2010年08月31日

【常州賓館餐廰】再訪常州賓館

常州賓館、再び
再訪常州賓館(zai4fang3 Chang2zhou1bin1guan3)
P1230352.JPGP1230361.JPG
P1230360.JPGP1230368.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

日本人好みの懐かしい味付けでしみじみとおいしかった常州賓館のレストラン。
江蘇省は常州の駐京弁レストランだ。

▼これまでの「常州賓館餐廰」関連記事
【常州賓館餐廰】常州菜(之一)
【常州賓館餐廰】常州菜(之二)
【常州賓館餐廰】常州菜(之二)

あまりにツボにはまったので、自分でもここで食事会を企画した。
かなりの料理が前回訪問時と同じだったのだが、
新規メニューもいくつか開拓したので今回はそれを中心にご紹介。

<前菜>
塩水鴨(yan2shui3ya1):38元
アヒル肉の塩水漬け

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よくアヒルのレバーを塩水に漬けた塩水鴨肝(yan2shui3 ya1gan1)を食べるが、
これは骨付きのお肉版。
レバーもそうだけど、こちらも負けずに酒を呼ぶ一品。

酔魚(zui4yu2):20元
フナ(?)の酒干し

P1230349.JPG

またも酒の肴的一皿。
これ、私は好きなのだけれど、周りの反応は今ひとつのような?
ちょっと饐えた感じの匂いと風味があるからだろうか。
少しかじってお酒の友にするとなんとも言えないんだけどね。

烤麩(kao3fu1):20元
お麩の煮しめ(前菜)

P1230351.JPG

大定番。
お麩と一緒に煮込まれているのは、シイタケ、タケノコ、黄花菜かな?
甘さ、しょっぱさともに控えめで上品な味だった。

糖醋小排(tang2cu4 xiao3pai2):32元
スペアリブの甘煮(前菜)

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甘い甘い前菜の中では例外的に注文頻度の高いのがこれ。
肉を歯と舌先でせせり取り、
骨までしゃぶってコロンと最後に皿に吐き出すのが快感。
お行儀悪いけど、こうして食べるのが一番おいしいと思う。

話梅芸豆(hua4mei2 yun2dou4):18元
白インゲン豆の甘い梅干煮

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これも好きでよく頼む前菜だ。
甘酸っぱしょっぱい話梅が入ることで、
単純な甘煮より豊かな味わいになっている。

ほかにも、前回頼んだ葱油蚕豆(cong1you2 can2dou4)をオーダー。

P1230348.JPG


<メイン料理>

麺筋塞肉(mian4jin1 sai1rou4):42元
揚げ麩の肉詰め煮

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これ、大好評。
油分のあるものを甘辛醤油味で煮込んだ料理だもの、
日本人の琴線に触れまくり。

淮揚煮干絲(huan2yang2 zhu3 gan1si1):38元
干し豆腐のスープ煮

P1230356.JPG

これも大定番で今更頼まなくてもいいかと思ったけど、
無難においしいのでやっぱり押さえることに。
想像通りの手堅いおいしさ。

萵笋炒山薬(wo1sun3 chao3 shan1yao4):26元
ウオスン(セルタス)とヤマイモの炒めもの

P1230360.JPG

ウオスン、ヤマイモというシャキシャキ野菜の組み合わせ。
ヤマイモの炒めものは日本ではあまり食べないけれど、
こちらでは結構よく見かける。
オススメ。

ほかには以前頼んだことのあるお料理がずらり。

話梅無錫骨(hua4mei2 Wu2xi1gu3)
獅子頭(shi1zitou2)

P1230363.JPG
P1230353.JPG

小銀魚煎蛋(xiao3yin2yu2 jian1dan4)
雪菜炒春笋(xue3cai4 chao3 chun1sun3)

P1230355.JPGP1230359.JPG

羅卜干炒毛豆(luo2bogan1 chao3 mao2dou4)
肉汁羅卜(rou4zhi1 luo2bo)

P1230362.JPGP1230358.JPG

韮菜野鴨脯(jiu3cai4 ye3ya1pu2)
P1230354.JPG

<スープ>

前回も頼んだ常賓豆腐羹(chang2bin1 dou4fugeng1)をお願いした。

P1230364.JPG

が、ここの名物だということでもう一品追加。

砂鍋魚頭湯(sha1guo1 yu2tou2tang1):128元
魚の頭スープ

P1230365.JPG

魚のうま味がよく出た濃厚スープ。

P1230366.JPG

ただし、以前飲んだことのあるWさんによると
「前のほうがおいしかった」
とのこと。
ちょっとお値段が張るので、少人数の時は頼まなくてもいいかも。


<主食>

江南小籠包(jiang1nan2 xiao3long2bao1):12元
小籠包

P1230368.JPG

メイン料理でかなりお腹いっぱいになってしまったので、
軽く小籠包でシメ。

お肉が苦手な方もいらしたので野菜まんも注文したら、
こちらもなかなか美味。

小菜包(xiao3cai4bao1):3元
野菜まん

P1230367.JPG

中身はこんな感じ。

P1230369.JPG

改めて来てみて、
何を食べても大きくはずすことのない平均点の高いお店だと思った。
日本人の口にも間違いなく合うし、
地下鉄の朝陽門駅からも近いので使いやすい。
いいお店だ。


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【常州賓館餐廰】常州菜(之二)


▼お店情報
常州賓館餐廰
朝陽区朝陽門外大街吉祥里113号楼1楼
010-6553-5588
P1220950.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅下車。
朝陽門外大街の北側を東方向に進み、
小肥羊のある角を左折してしばらく行くと右手(東側)に見えてきます。


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2010年08月26日

【京濱飯店】東北菜

東北料理
東北菜(dong1bei3cai4)
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【ところ:阜成門/ねだん:記事参照】

黒龍江省の省都、ハルビン市の駐京弁レストランへ。
ハルビン市の駐京弁レストランは
阜成門から西へしばらく行ったところにある京濱飯店の2階にある。

P1230323.JPG

ちなみに1階はロシア料理レストラン。

駐京弁レストランと言えば北京に居ながらにして
ご当地グルメが味わえる貴重な場所。
ここもきっと本場の味が楽しめると期待して、
ハルビンと東北の名物料理を中心にあれこれと頼んでみた。

哈紅腸(ha1hong2chang2):20元
ハルビンソーセージ

P1230324.JPG

ハルビンと言えば、紅腸。
ソフトサラミのようなソーセージだ。
ビール、進む。

酥炸針蘑(su1zha2 zhen1gu1):24元
キノコの揚げもの

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針ほどはいかないが、細身のキノコをサックリ揚げたもの。
歯ざわりがよくて、大好評。

串炸馬哈魚(chuan4zha2 ma3ha1yu2):56元
サケの串揚げ

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サケは中国語で「三文魚(san1wen2yu2)」なのだが、
東北では「馬哈魚(ma3ha1yu2)」と呼ばれるそうだ。
よく食べられている食材なので
「やっぱり一品くらいは」
と頼んでみたのだけれど、微妙だったかも。
妙な脂っこさがあって、中途半端に燻したような不思議なクセがあった。

農家茄子蒸土豆(nong1jia1 qie2zi zheng1 tu3dou4):16元
ナスと蒸しジャガイモのゴマダレがけ

P1230334.JPG

とてもシンプルな料理なのだけれど、
これがしみじみとしていて実においしかった。

素焼地三鮮(su4shao1 di4san1xian1):16元
ナス・ジャガイモ・ピーマンの炒めもの

P1230331.JPG

地三鮮は北京でもすっかり家庭料理として親しまれているけれど、
もともとは東北の料理。
でもここのは下揚げした時にジャガイモが香ばしく揚がっていなくて
べっちゃりしていたのが残念だった。
表面こんがり、中はホクホクのジャガイモに
炒めダレがからんでいるのがおいしいんだけどなあ。

金牌鍋包肉(jin1pai2 guo1bao1rou4):28元
揚げ豚肉の甘酢あん

P1230330.JPG

下味をつけた豚ヒレ肉のスライスを揚げて、
甘酢あんをからめた料理。
代表的な東北料理の一つだ。

素材も味付けも単純だけれどお店によって出来に大きな差があって、
なかなかコレ!という鍋包肉に出会うことはできない。
ここはハルビン市の駐京弁レストランだけに、
以前東北に留学していた経験のあるYさんはとても期待していらしたのだけれど、
「うーん、もう一つという感じ」。
留学時代によく食べていた本場の味には及ばなかったようだ。

[入の下に水]白肉血腸(cuan1 bai2rou4 xue3chang2):36元
血のソーセージ・豚肉と酸菜の煮込み

P1230328.JPG

ザ・東北料理。
この血腸はかなりおいしかった。
ちょっとグロなビジュアルに引いてしまっていた方も
エイッと食べてみたら意外においしいと思ったのでは?

小鶏炖蘑磨ixiao3ji1 dun3 mo2gu1):28元
鶏肉とキノコの煮込み

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私はこれに目がない。
もう本当に大大大好物だ。
これとご飯があればもう他には何もいらないくらい。

香脆小河蝦(xiang1cui4 xiao3he2xia1):36元
川海老の揚げ物

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これは東北料理でも何でもないかもしれないけど、
はい、普通においしかったです。

清炒荷蘭豆(qing1chao3 he2lan2dou4):18元
サヤエンドウの炒めもの

P1230333.JPG

何か野菜を、ということで頼んだのがこれ。
サヤエンドウを炒めたのも、好物だ。

これはそのまま炒めたシンプルなもの。
サヤエンドウの豆の風味と青っぽさが前面に出ていてとてもいい。
ほかにも、細く刻んで卵と一緒に蝦味噌風味で炒めたのもまたおいしい。

仕上げは餃子。

タレのセットの中にすりおろしたニンニクが入っているのが
東北風?
P1230339.JPG


4種類の餡を頼んでゆでてもらったら、
なんと全部一緒にゆでられて出てきた。

P1230338.JPG

しまった〜!
どれが何だか分からない〜!!

餃子専門店だと
「一緒にゆでますか?それとも別々にゆでますか?」
と確認してくれるので
「別々に」(もしくは「一緒でもいいです」)と指定ができるのだけれど、
ここではうっかりしていて忘れてしまった。

おかげで餃子ロシアンルーレットをする羽目に。

三鮮水餃(san1xian1 shui3jiao3):8元(たぶん1両=小麦粉50g分で)
餃子(豚肉×ニラ×?)

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豚肉とニラと何だっけ?

酸菜猪肉(suan1cai4 zhu1rou4):6元(同上)
餃子(酸菜×豚肉)

P1230342.JPG

白菜ではなくて、漬物の酸菜。
餃子の餡の大定番は豚肉×白菜だけど、
酸菜のも時々無性に食べたくなる。

黄瓜猪肉(huang2gua1 zhu1rou4):6元(同上)
餃子(キュウリ×豚肉)

P1230343.JPG

キュウリの入った餃子が好きで、
卵とキュウリの組み合わせがあるとよく頼む。
この時は豚肉との組み合わせを試してみたが、悪くなかった。
私がキュウリ餡の餃子が好きっていうだけ?

鶏蛋青椒(ji1dan4 qing1jiao1):6元(同上)
餃子(卵×ピーマン)

P1230340.JPG

ピーマンじゃなくて尖椒だったかな?
いや、辛かった覚えはないので、やっぱりピーマンかな?

