蠍子の店のも大好きだけど、
ここのもおいしかった。
牛街のは皮が厚手でパイというかピザっぽいけど、
ここのはかなり餃子風。

P1280856.JPG

中をちろっ!

P1280857.JPG

ニラが甘いこと!
これも季節柄かなあ。

いやいや、メニューを繰っていた時は
あまりのヌーベルぶりに気が遠くなりそうだったけど、
終わってみればまっとうにおいしい料理ばかりで安心した。

北京っぽい料理は食べたいけれど、
いかにも庶民派な店は衛生面などで抵抗があるという人も多いと思うが、
ここは清潔で接客もまずまずなので安心して来られそう。
東方面からだとちょっと遠いのが難点だが、
地下鉄駅から徒歩圏内なのでイメージするよりは近いかも。
意外と使いでありそうなお店だった。


▼これまでの「京味楼」関連記事
【京味楼】新品京味菜(涼菜篇)


▼お店情報
京味楼(旗艦店)
西城区車公荘大街9号院五棟大楼A棟1単元1階
010-8839-5246/5245
P1280841.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅A出口を出て車公荘大街を西へ。
1つめの信号(交差点としては2つめ)を越えた歩道橋の先、
道の右側(北)にあります。


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2011年07月04日

【朋友家】四川阿姨的家常菜

四川出身お手伝いさんの家庭料理
四川阿姨的家常菜
P1280737.JPGP1280739.JPG
P1280741.JPGP1280740.JPG
【ところ:−/ねだん:−】

友人Fさんの家には住みこみの阿姨(a1yi2)=お手伝いさんがいる。
(日本人駐在員や奥様方は阿姨のことを「アイさん」と呼ぶことが多いようですが、
 そもそも阿姨だけでお手伝いさんという意味になるので「さん」は余計。
 なので私は中国語そのままで「アーイー」と言ってます。
 ということでここでは「アーイー」と書きますね)

Fさんから、そのアーイーが作る料理が
「なかなかおいしいから食べに来て!」
と言われて一度お邪魔したことがあるのだが、
その時は
「お客さんが来るんならご馳走作らな!」
と張り切った(慌てた)アーイーが
料理本をひっくり返して普段作ったことのないよそ行き料理にチャレンジしてしまう
という思わぬ展開になってしまい、
おいしかったはおいしかったのだけれど、
いつもの食卓感を味わうことができなかった。
それにおもてなしだからとお肉系の料理を連発したせいか、
味付けがどれもなんとなく似通ってしまった。

その後Fさんから
「いつものほうがもっとおいしいのに・・・・・・
 リベンジしたい!
 予告するとダメみたいだから、今度は抜き打ちで来て!」
と言われていた。

それでありがたく再訪。
さすがにアーイーに内緒で突撃隣の晩ご飯!とはいかず、
一応予告はしたのだが、
「いつも通りのものを作ってね!
(前回は肉が多かったので)野菜料理をいっぱいにしてね!」
とさんざん念を押したとかで、
F家の夕食にポンと混ぜてもらったような
いつもの食卓感いっぱいの晩ご飯をいただくことができた。

まずはこれ。

自家製の腸詰
P1280736.JPG

アーイーが帰省すると持ってきてくれるという自家製の腸詰。
四川の人が作るだけに、辛くてうまい!
酒が進みます・・・・・・

この日はなかったけれど、
これと並んで大好きなのがアーイーの作るドクダミの地下茎を使った前菜。
やたらとうまくて、すっかりファンになっている。

ラディッシュの和えもの
P1280737.JPG

ラディッシュも中国人が料理するとこうなるのね。
今度自分でもやってみよう。

細切り押し豆腐の和えもの
P1280738.JPG

非常にシンプル。
そうだよな、これでいいんだよな、と感じさせられる一皿。

ニラと挽肉の炒めもの
P1280739.JPG

Fさん宅の定番料理とか。
お子さんもこれが大好物だそうだ。
白いご飯の上にかけてモリモリいただいた。

アーイーは出来合いの挽肉は買わず、
自分で包丁で叩いてミンチにしているんだとか。
野菜も市場で買ってきたものを必ず30分以上水に浸してから使う。
有機野菜や無農薬野菜を買いはしなくても、
安全なものを食べるために出来る範囲で自衛しているのだ。

窩笋(wo1un3)の炒めもの
P1280740.JPG

セルタス(ステムレタス)をシンプルに炒めたもの。
シャキシャキしてうまい。
唐辛子入りと山椒入りでピリッと仕上げたところが四川風か。

インゲンと挽肉の炒めもの
P1280741.JPG

これも至ってシンプルなインゲン炒め。
挽肉は入ってはいるけれど、あくまで主役はインゲン。
ほっくりして豆豆しい。

酸豆角(suan1dou4jiao3)と挽肉の炒めもの
P1280742.JPG

十六ササゲを漬けた酸豆角がたっぷり。
これ大好き!
呼ぶよ呼ぶよ白ご飯。
お代わりの誘惑に耐えるのが大変だ。

挽肉もの、豆ものが重なったのは
いつもアーイーが作っているものの中から好物をリクエストした結果かな?
確かにどれもおいしかった。

こちらのアーイーは割合味付けが濃いそうなのだが、
友人が口を酸っぱくして
「薄味で!」
と念を押したとかで、塩味・醤油味はちょうどいい感じ。
(ちなみに私は結構濃い口です)
油が控えめなのは普段通りのようだ。

