2012年09月06日

【九十九頂氊房】蒙古餐

モンゴル料理
蒙古餐(meng2gu3can1)
P1050186.JPGP1050192.JPG
P1050185.JPGP1050187.JPG
【ところ:清河/ねだん:記事参照】

「郊外にモンゴル風テントが立ち並ぶレストランがあって
羊肉料理がうまい」
という噂を聞いてはや1年近く。
先日ちょっと遠出をして行ってみた。

場所は地下鉄8号線の「永泰荘」駅近く。
オリンピックの競技館になった鳥の巣や水立方のあるオリンピック公園から
ちょっと北にある。

こういうテーマレストランは得てしてコンセプトだけで
実際の運用がついていかず、
作ったはいいけど手抜きの突貫工事、
さらにメンテされずにシャビーな感じになっていることが多いので、
このモンゴルテーマパークレストランにもそれほど期待はしていなかった。

が、行ってみてビックリ。

P1050165.JPG

なんだ結構ちゃんとしてるじゃないの!

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P1050168.JPG

個室として使える小さなテントから

P1050171.JPG

P1050170.JPG

ホール席にあたるような大型テントまで。

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「九十九頂氊房」と名乗るだけあって、
そりゃもうあちこちにぼこぼことテントが立ち並んでいる。

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P1050176.JPG

ちなみに
氊房(zhan1fang2)は天幕のついた丸いテントのこと。
(内モンゴルで言えばパオ、モンゴルならゲルってことかな)
「九十九頂」の「頂(ding3)」は
帽子やテントのようにてっぺんのあるものを数える時の量詞。
(ホントに99あるかどうかは不明)

シャビーでさびれた観光開発失敗例のようなレストランを想像していたが、
これを見て一気にテンションが上がる。

それにほら、烤全羊(kao3 quan2yang2)=羊の丸焼きなんて焼いてるのが
ガラス越しに見えたりして、
遊牧民気分は満点だ。

P1050173.JPG

この日は人数が少なかったのでさすがに丸焼きは断念。
でも大人数で来たら頼んでみる価値はありそうだ。

さて、大小さまざまのテントの森を通り抜けて、
私たちはホール席仕様の大型テントに落ち着いた。

P1050179.JPG
(かなり広い!)

まずは自家製というヨーグルトでほっと一息。

酸奶(suan1nai3):12元
ヨーグルト

P1050182.JPG

あれ?
「このヨーグルトの感じ、なんか見覚えあるなあ」
と思ったら……

そうそう、これこれ!

▼見覚えのあるヨーグルト
【西貝莜麺村】酸奶

それもそのはず。
このモンゴルテントレストランの経営者は西貝莜麺村と同じ賈さん。
なるほど、うまくパッケージングしてあるわけだ。
納得。

清拌野苦菜(qing1ban4 ye3ku3cai4):29元
苦菜の和えもの

P1050186.JPG

これは内モンゴルに限らず、
甘粛とか寧夏あたりでも自生している苦菜(または苦苦菜)という野草。
タンポポみたいな感じで、その名の通り苦味がある。

葉がしっかり厚手でとても元気な感じ。
今まで食べた苦菜の中で一番おいしかった。

糖拌西紅柿(tang2ban4 xi1hong2shi4):13元
トマトの砂糖がけ

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全然モンゴル風でもなんでもないけど。
砂糖は抜いてもらったんだっけな……
桂花(gui4hua1)=モクセイの花がパラリとふりかけられ、
ミントがあしらってある。
この桂花がとてもよくきいていて、爽やかかつ優雅。

烤全羊は無理だが、
せっかくだからやはり羊肉は食べなければ。

泉水煮羔羊肉(quan2shui3 zhu3 gao1yang2rou4):89元(1斤)
子羊肉の泉水鍋

P1050191.JPG

泉水っていうのはつまり農夫山泉だったんだけどね(笑)。
鍋底(guo1di3):15元には葱と生姜程度しか入っていなくて、
基本は鍋にお湯をわかしてゆでるだけという
大変シンプルな鍋料理だった。

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タレは葱やニンニクがたっぷり入った酢醤油っぽい味(確か)。

P1050189.JPG

お好みで唐辛子を投入して辛さを加える。

P1050190.JPG

これはもうとにかく羊を食べる料理だ。
ゆでたトマトも酸味が強調されてなかなか面白いけれど、
それより何より羊だ。

P1050192.JPG

内モンゴル産の子羊肉はやわらかく、もちろん臭みはなし。
非常にあっさりしていて、
薄切りでこそないがしゃぶしゃぶみたいなイメージでいくらでも食べられる。

黒豆燜高原鶏(hei1dou4 men1 gao1yuan2ji1):39元
黒豆と鶏肉の煮込み

P1050185.JPG

黒豆をこれだけ使った料理はあまり見ないかも。
お豆に煮汁がしみていてとてもいい味だった。
オススメ。

封罐肉酸菜粉(feng1guan4rou4 suan1cai4fen3):29元
つぼ漬け肉と白菜漬け物の炒めもの

P1050187.JPG

封罐肉というのは聞いたことがないけど、
字面からするとつぼに入れて風をして漬け込んだお肉ということかな。
これと白菜の漬け物を炒め合わせたもので、
いわば保存食スペシャル料理だ。

***

市内から少し遠いのが難点だけど、
これだけの広さと規模のテーマパークレストランならば納得。

西貝が経営しているので
設備もサービスも一定レベルには達していて安心できると思う。

値段もそれほど高くないし、味も悪くはない。
特に羊肉は新鮮でおいしい。
料理によっては西貝莜麺村と同じというものもあるようだし、
まあどこまで本当にモンゴルの味なのかはなんとも言えないところだと思うが、
これだけテントがぽこぽこ立ち並んでいるとそれはそれで楽しい気分にはなる。
そこそこモンゴル気分を味わうにはいいのでは?

市内から地下鉄で行ける場所でモンゴル(風)体験と考えれば、
十分行く価値はあると思う。


◆お店情報
九十九頂氊房
海淀区東昇郷馬坊村永泰荘北路9号
010-6299-1888/6299-5888
P1050165.JPGP1050167.JPG
<アクセス>
地下鉄8号線「永泰荘」駅C出口を出て、永泰荘北路を東方向へ。
左手、永泰緑色生態園の一角にあります。
徒歩15分程度で着くと思います。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年08月24日

【唐都大酒楼】山西菜

山西料理
山西菜(shan1xi1 cai4)
P1040441.JPGP1040438.JPG
P1040445.JPGP1040457.JPG
【ところ:安慧橋/ねだん:記事参照】

山西省出身の友人オススメの山西料理レストラン。

P1040436.JPG

唐都は太原では広東料理の店らしいが、
北京には山西料理レストランとして進出した。
太原では広東料理レストランのほうが儲かって、
北京では山西料理レストランのほうが儲かるっていうことだろうな。

まずは汾酒で乾杯。

小汾酒(xiao3 fen2jiu3):33元
汾酒(小)

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家郷拌菜(jia1xiang1 ban4cai4):18元
山西風和えもの

P1040448.JPG

モヤシ、ニンジン、ホウレンソウ、ジャガイモ、キクラゲ入りの具沢山和えもの。
ジャガイモが入ってるのがとても珍しい。
細切りジャガイモの和えものはあるけど、
こういう風に他の野菜と一緒に和えてあるのは初めてだ。

汾香驢肉(fen2xiang1 lv2rou4):38元
ロバ肉の前菜・汾酒風味

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汾香と書いてあるのできっと汾酒を使って作っているのだろう。
そのせいかどうかは知らないが、
汾酒のアテにおあつらえ向き。

山西過油肉(shan1xi1 guo4you2rou4):48元
豚肉と五目野菜の炒めもの

P1040441.JPG

ありゃ、五目野菜の炒めものなんていって、
キクラゲ炒めだな、こりゃ。

でも山西料理というより山東料理のようだった晋陽飯荘のものと比べると、
明らかに酢の風味が感じられていかにも山西風。

▼山東料理のようだった過油肉はこちらで。
【晋陽飯荘】山西菜(之二)

豚肉を油通ししてから炒めるので油っぽい仕上がりになりやすいけど、
さっぱりした食べ口にまとめるには山西名物の酢が欠かせない。

圧鍋豆腐(ya1guo1 dou4fu):22元
豆腐の圧力鍋煮込み

P1040444.JPG

これも「圧鍋」とメニュー名に書かれているのでたぶん圧力鍋煮込みかと。

ちょっと甘辛醤油味で豚バラ肉入り。
ご飯に合いそうないい味だった。

一品酸湯羊肉(yi1pin3 suan1tang1 yang2rou4):48元
羊肉のサワースープ煮

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四川料理レストランに行くと酸湯牛肉というのがあるけど、
ここのは羊肉。
酢と羊肉ってのもなかなか相性いいんだな。

刀撥麺(dao1bo1mian4):7元(大)
P1040454.JPG

山西麺というと刀削麺を真っ先に思い浮かべる。
でも実はほかにも沢山種類があって、
この刀撥麺は中でも割合ポピュラーな麺の作り方。

特徴的なのは麺生地を切る道具で、
普通の包丁ではなく両方に柄のある長さ60センチくらいの専用の刃物を使い、
両手で柄を持って生地に刃を入れ、
まな板にこすり付けるようにして切り分ける。
このはじき分けるような動作が「撥」で、それで刀撥麺という。

刀削麺と違って太さが同じで形も揃った麺を切り出すことができる。
日本のうどんのイメージに一番近いのがこれかな。

この麺に合わせたのが山西風の炸醤。

家常炸醤(jia1chang2 zha2jiang4):6元(小)
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北京の炸醤は黄醤と甜麺醤を使った甘辛い肉味噌だけれど、
山西風のは挽肉を使ったシャバシャバしたかけダレ。
甘みもあまり強くない。

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北京の炸醤よりむしろこっちのほうが日本人好みかも。
いろんな麺にかけてもいけそうだ。

剔尖麺(ti1jian1mian4):7元(大)
P1040449.JPG

これも山西麺の一種。
剔(ti1)は削り取る、そぎ取るという意味で、
その名の通り盆の上に平らにのばした生地を
箸やナイフなどでこそげ取ってそのまま湯の中に落とし、ゆでる。
尖(jian1)はこそげ取った麺の両端が尖っているから。

剔尖に合わせたのは豚バラ肉を煮込んだ小炒肉鹵。

小炒肉鹵(xiao3 chao3 rou4 lu3):6元(小)
P1040451.JPG
(麺にかけた状態ですが)

鹵といいつつとろみはほとんどなし。
色は濃いが味はそれほどしょっぱくない。
それに山西黒酢をかけて食べるのでさっぱり。

P1040453.JPG

麺はコシはまずまず、
小麦粉の風味がしっかり感じられてうまい。
舌触りもみずみずしくて、
ちゅるちゅるっと舌触りよく口の中に吸い込まれていく感じ。
こりゃ確かにうまい。


