2010年12月09日

【京深海鮮市場】ジビエ偵察隊

P1240863.JPGP1240873.JPG
P1240899.JPGP1240903.JPG
【ところ:豊台区石榴庄西街/ねだん:記事参照】

ある夏の日、再び京深海鮮市場へと遠征した。
以前おおたまさんの企画で
当たるも八卦当たらぬも八卦貝焼き宴会」をやった際に
おおたまさんから教えてもらったジビエ屋が今回の目的地。

実は以前からワイン会のAさんに
「北京でジビエが手に入るところを知りませんか?」
と聞かれていたので、
おおたまさんに教えてもらった京深海鮮市場のジビエ屋にAさんをご案内することに。

せっかくだからとおおたまさんにもお声がけし、
一緒に京深海鮮市場のジビエ屋の様子を偵察しつつ、
何か海鮮でいいものがあったら買出しして食べましょう!
という大変おいしい企画を立てたのだった。

題して、「ジビエ偵察隊」。
ワイン&フレンチのAさんと
「平成の開高健」釣り人目線の豪快男の料理系のおおたまさんとが
一緒に市場を回ったらどんなに楽しいかしら?
とワクワクしながらの企画だった。

(この日のことは、おおたまさんがすでにブログにアップされています)


当初はがちんこ対決のつもりだったのだけれど、
おいしい企画はいつの間にか賛同者を呼び、
最終的にはなんと10人近くの大所帯で市場へと向かった。

京深海鮮市場へは地下鉄5号線の終点「宋家荘」が便利。
駅を出て輪タクで10分ほどで到着(6元だった)。

P1240847.JPG

ジビエ偵察隊の面々。

P1240848.JPGP1240849.JPG

まずはジビエ屋を目指す。
はずだったのだが、
その途中である店の看板に視線が吸い寄せられた。

「法式肥肝」

P1240852.JPG

・・・フォアグラだ!
もちろんAさんがこれを見逃すはずがない。
店内に入ってみると、いやあるある!フォアグラ!

P1240851.JPG

はかりは、体重計みたいなでっかいの!

P1240850.JPG

しかも値段は市内の3分の2という安さ。
このでっかい塊が150元ちょっとで買えた。

P1240857.JPG

気をよくして本来の目的であるジビエ屋へ。

P1240282.JPG

冷凍ものしかなかったので、その点Aさんは少し拍子抜けのようだったけど、
それでもあれこれと楽しげに品定め。

冷凍ケースにはウリボウも。

P1240853.JPG

これは非売品とか。

イノシシ肉、鹿肉と迷った末に、最終的にはキジを2羽お買上げ。
こちらも1羽49元という破格のお値段。

鮮魚コーナーはやはり鮮度に不満が残る様子。
それでも車えびとスズキを購入。
でも途中で発見したエスカルゴには大興奮!

P1240854.JPG

500gで12元という安さもあってかなり心が惹かれていたようだけれど、
調理法が分からないとのことで今回は断念。
そのうちエスカルゴ料理が登場するかも?

さて、次は2階へ上がって乾物コーナーを偵察。
いきなり巨大なフカヒレに遭遇してハイテンションに!
「帰任が決まったら有志でお金を出し合って食べましょうか!」

それはうれしい!
でもご帰任が決まっちゃったらさみしいです。

残念ながら生の松茸はタッチの差で品切れだったのだけれど、
そのかわり隣の店の金華ハムをチェック!

「駐在期間が1年あるって確実に分かってたら買うんだけどなあ・・・」
とため息。
確かに、これを個人で食べきるのは大変だ。

結局、この日の偵察隊でゲットしたのは、
キジ2羽、スズキ1尾、車えび、フォアグラとなった。

食材を買い込んだ後は、Aさん宅に移動して調理開始。

スズキは切り身にしてソテーに。

P1240861.JPG

ソースはエシャロットを刻んで白ワインで煮詰めたブールブランソース。

スズキのソテー・ブールブランソース
(オクラとアスパラガスのボイル、ほうれんそうのソテー、ミニトマト添え)

P1240862.JPG

活魚だけあって、スズキは身がぶりんぶりん。
歯ごたえのあるスズキのソテーなんて、大感激!

そして車エビはパスタになった。
(グラタンになるという噂も途中あったのだが)

車エビとアスパラガスのたっぷりチーズクリームペンネ
P1240871.JPG

500gで38元という割合大ぶりの車エビをたっぷり使った贅沢パスタ。
ソースはエビの頭をニンニクで丁寧にソテーしてブランデーでフランベ。

P1240860.JPG

そこにベシャメルソースとフュメ・ド・ポワソンが入っている。
このソースをパスタにからめたら、
最後の仕上げに粉チーズをたーっぷり。
とろりと溶けたところをいただいた。

メインはキジとフォアグラ。

カッチンコッチンに凍っていたキジを解凍してみると、
あらまあ、なんだか始祖鳥みたい。

P1240858.JPG

2羽のうち1羽は、お目目をしっかり開いて威厳のある眼差しで
私たちをじっと見返してきた。

P1240859.JPG
(強い視線におもわずたじろいでぶれた!)

首を落とし、内蔵を除いてきれいに血を洗ってから、
キノコをたっぷり入れたリゾットを詰め込む。

P1240878.JPG

まずは軽く焼き色をつけて。

P1240882.JPG

そして
「カベルネを持ってきた人が多かったので」
とローズマリーを入れてオーブンへ。

P1240883.JPGP1240893.JPG

焼きあがったキジ肉はほんのりピンクのロゼ色。
「最高の焼き加減でしたね!」
Aさんも満足げ。

さらに小麦粉をふってソテーしたフォアグラがついた。

P1240896.JPG

赤ワインとポルトワインを煮詰めて
カラメルとバターを加えたソースでいただく。

P1240885.JPGP1240886.JPG

P1240888.JPG

キジのローズマリー風味ロースト・赤ワインとカラメルのソース
(キノコのリゾット詰め、フォアグラのソテー添え)

P1240899.JPG

このローストはまずまずのおいしさ。
肉のジューシーさが足りなかったのが残念だった。
以前いただいたウズラのほうが何段階も上だったように思った。

これは解凍時間の短さのせい?
やっぱり生から調理したものを食べてみたい!と強く思った。
これはもう、猟をする人と仲良くなるしかないかなあ。
もしくはジビエ屋のおばちゃんと懇意になって、何とか生を入手する?

ところでこの日の料理、
全部市場で食材を調達してからメニューを決めて作ったもの。
食材自体は車えびやスズキなど、
Aさんが普段からよく使っているものが多かったので、
もしかしたら定番料理ということになるのかもしれないけれど、
それにしてもお見事!

私としてもとても勉強になった。
スズキのソテーに付け合せるミニトマトの下ごしらえを手伝ったのだけれど、
なんと、ひとつひとつ湯むきをして種を抜いたのだ。
衝撃!
いつもあんなに丁寧な下ごしらえをなさっていたのですね。
改めて、感謝の気持ちを深くする。

さて、Aさん宅の食事会となれば、当然ワイン。
飲んだワインはこちら。

P1240903.JPG

とりあえず写真だけ。

P1240865.JPG

P1240866.JPGP1240867.JPG

P1240868.JPGP1240869.JPG

P1240874.JPGP1240875.JPG

P1240876.JPGP1240877.JPG

P1240879.JPGP1240880.JPG

P1240889.JPGP1240890.JPG

P1240891.JPGP1240892.JPG

P1240901.JPGP1240902.JPG

ところで、このジビエ偵察隊。
市場での食材調達で頼もしい案内役を務めてくださったおおたまさんは、
なんと残念なことに、
ご用事があって後半の食事編は参加されなかった。
(というより、私が無理やり案内役にかりだしてしまっただけ?
 ごめんなさいでした・・・)
フレンチ視点での食材選びや下ごしらえの仕方など、
興味深かったとおっしゃってはいたけれど、
やはり一緒に食べたかったですよねえ・・・
次回はぜひ食べるところまで一緒に!


▼これまでの「京深海鮮市場」関連記事
【京深海鮮市場】「当たるも八卦当たらぬも八卦」貝焼き宴会


▼お店情報
京深海鮮市場(北京大紅門京深海鮮批発市場)
北京市豊台区石榴庄西街232号
<アクセス>
地下鉄5号線の終点「宋家庄」駅下車。
駅出口の周りにたむろしているバイクタクシーに声をかけ、
「京深海鮮市場」と言えば連れて行ってくれます。
5元という情報もあったけど、私の時は6元でした。

*市場で買った魚や貝は、
3階にあるレストランで調理してもらうこともできます。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(2) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

【ワイン会】スペシャルワイン会

P1240758.JPGP1240771.JPG
P1240778.JPGP1240793.JPG

Aさん宅のスペシャルワイン会。
「いいワインがあるので、ぜひAさんのお料理と解説つきで!」
と食事会を企画されたOさんが、
私にも声をかけてくださったのでありがたく参加。

まずはシャンパンで乾杯。

Champagne Brut -Louis Roederer-
P1240752.JPG

P1240753.JPG

シャルドネ。
泡がとてもきめ細やかで繊細。
口を近づけただけでしゅわしゅわと弾け出してくる泡を感じる。
かすかな苦味とすっきりとした酸味。

お料理はまずフリットからスタート。

魚介と夏野菜のフリット・バジルソース
P1240758.JPG

フリット大好き。
お魚は内臓と血筋を取ってワインにつけて臭み除去。
新鮮な魚の手に入りにくい北京では、
こんな丁寧な下処理が必要になるのだそうだ。
感謝。

カリッと揚がった魚介もさることながら、
揚げることでとろりとした甘みが際立ったズッキーニがおいしかった。
バジルとパセリを合わせたソースが爽やか。

これと合わせたのは、この自然派ワイン。

Thesee Touraine -Thierry Puzelat- 2008
P1240757.JPG

ナシ、青リンゴ、カリンの香りから、
徐々に熟したリンゴのような甘い香りに変化。
飲み口はすっきり。
素直で自然なとてもいいワイン。

P1240756.JPG

続いてカリフォルニアのこのワイン。

Charrdonnay 涼風 -Freeman- USA 2007
P1240763.JPG

バナナ、パイナップル、マンゴーの香り。
少しトースティーな感じも。
樽の使い方がとてもいいとのこと。
ヴェールのかかったようなパステルのようなイメージ。
紗。
ふくよかな果実の甘みと、かすかな苦味。
高アルコールが作る余韻。