この日は野菜を多くしてほしいというリクエストも出してくださっていたせいで、
胃にも重たくなくて全体的にやさしい食卓になった。
ただ、アーイー本人は
「せっかく来てもらったのに、お肉が全然なくて申し訳ない。」
としきりに繰り返していた。
おもてなしするなら肉料理は欠かせないというのが
こちらの人の一般的な考え方なのだろう。
野菜料理ばかりを出していれば喜ぶ日本人は
アーイーにとっては不思議な存在なのかもしれない。

ところで、
この日の料理はどれも家庭料理らしいあたたかさに満ちていておいしかったのだが、
実はこの日一番おいしいと思った料理は別にある。

それがこのお粥。

P1280744.JPG

アーイーが食べていたお粥がやけにおいしそうだったので
おねだりして分けていただいた。
お米のほかに小豆や緑豆などが入った雑穀粥。
上に横たわっているのは自家製の干し芋だ。
これが実にじんわりとしみるようにおいしかったのだ。

いろいろと料理を作ってくれたというのに、
アーイーがちょろちょろっと食べるのに作ったありあわせのお粥が
一番おいしかったと言ったらがっかりされてしまうかな。

Fさん、アーイー、ごちそうさまでした!


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2011年04月30日

【北容酒楼】北方家常菜

中国北部の家庭料理
北方家常菜(bei3fang1 jia1chang2cai4)
P1270637.JPGP1270638.JPG
P1270645.JPGP1270647.JPG
【ところ:勁松橋/ねだん:記事参照】

勁松橋から西にちょっと行ったところにある北容酒楼は
ご飯時になると行列のできる超人気店。

P1270631.JPG

休日の12時半くらいにお店に行ってみたら、
席待ちの人がお店の外まであふれていた。

P1270633.JPG

人気を甘く見た。
たっぷり30分たってようやく席につくことができた。

P1270635.JPG
(混んでます)

このお店は石万栄という有名な調理人がやっているお店だそうで、
石さんがもらったいろんな称号のプレートがずらりと飾られていた。

P1270634.JPG

北京の料理を出すお店のようなイメージを抱いていたのだが、
メニューには中国八大料理菜系料理がずらり。
ちなみに中国八大料理菜系は
山東、江蘇、浙江、安徽、福建、広東、湖南、四川の八つ。
さらに京味(北京風味)の料理が加わっていて、
メニュー構成的にはなんでも屋状態だ。

友人と頭を付き合わせて
その中からなるべく北京、もしくは北方中国っぽい料理を頼んだ。

豆汁焦圏(dou4zhi1 jiao1quan1):6元
緑豆の絞り汁を発酵させた飲料と揚げリングのセット

P1270641.JPG

久し振りに飲みたくなって頼んだのだけれど、
かなり飲みやすく改良されていて拍子抜け。

P1270643.JPG
(灰汁みたい)

ゴクゴクいける。
が、あの独特の饐えたような酸っぱさがなくてちょっと物足りなかった。

P1270642.JPG

焦圏はちと油っこい。
漬物は不自然な甘みがついているので一口食べて後は遠慮した。

五香驢肉(wu3xiang1 lv2rou4):26元
ロバ肉の五香風味煮(冷菜)

P1270638.JPG

皮付き。
五香だけどクセがなくて美味。
ニンニク醤油のタレも旨し。

涼拌穿心蓮(liang1ban4 chuan1xin1lian2):16元
穿心蓮の和えもの

P1270637.JPG

穿心蓮は割と最近になってよく見かけるようになった野菜。
センナという説明もあるのだけれど、違うだろう。
日本名はいまだ不明。

北京っぽい前菜とは言えないのだけれど、
つるぷくっとした葉っぱがあまりにもおいしそうで思わず注文。
やわらかーい!!
それに軽く苦味があって、野草っぽい風味。
ニンニクが入りすぎてるのが難点だけど、
これはかなり満足度高し!

軟炸里脊(ruan3zha2 li3ji3):26元
豚ヒレ肉のフリッター

P1270644.JPG

いつもは甘酢あんでからめた糖醋を頼んでしまうけど、
久々に軟炸で。
山椒と塩でピリッと。
これだと酒に合うね。

(てことで、白いのいっちゃいました)
P1270636.JPG

炒肝尖(chao3 gan1jian1):20元
レバーの炒めもの

P1270645.JPG

北京っぽい醤油風味の炒めもの。
ご飯がほしくなる味。

炒素三鮮(su4chao3 san1xian1):18元
ナス、ジャガイモ、ピーマンの炒めもの

P1270647.JPG

これはすなわち地三鮮。
「地三鮮はありますか?」
と聞いたら、
「うちでは炒素三鮮と言います」
と言われてしまった。

醤油ベースの炒めダレにお酢がちょっと入っていて
味が引き立っている。
かなり油っこいはずなのに、この酸味のおかげでさっぱり。

紅焼帯魚(hong2shao1 dai4yu2):32元
タチウオの醤油煮

P1270649.JPG

これも典型的な北京っぽい味付け。
ふっくら煮上がっている。
ただちょっと塩気も甘みも強すぎたかも。
このお店の紅焼帯魚のおいしさを再確認。

冒頭に書いた通り、
広東も山東も浙江も四川もあれもこれもあるレストランなのだけれど、
やはりまずは京味(北京の料理)を選んで食べるのがいいと思う。

とはいえ、
北京らしい醤油系の味付けの料理ばかり頼んでしまったので
食卓が茶色い・・・

全体的に化学調味料は控えめで、
(まったく使ってないってことはないだろうけど)
食べた後に変な喉の渇きを覚えることもなかった。
好感の持てるお店。

なんだけど、
実は三環を挟んですぐ近くにある別の支店のほうが
さらにいいお店だということが後になって発覚。

一度ある料理についてだけ紹介済みの別支店については、
後ほどゆっくりアップしていきます。


▼お店情報
北容酒楼(勁松路店)
朝陽勁松路1号
010-6774-1776
P1270631.JPG
<アクセス>
地下鉄10号線「勁松」駅から勁松路を西へ。
勁松中街を越えてさらにしばらく行くと右手(道の北側)にあります。
でっかいサウナ(↓)の隣です。
P1270632.JPG


