2011年07月19日

【百米粒】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang1cai4)
P1280884.JPGP1280887.JPG
P1280891.JPGP1280894.JPG
【ところ:寛街/ねだん:記事参照】

グルメ情報を信頼している地元誌『消費導刊(Time Out)』で推薦されていたので
ずっと気になっていた湖南料理のお店。
交道口南大街と言えば中戯留学中はそれこそ生活圏で、
毎日のように歩き回ったエリアなので、
そこに人気の湖南料理屋があるだなんて、
そりゃあちょっと見に行かねばという気持ちもあった。

で、行ってみれば、あらら、なんだかファンシーな店構え。

P1280881.JPG

湖南料理レストランにしてはちょっと可愛らしくないかしら?

実際、湖南省出身の女性オーナーがやっているということで、
店内も女性好みの可愛らしいインテリア。
湖南料理レストランというよりはカフェと言われたほうが納得できる。
男性客は居心地悪いかも。

さて、それはさて置き、料理である。
まずは前菜。

紫蘇拍黄瓜(zi3su1 pai1 huang2gua1):16元
シソときゅうりの和えもの

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もう少しシソの風味がきいているとさらに爽やかでよかったかも。

醤蘿蔔皮(jiang4 luo2bopi2):12元
ダイコンの醤油漬け

P1280882.JPG
(「蘿蔔」は簡体字では「萝卜」)

他店で食べると猛烈に辛いのだが、ここのはかなりマイルド。

焼椒珍珠皮蛋(shao1jiao1 zhen1zhu1 pi2dan4):22元
赤パプリカとうずらピータンの前菜

P1280884.JPG

これとてもおいしかった。
うずら卵くらいのミニサイズだとピータン苦手な人でも平気なのでは?
ピータン好きには逆に物足りないかも。

続いて熱菜、温かい料理。

絶味鴨(jue2wei4ya1):58元
アヒル肉の煮込み


P1280885.JPG

アヒルというとつい北京ダックを思い浮かべるかもしれないが、
煮込んだアヒル肉もいける。

煙笋臘肉(yan1sun3 la4rou4):36元
燻製タケノコとベーコンの炒めもの

P1280890.JPG
(「臘」は簡体字では「腊」)

何かベーコンものを一つ食べたかったので頼んだ料理。
ちょっと甘めの味付けだったかな。

砂鍋花菜(sha2guo1 hua1cai4):26元
カリフラワーの炒めもの

P1280887.JPG

ここの人気料理とのことで注文。
ちょっとカリフラワーが古かったのか火を通しすぎたのかしおしおしてしまい、
ポクポクとしたカリフラワー本来の食感が失われていたのが残念。
団結湖の湘腸香のほうがおいしいという評価も。
そ、そうなのか・・・・・・
モツ鍋以外のメニューはあまり食べたことないけど、
今度行ったらカリフラワーはマストだな。
密かに決心。

香芋排骨(xaing1yu4 pai2gu3):28元
タロイモとスペアリブの煮物

P1280894.JPG

よく煮えている。
辛い料理の中にこういうのが出てくるとほっとする。

手撕包菜(shou3si1 bao1cai4):18元
ちぎりキャベツの炒めもの

P1280892.JPG

大好評。

剁椒炒蛋(duo4jiao1 chao3 dan4):26元
塩漬け赤唐辛子とタマゴの炒めもの

P1280891.JPG

黄色に赤の鮮やかなコントラスト。
見た目につられてつい注文。
トウガラシだけど漬けてあるせいかほとんど辛さはない。

燎白菜炒飯(liao2bai2cai4 chao3fan4):16元
ハクサイの漬け物(?)入りチャーハン

P1280896.JPG

しっかり醤油味で、でも割合パラリと炒めあがっていてなかなか美味。
かなりお腹いっぱいの状態だったのに強引に注文したのだが、
その割にあっという間に完食。
チャーハンってするするるるって入っちゃうんだよな。
危険・・・・・・

酸菜米豆腐湯(suan1cai4 mi3dou4fu tang1):18元
米豆腐入りのスープ

P1280895.JPG

青菜(何だろう?)の漬け物と米豆腐のスープ。
米豆腐は貴州の名物で、
米を挽いて水を加えて熱し、冷ましてニガリを入れて固めたもの。
ここで出てくるっていうことは、湖南でも食べられているってことか。

前菜としては食べたことがあったけれど、
スープの具になっているのは初めて。
生で食べるとツルリとモサリが混ざったような食感なのが、
火を通すとジャガイモで作った団子みたいで、モサリが際立つ。
面白い。

全体的に塩気が強い味付けだったので白いご飯が進んだ。
(その上でチャーハンまで頼むって・・・・・・)
ただ、辛さはだいぶマイルドで、
ちょっと改良版の湖南料理といったところだろうか。
いやでも、本場の味という評価もあるので
私が思っている本場の味が違うのかもしれない。

味が本格的かどうかというよりは、
「下町っぽいエリアにある意外に可愛いお店で
しかも結構おいしい湖南料理が味わえる」
という位置づけのお店として捉えるのがいいかも。


▼お店情報
百米粒
東城区交道口南大街79号
010-6407-9619
P1280881.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線「張自忠路」駅A出口から西に400m、
寛街の交差点を右折(北へ曲がる)し、
交道口南大街を少し行くと西側にあります。

または、地下鉄2号線「安定門」駅A出口から出て安定門内大街を南へ。
寛街の交差点の少し手前です。
(安定門からはバスの113などが便利。
 「北兵馬司」で下車してさらに南へしばらく行ったところです)


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2011年07月07日

【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】貴州菜

貴州料理
貴州菜(Gui4zhou1cai4)
P1280749.JPGP1280755.JPG
P1280756.JPGP1280748.JPG
【ところ:菜市口/ねだん:記事参照】

酸湯魚のほかにも、貴州ならではの料理をいくつか頼んだ。

水豆豉拌薄荷(shui3dou4chi3 ban4 bo4he2):26元
ミントの水納豆和え

P1280749.JPG

四川省や貴州省で食べられているちょっと水っぽい納豆、
水豆豉を使った和えもの。
水豆豉ものは貴州料理では定番だ。

香菜や蕨と和えたのにも惹かれたし、
鍋でミントを食べることも分かっていたのだけれど、
すっきり爽やかなミントと水豆豉の組み合わせがどうしても味わってみたくて
これにした。

ミントと納豆???
合います。
合うんです。
固定観念を捨てた時に、美味の扉が開くのです。

P1280750.JPG

水豆豉のほかにも
海の香りのする不思議な炒りトウガラシ「糊辣椒」や
フレッシュなトウガラシもふんだんに入っていて、
実に多層的で深みのある味。
そこにスーッと爽やかなミントの風・・・・・・
と軽やかに書き進みたいところだが、これがまあ辛いのなんの!
覚悟してどうぞ。
旨いのでしばらくするとまた箸を伸ばしちゃうんだが。

布依酸笋(bu4yi1 suan1sun3):18元
発酵タケノコの和えもの

P1280748.JPG

布依と名のつくだけあってこれはプイ族料理なんだろう。
でもタケノコを漬けて発酵させた酸笋自体は
貴州だけでなく広西チワン族自治区でも一般的に食べられている食材。
この臭ウマ、久し振り。

香辣蕨粑(xiang1la4 jue2ba1):20元
蕨餅のピリ辛香り揚げ

P1280755.JPG

粑(粑粑)はもち状の食べ物のこと。
蕨粑だから、蕨の根の粉を使って作ったおもちだ。
これをスライスして揚げ、ピリ辛の調味料で炒めた料理だ。

表面カリッで、中身はもっちり。
いや、もっちりを少し通り越してねっちり。
炸灌腸が好きな人ならきっと気に入るはず。
ただ、味付けはやはりかなり辛口だ。

折耳根炒飯(zhe2er3gen1 chao3fan4)怪噜飯(guai4lu1fan4):12元
ドクダミチャーハン

P1280756.JPG

ミントに納豆だの、ドクダミチャーハンだのと、
日本人の常識をくつがえす料理が目白押しだが、
これが本当にいけるのだ。

ドクダミの地下茎は和えものだとさすがに匂いが強烈だが、
(でも大好きだけど)
これは火を通してあるので
多少匂いがやわらいでほんのり香る程度。
かえって油っぽくなりがちなチャーハンに
さわやかなアクセントを加えてくれていてなかなかいい仕事をしている。

ドクダミが苦手な人は
このチャーハンが克服のきっかけになるかも。
あ、いませんかね?克服したい人。


▼これまでの「」関連記事
【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】酸湯魚


▼お店情報
貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」
宣武区菜市口南大街姚家井2巷2号楼前
010-6351-2595
<アクセス>
P1280745.JPG
地下鉄4号線「陶然亭」駅下車。
C出口から出て、「菜市口大街」を南に向かい、
「北京市第15中学」を過ぎた先、左手(東側)にあります。


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2011年03月12日

【曲園酒楼】湘味鹵鴨

湖南風アヒルの醤油煮
湘味鹵鴨(xiang1wei4 lu3ya1)
P1270314.JPG
【ところ:阜成門外/ねだん:39元(1/2羽)】

湖南料理の老舗、曲園酒楼。
「京城湘菜第一家」という肩書きがある
北京で最初の湖南料理レストランだそうだ。

P1270327.JPG

その名物料理がこの湘味鹵鴨。
この日は控えめに半只(ban4zhi1)=1/2羽。

P1270315.JPG
(アップにしてみたりして)

湖南料理でアヒルというと醤板鴨を思い出すが、
こちらはぺったんこにはなっていなくてぷっくり肉肉しい。
それに舌から火を噴きそうな激辛味でもなく、
おだやかな醤油味。

しょっぱすぎず、
漢方スパイスの味も強すぎずでいい塩梅だった。
アヒルの肉への煮汁のしみこみ方も
ぱさつかず、べちゃべちゃせずでいい具合。
頭の中身も、脳みそまでしっかりいただいた。

これはいい酒の肴になりそうだ。
(なぜかこの日は珍しくノンアルコールだったけど)

ほかに頼んだ料理はこちら。

豆椒肉絲(dou4jiao1 rou4si1):26元
二色ピーマンと細切り肉の豆[豆支]炒め

P1270316.JPG

赤と緑のピーマン、タケノコ、豚肉を細切りにして
豆[豆支]風味で炒めたもの。
湖南では割とポピュラーな料理らしい。

ちょっと[豆支]が入りすぎていたのか、
塩気が強かったのが気になったが、まずまずの味だった。
でもこの具材の組み合わせだとどうしても魚香を思い出してしまうなあ。

酸辣肚尖(suan1la4 du3jian1):98元(大皿)
湖南風モツの炒めもの

P1270322.JPG

これも名物だというので頼んでみた。
モツだし、きっと外さないだろうと思っていたのだが、
結果は凶と出た。

モツがモツらしくないのだ。
モツらしいうにうにした歯ごたえも、
中身ならではの深い旨みとコクも、
なんだかきれいさっぱり洗い流されてしまったかのような素っ気なさ。

酸辣というから味付けも外しようがないと思ったのだが、
ただお酢と唐辛子を入れただけの
なんだかのっぺりした厚みのない味。
これ、98元かあ。
なんでこれが名物料理としてメニューの最初のほうに君臨しているんだろう?
私にはナゾだった。

湖南料理レストランに来たのでせっかくだから頼もう、
と追加した臭豆腐も今ひとつだった。

湘味臭豆腐(xiang1wei4 chou4dou4fu):18元
湖南風揚げ臭豆腐

P1270318.JPG

臭くもないし、味もない。
水に漬けてわざわざ味を抜いたんだろうか?

P1270323.JPG

北京の地方料理の老舗というと聞こえはいいけれど、
それはつまり北京風にアレンジされた地方料理ということになるのかも?
今ほど食材の調達が便利ではなかった時代に
北京で湖南料理を作るためには
いろいろ妥協してありものでなんとかするしかなかったんだろうか?
今となっては巷にいくらでもある湖南料理の味に比べると
なんだか妙に大人しくて骨抜きな感じを受けた。
これはぜひとも湖南に行って本場の味を確かめねば。


▼お店情報
曲園酒楼
西城区展覧館路48号
010-6831-8502
P1270327.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「阜成門」駅で下車し、阜成門外大街を西へ。
展覧館路にぶつかったら右折、すぐ右手(東側)にあります。


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2011年02月21日

【晋陽双来飯荘】山西菜(之二)

山西料理
山西菜(Shan1xi1cai4)
P1270052.JPGP1270054.JPG
P1270058.JPGP1270066.JPG
【ところ:灯市口/ねだん:記事参照】

山西料理の食卓、熱菜(re4cai4)=あたたかい料理に突入。

西瓜汁(xi1gua1zhi1)=スイカジュース(ピッチャーで68元)など飲みながら、
熱菜の数々を楽しんだ。

P1270061.JPG

五台仙蘑(wu3tai2 xian1mo2):89元
五台山産キノコの炒めもの

P1270051.JPG

五台は五台山のこと。
世界遺産にもなっている古くからの霊山で、文殊菩薩の霊場。
観音菩薩の霊場である普陀山、普賢菩薩の霊場である峨眉山、
地蔵菩薩の霊場である九華山とともに、
中国四大仏教名山の一つ。

仙蘑は五台山の特産品である台蘑のことだろう。
霊山で産するキノコだから「仙蘑」ということか。

キノコの旨みのよく出た、深い味わいのある料理。
若干脂っこい嫌いはあるが、味付け自体はとても日本人好み。

醋澆羊肉(cu4jiao1 yang2rou4):39元
黒酢たっぷり羊肉スープ

P1270052.JPG

▼旧ブログでも書いてます
【晋陽双来飯庄】[酉昔]澆羊肉
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページを試してみてください)
(あ、値段変わってない!)

