2011年03月04日

【朋友家】ラクレット

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【ところ:−/ねだん:−】

台湾滞在中に美しい中国茶のお作法を身につけ、
ご自宅に立派なお茶車まで持っていらっしゃる素敵なマダム、
Yさんからお誘いをいただいて、
ラクレット会なるものに参加した。

ラクレット?
食い倒れしか能のないような私になぜスポーツのお誘いが??

そう、みなさま一斉に突っ込みを入れたかと思うけど、
ラクロスではない。
(ベタですみません)

ラクレットとは、
ラクレットとはフランス語で「削るもの」「引っかくもの」を意味する。
チーズの断面を直火で温め、
溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどにからめて食べることから、
この名がついた。
ヴァレー州を中心としたスイス全土、
スイス国境に近いフランスのサヴォア地方などの伝統料理の1つである。

ウィキペディアより)

ちなみに中国語では、
「拉克雷特(la1ke4lei2te4)」とか
「火烤乳酪(huo3kao3 nai3lao4)」と訳されているみたい。

ところで、上のウィキペディアの説明ページの写真、
どっかで見たことあるような?
しかも遠い昔にすごくよく見ていたことがあるような?

そうです。
『アルプスの少女ハイジ』で
おじいさんがハイジに作ってくれたあのチーズ料理が
すなわちラクレット!

あの、ナイフでチーズを削って暖炉でとろーりと?
それを北京で?

というのは早合点で、
「家庭でラクレットを食べる場合は、ラクレットグリルを用いることもできる」
とある通り、
Yさん宅のラクレット会は専用のラクレットグリルを使って開催されている。

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(じゃーん。これがラクレットグリル)

なんでもドイツ在住のご友人からのプレゼントだとか。
ご自宅にこんな立派なラクレットグリルがあるなんて・・・
贅沢!

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ハイジではおじいさんがチーズを串にさして
暖炉の火であぶって出してくれたけれど、
ラクレットグリルの場合はこの小さなフライパンのようなものを使う。

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ちっちゃなちっちゃな玉子焼き器みたい!

ここに薄くスライスしたチーズを入れて、
ラクレットグリルにセット。

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チーズは二種類用意してくださっていた。

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(何チーズと何チーズでしたっけ?一つはラクレットチーズですよね?)

いい感じに溶けてきたら、
これを具材にのっけて一緒に食べる。

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本場ではひたすらジャガイモを食べるとのこと。
ゆでたジャガイモに、

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とろーりチーズ。

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でもそれだけだと単調なので、
ジャガイモのほかにも野菜やハム、ソーセージ、パンなども準備。

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(パンはYさんのお手製)

これね、楽しーっ!!

パンにはそのままのせたけど、

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野菜はよーく焼いて

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いい具合に焦げ目がついてきたやつに

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溶け溶けチーズ。

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ハムにも!

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ソーセージにも!

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とろとろになったところをすかさず食材にのせてもいいし、
ちょっと焦げてカリッとなったのをのせてもいい。
お好み次第で。
私は焦げ気味のが好きだった。

一緒に参加したOさんお手製のサラミとマスカルポーネチーズ(だっけ?)のペーストや、

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Tさんお手製のチキンロールなども登場。

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カレー味のケチャップなるものも教えていただいた。

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これ、はまるおいしさ!
ソーセージにつけると旨し。

さらに、北京で手に入る北京灰奶酪なるチーズも紹介していただいた。

Pasterized Gray Beijing cheese/Gris de Pékin (au lait cuit)/北京灰(巴氏消毒奶)P1270078.JPG
(100gで30元だそうです)

これ、モンドール・チーズみたい。
とろーり。

▼チーズ屋さんのホームページ
北京布楽奶酪坊

ワインもいっぱい飲みました。

(メモがわりにとりあえず写真だけアップ)

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はー、よく食べよく飲んだ・・・
Yさん、お招きいただいて本当にありがとうございました!


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2010年07月21日

【朋友家】パーティー上手の食卓

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以前ホームパーティーにお招きいただいたIさんから
またお声がけをいただいた。
基本、「誘われたら行く」派のayaziは、二つ返事で参加表明。
だって、Iさんの奥様はお料理上手なんだもの。

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相変わらず素敵なテーブルセッティングに、高まる期待。
さてさて、今回はどんなお料理を食べさせていただけるのだろう。
わくわく。

鶏肉と春雨のタイ風サラダ
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ほんのりナンプラー風味で、
パクチー(タイ風なので香菜ではなくこの名前で)たっぷりのさっぱりサラダ。

イカとキュウリの胡麻和え
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これ、すごく琴線に触れた一品。
なんだかとっても郷愁をそそられた。

鴨のローストとベビーリーフのサラダ
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非常に庶民的な食卓で育った私にとっては、
こういう料理は大人になってから初めて知った味で、
さらにお店で食べるもの。
それが家庭で食べられちゃうなんて素敵。

カレーサモサ
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「すごーい!これも作ったのーっ!?」
と歓声をあげたら、
「違うの。これは冷凍なのよー」
とIさん。
手が抜けるところはうまく手を抜く。
それも主婦の料理の工夫のしどころ、ですね?