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2011年04月29日

【延吉香(御徒町店)】日本でB級中国料理

P1270552.JPGP1270544.JPG
P1270542.JPGP1270547.JPG
【ところ:御徒町/ねだん:記事参照】

日本に一時帰国中、
日本のB級中華に興味があるならご一緒しましょう、
というお誘いをいただいてあるお店に行ってきた。

御徒町にある延吉香。

P1270538.JPG

その名から想像するに、
朝鮮族系の中国人がやっているのだろう。
実際、料理のラインナップの中心は東北料理で、
そこに朝鮮料理がちらほら。
日本での知名度や人気を考慮してか四川料理も結構見受けられた。

B級と聞いていたのだけれど、
お店のインテリアはとてもきれいで清潔だ。

P1270539.JPG

お通しはナムルなど朝鮮料理も入った盛り合わせ。

P1270540.JPG

あれ?もしかしてこれは注文したのかな?

(たぶん)拌干絲:580円
細切り干し豆腐の和えもの

P1270559.JPG
(伝票に書かれた名前が中国語名称のみで
 実際のメニュー名が分からなくなってしまったため、
 日本語メニュー名は私が適当につけました。
 以下、同様)

拌黄瓜:580円
キュウリの和えもの

P1270555.JPG

北京ではラー油がかかることはあまりないよな。
日本人向けに作るとなると、
彩り的にも味的にも少し手を加えたくなるのかもしれない。
飾りに添えた刻み葱も日本向けの配慮かな?

口水鶏:980円
ゆで鶏の四川ソース和え

P1270558.JPG

これは口水鶏というよりは怪味鶏といった味。
口水鶏はもっともっと辛くないと!
それに鶏肉自体の味に深みがなかったのが残念だった。

東北拉皮:1000円
つるぷる板春雨の和えもの

P1270548.JPG

これはとてもおいしかった。
中国でこの料理を頼むとほぼ例外なく平皿に盛り付けられてくるので
皿からこぼれないように混ぜるのに苦労するのだが、
こういう深めの容器を使えばその煩わしさも一挙解決!

P1270551.JPG

ちょっと目から鱗的発見だった。

老虎菜:780円
香菜・キュウリ・尖椒の和えもの

P1270545.JPG

ん?尖椒が入っていなかった?
尖椒の辛味の代わりに唐辛子の出番となったようだ。

雲白肉:980円
ゆで豚肉のニンニク香味ソース

P1270546.JPG

北京のものよりかなりニンニク控えめ。
でも、ゆで豚冷しゃぶみたいで食べやすいかも。

羊肉串:150円
シシカバブ

P1270552.JPG

北京のより肉付きよし。
1本150円は高い?安い?
やっぱり高いか・・・・・・

特辣羊肉串:200円
激辛シシカバブ

P1270553.JPG

特辣(激辛)と言いつつ、北京ではこのくらいがスタンダード?
実際、特辣のほうを普通のだと思って食べていた(笑)。

鍋包肉:1500円
揚げた豚ヒレ肉の甘酢炒め

P1270554.JPG

ケチャップなし。
これはかなりハルビンのオリジナル版に近いのでは?

葱爆羊肉:980円
葱と羊肉の炒めもの

P1270544.JPG

お?なかなか本格的。
個人的にはもう少し葱が厚切りでたっぷり入ったのが好み。

砂鍋排骨酸菜:1200円
スペアリブと酸菜の土鍋煮込み

P1270550.JPG

スープ少なめでずびずび。
煮込みに煮込んだうどんみたいになっているけど、お味はまずまず。
酸菜は自家製ではなくて外から仕入れているとのこと。

毛血旺:1500円
血豆腐とモツの激辛スープ煮込み

P1270547.JPG

これが予想外のうまさ。
北京でふだん食べる毛血旺はスープ自体にはあまり旨みはなく
むしろ素っ気ないくらいの味付けなのだが、
(スープは単に煮込み汁なので飲まない)
これはスープにかなりしっかりとベースの味がついていて
汁までご飯にかけて食べたい感じ。
北京でふだん食べる毛血旺とは別物だったが、
妙に後を引いて何度もおかわりしてしまった。

血豆腐は確か猪紅だったような記憶がある。
(少なくとも鴨血ではなかった)

椒塩茄子:980円
揚げナスの塩山椒風味

P1270557.JPG

これは北京では見かけないけど、
サックリ揚がっていていくらでも食べられそう。

虎皮尖椒:980円
尖椒と挽肉の炒めもの

P1270543.JPG

これはたぶん尖椒とは違う別の野菜では?
こちらで作るともっと醤油っぽい濃い口の味付けなのだけれど、
日本人向けなのかやさしめ、おとなしめの味付け。
でもこれはこれでいける。