山西省のおいしい老陳醋(lao3chen2cu4=長期貯蔵酢)を
たっぷり注ぎ入れたスープ。
「澆(jiao1)」は注ぎ入れることだ。

これは本当においしいスープ。
(羊と黒酢が苦手でなければ)
黒酢の風味が羊肉の旨みを引き立てているだけでなく、
爽やかな酸味のおかげで飲み口はさっぱり。
後を引く。
スープをたっぷり吸い込んだ春雨をちゅるちゅるっとやるのもまたたまらない。

銀芽炒魚魚(yin2ya2 chao3 yu2yu):19元
モヤシと莜麺(ハダカエンバク麺)の炒めもの

P1270054.JPG

銀芽(yin2ya2)はモヤシのこと。
魚魚(yu2yu)は、莜麺をこねて小魚のような形にした麺だ。
魚児(yu2r)とも言う。
「ちっちゃい魚」、「魚ちゃん」、「ちび魚」といった意味だ。
「とと」じゃないよ。
アクセントに「蒜苗(suan4miao2)=ニンニクの芽」が入っている。

これがなんだか妙に旨かった。
表裏山河に入っていた莜麺は麺というよりは
「豆腐絲(dou4fusi1)=押し豆腐の細切り」のような感覚で食べたのだが、
魚魚はかなりもちもちしてしっかりした歯応え。
お餅っぽい。

もっちり魚魚と、シャキシャキのモヤシ。
歯ざわりのコントラストも楽しい一品だ。

精品香酥鴨(jing1pin3 xiang1su1ya1):89元
ダックのサクサク香り揚げ

P1270058.JPG
(あんまりおいしそうに撮れてませんが)

北京ダックのように見えるかもしれないが、
こちらはローストではなくて揚げたもの。
下味をつけたダックを蒸して、油でゆっくり揚げてある。
「香(xiang1)=おいしい」、
「酥(su1)=ぽろぽろ、さくさくしている」が名前についている通り、
皮がサックサクに揚がっていて香ばしい。

以前、旧ブログで書いた時に調べて分かったのだけれど、
山西省の伝統料理ではなく、
北京の山西料理の老舗、晋陽飯荘が作りだした名物料理。

▼旧ブログの「香酥鴨」についての記事
【晋老西食府】香酥鴨
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページを試してみてください)

まるのまま出されたダックは、店員さんが小さく切り分けてくれる。

P1270060.JPG
(この揚げせんべい、いらないと思う)

これを鴨餅(ya1bing3)と呼ばれる皮に包んで食べる。
北京ダックと同じ要領だ。

P1270062.JPG

歯ざわりは北京ダックよりもサックサク。
それに香ばしい。
が、油で揚げているだけもたれ感あり。

さんざん食べているにも関わらず、
山西料理レストランに来たら外せないとばかりに頼んだのが刀削麺。
刀削麺と言えば「打鹵麺(da3lu3mian4)=汁気の少ないあんかけ麺」だ。
そのつもりでメニューを繰ったのだが・・・・・・
なんと、汁麺ばかりでシンプルな打鹵麺が載っていない。
王府井大街にも近くて観光客も来るので
シンプルなものでは単価が上げられないとばかりに
お仕着せのメニューを沢山こしらえているのか?
なんてうがった見方もしてしまう。

でもせっかく山西料理の店に来たのに打鹵麺を食べないなんてあり得ない。
そこで聞いてみる。
「トマトと卵とか、茄子とか、普通のあんかけ麺は出来ないんですか?」
「できますよ。」
なんだ、あるんじゃないの。
「じゃあ、それ。」
そしてさらに調子に乗って注文をつける。
「麺とあんを別にして、
 麺は6つ、
 トマトと卵、茄子のあんを3人前ずつください。」
最初からあんがかかっていると一つの味しか楽しめないので、
麺は麺だけで、あんは別にもらえば
自分で好きなほうを好きなだけかけて食べられるという魂胆。
これ、山西人はよくやる頼み方だ。

が、なんだかうまく通じない。
「私の説明のしかたが悪いのか。はてどう説明したものか。」
と思っていたら、
別の店員さんがすんなりOKを出してくれた。
ほっ。

西紅柿鶏蛋麺(xi1hong2shi4ji1dan4mian4):8元
トマトと卵のあんかけ麺

P1270064.JPG
(麺はないので、トマトと卵のあん)

茄丁刀削麺(qie2ding1 dao1xiao1mian4):10元
ナスあんかけ麺

P1270065.JPG
(こちらも正確にはナスあん)

茄丁(qie2ding1)の丁(ding1)は賽の目に切ったもののこと。
だから茄丁は賽の目に切ったナス。

そして刀削麺(のみ)。

P1270063.JPG

トンカツで言うところの頭とご飯を別々にもらった感じかな。

さて、私はハーフアンドハーフで行こうかな。

P1270066.JPG

では一口。
ズズッ。

うーん、さすがは山西料理レストランの刀削麺!
と言いたいところだったのだが、
これはちょっといただけなかった。

まず、麺がゆですぎ。
そしてあんがしょっぱすぎ。
味の方向性としてはとてもいいのに、残念。

やっぱり麺は灯市口西街にあったほうのお店のほうが断然上だった。
ほかの料理がまずまずおいしかったので、
シメが今ひとつだったのが本当に残念。

とはいえ、
「もうおなかいっぱい!」
「入らない〜」
とかなんとか言いながら、
ほとんどの麺が胃袋に収まっていった。

シメに麺って、危険だ。


▼お店情報
晋陽双来飯荘
東城区灯市口東街100号
010-6513-2668
P1270043.JPGP1270042.JPG
<アクセス>
王府井大街を北上し、天倫王朝飯店の角を右折して東方向へ。
しばらく行くと右手(南側)にあります。


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2011年02月20日

【晋陽双来飯荘】山西菜(之一)

山西料理
山西菜(Shan1xi1cai4)
P1270050.JPGP1270047.JPG
P1270048.JPGP1270055.JPG
【ところ:灯市口/ねだん:記事参照】

日本からいらしたMさんからのリクエストで、
灯市口東街にある山西料理のレストラン「晋陽双来飯荘」へ。

P1270043.JPG

正面はこんな感じ。

P1270042.JPG

このお店、
なぜか同じ灯市口に支店が二つあって、
私が行ったことのあるのは王府井大街の西側、
つまり灯市口西街にあった別の「晋陽双来飯荘」だったのだが、
残念なことに閉店してしまった。
そこで灯市口の東側にあるこちらのお店にやってきた。

かなり庶民的だった灯市口西街の支店に比べると、
灯市口東街のお店のほうはやや豪華系。
王府井大街からも近くて分かりやすい場所にあるので、
外国人客も多いことを考慮してか、
山西料理以外のメニューもちらほら。
価格もちょっと高め?
道路沿いにある個室の中にもなぜかサッカー部屋があったりして、
ターゲット設定が若干謎だ。

しかも、お店の入り口には狛犬ならぬ、狛猫。

P1270045.JPGP1270044.JPG

食事の後で何か特に謂れがあるのかと聞いてみたら、
「招福ですよ。ほら、招き猫。」
なんていうゆるい返事が返ってきて拍子抜け。

この日は6人で食卓を囲んだので、
あれこれといろいろ頼めて楽しい食事になった。
まずは涼菜(liang2cai4)=前菜からご紹介したい。

表裏(里)山河(biao3li3 shan1he2):59元
ハダカエンバク麺と野菜の和えもの

P1270050.JPG

名物料理らしい。
麺、つまりハダカエンバク麺とニンジン、キュウリ、紫キャベツ、香菜を
唐辛子の辛味のきいた酢醤油ダレで和えたものだ。

▼「莜麺」についてはこちらをどうぞ。
【西貝莜麺村】莜麺窩窩

最初は大皿に食材ごとの小山が出来たような状態で登場。
これを店員さんが混ぜてくれる。

P1270053.JPG

黒酢の風味と爽やかさ、それと唐辛子の辛味が実に食欲をそそる。
莜麺のぴとっとヒンヤリ舌に貼りつくような独特の触感も面白い。

表裏(里)山河という料理名は、
晋国(今の山西)が高い山と大河があり、
険しい地勢で守り易く攻めにくいことを形容した言葉から取ったもの。
表裏はそれぞれ内と外のことで、
内には高い山があり、外には大河があるという意味になる。

なーんてことは食べてる時はもちろん知らず、
旨い旨いとバクバク食べていただけなのだけれど。

香椿苗拌桃仁(xiang1chun1miao2 ban4 tao2ren2):19元
香椿のスプラウトとクルミの和えもの

P1270047.JPG

大好きなスプラウト野菜、香椿苗。
ほしょほしょした触感と
ほんのり香椿のエグミが感じられるのが好き。
クルミというとローストしたもののイメージが強いが、
ロースとしていないもののウニッとした歯応えもまた面白い。

香辣鴨珍(xiang1la4 ya1zhen1):22元
アヒルの砂肝の和えもの

P1270048.JPG

鶏珍(ji1zhen1)=鶏の砂肝ではなくて、アヒルの砂肝。
鶏のよりでっかいです。

砂肝は砂嚢という消化器官で、
歯のない鳥さんたちが食べたものをすりつぶす役割を担っている臓器だ。
(詳しくはウィキペディアの説明をどうぞ)

これ、大好評。
コリコリとした歯応えとモツの旨み。
和えダレの香菜の香味と唐辛子の辛味も豊かで、
そこに黒酢やニンニクが加わって味をひときわ引き立てていた。

上党鹵驢肉(shang4dang3 lv2rou4):26元
ロバ肉の醤油煮

P1270055.JPG

上党は山西省の地区名。
そのあたりの名物ということだろうか。
ただ、地方料理のメニュー名には名物であるかどうかにかかわらず
適当に地名を冠したものも多いので、
これが本当に上党地区の名物料理かどうかは不明。

ロバ肉って、日本人はあまりイメージ沸かないかもしれないけど、
こちらでは割合普通に食べられている。
特に醤油ダレで煮込んで漬けおいた鹵驢肉(または醤驢肉)は
ロバ肉料理の定番。
臭みもないし、脂身もなくてさっぱりした食べ口。
野菜ものの前菜だけじゃなくて
何か肉ものの前菜がほしい時にうってつけだ。

ニンニク醤油ダレが添えられていることが多いが、
この店では青唐辛子がドバドバ入ったタレだった。
旨し。
でも油断すると口の中が火事になるので要注意。

ここまでが前菜。
熱菜(re4cai4)=あたたかい料理もじゃんじゃん頼んだので、
続きはまた次回。


▼お店情報
晋陽双来飯荘
東城区灯市口東街100号
010-6513-2668
P1270043.JPGP1270042.JPG
<アクセス>
王府井大街を北上し、天倫王朝飯店の角を右折して東方向へ。
しばらく行くと右手(南側)にあります。


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「食」の中国語
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2011年02月16日

【潮汕小館】潮州菜

潮州料理
潮州菜(Chao2zhou1cai4)
P1260994.JPGP1260995.JPG
P1260998.JPGP1260999.JPG
【ところ:関東店南街/ねだん:チェック忘れました】

職場が変わったからか、
一時の自分的ブームが去ったからか、
しばらく足が遠のいていた潮汕小館。

chaoshanxiaoguan.jpg

先日久しぶりに行ってみた。
今回は大人数でわいわいご飯ではなく、
北京に駐在中のKさんをご案内してゆっくりお話ししながらの食事ということで、
つまみにもおかずにもなりそうなものをいくつか選んでみた。

鹵水拼盤(lu3shui3 pin1pan2):48元(+α)
潮州風お煮染め盛り合わせ

P1260994.JPG
(今回は値段をチェックし忘れたので、
 「旧ブログ掲載時の値段+α?」としました)

潮州に限らず、中国南部ではよく食べられている「鹵水」。
広東語発音ベース(?)の「ローソイ」と言ったほうが分かりやすいかも。
醤油ベースのたれ(=鹵水)で食材を煮たもので、
その後はしばらく漬けておきしておくようだ。

前回盛り合わせを頼んだ時は、
ハチノス、牛タン、卵、豚バラ肉、厚揚げと盛りだくさんだったのだが、
今回は牛タン、ガチョウ、厚揚げのみで、ちと寂しくなっていた。
卵がないので彩り的にも殺風景。

お味のほうは、
前回同様噛むとにじゅっと煮汁が出てくるしみしみ具合が美味。
それだけに、
盛りが小さくなってさびしくなってしまった拼盤に、
心の中を木枯らしがひゅるううぅぅっと吹き抜けていった。
残念。

普寧炸豆腐(pu3ning2 zha2 dou4fu):28元+α?
普寧風厚揚げ豆腐

P1260996.JPG

絹ごし豆腐に粉をまぶして揚げたもの。
ニラたっぷりのタレにつけて食べる。
これ自体にはっきりとした味があるわけではないが、
タレの塩気が加わるとちょうどいい感じ。
でも濃い口が好みの人には物足りないかもしれない。

それにしても、前回は揚げたての熱々だったような気がするのだが、
この日は少し冷めかけていたような?

大地魚炒芥蘭(da4di4yu2 chao3 jie4lan2):25元+α
芥蘭菜と干し魚の炒めもの

P1260995.JPG

これもなんだか量が少なくなったような?
味は変わらず。

潮汕葱油鶏(chao2shan4 cong1you2ji1):36元+α
鶏肉のネギ油揚げ1/2羽

P1260998.JPG

これはいいお味。
揚げ葱の風味と香ばしくきつね色に揚がった骨付き鶏肉。
メインとしてもつまみとしてもいける便利な位置づけの料理だ。

ただし、葱の量が少なくなっていたのと、
若干冷めていたのが残念。

ここまで食べて、
少し足りないような気がしたのでもう一品追加。

梅菜扣肉(mei2cai4 kou4rou4):?元
梅菜と豚バラ肉の蒸し煮

P1260999.JPG

南でよく食べられている梅菜という青菜の漬け物と
豚ばら肉を蒸し煮にしたもの。
扣肉というのは、
肉をお碗の底にきれいに並べてせいろで蒸し、
形を崩さないようにお碗を伏せるようにして盛りつけた料理のこと。
甘みの強い醤油味がついていることが多い。

豚バラ肉がほろほろとやわらかく煮えていておいしかったのだが、
いかんせんタイミングが遅すぎた。
それに最後に一品加えるにはちょっと重たすぎる料理だったかも。
オーダー担当、反省。

久しぶりの潮汕小館。
全体的に味はまずまずだったのだけれど、
前に通っていた時にくらべると少し見劣りがするなあ。
量もかなり少なくなっていて、寂しい限り。
食事自体は楽しかったのだけれど、
レストランに対しては多少消化不良な感じが残った食卓だった。


▼以前行った時の料理については、旧ブログのこちらの記事からどうぞ。
【潮汕小館】白切鶏
*ここに「潮汕小館」関連記事のリンクが貼ってあります。
(上の記事が表示されない場合は、こちらのページを試してみてください)


▼お店情報
潮汕小館
朝陽区関東店南街2号
旺座大廈北配楼1階
010-6561-0693
chaoshanxiaoguan.jpg
<アクセス>
ケリーセンター北。
ケリーセンターの西にある通り(関東店南街)を北上し、
一つ目の交差点を越えてすぐ右側。
譚氏官府菜(つぶれたらしい)の右隣にあります。


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2011年01月05日

【孔乙己酒家】紹興菜

紹興料理
紹興菜(Shao4xing1cai4)
P1250805.JPG
【ところ:上海・黄浦区学宮街/ねだん:記事参照】

上海に行ったら絶対に訪れたいと思っていた店がもう1軒。
わが「食友」酒徒さんオススメの孔乙己酒家だ。

P1250803.JPG

▼酒徒さんブログの「孔乙己酒家」関連記事
友人を待ちながら、紹興料理で独り酒。

「北京にある店の上海支店でしょ?
 何もわざわざ行かなくたって北京で行けばそれで済むんじゃあ・・・」
と思われるかもしれないが、この店は北京の孔乙己とは全く別の店。