◆お店情報
唐都大酒楼
朝陽区北四環東路安慧里四区15号楼 化工大厦1階
010-8488-5619/5919
P1040436.JPG
<アクセス>
北四環の安慧橋の東にある化工大厦というビルの1階です。
北四環の北側にあります。
地下鉄5号線「恵新西街北口」駅下車。
北四環を渡って左(西)方向にしばらく歩き、北苑路を越えてすぐ。

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2012年08月23日

【巴依老爺】新疆菜

新疆料理
新疆菜(xin1jiang1cai4)
P1040352.JPGP1040364.JPG
P1040365.JPGP1040367.JPG
【ところ:大鐘寺/ねだん:記事参照(一部のみ)】

チーズ作りの現場を見せていただいてあれこれ味見した後、
コーディネートしてくれた友人Hさんと一緒に食事をすることになった。
Hさんは北京の伝統料理を愛する美食家にしてワイン愛好家。
家にはでっかいワインセラーが置いてあり、
中にはグレートワインがざっくざく。
なのに普段働いている様子もなく、
食についての文献を見たり食べ歩きをしたりしながら
著書の執筆準備をしているという不思議なお方だ。

なんと太っ腹なことに、
家にあるワインをどれでも1本飲んでいいというので
ソムリエ資格を持つKさんがシャンパンを選んだのだが、
Hさんの意向で新疆料理を食べようということになり、
羊なら赤だろ、てなことで赤ワインに急遽変更。

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Hさんが連れて行ってくれた新疆料理レストランは
大鐘寺にある巴依老爺というお店。

P1040339.JPG

大鐘寺は普段あまり行かないエリアなのでこのお店はまったく知らなかったが、
6時半過ぎで店内は満席、屋外席もかなり席が埋まっていたので、
かなりの人気店なのだろう。

P1040340.JPG

店先にはこんな大鍋。

P1040341.JPG

ええ、そうです。
羊頭がドーンとね。

P1040343.JPG

Hさんがお店の老板と知り合いなので、
料理は二人が話し合いながらトントンと決まった。
なので正確な料理名と値段は不明。
でも名前はきっと間違っていないだろうと思う。

煮花生米(zhu3 hua1sheng1mi3):?元
ゆで落花生

P1040348.JPG

これは新疆料理でもなんでもないけど、とりあえずのつまみに。

新疆涼粉(xin1jiang1 liang2fen3):
新疆風涼粉

P1040350.JPG

つるぷる涼粉の新疆風和えもの。
夏場の食欲のない時ならご飯がわりにもなりそう。

新疆涼菜(xin1jiang1 liang2cai4):10元
新疆風野菜の和えもの


和えものといってもかなりサラダ風。

酸奶(suan1nai3):?元
ヨーグルト

P1040349.JPG

新疆料理レストランは自家製ヨーグルトを置いてあるところが多い。
ここもそう。

ナッツやフルーツ、ゴマがトッピングされるのが多いけど、
ここのは砂糖だけ。
意外にいいかも。

格瓦奇(ge2wa3qi2):?元
クワス

P1040345.JPG

ライ麦と麦芽を発酵させて作る微アルコール性の飲料で、
東欧、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアなどで好まれているそうだ。

▼クワスについての詳細はこちらから。
ウィキペディア「クワス」

P1040346.JPG

このクワスは新疆ウィグル自治区のイリで生産されているもの。
ラベルの説明によると、
クワスは穀物やハチミツ、ホップ、乳酸菌、酵母菌などを発酵させて作る
西域の伝統飲料。
起源はキエフ公国以前の東スラヴで、
19世紀中頃に帝政ロシア貴族によって新疆イリ地方などにもたらされたという。

これがね、ハチミツの味がしてうまい。
甘い飲料は好きではないのだけれど、これはいける。

架子肉(jia4zirou4):78元(たぶん)
羊肉のロースト

P1040352.JPG

このお店のメイン料理。
ほとんどどのテーブルでも頼んでいたし、
Hさんも老板に真っ先にこれをお願いしていた。

架子肉という料理名は
「架子=骨組み、台」にぶら下がった状態で出てくることから。

P1040353.JPG

羊肉の塊がこんな鈎針にぶっささっているのだ!

P1040357.JPG

クミンシードなど西域っぽいスパイスが使われているわけではなく、
あまりクセのない味付け。
その分羊肉そのものの味を楽しめる。

P1040358.JPG

ガブッ。

P1040361.JPG

おお、この頼もしき噛み応えよ!
こりゃワインというより、やっぱりビールのほうが相性よさそうだな。

炒羊頭肉(chao3 yang2tou2rou4):?元
羊頭肉の炒めもの

P1040364.JPG

羊の頭肉は結構柔らかくてうまいのであった。

蘑籾u羊肉(mo2gu1 chao3 yang2rou4):?元
キノコと羊肉の炒めもの

P1040365.JPG

もう1つ、羊肉ものを。
ジャガイモスライスみたいに見えるけどこれキノコ。

こんなに山ほど羊肉を頼んだというのに、
食べている途中でKさんが羊肉が苦手だということが判明。
なんと〜!?

もともと3人なのに料理頼みすぎな上に、
羊肉に関してはKさんまったくの戦力外ということで、
羊料理が山ほど余ってしまった。
結局私がありがたくお持ち帰りし、
その週は弁当も含めて羊肉を食べ続ける「羊肉ウィーク」と化したのだった。

蘑慢a麺(mo2gu1 ban4mian4):?元
キノコのラグマン

P1040367.JPG

最後のシメはラグマン。
肉入りか肉入りじゃないかくらいしか選択肢がないかと思ったら
キノコなんていうオプションもあるのね。


◆お店情報
巴依老爺
海淀区中関村東路118号金五星市場1階
010-8211-1181
P1040339.JPG
<アクセス>
北三環路の連想橋から東方向、道の北側にある市場を入ったところ。
蘇寧電器の東側にあります。
地下鉄だと13号線「大鐘寺」駅か4号線「人民大学」駅が最寄です。


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2012年08月09日

【南京大牌檔】南京菜

南京料理
南京菜(Nan2jing1cai4)
P1040225.JPGP1040226.JPG
P1040239.JPGP1040228.JPG
【ところ:三里屯/ねだん:記事参照】

世茂百貨レストラン街にある大人気の南京料理レストラン。

P1040216.JPG
(世茂百貨。新東路側から)

P1040217.JPG
(外からも提灯が見えますね)

P1040219.JPG

同じフロアにある緑茶(ここも行かな)もえらい行列だが、
ここも負けていない。
夜8時過ぎなら余裕ですぐ座れるだろうと出かけていったにもかかわらず、
たっぷり30分近く待たされた。

大牌檔(da4pai2dang4)と名のつく通り、
露店の屋台街を思わせる作りでテンションが上がる。

P1040222.JPG

こぎれいだし、

P1040221.JPG

ちょっとレトロな雰囲気に仕上げてあってなかなか楽しい。

P1040220.JPG

なるほど、こりゃ人気が出るわけだ。

***

妙玉素什錦(miao4yu4 su4 shi2jin3):18元
野菜の和えもの

P1040223.JPG

まずはあっさりとした和えものを。
ごま油の風味でこっくりした和えダレ。
量は決して多くはないが、
あれこれいろんな野菜が食べられて満足感は意外に高かった。

金陵塩水鴨(jin1ling2 yan2shui3 ya1):26元
ゆでアヒルの塩味スープ漬け

P1040225.JPG

南京料理といえばこれ。
北京が北京ダックなら南京は塩水ダック。

香辛料を入れた水でアヒルをゆで、そのまま漬け置く。
それをさらに塩味をつけたスープに入れて火にかけ、
沸いたら火を止めてそのまま冷まし、冷蔵庫で冷やしたもの。
これはちょっと焼いたような色目になっているなあ。

肉のすみずみ、端々まで塩味スープがしみわたっている。
ふっと嫌味じゃないくらいに感じるアヒルの獣っぽさ。
この感じ、嫌いじゃない。

やや塩気が強いような気もするが、
酒のアテにはこのくらいでちょうどいいかもしれない。

金陵炸臭干(jin1ling2 zha2 chou4gan1):18元
揚げ臭豆腐

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臭くないっす。
いや、臭いのかも?
嫌いな人にはしっかり匂ったのかもしれないが、
好きとなるとこの匂いも含めてご馳走なのだ。

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鴨血粉絲砂鍋(ya1xue3 fen3si1 sha1guo1):22元
鴨血と春雨の土鍋スープ煮

P1040234.JPG

かなりの人気商品。
ちょうどこの煮込み料理を作る屋台のすぐ側に座っていたんだけど、
係りの人、ホントにずーっとずーっと作り続けていた。

P1040236.JPG

鴨血も春雨もたっぷり。
春雨は結構太目のタイプでした。

P1040238.JPG

ああ、いいねえ、このシアワセがぎっしり詰まった一杯。

ちょろりと辛いタレをたらして赤をアクセントに。
にぎやかなお碗がさらに華やいだ。

P1040239.JPG

鴨血はさすがに「んっ!新鮮っ!」というところまではいかなかったが、
まあ十分のお味。
これはいけますよ。

金陵煎餃(jin1ling2 jian1jiao3):20元
焼き餃子

P1040228.JPG

最後に珍しく焼き餃子を。
焼き餃子というよりはかなり揚げ餃子寄りか。
カリカリした皮の中に肉と野菜がたっぷり。

P1040230.JPG

1つ1つがかなり大きいので、1個でかなり満足感あり。

いやあ、悪くないですね、このお店。
激混みなので気が向いた時にちょっと寄るなんてことはできないけど、
(そしてそんなに長時間並んで食べるほどではないけれど)
ご飯時を外してしまった時なんかにふと思い出して行くと
かなり満足度は高いかも。


◆お店情報
南京大牌檔(世茂百貨店)
朝陽区工体北路13号世茂百貨4階
010-8405-9777
P1040219.JPG
<アクセス>
工体北路と新東路の交わる交差点の北西角。
世茂百貨店の4階です。

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2012年07月19日

【北京香港馬会会所(香港ジョッキークラブ)】粤菜

広東料理
粤菜(yue4cai4)
P1040040.JPGRES04948[1].JPG
RES04954[1].JPGRES04975[1].JPG
【ところ:金宝街/ねだん:ワイン持ち込み代150元込みで1人1000元くらい】

日本に帰任されるNさんから、
香港ジョッキークラブ北京クラブハウスでの食事会に誘っていただいた。
メンバーズオンリーで普通は入れないのだが、
なんでもNさんのお友だちが会員だそうで、
そのご友人に予約を取ってもらったのだとか。

香港ジョッキークラブ北京クラブハウス。
そこにあることは知ってはいたけれど
自分には関係ないと思って意識から消去していた場所だ。

一生ご縁がないかもしれない会員制クラブハウスでの食事ということで、
お誘いには二つ返事で参加を表明。
お値段はもちろん張るけど、まあ一生に一度くらいいいだろう。

と、意気込んで行ったはいいけれど、
当日は最近すっかり北京名物になった激しい雷雨。
外観写真を撮るどころではなかった。

▼香港ジョッキークラブ北京クラブハウスはこんなとこ。
Beijing HongKong Jockey Club Clubhouse

食事をしたレストランはクラブハウス内の幸運閣というレストラン。

P1040034.JPG

料理は正統派広東料理。
でも北京のクラブハウスということで一部北京らしい料理も取り入れてあった。

注文担当は私。
メンバーしか入れないレストランでの食事という千載一遇のチャンスだというのに、
広東料理の注文は苦手な私がオーダーを一任されてしまった。
むう、これはプレッシャー大。
「ある意味、皆さん太っ腹だわ……」
などと思いつつ、
何を注文したらよいか分からなくて内心かなりあせったが、
メニューをあっちこっち繰り、
隣にいらしたIさんや店員さんの助けを借りながらなんとか注文を済ませた。

さて、なんとか注文係という大役は果たしたのだが、
実は私、この日大失態を犯していた。
なんと、デジカメの電池が途中で切れてしまったのだ!

