2012年01月07日

【酔虹楼】台湾菜

台湾料理
台湾菜(Tai2wan1cai4)
P1000598.JPGP1000605.JPG
P1000606.JPGP1000617.JPG
【ところ:帽児胡同/ねだん:チェック忘れました……ごめんなさい】

ずっと気にはなっていたのだけれど行く機会のなかった胡同の台湾料理レストラン。
(こういうお店ばっかりだな)
台湾人のご夫婦がやっていらっしゃるというから本場の味だろうし、
それに以前北京在住の台湾人に聞いたらここが一押し店だったということもあり、
行きたい店リストに長いこと入っていた。

P1000597.JPG

ようやく実現。
7人となかなかの大所帯になったので、
あれこれ思いつくものを片っ端から注文してみた。

鹵肉飯(lu3rou4fan4)
煮込み豚肉ご飯

P1000598.JPG

「魯肉飯」だったかも。
発音は一緒。
醤油ベースで甘辛に煮た豚肉をご飯の上にかけて食べる台湾の名物料理。
たいてい煮卵つき。
豚バラ肉の煮込みを細かく切ったものをのせるお店もあるけど、
ここのは挽肉だった(かな?)。

甘辛と書いたけど、たいていかなり甘いししょっぱい。
それに八角の味が強くきいていることが多い。
私は八角の味自体は嫌いではない(むしろ好き)だけれど、
台湾料理は八角をきかせた甘辛味が多いので続くと飽きる。
そしてかなり甘いのでこれも飽きる。

単品で食べるととてもおしいんだけど、
この味だけ食べ続けるとかなりキツイというのが正直な感想だ。

排骨飯(pai2gu3fan4)
豚あばら肉のカツのせご飯

P1000601.JPG

八角甘辛煮汁をひたすら食べ続けるよりは
むしろこっちのご飯のほうが好みかも。
ハーフアンドハーフだったらうれしいのにな。

それにしても、
台湾の揚げ物の衣ってこういうガチッとした食感のが多いみたい。
何が入っているんだろう?

三杯鶏(san1bei1ji1)
鶏肉の炒め煮

P1000600.JPG
(黒い写真ですみません)

三杯は「麻油(ゴマ油)」、「酒」、「醤油」の3種類の調味料を
1杯ずつ入れて作ることから。
バジル入りなのが日本のこういう煮物と雰囲気違うところ。
味付けはかなり濃い口。
おいしいのだけれど、2〜3個が限度か。
(2〜3個食べれば十分か)

酸笋(suan1sun3)
タケノコの漬け物の和えもの

P1000604.JPG

「酸笋」だったかな〜?
ちょっとメニュー名怪しいです。
甘酸っ辛い味付けだったような……
さわやかでいい箸休めになったことは覚えております。

甜不辣(tian2bu2la4)
台湾風さつま揚げ

P1000605.JPG

これ、はまる味。
かなり好き。

日本語の「天ぷら」が料理名の語源とか。
名前は「てんぷら」だけど、こりゃさつま揚げだよね。
台湾小吃だそうです。
甘辛いソースをかけて食べるけど辛さはそれほどじゃないあたり、
確かに「甜不辣」(甘くて辛くない)。
お見事!

蚵仔煎(ke1zai3jian1)
カキ入りオムレツ

P1000606.JPG

普通話の発音これでいいのかな。
台湾だと「オワジエン」になるらしい。

卵とサツマイモ粉でカキと野菜をとじて焼いたもの。
福建料理レストランなんかで食べると大きくて一品料理みたいだけど、
ここのはいかにも屋台料理という感じ。
台湾で食べるとこんな感じなんだろうな。
(行ったことないのです)

肉骨茶(rou4gu3cha2)
バクテー

P1000608.JPG

キャベツが入ってるの初めて。
とてもあっさりスープで、漢方風味も控えめ。

烫青菜(tang4 qing1cai4)
蒸し野菜の挽肉ソースがけ

P1000609.JPG

確か「蒸す」って言っていたような?
「ゆで」かも。

鹵味拼盤(lu3wei4 pin1pan2)
各種素材の醤油煮込み盛り合わせ

P1000612.JPG

確か「素(su4)=お肉もの以外」を2つ、
「葷(hun1)=お肉もの」を2つ選べたような……
豆腐と卵、豚耳と豚舌だった?

おいしかったけど、
出来れば最初のほうに出てほしかったな。

炸臭豆腐(zha2 chou4dou4fu)
揚げ臭豆腐

P1000616.JPG

拍子抜けするくらい匂わなかった臭豆腐。
上に薬味が乗っているあたりがどことなく厚揚げ風。

糯米腸(nuo4mi3chang2)
もち米の腸詰

P1000617.JPG

これはいい!
もちもちのもち米とプリッとはじける豚腸の皮の組み合わせが最高。
もち米入りの腸詰って血が入っていて好き嫌いが分かれるけど、
これなら血が苦手な人でも大丈夫。
そのかわり、酒のつまみっていうよりおやつという感じかな。

***

と、全体的になんとなくテンションが上がり切らない感じで書き進めてきたが、
それは私が
「八角が強くてしかもかなり甘い醤油味を食べ続けるのが好きではない」
のと、大陸中国生活が長くなって
「丼もの(かけご飯系)などひとり完結型料理が食卓に並ぶと今ひとつ盛り上がれない」
からで、決して味自体がおいしくないわけではない。
事実、ご一緒した皆さんの満足度はかなり高く、
その場でリピート希望も出ていたくらい。
多くの日本人の口にはおそらく合うと思うので、
ayaziのローテンション評価は気にせずぜひ行ってみてください。

なお、以前この店に行ったことのある北京在住中国人の反応も
私とまったく同様だったのが個人的にはツボでした。
私の味覚もだいぶ現地化したってことかなあ……


▼これまでの「台湾料理」関連記事
【鹿港小鎮】油淋鶏
【台北厨坊】台湾菜


◆お店情報
酔虹楼
東城区帽児胡同39号
010-6400-9704
P1000597.JPG
<アクセス>
地安門と鼓楼の間にある後門橋のたもとにある帽児胡同を入り、
果物屋さんのあるT字路を越えてすぐ左側。
または南鑼鼓巷から帽児胡同に入り(中央戯劇学院のすぐ北側)、
小学校を越えてちょっと行ったところの右側。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+稅)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+稅)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(2) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

【烏魯木斉市駐京弁餐廳】大盤鶏

鶏肉とジャガイモのピリからビール煮込み
大盤鶏(da4pan2ji1)
P1000498.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:50元】

何度も書いているようで単独でご紹介したことのなかった大盤鶏。
こちらの人も大好きだけど、
日本人にもとても人気がある料理で、
新疆料理と言えばこれを真っ先に思い出すという人も多い。

鶏1羽を皮ごと、骨ごとダンダカダンとぶつ切りにして、
ゴロゴロ大きめに切ったジャガイモ、青・赤トウガラシと一緒に
ビールで煮込んだ料理。
味付けは花椒、八角、桂皮など。
ニンニクやネギ、ショウガもたっぷり入る。

幅広の麺が入るのが決まりで、
煮汁を吸った麺も大盤鶏を食べる時の大きな楽しみの一つだ。

新疆料理店ならたいていある代表的新疆料理だが、
羊肉でもなければクミンの香りもしない。
味付けも醤油っぽいし、
それにトウガラシや花椒の風味が濃厚で、
むしろ四川料理風と言ったほうが素直に頷ける。

それもそのはず。
実はこれはウィグルの料理ではなくて、
新疆に移り住んだ四川料理の料理人が創り出した料理なんだとか。

辛さはお店によってまちまち。
ウルムチ市レストランのものは中辛といった感じだろうか。
辛くて食べられないというほどではない。

味も化学調味料由来のくどさがなくて飽きが来ない。
鶏肉ももちろんおいしいのだけれど、
むしろジャガイモのほうがメインキャストかも。
煮汁のしみこんだホクホクジャガイモ、あるだけ食べてしまいそうだ。

ふばふばべろべろの幅広麺もまたいい。
他にも主食ものを頼んでいるのは重々承知でも
1枚、また1枚と箸が伸びてしまう。
困ったものだ。

*最近は地鶏を使ったスペシャル大盤鶏もメニューに登場。
こちらは結構いいお値段です。
(100元近かったような?)

***

この日は10月の国慶節に新疆旅行に行ったというご夫妻と、
普段はほとんど新疆料理を口にすることもないし、
ローカルグルメのレストランにすらあまり足を運ばないという方お2人を
案内しての新疆料理食事会。
頼んだ料理は以下の通りでありました。

紅柳烤肉串(hong2liu3 kao3 rou4chuan4):12元
シシカバブ

P1000495.JPG

紅柳(タマリスク)という木の枝に刺した豪快なシシカバブ。
ギャートルズ串焼き。
ウルムチ市レストランに来たら外せないシンボル的な一品だ。

P1000494.JPG
(どでかっ!)

烤羊腿(kao3 yang2tui3):128元
羊の足のロースト

P1000496.JPG

ちょっと焼きすぎだったかも。

羊雑湯(yang2za2tang1):38元
羊モツスープ

P1000499.JPG

北京小吃としても有名な羊雑湯。
でもここのはまた別の味わいがあって好き。
よりさっぱりとしていて飲みやすい。
(もちろん、香菜・モツOKな人にとっては、だけど)

***

他に頼んだのはこちら。

酸奶(suan1nai3):6元
新疆涼菜(Xing1jiang1 liang2cai4):10元
百合炒木耳(bai3he2 chao3 mu4er3):28元
雪梨西芹(xue3li2 xi1qin2):22元
過油肉拌面(guo4you2rou4 ban4mian4):15元
素抓飯(su4zhua1fan4):12元


すでに登場済みなので写真撮らず。
下の過去記事リンクを開くと出てくると思うので、
よろしければ見てくださいませ。


▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】巴哈力
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】過油肉拌麺
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】土豆焼牛肉


◆お店情報
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
P1190294.jpg
車公荘大街北里1号
010-6836-2795
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅下車。
車公荘大街を西へ向かい、車公荘北街にぶつかったら右折。
しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
P1190292.jpg
*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。



■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+稅)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+稅)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(2) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

【一家一飯堂】潮州住家菜

潮州家庭料理
潮州住家菜(chao2zhou1 zhu4jia1cai4)
P1010046.JPGP1010053.JPG
P1010052.JPGP1010057.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

最近出来たばかり(といっても9月オープン)で、
雑誌やネットで話題のレストランに行ってみた。

P1010042.JPG

麦子店街にある亜星大厦というビルの1階で、
古ぼけたホテルに入ったやる気のないレストランみたいな雰囲気。

P1010043.JPG

それが扉を開けると様相は一変。

P1010044.JPG

P1010045.JPG

アンティーク調というか、カントリー調というか、
まあなかなかにこだわったインテリアの店内。
観葉植物もあちこちにたくさん配置されていて、
ちょっとした小物にも気遣いが感じられるあたたかな雰囲気だ。

ただ、BGMは「北国の春」だの「ひとり上手」だのをアレンジしたのがかかって
カクッという感じ。
(苦笑)

メニューは写真なしの文字だけ版なので
勝手が分からないと注文のハードルが高いけど、
お店の人と相談しながらあれこれと頼んでみる。

まずはスープを。

青欖炖猪肺(qing1lan3 dun4 zhu1fei2):28元
青いオリーブとフワのスープ

P1010050.JPG

ものすごくあっさりとした上品なスープ。
でもそこに不思議な風味のクセのようなものが漂っていて、
「ん?陳皮?」
と思ったのだが、
「そうか、これが青欖の風味か」
と後で気づいた。
(早く気づけよ、という感じですが)

P1010056.JPG

これが青欖。
オリーブすね。

友人には反対されたが、一口かじってみた。
が、後悔した。
風味止まりがよろしいかと。

涼拌青瓜(liang2ban4 qing1gua1):28元
キュウリの和えもの

P1010049.JPG

これが大変おいしかった。
まずキュウリ自体がとても新鮮で、
皮の部分が青々として爽やかな、
そしてシャッキリとした歯ごたえがあってみずみずしい。
ニンニク、ショウガ、香菜のみじん切りがたっぷり入った
酢醤油ベースと思われる和えダレもまた爽やか。
ラー油か何かで少し辛味が加わっているあたりも心憎い。
これまで食べたキュウリの和えものの中でもかなり上位に入るおいしさだった。

瑶柱走地鶏(yao2zhu4 zou3di4ji1):52元
ゆで地鶏のショウガソース添え

P1010046.JPG

これってつまり、カツ丼の頭ならぬ、海南鶏飯の頭だよね。

ネットでの評価が高かった一品。
瑶柱(yao2zhu4)は貝柱のこと。
特に姿が見えないけど、鶏をゆでる時に使っているのかな?

P1010048.JPG

皮のところがプチュンとはじけるような弾力と張り。
肉もやわらか。
香味たっぷりのソースをつけて、
その味と鶏肉とのハーモニーをしっかり味わうべく骨までしゃぶって、
お皿にコロン。

吉祥三宝(ji2xiang2 san1bao3):68元
練り物3種の土鍋煮

P1010051.JPG

縁起のいい名前がついてるけど、要は3種類のミートボール。
(一つは「ボール」状じゃないけど)

色の濃いミートボールは牛肉丸。
潮州だもんね。
やっぱり牛肉丸は外せない、と。
包丁で叩いて叩いて作るゴムボールのような弾力のあるミートボールだ。

白は墨魚丸。
イカボールだ。

手前にあるのが豚肉(だったかな〜?やや不安)。
これはハンバーグ状にしたものをカットしてある。

これらの肉丸(と肉餅)をチリっぽい感じのソースにつけて食べる。
肉丸自体にも結構しっかり味がついているのでつけなくてもOK。

P1010052.JPG

お供の野菜は白菜(娃娃菜かな?)と、
手前の赤いのはニンジンじゃなくてなんとトマト!
これが新鮮。
ほんのり酸味が加わってなかなかいける。

瑶柱高湯春菜煲(yao2zhu4 gao1tang1 chun1cai4 bao3):48元
貝柱と春菜の高湯スープ煮

P1010053.JPG

土鍋煮ものがダブってしまった。
これはちょっと失敗。

でも味はとてもよかった。
春菜は少し苦味というか辛味があって、
ちょうどカラシナみたいな感じのする青菜。
なんだか懐かしい気持ちになった。

ここに豚バラ肉と貝柱。
こりゃまずくなりようがないよね。
バクバクと山ほど食べてしまった。

蝦醤蒸肉根(xia1jiang4 zheng1 rou4gen1):68元
豚すじ肉のエビ味噌風味蒸し

P1010057.JPG

ウニニッとした弾力のあるすじ肉をエビ味噌風味で蒸した料理。
肉部分はふっくらやわらか、
すじの部分は弾力はありつつ、かといってかたくはなく、
ちょうどいい食感に蒸しあがっている。
かなりしっかりめの味付けで、つまりとてもご飯を呼ぶ。

ということでこの日は香米飯(xiang1mi3fan4):5元を注文。
とても「下飯(xia4fan4)=ご飯が進む」な料理が揃ったこともあり、
ガツガツと1杯きれいに平らげてしまった。

が!
後日、ネットでえらくうまそうなご飯ものを発見。

猪油撈飯(zhu1you2 lao1fan4)
(未食なので写真なし)

全員が2杯おかわりしたという人もあるようで、これは期待大!
次はこれ、いきます。

***

料理はどれもとても丁寧に作っていておいしい。
でも、手間はかけてはいるけれど、
最近よくありがちなやたらとこじゃれた盛り付けをするようなところはなく、
あくまで家庭料理風の親しみやすさがあって好感度大だ。

味付けはやや濃いめかな。
ほどよくご飯やお酒が進む。
気取った改まった食事というよりは、
気の置けない友人どうしで集まるのにいい感じ。
いいお店だと思います!