ポテトサラダ
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作り手の数だけレシピがあるポテ・サラ。
食べなれた自分の味もいいけれど(いや、ずいぶん作ってないけど)
人んちのはなんだかおいしい。

鶏の唐揚げ
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人んちのがなんだかおいしいもの第二弾。
下味のつけ方もいろいろ個性があって勉強になる。
おいしくっていくつも食べてしまった。

ちなみに第三弾は、(この日のメニューにはなかったけど)おにぎり。
持ち寄りパーティーすると、いろんな具があって楽しいのだ。
意外さに驚いて、そしてお気に入りになったのは肉味噌入りのおにぎり。

ペンネのホワイトソースグラタン
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Iさんお得意のオーブン料理。
中にはペンネがたっぷり。

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サーモンのグリル・ローズマリー風味
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ローズマリーをふんだんに使って下味をつけ、
パン粉をつけてグリルしたサーモン。
まずはこの切り身のサイズに驚愕。
そしてハーブの香りがしみこんだサーモンの味に舌鼓。

ローストビーフ・アスパラとエリンギ添え
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さらにどーんと、ローストビーフ。
アスパラとエリンギも美味。

パエリア
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トドメのパエリア。
エビもイカのたっぷりの豪華版。

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「すごい!」
の大合唱に、
「いやでもどれもオーブンに入れて焼くだけだから簡単なのー」
と事もなげにおっしゃるIさん。
いやいや、キッチンでずっと料理にかかりきりなのではなく、
食卓の会話にも加われるオーブン料理はパーティーの強い味方。
さすが慣れていらっしゃる。

この日はワインもたくさんいただいた。
例によってメモがわりに写真だけアップ。

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デザートはチーズの盛り合わせと、バナナチョコケーキ。

チーズ盛り合わせ
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バナナチョコケーキ
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これはオーフリーのもの。
いつも何も入っていないオリジナルだけど、今回はバナナ入り。

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食べてみた感想は・・・
うーん、オリジナルのほうがいいかも。

食後は紅茶をいただきながら、
Iさんがフランス滞在中に自分で絵付けをされたというリモージュ焼きの食器を鑑賞。

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口福、眼福ともに、おなかいっぱい胸いっぱい。
ありがとうございました!


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2010年07月07日

【朋友家】黒毛和牛とワインの会

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Iさん宅のお雛さま祭りでお知り合いになったKさんから
「黒毛和牛とワインの会」なるすばらしい集まりにご招待いただいた。
オーブンでじっくり焼いた黒毛和牛のでっかい塊肉を
ご自宅のセラーで保管しているワインと一緒に楽しむ、
というおいしいイベントだ。

Kさんは世界を飛び回るビジネスエリートにして、
プライベートでも世界各国を旅する大旅行家。
その「勤勉な」旅行ぶりは、Kさんのホームページを見れば一目瞭然だ。

会場はKさんのご自宅。
お料理はすべてKさんご自身が腕をふるったものだ。
(ちなみにKさんは男性)
す、すばらしい!!

まずは本日の主役、黒毛和牛の塊肉をしげしげと鑑賞。

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どどーん。
鎮座する黒毛和牛様。
小さめのまな板の上をほぼ占領してしまっている。
これをオーブンでじっくりと焼き上げようというのね。

焼き上がりを待つ間に、Kさんの手料理をあれこれといただいた。

野菜のグリルとマカロニサラダ
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野菜のグリルは、
焼き網で野菜を軽く焼いてレモンと塩程度でさっと味付けしただけとか。
あれこれといろいろ調味料を入れたくなるところをぐっと抑えて
あまりいじりすぎていないのがかえって新鮮。

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野菜のおいしさがかえって引き立った感じで、
ちょっと目から鱗的なおいしさだった。

鮭の押し寿司
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タッパーウェアで自作したんだって!
言われてみれば作れないことはないけど、
そんなこと思ってもみなかった。