なのでいつものお約束のレシート写真撮影もできず、
料理の値段と一部を除く料理名は不明。
さらに途中からは料理写真すらなし。
さすがに料理写真がないのは余りにも寂しいので、
同席されたFさんから撮影写真をご提供いただいた。
Fさん、ありがとうございます!

飲み物はワイン。
この日は交渉の結果、
持ち込み料1本150元を払って持ち込みさせてもらった。

P1040038.JPG

スタッフが気を利かせて
グラスがごちゃごちゃにならないようにシールを貼ってくれたよ!

さて、まず前菜。

花椒油拌黒豆皮(hua1jiao1you2 ban4 hei1dou4pi2)
香椿苗と豆腐絲の和えもの

P1040035.JPG

花椒油のピリッとした刺激をきかせた和えもの。
え?そのへんのレストランで頼む時と変わらないアイテムだって?
まあまあ、そのへんは……ゴニョゴニョ

クルミ、百合根、キドニービーンズの和えもの
P1040036.JPG

香鹵鶏絲拌粉皮(xiang1lu3 ji1si1 ban4 fen3pi2)
鶏肉と粉皮のゴマダレ和え

P1040037.JPG

コレは確か店員さんから人気だと聞いて頼んだもの。
ゴマダレなところが北京っぽいかな?

鹵水盛り合わせ
P1040039.JPG

卵と豆腐、豚バラ肉と、一番右はなんだったっけ?

琵琶乳猪件(pi2pa ru3zhu1 jian4)
カリカリ子豚ローストの蒸しパンサンド

P1040040.JPG

せっかくだから丸焼きをと思ったのだが、
この日はないと言われて断念。
それでこの小さいのにしたけど、量的にはこれで十分だった。

RES04950[1].JPG

キュウリと一緒に蒸しパンに挟んでいただく。
カリカリのサックサク。

スープ
RES04947[1].JPG

えー、よく分からないとは思いますが、マツタケが入っております。
あと白菜も。
これは上品で大変おいしゅうございました。

清蒸蘇眉(qing1zheng1 su1mei2)
メガネモチノウオの蒸し物

RES04948[1].JPG
(蘇眉と書いてますが、実は記憶が定かではありません……
 確かそうだったと思うだけどなあ。
 下記は蘇眉だったという前提で書き進めておりますが、もし違ってたらごめんなさい)

店員さんに蘇眉がおいしいと勧められ、
「蘇眉なんて聞いたことないよ」
と思ってたら、とんでもなく高級魚だそうで。

▼日本では「メガネモチノウオ」より「ナポレオンフィッシュ」のほうが有名かも。
メガネモチノウオ(ウィキペディア)

乱獲で数が減ってしまい、
香港では食べないようにしようと呼びかけられている希少魚。
そのせいか、お値段は確か1斤で千元越え(!!)だったような。
別の魚と迷って迷って迷って迷って、最後に
「せっかく来たのだからお勧めの高級魚を食べましょう!」
と話がまとまってコレに決定。

お財布も寂しいのにこんな贅沢な魚頼んじゃって、
小心者の私はもう心臓がドキドキのバクバク。
これでおいしくなかったら皆様に申し訳が立たない。
何より自分が悔しい……なんてことを思っていたのだが、
食べてみたらむちむちのとろとろり〜で実に美味。

味付けも実にシンプルで魚の味を邪魔せず、
葱、生姜、香菜の香味がそっと寄り添う感じ。
北京にいると魚は川魚中心なので清蒸は敬遠するのだが、
新鮮な海の魚が手に入りやすいところならやっぱり悪くないんだな。

それにしても高かった。
もう一生食べられないかも。

北京ダック
RES04954[1].JPG

こちらはNさんのリクエストで。
ほどよく脂が残ったいい感じの焼き具合。
悪くないです。

薬味やタレもごくシンプル。

RES04955[1].JPG

ホタテとアスパラの炒めもの
RES04961[1].JPG

肉団子と白菜の煮込み
RES04962[1].JPG

これがしみじみうまかった……
ハクサイの甘みと旨み爆発、そこに生姜の風味が重なって、
さらにふわふわ肉団子。
家庭料理にもあるような素朴な料理をとても上品に仕上げてあった。

脆藕片香葱牛柳粒(cui4 ou3pian4 xiang1cong1 niu2liu3li4)
レンコンチップ、葱、牛肉の炒めもの

RES04965[1].JPG

レンコンチップに惹かれて頼んだのだが、
これは想像ほどカリカリに揚がっていなくて残念。
でも牛肉は大変やわらかくて美味。

ハト肉のレタス包み
RES04966[1].JPG

ハト肉ものを頼みたくてこれ。
松の実がやまほど入って贅沢!
下に隠れている揚げ春雨のカリカリサクサクとレタスのパリパリ。
ハト肉は結構味付けしっかりでハトの風味云々という感じではないが。

広東芥菜(たぶん)の炒めもの
RES04968[1].JPG

広東芥菜は蓋菜のことかな?
ちょっと辛味というか苦味があって、歯ごたえもしっかりした野菜で、
高菜みたいなイメージだろうか。
上に乗っているのは漬け物と挽肉だったかな?

マンゴープリン
RES04975[1].JPG

濃厚。
かなりいけると思う。
北京で食べたマンゴープリンの中では相当ハイレベル。

エッグタルト
RES04978[1].JPG

こちらもまずまず。

***

全体的に上品な味付けでどれも美味だった。
すごく特徴があるとか、病み付きになるほどの魔力的うまさがあるとか、
そういうことではないが、
とても無難においしい安心できる味。

香港ジョッキークラブの会員になってまで再訪したいとは思わないけど、
またどなたか会員さんのご好意で行けることになったら心は弾むと思う。
おごってくれたりしたらもっと弾むと思うけど……

自分で払うとしたらちょっと躊躇するかな。
やっぱり一生に一度のご縁ということになりそうです。


◆お店情報
北京香港馬会会所(香港ジョッキークラブ)幸運閣
東城区金宝街68号
010-5911-8888(内線28)
<アクセス>
地下鉄5号線「灯市口」下車。
金宝街を東へしばらく行くと、道の右手(南側)にあります。


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2012年07月14日

【甘粛省駐京弁餐廳(飛天大厦餐廳)】甘粛菜(之二)

甘粛料理
甘粛菜(Gan1su4cai4)
P1030990.JPGP1040003.JPG
P1030983.JPGP1030993.JPG
【ところ:広渠門/ねだん:記事参照】

前菜が出揃ったところで、
お次は甘粛省料理を代表するメイン料理の数々。

手抓羊肉(shou3zhua1 yang2rou4):256元(2斤分)
羊肉のボイル

P1030990.JPG

*日本語のメニュー名が旧ブログの時とは違ってるかも。
何しろ自分で確認できないもので……悪しからず。

これを食べるたびに、
肉自体が上質で新鮮であれば、
あれこれと調味料を使ったり複雑な調理法を駆使しなくても
十分おいしいのだということを実感する。
日本人が新鮮な海の幸を食べる時に抱く気持ちと同じものを感じる。

P1030989.JPG

つけるのは奥にちょこっと写っているスパイスのみ。
またはニンニクを丸かじりしながら。

清水甘南牦牛排(qing1shui3 gan1nan2 mao2niu2pai2):168元
ヤクのスペアリブのスープ煮

P1030993.JPG

ヤクの料理を1つ入れたくて店員さんに相談したら勧められたのがこれ。
透き通ったスープに入ったヤク肉。
辣椒油とお酢のタレやニンニクたっぷりの醤油ダレにつけて食べる。

P1030994.JPG

冷製肉と同様、臭みは感じられない。

隴西臘肉夾餅(long2xi1 la4rou4 jia1 bing3):128元
塩漬け豚バラ肉の蒸しパンサンド

P1030999.JPG

豚もあってもいいかなと思って頼んだもの。
これも店員さんのお勧め。
塩漬けの豚バラ肉をパンに挟んで食べる。

P1040006.JPG

これはちょっと塩気がきつすぎてあまり食べ進められなかった。
肉自体は旨みがしっかりあって美味だったし、
添えられてくるパンも素朴な味でよかっただけに残念。
でも保存食としてはこのくらいの塩加減でちょどいいのかもしれないな。

黄燜靖遠羊羔肉(huang2men4 jing4yuan3 yang2gao1rou4):128元
子羊肉の煮込み

P1030983.JPG

甘粛省に限らず、寧夏回族自治区でも定番的羊料理。
手抓羊肉のやわらかさもかなりのものだが、
これは子羊肉(羊羔とか羔羊は子羊のこと)だからなおさらだ。
ちょっと辛めで複雑な奥深い煮汁がたっぷりしみこんだごん太春雨も食べ逃せない。

小炒蕎麺蒸餅(xiao3chao3 qiao2mian4 zheng1bing3):48元
蕎麦クレープと野菜の炒めもの

P1030987.JPG

ちょっと毛色が変わっていて興味を引かれた一品。
蕎麦粉を使って蒸して作るクレープ状のものを小さく切り、
それと野菜を炒めてある。
炒餅みたいな感覚かな。
でも蕎麦クレープが薄手なのでもう少し軽い感じで食べられる。
これはなかなか人気の一品だった。

農家雑燴(nong2jia1 za2hui4):68元
農家風五目炒め煮

P1030996.JPG

これも店員さんのお勧め。
チャプチェみたいな感じで特に甘粛料理という風でもなかったのだが、
妙に後を引いた。

金瓜蒸百合(jin1gua1 zheng1 bai3he2):128元
百合根とカボチャの蒸しもの

P1030992.JPG

百合根もカボチャも甘粛の特産品ということで頼んでみた。
百合根はうすく甘みがきいている。
これは口直し的な一品かな。
カボチャはホクホクの栗カボチャを食べつけている日本人には
少し物足りない味だったかも。

滑肉土豆泥(hua2rou4 tu3dou4ni2):48元
マッシュドポテトのトマト風味あんかけ

P1040003.JPG

ジャガイモも特産品だ。
前回来た時にマッシュポテトがとてもおいしかったので
今回もマッシュポテトものを注文してみた。

上にかかっている赤い液体はトマト風味のあん。
まるでイタリア料理みたいな見かけだ。

これ、ジャガイモは味が濃厚だしトマトも酸味がきいてさわやかで
かなりいけるのだが、
予想に反してかなり辛い。
それがまた面白くて一口また一口と食べ続けてしまった。

清炒絲瓜苗(qing1chao3 si1gua1miao2):48元
ヘチマの葉の炒めもの

P1040004.JPG

最後に青いものをと思ってヘチマの葉の炒めもの。
シンプルに清炒にしてもらった。
ヘチマの葉はシャキシャキというか、ポツポツというか、
独特の歯ごたえがあって面白い。
お勧め食材だ。

さて、主食はお待ちかねの牛肉麺。
これについては回を改めてじっくりと!