卵と野菜の組み合わせも餃子の餡の定番だ。
この日みたいに大勢で食べる時は、
卵ものを一つ入れてみると変化があっていい。

***

全般的に味はよかった。
ただ、大絶賛というところまではいかなかったかな。
そしてどれも量が少なかった。

東北料理と言えば一皿のポーションが異常なほど大きくて
普段はそれが理由で(特に少人数だと)気軽に頼めないのだが、
「ええっ?こんなにでっかいのーっ!?」
という驚きも東北料理を食べる楽しみだったりする。

だから本場の味を提供する駐京弁レストランなら
そういった意味でも満足させてくれるだろう、
という期待もあったのだが、それは裏切られた形だ。

でも逆に言うと、
割合少人数でもあれこれと楽しめるお店ということになるのかも。


▼お店情報
京濱飯店
西城区阜成門外大街24号京濱賓館2階
010-6858-2233(内:2200)
P1230320.JPGP1230323.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「阜成門」駅下車。
阜成門外大街を西へ向かい、二つ目の信号を越えてすぐ左手。
大中電気のすぐ隣にあります。


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2010年08月20日

【吉祥鳥湘菜館】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang2cai4)
P1230296.JPGP1230298.JPG
P1230300.JPGP1230302.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

以前、胡同暮らしの達人Yさんから
食通オススメの湖南料理レストランとして紹介してもらった翠清酒家。

▼旧ブログの「翠清酒家」関連記事
【翠清酒家】地道湖南菜

Yさんが翠清酒家で隣り合わせた湖南人の常連さんから
「市の東方面で湖南料理と言えばココ!」
と勧められたお店が、この吉祥鳥湘菜館だ。

P1230294.JPG

ここ、実は前の勤め先から目と鼻の先にあるのだが、
なぜかほとんど来たことがない。
正確に言うと、
一度だけ来たことがあるのだけれど、
まったく印象に残っていない。

でも、あるホームパーティーでご一緒した方からも
「中国人に連れていってもらったらすごくおいしかった!」
と勧められ、
そして今回もまた湖南人から勧められたとあって、
すっかり気持ちが盛り上がってしまった。

で、訪問。

久しぶりのこの看板。
ほんと、昔は毎日といっていいくらいこの前を通っていたのに、
ちっとも足を向けずにいてもったいないことをした・・・

湖南料理と言えば、
私的マストアイテムのこれを食べずにはいられない。

醤板鴨(jiang4ban3ya1):26元(1/2羽)
アヒルジャーキー

P1230296.JPG

ミ、ミジンコ?
1/2羽を無理やり盛り付けたので、微妙なお姿をしております。

さて、一口。
!!!
かっ、辛っらああぁぁぁぁぁぁぁぃいいっっ!!!

これまでに食べた所謂辛いモノの中でダントツの辛さ。
口からはため息がもれ、
目には涙がにじむ。
冗談じゃなく、悶絶した。

しかし、悶絶するくらいの激辛にもかかわらず後を引くところが憎らしい。
地獄に落ちると分かっていつつ、
手を出すのをやめられない因果な私なのだった。

涼拌[豆工]豆(liang2ban4 jiang1dou4):10元
ササゲの和えもの

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それを癒したのがこのあっさり味のササゲの和えもの。
まさにオアシス。

鶏汁脆笋鉢(ji1zhi1 cui4sun3 bo1):36元
干しタケノコのチキンスープ煮

P1230298.JPG

癒しの料理第二弾。

鶏の出汁がよく出たスープで煮込んだ干しタケノコ。
湖南料理の鶏汁シリーズには、
ほかに豆腐の細切りや輪切りにした大根などがあって、
どれもうま味たっぷり。

干鍋魚雑(gan1guo1 yu2za2):48元
魚の卵の鉄鍋炒め

P1230302.JPG

確かコイの卵と言っていたような。
これもそれなりに辛いのだけれど、
アヒルジャーキーの前では子供だましみたいなもの。

ちょっと泥臭さはあるのだけれど、
プチプチと弾ける卵の食感がクセになる。

酸芋頭絲炒牛肉絲(suan1yu4tousi1 chao3 niu2rou4si1):28元
タロイモの漬物と牛肉の炒めもの

P1230300.JPG

これがこの日一番のお気に入り料理。
漬けたタロイモなんて初めて食べた。

酸味と塩気がきいたタロイモは多少くったりはしているけれど、
シャキシャキとした小気味のいい歯ごたえがある。
すごく新鮮な食感!
漬けタロイモの風味がなんとも言えないのと、
酸味のさっぱり感とで、どんどん箸が進んでしまった。

葱香小煎餅(cong1xiang1 xiao3jian1bing3):9元(半ダース=6個)
葱風味の焼きパン

P1230311.JPG

最後に追加した主食がまた実によかった。
ちょっとむちむちした食感の生地、
葱の風味、
ゴマのぷちぷち弾ける食感、
こんがり焼いた表面の香ばしさ。

P1230312.JPG

これもオススメ。

お酒はビールの後で白いのを。

紅太陽四星(hong2tai4yang2 si4xing1):78元(200ml)
白酒

P1230306.JPG

4両瓶なので200ml。
これは今ひとつ。

この日は人数が少なかったので
[朶リ]椒魚頭など湖南料理の大定番を味見できなくて残念。
また改めて大人数で再訪してみよう。


▼お店情報
吉祥鳥湘菜館
朝陽区朝陽門外大街吉祥里103号201楼
010-6552-2856
P1230294.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「朝陽門」駅で下車し、
朝外大街北側にある出口を出てそのまま東方向へ。
華普超市を過ぎて最初の交差点を左折してしばらく行くと、
道の左(西)側にあります。


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2010年08月17日

【狗不理包子】津菜

天津料理
津菜(jin1cai4)
P1230085.JPG
【ところ:天津/ねだん:記事参照】

日本から中戯時代の朋友、Mさんが訪燕。
ちょっと北京以外のところにも行きたいとのご要望だったので、
動車組(新幹線です)に乗って天津へ。

北京南駅から天津まではたった30分で到着。
近ーい!
(ただしウチから北京南駅までは1時間かかるのであった・・・)

昼食はベタに狗不理包子へ。

P1230060.JPG

全国的に名前を知られている老舗だけど、
「名物に旨いものなし」を地で行くような
あまり評判のよろしくないお店だ。
包子はまずい、ほかの料理もまずい、おまけにサービス態度は最悪、
という三拍子揃った、もとい、
三重苦に苦しむ「行ってはいけない」鬼門のようなレストランである。

が、
地元っ子情報によると
「北駅に近い支店のは旨い」
のだという。

天津っ子がそう言うなら、そうなのか?と食指が動いた。
それに考えてみると、
お土産でいただいて自分で蒸して食べたことはあるけど、
天津で狗不理包子をまともに食べたことないな。
そう思って、やってきた。

P1230061.JPG

店内では、快板児のパフォーマンスがあるというのでさっそくお願いする。

P1230062.JPG

快板児は、竹板を使ったカスタネットのような拍子木でリズムを取りながら
韻を踏んだ語りを披露する民間芸能。
語るのは天津のことや狗不理包子についての口上?
真面目に聞いていなかったので内容は全然覚えていないけど、
まあ雰囲気はそれなりに盛り上がった。

料理の注文は、
この日わざわざ私たちを案内してくれた天津っ子のM老師にお任せ。

醤墨斗(jiang4mo4dou3):48元
イカの醤油煮

P1230065.JPG

墨斗(mo4dou3)は墨斗魚(mo4dou3yu2)の略で、つまりイカ。
墨斗(mo4dou3)は大工さんの使う墨つぼのこと。
なるほど。

これはとても和食っぽい一品。
中にご飯を詰めたらイカ飯!

八宝菠菜(ba1bao3 bo1cai4):22元
ホウレンソウと春雨の和えもの

P1230066.JPG

ホウレンソウに春雨やら、コーンやら、ナッツやら、干し葡萄やらを
あれこれ乗っけたなんとなく見た目豪華な和えもの。
まずくはないのだが、
この無理やり「八宝」に仕立てたところが涙ぐましくてちょっと苦笑。

開胃菜(kai1wei4cai4):16元
四川風漬け物

P1230068.JPG

普通は「泡菜(pao4cai4)」でメニューに載っているけど、
ここでは「開胃菜=アペリティフ」。
まあ、確かに。

津門四扣碗(jin1men2 si4kou4wan3):98元
天津風煮込み小皿(豚バラ肉、キノコ、肉団子、アヒル肉)

P1230070.JPG

持ち手のついた雰囲気のあるお盆に乗せられて恭しく登場したのは、
以前、サウナみたいな巨大天津料理レストランでも食べた料理。

▼サウナちっくレストラン
【津菜典蔵】高端津菜(一)
【津菜典蔵】高端津菜(二)

4種類の素材を割とこってり味で煮込んだもの。

P1230071.JPG

私は北関東で育ったので、この手の濃い目の味付けは結構好き。

老爆三様(lao3bao4 san1yang4):38元
豚肉、レバー、腎臓の炒めもの

P1230074.JPG

ニンニクと醤油でしっかり味付けた炒めもの。
レバーもいいけど、腎臓も捨てがたい・・・
なんていう欲張りにはありがたい一皿だ。

雑魚一鍋出(za2yu2 yi4guo1chu1):58元
揚げ魚の醤油煮(ミニトウモロコシパン添え)

P1230083.JPG

これ、全部で4種類の魚が使われていた。
「黄魚(huan2yu2)=イシモチ」と
マナガツオ(確かM老師は「平魚(ping2yu2)」と言っていた)、
それから「帯魚(dai4yu2)=タチウオ」もあった。
あと一つ、なんだっけ?

これも非常に田舎っぽくて懐かしい感じ。
上に散らばったチップのようなのは
小さな小さな「貼餅子(tie1bing3zi)=トウモロコシパン」だ。
カリカリを食べるもよし。
煮汁を吸ってずびずびになったところを食べるもよし。

稀飯(xi1fan4):3元
緑豆粥(漬け物添え)

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スープがわりにお粥を。
ホツホツした豆の風味がしみじみとおいしい緑豆粥。

飲み物は白酒。

P1230064.JPG

まるで白酒っぽくない爽やかな青いボトルだが、列記とした白酒だ。

そして(珍しく)可愛くパパイヤジュース。

木瓜汁(mu4gua1zhi1):98元
パパイヤジュース(ピッチャー)1つ

P1230077.JPG
(手前に白酒が写ってますが)

や!?
これ、高かったのね・・・

普段パパイヤを口にすることはほとんどないのだけれど、
久しぶりにフレッシュなのをジュースにして飲んだらとてもおいしかった。

料理は全体的にまずまずおいしかった。
少なくとも「まずい」という評価は当たらないと思う。
サービスも悪くはなかった。
客を無視して自分たちのおしゃべりに夢中なんてこともなかった。
これ、やっぱりこの支店だからってことなんだろうか?

え?
肝心の狗不理包子の味はどうかって?

もちろん食べておりますとも!
それはまた明日。


▼お店情報
狗不理包子(中山路店)
天津市河北区中山路中山国際大厦1-3階
022-2621-8999
P1230060.JPGP1230061.JPG
<アクセス>
天津北駅の近くにあります。
中山路と律緯路のぶつかる交差点から北へちょっと行ったところです。


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2010年08月12日

【常州賓館餐廰】常州菜(之三)

常州料理
常州菜(Chang2zhou1cai4)
P1220977.JPGP1220982.JPG
P1220986.JPGP1220979.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

メインの料理をひととおりご紹介した後は、スープ。

常賓豆腐羹(chang2bin1 dou4fugeng1):32元
常州賓館風・豆腐の羹

P1220975.JPG

常賓は常州賓館の略。
ってことは、常州料理かな?