料理は気取らない大衆路線。
しかも、ゆるゆると酒の飲める日本の大衆酒場風の雰囲気。
よいではないですか。

夜には動車組で北京に戻るという日の夕食をここで摂った。
いや、3時のおやつに葱油開洋麺をやっつけているので
極端な話夕食を抜いてもいいくらいの腹具合だったのだが、
どうしても、どうしても行きたくて、
同行のMねえさんを引っ張ってきてしまった。
(しかもMねえさんは当時お酒を控えていたというのに。すんません)

今ひとつ場所が分からなかったので予約がてら電話して行き方を尋ねると
お店の人が実に懇切丁寧に教えてくれた。
感じのいい店だと聞いてはいたが、確かにこれはいい感じ。

入ってみると風情ある庶民的大衆酒場と言うよりは
若干大学の学園祭模擬店のような雰囲気もないではないが、
まあそのあたりの気取らないところがよいではないか。

宴会らしき日本人の団体客が先客にいてやや興をそがれたが、
ま、自分だって日本人だ。
案内されたのは新たに内装しばかりらしい別室。
大箱で地元客にまぎれて現地らしさを満喫しようと思っていたのに
ちょっと拍子抜けだったけどわがままは言ってもいられないか。

まずは紹興酒。

P1250804.JPG

同行のMねえさんはお酒を控えていたので、
陳五年を取って一人でちびりちびり。

お供はやっぱりこれ。

茴香豆(hui2xiang1dou4):5元
ソラマメの茴香風味煮

P1250806.JPG

北京の孔乙己とはまた違った風味の茴香豆。

そしてこれも食べると決めていた一品。

[朶リ]椒双臭(duo4jiao1 shuang1chou4):20元
臭豆腐と発酵ヒユナの漬け物の塩漬け唐辛子風味蒸し

P1250813.JPG

本当はもっとすごい蒸三臭ってのがあるそうなんだけど、
それは連れもあることなので自粛。
マイナス1で双臭にしてみた。

臭ものの一つはもちろん臭豆腐。
もう一つは霉莧菜梗(mei2xian4cai4geng3)。
「ヒユナの茎を水の中に入れて白カビが生えるまで放置して、
 そのあと密封した甕の中に移して更に発酵させたものだ。
 そのままじゃ硬くて喰えたもんじゃないヒユナの茎は、発酵してもやっぱり喰えない。
 茎の内部の、発酵して多少柔らかくなった繊維質だけを食べる」
(酒徒さんブログより拝借)

いや〜、匂いましたねえ。
隣のテーブルからの視線が痛かった。

でもお味は思った通り。
北京で食べる臭豆腐よりも発酵が進んでいてよき具合。
(でももっと発酵度の高いのも出してそうだけど)
[朶リ]椒もよくきいていて、飽きさせない。

そして大物を一つ。
確かお店の人に勧められたんだっけ?

毛蟹麺疙瘩(mao2xie4 mian4ge1da):29元
カニとすいとん風お餅のスープ煮

P1250808.JPG

コレ、ホントに29元?
安いっ!

麺疙瘩(mian4ge1da)は小麦粉を練って小さな塊にちぎり、
汁の中に落として煮たものなんだけど、
これ、小麦粉かなあ?
お餅みたいなねちっとした食感だった。

P1250809.JPG

モクズガニをガツンガツンと大ぶりに切ったのもどっさり。
カニの出汁もさることながら、
酸菜(suan1cai4)=青菜の漬け物の味がまたよくきいている。
3時のおやつに麺を食べたばかりなのも忘れてガツガツ食べてしまった。

あとこれ、ナンだっけ?

P1250815.JPG

糖蒿(tang2hao1)=春菊かな?
上湯です。
スープっぽいのが重なっちゃった。

さらにこんなサービスが。

P1250811.JPG

ゆでたサトイモの砂糖添え。

この日は中秋節。
このあたりでは中秋節にサトイモなんだねえ。

ほんの1時間ばかりでゆっくり飲めず、
そしてお腹も十分に減っていなくて料理も存分に楽しめなかったのが残念。
また行こう。


▼お店情報
孔乙己酒家
上海市黄浦区学宮街36号
021-6376-7979
P1250803.JPG
<アクセス>
地下鉄8号線、10号線の「老西門」駅から西蔵南路を「陸家浜路」駅方向に。
方斜支路(文廟路)を左折してしばらく直進。
文廟を通り過ぎてすぐの路地を左に曲がると左手にあります。


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2011年01月04日

【滄浪亭(黄浦店)】葱油開洋麺

葱油と干しエビの混ぜそば
葱油開洋麺(cong1you2kai1yang2mian4)
P1250800.JPG
【ところ:上海・南京路/ねだん:8元?】

(もう何ヶ月も前のことで今さらアップするのも恥ずかしいのだが)
中秋節の頃、上海に行った。
目的は上海万博を見るためである。
やーなんかね、せっかくだから見に行こうかと思いまして。
(結構楽しみました!)

で、せっかく上海に行ったからには食べたい滄浪亭の葱油開洋麺
(上のリンク先が表示されない場合は、こちらを試してみてください)

もしや営業を再開しているかも・・・?
と淡い期待を抱いて行った滄浪亭(淮海店)はやっぱり影も形もなく、がっかり。
もうあの麺は食べられないのか・・・
と半ば絶望していたら、南京路ブラの途中で懐かしいあの看板を発見!

P1250802.JPG

もう昼ごはんは済ませていたのだけれど、
見つけたからにはもう食べずにはいられない!
っということで、
同行のMねえさんと二人で1碗頼んで半分こすることにした。

夢にまで見た葱油開洋麺。
あの美しい葱の緑色が今、眼前に!!!

と思っていたのだが、

P1250799.JPG

ちと緑色がしょぼい。

スープも淮海店のは透明だったけど、ここのは醤油の色がだいぶ濃い。
そしてお碗がなんだか妙に年季が入ってるなあ・・・
淮海店では陶器のお碗を使ってたけど、
ここのはプラスチック素材なのでなんだかチープ。

P1250801.JPG

味も、もちろん北京で食べるものよりは断然おいしいのだが、
淮海店には及ばない気がする。
ぼやけた味というか、パワー不足というか。
混ぜ混ぜするのももどかしく一気呵成に食べ切ってしまうほどの
力強いうまさの吸引力が足りないのだ。

葱油の完成度も今ひとつ。
葱の豊かな香りが足りず、しょっぱさと油っぽさのほうが表に立ってしまっている。

・・・いや、うまいんだ。
うまい。
うまいのだけれども、記憶の中の淮海店のものには及ばない。
これってやっぱり、記憶による美化なんだろうか。

思いがけず滄浪亭の葱油開洋麺にありつけた喜びよりも、
むしろ淮海店を失った喪失感がより大きくなる結果となった。

滄浪亭淮海店、カムバーック!!

***

と、思っていたら、なーんとちょっと別の場所に移転して
営業していたらしいことが判明!

▼衝撃の新・滄浪亭淮海店情報
上海ナビの紹介ページ

マジ?マジ?マ、マジすか?
知っていれば、ここに行ってたのに・・・!
近くまで行ってたのに・・・!!

ちょっと高級化しているようでそこが気がかりではあるけれど、
とにかく営業しているようでよかった。
次に上海に行ったら、必ず行くことを今ここで誓う。


▼お店情報
滄浪亭(黄浦店)
黄浦区山西南路183号
021-6322-3528
P1250802.JPG
<アクセス>
南京東路と山西南路がぶつかったところで、
山西南路をひょいとのぞくとそこにあります。


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2011年01月03日

【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之三)

一食の価値あり!江南グルメ
値得一嘗的江南美食(zhi2de yi4chang2 de Jiang1nan2 mei3shi2)
P1250660.JPGP1250662.JPG
P1250666.JPGP1250665.JPG
【ところ:朝陽公園西門/ねだん:記事参照】

シーサーの管理画面が重くて重くて、
だましだまし更新していたらどうやら誤操作してしまったらしく、
せっかくアップしたこの記事が消えてしまいました・・・涙涙。

とりあえず応急処置で写真だけもう一度アップしておきます。
気力が回復したら記事も修復しようと思います。
(前と全然違う内容になったりして)

***

P1250660.JPG

P1250661.JPG

P1250662.JPG

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P1250666.JPG

P1250667.JPG

P1250663.JPG

P1250665.JPG

P1250668.JPG

▼これまでの「孔乙己尚宴」関連記事
【孔乙己尚宴】粽子
【孔乙己尚宴】非典型紹興菜
【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之一)
【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之二)


▼お店情報
孔乙己尚宴
朝陽区朝陽公園路八号公館内
010-6508-2228
<アクセス>
朝陽公園西門の並びにある入り口から八号公館敷地内に入り、すぐに右折。
左手にある建物を回りこむようにして進むと、左手にあります。


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2011年01月01日

【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之二)

一食の価値あり!江南グルメ
値得一嘗的江南美食(zhi2de yi4chang2 de Jiang1nan2 mei3shi2)
P1250653.JPGP1250656.JPG
P1250659.JPGP1250655.JPG
【ところ:朝陽公園西門/ねだん:記事参照】

続いてメイン料理。

油炸臭豆腐(you2zha2 chou4dou4fu):20元
臭豆腐の揚げもの

P1250645.JPG

いきなりド定番で失礼・・・
やっぱり頼んでおきたい、名物の揚げた臭豆腐。

というのは実は言い訳。
実はこの日、週末の夕方+中秋節前+雨の三重苦で北京は交通麻痺状態。
オーダー担当だってのに大幅遅刻してしまい、
やむなく電話で臭豆腐を使ったある料理を頼んでくださいとお願いしたのだけれど、
行き違いがあって注文されていたのは揚げたのだったのだ。

最初に頼もうとしていた臭豆腐ものはこれ。

[朶リ]椒蒸臭豆腐(duo4jiao1 zheng1 chou4dou4fu):22元
臭豆腐の蒸しもの・塩漬け赤唐辛子風味

P1250657.JPG

臭豆腐は蒸すと上品になるということを実感していただきたかったのだが、
さて、みなさんの感想はどうだったのだろう?
あまり箸が進んでいなかったところを見ると、
賛同いただけてなかったのかなあ。
私はこの料理、大好物なんだけどなあ。

漕邦豆腐(cao1bang1 dou4fu):78元
干し豆腐の土鍋煮込み

P1250646.JPG

旧ブログで一度ご紹介した煮込み料理
(上のリンク先が表示されない場合は、こちらを試してみてください)

干し豆腐と、塩漬けして干したらしい骨付き鶏肉、タケノコ、白菜を
土鍋でうま煮にした料理。
うまうま。

「漕邦」はおそらく「漕帮(cao2bang1)」のことで、
旧時(清代)に大運河での水路輸送を担った組織。
おそらくはお金持ちで美食家集団だった
「漕帮」の人々が食べていた料理ということかな。

同じように「なんとか幇」料理と名のついているものでは、
四川の「塩幇」料理をご紹介したことがある。

▼「塩幇」料理あれこれ
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之一)
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之二)
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之三)
(↑ここ、おいしいですよ!)

咸肉炒年糕(xian2rou4 chao3 nian2gao1):38元
塩漬け肉とお餅の炒めもの

P1250653.JPG

つるつるでむにりんとしたお餅の食感がクセになる。
塩漬け肉もしょっぱすぎなくていい塩梅だった。

安吉金腿笋(an1ji2 jin1tui3sun3):78元
金華ハム入りタケノコのスープ煮

P1250654.JPG

【孔乙己尚宴】非典型紹興菜でご紹介した贅沢スープ。

笋骨舟山帯魚([豆支]汁)(sun3gu3 zhou1shan1 dai4uy2 (chi3zhi1)):176元
舟山直送タチウオとタケノコの蒸しもの・豆チー風味

P1250656.JPG

浙江省の旅で舟山を訪れ、
新鮮なタチウオのふっくらしたおいしさに感激したので
ここでも頼んでみた。

笋骨はタケノコのこと?
どうして骨の字がついているのかは不明。

タチウオは予想通りふっくらやわらか。
味つけもくどくなく、やさしいおだやかな味。
豆[豆支]の風味が味に深みをもたらしていた。

長江[魚時]魚(酒糟蒸)(chang1jiang1 shi2yu2(jiu3zao1zheng1)):563元
ジギョの酒粕風味蒸し

P1250659.JPG

長江で獲れる高級魚。
昔は皇帝への献上品だったという。

▼ジギョについてはこちらをどうぞ。
【孔乙己尚宴】古法蒸[魚時]魚
(上のリンク先が表示されない場合は、こちらを試してみてください)

貴重貴重と言ってありがたがって食べたが、
実はこれ、養殖物らしい。
おおたまさんのこちらの記事によると、
「ホンモノの「[魚時]魚」は既に一級保護動物に指定されており
 捕獲が禁止されているので、
 一般に出回っているモノは、
 同種のアメリカン・シャッドの養殖モノ」とのこと。
 なーるほど、道理で「時」でもないのに出回っているわけだ・・・

前回食べた時は蒸して甘めの醤油ダレをかけた「古法蒸[魚時]魚」を試したが、
今回は「酒糟蒸」っていうのを食べてみた。
酒かすがたっぷりのっていて、
その上に金華ハムとタケノコ(だったかな?)、シイタケがあしらってある。
酒かすの甘い風味が全体によく回っていて、
味としては結構な甘口。
でも悪くなかった。
ほっこりと和むようなおだやかな味で、同席したみなさんにも好評。
ちなみに鱗はやっぱり一緒に食べなくてもよかったかな。

清炒穿心蓮(qing1chao3 chuan1xin1lian2):38元
穿心蓮の炒めもの

P1250655.JPG

何か珍しい野菜があるか聞いてみたら、これを勧められた。
以前スーパーで買ったことがあっておいしかったので、注文。

ちなみに穿心蓮はインドの伝統医学であるアーユルベーダでも処方されるハーブ、
「センナ」のことなのだけれど、
野菜名として使われる穿心蓮はどうやらセンナとは別物らしい。
まるいふっくらした葉っぱで、ほげほげと毛が生えている野菜なんだけど、
生の状態はこんなのです)
日本語では何って言うんだろう?

ちょっとしたクセと軽いぬめりがあるけど、私は好きな野菜だ。

ほかにも
花生猪手[保の下に火](落花生と豚足の煮物)を頼みたかったのだけれど
無念の売り切れ。

もう頼みすぎ?
いえいえ、これから主食&デザートへとなだれ込みます!