こういうの急に出されちゃうと、
ついつい嬉しくなって箸がいくらでも伸びてしまう。
目の前にあるとバクバクといくつでも食べてしまいそうで危険を感じたので、
早めに他のテーブルによけてしまった。

海鮮のトマトソース煮
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市販のトマトソース(でもお塩の入っていない業務用っぽいの)を使って
それほど手間隙をかけないカンタン料理。
なのにちゃんとおいしいところがさすが。

手間と時間をかけて作りこんだ料理も素晴らしいけれど、
ありものを賢く利用しておいしい料理を作れるのもまた才能のうちだと思う。
私はどちらのお料理も好き。

さて、この日の主役の黒毛和牛。
オーブンの中にぶち込まれて、ジリジリジリと焼かれることしばし。

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よき色に焼きあがった。

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黒毛和牛のグリル
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うほっ。
血のしたたるような鮮やかな肉色。

カットもこんなに分厚く。

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も少し焼いたヴァージョンも。

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黒胡椒をたっぷりかけたジューシーなお肉と
ワイン会のAさんが持ってきてくださったカリフォルニアのシラーが
それはもうよく合った。

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黒毛和牛とワインの会と言いつつ、
手作りの梅干があると聞いては居ても立ってもいられず。
が、梅干はギリギリ売り切れでありつけず写真だけ。
すっかり「ご飯(お米)腹」になってしまったので、
昆布の佃煮で少しだけご飯をおねだりした。

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他にもKさんの手料理は続く。

キュウリの塩もみ
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ほんとに塩でもんだだけとか。
でもこれまたシンプルで新鮮なおいしさ。
そう言えば、前に友人が作ってくれたゆでインゲンの塩和えも妙においしかったっけ。

デザートはこちら。

バナナのゴマ&ハチミツがけ
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なんかちょっとトルコ風?
そんな前口上と一緒に出されたので、
大人連中は上にかかっているのがゴマだということに気づかず。
「えー何?きなこ?」
と首をひねる大人たちを横目に、
AさんちのK君がこともなげに
「ゴマがかかってる!」
先入観が舌に与える影響はかくも大きいのかと、改めて反省。

これ、簡単だけどすごくおいしい。
オススメ。

チーズの盛り合わせ
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オレンジピールのチョコレートがけ
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このチョコは私が持参したもの。
国貿商城のワトソンズの並びにあるベルギーチョコのお店で売っている。
オレンジピールのチョコは大人の味で、
ワインやウィスキーなどお酒にも合う。
結構お値段張るけど、こういうパーティの手土産には重宝している。

さて、食べ物の部はここで終了だけれど、
まだまだパーティーレポートは終わらない。
何しろ「黒毛和牛とワインの会」だからして、
もう一つの主役はワインなのだ。

Kさんは単身で北京に駐在されていながら、
北京のご自宅にワインセラーを持っているというほどのワイン好き。

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ブランドワインだけでなく、
香港やオーストラリアなどで試飲しておいしいと思ったものも購入していて、
こだわりのない自然体でワインを愛好していらっしゃる。
まだ開いていない赤ワインをハンドパワーで開かせるという
テクニックの持ち主でもある。

いただいたワインはかなりの本数になるので、まずは一気に写真でご紹介。
(後で銘柄を調べて補足しようっと)

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(黒毛和牛とベストマッチだったのは、右のシラー)

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Kさんはワイン愛好家であると同時に、
大のシングルモルト・ウィスキーファン。
大事にされているコレクションを味見させていただいた。

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きっとお好きな方には垂涎の的なのだろう。
私には猫に小判、豚に真珠でありました。

それにしても、すっかりすっかりご馳走になってしまった。
シンプルで豪快な男の料理とワインの宴、堪能。
Kさん、本当にありがとうございました!


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2010年05月19日

お雛祭りでワイン祭り

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最近、よくホームパーティーにお招きいただくようになった。
特に北京に駐在されている方のお宅にお邪魔することが増えた。
それも駐在員の奥様からご招待をいただくことが多い。

こちらで暮らしていらっしゃる駐在員の方は
北京以外にも各国の駐在を経験された方が多く、
奥様方の手料理も、和食以外にも
これまでの赴任地でマスターした各地の料理など実にバラエティに富んでいる。

そうした方に声をかけていただいてホームパーティーにお邪魔すると、
ふだんは食べる機会のない家庭料理を食べられるし、
それに思いがけない方と親しくさせていただくきっかけにもなるので、
いつも楽しみに出かけている。

私の普段の交友範囲ではあまり知り合う機会のない方々と
こうして親しくお付き合いさせていただけるようになったのは、
茶旅人Sさんの茶話会やAさんのワイン会のおかげ。
本当にありがたいことだ。