生の豆腐、押し豆腐、豆腐をチップ状にして揚げたもの、
そして血豆腐(これは文字通り豆腐ではなくて、鴨血だけど)と、
豆腐尽くしのあつもの。

P1220976.JPG

細切りにしたタケノコも入っていて、歯ごたえにも変化あり。

同じ豆腐なのに、それぞれ食感や味わいが異なっていて面白い。
生の豆腐はつるりとやわらかく、
押し豆腐は凝縮した豆腐のうまみとほしょほしょした食感はもとより、
お豆腐チップが実にいい。
サクサクカリカリもいいけれど、
スープを吸ってずびずびになったのもまたよし。
(って、すっかり豆腐だと決めつけて食べてたけど、
もしかして違ったりして・・・汗)

P1220978.JPG

非常に上品なとろみのつけ方で、ぼってりしすぎずさらりとした質感。
添えられてくる泡椒(赤唐辛子の塩漬け)入りのタレと香菜を入れると、
ますます複合的なおいしさになった。

P1220977.JPG

このスープ、実においしい!

もうすっかりお腹はいっぱいだったのだけれど、
目がほしがって、ご飯ものを追加。

常賓菜飯(cahng2bin1 cai4fan4):28元
ハム入り菜飯

P1220982.JPG

チャーハンではなくて、混ぜご飯。
ハムと青菜入り。

羅卜絲餅(luo2bosi1bing3):1個3元
細切り大根パイ

P1220985.JPG

大根の細切りの入ったパイ。
パイだけど、お菓子ではなくて主食扱い。
まわりはサクサク、ほろほろで、中の大根はしっとり。

P1220986.JPG

小麻[米羔](xiao3ma2gao1):1個3元
パイ菓子

P1220979.JPG

羅卜絲餅と似たようなみかけだけど、
こちらはお砂糖の入ったお菓子版。

P1220981.JPG

魚を使った料理など値段の張る料理を頼まなかったこともあり、
ひとり60元と割合格安。
しかもサービスもまずまずで、
店員さんの感じもよくて好感が持てた。
いいお店だ。

中華料理は大好きだけど、最近ちょっと胃腸がお疲れ気味・・・
なんて時に、お腹と心にやさしいレストランとして覚えておくと
重宝しそう。

【おまけ】
遅れて参加のIさんのための「お取り分け」。
P1220984.JPG

量、すご!
一人でこれだけ食べてるってことか・・・
こうして一人分として見るとその量にひるんでしまうけど、
円卓で大皿から食べてると気づかないうちに胃袋に収まってるんだよなあ。


▼これまでの「常州賓館餐廰」関連記事
【常州賓館餐廰】常州菜(之一)
【常州賓館餐廰】常州菜(之二)


▼お店情報
常州賓館餐廰
朝陽区朝陽門外大街吉祥里113号楼1楼
010-6553-5588
P1220950.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅下車。
朝陽門外大街の北側を東方向に進み、
小肥羊のある角を左折してしばらく行くと右手(東側)に見えてきます。


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2010年08月11日

【常州賓館餐廰】常州菜(之二)

常州料理
常州菜(Chang2zhou1cai4)
P1220959.JPGP1220972.JPG
P1220967.JPGP1220974.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

常州料理の食卓は佳境へ。

話梅無錫骨(hua4mei2 Wu2xi1gu3):48元
スペアリブの煮込み・話梅風味
 
P1220972.JPG

いきなり常州じゃなくて無錫の料理ですが。

スペアリブを「話梅(hua4mei2)=梅を砂糖と塩で漬けて干したもの」風味で煮込んだもの。
写真の下のほうにいくつか固まっている色の濃い丸い物体が話梅。
おやつやお茶請けで食べたり、
紹興酒に入れたりするだけでなく、
こうして煮込み料理に入れたりもするんだね。

話梅の酸味と甘みがよくきいて、
ただ甘じょっぱいだけの醤油ダレではなく奥行きのある味。
スペアリブもやわらかく煮込まれている。

獅子頭(shi1zitou2):12元(1個)
肉団子のスープ煮

P1220959.JPG

これも常州料理とは限らないような?

大きな肉団子をかなりさっぱりしたスープで煮てある。
獅子頭というと甘辛の醤油味で煮込んだもののほうが有名なように思うけど、
このスープ版のほうがあっさりしていてお腹にやさしい感じ。

肉団子はふんわりとやわらかくて、
その食感もまたやさしくてほっこり。

小銀魚煎蛋(xiao3yin2yu2 jian1dan4):38元
シラウオ入りの玉子焼き

P1220968.JPG

こ、これも常州料理でもなんでもない・・・かな?
でもすごくおいしそうだったので、四の五の言わずに注文!

直感を裏切らないおいしさ。
シラウオが思ったよりも大ぶりでふっくらやわらかい。

P1220970.JPG

中華料理を頼む時に
「煎蛋(jian1dan4)=玉子焼き」ってあまり選択肢に入ってこないかもしれないが、
頼んでみると意外に人気であっという間に売り切れる。
ピーマンや大根の漬け物(沢庵みたい!)の入った「菜脯煎蛋(cai4pu3 ji1dan4)」も
オススメだ。

雪菜炒春笋(xue3cai4 chao3 chun1sun3):48元
雪菜とタケノコの炒めもの

P1220963.JPG

うーん、ますます常州ならではの料理ではなく、
単に江蘇あたりの料理という感じになってきた。
「意地でも常州料理!」の意気込み、しぼみまくり。

しかーし、これがうんまーいっ!!
高菜とタケノコをさっぱり味で炒めて少しとろみをきかせた感じ、
と言えば味が想像できるだろうか。

羅卜干炒毛豆(luo2bogan1 chao3 mao2dou4):18元
干し大根と枝豆の炒めもの

P1220973.JPG

これもよくある南の料理。
沢庵のような感じの干した大根と枝豆の組み合わせは大定番だ。
これと同じコンビでは前菜のほうがむしろ有名か。

でも、炒めたものもまたいい。
やや塩気がきついのだが、それが白いご飯によく合いそう!
遅れて食事会に参加したIさんはこれを多いに気に入って、
「これが最高においしいっすよ!」
と爆食していた。

韮菜野鴨脯(jiu3cai4 ye3ya1pu2):46元
ニラとアヒル胸肉の炒めもの

P1220974.JPG

これはニラがおいしそうだったので頼んだ料理。
中国のニラって、日本のものより肉厚で甘い。
しっかりしたアヒルの胸肉とニラの香味がよく合っていた。

肉汁羅卜(rou4zhi1 luo2bo):32元
大根の醤油煮

P1220967.JPG

メニュー写真を見たら頼まずにはいられなくなった一品。

大根の醤油煮なんて、
まさに田舎のおばあちゃんが作ってくれそうな家庭の味だ。
でも「肉汁」と書かれていることから察するに、
お肉を煮込んだ残りのタレを使ってコトコト煮てあるのだろう。
あっさりなだけの煮物ではなくてコクもあり、
ご飯がいくらでも進みそうな「力のある」おかずに仕上がっていた。

常州料理という縛りは途中からすっかり意味を失い、
(だってホントに常州の料理が少ないんだもの)
最後には単に
淮揚菜(Huai2yang2cai4)=江蘇・揚州あたりの料理になってしまったけれど、
まあよしとしよう。

中国一甘い料理と聞いて一瞬ひるんだけれど、
常州賓館のものはとても上品で抑えがきいていた。
そしてどことなく懐かしいお袋、いや、おばあちゃんの味。
どの料理もかなり日本人の琴線に触れる味だった。

日本人好みのやさしい味付けで、
この日の参加メンバーに大好評だった。
ここを会場に選んでくれた幹事さん、ありがとう!

聞けば幹事さんはその後別の食事会でもここを使って、
そちらの参加者にも「リピートします!」宣言をした人が多数とか。
(かく言う私も、リピートしております)

さて、残すはスープと主食、そしてデザート。
次回改めてゆっくりと。


▼これまでの「常州賓館餐廰」関連記事
【常州賓館餐廰】常州菜(之一)


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2010年08月10日

【常州賓館餐廰】常州菜(之一)

常州料理
常州菜(Chang2zhou1cai4)
P1220956.JPGP1220958.JPG
P1220957.JPGP1220954.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

朝陽門にある常州賓館は、
無錫の近くにある常州という都市の北京駐在事務所レストラン。

ここ、近くにお住まいの大学時代の恩師から勧められていたのだけれど、
ずっと行く機会がなかったお店。
今回偶然食事会の会場になったのでこれはラッキー!と喜んで出かけた。

P1220950.JPG

外観は思っていたより意外ときれい。

P1220951.JPG

恩師の話によると、
以前は古ぼけた店構えだったのが
改装されてすっかりきれいで高級風になったとのこと。

P1220952.JPG
(レストランはこのガラスの壁みたいなのの左手から入る)

P1220953.JPG
(個室の円卓や食器もきれい)

無錫あたりの料理は醤油と砂糖をたっぷり使った大変甘じょっぱい味付けで、
話によると中国一甘い料理なのだそうだ。

さて、どんな味だろう?
と思ってメニューを繰ってみると、
意外に常州料理と書かれているものが少ない。

「常州の料理はどれですか?」
と聞くと、
「そんなにないんです」
と店員さん。

カクッ。
ちょっと拍子抜け。

どうやら常州には名物料理がそんなにあるわけではなく、
レストランのメインメニューは淮揚菜であるらしい。

淮揚菜ならわざわざこのレストランに来なくても他の店で食べられる。
よし、こうなったら意地でも常州っぽいものを食べてやる!
常州料理がどんなものかも知らないというのに、
半ばムキになって、
常州と名のついているものや
店員さんが「これは常州料理」と言っていたものを片っ端から選ぶ。

今回は8人の食卓だったので皿数はかなり頼める。
常州料理だけではすぐにネタが尽きてしまったので、
後はパッと見ておいしそうと思ったもの、気になったものをいくつか適当に頼んだ。

素火腿(su4huo3tui3):16元
ハムもどき(精進)の前菜

P1220956.JPG

これは店員さんに常州料理だと教えてもらったもの。
大豆を使って作ったハムもどきを醤油ダレで煮込んである。

鳳鵝(feng4e2):38元
ガチョウ肉の塩漬け

P1220954.JPG

これはかなりしっかりしょっぱかった。
お酒の肴にはいい感じ。

葱油蚕豆(cong1you2 can2dou4):18元
ソラマメの葱油風味

P1220958.JPG

ぼちぼちソラマメがおいしくなる頃かな、
と思って頼んでみたら大当たり。
お酒と葱油のきいたタレがよくしみたホツホツのソラマメ。

藍苺山薬巻(lan2mei2 shan1yao4juan3):28元
ヤマイモペーストのブルーベリージャムがけ(ヨーグルトを添えて)

P1220957.JPG

これは常州料理でもなんでもない、
最近流行りのブルーベリーとヤマイモを使った前菜。
とてもクリーミーなヤマイモペーストとブルーベリージャムが意外にマッチ。
こういう甘い前菜、一つ頼んでおくと思いのほか箸が進む。

ゆるーくスタートした常州料理の食卓。
でもここから一気に佳境へ。
メイン料理はまた次回改めて。

【おまけ】
お通しで出た小皿入りの前菜も美味。

細切りジャガイモの和えものと、キュウリの和えもの
P1220966.JPG

お代わり可。
ただし有料(一皿2元)。


▼お店情報
常州賓館餐廰
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010-6553-5588
P1220950.JPG
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2010年08月09日

【燕蘭楼】西北菜(之三)

中国西北部の料理
西北菜(xi1bei3cai4)
P1220935.JPGP1220940.JPG
P1220944.JPGP1220946.JPG
【ところ:景山西街/ねだん:記事参照】

ここから先は主食。

羊肉韮餅(yang2rou4 jiu3bing3):22元
羊肉とニラ入りのパイ風

P1220935.JPG

カリッと焼かれたパイ風の主食。
羊肉とニラという組み合わせは今まであまりなじみがなかったけど、
こうして合わせてみると全然違和感ない。

P1220936.JPG

ちなみに羊肉と組み合わせる野菜で私がベストだと思うのはニンジン。
餃子の具としてもオススメ!