▼これまでの「甘粛省駐京弁餐廳」関連記事
【甘粛省駐京弁餐廳(飛天大厦餐廳)】甘粛菜(之一)


◆お店情報
甘粛省駐京弁餐廳(飛天大厦餐廳)
朝陽区東二環広渠門外南街5号飛天大厦3階
010-6777-8000-8300
P1030977.JPG
<アクセス>
建国門から東二環路を南下し、広渠門を過ぎてしばらく行ったところ。
P1030976.JPG
(これは建国門方向から来た時に見える外観)
ただし道の東側にあるので、いったん通り過ぎてUターンします。
地下鉄利用の場合は、10号線「双井」駅で下車し、広渠門外大街を西へ。
東二環路にぶつかったら左折してしばらく行ったところにあります。

*レストランはホテルの3階にあります。
ロビーの右奥にあるエレベーターをご利用ください。


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2012年07月13日

【甘粛省駐京弁餐廳(飛天大厦餐廳)】甘粛菜(之一)

甘粛料理
甘粛菜(Gan1su4cai4)
P1030984.JPGP1030980.JPGP1030981.JPGP1030982.JPG
【ところ:広渠門/ねだん:記事参照】

前回蘭州の駐京弁レストランに行った後、
中国人の食いしん坊仲間から
「北京で一番おいしい甘粛料理を出すのは
 蘭州じゃなくて甘粛省の駐京弁レストランだよ」
と言われた。

▼蘭州駐京弁レストランについてはこちらから。
【蘭州賓館餐廳】西北菜

先日湘西駐京弁レストランに行った時に紹介した小寛さんの説には反するが、
甘粛省に関しては私も「市不如省」だと思う。

▼小寛さんの説についてはこちらをどうぞ。
【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之三)

ホテル内に入っていてお値段は張るけれど
甘粛の名産をきちんと食べさせてくれるお店という印象があって
私はとても気に入っている。

特にここの蘭州ラーメンはピカイチ!

▼甘粛省駐京弁レストランの蘭州ラーメンについてはこちらから。
【甘粛省駐京弁餐廳】一品特色牛肉麺
(こちらもどうぞ)
【甘粛省駐京弁餐廳】甘粛菜
(上記2つのリンクはFC2時代の旧ブログなので、中国からは見られません)

透き通った牛骨スープに巧みの技で伸ばされた白い細麺……
ずいぶん長いこと食べていない。
(たぶん)本場の蘭州ラーメンが恋しくなって、
久し振りに甘粛省の駐京弁レストランを訪ねた。

上にも書いたけど、
このお店は飛天大廈というホテルの中に入っている。
お店へはホテル入口から入り、
ロビーの右奥にあるエレベーターで3階へ。

ホテルの吹き抜けを囲むようにして個室が並び、
ホール席はエレベーターからちょうど反対側のところにある。

このお店、個室を取ろうとすると結構敷居が高くて、
お酒抜きで最低消費額が2000元台とか3000元台。
(お部屋の大きさによって違います)
鮑やフカヒレは頼まないのでとてもそこまではいかない。
(接待用にこういうメニューも置いてある)
しかしホール席は予約を受け付けていない。
少人数なら大丈夫だが、この日は10人以上の大所帯。
早めに行って席取りしようにも、
ホテルだからかほかのお客さんの出足も早くて
意外に早い時間からテーブルが埋まっていて途方に暮れた。
テーブルを無理やりくっつけてなんとか1卓にまとめようとしていたら、
いじましい努力を哀れに思ったのか、はたまたみみっちさにあきれたのか、
最低消費金額に届かなくてもいいから個室を使っていいと言われた。
わお!ラッキー!!

P1030979.JPG
(これが哀れみの結果施してもらった個室)

さて、一安心してメニューを開く。
すると以前来た時よりも甘粛料理が減って、
どこでも食べられるような高級食材の料理、
つまり鮑だのフカヒレだの、挙げ句は刺身だの(確かあったと思う)が増えていた。

ああ、ここもかあ……
駐京弁レストランって、
地元の人が北京に来た時の宿だから本場の味が食べられると思いきや、
単に接待用の高い料理を食べさせる店になっているところも多いのだ。

確かにここにも前から高級食材はあったけど、
前に来た時には「甘粛省の特産を食べてほしい」というメッセージが感じられて
高いけどまた来ようと思わされたんだけどなあ。
今のメニューにはそのメッセージがあまり強く出ていないようで少々落胆した。

まあそれでも甘粛料理が何ページにもわたってあることには変わりない。
気を取り直して、
店員さんに助けてもらいながら甘粛っぽいものをオーダーした。

蘭州醸皮(Lan2zhou1 niang4pi2):48元(大)
蘭州風醸皮の和えもの

P1030984.JPG

醸皮は小麦粉のでんぷんで作ったつるりとしたヌードルで、
陝西省や甘粛省の伝統的な軽食。
前菜としてもよく食べられる。

辣椒油とお酢を使ったすっぱ辛いタレをかけて食べる。

P1030985.JPG

ここのタレにはゴマダレも入ってるかな?
でもってこれをしっかり混ぜる。

P1030986.JPG

ひんやりしててぷるぷる。
つるりつるりといくらでも食べられそうだ。
酒のアテがわりにつまみすぎると
メインが来る前にお腹がふくれてしまうので注意が必要。
前菜が出てくる頃はまだお腹ペコペコの状態だから特に気をつけないといけない。

神州泉水鶏(shen2zhou1 quan2shui3ji1):58元
ゆで鶏肉のピリ辛ソース

P1030981.JPG

店員さんに勧められたので頼んでみたけど、
どうもこれ、重慶料理らしい。
ありゃりゃ。
そういえば、この見た目は四川料理チックだよね。
甘粛料理が集まったページにあったと思ったんだけどなあ……失敗失敗。
でも味は悪くなかったです。

天山麻辣牦牛腱(tian1shan1 ma2la4 mao2niu2jian4):88元
ヤクの足肉の煮込み(冷菜)

P1030980.JPG

甘粛では牦牛(mao2niu2)=ヤクを食べる。
以前チベットで口にしたヤクのお乳やバターは結構クセがあったけど、
肉自体はそんなに強いクセは感じない。
この冷菜なら、何も言われなければ牛肉だと思って食べてしまうだろう。

香葱苦苦菜(xiang1cong1 ku3ku3cai4):48元
葱と苦苦菜の和えもの

P1030982.JPG

苦苦菜は甘粛や寧夏あたりで採れる苦味のある野菜。
苦いといっても口がひん曲がるような強烈な苦味ではなく、
ほんのり感じるくらい。
香味の強い野菜の好きな人ならきっと好きになる味だ。
緑が濃くていかにも身体にいい感じ。

そんなこんなで始まった甘粛料理の宴。
この先もメイン料理をあれこれ頼んだのだが、
例によってすでにかなり長編になってしまったので、続きはまた次回に。


◆お店情報
甘粛省駐京弁餐廳(飛天大厦餐廳)
朝陽区東二環広渠門外南街5号飛天大厦3階
010-6777-8000-8300
P1030977.JPG
<アクセス>
建国門から東二環路を南下し、広渠門を過ぎてしばらく行ったところ。
P1030976.JPG
(これは建国門方向から来た時に見える外観)
ただし道の東側にあるので、いったん通り過ぎてUターンします。
地下鉄利用の場合は、10号線「双井」駅で下車し、広渠門外大街を西へ。
東二環路にぶつかったら左折してしばらく行ったところにあります。

*レストランはホテルの3階にあります。
ロビーの右奥にあるエレベーターをご利用ください。


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2012年07月07日

【瀟湘新長福酒楼】湘菜

湖南料理
湘菜(Xiang1cai4)
P1030727.JPGP1030729.JPG
P1030733.JPGP1030734.JPG
【ところ:魏公村/ねだん:記事参照】

湖南料理のエントリーが続きます。

先日友人が湖南省長沙市に結構長いこと滞在した。
そこで現地の人と話した際、
「北京で旨いと思う湖南料理レストランはここだけ」
と言っていたというお店があるというので出かけてみた。
魏公村にある新長福酒楼というレストランだ。

P1030723.JPG
(これは北京国際大厦入口にある看板。
 お店はここじゃなくて、中庭に面している)

P1030725.JPG
(これがホントの入口)

このお店でまず驚いたのは、電子メニューだったこと。
情報端末にメニュー写真が表示されていて、
そしておそらくPOS端末も兼ねていて直接注文もOKなんだろう。
便利っちゃ便利なのだけれど、
操作に慣れないのと写真が小さすぎて見にくいのが難点。

「メニュー写真ちっさ!」
「老眼には厳しいよね」
などとぶつくさ文句を言いながら料理を選ぶことになってしまった。

擂辣椒皮蛋(lei2 la4jiao1 pi2dan4):38元
すりトウガラシとピータンの前菜

P1030727.JPG

友人がこだわった一品。
どうやらこれを湖南で食べてきて気に入ったらしい。

擂(lei2)は「する、すりつぶす」という意味。
すり鉢は「擂鉢(lei2bo1)」だそうだ。
まさにその擂鉢状の入れ物で供される。

P1030728.JPG

これねえ、ピータンごとあたってあるので
ピータン風味が全体によくなじんでいていいのだけれど、
何しろしょっぱかった!
食材がどうのということではなく単に塩を入れすぎたんだと思う。
ちょっと食べただけでその後はもう食べられてなかった。
残念。

紫蘇煎有機黄瓜(zi3su1 jian1 you3ji1 huang2gua1):58元
有機キュウリのシソ炒め

P1030729.JPG

これはキュウリがふにゅふにゅしてしまっていて今ひとつ。
炒めすぎ?
シソの風味もあまり感じなかった。

茭頭炒臘肉(jiao1tou2 chao3 la4rou4):68元
ラッキョウとベーコンの炒めもの

P1030733.JPG

これはいけた!
ラッキョウは漬けてない生の状態のもの。
考えてみれば、漬けてないラッキョウを食べるのは初めてかも。
タイ族料理でもラッキョウと肉を炒めたのがあるけど、
こんな風に生野菜として使う料理もあるんだね。