地三鮮:980円
ナス、ジャガイモ、ピーマンの揚げ炒め

P1270556.JPG

これもかなり見た目に違いあり。
醤油の違いかな?
日本では中国醤油は割高なんだろうな。
それと、ナスが弱弱しくて食感的に物足りなかった。
皮が薄くてやわやわしている日本のナスはこの料理には向かないのかも。
米ナスのもっとごついヤツみたいな丸ナスがいいんだな。
あのしっかりした質感だからこそ
ジャガイモとのバランスが取れるのだと思う。

干[火扁]四季豆:980円
インゲンの炒めもの

P1270542.JPG

いい感じ。
インゲンをもう少ししっかり下揚げして
皮がにじっとよるくらいにするとさらに本場っぽいかも。

葱油餅:300円
葱油入りの薄焼きパン

P1270560.JPG

これで3枚分。
北京で食べるよりもっちりしっとりしていたような?

***

北京と比べてどうか?という視点で評価すると、「もう一息」。
私は北京に住んでいるので、
一つ一つの料理についてはどうしても辛口になってしまった。
でも、東京に住んでいるとしたら、「かなり本場風」。

しかも、値段が安い。
今回記事を書くのに改めて値段を調べてみて、
肉を使った炒めものが1000円台に収まっているのに驚いた。
野菜の炒めものに至っては1000円以内に抑えられている。
もちろん北京で食べるより割高感があるのは仕方がないとしても、
日本でこの値段はかなり安いのではないだろうか。

それで味がかなり本場に近いとくれば、
中国で安うま中華にはまった人が日本帰国後に訪れる分には
かなりポイントが高いと思う。
食材や調味料の関係で本場そのものというわけにはいかないから
完全に「これこれ、この味ッ!」とはならないだろうが、
何と言っても飛行機で北京までやってくるよりは断然気軽に行ける。
B級中華タイマーが灯った時の駆け込み先になるのでは?

本場の庶民派中華を味わったことのない人にとっても、
いい入門編になるのではないだろうか。


▼お店情報
延吉香(御徒町店)
東京都台東区上野3-27-3 ハトヤビル3F
03-5818-6033
P1270537.JPG
<アクセス>
JR「御徒町」駅南口を出て、
吉池という駅前の古いデパートの魚館裏手にあるビルの3階です。


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posted by ayazi at 00:00| Comment(7) | 家常菜(家庭料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月11日

【北京宮】北京菜

北京料理
北京菜(Bei3jing1cai4)
P1270298.JPGP1270297.JPG
P1270301.JPGP1270300.JPG
【ところ:朝陽門内/ねだん:記事参照】

北京の料理をまとめて味わえて、
でも庶民的すぎない内装でそれなりに高級感があるお店、
というと北京宮の名前を挙げる人が多いように思う。

beijinggong1.jpg

10年以上前から日本人にはよく利用されているし、
数年前に改装して中国アンティーク風の家具で統一され、
それなりに雰囲気のあるお店になった。

▼旧ブログの「北京宮」関連記事
【北京宮】松仁玉米
(上のリンク先が表示されない方はこちらのページを試してみてください)

が、作りこみが徹底していないので高級感がどうも今ひとつ。
どことなくしけた感じが漂っていて
テンションが上がりきらない残念感がある。
(あくまで主観ですが)

料理のほうもベタベタな北京料理ではなく、
外国人にも受け入れられるように食べやすくしているのか、
どうも魂が抜かれてしまったような物足りなさを感じる。
おいしいんだけど、
なんかこう、違うんだよなあ。

麻豆腐(ma2dou4fu):16元
緑豆おからの羊油炒め

P1270298.JPG

挽肉入りでほんのり甘い。
これはこれでおいしいのだけれど、
緑豆おからが発酵した独特の風味や羊油の匂いがなくて物足りない。

芥末墩(jie4modun1):16元
白菜のカラシ和え

P1270297.JPG

これは前回同様、ツーンッ!と鼻にくる刺激がよかった。

拌萵笋(ban4wo1sun3):12元
細切りウオスン(セルタス)の和えもの

P1270296.JPG

ハリハリとしていて歯ごたえ抜群。

烤鴨(kao3ya1):68元
北京ダック

P1270307.JPG
(ただし半只(ban4zhi1)=1/2羽)

実はここで北京ダックを食べるとは予想していなかったのだが、
参加した方からリクエストがあったので注文。
やっぱり半只だと寂しい・・・・・・
かさ増しのために添えてある揚げせんべいが
余計に埋められた空間の広さを強調してしまって物悲しい感じだ。

P1270303.JPG
(鴨餅はこんな風に蒸籠で出てきて、盛り上がる)

P1270305.JPGP1270310.JPG
(鴨餅でくるんでどうぞ)

P1270309.JPG
(小さなパンみたいな焼餅もついてくる。これにはさんで食べてもいい)

味は普通においしいです。

軟炸蝦球(ruan3zha2 xia1qiu2):78元
エビのフリッター

P1270299.JPG

北京ダックも頼んだことだし、
ここはもう一丁ザ・ガイジン向け料理でも行ってみるか!
とオーダーしたもの。
魔が差した、のだと思う。

上に振りかけられているのは椒塩(jiao1yan2)=山椒の粉と塩。
でもそれ以外はごく普通のエビのフリッターだった。
これもまずくはないのだが、
78元も払っているのになんだか盛り付けもスカスカしてて
気合が入っていない感じ。
ちょっと切ない気持ちになるのお・・・・・・