葷炒麺片(hun1chao3 mian4pian4):18元
肉入り炒め麺

P1220940.JPG

葷(hun1)は動物性植物、平たく言えばお肉。
これがついているということは、料理にお肉が入っているということだ。
肉が入っていない野菜だけのものは、素(su4)。

麺は細長いものではなく、ちぎり麺。
表面はつるりとして、
食べるとびろびろんと口の中でふるえるような不思議な食感。

蘭州拉麺(Lang2zhou1 la1mian4):10元(大)
蘭州ラーメン

P1220944.JPG

何を置いても味わいたいのが蘭州ラーメン。
北京で味わえる麺の中で、
おそらく蘭州ラーメンが一番日本人の麺ものの概念に近いのではないだろうか。

▼旧ブログの「蘭州ラーメン(一品特色牛肉麺)」はこちら。

【甘粛省駐京弁餐廳】一品特色牛肉麺
(現在中国では表示されません)

細いのと、
幅広のがある。

麺を細く作ることが厨師の腕の見せ所なのだが、
食べるほうからするとあまり細いと頼りなすぎるという意見もある。
スープとのバランスを考えるとほどほどの太さが適当なのかも。

私は幅広のが好き。

P1220943.JPG

麺に腰はないけれど、
つるつるっと喉越しよく食べられるところが日本人の心をくすぐる。

スープは牛肉と香味野菜で取った透明なもので、
旨みは十分だけれど味はあっさり。
具には大根が入るのが特徴的。

辣椒油も蘭州の牛肉麺には欠かせない要素。

P1220945.JPG

グッと味が引き締まっておいしいので、
辛いものが平気な方はお忘れなく!

P1220946.JPG

見た目もきれい。

駐京弁レストランではないけれど、
かなり蘭州の駐京弁レストランのお墨付き(?)のこのレストラン。
本場の味が楽しめるレストランとして覚えておくとよいと思う。
特においしい汁麺が食べたくなった時は重宝しそう。


▼これまでの「燕蘭楼」関連記事
【燕蘭楼】西北菜(之一)
【燕蘭楼】西北菜(之一)


▼お店情報
燕蘭楼(景山店)
西城区景山西街11号
010-6407-6028/6407-3638
P1220918.JPG
<アクセス>
景山公園の西側にある景山西街を北へ向かっていくと、左手(西側)にあります。
景山公園の北西角のあたりです。


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2010年08月08日

【燕蘭楼】西北菜(之二)

中国西北部の料理
西北菜(xi1bei3cai4)
P1220925.JPGP1220928.JPG
P1220930.JPGP1220938.JPG
【ところ:景山西街/ねだん:記事参照】

燕蘭楼のお料理、熱菜(re4cai4)=温かい料理編。

手抓羊肉(shou3zhua1 yang2rou4):102元(一斤半)
羊肉のボイル

P1220924.JPG

やはりこれは外せない!
どーんと豪快にゆでた羊肉だ。

P1220925.JPG

このてらりとした光沢が美しいこと!
何度も書いているけれど、いい羊肉は脂が旨い。
肉質もとてもやわらかく、
そしてミルクのような香りがふおんと鼻をくすぐる。
美味。

P1220934.JPG

羊羔肉(yang2gao1rou4):68元(一斤)
子羊肉の煮込み

P1220928.JPG

子羊肉と野菜、そしてごん太の春雨をピリ辛ダレで煮込んだ料理。
塩ゆでして調味料をちょこっとつけるだけの
シンプルの極みのような手抓羊肉に比べると、
こちらはちょっと手が込んでいる(と言っても煮込んであるくらいだけど)。

羅卜羊羔湯(luo2bo yang2gao1 tang1):78元
大根と子羊肉のスープ

P1220930.JPG

羊三連発。

子羊肉と大根スライスがたっぷりの具沢山スープ。
あっさりした味付けで飲みやすい。
なぜかチキンラーメンみたいな味がして、妙にツボ。

干鍋土豆片(gan1guo1 tu3dou4pian4):38元
ジャガイモスライスの鉄鍋炒め

P1220938.JPG

甘粛はジャガイモが特産でもある。
日本の北あかりみたいな感じのホクホクッとしたジャガイモ。
甘粛のジャガイモ料理、好き。

金瓜扣百合(jin1gua1 kou4 bai3he2):48元
カボチャと百合根の蒸しもの

P1220941.JPG

百合根も名物。
これだけの百合根を日本で食べたら結構なお値段になるんだろうな。

隴原炒蕎麺(long3yuan2 chao3 qiao2mian4):38元
甘粛風蕎麦クレープの炒めもの

P1220939.JPG

隴は甘粛省の別称。
蕎麦クレープがもう少しカリッと炒めあがっているかと想像していたのに
ちょっとべちゃっとしていてがっかり。

木耳炒[女乃]白菜(mu4er3 chao3 nai3bai2cai4):28元
キクラゲとナイバイツァイの炒めもの

P1220931.JPG

[女乃]白菜はチンゲンサイの茎の部分が白くなったような野菜。
シャキッとした食感で、さっと炒めるととてもおいしい。
これも好きな野菜だ。

この後は怒涛の主食攻撃へ。
蘭州と言えばやっぱりあの麺でしょ!
次回じっくりご紹介します。


▼これまでの「燕蘭楼」関連記事
【燕蘭楼】西北菜(之一)


▼お店情報
燕蘭楼(景山店)
西城区景山西街11号
010-6407-6028/6407-3638
P1220918.JPG
<アクセス>
景山公園の西側にある景山西街を北へ向かっていくと、左手(西側)にあります。
景山公園の北西角のあたりです。


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2010年08月07日

【燕蘭楼】西北菜(之一)

中国西北部の料理
西北菜(xi1bei3cai4)
P1220921.JPGP1220923.JPG
P1220927.JPGP1220932.JPG
【ところ:景山西街/ねだん:記事参照】

ケ小平邸近くの胡同の中に住むFさんのお宅にお邪魔した。
Fさん宅は胡同の奥の奥、突き当たりのところにあるかわいらしいお家。
イチョウと香椿の大木があって、
気持ちのよさそうな木陰を作っていた。
なんとイタチもお出ましになるというのどか(?)な風情だった。

その後ぶらりぶらりと胡同散策しがてらやってきたのが、この燕蘭楼。

P1220918.JPG

甘粛省の省都、蘭州料理のお店だ。

P1220919.JPG

ネットでの評判もかなりいいし、
景山公園の北西角のあたりにあって場所もすごく分かりやすいのに、
今回が初訪問。

後日談になるけれど、
予約していた蘭州の駐京弁レストランが当日になって臨時休業して行けなかった(!)時に、
「それなら燕蘭楼に行ったらどうか」
とご推薦を受けた(というか無茶振りされた)。
ご当地グルメの本家駐京弁レストランが自分とこの変わりに紹介するくらいだから、
かなり本場の味ってことだろうか。

大人数の食卓だったので、料理も半端なくたくさん頼んだ。
まずは涼菜(liang2cai4)=前菜から。

[酉良]皮(niang4pi2):18元
でんぷんで作ったぷるぷるの和えもの

P1220920.JPG

一般的には涼皮(liang2pi2)と言うけれど、
甘粛のものは[酉良]皮と言うみたい。
原材料は小麦粉らしいけれど、どうなんだろう??
粉を水で溶いてどろどろになったものを蒸し、
それを細く切って和えものにして食べる。
ちょっと固めの葛きりみたいな食感。

P1220921.JPG

以前、旧ブログで甘粛省の駐京弁レストランを紹介したときにも登場している。

【甘粛省駐京弁餐廳】甘粛菜

ほんのり辛味をきかせたゴマ酢ダレで、
ちょっと日本のゴマダレ冷やし中華を思い出す。
ひんやりつるぷるの[酉良]皮が涼やかだ。

涼粉(liang2fen3):18元
でんぷんで作った寒天風ぷるぷるの和えもの

P1220932.JPG

[酉良]皮と何が違うのか??
と思って注文してみたのだけれど、
どこが違ったんだっけ?

これのほうが寒天っぽかったような記憶があるけど、
原材料が違うのかな。

苦苦菜(ku3ku3cai4):18元
苦苦菜の和えもの

P1220923.JPG

苦苦菜は、以前寧夏回族自治区特有の野菜として紹介済みだったが、
甘粛にもあるんだね。

▼旧ブログでご紹介した「苦苦菜」
【寧夏駐京弁餐廳】寧夏菜

苦が二つもついているからさぞかし苦いかと思いきや、
苦味はほとんど感じない。
抹茶のような独特のクセがちょっとだけあるので、
それでこんな名前がついたのだろうか。

こうして和えものにするとさっぱりしてとてもおいしい。
おひたしにして食べてもよさそうだ。

椒塩牛肉(jiao1yan2 niu2rou4):28元
ゆで牛肉の山椒塩添え

P1220922.JPG

本当は羊肝(yang2gan1)=羊のレバーを頼んだのだが、
無念の売り切れ。
代替として勧められたので、素直に注文。
これもさっぱりとして美味。

自制酸[女乃](zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

P1220927.JPG

ナッツやゴマがたっぷりかかったヨーグルト。
清真(qing1zhen1)=ムスリム向けのレストランに行くと置いてあることが多い。
新疆ウィグル自治区やウルムチ市の駐京弁レストランでも人気だ。

デザートではなくて、
口直し兼飲み物兼料理の調味料として食べる。
羊肉の料理にソースとして添えて食べると相性抜群!
ウィグル族の友人はこれにナンを浸しながら食べていた(<オススメ!)。

と、またまた長くなってしまったので、
続きはまた明日〜!


▼お店情報
燕蘭楼(景山店)
西城区景山西街11号
010-6407-6028/6407-3638
P1220918.JPG
<アクセス>
景山公園の西側にある景山西街を北へ向かっていくと、左手(西側)にあります。
景山公園の北西角のあたりです。


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2010年08月02日

【滇客滇来】雲南菜

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1220781.JPGP1220782.JPG
P1220793.JPGP1220795.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:98元】

ワイン関係の集まりで、お庭のある雲南料理レストラン「滇客滇来」へ。

P1220777.JPG

初夏の日暮れ時、
お庭で爽やかな風を受けながら雲南料理のコースを堪能した。

P1220779.JPG

奥に生えているのは棗の木。

P1220778.JPG

料理はコースのみで、98元と198元の二種類。
私たちが選んだのは98元のコースだったけど、それで量も味も十分だった。

エビのカクテル風サラダ
P1220781.JPG

ミントとレタスのサラダ
P1220782.JPG

豚肉のピリ辛前菜
P1220785.JPG

あれ?鶏肉だったかも・・・
ちょっと辛めの味付けで、お酒が進む!