香味が爽やかだし、
シャキシャキした食感も軽快で心地いい。
また食べたい。

臭豆腐焼排骨(chou4dou4fu shao1 pai2gu3):128元
臭豆腐と豚スペアリブの煮込み

P1030736.JPG

単純に臭豆腐を食べてもよかったのだけれど、
この日は人数が少なかったので
スペアリブと一緒に煮込んだこんな料理を頼んでみた。

こんな大げさな入れ物でやってくるので周りの注目度抜群!
しかも盛大に漂う臭豆腐の香り〜〜
レストラン中の注目を集めること間違いなし。

P1030735.JPG

これもとてもよかった。
よい感じで発酵した臭豆腐の風味が煮汁のすみずみまで行き渡り、
それがスペアリブにしみしみ。
ちょっととろりとした煮汁は白いご飯にかけてかっこみたくなる。
で、実際そうした。
大正解。

***

最初の前菜がしょっぱすぎて食べられなかった時はどうなるかと思ったが、
尻上がりによくなった。

ただ、
「北京でいいと思える湖南料理はここだけ」
という湖南人の評価に心から頷くところまではいかなかった。
頼んだ料理がよくなかった?
そして高ーーーい!!
友人が長沙で会っていた湖南人はどうやらかなりお金持ちらしい……

ちなみに、
「岳麓山屋もまあまあ」だそうです。


◆お店情報
瀟湘新長福酒楼
海淀区中関村南大街18号北京国際大厦D座
010-6216-6777
P1030725.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「魏公村」駅で下車し、中関村南大街を南下。
道の左手(東側)にある北京国際大廈の中庭に入ると
左手奥のD座にお店の入り口が見えます。
中関村南大街の通り沿いにこんな看板(↓)が出ていますが、
P1030722.JPG
こちらからは入れないのでご注意を。
*北京国際大廈は民族大学の東門より少し北の位置にあります。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年07月06日

【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之三)

湖南省西部の料理
湘西菜(Xiang1xi1cai4)
P1030781.JPGP1030783.JPG
P1030785.JPGP1030788.JPG
【ところ:金融街/ねだん:記事参照】

息切れしてしまってたどり着かなかった湘西料理の続き。

この地方の料理の代名詞的存在、干鍋もの。
ずらりと並んだ「干鍋なんとか」から選んだのは、
湘西名物の真っ黒なベーコンとウオスンの組み合わせ。

干鍋臘肉萵笋(gan1guo1 la4rou4 wo1sun3):68元
湖南ベーコンとウオスンの鉄鍋炒め

P1030781.JPG
(ベーコンとウオスンの見分けがほとんどつきませんが……)

干鍋ものって、炒めダレがそんなに辛くなくて、
しかも結構甘さの強い濃厚な醤油味のものが多い気がする。
湖南ベーコンの油と旨み、塩気がウオスンにしっかりまとわりついて、
単にウオスンだけを炒めたのでは出ない複雑な味わいだ。

シャキシャキした歯ごたえを楽しむというよりは、
ちょっとしんなりして甘みが出てきたウオスンを味わうという感じかな。

酸豆角肉沫(suan1dou4jiao3 rou4mo4):26元
十六ササゲの漬け物と挽肉の炒めもの

P1030788.JPG

一時期、湖南料理屋に行くと狂ったようにこればかりを頼んでいた。
この漬けたササゲから出る酸味と塩気、
それに挽肉の旨みとトウガラシの辛さが
圧倒的にご飯を呼ぶ一品。

ちなみにここのご飯はこんな風にでっかい飯桶に入って出てくる。

P1030775.JPG

(確か)注文してないのに出てきたからタダかと思ったら(おいおい)、
1人2元ずつ取られてました。
でもおいしかったからいいんだけどね。

大盆菜(da4pen2cai4):28元
湖南風カリフラワーの炒めもの

P1030783.JPG

これも湖南料理では定番の野菜料理。
ちょっと甘みのある炒めダレ。

こんな入れ物で出てきてビックリ。

P1030784.JPG

[朶刂]椒芋頭(duo4jiao1 yu4tou):?元
サトイモの漬けトウガラシ風味

P1030785.JPG

漬けた赤トウガラシを刻んだ[朶刂]椒は
魚の頭にたっぷり乗せて調理した[朶刂]椒魚頭で有名だけど、
これはそのサトイモ版。

サトイモのこっくりした甘さと漬けトウガラシがよく合っていて、
何度食べても飽きない料理だ。

***

客室の一角に突如として現れるレストラン、
しかもまったく装飾性のない内部食堂のような店内にひるんだけれど、
なかなかどうして、おいしかった。

北京を代表する「吃貨(chi1huo4)=食いしん坊」の小寛さんによると、
駐京弁レストランは
「省不如市,市不如県」、
(省は市に及ばず、市は県に及ばない)
つまり地方自治体の括りが小さくなればなるほどおいしいそうだ。
例えば新疆ウィグル自治区よりはウルムチ市
もっとおいしいのは巴州駐京弁レストラン(ここ行ったことない!)、
安徽大廈よりは池州駐京弁レストラン
湖南省よりは長沙のほうが本場の味で、
さらにいいのは湘西駐京弁レストランといった具合。

うん、確かにそうかも。


▼これまでの「湘西駐京弁餐廳」関連記事
【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之一)
【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之二)


◆お店情報
湘西駐京弁餐廳
西城区太平橋大街111号湘西大厦10階
010-6621-6598
P1030767.JPG
(この入口を入って奥のエレベーターで10階へ)
<アクセス>
地下鉄1、2号線「復興門」駅から復興門内大街を東へ向かい、
長話大楼を過ぎたところの交差点を左折して鬧市口北大街(太平橋大街)を北上し、
競技場の先にある学院胡同を越えて少し先に行ったところにあります。
道の左手(西側)です。


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2012年07月05日

【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之二)

湖南省西部の料理
湘西菜(Xiang1xi1cai4)
P1030777.JPGP1030779.JPG
P1030776.JPGP1030782.JPG
【ところ:金融街/ねだん:記事参照】

ここからはメイン料理。

人気料理があるというので、まずはそれを注文。

土匪鴨蛋(tu3fei3 ya1dan4):22元
アヒルの卵の「土匪」風炒めもの

P1030777.JPG

ニンニクとトウガラシをたっぷり使ったアヒルの卵炒め。
アヒルの卵を使うのは鶏卵だと味付けの迫力に負けてしまうから?
それとも単にアヒルの卵のほうが身近な食材だったからかな?

ほとんどどのテーブルにもこれが乗っていた。
「土匪」と名前がついているのは、
その昔その土地で悪さをしていた匪賊たちが好んで食べていた料理だから。
というのはウソで、
作り方や風味がこのあたりの土地ならではの特徴をそのまま残していることから
つけられた名前だそうだ。
粗野で野性味を残した料理ということか。

「土匪」もので、湘西料理を代表する料理がもう1つ。

土匪猪肝(tu3fei3 zhu1gan1):32元
豚レバーの湘西風炒め

P1030779.JPG

豚レバーを湯通しした後、調味料と一緒に炒めたもので、
ニンニクの香りとトウガラシの辛さが爆発する野性味あふれる料理。
素朴で豪快な田舎料理といった趣きだ。

これ、いける。
できれば1人でこれ一皿食べたいくらい。

小炒黄牛肉(xiao3chao3 huang2niu2rou4):35元
牛肉の炒めもの

P1030776.JPG

黄牛はアカウシ(またはコウギュウ)。
▼牛をめぐるあれこれはこちらの記事をどうぞ。

湖南料理で小炒を頼むとたいていセロリと一緒に炒めてあるけど、
赤トウガラシと青唐辛子、ニンニクが入る程度で野菜はなし。
牛肉がメインだ。

辛さは思ったほど強烈ではない。
ちょっとだけ「酸豆角(suan1dou4jiao3)=十六ササゲの漬け物」が入ってたかな?

湘西酸肉(Xiang1xi1 suan1rou4):38元
塩漬け豚肉の炒めもの

P1030782.JPG

酸肉は湘西の土家族と苗族(主に苗族かな?)に伝わる伝統食品で、
豚肉を塩や花椒、玉米粉(ひき割りトウモロコシ)などと一緒に甕に漬け込んだもの。
15日くらい漬け込んでおくと発酵して酸味が出てくるそうで、
それでこの名があるのだろう。

苗族の家では、来客があると甕から酸肉を出してきて、
トウガラシや青蒜(ニンニクの若い青葉のところ)と一緒に炒めて振舞うのだそうだ。

炒めると漬け込む時に入れたひき割りトウモロコシが焦げて黄金色に。
香りも実に香ばしい。

サクッとしているというよりは、
ゴヂゴヂというか、ガヂガヂというか、
ちょっと湿り気のあるような、重たい無骨な感じの歯ごたえで、
それがかえって面白い。

豚肉の嫌味のない酸味もまたクセになる。
事実、おかわりしてもう一皿追加で頼んでしまった。

こりゃあいい!
次にメニューで見かけたらぜひ頼もう!
うひひ、これでお気に入り料理がまた1つ増えたぞ。

***

まだまだ頼んだのだが、
書くほうが息切れしてきてしまったのでまた次回。
引っ張ってしまってごめんなさい!


▼これまでの「湘西駐京弁餐廳」関連記事
【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之一)


◆お店情報
湘西駐京弁餐廳
西城区太平橋大街111号湘西大厦10階
010-6621-6598
P1030767.JPG
(この入口を入って奥のエレベーターで10階へ)
<アクセス>
地下鉄1、2号線「復興門」駅から復興門内大街を東へ向かい、
長話大楼を過ぎたところの交差点を左折して鬧市口北大街(太平橋大街)を北上し、
競技場の先にある学院胡同を越えて少し先に行ったところにあります。
道の左手(西側)です。


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2012年07月03日

【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之一)

湖南省西部の料理
湘西菜(Xiang1xi1cai4)
P1030770.JPGP1030786.JPG
P1030789.JPGP1030771.JPG
【ところ:金融街/ねだん:記事参照】

北京のウォールストリート(?)金融街。
外からはまったく目につかないところにあるのに、
大人気だという駐京弁レストランに行ってきた。
場所はビジネス街に立ち並ぶ真新しいビルの中に
なんだかそこだけ取り残されたようにして建つ湘西大廈というビルの10階。
そう、湘西、つまり湘西土家族苗族自治州の駐京弁レストランである。

***

【行き方指南】
(湘西大廈に着いてからが分かりにくいので、少し解説を)

 湘西大廈を見つけたら、
 まずは1階左手にある「和天下」というお店の入口から中へ。

P1030767.JPG

 きれいなお姉さんたちに
 「我要去駐京弁餐廳(Wo3 yao4 qu4 zhu4jing1ban4 can1ting1)」
 と告げると、奥にあるエレベーターまで案内してくれる。
 恐縮しながらエレベーターに乗り、10階へ。
 エレベーターを降りて左手を見ると、
 「えっ!?普通のホテルの客室??」な感じの廊下がある。
 ひるまずそこをずんずんと進み、
 (床が滑りやすいので注意!)
 突き当りにあるまるでレストランらしからぬ部屋が目指す湘西駐京弁レストラン。
 対外的に営業しているレストランにはとても見えない、
 まさに内部食堂的なお店です。
 実際、昔は内部の食堂だったんだろうな。

***

湘は湖南省の略称。
だから湘西は湖南省西部という意味なのだが、
このビルとレストランは湘西土家族苗族自治州の北京出先機関のもの。
出す料理ももちろん湘西土家族苗族自治州の料理である。

湘西土家族苗族自治州は土家族、苗族などの少数民族が多く住んでいる。
映画『芙蓉鎮』の舞台になった王村や
古鎮で有名な鳳凰は湘西土家族苗族自治州にある。

さて、その湘西料理で有名なのは臘肉(la4rou4)。
この地方のはただの塩漬け干し肉ではなくて、
塩と香料にしばらく漬けてから部屋の中にあるオンドルの上やかまどの上に吊るし、
1年半くらいかけてゆっくり燻すのだという。
だから真っ黒でてかてかした仕上がりになる。

味付けは酸辣(suan1la4)がベース。
湖南料理レストランには必ずある干鍋(gan1guo1)料理も
湘西がルーツなのだという。

ということなのだが、
実はあまり下調べもせず突撃してしまった。
果たしてきちんと湘西料理を堪能できたのか??