▼これまでの「孔乙己尚宴」関連記事
【孔乙己尚宴】粽子
【孔乙己尚宴】非典型紹興菜
【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之一)


▼お店情報
孔乙己尚宴
朝陽区朝陽公園路八号公館内
010-6508-2228
<アクセス>
朝陽公園西門の並びにある入り口から八号公館敷地内に入り、すぐに右折。
左手にある建物を回りこむようにして進むと、左手にあります。


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2010年12月31日

【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之一)

一食の価値あり!江南グルメ
値得一嘗的江南美食(zhi2de yi4chang2 de Jiang1nan2 mei3shi2)
P1250647.JPGP1250649.JPG
P1250650.JPGP1250652.JPG
【ところ:朝陽公園西門/ねだん:記事参照】

中秋節を目前にした週末のある日、孔乙己尚宴で食事会を催した。

孔乙己尚宴は在北京日本人にもおなじみのお店。
でも、茴香豆と四喜烤夫と東坡肉と龍井蝦仁あたりを頼んでおしまい!
というケースも意外と多いのでは?
実はこのお店には、ほかにもおいしいメニューがたくさん揃っている。
いつも大定番ばかりではもったいないので、
それ以外のものを集中的に食べる会をやってみようと思い立ったのだ。

孔乙己尚宴に行ったら絶対に頼むというほど大定番ではないけれど、
実はとってもおいしいもの。
少し創作料理っぽいものも入っているかもしれないけれど、
いつもの料理+αとして注文するのにいいのではないかと思う。

ではまず、前菜から。

乙己醤仔鴨(yi3ji3 jiang4zi3ya1):84元(1羽分)
孔乙己風アヒルの醤油煮

P1250647.JPG

醤油ダレで煮て(漬け込んで)味をしみこませ、
それを干してあるのだろう。

よーく味がしみていて、しかも噛み応えも十分。
これが1/2羽あったら、いつまでも酒を飲んでいられそう。

香葱拌蝦皮(xiang1cong1 ban4 xia1pi2):22元
葱と干しエビの前菜

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ちょっとしたおつまみによさそう。
白いご飯にかけてもいいかも。
材料さえ揃えば自分でもできるかな。

外婆醤蘿卜(wai4po1 jiang4luo2bo):13元
大根のたまり醤油漬け

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見た目通りの味。
ハリハリと小気味いい歯ざわり。

紹興素鶏(Shao4xing1 su4ji1):24元
紹興風精進鶏(お麩)

P1250648.JPG

お麩を使った精進料理。
鶏肉を真似ているらしい。
野菜や豆製品で肉料理をまねた素菜(精進料理)も
江南地方の料理として有名らしい。

糯米紅棗(nuo4mi3 hong2zao3):20元
棗のお餅サンド

P1250651.JPG

これは食べたことのある人も多いかな?
お餅がサンドされた甘い棗の前菜。

P1250652.JPG

醤油系の味が多いので、
こういう甘口のものがあるとちょっとした口直しになる。
あるとうれしい一品。

写真は撮らなかったけれど、
ほかにもいくつか前菜を頼んでいた。

・茴香豆(hui2xiang1dou4):8元
 ソラマメの茴香風味


やっぱりここに来たら頼みたくなるよね。

・氷砂天目手剥笋(bing1sha1 tian1mu4 shou3bo1sun3):22元
 皮つきタケノコ


小さな細いタケノコを皮ごと味付けしてゆでたもの。
手で剥いて食べる。
が、この日のものは皮の中に虫がいて返品。
虫って。。。
いろんなところでこの前菜を食べてるけど、
こんなこと、一回もなかったなあ。
ダメじゃん!

・馬蘭香干(ma3lan2 xiang1gan1):22元
 馬蘭と干し豆腐の和えもの


馬蘭はキク科の多年生草本植物。
「ヨメナ」としている人も多い。
春菊みたいな苦味とクセのある植物だけど、
細かく刻んで和えものにするとまさにその苦味とクセが引き立つ。
食卓のアクセントにオススメ。

***

ここまでが前菜。
この後、熱菜(温かい料理)がドドーンと出てきます。
何しろ総勢16名の食事会。
頼んだ料理もかなりの量になった。
続きはまた明日〜!


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2010年12月18日

【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之二)

池州料理
池州菜(chi2zhou1cai4)
P1250445.JPGP1250451.JPG
P1250453.JPGP1250458.JPG
【ところ:蓮花小区/ねだん:200元】

安徽省池州市駐京弁レストランの続き。

絶品鶏スープ茶漬け(だから違うって)に続いて出てきたのは、
代表的な安徽料理の食材、スッポン!

スッポンの煮込み
P1250445.JPG

よーく煮込まれて、とろとろ。
正直なところスッポン自体にそれほど食べではない。

P1250449.JPG

甲羅の縁のゼラチン質もすっかりスープに溶け込んでしまっているようで、
カジカジしてもほんの気持ち程度しか食べられず。
身を食べるのではなく、
エキスの染み出したスープを存分に味わう料理ということかな。
そのスープのお味は、濃厚でこくこく。

ガチョウの煮込み
P1250448.JPG

ローストしたガチョウの肉は結構食べるけど、煮込みは初めて。

アワビと豚バラ肉の煮込み
P1250450.JPG

アワビは豪華さを出すために足されたものだろうから置いておくとして、
豚バラ肉の煮込みは池州あたりの名物料理ということだろうか。

P1250451.JPG

池州だけの名物ではなくて、
淮揚菜とか湖南とか、南のほうではよく食べられているけれど、
しょうゆ味も甘さもくどくなく
割合あっさりした味付けなのが池州風?

豆腐と卵の煮物
P1250452.JPG

やあ、煮物が多いなあ。
安徽料理になんとなく懐かしさを感じるのは、
醤油ベースの甘辛ダレで煮込んだ料理が多いからだろうか。

P1250456.JPG

これは香干と卵を煮含めたもの。
卵に包丁が入れてあったのが印象的。
ほかのお店では見たことないな。

臭桂魚(chou4gui4yu2)
発酵桂魚(ケツギョ)の煮付け

P1250453.JPG

安徽省に行った友人から
「臭得傷心」(悲しくなるほど臭い)と聞いていた臭桂魚。
ようやくご対面!

皿が近づくともほーんと漂ってくるあの匂い。
そう、臭豆腐と同じ、あの発酵臭。

しかし、「臭得傷心」には程遠いマイルドさ。
悲しみに打ちひしがれることもなく、
心の平安を保ったまま食べることができた。

味はですね・・・アジの干物を煮た感じ。
普通にうまくてやや拍子抜け。

エンダイブのサラダ
P1250455.JPG

箸休めのサラダだったのだが、これが食わせ物。
和えダレにカラシが大量に入っていて、多くの参加者が落涙。

カエルの炒めもの・イワタケ添え
P1250458.JPG

このカエルは石鶏(shi2ji1)。
江西でよく食べるカエルのことで、和名はスピノーザトゲガエル。
(↑酒徒さん、感謝!)
ほかのカエルに比べると高価で美味とのこと。
江西でよく食べるというコメントの通り、
私が以前食べたのも江西料理レストランでのことだ。

ほかのカエル料理がカエルの皮をはいだ状態で調理するのに対し、
この石鶏の場合は皮ごと調理するのが特徴的。
「カエルを食べるなんて!」という人には卒倒ものかもしれないが、
この皮がまたぷるぷるでまたうまいのだ。

カエルの肉は、鶏肉とタラの肉の中間(ちょっとタラ寄り)。
きめが細かくしっとりとしていて、とても淡泊で上品な味だ。

右奥に見えるのは石耳(shi2er3)=イワタケ。
(旧ブログで「イシクラゲ」と書いてましたが、違ってました!)
石耳(イワタケ)は、石鶏、「石魚」(ヨシノボリの同属種)とともに
廬山での「三石」と呼ばれる名産品だとか(ウィキによる)。

あれ?廬山は江西省だけどな。
地図を見てみると、池州市は安徽省南部。
廬山のある九江市にもまあまあ近いと言えば近いので、
料理体系的にも似た感じになるのだろうか。
いや、とりたてて名物と言えるものがないので、
隣の省のものを使わざるを得ない?
(池州市に失礼かしら)

イワタケは格別おいしくはないけれど、
しょりしょりした歯ごたえが面白い。
味自体よりは、珍しさと生薬としての効能がメインだろうか。
ちなみに、、「清心、養胃、止血」の効能があるそうだ。

キクラゲの炒めもの
P1250460.JPG

こちらはキクラゲ。
こんな風にキクラゲだけを炒めたものは初めて食べた。
炒めものなら他の食材と一緒だし、
キクラゲだけだと和えものが一般的。

炒めものでは脇役に回りがちなキクラゲだけど、
一人芝居の主役も十分張れるんだね。
悪くないです、キクラゲ炒め。

窩笋(wo1sun3)の炒めもの
P1250461.JPG

窩笋は、セルタス、ケルンと呼ばれる野菜。
茎のみょーんと伸びたレタスみたいな感じで、その茎の部分を食べる。
シャキシャキとした歯ごたえが爽やか。
中国野菜で私が大好きなものの一つだ。

炒めものだと普通は片(pian4)=薄切りにしてあるが多いのだが、
これは細切り。
(細切りにしたものは和えものの場合が多い)
細切りウオスンの炒めものは初めて食べた。

ちょっとしんなりしてしまうので歯ごたえは薄切りに軍配。
ただそのしんなり具合もまた悪くはないかも。

干し肉と腸詰
P1250459.JPG

これはちょっとしょっぱかった。
下に隠れている枝豆が美味。

干し魚のピリから煮込み
P1250462.JPG

かなり塩味のきいた干し魚をピリ辛ダレで煮たもの。
ご飯が進む味。
カタクチイワシかと思って聞いてみたけれど、
「川魚です」とのお答え。

主食は普通ご飯を食べるようだったが、
お願いして麺を作ってもらった。

P1250463.JPG

これはごくごく普通。
おかずの味付けからして、
白いご飯をもらったほうが正解だったかな。

最後にフルーツ。
P1250465.JPG

生のナツメがおいしかった。
生ナツメはこっちに来て好物になったものの一つだ。

これだけ作ってもらって、200元。
高かったような気もするけれど、
スッポンは野生のもので、
石鶏、イワタケなども安徽からの直送とのことだから、
納得できる値段?
そもそも対外開放していないレストランに無理を言っておしかけたことを考えると、
文句を言ったらバチが中るというものか。

料理によっては塩辛かったものもあったけれど、
どれも濃すぎず、やさしい味付けだった。
「Time Out」誌のコラムニスト「美食雷達」氏によれば、
これぞまさしく池州の味とのこと。
であれば、一度訪ねて現地の味を確かめてみるのも悪くはないかな。


▼これまでの「安徽省池州市駐京弁レストラン」関連記事
【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之一)


▼お店情報
池州市人民政府駐京弁事処
海淀区蓮花小区2号楼4門302室
P1250468.JPG
<アクセス>
蓮花橋の西南にある蓮花小区の中にあります。
P1250471.JPG
2号楼は蓮花小区内に建っている二つの建物のうち西側のほう。
「四門」と書かれた入口から中に入ります。
P1250470.JPG

*参考HP:http://www.ahczzjb.gov.cn/map.asp

★一般開放されていない内部接待用レストランですが、
 今回のように交渉次第では食べさせてくれることもあるようです。


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2010年12月17日

【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之一)

池州料理
池州菜(chi2zhou1cai4)
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【ところ:蓮花小区/ねだん:200元】

安徽省池州市の駐京弁レストランに行ってきた。
北京で発行されている雑誌「Time Out(中国語名は「消費導刊」)」のコラムで、
TVプロデューサーで美食家の「美食雷達(美食レーダー)」さんが絶賛していた店だ。

実はここ、一般向けに開放していない内部向けレストラン。
そこにどうして行けることになったかというと、
「Time Out」のコラムを読んだYさんが
「もう帰国してしまうので、その前にぜひとも食べたい」
とレストランと交渉してくださり、
特別に席を用意してもらえることになったのだ。

そんな機会はめったにない。
万難を排して参加である。

料理はお任せ。
安徽省から運ばれてきた新鮮な食材に応じて
当日メニューを組んでくれるとのこと。
楽しみ!!

・・・の前に、安徽料理についてお勉強。

ウィキペディアによれば、
「安徽料理は、中華人民共和国安徽省の郷土料理。
中華料理の八大菜系のひとつに挙げられる。
中国の中部に位置する安徽省は、海に面しておらず、
南部には山が多く、中部、北部は長江、淮河の流域として、
淮北平原を形成し、低湿地が多いという地理的な特徴がある。
このため、山で採れる山野草、茶、筍、キノコ、野生動物や、
川魚、スッポンなどの淡水産の食材を使う特徴がある。
省南部の黄山の東南にある徽州(現歙県)を発祥の地とする
味が濃く、比較的油を多く使い、
とろみを付けてこってりした料理が代表的なものとして知られる。
ただし、カエルのスープなど塩味だけのあっさりしたものもある。
現在の省都である合肥市周辺の料理の味付けは、
同じく江南に位置する、江蘇省の淮揚料理と通じ、
省内では比較的甘い味付けとなっている。
また、北部の蚌埠市周辺では
唐辛子、コリアンダーや醤油を多用する辛く濃厚な味の料理が存在し、
省内でも異なっている。
このため、南から順に、
徽州菜、沿江菜、沿淮菜という3つの地方料理に下位分類される。
現在は炒め物、揚げ物も一般的であるが、
徽州の伝統的な料理は煮物、蒸し物として作られているものが多い」

池州市は安徽省の南部に位置する都市だから、
池州料理は濃い口のこってりした味付けの徽州菜に属する料理なんだろうか?

期待を疑問を抱えながらお店に着いてみると、
すでに前菜はテーブルに用意されていた。

スプラウトの和えもの
P1250437.JPG

貝割れ大根?
それもブロッコリーか、マスタードのスプラウト?

牛肉(?)の冷菜
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ニガウリの和えもの
P1250439.JPG

レンコンの和えもの
P1250443.JPG

コンブの和えもの
P1250444.JPG

どれもとてもさっぱりしていて食べやすい。
安徽料理はもっと油が多用してあって
濃い口でこってりというイメージがあったのだが、
これまでの安徽料理観をくつがえすあっさりした味付けだ。

そして次が、
「非常においしい!」という情報を事前に入手していた一品。

鶏のスープ・炒めたお米添え
P1250440.JPG

鶏を丸ごと一羽使ってコトコトと煮込んだスープ。

P1250441.JPG

添えられているのは炒めたお米。

P1250442.JPG

このカリカリの香ばしいお米にスープを注いで食べる。
これがうまいのなんのって!!