ここまでが前菜。
これだけでかなりボリュームあり。

雲南キノコの炒め物(バナナリーフ包み)
P1220790.JPG

鶏肉のスープ
P1220792.JPG

汽鍋鶏みたいな透き通った鶏肉スープ。
このタイミングで出てくれるといい口直しになる。

ジャスミンのつぼみと卵の炒め物
P1220793.JPG

ジャスミンのつぼみを使った料理は最近いろんなところで見かけるようになった。
別に花の香りが豊かというわけではないけれど、
見た目がとってもかわいらしいので、テーブルのワンポイントによし。

ホタテのベーコン巻き
P1220794.JPG

これはわざわざ雲南料理のコースで食べなくてもいい料理。
単に見た目が華やかなので採用された?
味は普通においしいですが。

魚のレモングラス風味焼き
P1220795.JPG

これは雲南料理、特にこういうお庭のあるちょっとしゃれた雲南料理レストランでは定番。
大里の雲南料理コースでもメインディッシュだった。
かなりしっかり香辛料をきかせたタレにつけてあるので、
臭みはほとんど感じない。
身もふっくらとしてやわらか。

彩りご飯
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何で色をつけてあるのか、とても彩り豊かなご飯。
ご飯自体にはあまり味がなかったので、
鶏のスープをかけてみたら、雑炊みたいでするする入ってしまった。
もち米でかなり食べでがあったんだけどね。

チキンのグリル
P1220799.JPG

甘辛いタレにつけて。

野菜の炒め物
P1220800.JPG

この日は、蓋菜(gai4cai4)かな?

牛肉の煮込み
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よく煮込まれてほろほろとやわらかい牛肉。
これは結構辛い。

米線(ライスヌードル)
P1220804.JPG

割合濃い目の味つけのライスヌードル。
私は大里のものよりこっちのほうが好きかな。
さんざん食べた後だってのに、つるつるっと完食。

***

この日は自分たちでワインを持ち込んで、あれこれと楽しんだ。
持ち込み料は1本30元で、4本目からはなんとタダ!!
太っ腹というか、商売っ気がないというか・・・
ありがたや〜。

Argiolas Costamolino Vermentino di Sardegna 2008 Italia/Sardegna
P1220780.JPG

サルディーニャの白ワイン。
柑橘系の香りと、最後にほのかに残る苦味がさわやか。
この日みたいな屋外での食事にぴったり!

Musee du Vin 松本平・善光寺平シャルドネ 2008 日本/長野(アルプスワイン)
P1220786.JPG

FORTUNA prosecco Italia
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TAYLORS Chardonnay 2005 Australia/Clare Valley
P1220802.JPG

TSUNO WINE Chardonnay unfiltered 日本/宮崎(都農ワイン)
P1220806.JPG

Fujiclair 甲州シュールリー Koshu(甲州) 2008 日本/山梨(フジッコワイナリー)
P1220808.JPG

これ、フジッコワイナリーのもの。
そう、あの「お豆さん」のフジッコが作っているワイン!
なんとなく昆布のような旨みが感じられて(<気のせい?)面白かった。

Bisol Jeio Procecco Italia/Valdobbiadene
(写真撮影忘れました)

この日は日本のワインが3本も揃った。
TSUNOワインとフジッコのが珍しくて面白かった!

***

すっかり有名になってしまって隠れ家でもなんでもなくなってしまった大里に比べると、
[シ真]客[シ真]来はまだまだ穴場。
探しにくい場所にはあるけれど、
一度知ってしまえば朝陽門や建国門から近いのでアクセスもまあまあ。
高級レストランではないので
接待や会社関係の集まりには使えないかもしれないが、
親しい友だち同士でゆったり食事をしたい、なんていう時にどうぞ。


▼お店情報
滇客滇来
朝陽区大方家胡同8号
010-6512-0930
P1220776.JPG
*入り口に看板はありませんが、8号と書いたプレートがあります。

<アクセス>
・朝陽門から行く場合は、朝陽門内大街を西へ向かい、
 中国銀行の入っているビルのすぐ西にある道を南へ。
 つきあたったら左折し、しばらく行くと右手にあります。

・建国門から行く場合は、長安街から朝陽門南小街を北上し、
 大方家胡同で右折してそのまま東(二環方向)へ直進。
 「このままだと二環まで行っちゃうよ?」と不安になった頃、
 右手に8号のプレートが現れます。


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2010年07月12日

【凱瑞大酒店】山西菜

山西料理
山西菜(shan1xi1cai4)
P1220677.JPGP1220682.JPG
P1220679.JPGP1220689.JPG
【ところ:羊坊店/ねだん:記事参照】

北京西駅近くにある山西料理のお店、凱瑞大酒店。
山西省出身者に紹介されて行ってみた。

P1220672.JPG

ホテルに付属のレストランで、内装はなんちゃって豪華め。
スタッフはなぜかバスガイド風のいでたちだ。

P1220673.JPG

最近バスガイド風のユニフォームを着ているレストラン店員、
多い気がする。
中国でもこういうのが好きな人が多い??

もちろん私にそんな趣味はないので、
さっさと本題の料理に話題を移そう。

姜汁蓮藕絲(jiang1zhi1 lin2ou3si1):12元
細切りレンコンのショウガ汁和え

P1220677.JPG

レンコンを細切りにするだけで日本人には新鮮なのに、
さらにショウガの絞り汁で和えてあるところが物珍しくて即決。
「姜汁」ものは今までササゲを和えたのを食べたことがあるけど、
レンコンは初めてだ。

これは想像通りとても爽やかな一品だった。
シャキシャキという歯ざわりがいっそう爽やかさを増している。
ちょっとお酢がきいていて、さっぱり。
砂糖が入っていて甘すぎたら嫌だなあと思っていたのだが、それも杞憂だった。

東江塩[火局]鶏(Dong1jiang1 yan2ju2ji1):48元
鶏肉の塩包み焼き

P1220684.JPG

広東省東江の名物料理。
しまった。
山西料理のレストランに行ったのに、うっかり広東料理を頼んでしまった。
ホテルのレストラン(一部の駐京弁レストラン含む)は
とにかく単価の高い豪勢な料理をメニューに載せるためか
広東料理に侵食されつつある。
気をつけないと。

まあでも、おいしかったけど。

山西過油肉(Shan1xi1 guo4you2rou4):28元
山西風・豚肉と五目野菜の炒めもの

P1220682.JPG

下味をつけた薄切り豚肉を油にさっとくぐらせてから
五目野菜やキクラゲと一緒に炒めた料理。
8時間も漬けておくというから、かなり気合が入っている。

名前から受けるイメージと見た目よりはくどくないが、
やっぱりちょっと油っこいかな。

海帯木耳砂鍋(hai3dai4 mu4er3 sha1guo1):18元
コンブとキクラゲのスープ

P1220680.JPG

過油肉が重たい感じかな、と思ったので、
さっぱりめのスープを。

P1220686.JPG

日本だとコンブは出汁を取るものだが、
こちらでは和えものの材料やお鍋やスープの具として活躍している。
私はしゃぶしゃぶや火鍋に入れるのが大好き。
この料理でスープの具としてもいけることを発見した。

そして、山西料理を食べに来たとなれば、
やはりこれを頼まずにはいられない。

山西刀削麺(Shan1xi1 dao1xiao1mian4):8元
山西風・刀削麺

P1220679.JPG

トマトと卵、挽肉醤油のあんと、
薬味の野菜がセットになって出てくる。

お好みであんと薬味を乗せて、ズズッと一気に!

P1220687.JPG

こんな風にあんを複数のせて、二色とか三色にして食べるのが山西風だとか。
生のニンニクやゴロンと大きめにぶつ切りにしたネギをかじりながら食べるのも
現地風。

P1220688.JPG

お口の匂いにはこの際目をつぶろう(鼻をふさごう?)。

もう一つ、麺を。

観荘哨子麺(Guan1zhuang1 shao4zimian4):8元
五目スープ麺

P1220689.JPG

観荘は山西省の村の名前。
哨子麺は方言らしく、臊子麺が本当らしい。
西安の名物らしいけど、山西省でも食べられているのだな、きっと。

細長い麺の入ったスープ麺。
西安あたりのものはラー油がたっぷりで結構辛く、すっぱい味のスープに仕上げるようだ。
前に陝西料理のレストランで食べた時もそうだったが、結構具沢山。
賽の目に切られているのが特徴なのだろうか。

P1220690.JPG

ここのはラー油なしのしょうゆ味。
蝦皮が入っていて、うまみ十分。
ごま油のこくがたっぷりでちょっととろりとしたスープが後を引いた。

このお店、麺と前菜をさくっと食べに行くにはいいと思う。
こんなに行きにくいところにあるのでなければ、
ちょろっと寄るのにいいんだけどなあ。


▼お店情報
凱瑞大酒店
海淀区羊坊店西路12号
010-63967640
P1220672.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線「軍事博物館」駅下車。
復興路を西へ向かい、二つ目の角を左(南)へ。
そのまま直進し、鉄医路とぶつかる角を越えてすぐ右(道の西側)にあります。


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2010年07月09日

【湖北大廈】湖北菜(之二)

湖北料理
湖北菜(Hu2bei3cai4)
P1220543.JPGP1220559.JPG
P1220562.JPGP1220567.JPG
【ところ:中関村南大街/ねだん:記事参照】

湖北省駐京弁レストランの続き。

麻嫩魚炸辣椒(ma2nen4yu2 zha2 la4jiao1):48元
小魚と揚げトウガラシの炒めもの

P1220557.JPG

麻嫩魚は湖南とか湖北で獲れる小魚のようだ。
これを塩漬けしたものとトウガラシの漬けたのを炒めて食べるようだが、
ここのは揚げトウガラシ(とメニュー名には書いてある)が使われている。
オレンジ色の粉末状のものは、
もち米のように思えるのだけど、いったい何だったんだろう。

お味のほうはなかなか。
ただしかなり辛い。

蕨菜炒肉絲(jue2cai4 chao3 rou4si1):48元
蕨と細切り肉の炒めもの

P1220549.JPG

蕨の根を使ったヌードルはよく食べるけれど、
蕨そのものを炒めた料理はほとんどお目にかからない。
メニューで見かけたらどうしても食べたくなってしまって
注文に押しこんだ。

蕨独特のぬめりが、食感に変化をもたらしてくれる。
日本にいた頃は蕨を炒めた料理なんて想像もしなかったけど、悪くない。

珍珠丸子(zhen1zhu1 wan2zi):32元
もち米肉団子

P1220543.JPG

肉団子にもち米をまぶして蒸したもの。
とても無難においしい。

[火亢]土豆(kan4 tu3dou4):48元
ジャガイモの香り揚げ

P1220554.JPG

[火亢](kang4)という見慣れない調理法は、
(オンドルなどで)焼く、乾かすという意味だそう。
石焼芋のように水分を飛ばしてカラリと焼き、
素材の中にみずみずしさを閉じ込めるのだろう。

写真で見ても分かる通り、周りがカリッと揚がっていて中身はほくほく。
ビールに最高。

荊沙魚[米羔](jing1sha1yu2gao1):48元
湖北風かまぼこ

P1220559.JPG

荊州の名物料理だとか。
魚のすり身を蒸した料理で、言わばかまぼこ。
あっさりしていてとても食べやすい。

この湖北版かまぼこ、
伝説によると舜帝の后の女英が初めて作ったことになっている。

ある時、舜帝が女英と娥皇の二人の妃を伴って荆州を通りかかった。
疲れと病で食欲のなかった娥皇は、食べたいものと言えば魚だけ。
でも魚の骨のあるのを嫌がった娥皇のために、
女英が現地の漁民に教わった料理をもとに工夫をして、
魚をすって蒸した料理を作った。
娥皇はこれを食べると病気は瞬く間に治り、
それを知った舜帝は女英の作ったこの魚料理を大絶賛。
この料理はこれをきっかけにこの地に広まり、
春秋戦国時代には楚の宮廷料理となった・・・


ってことだそうだ。
ほんとかいな?