◆お店情報
一家一飯堂
朝陽区亮馬橋路甲46号亜星大厦1階
010-6462-4036
P1010042.JPG
(外の表示には「飯堂」とだけ書いてあります)
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅下車。
亮馬橋路を四環路方面に向かい、福景苑のある交差点で右折。
秘苑を越えてしばらく歩くと左手にあります。

*席数があまり多くないので、事前の予約をお勧めします。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+稅)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+稅)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 🌁| Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】怪噜飯

ドクダミチャーハン
怪噜飯(guai4lu1fan4)
P1000327.JPG
【ところ:菜市口/ねだん:12元】

これまで折耳根炒飯(zhe2er3gen1 chao3fan4)としてご紹介してきた
ドクダミチャーハン。

▼以前ご紹介した「ドクダミチャーハン」
貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】貴州菜

いつも正式名が分からずに、
「折耳根の入った炒飯」なんていうアバウトな注文の仕方をしていたが、
このたびようやく正式名を覚えた。

その名を、怪噜飯(guai4lu1fan4)という。

なんとまあ奇妙な名前だこと!

怪(guai4)は「おかしい、奇妙、変、不思議」といった意味で、
噜(lu1)は「噜蘇(lu1su1)」で「くどくどしく言う」、
「哩噜(li1lu1)」で「わけのわからないことをしゃべる」という意味。
ヘンテコでわけのわからないご飯??
それこそわけがわからない。

どうやら由来は、
ドクダミの根っこ、ベーコン、
それに大根や十六ササゲの漬け物だのなんだのかんだのが入っていて、
さらに味も辛いだの酸っぱいだのビリビリするだのと複雑、
おまけに色も赤や緑だの色とりどりなことから来ているんじゃないか、
ということみたい。

貴州ではごく普通に食べられていて、
ファーストフード的な位置づけにあるチャーハンなんだとか。

P1280756.JPG
(トップの写真がイケてないので、前回掲載時の写真を再度アップ)

炒めて十分に火が通っているせいか、
ドクダミの強烈な匂いが少し弱まって食べやすいし、
生の時のガシガシしたかたさがなくなってほこほこ感が出ている。
それにベーコンの塩気や旨み、トウガラシの辛さ、漬け物の酸っぱさなどが
一緒くたにドワーッと口の中になだれ込んできて、
ドクダミのアクもろとも包み込んでいるというか、
一気に「おいしい」域まで引き上げているというか。

うん、やっぱりおいしいよ、折耳根炒飯。
じゃなくて、怪噜飯!

***

ちなみにこの日はほかにもあれこれ食べてました!

酸湯魚(suan1tang1yu2):215元
発酵トマトスープの魚鍋

P1000311.JPG

P1000321.JPG

クワッ!!!

薄荷(bo4he2)=ミント:18元
磨芋(mo2yu4)=こんにゃく:10元
米粉(mi3fen3)=ライスヌードル:8元

P1000324.JPG

酸辣蕨根粉(suan1la4 jue2gen1fen3):18元
ワラビ根ヌードルの和えもの

P1000315.JPG

つるぷるぴゅるん。

風味蕨菜(feng1wei4 jue2cai4):18元
ワラビの水納豆風味和え

P1000318.JPG

ワラビが活き活き!

米豆腐(mi3dou4fu):20元
米豆腐

P1000312.JPG

羊羹のような、ういろうのような、ところてんのような。

肥腸泡椒鶏(fei2chang2 pao4jiao1 ji1):68元
モツと鶏肉の漬け唐辛子風味煮

P1000325.JPG

味の方向性的にはかなりいい感じなのだが、しかししょっぱかったのだった。
残念。

布依土豆(bu4yi1 tu3dou4):20元
プイ族風ジャガイモ炒め

P1000313.JPG

ほくほくして、ピリッと辛いおジャガの炒め。
これはオススメ!!

臘排(la4pai2):42元
塩漬けスペアリブの燻製

P1000323.JPG
(真っ黒け……)

真っ黒けで分からないと思うけど、
コロンコロンとした小さ目のスペアリブが燻製になっております。
しょっぱいし結構脂もあるけど、燻製香がしっかりついてて、いける。


▼これまでの「布依人家」関連記事
【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】酸湯魚
【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】貴州菜


◆お店情報
貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」
宣武区菜市口南大街姚家井2巷2号楼前
010-6351-2595
<アクセス>
P1280745.JPG
地下鉄4号線「陶然亭」駅下車。
C出口から出て、「菜市口大街」を南に向かい、
「北京市第15中学」を過ぎた先、左手(東側)にあります。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+稅)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+稅)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 ☀| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

【另有天酒楼】廈門菜(之三)

アモイ料理(その3)
廈門菜(Xia4men2cai4)
P1000160.JPG
【ところ:三元橋/ねだん:記事参照】

上の写真が絶対に食べたかったこの麺。

廈門沙茶麺(Xia4men2 sha1cha2mian4):28元
アモイ風ピーナッツスープ麺


豚や鶏、魚ベースのスープにピーナッツソースを混ぜ、
さらに様々な香辛料や調味料をプラスして作ったスープに入った小麦麺。
アモイの人々の「国民食」(国じゃないけど)と言ってもいいくらい愛され、
生活に染み付きに染み付いているご当地グルメだ。

▼詳しい説明は例によって酒徒さんのブログをご覧あれ。
・アモイ2 - 不思議と旨いピーナッツスープラーメン!

アモイには行ったことがあるが、
果たしてこの麺を食べたかどうか記憶が定かではない。
食べていないことはないとは思うが、どうもあやふや。
あの頃は今ほど食に対する探究心がなかったのだなあ。
つくづくもったいないことをしたと思う。

というわけで本場の味と比べることはできないのだが、
単独評価する限りでは大変おいしかった。
8人でこれ1つ取って分けて食べたのだが、
「もう少し食べたい」という声が上がってさらに追加したくらいだ。

上に乗っているのはさつま揚げ風揚げ物やカニかま、エビ、魚のすり身団子など。
正直、麺はあんまり印象に残っていない(写真もないし)が、
スープはピーナッツの風味あふれるこっくりした濃厚なうまみがあり、
それにカレーのような香りと辛味もあってとても後を引いた。

そして麺ものをもう1つ。

廈門炒麺線(Xia4men2 chao3 mi3xian4):28元
アモイ風焼きビーフン

P1000159.JPG

麺といってもライスヌードル。
もしょっとしてて、
しかもぶちぶち短く切れているのがなんだか貧乏ったらしいのだけれど
これが大変ツボにはまった。

一口食べてみると、なんとも懐かしい味がする。
脳内味覚データーベースを引っ掻き回して出てきた答えは、
「ベビースターラーメンの味!」

うーん、でもやっぱりちょっとだけ違う。
もぐもぐ食べて、さらにデータベースにあたってみたところ……
「長崎皿うどんだ!それもインスタントのパリパリした麺のやつ!」
ズバリ!

これははまる。
激しくジャンキー腹を満たす一品だ。
近所にこの店があったら毎日打包してしまいそうだ。

そしておまけのチャーハン。

揚州炒飯(Yang2zhou1 chao3fan4):28元
五目チャーハン

P1000145.JPG

これは参加メンバーにお子さんがいたので、彼女用に。
と言いつつ結構おいしかった。
割とパラッと炒め上がっていてよい出来でした。

***

というわけで、アモイ料理を中心にした食卓、これにて終了。
小吃が中心のアモイ料理がなんだかオサレ系盛り付けで出てきてしまって
かなり違和感があったけど、
味的にはおいしかったと思う。

アモイ料理メインの店だと思うと、
できるだけアモイもので統一したいという気持が強くなってしまって
こういうオーダーになったけど、
後で考えてみたらお誘いくださったNさん的には
何もアモイ料理にこだわらなくてもよかったのかもしれない。
十六ササゲの炒めものとか揚州チャーハンとかも普通においしかったので
特に地方料理好き、本場の味好きということでなければ、
むしろアモイ料理ではない料理を頼んだほうが満足度は高いのかも?


▼これまでの「另有天酒楼」関連記事
【另有天酒楼】廈門菜(之一)
【另有天酒楼】廈門菜(之二)


▼お店情報
江湖海特色菜 另有天酒楼
朝陽区三元橋遠洋新幹線内66号
010-6465-7838
P1000136.JPG
<アクセス>
三環路から南銀大廈と佳程広場の間の道に入り、
佳程広場とその奥にある遠洋新幹線の敷地との境にある道に出たら左へ。
その突き当りにあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

【另有天酒楼】廈門菜(之二)

アモイ料理(その2)
廈門菜(Xia4men2cai4)
P1000144.JPGP1000152.JPG
P1000157.JPGP1000151.JPG
【ところ:三元橋/ねだん:記事参照】

さて、アモイの有名なもの(というか知ってるもの)は頼み終わっちゃった感じで、
ここでちょっと頭を抱えた。
じゃあ、とにかく廈門とか閩南(福建省南部のこと)とかついてるのを行ってみるか……

閩南脆笋(Min3nan2 cui4sun3):28元
閩南風タケノコの炒めもの

P1000141.JPG

タケノコ好きなんです。
それもちょっと干したやつが。
「閩南」も頭についてるし、それで思わず飛びついて注文。

シャキシャキポリポリしてていける!
みなさんにも好評。

小炒廈門酸笋(xiao3chao3 Xia4men2 suan1sun3):48元
アモイ風タケノコの漬け物の炒めもの

P1000157.JPG

脆笋を頼んで安心していたところ、
なんと酸笋を使った料理を発見!
うおー、酸笋を炒めた料理だなんてうまいに決まってるじゃないか!

実はタケノコものが重なるので慌てて上の閩南脆笋をキャンセルしたつもりが、
店員さんには伝わっていなかったらしい。
それでタケノコものが二つになった。
でも閩南脆笋もおいしかったので、これは結果オーライ。

ところで、この料理が出てきたとたんに、
部屋になんともいえない異臭が広がった。
「なんかヘンな匂いしませんか?」
「なに?空調?」
なんて言ってたら、店員さんが
「この料理の匂いです」
おー、なんてことだ。
私としたことが酸笋の芳香と空調のかび臭さを混同するなんて!
ショボン(死語)。

香葱炒章魚(xaing1cong1 chao3 zhang1yu2):98元
葱とタコの炒めもの

P1000144.JPG

海鮮ものならアモイっぽい?という安易な発想で頼んだ料理。
タコ久し振り。
おいしゅうございました。

閩南釀茄子(Min3nan2 niang4 qie2zi):32元
閩南風ナスの挽肉のせ

P1000152.JPG

これも「閩南」がついていたのでオーダー。
それに「釀」がついているということは、
客家料理でよくある豆腐や野菜の肉詰め料理だな、
と思ったのも注文の理由。
福建南部は客家の人々の居住地としても有名だ。

でも味はなんだか特筆できるような特徴が感じられなかった。
それに揚げたナスが油っぽかったかな。

鉢子長豆角(bo1zi chang2dou4jiao3):28元
十六ササゲの炒めもの

P1000143.JPG

これはアモイ料理ではないと思うのだけれど、
参加された方からリクエストがあったので注文。

ホツホツお豆の風味と豚バラベーコンのうまみ。
おいしいです。

海蛎豆腐湯(hai3li4 dou4fu tang1):42元
牡蠣と豆腐のスープ

P1000151.JPG

スープは再び牡蠣ものを。
あっさりしていてよかった。

P1000155.JPG

と、アモイにこだわりつつ頼んだ料理でお腹いっぱい。
でも、アモイ料理が食べられるお店に来たからには
食べずに帰れないものがまだあった。
それはまた次回。


▼これまでの「另有天酒楼」関連記事
【另有天酒楼】廈門菜(之一)


▼お店情報
江湖海特色菜 另有天酒楼
朝陽区三元橋遠洋新幹線内66号
010-6465-7838
P1000136.JPG
<アクセス>
三環路から南銀大廈と佳程広場の間の道に入り、
佳程広場とその奥にある遠洋新幹線の敷地との境にある道に出たら左へ。
その突き当りにあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月17日

【另有天酒楼】廈門菜(之一)

アモイ料理
廈門菜(Xia4men2cai4)
P1000139.JPGP1000148.JPG
P1000147.JPGP1000153.JPG
【ところ:三元橋/ねだん:記事参照】

三元橋近くにお住まいのNさんが
ある日近場のレストランに入ってみたら意外においしかったというので、
改めて大人数で味見に行くことになった。

何料理の店かよく分からないとのことだったが、
行ってみたらアモイ料理のお店だった。
いや、それは正確ではないかな。
アモイ料理を中心にしつつ江蘇料理もあるという
ちょっと総花的な匂いのするレストラン。
うっかりすると江蘇料理を頼んでしまいそうになるところを
意識的にアモイ料理だけを選んで注文してみた。

廈門土笋凍(Xia4men2 tu3sundong4):48元
アモイ名物スジホシムシの煮こごり

P1000138.JPG

アモイと言えばコレ!
スジホシムシを塩水で煮て冷ました煮こごりだ。

スジホシムシが何か、
そして土笋凍がいかにおいしいかは
わが食友の酒徒さんが熱く語っていらっしゃるのでそちらをご覧あれ。

▼スジホシムシとは?
アモイ12 - 好き好き大好き!土筍凍!!
(若干の覚悟が必要です)

北京だと鮮度が落ちるのか、
スジホシムシ自体にコリコリムッチムチのブリンブリンな歯応えはなかった。
でもまあアモイ気分くらいは味わえたような?