抓炒里脊(zhua1chao3 li3ji3):32元
揚げ豚ヒレ肉の甘酢あん

P1270302.JPG

糖醋里脊が食べたいという声があったのだが、
メニューにはなし。
「ほとんど糖醋里脊みたいなものです」
という説明にしたがって頼んだのがこれ。

糖醋里脊と鍋包肉を足して二で割った感じだろうか。
悪くなかった。

小炒茄子(xiao3chao3 qie2zi):32元
ナスの炒めもの

P1270301.JPG

これは濃い口でいかにも家庭料理というお味。
ご飯が進みそう。

醋溜白菜(cu4liu1 bai2cai4):22元
ハクサイの黒酢炒め

P1270300.JPG

お酢の風味がハクサイの甘みを引き立てて美味。

***

今回はちょっとオーダーをしくじってしまったかな。
もっとベタなものに徹すればよかったのかも。
いや、ベタなのが食べられなくて消化不良なのは私だけで、
ほかの皆さんは満足してた?

うーん、全体的に味はよいのだけれど、
このぬぐいがたく漂う脱力感はなんなのだろう。
この日のお客さんが私たち1組だけだったという
お寒い客入り状況ともおおいに関係しているのだとは思う。

でもやっぱり、
内装にしても料理にしても、
高級路線で行くのか大衆路線で行くのか煮え切らない
中途半端さがいけないのではないだろうか。

高級さを求めるとしょぼさが気になるし、
庶民的な親しみやすさを求める向きには値段の高さが気になる。

それなりにおいしかったのだけれど、
それでもなんだか満たされないものを抱えてお店を後にしたのだった。


▼お店情報
北京宮
朝陽区朝陽門内大街130号
010-6523-6320
<アクセス>
朝陽門から西へしばらく歩き、漢庭酒店を通り過ぎてすぐ。道の南側。
beijinggong1.jpgbeijinggong2.jpg
このゲートから中に入り、すぐ左に曲がって右手側に入り口があります。


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posted by ayazi at 00:00| Comment(2) | 家常菜(家庭料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

【北平居菜館】家常菜(之二)

家庭料理
家常菜(jia1chang2cai4)
P1230859.JPGP1230864.JPG
P1230870.JPGP1230872.JPG
【ところ:和平門/ねだん:記事参照】

続いて熱菜(re4cai4)=あたたかい料理。


羊油麻豆腐(yang2you2 ma2dou4fu):12元
緑豆おからの羊油炒め

P1230859.JPG

北京っぽいお店に来ると頼まずにはいられない小吃(xiao3chi1)。
緑豆春雨を作る時にできる副産物のおからを発酵させ、
漬物や枝豆(もしくは大豆)と一緒に羊の油で炒めたものだ。
最後に唐辛子たっぷりの油をジュジューッとかける。
ふんわりと舌さわりのいいおからからほんのり立ち上る発酵の風味。
北京ならではの味だ。

京醤肉絲(jing1jiang4 rou4si1):22元
細切り豚肉のテンメンジャン炒め・豆皮添え

P1230864.JPG

好き好き大好き、京醤肉絲。
また言っちゃった、このフレーズ。
甘い炒めものはそんなに好きではないはずなのに、
これはなんだか妙に好き。

侉[火屯]黄魚(kua4dun4 huang2yu2):58元
イシモチの揚げ煮

P1230862.JPG

大人数の食卓だったので
メインっぽいどーんとした料理がほしいなと思って頼んだ一品。
しかしこれはちとしょっぱかった。
残念。

孜然羊肉(zi1ran2 yang2rou4):28元
羊肉のクミンシード炒め

P1230867.JPG

炒めるというか、揚げてクミンシードとゴマをまぶしてある。
羊肉串をレストランで食べられる一品料理に仕立てたもの。

火爆腰花(huo3bao4 yao1hua1):32元
豚の腎臓肉の炒めもの

P1230860.JPG

頼む料理の皿数が多いと、こういう臓物系を滑り込ませたくなる。

里脊炒冬笋(li3ji3 chao3 dong1sun3):25元
豚ヒレ肉とタケノコの炒めもの
 
P1230863.JPG

お醤油系の味付けが多いので、こういう塩味系も頼みたくなる。

八宝茄丁(ba1bao3 qie2ding1):26元
茄子の八目うま煮
 
P1230865.JPG

これは参加された方からのリクエスト。
自分定番メニュー以外のものにも挑戦しないとマンネリになるので、
大歓迎!

香辣土豆絲(xiang1la4 tu3dou4si1):22元
細切りジャガイモの香り揚げ

P1230868.JPG

ここのは砂糖がかかっていてちょっと甘い。
「えっ?」と思うが、不思議と嫌じゃない。

うずたかく盛り付けられてくるのも目のご馳走。

P1230869.JPG

西芹百合(xi1qin2 bai3he2):26元
セロリと百合根の炒めもの

P1230866.JPG

セロリも百合根もたっぷり。
特に百合根がいっぱい食べられてうれしい。
日本では味わえないちょっとした贅沢。

スープはこちら。

疙瘩湯(ge1datagn1):15元(大)
中華風すいとん

P1230870.JPG

だまだまになった小麦粉がおできみたいなので、
別名「おでき」スープ。

おできでき。

P1230871.JPG

最後にとどめの主食。

糊塌子(hu1ta1zi):12元
西葫蘆入りのお好み焼き風

P1230873.JPG

糊塌子には西葫蘆が入るのが決まり。
食感的には、お好み焼きというよりチヂミ(ジョン)のほうが近いかな。

糊餅(hu1bing3):12元
ニラ玉ピザ

P1230872.JPG

生地はトウモロコシの粉。
カリカリに揚げ焼きした生地にニラ、卵、干しえびがたっぷり。

***

移転以来ご無沙汰だった北平居菜館の家庭料理。
どれも「うん、これならまずまず」と思える当たり外れのない味で、
しかもお手ごろ価格。
もちろんダックもあるので、
一食でいろんな料理をあれこれ食べたいという人にはおあつらえ向きだ。