P1250446.JPG

こくとうま味は濃厚ながら決してしつこくはないスープ。
そこに炒めたお米の香ばしさがプラスされて、
実に高級なお茶漬けを食べている感じ。

ああもう、例えがどうしようもなく庶民で哀しくなる。
でも口に含んですぐに連想した味がお茶漬け、
しかも永●園のインスタントお茶漬けのあられの味だったのだ。

もちろん、お茶漬けそのものの味ではない。
お茶漬けを極めて高次元まで昇華していって最終的にたどり着く味、
とでも言ったらいいだろうか。
あまりのおいしさに、
これからどれだけ料理が出るかも分からないのに
いきなりおかわりする人が続出したのだった。

後で調べてみたら、
この料理は「老母鶏湯泡炒米(lao3mu3ji1 tang1 pao4 chao3mi3)」といって、
安慶や池州あたりの名物料理なのだという。
年越しの食事では、食事の始まる前にまず「吃(喫)茶」する習慣があり、
その時のお茶がすなわちこの「老母鶏湯泡炒米」なのだそうだ。

初っ端からうまさにウーンと唸ってしまう料理が登場した安徽省池州市料理。
この後もおいしい料理が続々登場するのだけれど、
続きはまた明日。


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2010年12月12日

【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之三)

湖南料理の宴
湘菜宴(Xiang1cai4yan4)
P1240933.JPGP1240938.JPG
P1240948.JPGP1240943.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

長々と書いてきた湖南料理の宴。
三回目の今日は、野菜を中心とした料理の出番。

尖椒荷包蛋(jian1jiao1 he2bao1dan4):20元
尖椒と卵の炒めもの

P1240931.JPG

荷包蛋(he2bao1dan4)は目玉焼きのこと(らしい)。
と言っても、日本人がすぐ思い描くような片面焼きの目玉焼きではなくて両面焼き。
黄身は焼く過程で少しつぶしてあったような?
これを適当な大きさに切って、尖椒と一緒に炒めてある。

なんてことはないんだけど、結構いけた。
ただ単に卵と一緒に炒めるのではなくて目玉焼きにしてあるところが
ひと手間かけた感じがして「おっ」と思わせる。
これは家でもすぐ出来そう。
尖椒がなければピーマンで代用でもよさそうだ。

鶏汁脆笋鉢(ji1zhi1 cui4sun3bo1):36元
干しタケノコのチキンスープ煮

P1240932.JPG

前回も食べたタケノコ料理。http://ayazi.seesaa.net/article/159945737.html
濃厚な鶏のスープとふしゅふしゅの干しタケノコ。
大好き。

[朶リ]椒香芋(duo4jiao1 xiang1yu4):18元
サトイモの干し唐辛子風味煮

P1240933.JPG

これも湖南料理レストランに行くとよく頼む料理。
ほくほくでとろりと甘いサトイモに
塩漬け唐辛子のきいた甘じょっぱいタレがかかっている。

井岡山豆皮鉢(jing3gang1shan1 dou4pi2bo1):38元
井岡山風湯葉の炒めもの

P1240938.JPG

井岡山豆皮はほげほげのもしゃもしゃっな食感の中国風湯葉。
井岡山という場所の名物だ。
井岡山自体は江西省にあるけど、
湖南省と省境なので井岡山豆皮は湖南料理にもよく使われているようだ。

中国湯葉というと、
手でくしゅっと握ったような腐竹(fu3zhu2)が一般的だけど、
これはロールして細い筒状になっている。

料理に使うときはどうするのかと思って少しネットで見てみたら、
一本を2つか3つにぶつ切りにして、
さっと水で湿らせてから油で揚げ、
それをさらに他の材料と一緒に炒め煮にしたり、
スープに入れたりするとうことのようだ。
なるほど、いったん揚げたものを煮込むから
あのもしゃっとした食感が出るのね。

ところで、井岡山は中国共産主義革命の根拠地。
という風に覚えているべきなのかもしれないが、
食いしん坊的には井岡山豆皮の産地としてすっかりインプットされている。

手撕圓白菜(shou3si1 yuan2bai2cai4):16元
キャベツの炒めもの

P1240948.JPG

これは特に湖南料理というわけではないのだけれど、
ご一緒した方からリクエストがあったので注文。
手でざっくりとちぎったキャベツをジャジャッと炒めた一品。
やっぱり唐辛子が入って辛めに仕上がっているところが湖南料理っぽい?

上湯莧菜(shang4tang1 xian4cai4):26元
ヒユナのスープ仕立て

P1240939.JPG

何か緑のものを、と思って頼んだヒユナ。
キャベツが普通の炒めものだったので、これはスープ仕立ての上湯を。

吉祥罐子鶏(ji2xiang2 guan4ziji1):46元
吉祥風鶏の煮込みスープ

P1240942.JPG

甕でコトコト煮込んだスープも吉祥鳥の売りものの一つ。
いろいろ種類があった中から、この日は若鶏のスープを選んだ。

P1240943.JPG

やさしい味。
唐辛子がドバッと入った直球激辛攻撃をそっと癒してくれた。

主食は前回も食べた香ばしいパン。

葱香小煎餅(cong1xiang1 xiao3jian1bing3):18元
葱風味のゴマつき焼きパン

P1240950.JPG

ゴマたっぷり。

P1240951.JPG

むちっとした生地のゴマつきパンでシメ。

湖南料理の宴は、これにて終了。
いやはや、いつもながらよく食べました〜。


▼これまでの「吉祥鳥湘菜館」関連記事
【吉祥鳥湘菜館】湘菜
【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之一)
【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之二)


▼お店情報
吉祥鳥湘菜館
朝陽区朝陽門外大街吉祥里103号201楼
010-6552-2856
P1230294.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「朝陽門」駅で下車し、
朝外大街北側にある出口を出てそのまま東方向へ。
華普超市を過ぎて最初の交差点を左折してしばらく行くと、
道の左(西)側にあります。


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2010年12月10日

【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之二)

湖南料理の宴
湘菜宴(Xiang1cai4yan4)
P1240940.JPGP1240947.JPG
P1240945.JPGP1240934.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

気力充実、体力回復。
張り切って、続きのメイン料理、いきます!

双色魚頭王(shuang1se4 yu2tou2wang2):58元
コクレン(たぶん)の頭の二色漬け唐辛子風味蒸し

P1240940.JPG

湖南料理と言えば、これ!
[朶リ]椒魚頭(duo4jiao1 yu2tou2)=コクレンの頭部の塩漬け赤唐辛子風味蒸しと、
醤椒魚頭(jiang4jiao1 yu2tou2)=コクレンの頭部の塩漬け青唐辛子風味蒸しの
欲張り合体ヴァージョン。

メニューには[朶リ]椒魚頭と醤椒魚頭しかなかったのだけれど、
半々にして作ってもらえるか聞いてみたら即OK。
赤と青(緑)で二色蒸し。

[朶リ]椒魚頭と醤椒魚頭、もしくはこの二色蒸しは、
北京の湖南料理レストランでこれを出さないお店はないのではないか?
というくらい、湖南料理の代名詞的な料理だ。

魚の頭?食べるとこないじゃん・・・
と思われるかもしれないが、ところがどっこい、これで結構食べでがある。
なんてったってこの魚は通称「胖頭魚(pang4tou2yu2)=ふとっちょ頭の魚」と呼ばれる
頭のでっかい魚。

P1240941.JPG
(魚もでかけりゃ皿もでっかい!)

これをガチッとかち割って、二色の塩漬け唐辛子をのっけて蒸しあげる。
何しろ唐辛子が魚の上一面にのっかっているのでかなり辛そうに見えるが、
意外とそうでもない。
それどころか、なんとなくそばつゆのような甘さが感じられる。
だからかもしれないが、ちょっと懐かしい感じがする味。
そばつゆみたいな味と思うのは、
魚の横にそえられたそうめんのせいもあるかもしれない。

毛氏紅焼肉(mao2shi4 hong2shao1rou4):32元
毛家風豚バラ肉の煮込み

P1240947.JPG

もう一つ、代表的な湖南料理。
豚バラ肉の塊を醤油と砂糖でトロトロになるまで煮込んだ一品だ。

「毛氏」の毛は毛沢東の毛、
「毛氏紅焼肉」は「毛家の紅焼肉」という意味だ。
紅焼肉をこよなく愛した毛沢東にちなんでこの名があるとか。

たーっぷりの脂身が若干気になるところだが、
食べてみると見た目より脂っこくない。
(あくまで見た目より、ですが)
なので、普段は脂身を避けている方も
勇気を出してバクッと一気にいっちゃってください。
赤身と脂身がお口の中で混ざり合ってかもし出されるハーモニーが
この料理のキモでもあるので、
くれぐれも脂身だけ残すなんてことはしないでね。

白椒鶏珍(bai2jiao1 ji1zhen1):32元
砂肝の白唐辛子炒め

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鶏の砂肝を白唐辛子と一緒に炒めたもの。
調味料を入れて炒めてしまったのでよく分からないけど、
この唐辛子、白いのだ。
辛さはそれほど激烈ではなくてわりとマイルド。

こういう細かく刻んで炒める系の料理、湖南料理に多いね。

小炒黄牛肉(xiao3chao3 huang2niu2rou4):42元
セロリと牛肉の炒めもの

P1240945.JPG

これもそう。
セロリと牛肉を小さく刻んで炒めた料理だ。

湖南料理の代表的なメニュー、小炒肉(xiao3chao3rou4)と同じものだろう。
セロリの量が少なくて唐辛子の量が多いとか、
尖椒が使われているとか、
お店によって少し違いはあるようだけど、
基本的には同じものと考えていいのではないだろうか。

黄牛(huang2niu2)は辞書によると
「アカウシ」
「コウギュウ(東南アジアから中国に分布する家畜ウシの総称)」とのこと。
「飴色(あめいろ)の毛色の牛。古くはりっぱな牛として貴ばれた」という説明もある。
中国語で「牛」と言った時に広義で含まれる動物は、
この黄牛と「水牛(shui3niu2)」、「[牛毛]牛(mao2niu2)=ヤク」、「乳牛(ru3niu2)」。
日本だと「牛」はつまり牛で、
せいぜい肉牛(黒毛牛とか和牛というくくりもあるけど)と乳牛の区別くらいだけど、
中国では水牛とかヤクが入ってくるのが面白い。
(ちなみに「蝸牛(wo1niu2)」はカタツムリ。
「牛」がつくのは、角が牛の角に似てて、動作がもっさり緩慢だからだって)
その地方の食文化によって、
単に「牛」と言った時に指す動物が違ったりするんだろうな。

このレストランの小炒肉は唐辛子が少なめでセロリが多め。
なので辛さ控えめ。
唐辛子が減った分セロリと牛肉の分量も増えるので食べでも十分。
唐辛子たっぷりだとお皿に盛られた量のわりに
食べられる量が少なくてちょびっと悲しいのね。

干鍋小黄魚(gan1guo1 xiao3huang2yu2):38元
イシモチの鉄鍋炒め

P1240935.JPG

やはり湖南料理名物の「干鍋(gan1guo1)」ものを頼もうと思ったのだが、
お肉ものはもういろいろ頼んだし、
前回食べた魚の卵だと苦手な人もいるかなあ、ということで選んだのがコレ。
イシモチは醤油味で煮込んだり、蒸したり、
小さいものなら丸ごと揚げたりして食べるが、
こんな風に鍋でほかの具と一緒に炒めてある料理は珍しいかと思って。

これが好評。
イシモチは塩をしてちょっと干してあるのかな?
風味のあるイシモチに辛じょっぱい炒めダレがしみて、とてもおいしかった。

武岡香干炒臘肉(wu3gang1 xiang1gan1 gan1chao3 la4rou4):38元
燻製干し豆腐とベーコンの炒めもの

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香干(xiang1gan1)は豆腐を布できつく包み、
香料と一緒に煮た後に乾かす、もしくは燻製にしたもの。
臘肉(la4rou4)は塩漬けして干した肉で、多くは燻してある。
つまりベーコンだ。

ベーコンを使った料理はほかの地域でもよく見られるが、
湖南料理でもよく多用される
これは香干との組み合わせなので干し干しコンビ。
塩漬けしてあるだけあってかなり塩気の強い料理だけど、
そこに唐辛子の辛味が入ってパンチが加わり、
有無を言わさずぐいぐいと食わせる迫力がある。
下飯(xia4fan4)=ご飯が進む系の力のあるおかず。

・・・まだまだ終わらないメインの料理。
またまた力尽きてしまったので、続きはまた明日〜!


▼これまでの「吉祥鳥湘菜館」関連記事
【吉祥鳥湘菜館】湘菜
【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之一)


▼お店情報
吉祥鳥湘菜館
朝陽区朝陽門外大街吉祥里103号201楼
010-6552-2856
P1230294.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「朝陽門」駅で下車し、
朝外大街北側にある出口を出てそのまま東方向へ。
華普超市を過ぎて最初の交差点を左折してしばらく行くと、
道の左(西)側にあります。


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【吉祥鳥湘菜館】湘菜宴(之一)

湖南料理の宴
湘菜宴(Xiang1cai4yan4)
P1240926.JPGP1240927.JPG
P1240930.JPGP1240929.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

以前一度行って、
醤板鴨の辛さに打ちのめされた吉祥鳥湘菜館。

▼これまでの「吉祥鳥湘菜館」関連記事
【吉祥鳥湘菜館】湘菜

▼あんまり辛くて別の店でリベンジした時の記事
【譚州酒楼】醤板鴨

前回は2人だったのであまりたくさん食べられなかったけれど、
(2人のわりにはだいぶ食べてますが)
今回は10人の大所帯。
これだけ揃うと気になった料理はほとんど食べられてよいですなあ。

お店にちょっと早めについたので、
湖南料理ってわけじゃないけど定番の前菜でまずは一杯。

芝麻油麦菜(zhi1ma2 you2mai4cai4):8元
油麦菜のゴマダレがけ

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そしてやっぱり、史上最辛のこれ。

醤板鴨(jiang4ban3ya1):48元
アヒルジャーキー

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前回は半只(ban4zhi1)=1/2羽だったけど、今回は一羽。
ミジンコ二人連れ。

「辛いですよ〜!」
とみなさんに脅しをかけていたのだけれど、
前回食べた時よりはマイルドだったかな?
それでもやっぱり半端ない辛さ。
ヒーヒー言いながらも箸が止まらないところが
うれしいというか、つらいというか。

涼拌[豆工]豆(liang2ban4 jiang1dou4):10元
ササゲの和えもの

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前回も食べたこれ。
さっぱりしてて大人気。
あっという間になくなって、おかわりしてしまったくらい。

香辣鴨舌(xiang1la4 ya1she2):22元
アヒルの舌の煮もの

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鴨舌は醤油味で煮てあるものが多いけれど、これは香辣。
それほどこの名前を気にせず頼んだら・・・
こっ、こーれが辛い!
もしかして醤板鴨より辛かったかも?