味もあんまりなくて、
わさび醤油(だよな)をかけてなんとか食べられるという感じ。
やはり本場に行かないとダメ?

P1000142.JPG

この盛り付けもなんというか……
お好み焼きが1個ずつ小鉢に盛られて出てきたみたいな?
ご当地で気軽に食べられる庶民的な料理なのに
こんなに取り澄まして出されたんじゃあなあ。

そしてもう1つ、絶対に頼みたいのが海蛎煎。

地瓜粉海蛎煎(di4gua1fen3 hai3li4jian1):58元
牡蠣のお好み焼き風(サツマイモ粉)

P1000148.JPG

牡蠣オムレツとも牡蠣お好み焼きとも言えるけど、
そのどちらでもない名物牡蠣料理。
小さな牡蠣をたっぷり使って葱やニラと一緒に水で溶いたサツマイモ粉でまとめ、
油で炒めたものだ。

これもまた、酒徒さんが愛にあふれた記事を書かれているのでそちらをどうぞ。

▼酒徒さんの海蛎煎食べある記
・アモイ10 - 台湾でもお馴染みの牡蠣爆弾!
・アモイ再訪2 - 路地裏のそのまた裏の激旨牡蠣爆弾!

ここの店のはなんだか妙におしゃれになっちゃっててアレッ?という感じ。
最近の中国料理の盛り付けはどこかおかしい。

廈門五香巻(Xia4men2 wu3xiang1juan3):28元
アモイ風湯葉巻き揚げ

P1000147.JPG

アモイでは炸五香と呼ばれている模様。
豚肉、ネギ、ヒラウオ(?)、クワイ、アヒルの卵などに
醤油や砂糖、五香粉などを加えて混ぜ、
豆皮(この場合は湯葉かな)で巻いて油で揚げる。
食べる時は沙茶醤、紅辣醤、芥辣、甜醤などのタレをつけて。

周りの湯葉がパリパリで中身は適度にジューシー。
素材の味や五香粉の香りが複雑な味わいで、
そこにさらにタレの味も加わるというなかなかに多層的な味なのだった。

さらに名物だというので頼んだのがコレ。

血粑鴨(xie3ba1ya1):68元
血粑とアヒル肉の煮込み

P1000153.JPG

血粑はもち米にアヒルの血を注ぎ、
血がある程度凝固してからり蒸したもの。
もち米入り蒸しアヒルの血プリンとでも言えばいいか。
腸詰ではないし血を使う動物も違うけど、
イメージ的にはスペインの豚血と米のソーセージ「モルシージャ」と近いかも。
その血粑を四角く切って一度油で揚げ、
アヒル肉と一緒に炒め煮にしたものが血粑鴨ということらしい。

これ、うまい。
もともとアヒルの肉は煮込みにしたのが好物で、
しかも血粑との組み合わせもよかった。

意図的に言わなかったわけではないけれど、
アヒルの血入りと知ったら食べなかった方もいたかな。
いや、美味との出会いに先入観は禁物だし、ま、いいということで。

でもアヒル料理ならホントは姜母鴨(jiang1mu3ya1)という名物料理があったらしい。
すみません、勉強不足で食べ損ねちゃった。
ゴマ油でアヒル肉を炒め、そこに生姜を入れて調味料と一緒に煮込んだ料理だとのこと。
あれ?どっかで食べたことあるな……と思いだしたのがこれ。

▼思い出した料理
【台北厨坊】台湾菜

……似てるけどちょっと違う別の料理だった。
姜母鴨は1980年代に台湾で流行した料理なんだって。

***

と、ここまで書いてきたらなんだかちょっと息切れしてしまった。
アモイ料理の食卓はまだまだ続くのだけれど、
ここらでちょっと一休み。
続きはまた次回。


▼お店情報
江湖海特色菜 另有天酒楼
朝陽区三元橋遠洋新幹線内66号
010-6465-7838
P1000136.JPG
<アクセス>
三環路から南銀大廈と佳程広場の間の道に入り、
佳程広場とその奥にある遠洋新幹線の敷地との境にある道に出たら左へ。
その突き当りにあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(7) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

【無禅居】雲南菜套餐(之二)

雲南料理のコース
雲南菜套餐(yun2nan2cai4 tao4can1)
P1310233.JPGP1310235.JPG
P1310238.JPGP1310242.JPG
【ところ:金宝街/ねだん:200元(コース)】

すでに9品が揃った雲南料理コースの食卓
しかし、まだまだ先は長かった。

チーズとソラマメ、ハムの炒めもの
P1310233.JPG

ソラマメとハムというのはよくある取り合わせかもしれないが、
カッテージチーズ風の山羊チーズを軽く焼いて賽の目に切ったものが入っているのが
ちょっと目先が変わっていて面白い。
というか、このチーズがこの料理のキモ。
これ、とてもおいしい!!

キノコのスープ煮
P1310234.JPG

キノコが続く。
アワビタケかな?
一緒に入っているのは娃娃菜(wa2wacai4)=ベビー白菜だろうか。
ちょっと時間が経ってしまったのであやふやだ。
いや、このあたりになってくるとあまりに大量の食べ物を前にして
意識が朦朧としてきたのかもしれない。
しかし食べるんだが。

鶏肉(だったかな?)とラッキョウの炒めもの
P1310235.JPG

他の地域(少なくとも北方)ではお目にかからないラッキョウだが、
雲南では結構食べるらしい。
しかもこんな風にしてお肉と一緒に炒めて食べる。
ラッキョウ好きにとっては、
箸休めやカレーのお供くらいしか出番のないラッキョウが
こんな風にメイン食材になるのがちょっと目先が変わって面白いと思うのだが、
ラッキョウ嫌いにとってはイジメのような料理だ。

そう、Mさんは大のラッキョウ嫌い。
昔Mさんと一緒に行った人民大学西門近くの小さな雲南料理屋さんで、
お店の人から新規メニューだと勧められて頼んだらラッキョウ炒めが出てきて大ショック!
なんてことがあったが、
それ以来のラッキョウショックである。

オーダーの時に「虫系は避けてください」とお願いはしたのだが、
「ラッキョウは使わないでください」と言うことまでは思いが至らなんだ。
ごめんね、Mさん……

鶏のスープ
P1310236.JPG

気を取り直して、スープ2品目。
雲南料理名物に独特の容器に食材を入れて蒸して作る
汽鍋鶏(qi4guo1yaji1)というスープがあるけど、
これはスープのにごり具合から見てそれとは違うかな?
でも嫌味のないあっさりした味でおいしかった。

*汽鍋鶏の発音がqi4guo1ya1になってました。
 「ya1」じゃ鴨ですね……すみません!(2011/11/30訂正)


揚げ豆腐の炒めもの
P1310237.JPG

これは128元コースと同じもの。

黒美人(hei1mei3ren2)の炒めもの
P1310238.JPG

ジャガイモ。
かなり黒に近い紫がかった色をしていて、黒美人という麗しい名前がついている。

2種類の味付けが盛り合わせになっている。

辛くないのと、
P1310239.JPG

辛いの。
P1310240.JPG

ホクホクした感じはあまりなくて、ちょっとしっとりした食感だったような?
(正直、このあたりになるとあまりはっきり味の記憶がない)

鶏[木従](ji1zong1)の包み焼き
P1310242.JPG

中身写真を撮るのを忘れてしまった……
このあたりになると、ほとんど意地で食べてます。
食いしん坊の名にかけて、ぜったいに一口だけは食べるぞ、と。

奶白菜(nai3bai2cai4)の炒めもの
P1310243.JPG

ああ、やっとこれが出た。

そして最後にシメのライスヌードル。
辛くない味付けで作ってもらった。

P1310244.JPG

ヌードルはかなり太め。

P1310246.JPG

野菜もいっぱい入ってるね!

味は酸味がきいていた前回のほうがおいしかったように思う。
「辛くないので!」と頼んだ時に力がこもりすぎていたのか、
かなりあっさりめに仕上げてくれたようだ。

***

いやはや、なんとも凄い量が出た。
主食も含め全部で18品!
(ちなみにこの日の人数は7人)
高いコースは品数は基本変わらずに食材が高級になると理解していたのだが、
どうやら量もその分増えるらしい??
出たものは一通り食べるがモットーなので全品味見はしたが、
それでもかなりの量を残してしまった。
ああ、もったいない。

お味のほうは128元コースの時と同様、
どの料理もとても自然であっさりした嫌味のないものだった。
やっぱり好きです、ここの味。

それにしてもこのお店。
200元でこんなに大盤振る舞いしてしまって、大丈夫なんだろうか?
うれしくもあり、心配でもあり。


▼これまでの「無禅居」関連記事
【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜
【無禅居】雲南菜
【無禅居】雲南菜套餐(之一)


▼お店情報
無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158
P1300528.JPG
<アクセス>
東二環もしくは朝陽門南小街から金宝街へ。
通りの北側にある北京日新月異家常菜というお店と「73号」の赤門の間にある
胡同とも呼べないくらい細〜い路地を入った突き当りにあります。

P1300525.JPGP1300526.JPG

この2つのお店の間の

P1300527.JPG
この路地(↑)を入ります!

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 17:50| 北京 🌁| Comment(14) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

【無禅居】雲南菜套餐(之一)

雲南料理のコース
雲南菜套餐(yun2nan2cai4 tao4can1)
P1310222.JPGP1310223.JPG
P1310228.JPGP1310232.JPG
【ところ:金宝街/ねだん:200元(コース)】

お腹が空いているとはとても言えない状況で到着した夕食の会場は、
胡同の隠れ家レストラン、無禅居。

▼これまでの「無禅居」関連記事
【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜
【無禅居】雲南菜

今回はチベット旅行の帰りに北京に立ち寄られたCさんとそのご友人のみなさん、
そしてこの日一緒に馬連道の福建料理屋と豆汁店に行ったMさんと私で
食卓を囲んだ。

前回は128元のコースをお願いしたが、
200元のはさらに品数豊富でキノコが充実、
そして魚スープがグレードアップしておいしかったという情報を聞いて
200元コースを頼んでみた。

そしたらもう、出るわ出るわ。
山ほどの料理が後から後からテーブルに向かって押し寄せるという
大変な事態になったのだった。

ニガウリとナツメの前菜
P1310222.JPG

ニガウリの中に詰められているのはナツメ。
ほんのり甘いナツメとほろ苦いニガウリが意外にマッチ。
ハチミツにつけて。

樹花(shu4hua1)の和えもの
P1310223.JPG

確かこの名前だったと思う。
雲南料理屋でよく出てくる山菜で、おかひじきみたいな感じ。
もしょもしょとしていて面白い食感だ。

キクラゲの和えもの
P1310224.JPG

紫タマネギとライム(かな?)の入ったとても爽やかな和えもの。
和えものというよりサラダといった風情。
これはうまいです!

焼いたパプリカとナスの前菜
P1310225.JPG

これは前回も出た辛〜い前菜。

鶏[木従](ji1zong1)のきんぴら風
P1310226.JPG

これも前回と同じメニュー。
鶏[木従]はエリンギみたいな感じのキノコ(オオシロアリタケ?)。

豚すね足肉の醤油煮込み
P1310227.JPG

前回と同じ。

鱸魚(lu2yu2)のスープ
P1310228.JPG
(お魚にほとんど臭みを感じなかったので、この鱸魚はスズキかな〜?
 それともやっぱりブラックバスだろうか??)

128元コースの青瓜入りの魚スープも十分おいしかったのだが、
これは一段も二段も上質の深みのあるスープ。
全員が大絶賛。

P1310230.JPG

こっくりと濃厚なのにくどくなくて実に美味。
レモングラスやこぶみかんの葉が入ったかなりタイ料理っぽい風味もするのだが、
辛さはほとんど感じない。

串焼エビ・ニンニクの芽とジャガイモ入りソースがけ
P1310231.JPG

前回と同様のメニュー。

フクロタケと二色パプリカの炒めもの
P1310232.JPG

前回はマッシュルームだったけど、今回はフクロタケ。
さっぱりと炒めてあって箸が進む。

***

ここまでで9品。
128元コースは主食込みで14品だったけど、
200元コースはあとどのくらい出るのかな〜〜
キノコ類が充実だっていうから、もう何品かキノコ料理が出るのかな〜〜
なんてのんきなことを考える余裕がまだこの頃はあったのだが……


▼これまでの「無禅居」関連記事
【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜
【無禅居】雲南菜


▼お店情報
無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158
P1300528.JPG
<アクセス>
東二環もしくは朝陽門南小街から金宝街へ。
通りの北側にある北京日新月異家常菜というお店と「73号」の赤門の間にある
胡同とも呼べないくらい細〜い路地を入った突き当りにあります。

P1300525.JPGP1300526.JPG

この2つのお店の間の

P1300527.JPG
この路地(↑)を入ります!

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 17:09| 北京 🌁| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

【沁旺達飯店】地道福建菜

本場の福建料理
地道福建菜(di4dao4 fu2jian4 cai4)
P1310193.JPG
【ところ:馬連道/ねだん:全部で200元ちょっと】

もうだいぶ前のことになってしまったが、
日本から遊びにきたMさんと一緒に郊外のホテルに出かけたその翌日、
北京西部の一大茶葉市場、馬連道に行くことになった。

馬連道に行くとなれば、これはもうあのレストランに行くしかない!
そう、馬連道で働く福建人が通うという福建料理レストラン、興旺達である。

▼旧ブログの「興旺達」関連記事
【興旺達】福建菜(之一)
 (↑表示されない方は、こちらのページからGO!)
【興旺達】福建菜(之二)
 (↑表示されない方は、こちらのページからGO!)
【興旺達】福建菜(之三)
 (↑表示されない方は、こちらのページからGO!)
【興旺達】地道福建菜
  (↑表示されない方は、こちらのページからGO!)
【興旺達】福建菜配自酿米酒
  (↑表示されない方は、こちらのページからGO!)