豪華な内装や行き届いたサービスはないけれど、
インテリアにはそれなりに気を配っている感じだし、そこそこ清潔。
有名店にこだわるのでなければ、いい選択だと思う。


▼これまでの「北平居菜館」関連記事
【お知らせ】北平居菜館の移転先が分かりました!
【北平居菜館】羊油麻豆腐
【北平居菜館】家常菜(之一)


▼お店情報
北平居菜館
西城区北新華街96号
010-6605-7097/6606-5966
P1230677.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「和平門」駅で下車し、
B出口を出て北へ10分程度行ったところにあります。
道の右(東)側です。


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2010年10月20日

【北平居菜館】家常菜(之一)

家庭料理
家常菜(jia1chang2cai4)
P1230853.JPGP1230856.JPG
P1230858.JPGP1230857.JPG
【ところ:和平門/ねだん:記事参照】

後海エリアから移転後に偵察を兼ねて一度行ってはみたものの、
その時は2人だったのであまり頼めず欲求不満。
改めて人を募って大人数で行ってみた。

本当にかなり大人数だったので、頼んだ料理もかなりの数になった。
涼菜(liang2cai4)=前菜、熱菜(re4cai4)=あたたかい料理に分けて
どどーんとご紹介したいと思う。
ただ、定番料理ばかりなので、
ずっとこのブログを読んでくださっている方にとっては
もうすっかりおなじみのものばかりかもしれない。

まずは前菜から。

塩水鴨肝(yan2shui3 yagan1):15元
アヒルのレバーの塩水漬け

P1230857.JPG 

中華風フォアグラ。
かなりの高カロリーと知りつつも、ついつい頼んでしまう。
「かけるとさっぱりして食べやすくなるから!」とじゃばっとかけるお酢は
心の免罪符。

北平居豆醤(bei3ping2ju1 dou4jiang4):15元
煮こごり

P1230853.JPG

ひんやりして爽やか。
すごく地味だけど大好物だ。

核桃仁拌苦菊(he2tao2ren2 ban4 ku3ju2):15元
クルミとエンダイブの和えもの

P1230856.JPG

ローストしていない生(といってもゆでてあると思うけど)のクルミは
こんな風に和えものによく使われる。

芥末[土敦](jie4modun1):8元
白菜のからし和え

P1230858.JPG

ツーンと鼻に来る刺激がクセになってしまった人多数。
北京で食べられる前菜の中で一番好き!と言う人もいる。

香椿苗豆腐絲(xiang1chun1miao2 dou4fusi1):15元
香椿のスプラウトと細切り押し豆腐の和えもの

P1230855.JPG

香椿苗も大好きな野菜だ。
香椿のエグミがほんのり感じられて、オトナの味。

麻醤油麦菜(ma2jiang4 you2mai4cai4):12元
油麦菜のゴマダレがけ

P1230854.JPG

日本では見かけない油麦菜。
生で食べても、炒めたり鍋物の具にしたりしてもおいしい。
ゴマダレをかけたこの前菜は油麦菜を使った料理の定番。
油麦菜ではなく「鳳尾(feng4wei3)」と呼ばれていることもある。

「点菜(dian3cai4)=料理の注文」権を委ねてもらったのをいいことに
私の好物ばかり並べてしまった。
オーダーを考えるのは実は結構骨が折れるのだけれど、
こうして自分の好きなものを滑り込ませられるのが秘かなご褒美。
滑り込ませられるというか、好物しか頼んでないか。

やはり好物オンパレードの熱菜は、次回改めて。


▼これまでの「北平居菜館」関連記事
【お知らせ】北平居菜館の移転先が分かりました!
【北平居菜館】羊油麻豆腐


▼お店情報
北平居菜館
西城区北新華街96号
010-6605-7097/6606-5966
P1230677.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「和平門」駅で下車し、
B出口を出て北へ10分程度行ったところにあります。
道の右(東)側です。


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2010年09月20日

【民福居】北京家常菜

北京の家庭料理
北京家常菜(Bei3jing1 jia1chang2cai4)
P1230700.JPGP1230714.JPG
P1230706.JPGP1230703.JPG
【ところ:灯市口/ねだん:記事参照】

王府井からほど近いところにある北京の家庭料理のお店、民福居。

P1230696.JPG

もうすぐ日本に帰国される方の送別食事会の会場におあつらえ向き、
というのでやって来た。

P1230697.JPG

芥末鴨掌(jie4mo ya1zhang3):26元
アヒルの足のカラシ和え

P1230700.JPG

日本ではほとんどお目にかからないアヒルの足を使った前菜。
北京ではおなじみで、すっかりファンになってしまったという日本人も多い。
ガツーン!と鼻にくるカラシの刺激もまた、癖になる。