しかし、辛いながらも後を引くのが憎いところ。
「ヒーッ!」
「かっら〜!」
という声がテーブルのあちこちからあがりながらも、
結構なくなっていた。

野生竹笋(ye3sheng1 zhu2sun3):12元
野生タケノコの前菜

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これは印象があまり残っていない。
オアシス料理的位置づけで頼んだのだと思うのだけれど、
醤板鴨と鴨舌のインパクトが強すぎてかすんだか。

ここまでが前菜。
ここから先、メイン料理が延々と続くのだけれど、
本当に延々と続きすぎて書くほうの息が続かなかった。
ということで、メイン料理はまた明日。


▼お店情報
吉祥鳥湘菜館
朝陽区朝陽門外大街吉祥里103号201楼
010-6552-2856
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<アクセス>
地下鉄2号線の「朝陽門」駅で下車し、
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2010年12月08日

【烏魯木斉市駐京弁餐廳】過油肉拌麺

ラグメン
過油肉拌麺(guo4you2rou4 ban4mian4)
P1240844.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:13元】

拌麺(ban4mian4)は混ぜ麺のこと。
過油肉(guo4you2rou4)は山西省の名物料理の名前でもあるけれど、
ここでは肉入りの野菜炒め。
麺の上にかけるソースの役割を果たしている。

中国語の名前はついているが、
ウィグル料理が好きな人には
ラグメン(もしくはラグマン)のほうが通りがいいかもしれない。

北京を代表する麺の炸醤麺も、
上海に行ったら絶対に食べたい葱油麺も、どちらも拌麺。
上にかけた具やタレと麺を混ぜて食べる。

炸醤麺も葱油麺もどんぶりに入っているが、
ラグメンは平たいお皿にのってくる。
上にのっているのはトマト味の肉野菜炒め。

この麺が、半端なくしこしこ。
海碗居の炸醤麺の麺(特に水でしめた「涼的」)も
北京の麺としてはかなりこしがあるほうだと思うが、
それでも日本人が麺に求めるしこしこ感とは距離がある。

が、ラグメンの麺のこしはすごい!
ごいんごいんの、しっこしこ。
さらにこの麺の「活きのいい」こと!
ピチピチとはねるような元気さで、取り分けるのに一苦労した。

▼作り方については、酒徒さんのこの記事が詳しいのでぜひどうぞ。
(↑いいなー、こんなの食べてみたい!)

この手延べうどんを思わせる麺にかかっているのが
トマトソースっぽい肉野菜炒めっていうのが日本人には意外。
トマトうどん?

北京でこしの強い麺が恋しくなったら、
烏魯木斉市駐京弁餐廳へ!
ほかのウィグル料理レストランのラグメンも
まずまずのしこしこ感が味わえるのでは?

***

ほかに食べた料理はこちら。
(店内暗くて、写真が全然いけてません・・・涙)

黄瓜牛肉(huang1gua1 niu2rou4):22元
キュウリ・トマト・牛肉の和えもの

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新疆椒麻鶏(Xin1jiang1 jiao1ma2ji1):35元
鶏肉の山椒風味和え

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新疆紅柳烤肉(Xin1jiang1 hong2liu3 kao3rou4):8元(1本)
シシカバブ

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黒椒羊脊(hei1jiao1 yang2ji3):88元
羊肉の黒胡椒焼き

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大盤鶏(da4pan2ji1):48元
鶏肉とジャガイモのピリからビール煮込み

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小香芹爆羊肚(xiao3xiang1qin2 bao4 yang2du3):38元
セロリと羊モツの炒めもの

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巴楚扒菜胆(ba1chu3gu1 pa2 cai4dan3):98元
新疆産キノコとチンゲンサイの炒めもの

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雪梨西芹(xue3li2 xi1qin2):22元
ナシとセロリの炒めもの

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甘くてしょっぱいどっちつかずな感じがミソ。

白玉羊肉湯(bai2yu4 yang2rou4tang1):25元
大根入り羊スープ

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白玉団子入りではありません。
大根のことだって。

手抓飯(shou3zhua1fan4):15元
ポロ

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いつ頼んでも、一番最初に出てくる。
新疆では最初に食べるものなの?

芝麻饟(zhi1ma2nang2):6元
ゴマつきナン

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自制酸奶(zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

P1240826.JPG

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▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】巴哈力

▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事(旧ブログ)
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜大全
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆烤全羊
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】杏包仁
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】阿米娜方便麺(肉鴿子湯麺)
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】饟坑烤羊背
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆点心
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】新疆涼粉

▼新疆料理探訪(旧ブログ)
【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜

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▼お店情報
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
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車公荘大街北里1号
010-6836-2795
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅下車。
車公荘大街を西へ向かい、車公荘北街にぶつかったら右折。
しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
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*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!


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2010年11月16日

【金色涼山】彝族私房菜

彝族料理
彝族私房菜(Yi2zu2 si1fang2cai4)
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【ところ:北鑼鼓巷/ねだん:記事参照】

駐京弁レストランを食べ歩く会で、蘭州駐京弁レストランへ。
蘭州駐京弁レストランはすごく分かりにくいところにあるからと、
幹事さんが写真入りの行き方案内まで用意してくれたというのに、
当日になっていきなり「改修で三日間休業」であることが判明。

ありえーん。

ちなみに店からは何も連絡なし。
念のために、と幹事さんが電話してみて初めて発覚した。

ありえーん。

直接行っていたら、お店の前で一同呆然とするところだった。

前置きがやけに長くなった。

そんなわけで急遽行き先をこの四川省の彝族の町、
涼山市彜族自治県の駐京弁レストランに変更し、
思いがけず彝族料理を楽しみことになった。

P1240683.JPG

北京の原宿(?)、南鑼鼓巷の北にある北鑼鼓巷にできた新しいレストランで、
お庭もあってなかなか気持ちのいいお店。

P1240685.JPG

ゆったりした空間ではあるものの、
しつらえ的には質素で素朴な感じの店内。

P1240684.JPG

しかし、その本当の姿は地下に眠っていたのだ。

トイレを使いに地下へと下りていったところ、
そこにはまるで地下宮殿のような豪華な白亜の個室がいくつも準備されていた。
ホール席が普通の四合院作りでどちらかと言えば質素な内装なのに比べて、
異様なほどの豪華なしつらえだ。

しかも個室は最低消費額が2000元!
私たちは11人でも800元に満たなかったので、
お呼びでないって感じ?
(でも、予約時に幹事さんが「一度行ったことがある」と言ったら、
「じゃあ常連さんだから最低消費はなしでもいいですよ」だって。
 一回行けば常連?)

「あの豪華さは、やはり駐京弁が汚職の温床になっている証拠では?」
「地下には超豪華な個室があるのに表向きは質素だなんて、
 カモフラージュに違いない!」

思わずいろいろ邪推。

さて、またまた前置きが長くなった。

本題の料理は肉がメインのワイルド系。
山奥の少数民族系の人たちにとってご馳走と言えば
豚を屠って作る一頭丸ごと使ったものだと聞いている。
屠ったからにはすべての部位をむだなく食べる!
肉中心のこのラインナップになるのは当然と言えば当然かもしれない。

店員さんに相談しながら、
彝族料理と思われるものをいくつか頼んでみた。

香辣鵝腸(xiang2la4 e2chang2):28元
ガチョウの腸のピリ辛ダレ

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ガチョウの腸は鍋の具以外では初めて食べた。
改めてじっくり向き合って食べてみると、
脂っこくないのにモツのうま味もあってなかなかいい食材なんだな。

臘味双拼(la4wei4 shuang1pin1):48元
彝族風腸詰と干し豚肉の盛り合わせ

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坨坨肉(tuo2tuorou4):48元
彝族風ゆで豚肉

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ザ・彝族料理の坨坨肉。
彝族の人たちにとってのご馳走であり、最高のもてなし料理であるという。
坨(tuo2)は塊状のものを数える量詞。
坨坨肉は豚や羊、牛の肉を固まり状に切って塩ゆでした料理のこと。
本来は塩と唐辛子程度のシンプルな味付けで供されるもののようだが、
このお店ではこぶミカンのきいたタイ料理っぽい風味のタレがかけられていた。

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彝族料理の楽しみは、この食器。
中国では珍しく漆器を多用する。
鮮やかな色合いで大胆な図柄を描いていて、
けばけばしくなりがちなのにしっとりと落ち着いた感じを失わないのは
漆器だからだろうか。
同じく漆器と親しんできた日本人にはなんとなく懐かしい感じもする。

ビールもこんな素敵な杯で。

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烤猪肚/猪肝拼盤(kao3 zhu1du3/zhu1gan1 pin1pan2):56元
豚ガツとレバーのグリル

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これも独特の食器で登場。
ピリ辛ダレが素材のうま味を引き立てる。

こちらも台座つきの漆器でご馳走感たっぷり。

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豆渣肥腸(dou4zha1 fei2chang2):28元
モツ入りおからスープ

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おからと言うよりは、
白和えにするときみたいにかなり崩した豆腐と言ったほうがしっくりくるかも。

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モツとの組み合わせがざん新。
これは結構しっかり辛かった。

烤鱸魚(kao3 lu2yu2):98元
バスのレモングラス風味焼き

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中に高菜みたいな漬け物が入っていて驚き!

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この漬け物の風味とレモングラスの香りで、
川魚の臭みもほとんど気にならずおいしくいただけた。
これはかなり気に入って、
いつまでも箸を伸ばしてつっついてしまった。

蕎麦餅(qiao2mai4bing3):18元
そば粉パン

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かなり素朴な味。
何もつけないともそもそして食べにくいので、蜂蜜が添えられていた。
蜂蜜をかけるともそもそ感がなくなって食べやすくなり、
結構いける。

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この超素朴な味わいがツボにはまった人もいたようで、
「私これ好きです!」
と2切れ目に箸を伸ばしていた。

これは彝族料理だろう、と思われるのはこのくらいだろうか。
後は彝族料理なのか、
メニューにバラエティを持たせるために加えられた料理なのか微妙なところ。

酸辣折耳根(suan1la4 zhe2 er3gen1):12元
ドクダミの根の和えもの

P1240688.JPG

貴州料理や雲南料理などでもよく食べられるドクダミ。
涼山あたりでも一般的な食材なのかも。
もしかしたら彝族料理と考えていいのかな?
味自体はあまりに昔のことで忘れてしまったのだが(すみません)、
写真で見るとトマト、漬け物らしきものも一緒に和えてあるように見える。

薄荷牛肉(bo4he2 niu2rou4):28元
牛肉のミント巻き

P1240687.JPG
これも微妙?
創作料理のようにも見えるし、
涼山でもミントが日常的に食べられていて
この料理も普通によく作るものなのかも。

雲椒虎掌菌(yun2jiao1 hu2zhang3jun1):128元
雲南唐辛子と虎掌菌の炒めもの

P1240697.JPG

虎掌菌は雲南産の高級キノコで、どうもシシタケという和名があるらしい。
高級キノコだけあって、なんとこの一皿で128元!
この日は11人もいたのでえいやっ!と思い切って注文。
うーん、さすが貴重なキノコだけあって旨かったけど、
値段だけの価値があるか?と聞かれると微妙・・・

烤鶏(kao3ji1):48元
鶏肉のグリル

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これも彝族料理なのかな?
よく下味がしみていて美味だった。

清炒絲瓜尖(qing1chao3 si1gua1jian1):28元
ヘチマのつるの炒めもの

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ヘチマのつる、大好き。
あまり火を通しすぎずに、
歯ごたえを残してあるくらいの炒め加減がいいと思う。
これはまずまず。

清炒芥蘭(qing1chao3 jie4lan2):18元
芥蘭菜の炒めもの

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これは明らかなに彝族料理ではないけれど、
緑のものが欲しくなったので注文。

咸蛋黄[火局]南瓜(xian2dan4huang2 ju2 nan2gua1):22元
かぼちゃの黄身揚げ

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これもお口直し的な位置づけで注文。
ほんのり甘いかぼちゃに
塩漬け卵の黄身のこっくりした風味がからんでとても美味。

雑糧拼盤(za2liang2 pin1pan2):26元
蒸し野菜

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ニンジンが甘かったのが印象的だった。

料理は全体的にいろいろと味付けに工夫が凝らされていて、
本場の料理とは若干違うものになっていた模様。
涼山や彝族料理経験済みの方は、ぶっちゃけ
「涼山に行った時にはどれもおいしくなかった」
とおっしゃっていた。
これは食べやすいようにかなりアレンジされていたようだ。

ところで、食事が終わりに近づいた時、この日最大のサプライズが。
花瓶に“活けられた”シャンパングラスが登場。
なんと、食後のカクテル(っぽい甘いお酒)サービスがあったのだ。

鶏尾酒(ji1wen3jiu3):サービス
P1240722.JPG

カクテルの花。

P1240721.JPG

昔ちょうどこんな風に長い棒の先っちょに
色とりどりのシャーベットアイスが花みたいにちょこんとくっついて
束になってるのがあったんだけど、
それを思い出してしまった。
あれ、なんていうアイスだっけ?

しかしこれ、
シャンパングラスなんだけど台がない。
九州の先がとがった焼酎用のお猪口みたい。

ちなみにお味は甘ったるくて、意外にお酒がきいていた。
みんな飲みきれなくてシャンパングラスの花は花瓶に逆戻り。

彝族料理でこのサービスがある必然性はまったくないんだけど、
まあ盛り上げには一役買ったかな?


▼お店情報
金色涼山(彝族私房菜)
東城区北鑼鼓巷91号(近鼓楼东大街)
010-5909-1339
P1240683.JPG
<アクセス>
南鑼鼓巷を北上して北の端まで行ったら、鼓楼東大街を渡ってさらに北へ。
しばらく歩くと左手にお店が見えてきます。


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2010年11月13日

【上海緑波廊酒楼】上海正統点心

上海の正統派お菓子
上海正統点心(Shang4hai3 zheng4tong3 dian3xin1)
P1240559.JPGP1240565.JPG
P1240562.JPGP1240567.JPG
【ところ:上海・豫園/ねだん:?】

こちらも仕事で訪問した
上海随一の観光地にある有名な老舗レストラン。

お目当ては点心。
このお店の名物だ。
甘いのも、しょっぱい(お肉などが入った甘くないタイプのもの)のも、
どちらも有名とのこと。

例えば・・・

桂花拉糕(gui4hua1 la1gao1)
キンモクセイ入りのお餅

P1240558.JPG

むっちりもちもちの餅菓子。
もち米をついて作るのではなくて、
もち米の粉を蒸して練り固めて作るみたい。

P1240559.JPG

上にある粒粒が蜜桂花。
キンモクセイの花を甘く煮たものだ。

棗泥酥(zao3ni2su1)
ナツメ入りのパイ菓子

P1240560.JPG

外側はサックサクのパイ、中にはたっぷりのナツメ餡。

P1240566.JPG

ほんとにたっぷり!