このお店、しばらく改装のため閉店していたのだが、
どうやら復活しているらしい。
(別の場所に移転してしまったと思っていたのだが、単なる改装だったみたい)
場所も以前と変わらない森源大廈。
それならもう地図を見ずとも行ける。

と、すっかり安心して行ってみたらば、
以前の場所にあるのは興旺達ではなく沁旺達(qin4wang4da2)。

P1310173.JPG

あれれ?
そういえば、すでに足を運んだ友人がこんな名前になったと言っていたような?

不安なのでお店の人に聞いてみる。
「ここって、前の興旺達?」
「そうですよ!」
ああ、よかった。
やっぱり懐かしの興旺達、もとい沁旺達だった。

注文は例によって食材を見ながらお店の人と相談して決める。

まずはエビ、蟹の水槽へ。

「蟹はどう?」
「蟹かあ……せっかくだから、いっとく?」

決まり。

次に野菜の棚へ。

「あ!ジャガイモおいしいんだよね。ジャガイモね!」
「それからこれ。」
「盤菜だね。」

P1310174.JPG
(キャベツの右にあるのが盤菜)

そして最後に魚コーナーへ。

「あれある?イカの卵巣」
「今日はないよ」

がーん。
豆腐と一緒に煮たり、茶碗蒸しにすると激ウマなんだけどな。
お目当てのものがなくてがっかり。
でもその代わりに、珍しいものを勧められた。

「これはどう?魚皮餃子。」
「あ、面白いかも。それいこう!」

P1310177.JPG

「魚なら、馬面魚があるよ。」
「あ、そうそう、これ焼いて食べるとおいしいんだよね。」

P1310175.JPG
(馬みたいな面構えだから馬面魚?)
     ↓
 「ウマヅラハギ」というそうです(2011/11/24付記)

「これはどう?龍頭魚。」
「あ、テナガミズテングだ!どうやって食べるの?」
「紅焼がいいよ。」
「じゃ、それで!」

P1310176.JPG
(見た目は怖いけど、とろーりふわふわで美味なのだ)

こんなやり取りをしながら注文が進んでいく。
中国語がある程度出来ないとハードルは高いかもしれないが、
メニューを見ながらより意外なおいしいものに出会えるのが面白い。

***

そして料理登場!

馬面魚(ウマヅラハギ)の薄切りソテー
P1310187.JPG

何切れでも食べたくなるくらい、大好きな料理。
少し魚醤のような風味があって、
表面はカリッ香ばしく、中身はほろりとろりとやわらかい。
干物のようになっているのか、
もしくは少しだけ発酵させているのだろうか。

紅焼龍頭魚(hong2shao1 long2tou2yu2)
テナガミズテングの煮つけ

P1310180.JPG

これがこの日一番のお気に入り。
テナガミズテングはぬめぬめとしてとても身がやわらかい。
香港で揚げたものを食べたことがあるが、煮込んだのは初めて。

皮はとろりとなめらか、
身は口の中に入れるとしゅうっとたちまちとろけてしまうほどやわやわ。
煮汁はかなり濃い口の醤油味にお酢をきかせたもので、
この煮汁の味にもまたはまった。
ああ、こりゃうまい。

ふかしジャガイモの炒めもの
P1310181.JPG

どことなく醤油バター風。
イモ好きさんにはたまらない一品。

盤菜(pan2cai4)の炒めもの
P1310185.JPG

盤菜は聖護院かぶみたいな大きなかぶのような野菜。
味はちょっと大根っぽいかぶ。

かぶをこんな風にして炒めてもおいしいんだね。
今度やってみよう。

魚皮餃子のスープ
P1310183.JPG

ちょっとコリンとした硬い食感のものが入っている。
それが魚皮?

P1310184.JPG

牡蠣だのイカだのがたくさん入った具沢山スープ。
でもカニかまは余計かな。
味も少ししょっぱめだったかも。

P1310186.JPG

海蛎煎(hai3li4jian1)
牡蠣入りのお好み焼き(というかオムレツというか)

P1310189.JPG

色がかんばしくないのは、サツマイモのでん粉を使っているから。
もちっというか、ウニッというか、独特の粘着質の食感がある。

これはちょっと油っぽかった。
胃もたれしそうなのであまりがっつり行くのはやめてみた。

そして最後にやってきたのがゆで蟹。

P1310192.JPG

メス蟹でした。

P1310194.JPG

卵も味噌もまあまあ。

P1310195.JPG

P1310196.JPG

これだけ食べて200元ちょっと。
安っ!
馬連道は遠いけど、やっぱり来る価値はある!


▼お店情報
沁旺達飯店
宣武区西城区馬連道街甲2号森源大厦1階
010-5269-0313
P1310173.JPG
<アクセス>
馬連道茶城内の京閩大廈の向かいに伸びる福建料理ストリートをどんどん突き進み、
どん詰まりにある倉庫とおぼしき森源大廈と書かれた建物に臆さず突入。
中庭に出てすぐの右手にあるビル(これが森源大廈)に入ると左手にあります。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 🌁| Comment(8) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

【翠清酒家】地道湖南菜(之二)

本場の湖南料理
地道湖南菜(di4dao4 H2nan2cai4)
P1310026.JPGP1310025.JPG
P1310028.JPGP1310036.JPG
【ところ:翠微東里/ねだん:記事参照】

さて、肉を使った料理で定番的なものと言えば、これ。

小炒肉(xiao3chao3rou4):28元
豚肉とセロリの湖南風炒めもの

P1310026.JPG

(説明は旧ブログ記事から引用)
湖南料理といえば欠かせないのがこの小炒肉。
小炒肉は、全般的には肉と野菜をちゃちゃっと炒めたものを指すようで、
それも辛い味付けになっていることが多い。
湖南料理はその筆頭。

このトウガラシの量の多さを見てほしい。
辛味付けというよりも、
まるで炒めものの素材の一つのような顔ぶりだ。

見た通り、かなり強烈に辛い。
ほとんど食べ続けるのを放棄しそうになるくらいだ。
よく四川料理は辛いと言うけれど、
あれは「麻(ma2)=びりびりとした刺激」も加わった複合的なもので、
純粋な辛さから言えば湖南料理のほうに軍配が上がる。


辛いことは辛いのだが、
セロリの爽やかさもあって、食べているうちにだんだん慣れてくる。
慣れてくると、うまい。

白椒鶏雑(bai2jiao1 ji1za2):32元
白トウガラシと鶏モツの炒めもの

P1310028.JPG

これも湖南料理レストランに来たらぜひ食べたい料理の一つ。
鶏モツはすなわち砂肝(だと思う)。
コリコリとしていて歯ごたえ抜群。
白トウガラシはそれほど辛さがきつくないので、
辛いものが苦手な人でも割合無理なく食べられるのでは?

婆婆鴨(po2poya1):52元
アヒルの煮込み

P1310025.JPG

この日初めて頼んだ料理。
アヒルは煮込んだものが好きで、見かけるとついつい頼んでしまう。

P1310031.JPG

これは下味をつけたアヒルをいったん揚げて、煮込んだもの。
調味料には醤油や豆板醤などのほか、
トウガラシや八角、桂皮、陳皮などなど様々な香辛料が使われた
実に濃厚で厚みのある味。
こういう濃い口の煮込み料理、好きなのだ。

双色魚頭(shuang1se4 yu2tou):58元
コクレンの頭の赤青トウガラシ漬け物風味

P1310036.JPG

(これも旧ブログから引用)
この店に来たほとんどすべてのお客さんが頼むであろうこの料理。
湖南料理の大定番でもある。

双色(shuang1se4)は、泡椒の赤と醤椒の緑。
細かく刻んだ二色のトウガラシの漬け物がたっぷりのっかった
魚の頭の煮物。

使われている魚は胖頭魚(pang4tou2yu2)=(たぶん)コクレン。
頭だけと馬鹿にしたものではない。
太っちょ頭の魚と言うだけのことはあって、
この魚は頭の肉付きがすこぶるいいんである。

(中略)

煮汁はかなり甘めのそばつゆみたいな味で、日本人好み。
漬けたトウガラシは、
二色とも見た目ほどの辛さではないので意外と食べやすい。
それに辛いものが苦手ならトウガラシをよけて食べればいい。

魚をある程度食べ終わったら、ゆでた麺を入れて第二ラウンドへ。


清湯麺(qing1tang1mian4):8元
P1310042.JPG
(前回はタダだったけど、今回は8元)

煮汁までしっかり楽しめる、一品で二度美味しい料理だ。

***

いやあ、やっぱりおいしいよ、この店!
遠いからとか、行きにくいからとか、
いつも混んでいてなかなか席が取れないからなんて言わずに、
頑張って行く価値は十分にあると思う。
ここの味が恋しくなったら、また行こう。


▼これまでの「翠清酒家」関連記事
【翠清酒家】地道湖南菜(之一)


▼お店情報
翠清酒家
海淀区翠微東里甲1号
010-6825-2634
P1310020.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線の「公主[土文]」駅で下車。
復興路を西に向かい、翠微路にぶつかったら右折(北方向に曲がる)。
しばらく北方向に進み、右手に頤源居という団地の入り口が見えたら、
そのちょうど向かい側にあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

【翠清酒家】地道湖南菜(之一)

本場の湖南料理
地道湖南菜(di4dao4 H2nan2cai4)
P1310023.JPGP1310022.JPG
P1310029.JPGP1310034.JPG
【ところ:翠微東里/ねだん:記事参照】

何度でも通いたいくらいおいしい本場の湖南料理が食べられるお店、
翠清酒家。

P1310019.JPG

▼旧ブログの「翠清酒家」記事
【翠清酒家】地道湖南菜
(上のリンク先が表示されない方は、このページを試してみてください)

でも西側にあって遠いのと、駅からも若干離れていて不便なところにあるので、
なかなか再訪する機会がなかった。
その翠清酒家が東側に支店を出したというので喜び勇んで出かけたところ、
すでに湖南料理屋とは言えない何でも屋になっていてがっかりしたのが
2ヶ月ほど前のこと。

▼何がどうがっかりだったのかはこちらでどうぞ。
【翠清酒家】湘菜

これでかえって本店への思いが募り、リベンジを決意。
それがようやく実現した。

行ったのは土曜日の昼。
ご飯時は大混雑と踏んで、少し外した1時半を目指して行ってみたのだが、
なんとそれでも満席。
しばらく待ってようやく着席することができた。

この日の人数は6人。
いろいろ頼んで味見するにはまずまずの人数だ。
ということで、ウキウキと片っ端からあれこれ注文。

鶏汁豆皮(ji1zhi1 dou4pi2):20元
鶏スープ入り押し豆腐

P1310023.JPG

この店に来たら絶対食べたい料理の筆頭がこれ。
辛い料理というイメージが強い湖南料理だけど、
実はトウガラシの入っていない辛くない料理も結構多いのだ。

濃厚な鶏のスープの中に、
少し幅広に切った押し豆腐がたっぷり。
香りづけなのかほんの少しセロリが入っていて、
こってりしがちな濃厚スープに爽やかさを加えているのが心憎い。

そしてもう1つ、どうしても頼みたかったのが
蘿蔔絲河蝦(luo2bosi1 he2xia1)=細切り大根と川エビのスープ煮
だったのだが、この日は川エビが切れていて大根だけになってしまった。

鶏湯蘿蔔絲(ji1tang1 luo2bosi1):18元
細切り大根の鶏スープ煮

P1310030.JPG

というか、実はメニューにはこの鶏湯蘿蔔絲しか載っていないのだ。
前回頼んだ蘿蔔絲河蝦は、
特にお願いして川エビをプラスしてもらったのだった。

川エビなしでも十分おいしかったのだが、
やっぱりちょっと物足りなかったかな。
それに鶏汁豆皮とほぼ同じ味でかぶってしまった。
(お店の人にもそう忠告されていたのだが)

ただ、他に辛い料理が目白押しだったので、
辛さで麻痺しがちな舌を癒すオアシス料理として大活躍した。

砂鍋韮菜(sha1guo1 jiu3cai4):28元
ニラの土鍋炒め

P1310022.JPG

何か野菜ものをと思って頼んだニラ炒め。
前回のブログにも
「湖南料理を食べに来るとどうやらニラ食べたいスイッチが入るらしい」
と書いてあるが、どうやら本当にそうらしい。

季節ではなかったのでそれほど期待はしなかったが、
それでも十分甘いニラで実に美味。
トウガラシをよけつつ、むしゃむしゃと食べてしまった。
(トウガラシもろとも食べるほどの辛さ耐性はありません)

大盆花菜(da4pen2 hua1cai4):32元
カリフラワーの炒めもの

P1310029.JPG

湖南風のベーコンと一緒に炒めたカリフラワー。
カリフラワーって、
炒めるとポクポクとしたほっこりしたうまみが出ておいしい。
ベーコンから出る燻製肉のうまみと油が
ポソポソしがちなカリフワーをうまく包み込んでいる。

砂鍋粉絲(sha1guo1 fen3si1):32元
春雨の土鍋煮

P1310032.JPG

これもそのつもりはなかったのに前回と注文がかぶった料理。
この粉絲、紅薯(hong2shu3)=サツマイモのでんぷんで出来ていて、
だからちょっとだけ色が緑がかっているというか、
灰色がかっているというか、とにかく白くない。
食感もかなりしっかりしていて、
ピチピチと活きがいい感じ。
このサツマイモ春雨が実に気に入って、かなりの量を食べてしまった。

P1310034.JPG

時間がたつとこんなに汁気を吸っちゃうのね。
この汁を吸ってぷるんぷるんになったのがまたうまいんだ!!

***

と、ここまで野菜中心の料理をご紹介してきたので、
次回はお肉・お魚系の料理をどかーんと書きたいと思います。
そう、湖南料理と言えば、あの料理とあの料理です!