水芹苗拌杏仁(shui3qin2miao2 ban4 xing4ren2):22元
水芹苗と杏仁の和えもの

P1230698.JPG

水芹苗という聞きなれない野菜と杏仁の和えもの。
芹の名前がつくだけあって、確かに芹のような香味と苦味がある。
癖があるので好き嫌いはあるかもしれない。
私はとても好み。

麻豆腐(ma2dou4fu):12元
緑豆おからの羊油炒め

P1230713.JPG

お決まりの麻豆腐。
なんと、こんな気取った盛り付けで出てきた!
このお店、北京の家庭料理が売りのはずなのに
盛り付けだけなんだか妙にスタイリッシュ気取り。
麻豆腐にローズマリーの飾りつけはさすがにやりすぎだろう。

「新派(xin1pai4)=ヌーヴェル」中華ばやりだが、
盛り付けをおしゃれにすることばかりに気を奪われて、
お店全体のポジショニングや雰囲気、料理との相性まで
気が回っていないところも多い。
やりすぎるとある意味滑稽で、失笑してしまう。

P1230714.JPG

お味は普通。

干炸丸子(gan1zha2 wan2zi):32元
揚げ肉団子

P1230710.JPG

このくらいのしゃれっ気ならまだなんとか受け入れ可能?

P1230711.JPG

大好きな「まるこ=丸子=肉団子」もの。
がっちり固めの肉団子を、山椒入りのお塩につけて食べる。

炖吊子(dun4 diao4zi):26元
モツ煮込み

P1230706.JPG

「処理がよくなくて臭いのでは?」
と敬遠する人も多いかもしれないが、
こちらのモツ煮込みはかなりいける。

干[火扁]四季豆(gan1bin1 si4ji4dou4):18元
インゲンの炒めもの

P1230709.JPG

私の周囲の日本人には絶大の人気を誇る炒めもの。
どこで頼んでもそれほど大きく外さないので安心して頼むことができる。
ただ、同じ店でも日によって下揚げの具合が違ったり
微妙に味付けが違ったりはするのだけれど、
それはその日その日の運。
この日はとてもおいしく炒めあがっていた。

毛豆仁焼茄子(mao2dou4ren2 shao1 qie2zi):16元
枝豆とナスの炒めもの

P1230701.JPG

焼茄子(shao1 qie2zi)は下揚げしたナスを炒めた料理。
ここのは毛豆仁(mao2dou4ren2)入り。
仁(ren2)は種のさねのことだから、つまり枝豆を鞘から出したもの。
これは美味。

香芒蘭度炒百合(xiang1mang2 lan2du4 chao3 bai3he2):26元
マンゴー・蘭度芥蘭・百合根の炒めもの

P1230715.JPG

蘭度(lan2du4)は、丹念に栽培した芥蘭ということのよう。
これと百合根、そしてなんとマンゴーを一緒に炒めた料理だ。
食材を見ても分かる通り、まったく北京の料理ではないけれど
さっぱりしてとてもおいしかった。
マンゴーを炒めること自体に抵抗がなければどうぞ。

老北京鍋貼(lao3Bei3jing1 guo1tie1):18元
焼き餃子

P1230703.JPG

北京で鍋貼というと、
こんな風に皮を全部閉じずに両脇が開いているものが一般的。


全般的においしいかったけれど、
もう一度どうしても行きたいと思うほどでもないかな。
「王府井から徒歩圏内で気軽に食事のできるお店」として選ぶなら、
まあまあといった感じだろうか。


▼お店情報
民福居(灯市口店)
東城区灯市口西街32号
010-6513-5141
P1230696.JPG
<アクセス>
王府井大街をそのまま北上し、天倫王朝酒店のある十字路を左折。
灯市口西街を西方向へ向かいしばらく行ったところ、道の南側にあります。


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2010年09月04日

【福満園】紅焼帯魚

タチウオの醤油煮
紅焼帯魚(hong2shao1 dai4yu2)
P1230465.JPG
【ところ:新源里/ねだん:42元】

時々食事をご一緒するライターのTさんから、
「新源里においしいお店がありますよ。
 食事時には列が出来ているくらい人気のお店です。」
と教えてもらったのがこの福満園。

P1230460.JPG

新源里と言えば割合なじみのエリアだというのに、
そんな人気店があったのを知らなかったなんて!
と慌てて駆けつけた。

「福満園」の看板のかかる店構えは、
ごくごく普通の小さな食堂といった風情。
とは言え、こぎれいに内装してあって居心地はよさそうだ。

人気店と聞いて覚悟していたが、
私が行った時はご飯時になる少し前だったので並ばずにすんなり席に座れた。
が、その後あれよあれよという間に満席。
店の外には確かに人が並び始めた。

この店の名物は、紅焼帯魚(hong2shao1dai4yu2)。
タチウオを揚げて醤油味で煮たものだ。
ほとんどのテーブルにこの料理が乗っている。

ほとんどのお客が注文するとあって、
店のほうも準備万端なのだろう。
注文するとほんの数分で出てくる。
その速さにまずびっくり。

そしててんこ盛りになった分量の多さにも驚く。

タチウオの身もふっくら。
骨離れがよくて食べやすい。

そしてまた、
揚げ衣に煮汁がしみてずびずびになった感じが、郷愁を呼ぶ。
昔、残った天ぷらを
母が翌日砂糖醤油で煮付けてくれたのを思い出すのだ。
ちょっと貧乏くさいけれど、私はこれが好物だった。
(特に芋天やニンジンゴボウ天を煮付けたものが最高)

そんな懐かしさもあって、
この紅焼帯魚はすっかりツボにはまってしまった。

この日はマントウを合わせたけれど、

P1230472.JPG
(ふっかふかのマントウ。うま)

次はご飯で食べてみようかと思っている。

キケーン!!