こんなにたっぷり入っていたら甘ったるくて食べられないと思いきや、
これが甘さ控えめでとても上品!

粽子(zong4zi)
チマキ

P1240561.JPG

北方の甘いチマキではなくて、南方のしょっぱいタイプ。
ちょっとぽそぽそしてたかな?

P1240575.JPG

羅卜絲酥餅(luo2bosi1 su1bing3)
大根の細切りとハム入りのパイ菓子

P1240562.JPG

皮がパリパリでとても軽い食感。
中には大根の細切りとハムがたっぷり。

P1240569.JPG

三絲眉毛酥(san1si1 mei2mao2su1)
細切りにした三種類の素材の入ったパイ菓子

P1240567.JPG

「眉毛」と名前がついているのは、形が似ているからだそうだ。
似てる・・・かな?

中には三絲、つまり笋絲(sunn3si1)=タケノコの細切り、
香悶N(xiang1gu1si1)=シイタケの細切り、
そして肉絲(rou4si1)=豚肉の細切りが入っている。

P1240583.JPG

餡には少しとろみをつけてあるので、
そのとろんとした食感とサクッとした皮の食感とのコントラストが楽しめる。

点心だけではなくて、料理も豊富。
上海本幇菜(Shang4hai3 ben3bang1cai4)と呼ばれる本場の上海料理の数々だ。

P1240582.JPG

(一部上海っぽくないのも混じってますが)

P1240571.JPGP1240572.JPG
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P1240578.JPGP1240579.JPG
P1240580.JPGP1240581.JPG

名前と値段は自分で注文してないので不明。
どれも上品でおいしかった。

あまりにもド観光地にある超有名店なのでかえって敬遠してしまっていたけど、
さすがは有名店、まっとうにおいしかった。
自分ではきっと行かなかっただろうから、
この時仕事がらみで行けてよかったかな。
ありがたや。


▼お店情報
上海緑波廊酒楼
上海市黄浦区豫園路115号
021-6328-0602


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2010年11月12日

【南翔饅頭店】灌湯包

スープたっぷり包子
灌湯包(guan4tang1bao1)
P1240542.JPG
【ところ:上海・豫園/ねだん:?】

前回仕事がらみで訪問してアツアツが食べられずに涙を飲んだ(?)南翔饅頭店。
「今度はプライベートで行ってみよっと。」とリベンジを期していたにもかかわらず
またまた仕事で来ることになってしまった。

今回のお仕事で食べたのは、スープたっぷりのでっかい包子。

P1240541.JPG
(後ろに★バックスの紙コップなどありますが・・・)

灌(guan4)は「注ぎ入れる」、
湯(tang1)は「スープ」という意味なので、
灌湯包という名前は、「スープを注ぎ入れた包子」ということになるのだけれど、
結果的にスープを注いだかのようになっているだけで、
実際には煮こごりを包みこんで作るのだろう。

P1240548.JPG

「スープたっぷり包子」という日本語名にしたけれど、これも正しくない。
正確には「スープしかない包子」。
しかも「スープしか食べられない包子」、
いやいや「スープしか飲めない包子」??

何しろ食べ方はストローでスープを吸うんである。

P1240545.JPG
(やけどに注意!)

ちゅー。

で、ちゅーっとスープを吸うと、残るのは皮ばかり。
貧乏根性を出して皮も箸でちぎって食べてみたけど、
それだけじゃ素っ気なくておいしくなかった。

主役のスープのお味はというと・・・
実はまた、アツアツのうちに食べられ(飲め)なかったので、
おいしいことはおいしいけれど大感激するというものではなかった。

アツアツで食べたら(飲んだら)印象も違うのかな?
って、普通はアツアツのところをちゅーっといく人がほとんどだよなあ。

「熱いのでお気をつけください」という注意書きがやけに哀しく目に映る・・・

P1240546.JPG

もちろん普通の小籠包も食べたし、

P1240549.JPG

卵スープも飲んだけど、

P1240553.JPG

やっぱり冷めてたので最高の状態では食べられなかった。
うー、無念。

作ってるところは観察できてよかったけど。

P1240555.JPG

P1240556.JPG

でもやっぱり、
「アツアツのところを火傷覚悟で食べるくらいだったら、
 もっともっとおいしかったろうに・・・
 今度はプライベートで行ってみよっと。」


***


と、二度もアツアツ願望を満たすことのできなかった私は、
ほぼ2ヶ月月後、ホントにプライベートで行ってみたのだった。

10時頃入店。
席を確保するまで20分くらい、
座ってから実際に小籠包が出てくるまで20分以上は待っただろうか。
いや、30分近くかかった?
入店から小籠包にありつけるまで小一時間かかった。

そして念願のアツアツ小籠包。

P1250781.JPG

はふっ!

P1250786.JPG

旨いッ!

が、改めて思った。
旨いは旨いが、小一時間も待って食べるほどではないかも。
この時は灌湯包を食べなかったけど、
おそらく感想は小籠包と同じだろう。

アツアツ願望は満たされた。
南翔饅頭店でのリベンジは果たした。

もうこれで次に小籠包や灌湯包が食べたくなっても、
わざわざこの店に来なくてもいいかな。
妙な安心感を胸に店を後にしたのだった。


▼過去の「南翔饅頭店」関連記事
【南翔饅頭店】蟹粉小籠

▼お店情報
南翔饅頭店
上海市豫園路85号
021- 6326- 5265
P1220462.JPG
<アクセス>
豫園商城内の中央にある九曲橋のそばです。


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2010年10月27日

【貴州省駐京弁餐廳】貴州菜

貴州料理
貴州菜(Gui4zhou1cai4)
P1240151.JPGP1240153.JPG
P1240157.JPGP1240156.JPG
【ところ:和平西橋/ねだん:記事参照】

ある木曜の昼。
その日の午後便でご帰国される
Kさんの「往生際悪く最後のランチin貴州大廈」に参加すべく、
職場からばびゅーんとタクシーを飛ばして和平里の貴州大廈へ。

▼旧ブログの「貴州省駐京弁餐廳」関連記事
【貴州省駐京弁餐廳】花江狗肉
(いきなり犬肉のエントリーにリンクでびっくりする方もいるかもしれませんが、
 ほかの料理へのリンクがここに全部貼ってあるので
 まずはこちらをご覧ください)
*旧ブログは中国からはアクセスできません。


例によって点菜係をおおせつかり、
ご本人の希望を加味した上で頼んだ料理は以下の通り。

茅台啤酒(mao2tai2 pi2jiu3):16元
マオタイビール

P1240151.JPG

料理と言いつついきなりビールですが。
白酒で有名な茅台が出しているビール。
フルーティでとてもおいしい。

糊辣椒拌折耳根(hu2la4jiao1 ban4 zhe2er3gen1):16元
糊辣椒(貴州産唐辛子を炒って砕いた調味料)とドクダミの和え物

P1240154.JPG

ドクダミの根っこと、
糊辣椒(hu2la4jiao1)という調味料を使った和え物。

糊辣椒は貴州産唐辛子を炒って砕いたもので、
なんと不思議なことに鰹節の味がするのだ!!

ドクダミと鰹節風味唐辛子の絶妙コンビネーションが、
旨いと思える人には旨いっす。

香茜拌水豆豉(xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3):16元
香菜と水納豆の和え物

P1240152.JPG

貴州や四川で食べられている水豆豉(shui3dou4chi3)は
ちょっと水っぽいけど、納豆なのです、納豆!
香菜と納豆が嫌いな人には拷問料理だけど、
どっちも大丈夫ならきっとはまる旨さだと思う。

拌蕨粉(ban4 jue2fen3):16元
蕨粉ヌードルの和え物

P1240153.JPG

やっぱりこの店の蕨粉は旨い。
ここのを食べると他の店のが水っぽいぐずぐずしたひもに思える。

淡水魚の貴州風酸っぱいスープ鍋
酸湯魚(suan1tang1yu2):185.6元(58元/1斤*3.2斤)

P1240157.JPG

烏江魚(wu1jiang1yu2)を使った酸湯魚。
この魚は淡泊な味わいで身がふんわりとやわらか。
あまり泥臭くないのもいい。

スープの赤は唐辛子ではなくトマトの色なので、
見た目ほど辛くない。
むしろ味の主役は酸味。
この酸っぱさが貴州料理の特徴だ。

そしてこの酸っぱさは発酵由来のもの。
いろいろ複雑な工程があるようなのだけれど、
ものすごくはしょって言ってしまうと
米のとぎ汁を発酵させた白いスープをベースにして
そこに貴州産の酸味の強いトマトを発酵させて作った赤いスープを足したもの、
ということらしい。
実際にはそこにさらに何やらかにやらの発酵調味料が入るとかで、
要はとにかくお鍋の中が大発酵祭りなわけだ。

これ飲むだけでお通じよくなりそう。
貴州の人が三日酸っぱいものを食べないとふらふらするっていうのは
便秘になるからだな、きっと(<断言)。

貴州料理は四川や湖南や雲南(これも実はかなり辛い)の料理に負けず劣らず
辛い料理なのだけれど、
酸湯魚のスープ自体は辛くない。

辛さ担当はこちらのツケダレ。

P1240158.JPG

ここにも糊辣椒がたっぷり入っている。
あとはニンニクのすりおろしと、腐乳(これも豆腐の発酵食品だ!)。

ほかにもいろいろ入ってそうだけど不明。

これをスープで溶いてツケダレにする。

P1240160.JPG

具は魚のほかにも豆もやしやセロリ、豆腐などがたっぷり。

発酵多重攻撃のスープと鰹節風味の糊辣椒たっぷりのタレ。
そして特筆すべきは
複雑にして深みのある味わいなのにしつこくないこと。
酸味のなせる技だろう。

素晴らしき哉、貴州料理。

遵義炒豆渣(zun1yi4 chao3 dou4zha1):16元
貴州風炒りおから

P1240156.JPG

豆渣(dou4zha1)はおからのことなのだが、
これはとてもしっとりしていて豆腐みたい。
炒り豆腐みたいなイメージの料理だ。

薄荷羊肉(bo4he2 yang2rou4):38元
羊肉のミント炒め

P1240162.JPG

もう一品何かメインになるような料理をと思って注文したのがこれ。
北京を離れると気軽に羊肉を食べることも少なくなるし、
どっさりミントを使っているところも中国っぽくていいかと思ったのだ。
(貴州とか雲南ではよく料理にミントを使う)

ものすごい激辛料理に見えるかもしれないけれど、
それほどでもない。
辛さだけではなく奥行きのある味わいで、
しかもミントが爽やか。

紅莧菜(hong2xian4cai4):38元
ムラサキヒユナの炒めもの

P1240155.JPG

野菜は店員さんに勧められたムラサキヒユナ。
炒めるとシソみたいな赤紫のつゆが出るのでギョッとするかもしれないが、
味自体は割合クセが少なくて食べやすい。

それにしても当日午後4時半の便で帰国というのに、
ランチにも貴州料理を食べるべく人を募る
Kさんの「往生際の悪さ」に乾杯!

Kさんは企業からの派遣留学で1年間の北京滞在。
「定年まで留学していたい」
という名言を残してのご帰国だった。
近い将来の北京赴任を心より願っています!


▼お店情報
貴州省駐京弁餐廳(牡丹廳)
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466(フロント)
*「請転餐廳(Qing3 zhuan3 can1ting1)」と言うと、、
  レストランにつないでくれます。
default.jpg
<アクセス>
北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
  貴州大厦の二階です。
*地下鉄で行く場合は5号線「和平西橋」で下車し、
  B(東北)出口を出て、北環東路を渡るとすぐ右手にあります。


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2010年09月26日

【中8楼】風尚雲南菜

スタイリッシュ系雲南料理
風尚雲南菜(feng1shang4 Yun2nan2cai4)
P1230783.JPGP1230786.JPG
P1230794.JPGP1230781.JPG
【ところ:/ねだん:記事参照】

かなり前から人気と聞いていたのにずっと行く機会のなかった雲南料理レストラン。

P1230776.JPG
(以前からある本館の入口)

本場の味を楽しませてくれるお店というよりは、
スタイリッシュなインテリアで、
ちんまりとお上品に盛り付けられた西洋アレンジのきいた料理を楽しむ、
要は外人ウケしそうなお店。
きゃぴっと系である。

P1230778.JPG
(こっちは別館入口)

ずっと来る機会がなかったのは、
たぶんそんな香りを無意識に感じ取っていたからだろう。
でも一応人気のお店のようだし、
それならば一度くらいは行ってもいいかと思って足を運んでみた。

まだ夕飯時には早い6時代にお店に着いたにもかかわらず、すでに満席。
しばらく待つも、お店の仕切りが悪くてイライラ。
さんざん待った挙げ句後から来た西洋人客を先に席へ案内されてぶち切れ。
なるほど、外人ウケがいいはずだ。
(この場合、「外人」に日本人は含まれない)

あまりよいとは言えない気分でスタートしたけれど、
まずはビールで心のお口直し。

大理啤酒(Da4li3 pi2jiu3):18元
大理ビール

P1230780.JPG

滴水芭蕉花(di1shui3 ba1jiao1hua1):28元
バナナのつぼみの和えもの

P1230783.JPG

バナナのつぼみは雲南でもよく使うみたい。
以前、[イ泰]族料理の金孔雀徳宏[イ泰]味餐館でも食べたことがある。
(たぶんこの記事に載ってると思うのですが・・・なかったらごめんなさい!)