▼お店情報
翠清酒家
海淀区翠微東里甲1号
010-6825-2634
P1310020.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線の「公主[土文]」駅で下車。
復興路を西に向かい、翠微路にぶつかったら右折(北方向に曲がる)。
しばらく北方向に進み、右手に頤源居という団地の入り口が見えたら、
そのちょうど向かい側にあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス

posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(2) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月02日

【譚州酒楼】蘿蔔干炒臘肉

干しダイコンとベーコンの炒めもの
蘿蔔干炒臘肉(luo2bogan1 chao3 la4rou4)
P1300944.JPG
【ところ:望京/ねだん:28元】

一応湖南料理のくくりに入るようだけど、
四川などほかの地域でもよく食べられている料理。
農家菜(nong1jia1cai4)と呼ばれる田舎風の料理として捉えることもできるかな。
各家庭で手作りした干しダイコンやベーコンを使って作る家庭料理でもある。

干したダイコンのひなたくさくて懐かしい味、
そしてポリポリ、コリコリとした歯ごたえ。
しっかり塩気のきいた厚切りベーコンのこくとうまみ。

どちらもどちらかというと無骨な感じで洗練さには欠けるけれど、
それだけに食べると肩の力が抜けてホッとするような気取らない味だ。

湖南料理の中では割合辛くないほうの料理なので、
激辛料理の刺激からの一時避難料理としても重宝だと思う。

***

ダイコンものをもう一つ。
食材がだぶるのは分かっていたのだが、
とてもおいしそうだったので構わず注文した。

砂鍋蘿蔔絲(sha1guo1 luo2bo si1):16元
細切り大根の土鍋炒め

P1300942.JPG
(土鍋炒めではなくて、単に土鍋に盛り付けただけかもしれないけど)

これはちょっと味付けがくどかったかな。
でも油とスープをしっかり吸ってしんなりしたダイコンは、
それはそれでおいしかった。

以下、この日頼んだ料理をざっと写真で。

涼拌萵笋絲(liang2ban4 wo1sun3si1):12元
細切りウオスン(セルタス、ステムレタス)の和えもの

P1300943.JPG

醤板鴨(jiang4ban3ya1):50元
アヒルジャーキー

P1300941.JPG

この日のはかなり辛かった!

芋頭(yu4tou):18元
サトイモのスープ煮

P1300946.JPG

アヒルもサトイモも、前回行った時より2元アップ。
ジリッ、ジリッと、高くなっている。

最近、外食して
「こんなにうまいのにこんなに安いッ!?」
と思うことが少なくなってきた。
北京の物価が本当に高くなってきたことを実感する。
このままいくと、
「安くておいしい普通の中華」を気軽に味わえなくなるのも時間の問題かもしれないなあ。


▼これまでの「譚州酒楼」関連記事
【譚州酒楼】醤板鴨


▼お店情報
譚州酒楼
朝陽区花家地北里1号
010-6473-4418
P1230717.JPG
<アクセス>
中医科学院望京医院の前を通る花家地街を望京大廈方向へ。
KFCのある交差点を通り過ぎ、
道の左側、郵便局のさらに先にあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:58| 北京 ☔| Comment(6) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

【皖南水郷】安徽・皖南菜(熱菜篇)

安徽南部の料理(温かい料理篇)
安徽・皖南菜(熱菜篇)(An1hui1 wan3nan2cai4(re4cai4pian1))
P1300890.JPGP1300897.JPG
P1300900.JPGP1300893.JPG
【ところ:恵新西街/ねだん:記事参照】

涼菜篇に続いて、熱菜篇。

まずは前回頼んで感激したこのスープ。

老鶏湯(lao3ji1tang1):168元
鶏のスープ・おこげ煎餅添え

P1300881.JPG

今回は丸ごと1羽分どーんと。
いやあ、やはりうまい。

P1300895.JPG

おこげ煎餅が人気。
ツボにはまってポリポリと食べ続ける人も。

炸双臭(zha2 shuang1chou4):22元
二種類の揚げ臭豆腐の盛り合わせ

P1300899.JPG

これももちろん注文。
そして臭臭ものと言えば、これを忘れてはいけない。

臭桂魚(chou4 gui4yu2):138元
発酵させたケツギョの揚げ煮

P1300888.JPG

これが食べたかったのだ!
そのために大人数で食事をしたようなものだったのだ!

安徽料理と言えば、臭桂魚。
桂魚を発酵させたものを揚げてから煮込んだもの。

P1300890.JPG

友人によると、
安徽省で食べた臭桂魚はあまりの発酵臭に「臭得傷心」、
つまりかなしくなるほど臭かったとか。

でもここの臭桂魚の匂いはそこそこで抑えてあって、
むっとして鼻をつまんでしまうほどではなく、
「意外と平気ですね」
とみなさん多少拍子抜けした様子。

実際、私が安徽省で食べた臭桂魚もかなしくなるほど臭いなんてものはなく、
どれもにっこりしながら食べられるまったくもって許容範囲内のものだった。

P1270703.JPG
(これは蕪湖で食べたもの。切り身だしかなりいろいろ味が加わっていた)

実は、せっかく安徽省に来たのにちっとも臭桂魚が食卓に並ばないので
アテンドしてくれた方に
「臭桂魚は出ないんですか?」
と質問という名のおねだりをしたら
すぐレストランに頼んで追加してくださった。
外人には無理だろうと思ってメニューから外していたらしい。

P1270877.JPG
(こっちが池州で食べたもの)

それでも食べてみると、肉厚のアジの干物のような風味が確かにあって、
確かに発酵していることが感じられる。
でもカピカピにはなっていなくて、身はふんわりとしてとてもやわらかい。

そして下にはタケノコも隠れていた。

P1300905.JPG

これもまた美味。

胡氏一品鍋(Hu2 shi4 yi4 pin3 guo1):58元
安徽風五目煮込み鍋

P1300893.JPG

胡氏はどうやら胡適のことで、
でもってこの鍋にどうして胡適の名前がついているかというと、
胡適さんが客人にふるまった鍋ということのようだ。
(以前行った安徽大廈レストランのメニューの説明による)
ただ、他にも胡適さんをもてなす時に出したらたいそう気に入った、
という説もあるらしいので、何が本当かは不明。

これ、すごく具沢山の鍋で、
干した鶏肉だとか、卵餃子だとか、豚バラ肉だとか、山菜だとか、
なんだかもういろんなものがこれでもか!これでもか!というくらい入っている。
味付けは油分多めの醤油味で、田舎風鍋といった感じ。
ご飯が進む系。

刀豆煲(dao1dou4 bao3):38元
インゲンと豚ばら肉の煮もの

P1300903.JPG

本当は干鍋炖を頼みたかったのだが、
メニュー名を忘れてしまい、
「干した十六ササゲと豚バラ肉を煮た料理」
と店員さんに説明したらこれだと言うので従ったらこれが出てきた。

んもう、違うじゃないの!

でもこれも十分おいしかった。
それにこっちのほうが脂っこくなくて食べやすかったのでかえってよかったかも。

腊肉炒芦蒿(la4rou4 chao3 lu2hao1):28元
ベーコンとルーハオの炒めもの

P1300897.JPG

芦蒿は南のほうでよく食べられている野菜。
セリとアスパラを足して2で割ったような感じで、
香味野菜好きにはたまらない。
大好き!

そのまま炒めてもおいしいのだが、
こうしてベーコンと合わせるとさらに美味。

蒸土鶏蛋(zheng1 tu3ji1dan4):22元
地鶏卵の茶碗蒸し

P1300900.JPG

ちょっと外しの料理が欲しいかな、と思って、茶碗蒸し。
こちらの茶碗蒸しは日本のと違って具沢山ではありません。
さすがにちょっと味が単調だったので、キクラゲの和え汁で調整。

P1300904.JPG

これ、うま。

醤茄子(jiang4 qie2zi):22元
ナスの炒めもの

P1300896.JPG

野菜ものを何かと思って頼んだナス炒め。
これはナスが油を吸いすぎていてちょっと重たかった。

韮香蚕豆米(jiu3xiang1 can2dou4mi3):22元
ニラとソラマメの炒めもの

P1300886.JPG

前回に引き続いて注文。
旬ではないとはいえ、どちらの食材も元気があってうまい。
中国のニラは日本のものより味が濃厚で甘みも強いと思う。

この店、やっぱりおいしいな。
安徽料理って見た目は茶色が多くてなんだか田舎臭いパッとしないけど、
実際食べるとなんだかしみじみとおいしいのだ。
知名度はあんまり高くないけど、
私的にはかなり気合を入れて推したい地方料理だ。


▼これまでの「皖南水郷」関連記事
【皖南水郷】老鶏湯
【皖南水郷】炸双臭
【皖南水郷】貢菜
【皖南水郷】安徽・皖南菜(涼菜篇)


▼お店情報
皖南水郷
朝陽区恵新西街5号院7号楼南側    
010-6442-0066
P1300455.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線、10号線「恵新西街南口」のB出口を出て、
目の前にある道(恵新西街)を左(南)方向へ。
交差点を左折し、北土城東路を東方向に向かうと左手(道の北側)にあります。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:04| Comment(6) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月19日

【皖南水郷】安徽・皖南菜(涼菜篇)

安徽南部の料理(前菜篇)
安徽・皖南菜(涼菜篇)(An1hui1 wan3nan2cai4(liang2cai4pian1))
P1300883.JPGP1300884.JPG
P1300885.JPGP1300898.JPG
【ところ:恵新西街/ねだん:記事参照】

実はかなりの安徽料理好きな私は、
すっかり安徽料理レストラン「皖南水郷」のファンになってしまった。
そこで、それほど時を置かず再訪。
前回は少人数だったが、今回は円卓が囲めるくらいの大人数。
いろいろ頼めてうれしいッ!

ということで、まずは前菜をいくつか。

貢菜(gong4cai4):18元
山くらげの前菜

P1300885.JPG

これは前回も頼んだもの。
コリコリとした歯ごたえが身上。
ニンニク結構きいてるのにあんまり気にならないのはなぜだろう?
歯ごたえのよさに気を取られるのかな。

板鴨(ban3ya1):28元
アヒルの前菜

P1300883.JPG

例によって本当のメニュー名はもっと長かったのだが、これしか覚えていない。
板鴨と言いつつそれほどペッチャンコではなく、ふっくら。
それに辛くもないので、安心してどうぞ。

▼他の店で食べた「板鴨」たち。こいつらは手ごわい!!
【吉祥鳥湘菜館】湘菜
【譚州酒楼】醤板鴨

かむと醤油ベースの煮汁がにじゅっ。
酒が進みそうな一皿。

小木耳(xiao3mu4er3):16元
小さいキクラゲの前菜

P1300884.JPG

メニュー名、これまた頭に何かついていたけど不明。
使われているキクラゲは普通のものより小ぶり。
でも歯ごたえは強くてプリッコリ。

香辣鍋巴蝦(xiang1la4 guo1ba xia1):22元
おこげと蝦のピリ辛炒め

P1300898.JPG

これが、来た!!
おこげ煎餅とエビの香ばしコンビ!
ちょっと辛味をきかせてあるあたりも心憎い!
カリポリおこげとパリパリエビの歯ごたえ二重奏にやられた!
もうビールでしょ、ビール!!

と「!」だらけになったところで、残りの料理はまた次回。


▼これまでの「皖南水郷」関連記事
【皖南水郷】老鶏湯
【皖南水郷】炸双臭
【皖南水郷】貢菜


▼お店情報
皖南水郷
朝陽区恵新西街5号院7号楼南側    
010-6442-0066
P1300455.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線、10号線「恵新西街南口」のB出口を出て、
目の前にある道(恵新西街)を左(南)方向へ。
交差点を左折し、北土城東路を東方向に向かうと左手(道の北側)にあります。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:00| Comment(2) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月14日

【無禅居】雲南菜

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1300548.JPGP1300550.JPG
P1300554.JPGP1300569.JPG
【ところ:金宝街/ねだん:128元(コース)】

「たどり着くまで不安なレストラン度」でSUSUに勝るとも劣らない
路地裏のレストラン、無禅居

料理はコースのみ。
128元、200元、500元、1000元のコースのみ提供で、
値段が上がるにしたがって食材が高級になるとのこと。

それほど高級食材を食べなくてもいいかと思って、
この日は一番安い128元のコースを頼んだ。

結果、いやはや、料理が出る出る!
最後の主食を含めて全部で実に14品という豪勢なコースだった。
(*最後に出た米粉はサービスということでした)

メニュー名は店員さんが早口でもごもご言うので正確な名前が分からず。
日本語のみでごめんなさい。

ダックレバーのピリ辛香菜和え
P1300545.JPG

香菜が入っているのは写真でも分かると思うけど、
見た目ではそんなに辛くないと思うでしょ?
これが結構しっかり辛いのだ!

でもこの辛さには次第に慣れていくので大丈夫。
何が大丈夫かって、次々に辛いのが出てくるから、なんだけどね。
★もちろん、辛いのが苦手なら注文の時に伝えれば加減してくれます!

それになんというか、
変な風に作為のない嫌味のないすっきりした辛さなのだ。

焼いたパプリカとナスの前菜
P1300547.JPG

これも辛い。
でもパプリカとナスの甘みがうまく出ていて、とてもバランスがよい。

雪参(朝鮮人参みたいなの)のかりんとう風揚げ
P1300546.JPG

竹虫やはちのこなど虫料理が結構普通な雲南料理だけに、
「もしや、む、虫!?」
と腰を浮かしかけたが(と言っても虫平気ですが)さにあらず。

雪参(xue3shen1)という人参を揚げて砂糖をまぶしたもの。
カリカリ、サクサクとした軽い食感で、
さっぱりしたかりんとうのようだった。

辛い料理が続く中、格好のオアシス料理になった。
おやつとしてもいいと思う。

串焼エビ・ニンニクの芽とジャガイモ入りソースがけ
P1300548.JPG

エビの串焼き自体は「見た目重視?」と少しテンション下がったものの、
このソース(これも結構辛い!)が秀逸でついつい手が伸びた。

松の若芽(?)の和えもの
P1300550.JPG

これ、茶馬古道で特色三拼(te4se4 san1pin1)として出ている山菜のうちの1つ。
松尖(song1jian1)だ。

▼「茶馬古道」についての記事
【茶馬古道】雲南菜

私はてっきり松の葉みたいな山菜だと思ってたのだが、
店員さんによるとまさに松の若芽だとのこと。
ほ、ほんとか?