この日ホームパーティーに招待してくださったのも、
ワイン会つながりの素敵な駐在員夫人Iさんのパーティー。
お雛祭り&茶旅人Sさん送別の宴ということで私にも声をかけていただいた。

ただでさえ更新が遅れがちな上に
1ヶ月近くブログ更新を休んでいたせいで
またもや激しく季節外れなのはどうかご容赦いただくとして・・・

Iさん宅では大きな雛飾りが迎えてくれた。

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久しぶりの7段飾りに興奮。

テーブルには、
この日集まった皆さんが持ち寄られた手料理がすでに並んでいた。

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オードブル盛り合わせ
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バゲット&レバーペースト/チーズ盛り合わせ
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温野菜サラダ/チーズ入りのサラダ
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温野菜はブロッコリーとアスパラガス。
上にあしらわれているのはベーコンだった?

右のサラダに散りばめられているチーズはフェタチーズ?
何しろ写真を撮るのと食べるのに夢中で、
いろいろ聞きそびれてしまった。

ミートパイ/フォカッチャ
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ミートパイもフォカッチャも自家製。
ミートパイはR子さん作(だったかな?)
フォカッチャはAさんの奥様のお手製だ。

こちらにいると、日本にいるほど市販のものが充実していないので、
パンやケーキを自作される方も多い。
皆さんは旦那様やお子さんを思って、
または自分のためにマスターされるのだが、
こうしてその恩恵にあずかる私のような者もいる訳で・・・
ありがたやありがたや。

(何か忘れたけど)激旨ペースト
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何でしたっけ、これ?
すごくおいしかった!

蒸し鶏/ヒレカツ
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蒸し鶏は何もつけなくても十分なくらい味がよくしみていた。
ヒレカツは(特に男性陣に)大人気。
揚げ物人気はやはり絶大なのね。

グラタン/キッシュ
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「うわあ、こういうのが家庭の食卓に並ぶなんて、すごいなあ」
と無邪気に思ってしまう。
私の母はこういう「洒落たもの」を作る人ではなかったので、
いまだに手作りのグラタンだのキッシュだのに対する憧れがあるのだ。

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「ごめんなさい!今日のキッシュ、ちょっとしょっぱかったみたい」
I夫人はおっしゃるが、
その台詞自体が私には輝きを伴って聞こえる。
そんなことを、子どもの頃に言われてみたかったものだ。
(もちろん、母の料理が嫌だったという意味ではない)

シーフードスパゲッティ
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ワイン会のAさん作。
ここまでに食べたものを胃袋から消し去らないと
とても食べきれないくらいの豪快な量だ。

と言いつつ、シーフードの旨みがたっぷりでついつい完食。

チキンのグリル・トマトソース
カリカリガーリックとアスパラを添えて

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さらにAさんのグルメ波状攻撃は続く。
チキンの皮がカリッカリ。

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もちろんこれも完食。

シーフードカレー
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これはなんとIさん(旦那さま)作。
アサリやイカなどたっぷりのシーフードと各種キノコ、
それにセロリなど香味野菜も入っていて、こくはあるけどあっさりした仕上がり。
サフランライスも添えられていて、本格派だ。

思わずお代わり。
いや、さすがにサフランライスは控えたけど。

ドライイチジクの赤ワイン漬け
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嫌味のないイチジクの甘みとお酒の風味が香る大人のデザート。
作り方を聞いたら、
ドライ状態のイチジクを蒸して赤ワインに漬けただけ、とか。
ぬおーっ!
簡単ではないの!
これならayaziでも出来そう。

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お子さんたちのみならず、なぜか男性陣にも大人気だった。

お菓子タワーとフルーツタワー
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クッキーも手作り。

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これは私が持っていった新疆のお菓子。

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ウルムチ市の北京駐在事務所レストランで購入。
手作りじゃなくて恐縮・・・

そして飲んだワイン、どーん!

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ハンドパワーでワインを開かせる技の持ち主、
Kさんが持参されたワインは、
とてもおいしいのにお求め安い価格の高コスパワイン。

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そしておいしかったワインの写真メモ。

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ほぼブロイラー状態で食べ、そしてワインを飲み続けるも、
前日の深酒がたたり二日酔いが尾を引いて不調。
日付が変わる前にIさん宅を辞した。
ayaziにしては珍しい。
他のみなさんはホームカラオケでさらに盛り上がった模様。

Iさんご夫妻、そしてお料理やワインを提供してくださった皆様、
本当にご馳走さまでした!


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