*紅焼帯魚については、
北京で発行されているフリーマガジン「チャモア」で連載中の
「満福グルメ手帖」(2010年7月号)に書きました。
北京在住の方はこちらもどうぞご覧ください。


▼お店情報
福満園
朝陽区新源南路10号
010-6461-8656
P1230460.JPG
<アクセス>
燕莎橋から新源南路(崑崙飯店や京城大廈のある通り)を西(新東路方向)に向かい、
二つ目の交差点の手前、道の左手(南側)にあります。
世方豪庭というマンションの向かい側です。


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posted by ayazi at 00:00| Comment(6) | 家常菜(家庭料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

【家My Dining】神秘富豪的家常菜館

神秘の富豪の家庭料理レストラン
神秘富豪的家常菜館(shen2mi4 fu4hao2 de jia1chang2cai4guan3)
P1210995.JPGP1210996.JPG
P1220001.JPGP1220003.JPG
【ところ:建国門外/ねだん:記事参照】

建国門近くで食事をしようということになり、
家My Diningという店に入った。

このお店、以前は「半島粤菜」という名前の広東料理レストランだったが、
いつの間にか名前が変わって「家My Dining」に。

▼旧ブログの「半島粤菜」の記事
【半島粤菜】粤菜
(旧ブログは現在中国からアクセスできません)

オーナーでも変わったのかと思っていたら、そういうことではないらしい。
単に趣向を変えて、家庭料理を出す店になっただけ。

前の広東料理の店もそれほどお客さんが入っていたとはいえなかったのに、
改装して別のレストランに模様替えだなんて、なんだか悠長な商売をしているなあ、
と思ったら、それには理由があった。

このお店、米国籍の元華僑で、
「神秘富豪」、「中国最大の慈善家」の異名をとる資産家、
李春平氏がやっている店なのだ。

李氏はこのレストランのすぐ近くにある高級マンションに住んでいて、
彼に骨董を売ろうとやってくる人がマンション前に列を作っていたこともあるんだとか。

が、李春平氏が収集したと思われる骨董の置かれた店内こそ豪華そうに見えるものの、
料理はいたって家庭的。
しかもどれもおいしかった。

老紹興茴香豆(lao3 Shao4xing1 hui2xiang1dou4):12元
紹興風・空豆の茴香煮

P1210994.JPG

塩水鴨肝(yan2shui3 ya1gan1):22元
アヒルのレバーの塩水漬け

P1210995.JPG

宮保鶏丁(gong1bao3 ji1ding1):36元
鶏肉と落花生の甘辛ソース炒め

P1210996.JPG

もとは四川料理だけど、最早一般レストランでも食べられる定番メニュー。

京味[火屯]吊子(jing1wei4 dun4 diao4zi):36元
北京風・モツ煮込み

P1220003.JPG

トウガラシがたっぷりの辣椒油をかけて召し上がれ。

P1220006.JPGP1220007.JPG

処理が悪いんじゃないかと敬遠する人もいるかもしれないが、
北京のモツ料理は概してレベルが高いと思う。
しかも、日本のモツ煮込みよりあっさり煮上がっている。
今となっては日本の居酒屋風モツ煮込みより
[火屯]吊子や鹵煮火焼のほうが好物だ。

ちなみに吊子(diao4zi)はモツのこと。

▼「鹵煮火焼」についてはこちら(旧ブログ記事)をどうぞ。
後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
【陳記鹵煮小腸】鹵煮火焼
(旧ブログは現在中国からアクセスできません)

[火倉]炒圓白菜(qiang4chao3 yuan2bai2cai4):22元
キャベツの炒めもの

P1220001.JPG

干しエビ入りの豪華版。

家炒土豆絲(jia1chao3 tu3dou4si1):18元
細切りジャガイモと卵の炒めもの

P1210998.JPG

かなり醤油っぽい味付けで、いかにも家庭料理風だ。
細切りジャガイモと卵の組み合わせは初めて。
悪くない。

白菜豆腐湯(bai2cai4 dou4futang1):22元
白菜と豆腐のスープ

P1210999.JPG

かなり薄味なので、評価の分かれるところ。
個人的には、他の料理が割合濃い口の味付けなので
このくらい薄いほうがバランスがとれていいと思う。
スープは飲み物がわり、くらいに考えよう。

老北京水餃(lao3Bei3jing1 shui3jiao3):18元
水餃子

P1220004.JPG

春雨、卵、キクラゲ、香菜(だったかな?)の入ったさっぱり水餃子。

P1220008.JPG

つるり、つるりといくつでも食べられてしまう。

***

どの料理もまっとうにおいしかった。
店構えがきゃぴ系チェーン店に見えなくもないし、
店に入れば入ったで高級中華レストランのようなインテリアに驚くけれど、
値段も決して高くないし味もまずまず。

建国門近くで家庭料理を食べたい時には
意外と使えるレストランかもしれない。


▼お店情報
家My Dining
朝陽区建国門外大街乙24号燕華苑
010-6515-8676
P1220010.JPG
<アクセス>
長富宮とマクドナルドの間の道を南下し、
最初の角を左折するとすぐ左手にあります。
沸騰魚郷の並びです。


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