紅焼武昌魚(hong2shao1 wu3chang1yu2):41.8元(1斤38元)
武昌魚の醤油煮

P1220562.JPG

これで1.1斤。
武昌魚は武昌県と鄂州市が共同で管理している梁子湖の特産だとか。
湖北料理と言えば武昌魚、というくらいの有名な食材。
清蒸が有名だけど、私たちは臭みを嫌って紅焼で。

お味は、まあこんなもんかな?という感じ。
淡水魚の評価はどうしても辛くなるな。

余談だけど、こっちって魚が左向いて出てこないのが気になる!

P1220561.JPG
(ひっく返ってるし)

武漢三鮮豆皮(Wu3han4 san1xian1 dou4pi2):10元(3切れで)
おこわの豆皮包

P1220564.JPG

武漢市名物。
お肉などの具を入れたおこわを豆皮で包んで焼いたもの。
これ、お店によってはかなり油っぽいのだが、
ここのはギリギリセーフ?
でも1切れが限度かなあ。

武漢熱干麺(Wu3han4 re4gan1mian4):8元
ゴマダレ風味の混ぜ麺

P1220565.JPG

これも武漢の伝統的な麺で、全国的に有名。
ゆでた麺を水にさらして油をまわし、
そこにゴマダレ、ごま油、お酢、ラー油などで調味したタレをかけたもの。
食べる時にはよく混ぜ合わせる。

P1220567.JPG

名物名物と聞いているとすばらしくおいしいのかというイメージがあるが、
そこまで言うほどでもない・・・かな?
いや、まずまずのおいしさということで。
本場で食べたらもっとおいしいのかも。

油をまわしてあるので麺のぼそぼそ感はなくなっているけど、
まさにそのせいで油っこく感じるのは避けられない。
かろうじて上に添えられてくるのは漬物がさっぱり感を添えている。
この漬物、食べるたびにいつもヤマゴボウの漬物を思い出す。

このレストラン、湖北省出身者の評判はあまり芳しくないようだし、
それ以外の中国人の評価も割れている。
鴨脖子など「チェーン店のほうが断然おいしい」とか、
熱干麺にしても
「本場のとはまったくの別物」なんていうコメントもあった。

でも私たちの感想は、全員が「おいしかったーっ!」
湖北名物の料理を押さえつつ、
割合さっぱりめのものを選んだせいもあったかもしれないが、
確かに若干油っぽいものもあったとは言え、
この程度ならまだ大丈夫かな、というくらいだったし、
我慢できないほど辛いなんてこともなく、
おいしく食事を終えることができた。

まあ、日本人は湖北料理の何たるかを理解していない
と言われてしまえばそれまでだけど。
なんてったって湖北料理を食べたの、片手の手のひらにも満たないからなあ。
それくらい、なじみのない料理なのだった。


▼これまでの「湖北大廈」関連記事
【湖北大廈】湖北菜(之一)


▼お店情報
湖北大廈
海淀区中関村南大街36号湖北大厦2階中餐廰
010-6217-2288(内:8200)
P1220694.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「国家図書館駅」下車。
中関村南大街を北へ向かうと、右手(東側)に見えてきます。


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2010年07月08日

【湖北大廈】湖北菜(之一)

湖北料理
湖北菜(Hu2bei3cai4)
P1220547.JPGP1220541.JPG
P1220544.JPGP1220550.JPG
【ところ:中関村南大街/ねだん:記事参照】

縁あって、
各省や自治区、地方都市の駐京弁(北京駐在事務所)レストランを食べ歩く会に
お誘いいただいた。
この日の会場は湖北大廈。
言わずと知れた湖北省の駐京弁レストランだ。

湖北料理は、
大人気の湖南料理に比べると(特に日本人には)あまりメジャーではない。
ご近所の湖南料理が
四川料理よりも辛いことで有名かつ人気の料理になっているのと比べると
その陰に隠れてしまって割を食ったような格好になっている。

が、実は結構いける。
辛いものもあるけれど湖南料理ほどではなく、
濃厚なしっかりめの味付けの料理が多いのが特徴だ。

なんて、分かったようなことを書いているが、
私自身もあまり食べたことがない。
知っているのは数年前北京でも大流行した鴨脖と、
武漢名物の武昌魚を使った料理と、
熱干麺というタレと混ぜて食べるタイプの麺と、
おイモみたいなほっくりしたレンコンが名物だってこととぐらい。

総勢9人という大所帯であれこれたくさん食べられる食事会ということで、
楽しみにして出かけていった。

行ってみると、まず湖北大廈のビルの大きさに圧倒される。

P1220694.JPG

店構えもやけに立派。

P1220539.JPG

店内のインテリアも赤と金をふんだんに使ったゴージャスな雰囲気で、
思わず腰が引けた。
最近、こういう豪華系内装の駐京弁が増えている。

まずは前菜をいくつかオーダー。

武漢鴨脖(Wu3han4 ya1bo2):24元
アヒルの首肉の前菜

P1220547.JPG

これが一世を風靡した鴨脖子(ya1bo2zi)。
辛味をきかせた醤油味で煮込んだ武漢名物の前菜だ。

鳥の首のところの肉って、大好きなんだよなあ。
だから鴨脖子も好きだし、
醤板鴨も首のところの肉を歯でむしり取るようにして食べる。
小さい頃母がよく鶏の首のところの肉を使ってうどんの出汁を取ってくれたけど、
あのうどんスープは絶品だったなあ。

秘制小豌豆(mi4zhi4 xiao3wan1dou4):16元
カリカリえんどう豆の黒酢浸し

P1220548.JPG

意表をついたカリカリした食感で人気を集めた。
後を引く味。

涼拌核桃仁(liang2ban4 he2taoren2):20元
クルミの和えもの

P1220550.JPG

生の(と言ってもゆでてあると思うけど)クルミを使った和えものがすごく好きで、
メニューにあるとつい頼んでしまう。
香椿苗と和えたのや、ニラと一緒に和えたのも好き。
これは香味野菜を少し入れてあるほかは何も加えていないクルミだけの和えもの。
こんなの日本じゃ贅沢品だよな。

こっちではクルミは脳みそに似ているので、
食べると頭がよくなると言われる。
山ほど食べて、少しは頭もよくなったかな?

武漢[火畏] 藕湯(Wu3han4 wei4 ou3tang1):88元
レンコンとスペアリブのスープ

P1220541.JPG

湖北名物のレンコンを使ったスープ。
このレンコンがほっくりとお芋みたいで、
しかもちょっともちもちっとした粘りがある独特の食感。

P1220552.JPG

これ、このレストランで食事をしたほとんどの人が絶賛している「てっぱん」料理。
私たちもものすごく気に入って思わずおかわりまでしてしまった。

P1220563.JPG

(「出たっきり邦人」の私は最近になってようやく「てっぱん」という言葉を知った。
 こういう自分が知らない間に普及しちゃった言葉を使うのって、どきどきするぜい。
 ちなみに「イケメン」も最初こっぱずかしくて使えなかった)

レンコンつながりでもう一品。

臭干子藕夾(chou4gan1zi ou3jia1):48元
揚げ臭豆腐とレンコンはさみ揚げの盛り合わせ

P1220544.JPG

湖北の臭豆腐も湖南と同じく黒いタイプ。
それほど臭くなかったような?

P1220546.JPG

レンコンのはさみ揚げは外さないおいしさ。

P1220545.JPG

揚げてもシャキシャキではなくてホクホクとなるのが
湖北のレンコンならでは。

・・・さすがに9人の食卓となると頼んだ料理も多い。
これでもまだ半分も紹介していない。
長くなってしまいそうなので、続きはまた明日。


▼お店情報
湖北大廈
海淀区中関村南大街36号湖北大厦2階中餐廰
010-6217-2288(内:8200)
P1220694.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「国家図書館駅」下車。
中関村南大街を北へ向かうと、右手(東側)に見えてきます。


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2010年06月24日

【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排

あばら骨付き羊肉のグリル
手撕羊排(shou3si1 yang2pai2)
P1220030.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:68元】

ウルムチ市レストランの羊料理は、ゆでたものよりグリルがいいと思う。
本当にそうかどうかは厨房に行って確かめたわけではないので不明だけど、
メニュー上はナンを焼く釜で焼き上げたと説明されている。

部位は背中の肉やチョップ、もも肉など、
味付けは黒胡椒を軽くまぶしただけ、しっかりタレに漬け込むなど、
いくつかバリエーションがある。

手撕羊排はあばら骨つきの羊肉をグリルしたもの。
羊排(yang2pai2)はラムチョップなんだけど、
これは肉のつき方がちょっと薄いような・・・?
で、あばら骨つき羊肉。

表面はまるで揚げたように香ばしく焼きあがり、
つけダレの複雑な風味がしみこんだ肉は、
余計な油分が落ちてはいるもののぱさぱさはしていない。
プチプチと弾けるゴマも楽しい。

「手撕(shou3si1)=手で割ける」と名のつくだけあって、
よく火が通ってはらりほろりと肉が剥がれ落ちるほどのやわらかさだ。

羊肉をグリルしたものでは、
しっかりと味のついた手撕羊排もいいけれど、
シンプルに黒胡椒だけで仕上げたものも捨てがたい。

黒椒羊脊(hei1jiao1 yang2ji3):88元(だったような記憶が・・・)
ラムチョップのグリル・黒胡椒風味

P1220047.JPG

これは、上の手撕羊排を食べた日の夜に
ちょうどAさん宅で小さなワインパーティがあったので、
帰り際に再びウルムチ市レストランに寄ってテークアウトして持参したもの。
ポテトはAさんがプラスしてくださったもので、
お店で出されるときにはついてこない。
(勘違いでした!
 後でお店で頼んだらポテトついてきました!)


「これは、うまいですね!」
肉を一口食べるや、ぐっと目に力を入れて力強く頷きながらAさんが一言。
羊肉の質がいいので、
黒胡椒くらいのシンプルな味付けのほうがむしろそれが引き立っていい。
羊肉のグリル物ランキングでは、これが堂々の一位!