金葱水豆[豆支](jin1cong1 shui3dou4chi3):22元
葱と水納豆の前菜

P1030770.JPG
(伝票の字は「金葱」に見えるけどメニュー名はもしかたら違うかも)

水豆[豆支]は少し水っぽい納豆みたいな大豆の発酵食品。
だから私は便宜的に水納豆と呼んでいる。
貴州省の駐京弁レストラン、貴州大廈で初めて食べてからすっかり好物になり、
見つけるとついつい食べてしまう。

今までに聞いたところでは、
貴州省、四川省で食べられているということだったが、
湖南省西部でもあるんだね。

貴州料理だと和えもののお供は香菜や蕨で、
しかもここに鰹節味のトウガラシ、糊辣椒が入るのだけれど、
湖南省版は葱だった。
もちろん使われているトウガラシも糊辣椒ではなかった。
(漬けたトウガラシかな?)

味付けはかなり酸味がきいていてさっぱり。
糊辣椒の海っぽい風味や香菜の香味でむせるような貴州のものにくらべると
やや物足りないと感じてしまう。

納豆ってことだし、葱までたっぷり添えられてきたので、
ご飯にもかけてみた。

P1030786.JPG

粘り気なし、臭さも足らずで、ご飯の友としてはやや力不足か。
あっさり前菜として食べるのが正解のようだ。

酸辣蕨根粉(suan1la4 jue2gen1fen3):22元
ワラビ粉ヌードルの和えもの

P1030789.JPG

しっかりした張りと弾力もあってぐずぐずふにゃふにゃしていない。
ちゅるちゅるっと元気なワラビ粉ヌードル。
長〜いので取り分ける時は要注意。

醤板鴨(jiang4ban3ya1):58元
アヒルジャーキー

P1030771.JPG

好物なので。
ビールのお伴に最適。
というより、激しくビールを呼ぶ一品。
最初の一口こそ辛さ控えめに思えるが、
実は後から辛さが追いかけてくる。
1かけら平らげて「もう無理!」と思うのに、
しばらくすると性懲りもなくまた食べたくなる麻薬系。
やっぱり好きだ〜!!

またまた長くなったので続きはまた次回。
まだまだモリモリ食べました!!


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西城区太平橋大街111号湘西大厦10階
010-6621-6598
P1030767.JPG
(この入口を入って奥のエレベーターで10階へ)
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2012年05月23日

【開小灶住家菜】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang1cai4)
P1030310.JPGP1030307.JPG
P1030312.JPGP1030309.JPG
【ところ:後現代城/ねだん:記事参照】

雑誌で取り上げられているのを見て行ってみたレストラン。

P1030304.JPG

「住家菜(zhu4jia1cai4)」って最近よく見かけるね。
「家常菜(jia1chang2cai4)=家庭料理」のちょっと今風の言い方?
少し前までは「私房菜(si1fang2cai4)」だらけだった北京のレストランシーン、
私房菜が使い古されて多少手垢にまみれた感じがしてきたところで、
新しいキャッチフレーズ登場ということだろうか。

私房菜にしても、この住家菜にしても、
どちらも共通しているのはこじんまりとした喫茶店風の店の作り。
最近よく行く一家一飯堂も、
寛街にある湖南料理の百米粒もそんな匂いがする。

以前からレストラン業界にいた人がやっているのではなく、
地方から出てきて別の本業がある人が
料理の腕もなかなかというんで趣味で開いた店とか、
地元料理が食べたいからと田舎から料理人を呼んでみたとか、
安心して食べられるレストランが欲しくて自分で作っちゃったとか、
そういう店が多いように思う。

この店もまさに、
経営者がある日レストランで食事をしたらお腹を壊し、
そのあまりの苦しさに
地溝油や化学調味料を使わない安心して食べられるレストランを自分で作ろう!
と決意して開いた店なんだそうだ。

その際に、ある村の元「村長」と知り合い、
この「村長」はじめ村の衆たちを料理人に迎えたというから、
なんだかおとぎ話というか、
「そんな展開ないだろ!?」とツッコミどころ満載のドラマストーリーというか。

でも「村長なんとか」というメニューが結構載っているところを見ると、
「村長」の作る料理が結構看板になっているということだろうか。

と言いつつ、頼んだのは「村長」もの以外のこんな料理。

双椒皮蛋(shuang1jiao1 pi2dan4):18元
赤・黄パプリカとピータンの前菜

P1030310.JPG

う、しょっぱい。
しょっぱいぞ!?

化学調味料を使わないというふれこみだけど、
そのかわりに塩気をたっぷり足してごまかしちゃったってこと?

嫌な予感……

臘八豆青蒜五花肉(la4ba1dou4 qing1suan4 wu3hua1rou4):30元
漬け大豆、ニンニクの葉、豚バラ肉の炒めもの

P1030307.JPG

ぬおー!
これもかなりの塩気だ……

臘八豆(たぶん臘八の日に仕込むのだろう)とかいう発酵大豆はいい味だし、
しょろしょろとした青蒜の食感もなかなか楽しいし、
豚バラ肉の旨みもあるし、
全体的に好きな味の方向性のはずなのだが、
そして事実そこそこおいしいのだが、
いかんせんしょっぱい。
私はかなり濃い口のほうだと思うのだが、
それでもしょっぱい。

*臘八豆は臘八(旧暦十二月八日)に仕込むのではなくて、
 立冬を過ぎてから作り臘八の頃には食べられるようになるのだそうです。
 湖南省の伝統食品とか。
 詳しくはこちらをどうぞ(中国語)。
 (2012/5/25付記)


香芹香干絲(xiang1qin2 xiang1gan1si1):18元
セロリと細切り燻製豆腐の炒めもの

P1030309.JPG

これもしょっぱいよお……(泣)

酸蘿蔔豆芽牛肉絲(suan1 luo2bo dou4ya2 niu2rou4si1):32元
大根の漬け物、もやし、細切り牛肉の炒めもの

P1030311.JPG

大根の漬け物なんてのが入っているそもそも塩気の強い料理だけに、
これも例外ではなかった。
田舎料理だからある程度塩辛いのは仕方がないのかもしれないが、
これだけしょっぱい料理が続くとさすがにキツイ。
化学調味料が入っていないというけれど、
だからっておいしいとは限らないってことだなあ、と実感。

干鍋藕片(gan1guo1 ou3pian4):32元
レンコンの鉄鍋炒め

P1030312.JPG

感想、上に同じ。

どうなんだろう?
お店が出来て1年が過ぎ、
経営者や「村長」たちの
「レストランを開く?面白いじゃないか!」
という興奮した気持ちがもう冷えてしまったということだろうか?

お店の中はなんとなく薄暗いし、
店員たちの態度にも活気がなくて疲れ感が漂っていた。
張り切ってレストラン経営に足を踏み入れてみたものの、
やってみるとやはり大変で息切れしてしまった?

レストランを開いて、
ちゃんとレベルを保ったまま営業し続けるって大変なことなのだなあ。
気まぐれや憧れで不用意に手を出してはいけないのだなあ。
そんなことを思い知らされる。

開店当初は主にネット上で評判になったらしい。
こじんまりした家庭的な内装が若者たちにウケて
「マイダイニング」的に使われていたみたいだけど、
お客さんのほうも当初の新鮮な驚きがなくなり、
「ウチの近所のちょっといい店」的な使い方にも飽きてしまったのかな。

もともと近所の人が通える食堂的な位置づけだったようなので
当たり前といえば当たり前だけど、
「そこそこだけど、遠くからわざわざ食べに行くほどでもないかな」
というのが正直な感想だった。

いや、これだけしょっぱいと、
近所でも行かないかもしれないなあ。

近くに住んでいて、
ご飯がもりもり進むしょっぱい料理が食べたいんだぜ!!
という時にはいいかも。


◆お店情報
開小灶住家菜
朝陽区百子湾路16号後現代城B会所116号2階
010-8721-7993
P1030304.JPGP1030305.JPG
<アクセス>
大望橋から西大望路を南下し、百子湾路の1つ南の通りで左折して東へ。
後現代城南門の近くにあります。


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2012年04月30日

【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)

潮州家庭料理大集合
潮州住家菜大展示(Chao2zhou1 zhu4jia1cai4 da4 zhan3shi4)
P1030545.JPGP1030550.JPG
P1030145.JPGP1010292.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

続いて野菜もの。

大地魚炒広東芥菜(da4di4yu2 chao3 guang3dong1 jie4cai4):48元
干し魚と広東芥欄の炒めもの

P1030550.JPG

以前よく通っていた新城国際近くの潮州料理レストラン「潮汕小館」でも
よく頼んでいた料理。

▼新城国際近く「潮汕小館」の記事
【潮汕小館】潮州菜
(最近引越ししたというウワサも)

大地魚はエイヒレみたいな感じの干し魚。
これと芥蘭との組み合わせは潮州あたりでは定番ということかな?

芥蘭がコリコリした食感でいける。
野菜の炒めものに魚の干物を入れるって目から鱗の発想。
でもなかなか合います。

上湯西洋菜(shang4tang1 xi1yang2cai4):48元
クレソンの炒めもの・スープ仕立て

P1030551.JPG

最近よく見かけるクレソンもの。
最近は近所の市場でも見かけるようになってきた。
南のほうでは前から食べられていたのかな?