P1240764.JPG

パイナップルなどの甘い果実の香りと酸の低さが
カリフォルニアのシャルドネの特徴とのこと。
ふむふむ。
(書いてるだけで相変わらずちっとも覚えないけど)

このワイン、ワインの宝石が出てた。

P1240766.JPG

ワインエキスパートのAさんは、
「ワインの宝石と呼ばれているですよ。」
すかさず化学の博士であるIさんが
「酒石酸の結晶ですけどね。」
Aさんも頷いていらっしゃる。

続けてロゼ。

Bandol Les Adrets -Moulin de La Roque- France 2009
P1240767.JPG

南仏のロゼ。
甘くない大人の味。
好き。

ポルチーニの自家製ラビオリ・松茸のスープ仕立て
P1240772.JPG

スープには大量の鰹節、ホタテ貝柱、乾燥マツタケの出汁が使われている。
肉団子の中にもマツタケ入り。
コショウとパセリを入れて洋風のニュアンスを出してある。

MOMO Pinot Noir -Seresin- NZ 2008
P1240775.JPG

おなじみエロ・ピノ。
キノコたちとの相性よし!!

Chaos -Fattoria Le Terrazze- Italy 2003
P1240776.JPG

生肉、ベーコン、湿った土、ぬれた肉、ミント、ローズマリー、プラム、2Bの鉛筆、インク。
鉄っぽい感じも。
黒コショウ、ベリーの余韻が長く続く。
シルキーで細かい飲み口で、ビロードのようなぬめっとした印象。
タンニンが細かくて嫌味がない。

P1240777.JPG

2003年はとても暑い年で、いいヴィンテージ。
ただ酸が少ないので、熟成するなら5〜6年がいいとのこと。
グレート・ヴィンテージは1997年のものだそうだ。

葡萄品種としては、
マルケ地方の土着品種モンテプルチアーノと、メルロー、シラー。
モンテプルチアーノの力強さとメルローのシルキーで奥深いタンニンが素晴らしい。
(と、説明資料には書いてあった)

牛バラと筋肉の赤ワイン煮・トリュフ風味
P1240779.JPG

いついただいても、Aさんの牛肉ワイン煮はおいしい。
何本もワインを使った贅沢な一品だ。

Anaperenna -Ben Glaetzer- Austlaria 2006
P1240780.JPG

本当はアモン・ラを持って行きたかったのだけれど、
インポーターで品切れしていて入手できず。
ずっとずっと飲みたいと思っているのだけれどなかなかご縁のないアモン・ラ。
いつか必ず飲んでやる!!
(アモン・ラ、『神の雫』の第七の使徒で
雫君が間違って持ってちゃってましたね)

P1240781.JPG

代わりにとAさんが勧めてくれたのがこのアナペレーナ。
これもまたとても凝縮感があって、
いつまでも口の中においしさがほろほろと回るようにして残る「球体ワイン」。
特徴的なユーカリの香りは土壌から来るもの?

Chateau Trotanoy France 1999
P1240783.JPG
(カタカナでは「トロタノワ」という表記になるのね)

ポムロール屈指のシャトー。
キノコ、獣っぽい香り。
メルローがなまめかしい。
時間をおくと香りが変わるので、とてもミステリアス。

P1240784.JPG

この延長線上に至宝ペトリュスがある、そうだ・・・
飲める日が来るかなあ、ペトリュス。

Turriga -Argiolas- Italy 1999
P1240785.JPG

サルディーニャ島のスーパーワイン。
品種はカンノナウ、カリニャーノ、ボヴァル、マルヴァジーアネッラという地場品種。
どれも初耳。
イタリアワインは迷宮だ・・・

P1240786.JPG

ハーブ、腐葉土、キノコ、濡れた子犬の背中、シダ、シソの香り。
飲み口はミルクのようななめらかさがあって、
胃にやさしい膜を張ってくれてお腹の中がほっこりとあったくなる感じ。
アフターがとても長く続く。

前回飲んだ時はまだかたくてかたくて、
それほどのエロティックさも感じなかったのだけれど、
今回のはとても素晴らしかった。

チーズ(Roucoulons/半田ファームのチモシー)
P1240787.JPG

Roucoulonsはフランスのウォッシュチーズで、牛乳から作られる。
淡い茶色の表皮をうっすらと白カビが覆っており、ねっとりとした食感。
味わいは非常にクリーミーだ。
ウォッシュチーズにしては軽めの香りなので割合食べやすい。

チモシーチーズは、北海道十勝地方にある半田ファームのもの。
表面を塩水で拭きながら3ヶ月間熟成させるので、
皮がやわらかく、全体的にピンク色がかかっている。
味と香りがまろやか。
チモシーというのは牧草の名前だそうだ。
ほかにオーチャード、ルーサンがある。

Te Tera Pinot Noir -Martinborough Vineyard- NZ 2008
P1240788.JPG

磯の香り、海苔を感じた。
海洋性ピノ。

P1240789.JPG

海の風を浴びるので、葡萄にも塩、ヨウ素がつくのだとか。
焼尻島の羊が食べている牧草みたい。

チョコレートケーキ&アイス
P1240790.JPG

オーフリーのもの。
実はケーキよりアイスのほうが好き。

The Hermit Crab Viognier Marsanne -d'Arenberg- 2008
P1240791.JPG

ヴィオニエとマルサンヌ。

P1240792.JPG

今回はイタリアワインのいいものが集まった。
スーパー・タスカ・ワインのChaosと、
サルディーニャ島のTURRIGA1999年が出色。

同じくイタリアものではパラフレーノの2000年もあったのだが、
これがなんと痛恨のブショネ!

Palafreno -Agricola Querciabella- Italy 2000
P1240794.JPG

メルローとサンジョベーゼを使ったシルキーでエレガントなワインらしいのだけれど、
残念だった。
ブショネの勉強に、匂いと味を試してみるに留まった。

フランスものではシャトー・トロタノワ。
同じく99年で、とてもふくよかだった。
少しグラスに残しておいたら、
食事が終わって片付ける頃になってもまだ濃厚な香りを放っていて驚いた。

いつもながら素晴らしいワイン会。
誘っていただいたOさん、そしてAさん、
本当にありがとうございました!

P1240793.JPG


▼これまでの「ワイン会」関連記事
【ワイン会】フランスワイン
【ワイン会】BBQに合うワイン
【ワイン会】オーストラリア、ニュージーランドワイン
【ワイン会】マルゴー村祭り
【ワイン会】アメリカ&南米ワイン


▼旧ブログのワイン関連記事
カテゴリー:葡萄酒(ワイン)
(現在、旧ブログは中国からアクセスできません)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 18:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

【ワイン会】アメリカ&南米ワイン

P1240103.JPGP1240081.JPG
P1240095.JPGP1240098.JPG

いったいいつのワイン会かと言われてしまいそうだけど、無理やりアップ。
しかもAさんからいただいたはずのワインデータもどこかに紛失してしまったらしく、
(ごめんなさい!)
さらにワイン名を新たに入力する気力もないので、
とにかくメモ代わりに写真だけアップしておこう。

この日のテーマは「アメリカ&南米ワイン」。
アメリカはカリフォルニアのもの、
南米のワインはチリ、アルゼンチンのものが多く集まった。

メモが手元に残っているのだけれど、
ひどい悪筆で書いた本人も判別不可能なものばかり(汗)。

なんとか書き起こしてみると・・・
(★はおいしかったワイン!)

P1240062.JPG

(左)アメリカ・ナパのソーヴィニョン・ブラン★
   黄緑、レモンイエロー。
   グラッシー、芝生、猫のおしっこ、レモン、グレープフルーツ、青い感じ。
   白桃やナシの香りは南のほうで作られるソーヴィニョン・ブランならでは。

(中)チリ、MONTES ALFAのシャルドネ
   樽強い。グラスワイン向き。長く飲むと疲れる。

(右)モンダビのツイン・オークス、シャルドネ
   新世界らしい。濃い。樽強い。暑いところで作られている割には酸強い。

P1240063.JPG

(左)アルゼンチン、TRAPICHEのシャルドネ★
   有名な作り手。

(右)チリ、Cono Surのソーヴィニョン・ブラン★
   芝生、リンゴ

P1240064.JPG

(左)アメリカ、べりンジャーのホワイト・ジンファンデル
   いちご、甘!

(右)チリ、MONTES CHERUBのロゼ(シラー)★
   バニラのような甘い香り、飲むとスパイシー、ドライ

P1240069.JPG

これはチリのリースリング。
香りがとても立っている。お風呂で遊ぶアヒル人形の香り。

P1240084.JPG

アメリカ・ナパのMERRYVALE STARMONTのシャルドネ
とても品質のよいワインとのことだけれど、残念ながらブショネ。

写真はないけど、
★アルゼンチン、CUMAのトロンテスがとてもおいしかった!
(「トロンテス」としかメモには書いてないけど、多分CUMAのだったと思う)
香りは甘口だけど飲み口はさっぱり。
冷やすと果実味と酸がはっきり立ち上がってくる。
安旨ワインとして注目!