***

この日ウルムチ市のレストランで食べた中で、
これまで旧ブログでもご紹介していなかったものはこの2種類。

饟丁炒肉(nan2ding1 chao3rou4):26元
羊肉とナンの炒めもの

P1220033.JPG

ナンを小さく切って、羊肉と一緒に炒めたもの。
かなり塩気や香辛料の味が強め。
こりゃあ、ビールを呼びそうだ。

長豆角焼茄子(chang2dou4jiao3 shao1 qie2zi)26元
インゲンとナスの炒めもの

P1220034.JPG

ササゲみたいな長いインゲンとナスを炒めたもの。
こういう中華料理の香りのする料理は、
このレストランではあまり頼まないほうがいいかも。

***

ついでにAさんのワインパーティーのお料理も一気に紹介。
この日は萬菜のワイン選び作業の「助っ人」として、
何人かの有志がAさん宅に結集。
安うまワインを探すべく、かたっぱしからワインを試飲した。

もちろん、ゴハンはAさんの手料理。

ブロッコリーの前菜+ナスと黄ピーマンのマリネ/キノコのマリネ
P1220037.JPGP1220042.JPG

サーモンマリネ/ミニトマトとチーズのサラダ
P1220038.JPGP1220039.JPG

これはご参加のOさん(こちらも男性)作。
みなさんお料理上手だわあ。

ミートソースパスタ
P1220044.JPG

チーズをたっぷりかけて。

エビ入りミニ豚カツ
P1220049.JPG

トマトソースとバジルで爽やかに。

・・・あれ?
本題の羊のグリルからだいぶ遠ざかってしまったぞ。


▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事(旧ブログ)
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜大全
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆烤全羊
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】杏包仁
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】阿米娜方便麺(肉鴿子湯麺)
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】饟坑烤羊背
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆点心
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】新疆涼粉

▼新疆料理探訪(旧ブログ)
【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜

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▼お店情報
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
P1190294.jpg
車公荘大街北里1号
010-6836-2795
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅下車。
車公荘大街を西へ向かい、車公荘北街にぶつかったら右折。
しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
P1190292.jpg
*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!

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2010年05月26日

【津菜典蔵】高端津菜(二)

高級天津料理
高端津菜(gao1duan1 jin1cai4)
P1210686.JPGP1210694.JPG
P1210696.JPGP1210711.JPG
【ところ:天津・津菜典蔵/ねだん:記事参照】

さて、スーパー銭湯みたいな外観と成金趣味のインテリア、
そしていかにも新派な盛り付けの割に、
意外にも好感のもてる上品で控えめな味付けの前菜に気をよくした私たち。

果たして熱菜(re4cai4)=あたたかい料理のお味は?

大蝦白菜炒(da4xia1 bai2cai4 chao3):78元
天津白菜とエビの炒め物

P1210685.JPG

天津白菜は日本ではそのまま天津白菜と呼ばれたり、
タケノコハクサイと呼ばれていたりする

タケノコハクサイと言うだけあって、
普通の白菜よりも細長くてひょろりとしている。
これ、確かニューヨークのgunjimachikoさんのブログ
「グンジ家の食卓」でも紹介されていたような?

普通の白菜をぎゅうっと凝縮したような甘みがあって、
旨みが濃厚に詰まっている。
チコリ(アンディーブ)を彷彿とさせるのは「娃娃菜(wa2wacai4)=ベビー白菜」と同じだけど、
娃娃菜よりちょっと普通の白菜寄り?

殻つきエビと炒めて少しスープを入れて煮たシンプルな料理。
でもなんだかしみじみおいしくて、箸が進んだ。

炒青蝦仁(chao3 qing1 xia1ren2):88元
天津エビとキュウリの炒め物

P1210686.JPG

エビとキュウリの組み合わせは、炒めものとしては定番だ。

青は「青瓜(qing1gua1)」で、キュウリのこと。
キュウリは中国語で「黄瓜(huang2gua1)」だけど、
地方によっては「青瓜(qing1gua1)」と呼ばれることも多いようだ。
いや、厳密に言うと違うのかな?

罾[足崩]鯉魚(zeng1beng4 li3yu2):38元
コイのサックサク揚げ

P1210692.JPG

これは伝統的な天津料理。
コイを鱗ごとカリンカリンに揚げて、
甘辛い醤油ダレをジュジュッとかけたものだ。

P1210694.JPG

「罾[足崩]鯉魚(zeng1beng4 li3yu2)」という名前は、
揚げあがったコイが「罾(zeng1)=四つ手網」の中で
「[足崩](beng4)=びちびちと跳ねる」ように見えるところから名づけられた。

P1210695.JPG
(みっ、見つめないで!)

こちらで食べられるコイ料理は泥臭くて好きではないのだが、
この料理のコイはサックサクに揚がっていて最高。
身までかなり油が通っていてふっくらした食感を楽しむことはできないが、
その代わりカリカリと軽い歯ざわりが面白い。

P1210705.JPG

鱗までカリリンとスナック感覚で。

典蔵四書院(dian3cang2 si4shu1yuan4):68元
煮込み肉四種(肉団子、豚バラ、牛肉、ダック)

P1210696.JPG

持ち手のついた風雅なお盆に乗せられて供せられた煮込み料理四種。

肉団子/豚バラ肉
牛肉/ダック肉

P1210698.JPGP1210699.JPG
P1210700.JPGP1210701.JPG

どれも濃い目のしょうゆ味。
甘みはあるけれど、甘ったるいところまではいかなくていい感じ。
八角など香辛料がやたらと主張して前に出てくることもない。
醤油煮なのに田舎くさくならないあたりが、心憎い。

紫蟹銀魚鍋(zi3xie4 yin2yu2 guo1):28元
カワガ二とシラウオ入りのスープ(キノコたっぷりのロールキャベツ入り)

P1210708.JPG

紫蟹も天津の地のもの。
銅銭くらいの大きさのカワガニで、その大きさに比して味噌はたっぷり。

P1210711.JPG

このカワガニとシラウオを使ったこのスープも天津ならではの料理だそうだ。

P1210710.JPG

カワガニは味噌も子もしっかりついていて、ちっこいのにいじらしい。
ありがたく、殻ごとガリゴリといただいた。
いやあ、ちまちまと殻から身をかきださないといけない大き目の蟹より
このくらいのほうが楽ちんでよいわあ。

キノコをたっぷり包み込んだロールキャベツはこの店のオリジナルだろうか。

P1210709.JPG

これもスープをたっぷり吸って実に美味だった。

津菜素水餃(jin1wei4 su4shui3jiao3):21元
天津風野菜餃子(春雨、干し豆腐、もやし、香菜入り)3両分

P1210712.JPG

天津の餃子と言えばこれ!
というくらいポピュラーな餃子だそうだ。

P1210714.JPG

このくらいさっぱりとした素材ばかりの餡なら、
さんざん食べた後でもつるりつるりといくつも平らげてしまいそう。
(「しまいそう」じゃなくて、ほんとにいっぱい平らげた)

スーパー銭湯風天津料理レストラン、
いやあ、成金趣味の外観からの予想に反してお味は絶品だった。

でもやっぱり、ちと割高だったかな。
あの馬鹿でかい建物やインテリア分のお金を払っているかと思うと、
腑に落ちないものも感じるのであった。


▼過去の「津菜典蔵」関連記事
【津菜典蔵】高端津菜(一)

▼お店情報
津菜典蔵(jin1cai4 dian3cang2)
天津市河北区天緯路22号
P1210663.JPG
<アクセス>
ホリディ・インと天津美術学院の間の通りを大悲院へ向かう途中にあります。


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2010年05月25日

【津菜典蔵】高端津菜(一)

高級天津料理
高端津菜(gao1duan1 jin1cai4)
P1210674.JPGP1210678.JPG
P1210681.JPG P1210671.JPG
【ところ:天津・津菜典蔵/ねだん:記事参照】

お昼ごはんは
「一度行きたいと思っていたんだ」
とアトリエ主が
大悲院近くに開店したばかりの天津料理のレストランに連れて行ってくれた。

P1210662.JPG

まるで洗浴中心と見まがうほどの巨大さにあんぐり。

P1210663.JPG P1230048.JPG
(右が洗浴中心。似てる?)

そして店内の成金趣味にまたもあんぐり。

P1210722.JPG P1210665.JPG

白酒は持ち込み。
義聚永記
P1210666.JPG

天津のお酒だそうだ。

P1210667.JPG

一人一人こんなミニミニピッチャーに入れてくれる。

P1210668.JPG

この小さなグラスとミニミニピッチャーのセット、
最近よく見かけるようになった。

これで1両くらい?
中国の人ってお酒の量を「両(liang3)」で言うので、
これだと自分がどれだけ飲んだか分かりやすいのかなあ。

お酒は持ち込みだったので注文の必要なし。
問題は料理のほうだ。

すっかり天津料理を食べるつもりで入ったのに、
メニューをめくっても天津料理らしいものが見当たらない。
天津っ子のアトリエ主も困り顔だ。
ソフトオープンで張り切っている割に
メニューのことには暗そうな店員さんが勧めてくれる料理は
どう考えても伝統的な天津料理ではなく、
いわゆる「新派(xin1pai4)=ヌーヴェル」系の気取ったものばかり。

「違うって。昔からある天津料理が食べたいんだけどなあ」
とすっかり困っていたところに
コックの格好をしたおそろしく恰幅のいい男性が通りかかった。
「あ、大厨だよ!あの人に聞いてみよう」
呼び止めて聞いてみたらば、
たちどころにいくつか料理名を挙げてくれた。
「そうそう!こういうのが食べたかったんだよ。君、覚えておきなさい」
さっきの店員さんを軽くたしなめて、注文は終了。

「さすが大厨だね」
「ちょうどうまい具合に通りかかってくれてよかったねえ」

早いところコックさんを呼び出せばよかったんだけどね。

注文が済んでほっとしたところで、また小事件。
なんと、いきなりフルーツが出てきてしまったのだ。

P1210669.JPG

「ちょ、ちょ、ちょっと!いきなりフルーツはないでしょう!?」
慌てて静止すると、
「当店ではフルーツを先にお出ししています」

実はこれも最近多くなってきた。
改めて理由を聞いたわけではないのではっきりしたことは不明だけど、
先日中医学に詳しい方に聞いたところだと
食後にフルーツを食べるのは胃に負担がかかるのであまりよくはないとのこと。
食前のフルーツはお客さんの胃を思いやってのこと?

さて、お料理。
まずは前菜から。

天津味道(Tian1jin1 wei4dao4):12元
天津風前菜の盛り合わせ

P1210674.JPG

芥末墩(jie4modun1)=白菜のカラシ漬け
P1210677.JPG

茄泥(qie2ni2)=ナスのゴマダレがけ
P1210675.JPG

蓑衣黄瓜(suo1yi1 huang2gua1)=キュウリの酢の物風
P1210676.JPG

どれも北京にある定番前菜。
このあたりは共通なのか。
いや、実は天津がオリジナル?
どれもとても上品な味。

新派爆肚(xin1pai4 bao4du3):32元
ゆでたセンマイのごまだれ和え

P1210678.JPG

ゆでモツもなんだかおされ。
盛り付けはバカボンのお巡りさんみたいだけど。

P1210680.JPG

北京のゆでモツ店で食べるよりはかなり細めの千切りになっている。
前菜として食べるにはこのくらいの細さが正解かもしれないけど、
ゆでモツはやっぱりゆでたてのアツアツを食べたい。

P1210679.JPG

これは何味だったっけ?
あまりに時間がたってしまって忘れてしまった。
酸っぱかったような?