日本ではクレソンなんてステーキの飾りくらいで
ワシャワシャ食べるイメージがないけど
(実際お高くてワシャワシャなんて食べられないけど)
こっちだとそれほど高くないのがうれしい。

ちょっと苦味があって、青々してて、おいしいです。

秘制蘿蔔(mi4zhi4 luo2bo):48元
大根の煮物

P1030145.JPG

なんていうか、懐かしい味。
何度もリピートしてる定番料理だ。

高湯煨涼瓜(gao1tang1 wei4 liang2gua1):58元
ニガウリのスープ煮

P1010291.JPG

これはネット上で評判がよかったので味見してみた。
上品なスープで煮込んであって、やさしい味付けだ。
豚バラ肉(塩漬け)も入ってるよ!

P1010294.JPG

松籽南瓜煲(song1zi3 nan2gua1 bao3):58元
カボチャの煮込み・松の実添え

P1030545.JPG

カボチャを揚げるか炒めるかしてバター風味で煮込み、
松の実を散らした料理。

潮州料理ではなくて創作料理だと思うのだけれど、
これはかなりイケる!

これをお持ち帰りしてカレーパウダーを振りチーズをのっけてオーブンで焼いたら、
これまた美味!!

瑶柱高湯春菜煲(yao2zhu4 gao1tang1 chun1cai4 bao3):48元
貝柱と春菜の高湯スープ煮

P1010053.JPG

カラシなみたいな感じのする春菜と豚バラ肉、そして貝柱。
さっぱりしているけど旨みはしっかり。

主食の部。
念願の、豚ラード醤油ぶっかけ飯!

猪油撈飯(zhu1you2 lao1fan4):18元
豚ラード醤油ぶっかけご飯

P1010292.JPG

ご飯の上にはカリカリに揚げた豚ラード。
ここにアツアツの豚ラード醤油ダレをぶっかける!

P1010293.JPG

うわお!何てこと。
究極のデブ飯である。

そして、まぜる!
P1010295.JPG

まぜる!!

P1010298.JPG

そして喰らう!!!

バター醤油ご飯の中華版とでも呼べばいいか。
おかわり必至、問答無用のうまさだ。

このカリカリがまた!

P1010299.JPG

で、2人でどんぶり1杯ペロリと完食した。

P1010300.JPG

こういうのを、「風巻残雲(feng1juan3 can2yun2)」というらしい。
もとの意味は風がちぎれ雲を吹き払うこと。
強風が雲を一掃。
つまり、あっという間にペロリときれいにたいらげるってこと。

P1030553.JPG
(最近行ったら、こんな可愛らしいどんぶりに入ってきた)

んもう、これ、最強の主食なのだが、
この店はチャーハンの評判もなかなかいい。

欖菜松籽炒飯(lan3cai4 song1zi3 chao3fan4):58元
欖菜と松の実入りチャーハン

P1030147.JPG

欖菜、または橄欖菜というのは漬け物。
オリーブの葉という話なんだけど、ホント?
これと松の実、豚肉のみじん切りの入ったチャーハン。

P1030149.JPG

う、うま。
猪油撈飯もいいけど、これもまた捨てがたい。

最後にデザート。
ネットで評判のよかったデザートもちょいと味見。

白果芋泥(bai2guo3 yu4ni2):18元
銀杏入りタロイモペースト

P1030556.JPG

ネットでみんなが褒めまくっているので一度食べてみたかったのだが、
これは一度でよいかな。

甘さ自体はほんのりしてて上品なのだが、
かなり大量に油が入っていてそれがしつこい。
最後に食べるにはヘビーだと思う。

これが大人気ってことは、
中国人はこの油たっぷりスイーツに慣れているからだろうか?
こっちって、小豆や棗で作るあんこにもかなり油が入っているからなあ。

***

ほんとお気に入りのお店なので、
これから時間をかけてメニュー制覇を目論んでいる。
正直なところほかのレストランよりはかなり割高だけど、
料理はどれも丁寧でおだやかな味付けで食べやすい。
メニューに写真がないので注文は少し苦労するかもしれないけれど、
一食の価値はあり。

*ご注文の際にはぜひこのブログ記事を参考にしてくださいね〜!


▼これまでの「一家一飯堂」関連記事
【一家一飯堂】潮州住家菜
【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之一)


◆お店情報
一家一飯堂
朝陽区亮馬橋路甲46号亜星大厦1階
010-6462-4036
P1010042.JPG
(外の表示には「飯堂」とだけ書いてあります)
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅下車。
亮馬橋路を四環路方面に向かい、福景苑のある交差点で右折。
秘苑を越えてしばらく歩くと左手にあります。

*席数があまり多くないので、事前の予約をお勧めします。


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2012年04月29日

【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之一)

潮州家庭料理大集合
潮州住家菜大展示(Chao2zhou1 zhu4jia1cai4 da4 zhan3shi4)
P1010283.JPGP1030539.JPG
P1030541.JPGP1030549.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

最近、どこかで食事をしようと思うと
ついつい足が向くのがこのレストラン。
かなりのリピート率で通っている。

おかげで食べたことのある料理も増えてきたので、
ここらで一気にアップしようかと思う。

まずは前菜から。

涼拌青瓜(liang2ban4 qing1gua1):28元
キュウリの和えもの

P1010283.JPG

これは前回の記事の時に登場済み。

脆蜇頭拌青瓜(cui4 zhe2tou ban4 qing1gua1):68元
コリコリクラゲとキュウリの和えもの

P1030142.JPG

クラゲプラスで一気に40元アーップ!
クラゲは確かにコリコリでよいけれど、
特に強いこだわりがなければキュウリのみ版で十分かな。

涼拌木耳(liang2ban4 mu4er3):28元
キクラゲの和えもの

P1030538.JPG

見た目より意外と辛かった……
でもさっぱりしてておいしいです!

そしてこのお店のスター料理がこちら。

瑶柱走地鶏(yao2zhu4 zou3di4ji1):190元
ゆで地鶏のショウガソース添え

P1030539.JPG

「カツ丼の頭ならぬ海南鶏飯の頭」と言ったら
かなりの人から「鶏の頭の料理?」と勘違いされた……

皮のところがみずみずしくてつやつや。
プチュン、プルン。
お肉はしっとりやわらかい。

瑶柱(yao2zhu4)は貝柱のこと。
たぶんゆで汁に使っているんだろう。

上の写真は10人で行った時に頼んだので一羽まるごとだったが、
小さいポーションで頼むこともできる。

瑶柱走地鶏(yao2zhu4 zou3di4ji1):52元
ゆで地鶏のショウガソース添え

P1010046.JPG

ほかにも1/2羽というのもある。

続いては潮州料理に欠かせない鹵水=ローソイもの。
肉や卵、厚揚げ豆腐などを
香辛料を入れた醤油ベースのタレで煮込んだり漬け置きをした料理だ。

鹵水拼盤(lu3shui3 pin1pan2):68元
ローソイ煮の盛り合わせ

P1030540.JPG

豚大腸とタン、ガチョウ、下には厚揚げ。
よーく煮汁がしみこんでいてうまい。

潮式鹵水猪大腸(chao2shi4 lu3shui3 zhu1 da4chang2):68元
豚の大腸のローソイ煮

P1010286.JPG

こちらは豚の大腸のみ。
腸の内側の脂はかなり残っているけれど、
ここまで煮汁がしみしみだとそんなにくどくは感じない。

P1010284.JPG

土台になっているのは厚揚げ。
これもまたご馳走。

P1010287.JPG

鵝肝・鵝肉(e2gan1・e2rou4):54元+49元
ガチョウレバー・ガチョウ肉

P1030150.JPG

ほんとは108元と98元
この日は1/2ずつ盛り合わせにしてみた。

レバーがふわっふわ。
歯がなくても平気なくらい。
一方の肉のほうはしっかり噛み応えがあって、
一生歯を大切にしなきゃ、と思う。
どちらも捨てがたし。
ここはやはり盛り合わせがオススメ。

そしてメイン料理はなんと言ってもこちら。

秘制花彫紅焼肉(mi4zhi4 hua1diao1 hong1shao1rou4):78元
花彫紹興酒入り豚バラ肉の煮込み

P1010280.JPG

走地鶏と並んでこの店の白眉と言ってもいい料理。
紅焼肉はどうしてもくどくなりがちだが、
ここのはなんとなくさっぱりした後味でもたれない。
お酢をうまく使ってあるのかな?

P1030541.JPG

咸魚蒸肉餅(xian2yu2 zheng1 rou4bing3):58元
干し魚のせ蒸し豚ミンチ

P1030152.JPG

干物らしきしょっぱい魚ののった豚ミンチ。
中にはクワイらしきシャキシャキが入っていて食感的にも楽しい。

P1030549.JPG

蝦醤蒸肉根(xia1jiang4 zheng1 rou4gen1):68元
豚すじ肉のエビ味噌風味蒸し

P1010057.JPG

ウニニッとした弾力のあるすじ肉をエビ味噌風味で蒸した料理。
エビ味噌風味がとても珍しかったらしく、とてもウケた。

P1030552.JPG

ご一緒したmarchさんが
「これ、カールの味がする!」
と言うので「え〜?そんな味したっけなあ?」と半信半疑で口に入れてみたら、
「!」

かじった時の味じゃなくて、
噛み砕いて最後に歯の溝にウニニッと残ったのの味だ!

てなことを書くとジャンクな味のように思えるかもしれないが、
決してそんなことはないんですよ。

吉祥三宝(ji2xiang2 san1bao3):68元
練り物3種の土鍋煮

P1030542.JPG

3種類のミートボールが入った鍋仕立ての料理。
色の濃いのは牛肉団子、
白は墨魚丸(イカボール)、
カットしてあるのは豚肉(たぶん)。
赤いのはトマトです!

添えられてくる赤いソースはチリ。
結構しっかり辛いので要注意。

蠔仔烙(hao2zi3lao4):68元
カキのお好み焼き風

P1030547.JPG

最近コックのオススメメニューで出ていたもの。
潮州といえばコレだもんね!と喜んで頼んだのだが、
味はまあ、普通だったかな?
お値段も結構するし、次からは頼まなくてもいいかも。

***

と、ここまででかなり長い記事になってしまったので、
続きはまた次回。
ペロリと食べちゃう最強のご飯ものも出てきます!