P1240086.JPG

(左)これは薄くて集中力なし。水っぽい
(左から2番目)アメリカ、モンダビのメルロー
   若干強いけど集中したワイン。最後に渋みあり。
(右から2番目)アメリカ・ナパのCLOS DU VAL。
(右)アメリカ、FRANCISCANのメルロー
   まだ若い。熟成するともっとおいしいはず。

P1240087.JPG

(左)アルゼンチン、ARGENTOのシャルドネ
(中)アメリカ・ナパ、NEWTONのシャルドネ
   フルーツ味豊かでトースティーなワインとのことだが、
   この日は閉じ気味で残念。
(右)アルゼンチン、BODEGA PRIVADAのカベルネ・ソーヴィニョン

P1240089.JPG

(左)チリ・マイポ、バロン フィリップ ド ロートシルトのカルメネール
   これは私が持参したもの。
   シャトー・ムートンのバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社が
   チリで合弁で作っていることと、
   チリの特有品種カルメネールってことで選んでみた。
   ぬれた仔犬、生肉、ベーコン、ピーマン、湿った土、
   プラムのような果実味も出ている。

(左から2番目)チリ、LOS VASCOSのカベルネ・ソーヴィニョン
   こちらはシャトー ラフィット・ロートシルトの合弁。
   ラフィットは中国でも合弁展開中で、
   2011年には山東省済南のワイナリーがファースト・ヴィンテージを出す予定。

(右から2番目)チリ、サンタ・カロリーナのカベルネ・ソーヴィニョン

(右)チリ、テラ・ノブレのカベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール、メルロー

P1240091.JPG

(左)チリ、ディ・マルティノのメルロー
   グリーンな感じ、プラム、ブラックベリー、生肉。
   アルコール高い。
(中)チリ、Cono Surのメルロー
   茎っぽいのでカベルネと間違うかも?
   2008年の多雨のせいか水っぽい。
(右)チリ、Cono Surのカベルネ・ソーヴィニョン
   若々しい、赤、ルビー、樽のこがし方が浅い。
   ミンティーでハーブっぽい。
   果実を押し出す感じがしなくていやらしくない。

P1240103.JPG

(左)アメリカ、CALERAのピノ・ノワール★
   さくらんぼ、黒い果実。
   旨し。

今回はメモ魔になってしっかりお勉強しながら、
意識も正気を保ったままほぼ全種類のテイスティングに成功。
が、メモと対照して写真を撮るのを忘れたので、
結局どれがどれやら分からなくなってしまい、この有様。
とほほ。

さて、料理のほうはこちら。

夏野菜とエビのテリーヌ・サラダ仕立て
砂肝のコンフィを添えて

P1240081.JPG

たっぷり夏野菜がゼリー寄せになっていてとても涼やか。
好物の砂肝コンフィはおかわりしてしまった。

P1240070.JPG
(もちろんこれ全部おかわりしたわけではありません!)

スズキのグリル
レンズ豆と夏野菜の煮込みを添えて

P1240095.JPG

牛肉とポルチーニのラグー・フェットチーネ
トリュフを添えて

P1240098.JPG

チーズたっぷり!
がっつきました。

***

二次会ではアメリカ・南米のワイン以外にもいくつか試飲。
このへんはもうメモが残っていないので、写真だけ。

これは南アのワイン。

P1240106.JPG

南仏のスパークリングに

P1240108.JPG

ローヌ。

P1240110.JPG

そしてオーストラリア。

P1240113.JPG


ふう。
今回もよく食べ、よく飲みましたのお。


▼これまでの「ワイン会」関連記事
【ワイン会】フランスワイン
【ワイン会】BBQに合うワイン
【ワイン会】オーストラリア、ニュージーランドワイン
【ワイン会】マルゴー村祭り

▼旧ブログのワイン関連記事
カテゴリー:葡萄酒(ワイン)
(現在、旧ブログは中国からアクセスできません)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(10) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

【ARIA(阿麗雅)】喬士邁葡萄酒品鑑晩宴

ジョスメイヤー・ワインディナー
喬士邁葡萄酒品鑑晩宴(Qiao2shi4mai4 pu2taojiu3 pin3jian1 wan3yan4)
P1230967.JPGP1230971.JPG
P1230983.JPGP1230992.JPG
【ところ:国貿/ねだん:500元+15%】

ワイン会Aさんに導かれてFleur de Lotus(蓮)を飲んで以来、
すっかり大好きなワインメーカーになったジョスメイヤーのワインディナーで
国貿飯店のコンチネンタル料理レストラン、ARIAへ。

P1230960.JPG

ジョスメイヤーの珠玉のような白ワインを6種類と、
それぞれに合わせたお料理が食べられて、500元。
最近は何度も飛び降りている清水の舞台だが、
今回も迷わず飛び降りることにした。

少し早めに到着したら、
「皆さんまだのようなので、もしよろしければテラスで一杯いかがですか?」
とお店の人が気をきかせてくれた。

促されるままテラスに出て、ウェルカム・ワインの
Josmeyer Pinot Blanc“Mise du Printemps”を一杯。

P1230961.JPG

ARIAにテラスがあるなんて知らなかった。

しばらくすると他の参加者が三々五々集まってきたので中へ。
パンなどつまみながら、本番が始まるのを待つ。

P1230964.JPG

ワインディナーの本番はリースリングから。

Josmeyer Riesling “Le Kottabe”
P1230967.JPGP1230968.JPG

ユリ、重油香あり。
お湯に入れたウルトラマン人形の香りがする!!

料理はまず、こんなびっくり前菜でスタート。

マグロの刺身(マスタード味噌ソースで)
P1230971.JPG
(ARIAのメニュー名は「寿司」になってたけど、それは違うよ〜)

とんがり小人の被り物のようなかまくらに入ったトロの刺身。

P1230972.JPG

うま!!

「北京で食べられるマグロなんてどうせ・・・」
と期待していなかったのだけれど、
一口食べてみんなの目の色が変わった。

P1230973.JPG

「これは今まで北京で食べた中では一番!」
「北京の日本料理屋は何をやっているのか?」
という発言まで飛び出した。

Josmeyer Fleur de Lotus(蓮)
P1230974.JPG
(ワインの写真は撮り忘れたので、ワイン名を記したコースターの写真で代用)

バナナの香り。
最後に歯に甘さが残る感じ。

やっぱりおいしい、このワイン。
ただ、すっかりおなじみになって飲みなれてしまったのか、
最初の頃より感動が薄れてきたかも。

カニとエビのタイ風サラダ
(フライドオニオンとカリカリライス、ポーポーのグリル添え)

P1230977.JPG

カニの肉とコリアンダーの組み合わせが絶妙。
かすかにニョクマムの風味があって、少しタイ料理っぽい仕上がりになっている。
ただ、もう少しフルーツっぽい感じがあってもいいかも。

この料理で話題になったのが
サラダを取り囲むようにして添えられた茄子のようなバナナのような食材。
焼いてあるのか、水分がすっかり飛んでカリンカリンになっている。

P1230978.JPG

私の第一印象はバナナ。
食べても歯にねっとりとまとわりつくような粘り気とかすかな甘さを感じたので、
やっぱりバナナ。

ところが、メーカーの方に聞いてみると
「茄子です」
ときっぱり。
レストランのスタッフも
「茄子か西葫蘆だと思います」

でも納得できず、念のためシェフに確認してもらうと、
答えはやはりバナナ。

ワインメーカーのフランス人にそう言ったら、
彼も厨房まで言って確かめてきて
「おっしゃる通りバナナでした」

おっしゃー!!
(別に競っていたわけじゃないですが)

余談になるけれど、このワインメーカーの方、
次のお料理がサーブされる時に
「これは間違いなく茄子ではありませんヨ」
とさっきのミスをジョークに変えて言い添えた。
フランス人らしいカバーの仕方にニヤリ。

と、これでナスorバナナ問題は解決したかと思いきや、
続きがあった。
気になってネットで調べてみたら、実はバナナじゃなかったのだ。

これ、バナナとマンゴーを合わせたような果物で、
pawpaw(ポーポー)というもの。
Wiki参照)

見た目はアケビみたいで、
味はねっとりとしてクリーミー、
桃みたいな味わいもあるとか。
料理で使われていたのは、これのまだ青い状態のものだったのだ。

(落ち着いてメニュー名を大騒ぎするまでもなく、
 メニューに「green paw paw」って書いてあった。ははは)

いろんな食材があるんだなあ。
って、こんなものまで北京で手に入るんだなあ。
びっくり。

そして次の料理に向けて、ワインも次のものがサーブされた。

Josmeyer Pinot Blanc“Mise du Printemps”
P1230963.JPG

かすかな油、煙っぽい感じ。
大根おろし、ラディッシュのようなニュアンスもあり。
(↑ほんと?でもメモにはこう書いてある)
グレープフルーツの皮のようなかすかな苦味が残る。

合わせたお料理がこちら。

グリュエールチーズとパルメザンチーズのスフレ(アスパラガス添え)
P1230983.JPG

うーん、いい匂い〜!
それにふわふわ〜
出てきたとたんに歓声があがった。

P1230984.JPG

スフレはパルメザンチーズとグリュイエールチーズを使っているそう。
このスフレの甘さが、
添えられたアスパラの青くさい感じと絶妙のコンビネーションだった。
正反対のベクトルが均衡している感じ。
綱引きの真ん中の赤いひもが中央線で動かない状態を思い出した。

そしてこのアスパラとピノブランがとてもよく合った。
ピノブランは一番最初にテラスでも飲んだけど、
単体で飲むよりこの料理と一緒に飲んだほうが断然おいしく感じた。

Josmeyer Gewurztraminer “Les Folastries”
(これはコースター写真も撮り忘れ)

最初にかなりはっきりしたパーマ液のような匂いがあってギョッ。
でもそれは還元香で、
徐々にユリやカサブランカのような白い花の香りに変化していった。

(メモには「お茶漬け」って書いてあるんだけど、
 このワイン、お茶漬けの香りがしたの?)