ツンツン松の葉のイメージとはまったく違って、とてもやわらかい。
ほんのちょっとだけエグミあり。
でもそれがおいしい。

揚げ豆腐の炒めもの
P1300552.JPG

これは見たまま。
家常豆腐の少し辛い版という感じ。

実はこれも単品で食べれば結構辛いのだと思うが、
ここに到達するまでにかなりの辛辛ゲートをくぐり抜けて来たので、
もはやマイルドな辛さに感じられる。

キノコのきんぴら風炒め
P1300554.JPG

これがうまい!!!
甘みのきいた、まさにきんぴらを思わせる味付け。
「メシモッテイ!」と叫びたくなる。
いや、焼酎でもいいかも。

青瓜(酸っぱいパパイヤ風果物)と魚のスープ
P1300556.JPG

これがこの日のおいしい驚き度No.1かも。
酸味はレモングラスと青瓜から。
これがかなり本気で酸っぱいのだが、
香草と果物由来だけに嫌味がなくて自然でとてもよかった。

P1300558.JPG

飲めば飲むほどますます飲みたくなる。
なんて、「越来越」の例文作文みたいなフレーズを書いちゃうくらい。

豚すね肉の醤油煮込み
P1300559.JPG

実はここまで肉もの一切なし。
でも全然気にならなかった。
味付けは全体的に辛いのだが、
のっぺりした調味料で安易に味付けしていないせいか、
素材の味がしっかり前面に出ていて
これだけ野菜中心の料理が続いても全く単調だと感じなかった。

このお肉も甘い醤油味でとてもやさしい味付け。
油っこくもなくて食べやすかった。

マッシュルームのソテー
P1300560.JPG

これはマッシュルームだし、まあ普通かな?
値段の高いコースになると、
雲南ならではキノコに変わるということだろう。

牛肉のサワーソース煮
P1300561.JPG

これもね、なんてこたないように見えるけど私は好きだった。

P1300563.JPG

酸味がきいていて、あとはちょっとココナッツミルクの風味もあったかな。

奶白菜(nai3bai2cai4)の炒めもの
P1300564.JPG

翡翠みたいにきれい。

もともと奶白菜は好きな野菜なのだが、
この料理はとてもさっぱり炒めあがっていてとりわけ美味だった。
思わず自分でも奶白菜買ってしまった。

焼きチーズと甘い焼餅(栃餅風)・ローズ入りのタレを添えて
P1300565.JPG

ぼちぼちデザートへ。

焼きチーズは雲南料理レストランでよく見かけるけど、

P1300567.JPG

この茶色い焼き餅は初めて。

P1300566.JPG

(甘くておいしい)栃餅風。
栃餅ほど渋さもえぐさもなくて食べやすい。
ローズ入れのタレも浮いちゃうかと思ったけどよく合った。

そして最後に主食。
(*この時はサービスということでした。
 いつもはつかないのかな?)


米粉(mi3fen3)
P1300568.JPG

ライスヌードル。

P1300569.JPG

辛さはなし。
たっぷりの挽肉と漬け物が入っていて、こっくり酸っぱい。
こんな米粉もまたよし。

うおー、おなかいっぱい!
食べきれないくらいいっぱい出たなあ。
というか、実際食べ切れなかった。

***

お酒はローズ入りの米酒があったのでそれを頼んでみた。

P1300543.JPG

アルコール度2%程度、
ローズの風味がして女性受けしそうな甘いお酒(までもいかないか)。
でも酒飲みの女性(私か)でも受け入れ可能。

途中からプーアール茶にスイッチ。

P1300557.JPG

ちなみに、後日ここを訪れたワイン会主宰のAさんによると、
ワインは今のところ持ち込み自由とのこと。
「開瓶費(kai1ping2fei4)=持込料」もなしだそうです。

***

お肉も一部あったけど、野菜やキノコ、魚が中心でヘルシー。
果物や発酵の酸味など、
酸味をきかせた料理が多いのも特徴かな。

味付けはちょっと辛め。
でもこれはお願いすれば調節してくれるので大丈夫だ。
料理の味は必ずしも薄味とは言えないが、
決してくどくも濃厚すぎるというわけではなく、油も控えめ。
素材の味がうまく活かされている感じがした。

化学調味料は使っていないとのこと。
注文の時に一応
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしてみたが、
店員さんによると
「コックは化学調味料を知らないと思う」
とのこと。
(知らないというのは眉唾か?)

ちなみに、同じ128元のコースでもその時に入荷する食材によって
メニューはかなり変わるらしい。
毎回同じメニューじゃないのって、
アテンドする側からするとうれしいニュースだ。

また、200元コースを食べた方の情報によると、
スープの魚が高級魚になったり、
キノコが雲南らしいものになったりするらしい。
より雲南っぽい食卓を楽しみたければ200元がリーズナブルかも。
ハチノコの唐揚げなんていういわゆる「ゲテモノ」系も出たようだが、
これは事前に要らないと伝えておけば大丈夫だろう。

オーナーは河北省の人だけれど、
シェフは店員情報によると白族の方で麗江のご出身だとか。
ということは、白族料理がベースになっているということかな?

野菜や魚中心なので、女性向けかもしれない。
辛さと酸っぱさに抵抗がない方には超がつくくらいオススメだ。
ちなみにトイレは店内にあり、和式だけどまあまあ清潔だった。

今のところ日本人どころか中国人にもほとんど知られていないのでは?
という穴場中の穴場。
でも朝陽門や建国門からも結構近いので、
一度行き方を知ってしまえばアクセスはまずまず。

この値段でこれだけの品数、しかも素材の味を活かした嫌味のない味付け、
さらに雰囲気もいいなんて、かなりのコストパフォーマンスだ。
人気が出ると値上げしてしまうのはよくあること。
そうならないうちに、お早めにどうぞ〜!


▼これまでの「無禅居」関連記事
【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜


▼お店情報
無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158
P1300528.JPG
<アクセス>
東二環もしくは朝陽門南小街から金宝街へ。
通りの北側にある北京日新月異家常菜というお店と「73号」の赤門の間にある
胡同とも呼べないくらい細〜い路地を入った突き当りにあります。

P1300525.JPGP1300526.JPG

この2つのお店の間の

P1300527.JPG
この路地(↑)を入ります!


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:07| Comment(10) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜

金宝街胡同の隠れ家雲南料理レストラン
金宝街小胡同里的雲南私房菜(Jin1bao3jie1 xiao3 hu2tong li3 de Yun2nan2 si1fang2cai4)
P1300528.JPG
【ところ:金宝街/ねだん:128元(コース)】

2ヶ月ほど前に出来たばかりの雲南料理のお店、無禅居。
金宝街から細〜い路地を入った突き当りにある、まさに隠れ家レストランだ。

胡同の中にある隠れ家雲南料理レストランというと、
大里や滇客滇来はじめすでに何店舗かあるので
正直なところ「今更?」という印象がある

▼これまでに行った隠れ家系雲南料理レストラン
【大里】雲南菜
【滇客滇来】雲南菜
【滇客滇来】雲南菜(之二)

それが行ってみてビックリ!
かなり洗練された細やかな料理を出すお店だった。
「ああ、これね」というようなよくある雲南料理ではなく、
(それも一部あったけど)
目新しいものかなりあって新鮮だった。

***

さて、まずはお店への行き方と店内の様子から。

お店は金宝街からちょっと入ったところにある。
金宝街は南北でいうと建国門と朝陽門とのちょうど間あたり、
東単北大街から東二環路まで東西に続く通りだが、
無禅居があるのはその一番二環路寄りのブロック。
朝陽門南小街と二環路の間だ。

目印は金宝街の北側にある北京日新月異家常菜というお店と、

P1300526.JPG

「73号」の赤い門。

P1300525.JPG

この日新月異家常菜と「79号」との間にある細い路地を入って行く。

P1300527.JPG

これって胡同?
ただの狭い路地じゃないの?
と不安でいっぱいになりながら進んでいく。
たどり着くまでの不安度はSUSUを上回る?

恐る恐る路地を進んでいくと、奥に扉が見えてくる。

P1300528.JPG

例によって看板はなし。
「大雅宝胡同67号」という住所表示だけが目印だ。

この木の扉を開けると、そこが無禅居だ。

P1300531.JPG

(これは中に入ってから入口方向を振り返った写真)
P1300540.JPG

庭には棗と香椿の木が生えていて、
昨日は棗がぽちぽちとかわいらしい真っ赤な実をつけていた。

これが棗で、

P1300532.JPG

こっちが香椿。

P1300536.JPG

奥にはさらにクルミの木も生えているとか。

食事の前にオーナーがお庭の席で
プーアール茶でもてなしてくれるのもまた風情があってよい。

P1300529.JPG

棗の葉がはらりと落ちてきたりして。

P1300533.JPG

(ちょっとやりすぎ?すみません)
P1300535.JPG

プーアール茶を飲みながらあれこれとおしゃべりした後は、
屋内に移動していよいよ食事。

P1300571.JPG

ということで、例によって長くなったのでコース料理の内容はまた次回!

P1300539.JPG


▼お店情報
無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158
P1300528.JPG
<アクセス>
東二環もしくは朝陽門南小街から金宝街へ。
通りの北側にある北京日新月異家常菜というお店と「73号」の赤門の間にある
胡同とも呼べないくらい細〜い路地を入った突き当りにあります。

P1300525.JPGP1300526.JPG

この2つのお店の間の

P1300527.JPG
この路地(↑)を入ります!


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

【烏魯木斉市駐京弁餐廳】土豆焼牛肉

ジャガイモと牛肉の煮物
土豆焼牛肉(tu3dou4 shao1 niu2rou4)
P1300393.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:30元】

割と立て続けにウルムチ市駐京弁のレストランに行く機会があった。
一度目はこのお店に初めて行くというご夫妻とご一緒したので、
定番どころをいくつか頼んだ。

たとえば、こんなの。

黒椒羊脊(hei1jiao1 yang2ji3):88元
羊肉の黒胡椒焼き

P1300379.JPG

数ある大皿羊料理の中でもこれが一番シンプルでおいしいと思う。

他にも大盤鶏雪梨西芹手抓飯過油拌麺など。
詳しくはこちらをどうぞ。

***

さて、また別の日。
あまり日を置かずに再訪したのと、
私のほかのメンバーもこのお店は何度も来たことがあったのとで、
この日は今まで頼んだことのないものを中心に頼んでみた。

その中でも一番の大ヒットが冒頭の土豆焼牛肉だ。
実は、数日前に来た時に頼んだ大盤鶏のジャガイモが新ジャガで
ホクホクして実においしかったので、
ではこの日はジャガイモがたっぷり入ったこの料理でたらふく新ジャガを食べるのだ!
という目論見だったのだが、まさに思惑通り!
ホクホクのほろほろで、いやもううまいのなんのって!
牛肉もやわらかく煮込まれていておいしい。

私はひたすらジャガイモ食べたさに頼んだのだが、
どうやら新疆では家庭料理の定番だったようで、
一緒にご飯を食べたトンシャン族のMちゃんが
「これ大好きです!お母さんがよく作ります!」
と言って顔をほころばせた。
お母さんの味だったんだねえ。

***

ほかに頼んだのはこんな料理。

新疆泡菜(Xin1jiang1 pao4cai4):12元
新疆風ピクルス

P1300390.JPG

と言いつつこれは定番だけど。
前菜というより箸休め的一品。

蒜香羊排(suan4xaing1 yang2pai2):68元
羊スペアリブのガーリック風味揚げ

P1300397.JPG

蒜香(suan4xiang1)=ニンニク風味というのがいかにもおいしそうだったので頼んでみたら、
これが大当たり。
いやあ、ビールによく合うこと!

百合炒木耳(bai3he2 chao3 mu4er3):28元
百合根とキクラゲの炒めもの

P1300392.JPG

いつもだとセロリとナシの炒めものを頼むのだが、
食べたばかりだったのでこれにしてみた。
キクラゲがぶりぶりで、百合根はほっこり。
これもいける!

烤包子(kao3 bao1zi):4元
サムサ(新疆風焼き羊肉パオズ)

P1300389.JPG

ポロだのラグメンだの、それからナンだのを頼むと主食系ばかりになってしまって
なかなかサムサまで届かないので、
この日は最初から注文。

P1300391.JPG

まわりの生地は結構ガッチリ硬め。
中の羊肉はジューシー。

素抓飯(su4zhua1fan4):12元
ポロ(肉なし)

P1300399.JPG

でもやっぱりポロが食べたくなっちゃった。
肉入りバージョンは売り切れとのことで、「素的(su4de)=肉なし」を。

▼「手抓飯」を作ってみたことがあるよ!
【朋友家】手抓飯
(友だちがだけど)

そのままでもおいしいけれど、
新疆泡菜や酸奶(suan1nai3):6元などを薬味がわりにして食べると
また趣きが変わってちょっと違った味が楽しめる。

だから一緒についてくるよ!

P1300398.JPG

甜瓜(tian2gua1):10元
ハミウリ

P1300401.JPG

ワゴンで売ってたので衝動買い。
でもこれは失敗。
全然甘くなかった。

と、最後でケチがついたけれど、
この日頼んだメニューは総じて大ヒット。

P1300400.JPG

ウルムチ市レストランは2度目、3度目で、
大皿羊料理もシシカバブも大盤鶏も食べたことがあるから
今日はちょっと毛色の違うものを食べたい、
なんていう方は参考にしていただけるとうれしいです。


▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】巴哈力
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】過油肉拌麺


▼お店情報
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
P1190294.jpg
車公荘大街北里1号
010-6836-2795
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅下車。
車公荘大街を西へ向かい、車公荘北街にぶつかったら右折。
しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
P1190292.jpg
*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:00| Comment(10) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月30日

【翠清酒家】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang1cai4)
P1300012.JPGP1300014.JPG
P1300015.JPGP1300019.JPG
【ところ:朝内北小街/ねだん:記事参照】

安くて旨い湖南料理が食べられる店として大人気の翠清酒家。
確かに評判通りのおいしさなのだが、
夕方5時半には席が埋まるほどの大盛況ぶりと
西方面にあって行きにくいのとで、
気になってはいつつもなかなか足を運ぶことができない。
職場からは割合違いのだけれど、それでもなかなか、ね。

▼旧ブログの「翠清酒家」関連記事
【翠清酒家】地道湖南菜

その翠清酒家が朝陽門と東四十条の間にある朝内北小街に支店を出したというので、
吉報に小躍りして行ってみた。

P1300008.JPG

が、店構えを見て、激しい不安に襲われる。
こんなにでっかくて、しかもこんなに小ぎれい。

P1300009.JPG

あまりにも、あまりにも本店とかけ離れている・・・・・・
おまけに入口ではチャイナドレスのお姉さんが迎えてくれたりなんかして、
さらに不安をあおる。

ダメ押しは、先に到着していたmarchさんの表情だった。
marchさんは、美しく装丁された大判のメニューを繰りながら、
途方に暮れたような、投げやりなような表情で私を迎えたのだ。

「もう全然ダメ。湖南料理レストランじゃないですよ。
 なんちゃって日本料理までありますよ。」

湖南料理レストランに、さ、刺身が・・・・・・!?