糟香小壇(zao1xiang1 xiao3tan2):28元
ダックの砂肝と舌の酒かす漬け

P1210681.JPG

これは江南のほうの料理という気もするけど、おいしかったので、ま、いいか。

こちらは砂肝。
P1210682.JPG

舌がぷっくりと肉付きがよくて驚いた。

P1210683.JPG

これがほんとの「舌が肥える」。

藍梅水沙(lan2mei2 shui3sha1):18元
マッシュポテトのブルーベリーソースがけ

P1210671.JPG

最近流行のブルーベリーソースを使った前菜。
ヨーグルトがプラスされることもある。
これはポテトだったが、
生のヤマイモやふかしたヤマイモとの組み合わせも多い。

ブルーベリーソースに抵抗がある人は仕方がないけど、
これ、意外といけるのだ。
この日のように前菜をある程度の数頼むなら、
一つこんなものを入れるのも変化がついて面白い。

前菜を一通り食べてみた感想は、
「新派っぽい気取った盛り付けが鼻につくけれど味は悪くない」。

オーダーでの店員さんとのやり取りがあまりに要領を得なかったので
「店を変えることを考えたほうがいい」
という発言まで出た割りには、まずまずの滑り出しだ。
これは意外と期待できるかも・・・

が、長くなったので残りの料理はまた次回。


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2010年05月14日

【海南食府】海南美食

海南島グルメ
海南美食(hai3nan2 mei3shi2)
P1210457.JPGP1210459.JPG
P1210462.JPGP1210465.JPG
【ところ:安定門外・海南食府/ねだん:記事参照】

「テレビで見た海南省レストランに行きたい」
と言う友と一緒に、
安定門にある海南省駐京弁レストランへ行ってみた。

お店の名前は海南食府。

P1210455.JPG

店内は作り物の椰子の木や
アンリ・ルソーが想像で描いた熱帯の森みたいな壁画で飾られ、
無理して作りこんだあたりがかえって哀愁漂う
「作られた南国」的雰囲気いっぱい。
今はなき常磐ハワイアンセンターあたりを想像していただけると、
ドンピシャかと。
ハワイアンズではなく、常磐ハワイアンセンター。

さて、肝心の料理のほうは・・・?

干[火扁]東山羊(gan1bian1 dong1shan1yang2):78元
東山嶺山羊の土鍋炒め

P1210459.JPG

メニューの前のほうにあって
「これがシェフのオススメ!」度が高そうだったので頼んでみた。
あとで調べたら、東山羊は海南島の四大名物料理の一つ。
東山嶺というところに生息する黒毛の山羊で、
宋代からその名を知られ、献上品にもなっていたらしい。

いろいろと食べ方があるようだけど、
この日頼んだのは干[火扁] 東山羊。
うーむ、干[火扁](gan1bian1)っていったん素揚げしてから
炒めることだと思ってたんだけど、
この料理もその定義に当てはまるのか?

P1210461.JPG

山羊肉自体は臭みもなく食べやすいと言えば食べやすかったが、
やたらと味がついていては素材そのものの味が埋没してよく分からない。
これだけ味を濃くするってことは
やっぱりもとのお肉に臭みがあるのか、なんて勘ぐってしまう。

実は、後に内蒙古にお勤めのおおたまさんのご好意で
さばいたばかりの内蒙古アルバス産山羊の内臓と肉を食らう
という口福に恵まれたのだが、
この山羊がまた激烈にうまかった。
内臓はさばいてすぐ塩ゆでしただけのものを、
蒸してそのままいただいたが、嫌な臭みいっさいなし。
肉自体も塩こしょうだけでシンプルに焼いたものがしみじみ旨かった。
(この内蒙古山羊については後日アップ予定。しばし待たれよ)

香煎南海馬鮫魚(xiang1jian1 nan2hai3 ma3jiao1yu2):68元
サワラのソテー

P1210462.JPG

これは馬連道の福建料理レストランで以前食べて
あまりのおいしさに二人で一皿をぺろりと平らげたこの料理に酷似していたので
期待して頼んでみた。

が、結果は期待はずれ。
中途半端に西京漬けみたいな味がついていて
「鮮(xian1)=鮮度がありもともとの味が感じられておいしい」な感じが
なかったのだ。
海南で食べたらもっとおいしいのだろうか。

拍蒜炒水芹(pai1suan4 chao3 shui3qin2):38元
セリ風の野菜のニンニク炒め

P1210457.JPG

水芹(shui3qin2)というとセリだけど、
中国で水芹とか水芹菜と呼ばれる野菜は
日本のセリとはちょっと違っていて茎っぽい。
ただ、セリ特有の香味やエグミは感じられるので、
メニューに見つけると必ず食べる。
こちらにはセリが売っていないので、どうしても恋しくなってしまうのだ。

念のため店員さんにどんな味か聞いてみると、
「石油の匂いがします」
「ええっ!石油ッ!?じゃあ、やめよう!」
と眉根を寄せる友人に、店員さんがあわてて弁明。
「いえ、いやな匂いじゃないんです。すこおし、匂う程度です」
友人はなおも気の進まない様子だったけど、
私は食べる気満々だったので
「ま、味見してみようよ。珍しいし」
と余裕で制して注文。

これは当たり。
確かに、食べる瞬間にふっと重油香がすることはする。
でもそれが嫌な匂いとは思わないから不思議だ。
いいリースリングワインにも重油香があるけど、
ちょうどあんな感じ。

叩き割ったニンニクがたっぷり入ってはいるものの、
これも気になるほどではない。
水芹の香味とバランスが取れていて、とてもよかった。

椰肉炖鶏(ye1rou4 dun4 ji1):38元
椰子の果肉と鶏肉の煮込みスープ

P1210469.JPG

鶏肉を煮込んだスープは結構ポピュラーだけど、
椰子の果肉入りっていうのがいかにも海南っぽい。
南国情緒満点だ。

椰子自体は特においしいわけではないが、
レンゲを口に運んだ時にふっと椰子の香りが立つのが面白い。
ちなみに、甘くはない。

海南文昌鶏(Hai3nan2 wen2chang1ji1):88元(1/2羽)
海南文昌鶏のボイル・香味ダレ添え

P1210466.JPG

この文昌鶏も、海南名物の一つだそうだ。
つややかでむちっとはちきれそうなゆで鶏。
香味野菜とライム(レモン?)がたっぷりのタレをつけていただく。

ところで、海南と言えばやはりあのメニュー。
海南鶏飯(hai3nan2 ji1fan4)!
海南チキンライスを食べたかったのだが、
なんとこのお店、海南鶏飯がメニューにないんである。

で、自作した。

鶏のゆで汁に生姜をきかせて炊いたご飯を頼んで、

P1210464.JPG
(ちなみに一碗5元)

海南文昌鶏をのっければ・・・

ドーン!

P1210472.JPG

海南鶏飯丼の出来上がり!

結局これが一番おいしかったりして。


▼お店情報
海南食府(Hai3nan2 shi2fu3)
東城区安定門外大街188号海南大厦1楼
010-6426-9558、6655-8555
P1210456.JPG P1210455.JPG
(左:海南大廈/右:海南食府)
<アクセス>
地下鉄2号線「安定門」駅下車。
安定門外大街を北上し、地壇公園入口を過ぎてすぐ右手。
安定門外大街の東側にありあす。

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2010年05月12日

【大里】雲南菜

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1210434.JPG
【ところ:小経廠胡同・大里/ねだん:100元(コースで)】

以前も訪れたことのある四合院レストランの大里。
雲南料理のコースを提供しているお店だ。

▼以前行った時の記事
【大里院子】四合院的雲南餐廳(前篇)
【大里院子】四合院的雲南餐廳(後篇)
(現在中国からは見られません)

コースの種類は100元と200元。
(もしかしたらもっと高いのもあるかもしれないが)
違いは何かと聞いたら、
200元のものはヒラメなどの高級食材が増えるとのこと。
北京でわざわざ高い海鮮ものの素材を頼む必要はないし、
以前100元のコースを食べた時に
量も十分で味もおいしかったので、
今回も100元のものにしてみた。

この日はご帰国の決まったMさんというか、Hさんというか、Pさんというか、
何とお呼びするかはさておき、
私にとってとても貴重な食友PMHさんの送別会。

こう書くといかにも私が主催したかのようだが、
実際はとある太っ腹な御仁が開催してくださったもの。
PMHさんとゆかりのある人ぜーんぶまとめてご招待くださった。

前回は夏だったのでお庭の席で風に吹かれながら食事を楽しんだが、
今回はまだ寒い季節とあって、室内で。
ここ、さりげなく骨董風の家具などが置いてあったりして
室内もまた素敵。

P1210421.JPG

料理の内容は前回とほぼ同じ。
メイン料理は動かさずに、野菜料理で変化を持たせているようだ。

雲南キノコのピリ辛前菜
P1210422.JPG

やはり美味。
これはタイ族料理の金孔雀のものよりも
こちらのお店のほうが美味だ。

湯葉とミントの和えもの
P1210423.JPG

ミント使いが特徴的。
さわやかな一品。

焼きゴートチーズ
P1210424.JPG

ミニ春巻き
P1210425.JPG

中身はジャガイモとほうれん草。

チキンのグリル
P1210426.JPG

甘すっぱ辛いソースをつけていただく。
これは前回はなかった料理。

キノコの炒めもの
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牛肉のレモングラス風味
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ビーフジャーキー風の歯応えと風味が面白い。

揚げ蝦の炒めもの(揚げたこぶミカンの葉添え)
P1210429.JPG

前回食べた時はミントか紫背天葵(別名「血皮菜」)かと思ったが、
今回改めて見てみたらこぶミカンじゃないの!
味もこぶミカンそのものだった。
普通タイ料理で使うこぶミカンよりはかなり薄手のやわらかいもの。
だからこうして素揚げにして食べることができる。

菜心(?)炒め
P1210430.JPG

黒ゴマが使われているのが珍しい。

ブロッコリー炒め
P1210433.JPG

四川料理レストランなどでブロッコリー炒めを頼むと
鶏の油まみれでかなり脂っこいが、
これは生姜をきかせてさっぱりと炒めてある。

川魚のレモングラス風味焼き
P1210434.JPG

レモングラスやハーブの風味でかなりさっぱり。
ぱっと見辛めに見えるがそれほどでもない。
その証拠に、お子ちゃんたちに大人気。
気づいたら3人で1匹まるまる食べつくしていた。
中国の魚料理でこれほど日本の子供たちにウケがいいものも珍しい。

米線(mi3xian4)
ライスヌードル

P1210435.JPG

前回はかなり油っぽくて今ひとつだったが、
今回はまだまし?
米線はここまで味をつけない透明スープタイプのほうが好き。

最後にデザート。

揚げ餅の砂糖がけ
P1210436.JPG

かなりやわやわのお餅を揚げて、砂糖を乗っけてあるだけ。
素朴だけど、なんだか懐かしい味で悪くなかった。

前回食べてからほぼ1年。
コースの内容はあまり変わらないけど、
このくらい間が空けばまあ気にならないかな。

しかし、西洋人客の多い店だ。
だからローカルな風情に浸りたいという向きにはオススメできないが、
異邦人としての北京体験としては面白い。

そして、このエントリーは3月初めに食べたときのものだが、
今、まさにこの時期はお庭の藤の花が見ごろ。
藤を愛でながら四合院の院子で雲南料理。
これはかなり、惹かれるものがある。


▼お店情報
大里(da4li3)
東城区鼓楼東大街小経廠胡同67号
010-8404-1430
<アクセス>
交道口と鼓楼を結ぶ鼓楼東大街から小経廠胡同(南鑼鼓巷よりは東側)に入り、
少し北上すると、左手に店名の書かれた赤い灯籠が見えてくるのでそこを左折。
路地の奥左手にお店の入り口があります。

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