ゲヴェルツトラミネールは大好きな葡萄品種。
Aさんによると割合中華に合うとのことで、それも好きな理由の一つ?
ゴマだれの料理や、口水鶏、蒜泥白肉にもうよく合うそうだ。

ティースモークサーモン
(フェンネルとパセリのサラダ、スモークトマトのラグー添え)

P1230986.JPG

表面の焼き目と中のサーモンピンク(まさに!)が美しい。

P1230988.JPG

フレッシュで、お味もとてもよかったのだけれど、
なんとワイングラスを倒してワインをサーモンにぶちまけるという失態を犯し、
本来の味を十分に堪能できず。
痛恨。

Josmeyer《Gri−Gris》
P1230990.JPG

このワイン、私結構好き。

ちょっとボワッとした匂いが初めにあったような?
果実味豊富で、熟した感じのリンゴの匂い。
同時に海っぽい感じがするので、
セビーチェとか、いっそのこと魚の昆布〆なんてのも合いそう。

でもARIAでこのワインと一緒に出されたのは、
こんなこってり系のお料理。

子豚のコンフィとホタテのソテー
(カリフラワーピュレ、アップルジュレとトリュフ乗せグリーンアップルサラダ添え)

P1230992.JPG

豚肉の皮がカリッカリ!
オイルの風味が豊かで、脂肉の旨みが歯にねっとりとまとわりつく。
油たっぷりのコンフィとリンゴのジュレを一緒に食べると
こってりさが中和されてとてもよかった。

P1230993.JPG

ただし量は多すぎ。

P1230995.JPG
(で、でか!!)

全部食べるとさすがにもたれた。
カリフラワーのピュレは激ウマ!!

爽やかグリグリが豚皮コンフィのこってりさを中和して
お口の中でちょうどバランスがとれる。
なるほど、こんなマリアージュもあるんだね。

そしてお待ちかね、ゲヴェルツトラミネールの遅摘み甘口ワインが登場。

Josmeyer Gewurztraminer “Vendange Tardive”
P1230997.JPG

色はすごくきれいな黄金。

P1230996.JPG

白いユリ、ライチ、麦芽糖の香り。
完熟した、凝縮した糖度。
シルクのようにすーっと入っていく感じ。
繊細な酸。
口の中に広がるライチのアフター。
集中力のすごさに脱帽。

ローズウォーター・パンナコッタ
(ストロベリージュレとグラニタ、アーモンドビスコッティ添え)

P1230998.JPG

バルサミコのカラメルが非常に素晴らしかった。
最後にジンジャーの辛味が来るのも大人っぽくて素敵。
奥にあるローズウォーターのシャーベットもおいしい!

料理もワインも素晴らしかった!
ワインは最後に飲んだ遅摘みのゲヴェルツトラミネールが絶品。
それとは別に、
スフレに添えたアスパラガスとピノブラン、
豚のコンフィとグリグリのマリアージュが特に強く印象に残った。

ARIA、ちゃんと来たことなかったけど、
お料理おいしいんだな。
レストランがプロデュースするワインディナーもあるらしいので、
また足を運んでみよう。


▼お店情報
ARIA(阿麗雅)
北京市建国門外大街1号中国大飯店(チャイナワールドホテル)内
010-6505-2266
P1230960.JPG
<アクセス>
中国大飯店ロビー向かって左奥にあります。夏宮の手前側。
地下鉄1号線または10号線「国貿」駅下車。
国貿商城内のフェラガモの隣(確か)にあるエスカレータで中国大飯店ロビー階へ。
エスカレーター降りてすぐ左手に入口があります。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

【ワイン会】マルゴー村祭り

P1230950.JPGP1230900.JPG
P1230919.JPGP1230936.JPG

Aさん宅でスペシャルワイン会。
今回はなんと、シャトーマルゴーと
マルゴーのセカンドワイン「パヴィヨンルージュ」がお出ましということで、
マルゴー村のワインを中心にすごいワインが集まった。
題して、「マルゴー村祭り」。

前回の「シャンボール・ミュジニー祭り」に続く、
グレートワイン大放出のお祭りだ。

祭りはまず泡からスタート。

Sparkling Brut -Jacob's Creek- Magnum Bottle 
P1230892.JPGP1230894.JPG

細やかな泡が口の中を心地よく刺激。
休日の午後にぴったりだ。

自家製フォカッチャも焼きあがってスタンバイOK。

P1230897.JPG

最初のお料理は、目にも鮮やかなこの一品。

ズワイ蟹とリンゴのトマトサラダ仕立て
(トマトのドレッシングとサラダ菜のピュレを添えて)

P1230900.JPG


蟹の肉の甘みとタバスコをきかせたガスパチョ風ソースとが
実によく合っていて、しみじみとおいしかった。

トマトの中はこんなにきれい!

P1230902.JPG

Chablis 1er Cru Montmains -Joseph Faiveley- 2007
P1230904.JPGP1230905.JPG

石っぽい感じ。
チョークのような香りも。
樽が割合きいている。

そして次に飲んだのが、
すごいワインばかりが揃うのでこれはもうマニアックな白しかない!!
と持っていったマルセル・ダイス。

Schoenenbourg Alsace Grand Cru -Marcel Deiss- 2005
P1230906.JPGP1230907.JPG

・・・衝撃的なおいしさだった。

ハチミツのような甘い香りからスーッとする爽やかな香りに変化。
石灰のような感じもあった。
飲み口は「球体がある」丸いバランスのいいワイン。
集中力があって、食道からずっと味わいが上ってくるようで
アフターが長く残った。

Aさんによると、本当はもっと寝かせたほうがいいとのこと。
ミュスカ、リースリングが入っているので、
時間がたつとオレンジピールのような香りになるのでは?
とおっしゃっていた。

自分で持っていったワインなので手前味噌になるけれど、
この日飲んだワインの中でベスト3に入るかも。

そうこうしているうちに、お魚の準備開始。
P1230909.JPGP1230912.JPG
P1230915.JPGP1230917.JPG


出来上がったのはこんな彩り豊かな一品。

シーフードプレート・夏野菜とカッペリーニを添えて
(北海道のホタテ貝・スズキ・エビをアサリのスープで)

P1230919.JPG

夏野菜の力強い味が印象深かった。
丁寧に臭みを抜いたスズキは、皮がパリッと香ばしく焼けていて美味。

合わせたのはミネラル感の強い白。

Meursault 1er cru Les Gouttes d‘Or −Leroy− 1997
P1230920.JPGP1230921.JPG

石灰質でミネラリー。
硬いけれどバランスがよくて、
「ガチガチ」の中にやわらかさがある。

そしてここからワインは赤に突入。

Pavillon Rouge, Margaux1998
P1230923.JPGP1230924.JPG

液縁に煉瓦色が入り始めている。
腐葉土、森、トリュフ、スミレの香り。
紫がかった赤のイメージ。
タンニンが細かくて、女性らしいやさしい感じ。

Chateau Rozan Segra, Margaux 1994
P1230925.JPGP1230926.JPG

薄いボルドー、カベルネの茎っぽい感じがあった。
やや水っぽくて薄い。

ここでフォカッチャが登場し、

P1230927.JPG

お肉焼き開始。

P1230928.JPG

Chateau Palmer, Margaux 1985
P1230929.JPGP1230930.JPG

この日飲んだ中で一番感動的だったのがこのシャトー・パルメ。

1985年の古酒。
キノコ、トリュフ、腐葉土のような熟成香がしつつ、
ブラックカラントやブルーベリーの熟したフルーツの香りもまだ残っている
典型的な熟成したボルドーワイン。
官能的な香りだった。
でもまだ酸がしっかりしていて、くたびれていない。
私はちょっと苦い感じ(ピーマンみたいな)とコーヒーのニュアンスも感じた。

そして料理はメインへ。

鴨とフォアグラのミルフィーユ仕立て・血(サルミ)ソース
(キノコ・ホウレン草・マッシュルームをトリュフ風味で)

P1230936.JPG

フォアグラのとろりとした官能的な味わいにノックアウト。
血のソース(サルミソース)も絶品。
例によって、フォカッチャで拭き拭きして一滴残らずいただいた。
お行儀の悪さに目をつぶっていただければ、
お皿までなめたかったくらいだ。

Cabernet Sauvignon Sterling Vineyard Diamond Mountain Ranch 1985
P1230941.JPGP1230942.JPG

パルメと同じ1985年のカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョン。
これも素晴らしかった。

煉瓦色。
カベルネがまだ生きていて、まだまだ果実っぽい。
パルメといい、このワインといい、
熟成したワインのおいしさを思い知らされた感じだ。

そしてマルゴー村祭りの大トリはもちろんこれ。

Chateau Margaux 1996
P1230944.JPGP1230945.JPG

大本命のシャトー・マルゴー。

しっかりしたテクスチャー。
花のような香りが広がる。
鉛筆、杉の香りもして、まだ青っぽい感じ。
ワイン通C氏の言によると、「おいしさを隠している」。
まだまだ若かったですね・・・

そしてデザート。

チーズ(ロビオラボジナとブルーチーズの盛り合わせ)
P1230947.JPG

これがロビオラボジナ。

P1230946.JPG

ジョスメイヤーのリースリング最高峰と合わせれば
すっかり夢見心地。

Alsace Riesling Grand Cru Hengst -Josmeyer- 2000
P1230948.JPGP1230949.JPG

あまりに幸せで、
どうやらこのあたりで使い物にならなくなってしまったらしく、
メモが全く残っていない。
なのであとは写真だけ。

自家製ガトーショコラ・気まぐれ風
P1230952.JPG

このガトーショコラはAさんの奥様作。

Alsace Gewurztraminer -Hugel- 2007
P1230954.JPGP1230955.JPG

Aさんのお料理、ますます磨きがかかって素晴らしかった。
ほんと、プロはだし。
ワインとのマリアージュをたっぷり堪能した。

嗚呼、至福のマルゴー村ワイン祭り。
素晴らしき日曜の午後だった。


▼これまでの「ワイン会」関連記事
【ワイン会】フランスワイン
【ワイン会】BBQに合うワイン
【ワイン会】オーストラリア、ニュージーランドワイン

▼旧ブログのワイン関連記事
カテゴリー:葡萄酒(ワイン)
(現在、旧ブログは中国からアクセスできません)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(4) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日