しかも、
鶏汁豆皮、蘿蔔絲煮河蝦など、
本店で食べたらおいしくてすっかりファンになった料理名を告げても、
店員は「ない」とそっけない。
それどころか、
「何わけの分からないこと言ってんの?この客?」
と怪訝な顔をするばかり。
「きっと本店の料理を知らないんだね。」
とマネージャーを呼んでもらって聞いてみても
「ない」と「出来ない」の一点張り。
粘って厨房にまで聞きに行ってもらったが、結果は同じだった。
(実際は厨房に行っても聞いてもいないかもしれないけどね)

ああ、やはりここも、北平居と同じ道を辿ったのか・・・・・・
本場の地方料理の味を提供する道を捨て、
総花的ファミレス風レストランに変わってしまったのか・・・・・・

怒りと嘆きがないまぜになった脱力感と戦いながら、
なんとかかんとかメニューから拾い出した湖南料理は以下の通り。

(冗談じゃなくて、
 本当に拾い出さないと湖南料理を選べないのだ、マジで!!
 メニューを何回行ったり来たりしたことか!)

醤油蘿蔔皮(jiang4you2 luo2bopi2):22元
大根のトウガラシ醤油漬け

P1300010.JPG

見た目からは想像できないかもしれないが
カ、カライ!!

翠清小炒肉(cui4qing1 xiao3chao3rou4):48元
豚肉とセロリの湖南風炒めもの

P1300014.JPG

大定番。
さすがにこれはあった(ホッ)。

干鍋花菜(gan1guo1 hua1cai4):48元
カリフラワーの炒めもの

P1300012.JPG

最近はまり気味のカリフラワー。
余談だが、菜花ではなくて花菜というのは湖南特有の言い方かな?

白辣椒炒鶏雑(bai2la4jiao1 chao3 ji1za2):58元
白トウガラシと鶏モツの炒めもの

P1300019.JPG

これは割合マイルドで食べやすい。
ご飯を呼ぶ一品。

双色魚頭(shuang1se4 yu2tou2):78元
コクレンの頭の赤青トウガラシ漬け物風

P1300015.JPG

[朶刂]椒は、泡椒(pao4jiao1)=漬けた赤トウガラシを細かく刻んだもの。
青トウガラシだと醤椒(jiang4jiao1)になる。

二色のトウガラシを使っているので、双色。
この日は二色版を頼んだが、どちらか1種類だけにすることも可能。
その場合は、[朶刂]椒魚頭か醤椒魚頭になる。

P1300016.JPG
(小炒肉と比べると大きさがよく分かる)

見た目はトウガラシまみれで激辛に見えるが、
漬けてあるせいかそれほど辛くはない。
むしろタレの味がめんつゆのような甘辛さなので、
日本人は意外と好きだと思う。

最後にゆでた麺をプラスできるあたりも、くすぐられる。

P1300020.JPG

この麺は、清水麺(qing1shui3mian4)と言って18元。
本店ではタダだったのになあ・・・・・・!
ため息。

本店に行ったのは1年半以上前のことだし、
その時に食べた料理の正確な値段をすべてメモしたわけではないので
単純に比較はできないけど、
たとえば小炒肉が本店は20元なのに対して東四店の値段は48元と倍以上。
魚頭も(たぶん)40元くらいだったのが、こちらは78元。
しかも麺はタダだったのに対して有料で、なんと18元もした。

ぶーぶー文句を言っている割に、
頼んだ料理は実はどれもおいしかったのだけれど、
改めてこの値段を見てみると本店との違いに驚いてしまう。

い、いや、そうではないか。
そもそも本店が安すぎるのか。

「まあおいしかったんですけどね。」
「本店のことを考えずに来るなら、ここはここでいいかもしれませんね。」
「でもこれじゃあかえって本店への思いが募りますね。」
「近いうちにリベンジですね!」

これは西への遠征を企画せねばなるまい。


▼お店情報
翠清酒家(東四店)
東城区朝陽門内北小街113号
010-8402-7450/7455
P1300008.JPG
<アクセス>
朝陽門から朝内大街を西へ向かい、最初の交差点で右折して朝陽門内北小街へ。
しばらく北へ向かっていくと、道の左手にあります。
朝陽門内大街と東四十条との間、若干朝陽内大街寄りです。
(東四五条近く)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月22日

【茶馬古道】過橋鱸魚

(淡水?)スズキのアツアツスープ煮
過橋鱸魚(guo4qiao2 lu2yu2)
P1290919.JPG
【ところ:工人体育場/ねだん:98元】

久し振りに茶馬古道に来たら、やはりこれが食べたくなってしまった。
過橋鱸魚は雲南料理の代名詞的存在になっている「過橋米線」をアレンジした料理だ。

▼「過橋米線」についての説明はこちら。
Wikipediaの「過橋米線」のページ

過橋鱸魚は過橋米線の魚版。

P1290920.JPG

どでかいボウルに入れたアツアツグラグラに熱したスープと
薄くスライスして下味をつけたスズキの身を別々にテーブルに運んできて、
客の目の前でスズキをスープに投入する。

P1290923.JPG
(鱸魚というけれど、ホントにスズキなのかなあー?
 実は常に疑問符を抱きながら食べてます。
 こっちの中華レストランで食べるスズキって、なんとなく泥臭い・・・・・・淡水スズキ?)

これをしばらく置いて魚に火が通ってからスープと一緒に食べるという趣向だ。
スープは魚のアラで取ったもので、こくとうま味が良く出た濃厚な味。
でもちっともくどくない。

P1290924.JPG

スープの中には白菜、豆苗、豆腐、春雨など具がたっぷり入っていて、
スープというよりもむしろ鍋物の感覚に近い。

P1290926.JPG

そのまま食べても十分おいしいが、
具を特製のタレにつけて食べてもまた格別。

タレはトウガラシや香菜、腐乳などにスープを注いだもの。

P1290921.JPG

辛口が好きな人はこんな風にスープにタレを入れてしまってもいい。

P1290928.JPG

それにしてもこれ、ものすごいボリューム。
どでかいボウルが迫力だ。

P1290925.JPG

お玉と比べるとボウルの大きさが分かるだろうか。

この日は2人の食卓だったので、完食はとても無理。
とにかく魚だけはすべて食べ切り、
野菜もかなり食べたのだけれど結局かなりの量が残ってしまった。

他の料理も頼むことを考えると、
これを食べ切るには少なくとも4人は必要かもしれない。


▼これまでの「茶馬古道」関連記事
【茶馬古道】雲南菜


▼お店情報
茶馬古道
工人体育場西門院内北側
010-8580−4286
P1290905.JPGP1290909.JPG
<アクセス>
工人体育場の西門を入ってすぐ左手です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:04| Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

【茶馬古道】雲南菜

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1290913.JPGP1290917.JPG
P1290929.JPGP1290933.JPG
【ところ:工人体育場/ねだん:記事参照】

「北京でサッカーの試合と言えばココ!時々コンサートもやるよ!」
なスタジアム、工人体育場(ワーカーズ・スタジアム)。
ここは実は北京屈指のグルメスポットでもある。

スタジアムの建物内だけでなく、
敷地内にどんどんレストランやバーがオープンしている。

そのうちの1つがこの茶馬古道。
雲南料理のレストランだ。
オーナーの1人が現代画家の方力鈞ということでもよく知られていて、
店内にも方力鈞の作品が多数飾られている。

そんなプロフィールからも分かる通り、
茶馬古道は「新派(xin1pai4)」と呼ばれるスタイリッシュな店作りで
いわゆる「きゃぴっと系」なのだが、
その割に料理は変な風にいじっていなくて素直においしいものが多い。

それが気に入って、一時期はよく通った。
朝陽公園の南門近くにあった1号店から始まり、
SOHO現代城に移ってからもよく足を運んだ。

最近はしばらく足が遠のいていたのだが、
工人体育場に新しくオープンしたというので久し振りに出かけてみた。
(と言ってもオープンしたのは去年のことだけど・・・・・・行動遅すぎ。
ちなみにSOHO現代城店は閉まったようです)

茶馬古道があるのは、工人体育場の西門を入ってすぐ左手。
重慶料理の順風123、江南料理の許仙楼と同じ敷地内にある。

P1290905.JPG

敷地に入ると手前に池がしつらえてある。

P1290908.JPG
(お池には鎮水獣が。後海の後門橋の下にこれの大きいのが一対あったなあ)

奥左手の建物が許仙楼、
P1290907.JPG

右手が茶馬古道と順風123。
P1290906.JPG

そしてこのカフェの入口みたいなのが茶馬古道の入口。

P1290909.JPG

入るとすぐがバースペース。
なんとなくコロニアル様式を思わせる作りで、
パナマ帽をかぶったお髭のおじさんが葉巻をくゆらせながら一杯やっていそうな感じ。
バーを通り抜けて左に折れ、
細い廊下を抜けたところがレストランスペース。

こちらもコロニアル風。
大きく取られた窓が工人体育場横にある広場に面していて、
視界がパッと開けて開放感がある。

P1290912.JPG

日差しが注ぐ店内。

P1290911.JPG

もちろん方力鈞の作品も飾られている。

P1290910.JPG

こんな洋風の店内で楽しむ料理は、雲南。

特色三拼(te4se4 san1pin1):58元
山菜の和えもの三種盛り合わせ

P1290913.JPG

昔のメニューでは野菜三拼(ye3cai4san1pin1)となっていた料理。
以前は細長いお皿にただ盛り合わせてあっただけだったが、
今はこんな風に小さな小鉢にちんまりとよそられて、よそ行き顔で登場。
余談だけど、最近このスタイルの盛り付けがやたらと多い。

樹花(shu4hua1)
P1290914.JPG

海草のような、おかひじきのような食感の野草。

松尖(song1jian1)
P1290915.JPG

松の葉(いや、花か)に似ているのでこの名があるのかな。
松というより杉のほうが似ているかも。
見た目に反してとてもやわらかいし、クセもなくて食べやすい。

青蛙皮(qing1wa1pi2)
P1290916.JPG

青蛙(カエル)の皮!?
とびっくりするかもしれないが、これは一種の樹皮だそうだ。
くしゅくしゅっとした、独特の歯ごたえがおもしろい。

どれも酢醤油ベースのさっぱりした味付け。
おつまみにぴったり。

易門水豆鼓拌薄荷(yi4men2 shui3dou4chi3 ban4 bo4he2):32元
ミントと水納豆の前菜

P1290917.JPG

易門は雲南の地名で、豆鼓(dou4chi3)の産地なのだそうだ。
水豆鼓は少し水っぽくて粘り気のない納豆のようなもので、
四川省、貴州省でもよく食べられている食品。
現に貴州省の黔西南布依族苗族自治州の駐京弁レストランでも同様のものを食べたことがある。

▼貴州省版の水納豆ミント
【貴州黔西南駐京弁餐廳「布依人家」】貴州菜

「布依人家」のものよりもかなりマイルドな辛さ。
鰹節のような風味のする不思議なトウガラシ、糊辣椒が入っていないからかな?
こちらはショウガがたっぷり入って、かなりさっぱりしている。

徐家渡香腸(xu2jia1du4 xiang1chang2):48元
徐家渡風腸詰

P1290933.JPG

「徐家渡」というのは、雲南にある街の名前らしい。
黒い粒粒は花椒=華北山椒。
ピリリとした辛味とクセが、この腸詰めを一段とおいしくしている。
これはビールのつまみに最高!

干[火扁]洋芋絲(gan1bian1 yang2yu4si1):38元
雲南風ハッシュドポテト

P1290929.JPG

洋芋はジャガイモのこと。
前の店のメニューでは「干[火扁]土豆絲」となっていた料理だ。

P1290931.JPG

かなり細めにスライスされたジャガイモを使って作ったパリパリ薄手のハッシュドポテト。
トウガラシがきいていて結構辛い。
いよいよビールが進む!


▼お店情報
茶馬古道
工人体育場西門院内北側
010-8580−4286
P1290905.JPGP1290909.JPG
<アクセス>
工人体育場の西門を入ってすぐ左手です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

【科力淮揚村】淮揚菜

淮揚料理
淮揚菜(huai2yang2cai4)
P1290826.JPGP1290824.JPG
P1290839.JPGP1290832.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:?】

近所にある淮揚料理レストランの科力淮揚村。
飛びぬけておいしいわけではないけれどまずまずの味で、
値段もそれほど高くないので時折利用する。
いつ来ても空いていて必ず座れるので、
予約なしでふらっと気軽に来られるのもいい。

▼旧ブログの「」関連記事はこちらから。
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページのGOをクリックしてみてください)

「気軽に来られる」と言いつつ久し振りの訪問になったこの日も、
お昼時を少し過ぎているとは言え客はまばら。
この店、いつもこんな感じなんだけど、なんでつぶれないんだろう?
といつもの疑問を感じつつ、オーダー。

葱油蚕豆(cong1you2 can2dou4)
ソラマメの葱油炒め(冷菜)

P1290826.JPG

*この日はメニュー名と値段をしっかりチェックするのを忘れてしまったので、
(というか、伝票の写真を撮るのを忘れたのだ)
一部を除いて中国語メニュー名と値段はなしです。すみません。

旬は過ぎたとは言え、青々としたつややかなぷっくりソラマメに惹かれた。
まずまず。

塩水鴨(yan2shui3ya1)・・・たぶん
アヒルの塩水漬け

P1290824.JPG

よく味がしみてますなあ。
こんなの出てきたら、やっぱりあれだ。
ビールじゃなくて黄酒だろう!
ということで、たまらず紹興酒をもらった。

P1290832.JPG

一番安い五年ものを常温で。
生姜の千切りを入れて爽やかに。

P1290833.JPG

今回はお燗はしなかったけれど、
お燗をする時も生姜は別にもらって自分の好みで入れるのがオススメ。

姜絲(jiang1si1)
P1290835.JPG

いやあ、こういう料理に紹興酒は実に合うなあ。
北京の料理を食べている時に紹興酒を飲みたいとは思わないが、
この手の料理を食べると無性に紹興酒が恋しくなる。
一種の刷り込みか。

豚バラ肉と干しタケノコの炒め煮
P1290829.JPG

これなんかも、紹興酒との相性バッチリ!

細切り大根のスープ煮
P1290830.JPG

これはあまりお酒向きではないかな?