P1230784.JPG

雲南風の漬け物などの入ったタレが隠れているのでよく混ぜてから食す。
ヘロンとしたごくごく薄ーいタケノコみたいな感じ。
軽いシャクシャク感もあって、フルーツというより野菜。
アーティチョークのような感じもあるかな。

調味ダレが若干油っぽかったのが残念。
もっとさっぱりさせてもよかったと思う。

麗江古鎮猪手(li4jiang1 gu3zhen4 zhu1shou3):56元
麗江風豚足の煮込み

P1230794.JPG

豚足とトマトのようなジャガイモのような不思議な果物(名前失念)とを
一緒に煮込んだ料理。
この不思議な果物のおかげで、酸味がきいて軽い仕上がりになっていた。

P1230795.JPG

蛋炒茉莉花(dan4chao3 mo4li4hua1):23元
卵とジャスミンの花の炒めもの

P1230787.JPG

ジャスミンの花(というかつぼみ)を使った料理はほかのお店でも食べているけれど、
ここのが一番好み。
塩気がちょうどいい塩梅だったし、
ジャスミンの香りもよく立っていた。

干焙洋芋絲(gan1bei4 yang2yu4si1):26元
細切りジャガイモのハッシュドポテト風

P1230781.JPG

ジャガイモは土豆(tu3dou4)なんだけど、
雲南ではどうやら洋芋(yang2yu4)と言うらしい。
中国は野菜の名前が地方によって違うのでとても紛らわしい。
実物見ればすぐ分かるけどね。

ハッシュドポテトに目のない私としては、
頼まないわけにはいかなかった一品。
これは想像通りの味で満足。

爆炒甜菜(bao4chao3 tian2cai4):28元
甜菜の炒めもの

P1230786.JPG

甜菜は「アカザ科フダンソウ属の二年生の植物。
別名、サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが、大根とは別種の植物である。」
(以上ウィキより)

でもなんか、違う野菜に見えるけど。
こっちのほうがかなり茎っぽいなあ。

*この甜菜という野菜、どうやらサトウダイコンではなく、
 「石屏甜菜」(俗称)という植物である模様。
 雲南の石屏山というところで採れる樹木(見た目は柑橘系の木みたい)の若芽。
 正式名称は分からないのですが、地元の人はこれを俗に「甜菜」と呼ぶそうです。
 李莉さんからのコメントで教えていただきました。
 李莉さん、ありがとうございました!(2010/10/26付記)


口コミサイトの評判が割合よかったし、
ほかでは食べたことのない野菜だったので頼んでみたのだけれど、
その期待ほどおいしくも珍しくもなかったかな。
油が多かったのも今ひとつ。
ちなみに甘くはなかった。

吃虫部落(chi1chong2 bu4luo4):38元
虫の唐揚げ盛り合わせ

P1230788.JPG

苦手な方、ごめんなさい。
アップは自粛させていただきます・・・

竹虫、ハチノコ、あと二つは何だったっけ?
どれもカリッと香ばしくてビールのつまみに最適。

茶馬普洱灌腸(cha2ma3 pu3er3 guan4chang2):26元
プーアール風味の腸詰風揚げ物

P1230797.JPG

灌腸(guan4chang2)ということは、
本当の腸詰ではなくてデンプン質のものを腸詰風に作って揚げたものということだろうか。
普洱と名がついているけれど、プーアール茶の風味はほとんど感じず。
ちなみに「茶馬」は、もう一つのシルクロード「茶馬古道」から。

南味[火局]法棍(nan2wei4 ju2 fa3gun4):23元
バゲットのピザトースト風

P1230799.JPG

なぜか、まさかのオーダー。
雲南料理レストランでこれを注文することになるとは全くの予想外だったが、
食べてみればお味はまあまあ。
特別奇をてらっているわけではなくて、まあつまり、普通のバゲットだ。
だから要はここで食べる必要はないんだけどね。
こういうのがメニューに入っているあたりが、
老外(lao3wai4)=外人(多くの場合西洋人を指す)ウケする理由だろうか。

ということで、
「一度チェックしたのでもう行かなくてもいいな」
という意味で満足。
高いんだか低いんだか分からない満足度で、すみません。


▼お店情報
中8楼(三里屯店)
朝陽区東三里屯中8楼
010-6413-0629/ 6417-9395
P1230776.JPGP1230778.JPG
(本館)                    (別館)
<アクセス>
三里屯の3.3服飾大厦の向かいにある胡同を入って
約50メートルほどのところにあります。
隣にはYOYO HOTELあり。
P1230778.JPG

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2010年09月17日

【孔乙己尚宴】非典型紹興菜

ド定番以外の紹興料理
非典型紹興菜(fei1dian3xing2 Shao4xing1cai4)
P1230637.JPGP1230635.JPG
P1230645.JPGP1230633.JPG
【ところ:朝陽公園西門/ねだん:記事参照】

孔乙己尚宴は大好きなレストランだ。
有名店だし、すごく安いという訳でもないし、
ちょっと高級めのインテリアでしゃれた感じではあるのだが、
きゃぴっと感がなくて落ち着いていて、
とても好感が持てるお店。

P1230650.JPG
(中国琴の生演奏もあったりする)

サービスも行き届いていて気持ちがいい。
もちろん料理も安心の味。

ただ、この店に来るとどうしても定番料理というか
日本人ウケするものばかりを頼んでしまいがち。
なので時々、食べたことのないものを集中的に食べたい!
と思うことがある。
この日はまさにそんな気分で、
必ずしも紹興料理という訳ではないけれど
普段はあまり頼まないものばかりをいくつか選んで食べてみた。

[朶リ]椒蒸臭豆腐(duo4jiao1 zheng1 chou4dou4fu):22元
臭豆腐の蒸しもの・赤唐辛子の塩漬け風味

P1230637.JPG

熱狂的なファンと、絶対的アンチ派を同時に持つ
キワモノ的アイテム、臭豆腐。
アンモニア臭、牛乳を拭いて放置した雑巾臭など、
数々の誉れある(?)評価をほしいままにする臭臭食品だ。

P1230639.JPG

揚げると盛大にそのかほりを振りまく臭豆腐だが、
蒸すとこれが不思議と上品で控えめに変身するから不思議。
すっかりその魅力の虜になってしまった私は、
この店に来ると本当はいつでもこの料理が食べたいくらい。

安吉金腿笋(an1ji2 jin1tui3 sun3):78元
金華ハム入りタケノコのスープ煮

P1230635.JPG

かなり濃厚な鶏(たぶん)スープでタケノコを煮たもの。
金華ハムがこんなに入っていて、まあなんて贅沢!

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夢中になって先を争うようにおかわりし続け、
気づいたら完食してしまっていた。

花生猪手[保の下に火](hua1sheng1 zhu1shou3 bao3):88元
落花生と豚足の煮物

P1230646.JPG

コラーゲン補給を狙って、豚足。

P1230645.JPG

というのはもちろん嘘で、単においしいから豚足ファンなだけ。
豚足と落花生というのは定番の組み合わせで、
四川料理でもこの二つを煮込んだスープがある。

P1230648.JPG

これはさらに白菜も入ったごった煮風。

P1230649.JPG

見た目からの想像をまったく裏切らない、
手堅く美味しい一品だった。

この日は珍しく休肝日。
飲み物はおとなしく中国茶など。

菊普(ju2pu3):28元
菊花プーアール茶

P1230633.JPG

菊花茶の香りがうまい具合にプーアール茶の土臭さを消している。
いい仕事してますねえ。
「菊花茶、プーアール茶、どちらも苦手」という人も、
これは意外と大丈夫だったりして。

孔乙己尚宴の「いつもの料理」以外をあれこれ。
茴香豆も東坡肉も食べない孔乙己も、なかなかいいものだ。


▼これまでの「孔乙己尚宴」関連記事
【孔乙己尚宴】粽子


▼お店情報
孔乙己尚宴
朝陽区朝陽公園路八号公館内
010-6508-2228
<アクセス>
朝陽公園西門の並びにある入り口から八号公館敷地内に入り、すぐに右折。
左手にある建物を回りこむようにして進むと、左手にあります。


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「食」の中国語
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出版社:東洋書店
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「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
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北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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出版社:東洋書店
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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
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2010年09月12日

【滇客滇来】雲南菜(之二)

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1230552.JPGP1230553.JPG
P1230556.JPGP1230559.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

胡同の中にひっそりとたたずむ隠れ家風雲南料理レストラン、滇客滇来。
一度訪れてすっかりお気に入りに。

▼これまでの「滇客滇来」関連記事
【滇客滇来】雲南菜

ぜひこの愛すべきお店を体感していただきたくて、
ある食事会の会場にここを選んだ。

ここの料理はコースのみ(98元と198元の2種類)。
前回来た時と同じく98元のコースを頼んだので、
正直ほぼ同じ料理が出るものとあきらめていた。

ところが、蓋を開けてみたら前回とは違うメニューがいくつか登場。
これはうれしい誤算!
ということで、再度ブログでもアップすることにした。

以下、この日出た料理を一通り全部ご紹介。
前回とは違うものには、「NEW!」をつけておくことにする。

NEW! ハチノコのから揚げ
P1230542.JPG

いきなりグロ系ですみません。
でもこれ、サクサクのパリパリでビールのお供にぴったり!

瀾滄江啤酒(lan2cang1jiang1 pi2jiu3)
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特にかなりハチ度が高くなってるヤツがサクッとしてて最高。

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(さらにアップ、ドン!苦手な方、ごめんなさい!)

ちなみに、コース料理の内容はリクエストを聞いてもらえるので、
この手のものが苦手な方は
「ハチノコ抜きで(虫は抜きで)」とお願いすれば大丈夫。

エビのカクテル風サラダ
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ミントとレタスのサラダ
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牛肉の煮込み
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鶏肉のスープ
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雲南キノコの炒め物(バナナリーフ包み)
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出てくる時はこんな。

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NEW!チビッコキュウリ花きゅうりの炒めもの
P1230552.JPG

花のついたミニミニキュウリ(だよね?)花きゅうりをさっぱりと炒めた料理。
って書いたけど、いかーん!
この写真だとどれだけ小さいか分からないじゃないか・・・
うう。

これ、4〜5センチくらいしかない超チビッコキュウリなのだ。
これから大きくなるものなのか、それともこういうちびっこい品種なのかは不明。
これ、クセがなくてみずみずしくて実においしかった!
他では食べたことがないけど、これって雲南でしか食べないものなんだろうか?

*日本では「花きゅうり」とか「花丸きゅうり」と呼ばれ、
 料理のあしらいによく使われるそうです。
 (李莉さん、コメントありがとうございました!)


NEW!豚肉のグリル
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タイ料理にも豚の首肉をちょっと甘辛い味付けでグリルしたものがあるけど、
ちょうどそんな感じ。
豚肉好きの私にはかなりツボ!

魚のレモングラス風味焼き
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NEW!莧菜(xian4cai4)=ヒユナの炒めもの
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前回は蓋菜(gai4cai4)だったけれど、今回はヒユナ。

ホタテのベーコン巻き
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また出た、これ。
次回行く時は、事前にこれは入れないでってお願いしておこう。

チキンのグリル
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彩りご飯
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米線(ライスヌードル)
P1230564.JPG

今回もすごいボリューム。
お腹パンパン。

***

改めて数えてみると前回と違った料理は4種類だけなのだけれど、
同じくコース料理しか提供しない雲南料理レストランの大理と比べると
かなり変化があるほうだと思う。

野菜料理などは季節によって素材を変えてくれそうだし、
苦手なもの、好きなものなどのリクエストを聞いてくれるのもいい。
お客さんやお友だちを案内して
短期間に何度も通うようなことになっても
「相手は感激、でも自分はうんざり」
なんてことにならなくてよさそうだ。


▼お店情報
滇客滇来
朝陽区大方家胡同8号
010-6512-0930
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*入り口に看板はありませんが、8号と書いたプレートがあります。
(最近行った方によると、8号プレートがなくなってしまったとか。
 この門の雰囲気を頼りに探してくださいませ)

<アクセス>
・朝陽門から行く場合は、朝陽門内大街を西へ向かい、
 中国銀行の入っているビルのすぐ西にある道を南へ。
 つきあたったら左折し、しばらく行くと右手にあります。

・建国門から行く場合は、長安街から朝陽門南小街を北上し、
 大方家胡同で右折してそのまま東(二環方向)へ直進。
 「このままだと二環まで行っちゃうよ?」と不安になった頃、
 右手に8号のプレートが現れます。


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2010年09月02日

【小南国】上海菜

上海料理
上海菜(Shang4hai3cai4)
P1230426.JPGP1230433.JPG
P1230439.JPGP1230445.JPG
【ところ:東直門/ねだん:記事参照】

上海料理のチェーン店、小南国。

P1230450.JPG

初めて来るお店だったので、
オーソドックスな定番料理をいくつか選んでオーダーしてみた。

紹興酔鶏(shao4xing1 zui4ji1):32元
鶏肉の紹興酒漬け

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お酒のよぉ〜くしみた骨付き鶏。
鶏肉をかむとにじゅっと旨汁が口の中にしみ出すのがたまらない。
大好物だ。

醤麻油海蜇頭(jiang4ma2you2 hai3zhe2tou2):48元
クラゲの冷菜

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普段はほとんど頼まないのだけれど、ふと気がむいてオーダーしてみた。
日本人にもおなじみの前菜で、あると安心する一皿。

香汁鴨舌(xiang1zhi1 ya1she2):35元
アヒルの舌の旨煮

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定番料理と言いつつ、こんなのもさりげなくすべりこませる私。
アヒルの舌は意外と肉厚。
こんな風に煮しめるとふっくらとしてやわらかい。

舌の下には大豆が隠れていた。

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外婆紅焼肉(wai4po2 hong2shao1rou4):48元
豚バラ肉の煮込み

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外婆(wai4po2)は母方のおばあちゃんのこと。
おばあちゃんが作るような懐かしい感じの煮込み料理ということだろうか。
甘辛醤油味のほっとする味。

ちなみにこんな入れ物に入ってくる。

P1230444.JPG

ぶんぶく茶釜?

蟹粉豆腐(xie4fen3 dou4fu):58元
カニ肉、カニ味噌と豆腐の旨煮

P1230435.JPG

「カニは食べたいけど殻つきは面倒臭い」
という向きにはこれがオススメ。

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労せずしてカニ肉を存分に味わえる物ぐささんにおあつらえ向きの料理だ。
私のことである。

豆苗配油燜笋(dou4miao2 pei4 you2men4sun3):48元
エンドウ豆の穂先とタケノコの炒め煮

P1230439.JPG

タケノコを炒め煮にしたものも日本人にとても評判のいい料理だ。
ここのはさらに炒めたエンドウ豆の穂先が添えられていた。

尖椒牛柳(jian1jiao1 niu2liu3):38元
杭州しし唐(たぶん)と牛肉の炒めもの

P1230433.JPG

尖椒とあるけれど、
これは「杭椒(hang2jiao1)=杭州しし唐」だろう、たぶん。
当たると(外れると?)強烈に辛い。
これと牛肉との組み合わせは大定番。

薺菜豆腐羹(ji4cai4 dou4fu geng1):78元
ナズナと豆腐のあつもの

P1230443.JPG

ナズナは上海料理でよく使われる素材。
魚と炒めたり、こうして豆腐と一緒にスープに入れたりする。

P1230446.JPG

さっぱりとした飲み口で、上品なやさしいとろみ。
好きなスープだ。

どの料理もそつなくおいしい感じ。
ただ、同じ小南国でも
最近燕沙橋に出来た支店のほうが断然おいしいという評価も耳にした。
その方によると、
「来福士店はダメ!」
とのこと。
ダメっていうほどとは思わなかったけど、
もっとおいしい支店があると言われればやはりそちらにも行ってみたくなるよなあ。
真偽のほどを確かめに、次は燕沙橋のほうのお店に行ってみよう。


▼お店情報
小南国(来福士店)
東城区東直門南大街1号来福士広場(ラッフルズシティ)5階04-05号
010-8409-8797
P1230450.JPG
<アクセス>
地下鉄二号線「東直門」駅のA出口から直接ラッフルズシティ内へ。
ラッフルズシティは東直門立体交差の西南角にあります。


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