【ROOM beijing】斯巴河谷品酒会

Spy Valley Wine Tasting
斯巴河谷品酒会(Si1ba1 he2gu3 pin3jiu3hui4)
P1230835.JPG
【ところ:国貿/ねだん:200元】

再開早々、全然北京グルメじゃなくて恐縮です。
しかも「いったいいつの話だ?」っていうくらい昔のネタ。
北京はすっかり冬の装いだというのに、大汗かきの話ですみません。

***

ニュージーランドのスパイ・ヴァレーというワイナリーの試飲会に参加。
会場はパークハイアットのPark.LifeにオープンしたROOM beijing。

P1230833.JPG

新しくできたスポットなので興味半分、
200元でワインを飲み放題ということで実益半分で出かけたのだが、
思わぬ罠が・・・

なんと会場が、オープンテラスだったのだ。

P1230834.JPG

長安街をはさんで国貿中心などCBDの心臓部が見渡せる
絶好のロケーションだったのだけれど、
なんせ蒸し暑い。
発汗女は、5分と留まっていられずに室内に退散。
テラスで談笑する皆さんを横目に、
冷房の風のあたるところでぽつんとひとり試飲会。

あーあ、汗かきは損だなあ。

それでもしばらくして汗が引いてからテラス復帰。
後半は夜風に吹かれながらワインを楽しむことができた。

飲んだワインはこちら。

P1230837.JPG

あまりに昔のことで感想忘れてしまった。
蒸し暑い日だったので、
ソーヴィニョン・ブランの爽やかさがうれしかったような記憶が・・・

上位シリーズ「ENVOY」のピノ・ノワール

P1230838.JPG


会費は200元ということでしっかりご飯はなしだったけど、
フィンガーフードが結構充実。

ブルスケッタ
P1230839.JPG

生牡蠣
P1230840.JPG

これは食べず。

イカのフリット
P1230841.JPG

ツナとアボカドの前菜
P1230842.JPG

生ハムとピクルス
P1230843.JPG

こぶみかんの葉入り揚げシュウマイ(アボカドディップ添え)
P1230845.JPG

チャーシュー+包子
P1230846.JPG

トロピカルリゾット
P1230848.JPG

これ微妙。
マンゴー風味トロピカルにする必要はなかったのでは?

そしてこのお店の名物らしきフルーツ・ツリー。

P1230844.JPG

こういうのが出ると結構盛り上がるもんだね。

***

内装やインテリアは、これってお洒落なんだろうな、という感じ。
でも頑張っている感が強くて私は疲れてしまいそう。
こういうイベントがない限りもう行かないだろうな、きっと。

おつまみ程度のものしか食べてないのでなんとも言えないけど、
中華のエッセンスを取り入れた西洋料理?
(リゾットを除いて)どれも普通においしかったけど、
もう一度改めて食べに行くかと聞かれると答えはNOかなあ。
これで十分。


▼お店情報
ROOM beijing
朝陽区建国門外大街2号北京銀泰中心三階301-302
010-8517-2033
P1230833.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線、10号線の「国貿」駅から北京銀泰中心内へ。
Park.Lifeの三階です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 18:57| Comment(4) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

【ワイン会】オーストラリア、ニュージーランドワイン

P1230485.JPGP1230491.JPG
P1230487.JPGP1230480.JPG

Aさんのワイン会。
この日のテーマはオーストラリアとニュージランドのワイン。

繊細でエレガントな味わいの旧世界のワインと違って、
この二つの国のワインはブドウ品種の特徴がストレートに出た
「分かりやすい」ワインが多いのだそうだ。

P1230480.JPG

ソーヴィニヨン・ブランはグラッシー、
シャルドネは樽をきかせてトースティーなものが多いとか。

P1230481.JPG

注目はリースリング。
重油香がよく出ていて、
お風呂で遊んだ時のウルトラマン人形みたいな匂いがはっきり。

シラーズは果実味濃厚で、ユーカリやミント香がしっかり。

全体的にパンチのある「強い」ワイン多し。
ブドウ品種の組み合わせに細かい規定がないので、
旧世界ではあり得ないブドウ品種の組み合わせがあってユニーク。

***

Aさんが作ってくださったお料理はこちら。

前菜盛り合わせ
(エビのオイル煮、シイタケのベーコンオニオン詰め)

P1230485.JPG

エビはこんな風にして丁寧にオイル煮。

P1230482.JPG

エビもさることながら、このシイタケが旨し。
これだけいくつも食べたい!!

豚肉と水菜のカッペリーニ
P1230487.JPG

Aさんの作るこのパスタ、大好物だ。
後日、Aさんにこのパスタをリクエストしたことがあるのだけれど、
「あれ、結構作るの大変なんですよ」

そ、そうなんですね・・・

いつも食べるばかりで、恐縮です!
でもホントに大好物なんです!!

牛肉のワイン煮・タリアテッレ
P1230491.JPG

どうやらこのあたりからだいぶ怪しくなってきたようで、
何枚も写真を撮ったのにまともにピントが合っているものが一枚もなし。
新世界ワインはアルコール度数が高めのものが多いし、
しかもAさんの解説に合わせて欲張って全種類味見なんてことをやっていたので、
ぐだぐだになってしまったものと思われる。

まあ今回に限らず、Aさんのワイン会では後半必ず記憶喪失に陥る。
だから後半になると、
名刺交換や自己紹介をしたのにすっかり忘れてしまい、
次の回で「初めまして!」とご挨拶すると
「いや、前回お会いしましたよ」
となることも多くて、面目ないことこの上ない。

そんなへべれけ状態なのにさらに粘っていたら、
こんな素晴らしいものが・・・

ブルーチーズフォンデュ
P1230492.JPG

ぬぁんじゃこりゃぁぁぁあああ!!
ブルーチーズの海。

夜中のフォンデュ。
やばうま。

今回はメモを紛失してしまってきちんとコメントが残っていないのと、
ひたすら飲んでいたようで写真もほとんど残っていないので、
本当に個人的なメモ程度でおしまい!

次のワイン会はもう少しまともなことが書ける・・・はず?


▼これまでの「ワイン会」関連記事
【ワイン会】フランスワイン・
【ワイン会】BBQに合うワイン


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(2) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

【MAISON BOULUD(布魯宮法餐廰)】デュヴァル・ルロワ・シャンパン・ディナー

デュヴァル・ルロワ・シャンパン・ディナー
杜洛児香檳晩宴(Du4luo4er2 xiang1bin1 wan3yan4)
P1230005.JPG P1230018.JPG
P1230027.JPG P1230030.JPG
【ところ:前門/ねだん:988元(+サービス料)】

清水の舞台から飛び降りるつもりで
シャンパンのワインメーカーズディナーに参加してきた。

どうしてそんな一大決心が必要だったかというと、
このディナー、お値段なんと988元!
(行ってみたらサービス料は別で、合計1137元!
 くぅ〜、大散財!!)

デュヴァル・ルロワの創設150周年記念で開かれたメーカーズディナーで、
フレンチ・レストラン「MAISON BOULUD」での開催。
「MAISON BOULUD」は、
旧アメリカ領事館の建物を改装したセレブスポット、前門23号にある
高級フレンチレストラン。

値段はそりゃあもうお高いけれど、
「MAISON BOULUD」のフルコースに
1998年、1996年のビンテージシャンパンが飲み放題ならば、
絶対に元は取れると踏んで、申し込んだのだ。

日本でこのレベルのメーカーズディナーに出たら、
まず4〜5万はかかるとのこと。
それに、北京でフード関係の書き物をするなら、
やはり最高級クラスのレストランの味をしっておいたほうがいいだろう、
とも思ったのだ。

当日。
地下鉄の前門駅から歩いて前門23号を目指す。

P1220995.JPG

夕陽が斜めに差す広場を過ぎると、
前門23号の入口が見えてくる。

P1220997.JPG

照壁あり。

P1220998.JPG

中に入ると、
「MAISON 宮 BOULUD」が(人工)霧の向こうに浮かび上がっていた。

P1220999.JPG

中国語名は、「布魯宮法餐廰」。

P1230001.JPG

レストランに入ると、まずはお会計。
いきなり赤い毛さんが12人まとめて私の元から去っていく。

おし!
払った分は飲んで元取れ!

せっかく高級レストランに来たというのにいじきたないことで申し訳ないけど、
これが正直な気持ちだ・・・

7時スタートということにはなっていたが、
正式なディナーは時間通りには始まらない。
まずは別室でウェルカム・シャンパンを味わい、
カナッペをつまみながら、
ゆるゆると開始を待つ。

Duval-Leroy Fleur de Champagne Brut
P1230005.JPG

デュヴァル・ルロワ社が「シャンパーニュの花」と呼んでいるシリーズ。
すっきりとしていて、とても軽い味わい。
食前に飲むのにぴったり!

