【ところ:−/ねだん:−】
台湾滞在中に美しい中国茶のお作法を身につけ、
ご自宅に立派なお茶車まで持っていらっしゃる素敵なマダム、
Yさんからお誘いをいただいて、
ラクレット会なるものに参加した。
ラクレット?
食い倒れしか能のないような私になぜスポーツのお誘いが??
そう、みなさま一斉に突っ込みを入れたかと思うけど、
ラクロスではない。
(ベタですみません)
ラクレットとは、
ラクレットとはフランス語で「削るもの」「引っかくもの」を意味する。
チーズの断面を直火で温め、
溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどにからめて食べることから、
この名がついた。
ヴァレー州を中心としたスイス全土、
スイス国境に近いフランスのサヴォア地方などの伝統料理の1つである。
(ウィキペディアより)
ちなみに中国語では、
「拉克雷特(la1ke4lei2te4)」とか
「火烤乳酪(huo3kao3 nai3lao4)」と訳されているみたい。
ところで、上のウィキペディアの説明ページの写真、
どっかで見たことあるような?
しかも遠い昔にすごくよく見ていたことがあるような?
そうです。
『アルプスの少女ハイジ』で
おじいさんがハイジに作ってくれたあのチーズ料理が
すなわちラクレット!
あの、ナイフでチーズを削って暖炉でとろーりと?
それを北京で?
というのは早合点で、
「家庭でラクレットを食べる場合は、ラクレットグリルを用いることもできる」
とある通り、
Yさん宅のラクレット会は専用のラクレットグリルを使って開催されている。
(じゃーん。これがラクレットグリル)
なんでもドイツ在住のご友人からのプレゼントだとか。
ご自宅にこんな立派なラクレットグリルがあるなんて・・・
贅沢!
ハイジではおじいさんがチーズを串にさして
暖炉の火であぶって出してくれたけれど、
ラクレットグリルの場合はこの小さなフライパンのようなものを使う。
ちっちゃなちっちゃな玉子焼き器みたい!
ここに薄くスライスしたチーズを入れて、
ラクレットグリルにセット。
チーズは二種類用意してくださっていた。
(何チーズと何チーズでしたっけ?一つはラクレットチーズですよね?)
いい感じに溶けてきたら、
これを具材にのっけて一緒に食べる。
本場ではひたすらジャガイモを食べるとのこと。
ゆでたジャガイモに、
とろーりチーズ。
でもそれだけだと単調なので、
ジャガイモのほかにも野菜やハム、ソーセージ、パンなども準備。
(パンはYさんのお手製)
これね、楽しーっ!!
パンにはそのままのせたけど、
野菜はよーく焼いて
いい具合に焦げ目がついてきたやつに
溶け溶けチーズ。
ハムにも!
ソーセージにも!
とろとろになったところをすかさず食材にのせてもいいし、
ちょっと焦げてカリッとなったのをのせてもいい。
お好み次第で。
私は焦げ気味のが好きだった。
一緒に参加したOさんお手製のサラミとマスカルポーネチーズ(だっけ?)のペーストや、
Tさんお手製のチキンロールなども登場。
カレー味のケチャップなるものも教えていただいた。
これ、はまるおいしさ!
ソーセージにつけると旨し。
さらに、北京で手に入る北京灰奶酪なるチーズも紹介していただいた。
Pasterized Gray Beijing cheese/Gris de Pékin (au lait cuit)/北京灰(巴氏消毒奶)
(100gで30元だそうです)
これ、モンドール・チーズみたい。
とろーり。
▼チーズ屋さんのホームページ
・北京布楽奶酪坊
ワインもいっぱい飲みました。
(メモがわりにとりあえず写真だけアップ)
はー、よく食べよく飲んだ・・・
Yさん、お招きいただいて本当にありがとうございました!
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