次のこの料理はビールかな、やっぱり。

科力油淋鶏(ke1li4 you2lin2ji1)
科力風若鶏の唐揚げ

P1290836.JPG

日本で油淋鶏というと、
油を回しかけながらじっくりカリカリに揚げた鶏肉に
葱醤油ソースをジャーッとかけた料理だけれど、
今のところ北京でそのものズバリのものに出会ったことはない。
台湾系の鹿港小鎮にも同名の料理があるが、
ゆでた鶏にたっぷりの葱を乗せた料理で、まったく別物。
唯一これは近いかも、と思ったのがこの店の油淋鶏だ。

P1290839.JPG

▼旧ブログの「科力淮揚村」関連記事
【科力淮揚村】科力油淋鶏
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページのGOをクリックしてみてください)

でも、いつの頃からか揚げたてのパリパリ、カリカリ感がなくなり、
微妙にしっとりした食感に変わってしまった。
これはこれでおいしいのだが、やはりあのカリカリがよかったなあ。


▼お店情報
科力淮揚村(永安店)
朝陽区農展館北路甲5号
6501-1188(内)2844または2847
<アクセス>
農展館北路と麦子店路の交差点の東南角にある永安賓館(如家)の2階です。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

【北京西単美爵酒店・融軒中餐廳】粤菜

広東料理
粤菜(yue4cai4)
P1290613.JPGP1290604.JPG
P1290611.JPGP1290618.JPG
【ところ:西単/ねだん:記事参照(値段には別途15%サービス料がかかります)】

ホテル内の広東料理レストランだけれど
それほど高くなくておいしいという評判を聞いて行ってみたレストラン。
実はお誘いをいただいた時に
「広東なら遠慮します」
とつれない返事をしていたのだけれど、
ご帰国を控えたIさんとの食事をご一緒する最後の機会だということが分かって
慌てて参加。

結果、前評判通り。
北京でわざわざ高い広東料理を食べることもないかと思っていたけれど、
たまにはいいかもと思いなおすことになった。

XO醤鶏絲娃娃菜(XOjiang4 ji1si1 wa2wacai4):26元
鶏肉とベビー白菜のXO醤和え

P1290600.JPG

さわやかで歯ざわりのいい前菜。
スターターとしてはなかなかいいのでは?
鶏肉はなんだかほとんど見当たらなかったような気もするけど。

仙仁山椒拌雲耳(xian1ren2shan1jiao1 ban4 yun2er3):32元
キクラゲの和えもの・野山椒風味

P1290601.JPG

こちらもコリコリの歯ごたえを楽しめる前菜。
ロースとしていないクルミがコクを添える。
しかし、思ったよりもしっかり辛かった!

台湾焼腩仔(tai2wan1 shao1 nan2zai3):32元
ローストポーク

P1290615.JPG

以前来た方のオススメ料理。
とき辛子と砂糖をつけて食べる。
皮はサクサクのパリパリでお肉はジューシー。
なかなかおいしいと思ったのだが、
2回目の皆様方からは前回のほうがおいしかったという声が。
「前はほら、賽の目に切ってあったじゃない?
 そのほうが皮のパリパリ感が強調されるのよ!」
とのことです。
次回は切り方指定で注文したほうがよさそう。

雀巣海参乳鴿脯(que4chao2 hai3shen1 ru3ge1pu3):98元
ナマコとハト肉の炒めもの

P1290608.JPG

ハト肉が食べたいということで選んだ一品。
丸揚げだったりスープだったりするとハトだということがはっきり分かるが、
切り身になってると見た目的にはインパクトに欠けるな。
でも味はよろしかった。
ナマコの食感もいいアクセントになっている。
雀巣とついているからには本当は春雨か細切りジャガイモを揚げて
鳥の巣のようなカゴを作ってそこに料理が乗っているというのが本来の姿では?
コックが手抜きしたのだろうか。

菠蘿咕噜肉(bo1luo2 gu3lu3rou4):48元
パイナップル入り酢豚

P1290606.JPG

北京には日本人が思うところの酢豚はないけれど、
広東料理なら似たようなものが食べられる。
それがこれ。

さすがにシイタケやタケノコまでは入っていないけど、
酢豚熱を冷ます応急薬としては十分かな?

松子紅棗芦笋百合(song1zi3 hong2zao3 lu2sun3 bai3he2):46元
松の実・ナツメ・アスパラ・百合根の炒めもの

P1290611.JPG

さっぱりしてとてもおいしかった。

炭焼茄子(tan4shao1 qie2zi):48元
ナスの炒めもの

P1290603.JPG

魚香ソースを思わせる調味ダレがたっぷりかかったナス料理。
いったん油通ししたナスにも味がしみしみ。
挽肉も乗っかってたかな?
ナス好きさんにはたまらない一品。

主食は広東料理と言いつつ、なぜか北京っぽいものを2つ。

京東肉餅(jing1dong1 dou4bing3):28元
京東肉餅

P1290617.JPG

「量がすごく少ないですよ」
と店員さんが言う通り、なんともお上品な量だこと。
味はいいのだけれど、やっぱり目に寂しいなあ。
そしてお腹にも。

北方水餃(bei3fang1 shui3jiao3):18元
水餃子

P1290609.JPG

こちらはお子さん用に頼んだ水餃子。
なので味見はしてません。

主食系がちと寂しかったのと、
「前に飲茶をやってた時はチャーシューまんが評判だったらしい」
という噂に惹かれて追加注文したのがこれ。

鮑汁叉焼包(bao4zhi1 cha1shao1bao1):38元(6個)
鮑汁入りチャーシューまん

P1290618.JPG

餡はやや甘めだけれど、生地ふっかふか。

P1290621.JPG

まずまずおいしいチャーシューまんだと思う。
そういえば、チャーシューまん食べるの久し振りだな。

これだけ食べればさすがにお腹は落ち着いたというのに、
もう一品、メニュー写真を見たら頼まずにいられなくなってしまった。
それはまた次回!


▼お店情報
北京西単美爵酒店・融軒中餐廳(グランドメルキュールシーダン・チャイニーズキッチン)
西城区宣武門内大街6号北京西単美爵酒店3F
010-5166-3328
<アクセス>
地下鉄1号線、4号線の「西単」駅から宣武門内大街を南へしばらく行ったところ。
道の左手(東側)にあります。
(前のマルコポーロホテルです)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月05日

【喀什飯荘】新疆点心

新疆のお菓子
新疆点心(Xin1jiang1 dian3xin1)
P1290468.JPG
【ところ:陶然亭/ねだん:記事参照】

新疆関係の駐京弁レストランに行くと楽しみなのが
店内で売られているパンやお菓子を買って帰ること。
カシュガルの駐京弁レストランにもありました、お菓子コーナー!

食事をあらかた終えてぼちぼちお会計、
という時にホールのお菓子コーナーに行っていくつかお買上げ。

巴哈力にも惹かれたのだけれど、
たぶん食べきれないと思いこの日は断念。
より日持ちのしそうなものを2つ買ってみた。

巴克拉娃(ba1ke4la1wa3):4元
バクラヴァ(たぶん)

P1290464.JPG

名前からして中東、アジアなどでよく食べられているナッツのパイ菓子だと思うのだが、
これはパイというよりパンという感じ?
しかも結構硬くて、かじるとしっかり歯ごたえがある。

上にはクルミが乗っかっていて、間には干しブドウがぎっしり。

P1290466.JPG

甘さはとても控えめで素朴な感じ。
とてもおいしい。
大好きなお菓子だ。

小窩窩饢(xiao3wo1wonang2):3元
ナン風の菓子パン

P1290467.JPG

こちらは白ゴマがたっぷりかかったミニミニサイズのナンみたいな菓子パン。
甘さはやっぱり控えめでいいのだが、
もさもさしていてちょっと食べにくい。
紅茶に浸して食べたりしたらちょうどいいかも?

気になったけど私は買って帰らなかったのが
小窩窩饢の左に置いてあった砕いたクルミをあしらったお菓子。

P1290450.JPG

後で聞いたらとてもおいしかったとのこと。
ちっ、しまった。
買っておくんだった!!


▼これまでの「新疆料理」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】巴哈力
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】過油肉拌麺
【朋友家】手抓飯
【喀什飯荘】新疆菜


▼お店情報
喀什飯荘
宣武区西城区盆児胡同60号新疆喀什地区行政公署駐京聯絡処
010-6358-2243/15810253439
P1290424.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「陶然亭」駅A出口を出て白紙坊東街を西に向かい、盆児胡同にぶつかったら右折。
しばらく行くと道の右側(東側)にあります。
万寿公園東門の向かいです。

*住所を「宣武区」としていましたが、正しくは「西城区」でした。
 訂正して、お詫び申し上げます。(2011/8/13訂正)



■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(12) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月04日

【喀什飯荘】新疆菜

新疆料理
新疆菜(Xin1jiang1cai4)
P1290444.JPGP1290438.JPG
P1290432.JPGP1290440.JPG
【ところ:陶然亭/ねだん:記事参照】

地方自治体の駐北京出先機関である駐北京弁事処(略して「駐京弁」)のレストランは
概して地方地方の特色そのままの料理が食べられて、
この駐京弁レストランの食べ歩きは首都北京ならではの楽しみだ。
今回訪れたのは、新疆喀什地区行政公署駐京聯絡処のレストラン。
カシュガル地区の駐京弁レストランだ。
新疆の駐京弁レストランでは、
これまで新疆ウィグル自治区とウルムチ市のレストランに行ったことがあるが、
カシュガルもおいしいと聞いて訪ねた。

牛街の近く、盆児胡同にある。

P1290422.JPG
(これは北側からの写真)

P1290423.JPG
(南から見るとこんな感じ)

P1290424.JPG
(これが正面入口)

玄関入ってすぐのホール席で食べることもできるが、
個室も用意されている。

P1290427.JPG
(確か最低消費が500元だったかな?)

まずは新疆のご当地ビールで乾杯。
薄〜いウスビールかと思ったら、別のものがあったのでそれを注文。

新疆全麦芽啤酒(Xin1jiang1 quan2mai4ya2 pi2jiu3):12元
新疆全麦芽ビール

P1290428.JPG

ウスビールより濃かったです。

楼蘭干紅(Lou2lan2 gan1hong2):88元
楼蘭ワイン(赤)

P1290433.JPG

途中からワインに切り替え。
知名度ばかり高くて、
実のところお味はそれほどでもない楼蘭ワイン。
まあ普通に飲む分にはこれで十分?

新疆涼菜(Xin1jiang1 liang2cai4):10元
新疆風野菜の和えもの

P1290435.JPG

尖椒入りで結構辛い新疆風サラダ。

自制酸奶(zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

P1290429.JPG

前菜、ドリンク、そしてソース代わりに大活躍するヨーグルト。
ここのトッピングは干しブドウとたっぷりのゴマ。

シシカバブは3元、5元、10元のものがあるというので、
一番安いのと一番高いのを頼んでみた。

喀什羊肉串(Ka1shi2 yang2rou4chuan4):3元
カシュガル風シシカバブ

P1290437.JPG

これが普通ヴァージョンのシシカバブ。
ナンを焼く釜で焼いたちょっと豪華版がこちら。

饢坑烤肉(nang2keng1 kao3rou4):10元
羊肉のナン釜焼き

P1290447.JPG

どちらの羊肉も匂いが気にならず、羊が苦手な人でも大丈夫そう。
でも正直なところ羊肉自体はウルムチの駐京弁レストランのほうがうまい。

ということで、
単にシシカバブを食べたいなら3元ので十分だと思う。

烤羊腿(kao3 yang2tui3):88元
羊の足のロースト

P1290444.JPG

これももっと焼き色がついてジュージュー焦げた感じのが出てくるかと思いきや、
なんだかゆでたのか焼いたのかよく分からない仕上がりでちょっと期待と違った。
まわりのポテトチップスもナゾ。

味はまずまずおいしいけれど、
やはりウルムチ市レストランの一連の羊ロースト料理のほうに軍配が上がる。

精選紅焼牛尾(jing1xuan3 hong2shao1 niu2wei3):98元
牛テールの煮込み

P1290438.JPG

羊ものはやや不満の残る味だったが、この牛テールはよかった!
よーく煮込まれていてほろほろ。
つるりと骨から外れてしまう。
甘〜いニンジンもご馳走だ。

大盤鶏(da4pan2ji1):58元(大)
鶏肉の新疆風煮込み

P1290432.JPG

大盤鶏もほどよい辛さでなかなかおいしかった。
幅広のべろべろベルト麺も美味。

P1290443.JPG

腌梨西芹(yan1li2 xi1qin2):28元
梨とセロリの炒めもの

P1290442.JPG

ヤマイモみたいに見えるけど、この白いのが梨。
梨の甘さと塩味の調味料が意外に調和。

そしてこの日一番の美味がこれ。

羊肉抓飯(yang2rou4 zhua1fan4):50元(大)
ポロ(新疆ピラフ)

P1290441.JPG

ちょっと硬めに旨い具合に炊き上がったご飯に
羊肉の旨みと脂分がいい感じに行き渡り、
ニンジンの甘みがとてもやわらかに全体を包んでいる。

作る時にかなりの量の油を使っているはずなのだが、
油っこいとは感じない。
ポロリポロリとした軽い仕上がりのせいだろうか。

▼ポロの作り方(かなり大ざっぱですが)はこちらをどうぞ。
【朋友家】手抓飯

あんまりおいしくて止まらなくなり思わず何度もおかわり。
それでも飽き足らずテークアウトまでしてしまった。
翌日お昼においしくいただきました。

羊系の料理はウルムチ市レストランのほうがおいしいけど、
このポロを食べるためにまた行ってもいいかも。
そう思えるくらいの力のある羊肉抓飯だった。

ちなみに羊肉抓飯は注文されてから作るのはなく、
ある程度の量を作っておいてそれがなくなったらその日はおしまい。
遅い時間になると売り切れてしまうことがあるので、
事前に予約するか、最初に注文してしまうのが無難。
中華と同じつもりで「主食は最後に」なんて余裕をかましていると
食べ損ねてしまうのでご用心!


▼これまでの「新疆料理」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】手撕羊排
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】巴哈力
【烏魯木斉市駐京弁餐廳】過油肉拌麺
【朋友家】手抓飯


▼お店情報
喀什飯荘
宣武区西城区盆児胡同60号新疆喀什地区行政公署駐京聯絡処
010-6358-2243/15810253439
P1290424.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「陶然亭」駅A出口を出て白紙坊東街を西に向かい、盆児胡同にぶつかったら右折。
しばらく行くと道の右側(東側)にあります。
万寿公園東門の向かいです。

*住所を「宣武区」としていましたが、正しくは「西城区」でした。
 訂正して、お詫び申し上げます。(2011/8/13訂正)



■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店

posted by ayazi at 00:00| Comment(9) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。