このエチケットに描かれている矢の刺さったハートは、
ヴェルテュ村のシャンパーニュである証拠。
村の形がハート形で、
何度か戦火に遭った歴史があるため、
このデザインがヴェルテュ村の紋章になっているんだって。
デュヴァル・ルロワ社は村の紋章をエチケットにも使っている。
その意味するところは、「愛」だそうだ。

キューピットの矢がハートを刺しているのかと思っていたら、
実は戦争の歴史を象徴していたなんて。
可憐で優しいようでいて、
過酷な歴史をくぐり抜けてきたような強さのあるマークってことか。
この日フランスから駆けつけたデュヴァル・ルロワ社の女性オーナー、
キャロル・デュヴァル・ルロワさんも、
人を静かに、でも強く見つめて話をされる
きりりとした芯の強い感じの女性だった。

さて、食べ物はフィンガーフードから。

Hamachi,Grapefruit,Fennel Pollen
ハマチのグレープフルーツジュレ添え

P1230002.JPG

グレープフルーツの酸味と爽やかさでカバーはされていたけれど、
ハマチがほんのちょっと臭みがあったのが気になった。

Salmon Gravlax, Punpernigkel
サーモンのグラブラックス(マリネ)・プンパーニッケルに乗せて

P1230003.JPG

プンパーニッケルというのは、
ライ麦で作られたドイツの伝統パンだそうだ。
黒くて、ボソボソしているけど、
サーモンを載せて食べると汁気を吸っていい塩梅。

Meyer Lemon Goat Cheese Mousse,Parmesan Tuile,Pine Nuts
ゴートチーズのムース・パルメザンチーズのチュイル添え

P1230004.JPG

チュイルは瓦という意味なんだって。
つまりこれはパルメザンチーズの瓦煎餅ね。

それにしても、ゴーとチーズにパルメザンチーズに松の実。
えらく栄養価の高いフィンガーフードだなあ。

この段階でシャンパンをすでに2杯もおかわりしてしまった私。
いけない、いけない。
シャンパンディナーはまだ序の口なのに。

満を持してレストラン内へ。

戦闘態勢は整った!

P1230007.JPG
(戦うのか?)

シャンパングラスの下には、
この日飲むシャンパンのエチケットをあしらったコースターが準備されている。

これだと自分が飲んでいるのが何なのかが一目瞭然!
ありがたいサービスだ。

まず注がれたのは、シャルドネ100%のこのシャンパン。

Duval-Leroy Blanc de Chardonnay Millesime 1998
P1230011.JPG

とろりとした甘い香りのシャンパン。

P1230013.JPG

立ち上がってくる蜂蜜のような濃厚な香りにまず驚く。
ブリオッシュのような酵母系の匂いもする。

おいしい!
でもできれば食後にゆっくり飲みたい感じ。

あわせたお料理は

Duo of Japanese Tuna
Citrus Marinated and Confit in Tonnato,
Nicoise Variation,Leaves of Arugula
マグロのシトラスマリネとトンナートソース・コンフィ

P1230018.JPG

花束みたいにきれい!
マグロもまずまずの鮮度。
(特別おいしい!ところまではもう一息かなあ)

トンナートは、イタリア料理でよく使われるツナソースだそうだ。
このソースにマグロを漬け込んである。

そしていきなりの、目玉登場!

Duval-Leroy Femme de Champagne 1996
P1230023.JPG

1996年はグレート・ヴィンテージだそうだ。
とてもクリスピーでミネラル感たっぷり。
とても上品。
最初は青リンゴのようなさわやかな香りだったのが、
時間がたつと芳醇な感じへと変わっていった。

シャルドネ 79%、ピノ・ノワール21%。
特にいい年にしか作られない貴重なワインだそうだ。

P1230024.JPG

合わせた料理は、お魚。

Grilled Australian Sea Bass
Lettuce Stuffed with Basamati Rice,
House Dried Grapes,Vanduvan Spice
シーバスのグリル
バスマティライスのレタス包みと自家製干し葡萄添え

P1230027.JPG

ところでこの魚、シーバス?
プリッとしたあの食感は、どうもタラだったような?

バスマティライスはインディカ米で、パラパラした食感の香りの高いお米。
それをレタスで包んであった。

そしてシャンパンは再び
Duval-Leroy Blanc de Chardonnay Millesime 1998 に戻って、
メイン料理。

Yellow Chicken A La Creme
Creamy Pasta
Scented with Truffle Jus,Celery Variation
三黄鶏のア・ラ・クレーム
トリュフ入りクリーミーパスタとセロリ添え

P1230030.JPG

おいしい。
が、感動的なおいしさかというと、ちょっと首をかしげてしまう。
そして盛り付けがなんなく野暮ったいんだけどなあ。
チキンが電子レンジ蒸しみたいに見えちゃう。

そして、隣のテーブルで出たものはあまり焼けていなかったという情報も。
この料理にはちょっと疑問符が残った。

最後はロゼ。

Duval-Leroy Rose de Saignee
P1230038.JPG
(料理と一緒に撮った写真のほうが
 フラッシュで色がきれいに写っていたのでこちらを)

うひゃあ、きれいなサーモンピンク!
とってもチャーミングだ。
果実味があって、ほんのり甘い。

P1230036.JPG

デザートはシャーベットとアイス。

Peachi&Verbena Vacherin
Variation of Peach,Verbena Ice Cream,
Assorted Meringue
ピーチシャーベットとヴァーベナアイス

P1230042.JPG

おいしかったのだけれど、
なんか色が・・・メロンカップアイスみたい。

それより後から出てきたマドレーヌとマカロンのほうが断然おいしかった!
こっちがメインのデザートでもよかったくらい。

ミニサイズのマドレーヌ。
P1230046.JPG

マカロンとチョコいろいろ。
P1230047.JPG

シャンパンはどれも素晴らしく美味だった。
安くても700元代、一番高いので1本2300元ほど。
しかもこれ、卸価格。
これをかぱりかぱりと飲みまくったので、元はしっかり取った!!

ただ、お料理は感動的なおいしさというところまではいかず、
やや不満が残った。
後からお聞きしたら、
以前いらして大絶賛されていたAさんも
この日のディナーは今ひとつだと感じたそうだ。
しかも感動的においしかったというバターの味が変わっていたことに
ショックを受けていたご様子。

どうしてももう一度行きたい!
とは思わなかったなあ。
まあ、これもお勉強。
授業料と思うことにしよう。


▼お店情報
MAISON BOULUD(布魯宮法餐廰)
前門東大街23号
010-6559-9200
P1220997.JPGP1220999.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「前門」駅下車。
前門23号は前門東大街の北側角、
MAISON BOULUDは前門23号の一番奥正面にある建物です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

【ワイン会】BBQに合うワイン

P1220621.JPGP1220640.JPG
P1220644.JPGP1220656.JPG

北京がカラリと晴れていきなり初夏のような暑さになったある日のこと、
Aさんのワイン会はお誂え向きの野外BBQ大会。

BBQは、まずはチキンでスタート。

Aさんはグリルの側に張り付いて、焼き人となって大忙し。

P1220621.JPG

P1220622.JPG

鶏の手羽先・胸肉・ソーセージ(カポナータ添え)
P1220625.JPG

そしてワイン会BBQと言えばこれ!
大好物のAさん特製塩漬け豚バラ肉の登場だ。

P1220628.JPG

ローズマリーの香りで爽やかに。
こういうの見ると、なんか妙にテンションが上がる。
ハーブ使ってる=本格的、という刷り込みがあるのかもしれない。
きっとハーブなんていう洒落たものとは無縁の幼年期を送ったからだろう。

ここまで焼けたら、あとは火から降ろして休ませる。
その間にレバーの準備。

P1220632.JPG

オーガニック豚レバーもいい焼き色になってきた。

P1220635.JPG

豚バラ肉も落ち着いてきたようだ。
包丁を入れると、美しい桃色の切断面が現れる。

P1220640.JPG

塩漬け豚バラ肉・紅玉リンゴソース
P1220646.JPG

オーガニック豚レバーとルッコラのサラダも添えられている。

P1220648.JPG

それにしても、なんてきれいなリンゴソース!
豚肉とリンゴは好相性だと言うけれど、確かによく合った。
酸味のきいた紅玉を使っているので、とても爽やか。

これ、手前味噌だけど持参したロゼとよく合った。

P1220645.JPG

ちょっとスパイシーな味わいもあって、大人っぽいロゼ。

Cotes Du Rhone Rose, France -Delas- SAINT ESPRIT 2006
P1220630.JPG

主食は塩結び。

P1220649.JPG

これがなんだかしみじみおいしくて、ばくばく食べてしまった。

そしてスパゲティ・ナポリタン。

P1220652.JPG

スペシャルワイン会の時にAさんが子供たち用に作ったナポリタンが
やけにおいしそうだったのでリクエストしたら、
本当に作ってくださった。
うま。
念願かなって感激。

そしていつしか会場は暗闇に包まれ、
ワイン片手にトリを飾るビーフの登場を待つばかり!

P1220656.JPG

となるはずだったのだが、ここで思いがけない事態に。

陽気がよくなってきただけあって、みなさんのワイン消費量もうなぎ上り!
なんと集まったワインでは足りないという事態が発生してしまったのだ。
単純計算で一人一本以上飲んだことになる。

急遽近くのスーパーに追加のワインを買いに走り、
Aさんもお手持ちのワインをさらに6本も一挙放出。
さらになぜか日本酒まで登場するワイン会史上前代未聞の事態に陥った。

Aさんから後日送られてきたワインリストの最後尾を飾っていたのはこの二本。

・大吟醸 土佐鶴
・発泡にごり酒 DASSAI

異色を放つ日本酒コンビ。

日本酒が登場した頃にはへべれけ状態に陥る人多数。
北京のバーマスターとして名高いI氏も後日、
「そう言えば、日本酒飲んでたっけ?」
日本酒の登場自体を覚えていないだけでなく、
後日Iさん、Aさん、そして私の三人で食事に行く約束をしたことまで
すっかり忘れていたことが判明。
プリプリ!

P1220658.JPG

すっかりただの酔っ払い集団と化してしまったワイン会メンバーが
待っていたのはこのメインディッシュ。

黒毛牛のステーキ(フレンチフライ添え)
P1220660.JPG

黒毛牛だなんて、段々食材が高級化しているなあ。

とっぷりと日も暮れて、
たっぷりとワインを飲んだメンバーは
最後になんと山の手線ゲームまで始めてしまうという
高校が大学のサークル合宿みたいな有様に。

Aさんからは深夜のラーメンの差し入れまであって、
ますます場末の飲み会テイスト爆裂。

P1220663.JPG

日本酒は出るわ、ラーメンは出るわで、
まったくもってワイン会らしからぬワイン会となったのだった。

記憶喪失者続出の今回、
私はなぜかあまりワインの摂取量が多くなく、
比較的正気を保ったまま最後までたどり着いた。
記憶喪失、返上!

なのにワインの写真がこれだけっていうのは解せない。

(左)Cabernet Merlot Shiraz Margaret River,Australia -Watershed- 2004
(右)Pinot Fin, Italy -Moondarra- 2008

P1220655.JPGP1220667.JPG

(左)Cremant de Loire, France -Domeine de Veilloux-
(右)Wallace Shiraz Grenacha Barossa Valley,Australia -Ben Glatzer- 2006

P1220669.JPGP1220671.JPG

いや、最後に飲んだWallasは、
「いやあ、これはいいワインですよ!この値段でこの出来はすばらしい」
とAさんが感嘆していたのを覚えている。

記憶、中落ち?


▼「ワイン会」関連記事
【ワイン会】フランスワイン


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

【Alla Osteria(意尚)】託馬斯酒荘葡萄酒晩宴

Tommasi Amarone wine dinner
託馬斯酒荘葡萄酒晩宴
P1220377.JPG
【ところ:東大橋/ねだん:350元】

アマローネというワインが飲める試飲会があるというので、
うほほーい!と行ってきた。
なんて書くと、ほんとにワイン通みたいに思えるけど、
参加するまでアマローネが何かもあまりよく分からずにいた。
ワイン会のAさんからご連絡のあったワインティスティングは
日程の許す限り参加するようにしているだけ。

で、後付で調べたところによると、
アマローネというのはイタリアのヴェネト州ヴェローラ近郊の
ヴァルポリツェッラ地域で作られるワインで、
完熟した葡萄を2〜6ヶ月間も陰干ししてから作られる。
甘口だけれど、ただ甘いだけではなくて後味にかすかな苦味が残り、
まったりと濃厚でふくよかな味わいなのだという。

Aさんも、他に参加したワイン通のみなさんも
このワインを飲むのを楽しみにしていらした。
私は例によって「飲めるものならなんでも来い!」の博愛精神で参加。

この日はイタリア料理のコースつき。
料理と一緒にワインが供された。

まずは前菜。
P1220363.JPG
(店内が暗くてフラッシュをたいたので、あまりおいしくなさそう)

・エビのサラダ
・ナスのグリル(ゴートチーズ添え)
・鶏胸肉のアルバスタイル(トリュフソース)ツナサラミ添え

Tommasi Soave Classico,DOC
託馬斯酒荘蘇維経典白葡萄酒

P1220364.JPG

ソアーヴェはさっぱりしてほんのり苦味があり、
ミネラル感もあって魚介類や鶏肉などに合うと言われる。
だから合わせた料理もエビや鶏肉。

スキッとした味わいかと思って飲んだら、
意外にも綿アメみたいな甘い香りがして、肉厚な味わいだった。

自家製ソーセージ入りかぼちゃのリゾット
P1220366.JPG

Tommasi “Le Prunee” Merlot,IGT
託馬斯酒荘普瑞尼荘園梅洛紅葡萄酒

P1220367.JPG

ふくよか。
酸少な目。
最後にキャンディのようなにゅるっとした舌触りが残る。
甘くて、果実実が強い。
でも甘みが強すぎて長く飲めない感じかな。

ダックソースのパッパルデッレ
P1220368.JPG

パッパルデッレはトスカーナ地方の幅広麺で、幅広いリボン状をしている。
タリアテッレよりもさらに幅広。
語源は、イタリア語の「パッパーレ (pappare)」だそうだ。
意味は「豪快に食べる」、「食いしん坊」だって!
あたしだ!あたし!!

これ、パッパルデッレが多少乾いてぼそぼそした感じがして今一つ。

Tommasi Valpolicella Classico Superiore “Ripasso”DOC
瑞帕索瓦爾普利切拉経典特醸紅葡萄酒

P1220369.JPG

「Baby Amarone」。
香りはなめし皮、ハーブの香、丁子、八角、チェリー、柑橘のニュアンス、漢方、陳皮、インク。
ダックの尾脂の香りとマッチしていた。
これは中華にもとても合うと思う。

ラムレッグのロースト
P1220370.JPG

ラムのロースとは量が少なめだったせいか、
正直なところあまり味の印象が残っていない。
が、添えられてきたマッシュポテトに大ハマリ!
ミルクっぽくてさらりとしていて、いくらでも食べられてしまう。
危険。

そして、お待ちかねのアマローネ登場!

Amarone Della Valpolicella Amarone Classico DOC
託馬斯酒荘瓦爾普利切拉阿馬羅内経典紅葡萄酒

P1220375.JPG
(左のボトル)

葡萄品種はコルビーノ、ヴェロネーゼ。
香りはチョーク、鉛筆、墨汁、檜、杉、樽からくる青さ、なめし皮、鉄釘、テンメンジャン。
「オイスターソースに合う」とはAさんの言。
いやこれは確かにおいしい!
料理と合わせてもいいけれど、食後にずっと飲んでいてもおいしいワインだ。

最後にデザート。

ティラミス
P1220373.JPG

こんなふうに盛り付けられてくると、
ポルトガル(マカオ)のデザート「セラドゥーラ」を思い出すなあ。
もちろんお味はティラミスだったけど。

Grappa di Amarone
託馬斯酒荘瓦爾普利切拉阿馬羅内果渣白蘭地

P1220374.JPG
(右がグラッパ。左に写っているのはアマローネ)

アマローネの搾りかすを使って作ったグラッパ。
グラッパって透明なのばかりかと思ってたけど、
長期間陰干しした葡萄の搾りかすで作るとこんな色になる?
アルコール度数は高いけれど、
グラッパ特有のツーンとする強い刺激のある香りがなくて、
とろりとまろやか。

ワインはどれも個性豊かで楽しめた。
やはりアマローネが白眉。
グラッパも印象的だった。

ただ、その個性的なワインに料理がついていっていない感じがしたのが残念だった。
ここ、まずまずおいしいんだけど華がないんだよなあ。
オープン当初にメニューに載っていたシャンパンのリゾットが
それはもう感動的においしかったのだけれど、
コスト的に見合わなかったのかすぐにメニューから消えてしまった。
あのリゾットが復活するのなら、
それだけを食べに駆けつけたいくらいなのに。


▼お店情報
Alla Osteria(意尚・意大利美食&紅酒[口巴])
北京市朝陽区東大橋路8号西塔1112
010-5900-3112
<アクセス>
地下鉄1号線「永安里」駅を降りて、新東路を北へ。
SOHO尚都は、
どでかい天井スクリーンのある世貿天階(The Place)を過ぎてしばらく行ったあたり。
道の右(東側)です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

【国際倶楽部飯店】加州葡萄酒品酒会

カリフォルニアワイン・テイスティング
加州葡萄酒品酒会(Jia1zhou1 pu2taojiu3 pin3jiu3hui4)
P1210983.JPG
【ところ:建国門/ねだん:350元】

ワインインポーターASCが主催したカリフォルニアワインのティスティングに参加した。

P1210977.JPG

場所は国際倶楽部飯店(セントレジス)。
料金は350元。
またもや「清水の舞台から飛び降りる気持ちで」の参加。
最近よく飛び降りてるなあ。

最近と言っても、杏の花の咲く時期だからだいぶ前のことだけどね。

P1210975.JPG

さて、かなりの数のワイナリーが参加していたこのテイスティング。

P1210976.JPG

片っ端から飲んだら大変なことになってしまうので、
Aさんのお導きのもとに、「元の取れる」ワイン、
つまり単価が高くて素晴らしい出来のワインを集中的にテイスティングした。            

まず、真っ先に向かったのがJoseph Phelpsのコーナー。
ナパ・ヴァレーのワイナリーだ。

Joseph Phelps Insignia 2004 (2684元)
P1210979.JPG

いきなりInsigniaの香りに酔う。
この香りっぷりは、尋常ではない。
普段飲んでいるワインとは一線を画す上質ワインだということが
はっきり分かる。

『深い濃いルビー色、ブラックベリー、トリュフ、カシス、ローズマリー、ベーコン、
 2Hの鉛筆の芯、スミレなど様々な香りと
 柔らかくシルキーなタンニン、ヴェルベットの様な喉越し!』
(Aさんのコメントから。以下『』内はすべてAさんコメント)

カベルネ・ソーヴィニョンはガツッと強い感じがして
「ちょっと苦手かも・・・」
と実は思っていたのだが、これを飲んで目から鱗が落ちた。
なんてまろやか!
要はいいワインを飲んでなかったってことね。

普通のカベルネ・ソーヴィニョン(Joseph Phelps Cabernet Sauvignon 2006)も
十分おいしかったけど(それにしたって809元!)、
Insigniaのおいしさは段違いだった。

まあ、3000元近くすればそれも当たり前か。
みんながInsigniaに殺到したために
スタッフがだんだん気前がよくボトルを開けてくれなくなっていった中、
それでも私は意地汚くInsignia狙い撃ちでかなりの量を試飲。
この時点で350元の元は取ったね!
(ああ、いじましい)

これ以降は試飲に忙しくてろくにボトルの写真も撮っていないので、
とにかく記念にメモがわりに飲んだワインを列挙。

Joseph PhelpsのInsigniaの次に飲んだのがこれ。

Shafer Cabernet Sauvignon Hillside Select 2006 (2969元)

お、お、おーーーっ!!
遠峰一青の気持ちが分かる?

このなめらかさは何?
感動に身を打ち震わせつつ、
それを表現する言葉を持たずに中ぶらりんの状態を持て余していたら、
「これはとてもシルキーですね」
とAさんが助け舟を出してくれた。

「おお!なるほど、これがシルキー!」
実のところ、
「シルキー」という言葉と実際の感覚とが結びつかないでいたのだが、
これでようやくカチッとはまった。

『ヒルサイドセレクトは別格!
 チョコレート、ブラックベリー、カシス、コーヒー、トースト、プラムのジャムなどの香りと
 優しいタンニンと酸がうまく混ざり合い、
 非常に長い余韻が口の中に残ります』

Shafer One Point Five 2006 (1007元)

Hillside Selectほどの感動はなかったけれど、
One Point Fiveも十分おいしかった。
って、それでも一本1007元(しかもASCのウェブ販売価格)!

ほかにも、
Shafer Merlot 2006 (753元)を試飲。
                     
さらに試飲は続く。

Caymus Special Selection Cabernet Sauvignon 2006 (1889元)

『非常に濃い黒紫、エスプレッソ、ローズマリー、トースト、ブラックベリー、インクなどの香りと
 シルキーなタンニンと酸の組み合わせが素晴らしい。
 シェファーのヒルサイドに比べると派手さはありませんが、
 時間をかけてゆっくりと食事と一緒に楽しみたくなるワインでした』

そしてもう一つの注目ワイナリーがここ、Stag's Leap。

ここでも、お高いのから順にいじましく試飲。

Stag's Leap Wine Cellars S.L.V Cabernet Sauvignon 2005 (2093元) 
Stag's Leap Wine Cellars Fay Cabernet Sauvignon 2005 (1508元)              
Stag's Leap Wine Cellars Artemis Cabernet Sauvignon 2006 (795元)


『色合いは、3本共濃いルビー色だが、若干Fayが明るめ。
 SLVのボトルが若干状態が最高とは言えなかったのか
 Fayが最も状態が良く、特徴がうまく出ていました。
 (それでもSLVは美味しかったですが...)
 Fayは、カシス、ブルベリージャム、炒り立てのフレンチコーヒー豆、ミント、スミレ、
 完熟プラムなどの香りがあり、
 果実味が出過ぎるでもなく、バランスが良いワインで、
 心地よい余韻が口の中に残る良いワインでした!』

もうだいぶ時間がたってしまったので記憶が定かではないのだけれど、
確かにFayがおいしかったような・・・
いや、Aさんのコメントに書いてあるからそう思うだけかもしれないなあ。

しかし、まろやかな素晴らしい作りのワインとは言え、
カベルネ・ソーヴィニョンばかり飲んでいるとさすがにくたびれた。
そのせいか合間合間で飲んでいたのがShaferのMerlot。
たまには「抜き」も挟まないとね。

そんな「抜き」のためにちょこちょこ寄り道して飲んだワイン。

・Cakebread CellarsのChardonnay(682元)
・St.FrancisのChardonnay(254元)
・La CremaのPinot Noir(404元)
・Seghesio SonomaのZinfandel(367元)
(いや、ジンファンデルじゃ息抜きにならないか)

それにしても、350元は決して安くない料金だったけど、
これだけの素晴らしいワインをかぱかぱと飲み放題できたのだからやっぱりお得。
元は取りすぎるくらい取った!

さらにこんなオードブルも出て、おなかもまずまず満足。

P1210993.JPG

ほころび始めた杏の花に負けないくらい、
顔もほころぶワインテイスティングになった。

P1210974.JPG


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
こちらのサイトを経由すると表示されることもあります。
*ブルーのボックスのグーグルのURLが書いてあるところに、
 旧ブログのURL(http://ayazi.blog75.fc2.com/)と入力して
 「browse」をクリックしてみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

【ワイン会】フランスワイン

P1210916.JPGP1210922.JPG
P1210930.JPGP1210918.JPG

OLASでタパスをつまみながらかぷかぷ飲んだワインがきいたのか、
昼寝してたら大寝坊してワイン会に大遅刻してしまった。
慌てて駆けつけたけれど、
最初のお料理が出てからかなり時間が経っていて
ワインについての説明も半分くらい終了した後だった・・・
私としたことが、最初のお料理を食べ損ねるなんて!!

すっかり気落ちしてしまって、
メモも写真もあまり気合が入らずじまいで終わってしまった。
あーあ。
どぼん。

今回はフランスワインがテーマ。

テーブルの上にフランスのワイン産地の地図が用意され、
参加者が持ってきたワインを産地ごとに分けて置いて行く趣向。

P1210918.JPG

なるほど、こうするとどこの産地のワインなのかが一目瞭然だ。

これはナゾのアップ写真。
この地方がこれから注目!ってことだった?

P1210921.JPG

北京では、フランスワイン(特に赤)の手ごろな価格でおいしいものを買うのは
とても難しい。
そもそも、輸入ワインは関税の関係で日本よりも割高。
だいたい1.5倍以上する。
元値が上がればその分値上がり幅も大きくなるので、
輸入もののある程度の値段がするものにはなかなか手が出せない。
思い切って買ったとしても、
温度管理がよくないので劣化していることも多く、
値段だけの価値がある思えるワインに出会えることはとても少ない。
フランスワインは新世界ワインでよく見られるようなスクリューキャップではなく
従来からのコルクを使用しているので酸化リスクが高い。
デリケートで繊細な作りなので、熱劣化にも弱い。

とまあ、こんな事情をAさんから聞いていたので、
北京でワインを買う時は割合手ごろでいいワインが揃っていて、
しかも劣化のリスクが少ないニュージーランドやオーストラリアのワインを
買うことが多い。

が、今回はテーマがフランスワイン。
さんざん迷って、
他の人があまり持ってこなそうなロワール(トゥーレーヌ)のガメイにしてみた。

Touraine Gammay -Domaine du Pre Baron-2007
P1210919.JPG
(写真違ってました!こっそり差し替え・・・)

可もなく不可もなく?
フレッシュな感じで気軽に飲める。
ガメイと言うとボージョレ・ヌーヴォーばかりが注目されるけど、
ヌーヴォーじゃないワインもまたいいかも。
という意味では持っていった甲斐があったかなあ。

「フランスワイン=ボルドー」という中国人消費者の意識を反映して
市場にもボルドーがたくさん出回っているためか、
この日集まったワインもボルドー地区のものが多かったようだ。

何しろ遅刻してすっかり出だしで躓いてしまった私。
この日は記録がボロボロ。

カメラに残っているワインの写真だけメモ代わりにアップしてお茶を濁そう。

Gewurztraminer Alsace -Trimbach- 2007
P1210912.JPG

Trimbachのリースリングを以前飲んだことがあってとてもおいしかったので
見るなり「あ!これ飲む!!」と勇んだものの、すでに空。
未練がましく残りの数滴をなんとかグラスにたらして味見。
ゲヴェルツトラミネールの華やかな香りだけはなんとか感じられたけど・・・
うう、もっと飲みたかったな。

Ch.Franc Grace Dieu Saint-Emilion 1995
P1210917.JPG

Faugeres -Domaine Leon Barral- 2006
P1210920.JPG

では、いつもと順番が逆になったけど、この日のお料理をば。

ピアディーナ
P1210915.JPG

お料理で面白かったのが、ピアディーナというイタリアのスナック。
イタリアのロマーニャ地方の料理だそうで、
小麦粉をラード、パルミジャーノチーズ、白ワイン、塩などと一緒に練って
フライパンで焼いたものに、チーズと生ハム、ルッコラを挟んで食べる。

遅刻した私が悔しがっていたら、
Aさんが1つ追加で作ってくださった。
か、かたじけない・・・

P1210914.JPG
(フラワートルティーヤみたい)

P1210916.JPG

本当はここにトマトが加わり、さらにジェノベーゼソースがかかるとのことだが、
私は遅刻してしまって残念ながら品切れ。
しゅん。
でも自業自得。

これに使われたロンディジャーノチーズが激うま。
イタリアでも4つしか生産業者がいない珍しいチーズだそうだ。

ゴルゴンゾーラのペンネ バルサミコ酢ベーコン添え
P1210922.JPG

とてもいい状態のゴルゴンゾーラチーズが手に入ったから、
とAさんが用意してくださったパスタ。
添えられたバルサミコ酢ベーコンが素晴らしかった。
ベーコンをカリカリに炒めてバルサミコ酢で煮詰めたものだそうだ。
独特の甘みがブルーチーズと相性抜群とのこと。
確かに!
そしてワインとの相性も最高だった。

塩漬け豚のソテー(カシスソース・レンズ豆添え)
P1210930.JPG

メインの塩漬け豚のソテー。

P1210925.JPG

Aさんの塩漬け豚をシンプルにグリルしたものも大好物なのだけれど、
この料理はちょっと趣が違って面白かった。
これだけ脂身があるのに、あまりくどい味にならないところが不思議。

P1210932.JPG

【おまけ】
二次会でAさんのワイン選びにつき合わせていただいた中で、おいしかったワイン。

左:Alvear Ribera del Guandina, Spain -Palacio Quemado- 2003
右:Chardonnay South Australia -The Islander- 2008
P1210933.JPG

右のワインは、萬菜では「ボーリングのピン」と呼ばれている模様?

Pinot Grigio Piave,Italy -Villa Sandi- 2007
P1210936.JPG

後半スパートしたけど、やっぱり遅刻の穴は埋められなかった。
反省・・・


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
こちらのサイトを経由すると表示されることもあります。
*ブルーのボックスのグーグルのURLが書いてあるところに、
 旧ブログのURL(http://ayazi.blog75.fc2.com/)と入力して
 「browse」をクリックしてみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。