▼これまでの「一家一飯堂」関連記事
【一家一飯堂】潮州住家菜


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2012年04月27日

【晋陽飯荘】山西菜(之二)

山西料理
山西菜(Shan1xi1cai4)
P1030079.JPGP1030078.JPG
P1030082.JPGP1030085.JPG
【ところ:珠市口西大街/ねだん:記事参照】
(わー、茶色いー)

清明節に牧童に導かれて(?)やって来た晋陽飯荘。
メインの料理はこれだ。

晋陽香酥鴨(jin4yang2 xiang1su1ya1):70元(1/2羽)
ダックのサクサク揚げ

P1030075.JPG

下味をつけたダックをまるごと揚げた料理。
もともと山西料理というわけではなく、
この店が創作した料理なんだそうだ。

▼「香酥鴨」についての過去記事
【晋陽双来飯荘】山西菜(之二)

ネット上の説明によると、
開業した頃に出していた燜炉焼鴨という山西料理を出していた。
ところが北京にはロースとダックがあふれていて、
しかもどれも同じような味。
そのせいで燜炉焼鴨はあまり売れ行きがよくなかった。
そこで創作したのが、
巷にあふれるローストダックとは味わいの違う香酥鴨という料理。
高温で揚げるため余分な油が落ち、
外側はカリッと香ばしく、中の肉はやわらかくてジューシー。
以来、香酥鴨は晋陽飯荘の名物料理になった。

北京では、山西料理といえば晋陽飯荘というイメージが強いからなのか、
老舗の影響力なのか、
はたまた香酥鴨そのものがおいしかったからか、
今北京の山西料理レストランのメニューにはこれが載っていることが多い。

2人で1羽はさすがに無理だというので1/2羽頼んだのだが、
なんかこう、ゴロリと転がっていて物体チック。

P1030076.JPG

断面から見ると結構微妙な眺めだ。

P1030077.JPG

不思議なもので、店員さんに切ってもらうと食べ物になった。

P1030079.JPG

テーブルナイフでなんなく切り分けられることからも分かる通り、
軽い感じによく揚がっている。

サクサク。

P1030080.JPG

北京ダックと同じように
薄く焼いたクレープのような餅(bing3)にくるんで食べる。
お好みでキュウリや葱、甜麺醤と一緒にどうぞ。

P1030083.JPG

そしてもう一品はこれ。

晋陽過油肉(jin4yang2 guo4you2rou4):35元
豚肉と五目野菜の炒めもの

P1030082.JPG

山西料理といえば過油肉。
しっかり下味をしみこませた薄切り豚肉を油にさっとくぐらせてから
五目野菜やキクラゲと一緒に炒めた料理。

▼「過油肉」についての過去記事
【凱瑞大酒店】山西菜

そこらの山西料理店で過油肉を食べるととにかく油ぎとぎとで閉口するが、
ここのはさすがにそんなことはなく比較的食べやすい。
でも、本来ならもっときかせてあるはずの黒酢の風味が足らず、
山西料理というより山東料理といった風情だ。

それはこのキノコの炒めものも同じ。

山西風キノコ炒め:?元
P1030078.JPG
(メニュー名と値段のチェック忘れました)

すぐ近くにある豊澤園で出していてもおかしくない?

同じく山西省名物の刀削麺もどことなく北京風。

刀削麺(dao1xiao1mian4):4元(大)
タオシャオ麺

肉丁炸醤(rou4ding1 zha2jiang4):16元(小)
肉味噌

P1030084.JPG

肉味噌あんだったから北京っぽい味だったのかなあ。
ほかのあんを頼めば少しは違ったのかもしれない。

P1030085.JPG

麺は結構しっかりコシもあってよかったです。

P1030087.JPG

***

晋陽飯荘は北京一の老舗山西料理レストランではあるけれど、
味からすると「北京風山西料理」といったところかな?
むしろ山東料理の味わいに近いと感じた。

本場の味に近いということでは、
亜運村の唐都大酒楼のほうがオススメかも。

▼「唐都大酒楼」関連記事
【唐都三晋酒楼】山西菜(旧ブログ)
北京唐都三晋酒楼(大衆点評網)

このお店、
太原では広東料理レストランだってとこが笑っちゃうんだけど。


▼これまでの「晋陽飯荘」関連記事
【晋陽飯荘】山西菜(之一)


◆お店情報
晋陽飯荘
西城区珠市口西大街241号
010-6303-1669
P1030067.JPG
<アクセス>
和平門から南新華街を南下し、珠市口西大街にぶつかったら左折。
東方向にしばらく行ったところにあります。
道の北側です。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
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2012年04月26日

【晋陽飯荘】山西菜(之一)

山西料理
山西菜(Shan1xi1cai4)
P1030067.JPGP1030068.JPG
P1030073.JPGP1030074.JPG
【ところ:珠市口西大街/ねだん:記事参照】

清明節の連休に天津行きを企てた。
天津にいる友人と会い、
シャコをたらふく食べてくる計画だったのだが、
北京南駅でその野望ははかなく砕け散った。

10時過ぎの時点で「1時過ぎの列車まで満席」とのアナウンス。
一緒に行くはずだった友人と、
「今日はもう無理だね……次の機会にしよう!」
とあっさり断念した。

さて、突然ぽっかり空いた一日をどうしよう?
馬連道までお茶を買いに行くという案も出たのだが、
「そういえば晋陽飯荘に行ったことないって言ってたよね?
 この時間ならまだ空いてるから、行ってみる?」
ということになった。

「天津でシャコ」が「山西料理の老舗」に化けた!

さて、その晋陽飯荘は1959年開店の老舗。
北京で山西料理といえばすぐに名前の挙がる有名店だ。
北京で最初に山西料理を出した店で、「中華老字号」にも認定されている。

晋陽というのは山西省にあった古代都市の名前で、
春秋時代に晋国趙氏が建造した蒲州の晋陽城と
秦代に太原に造られた晋陽城のことを指す。

隣にある紀暁嵐故居は晋陽飯荘が管理していて、
予約がいっぱいで席待ちの時間などに無料で参観が可能。

というか、
もともと晋陽飯荘は紀暁嵐故居で営業していたのだが、
2001年に北京市が修復して記念館にすることを決めたため
東隣に拡大移転したということのよう。
紀暁嵐故居を利用した店舗には老舎もよく訪れていたそうだ。

P1030067.JPG

店に入ってすぐのところには、
キンキラキンに輝く巨大な牛と牧童の像がお出迎え。

P1030068.JPG

山西省汾陽市杏花村で作られている杏花村汾酒のトレードマークだ。
由来は杜牧の詩、『清明』。

 清明  杜牧

 清明時節雨紛紛  清明の時節 雨 紛々
 路上行人欲断魂  路上の行人 魂を断たんと欲す
 借問酒家何処有  借問す 酒家は何処に有る
 牧童遥指杏花村  牧童 遥かに指す 杏花村


あら、清明節の連休に晋陽飯荘に来ることになったのは
なかなか風流なことだった?
私たちも牧童に導かれたのかな。

まったく関係ないが、
晋陽飯荘の右手には懐かしいこんなお方の姿も。

P1030066.JPG

1990年に開催された北京アジア競技大会のマスコット、
パンダの「盼盼(パンパン)」。

先日微博でこんなの書き込みを見つけて、思わずプッ。

「この子を知っている?おめでとう。あなた結構、いいお年ですよ」

私も祝福されました〜!

閑話休題。
話を晋陽飯荘に戻そう。
1階の席はなんだか暗い感じだったので2階へ。

P1030069.JPG

11時を回ったばかりとあって客はまだまばらだ。

まずはビール!
といきたいところだったが、
せっかく晋陽飯荘にやって来たのだからと、
いきなり白いのに行くことにした。

晋陽特供汾酒(jin4yang2 te4gong4 fei2jiu3):218元
晋陽飯荘特製汾酒

P1030070.JPG

結構いい値段だけど、まあ天津往復したと思えば……

飲兵衛なので白酒ももちろん飲む。
中でも汾酒は口当たりがよくてまろやかなので飲みやすい。

アテはこれ。

椿香桃仁(chun1xiang1 tao2ren2):25元
香椿とクルミの和えもの

P1030073.JPG
(メニュー名には確か「椿香」と書いてあったと思います)

こっくりしたクルミと香椿の組み合わせ。
春ですなあ。

芥末黄瓜(jie4mo huang2gua1):13元
キュウリの芥子油和え

P1030074.JPG

ツーンとくる刺激が思いのほか強烈。
キュウリをこんな風に切って和えるって意外とない。
新鮮。

ぽちぽちと前菜をつまみ、
汾酒で乾杯しながら主菜の登場を待つ。

P1030072.JPG

うむ、よき清明でありますなあ。

この頃にはすっかり天津行きが実現しなかったことも忘れて
上機嫌な私であった。


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晋陽飯荘
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2012年04月13日

【松鶴楼菜館】蘇州菜

蘇州料理
蘇州菜(Su1zhou1cai4)
P1010075.JPGP1010078.JPG
P1010072.JPGP1010077.JPG
【ところ:東交民巷/ねだん:記事参照】

前にも書いたが、
実は老舗系のお店に弱い。
留学生から北京生活をスタートさせたので
老舗は高くて敷居が高かったし、
近所の安いお店のおいしさにはまってそればかり探求していて
老舗まで気持ちが向かなかった。

働き出してからも老舗に通うほど懐が豊かだったわけではなく、
やっぱり庶民的な店にばかり通っていた。
結果、誰もが知っているような老舗なのに
行ったことがないという店が結構ある。

最近、さすがにそれではいかんと反省して、
今更ながらだが意識的に老舗の店に行くようにしている。

松鶴楼も老舗中の老舗の蘇州料理レストランだが、
これが初訪問。

P1010068.JPG

ご一緒した方は松鶴楼経験者で、
その方曰く改装してなんだか豪華になったとのこと。
ついでに値段もずいぶん上がったようだ。

玫瑰蘿蔔花:(mei2gui luo2bohua1):28元
大根の醤油漬け

P1010070.JPG

大根の花って、ねえ?
きれいっちゃきれいだけど、
こういうのって、どうなんでしょう、ねえ?
個人的にはあまり必要性は感じないんだけど。

「玫瑰(mei2gui)=バラ」なんだけど、
これはこのお花盛り付けがバラの花をかたどっているから?
それともバラのジャムが入ってるとか?
食べてもよく分からなかった。
味自体は大変おいしゅうございました。

陳酒酔鶏(chen2jiu3 zui4ji1):58元
鶏肉の紹興酒漬け

P1010069.JPG

江蘇あたりの料理を食べにくるとついつい頼んでしまう一品。
さすが、安定感のあるおいしさ。

せっかく松鶴楼に来たので、名物の松鼠桂魚を頼む。

松鼠桂魚(song1shu3 gui4yu2):228元
揚げた桂魚のあんかけ

P1010074.JPG

が、これはいただけなかった。
カリカリとした歯ごたえがまったくなく、
しとっている。

P1010075.JPG

明らかに先に揚げておいた作り置きだ。
道理で電光石火の早業で出てきたと思った。

普段は松鼠桂魚を頼むことなんてほとんどない。
老舗の名物料理だから、と意を決して頼んだというのに、
これはガッカリだ。

響油鱔糊(xiang3you2 shan4hu2):88元
タウナギの旨煮

P1010072.JPG

そのかわり、タウナギは大変美味だった。
ほかの店で食べると若干くどいと感じるのだが、
ここのは非常に上品だった。

淮揚獅子頭(Huai2yang2 shi1zitou2):38元
肉団子のスープ煮

P1010080.JPG

ふんわり肉団子。
中には蟹肉入り。

P1010083.JPG

蟹粉豆腐(xie4fen3 dou4fu):28元
蟹肉豆腐

P1010077.JPG

蟹がだぶったけど。
こちらも納得のお味。

蒓菜銀魚湯(chun2cai4 yin2yu2 tang1):28元
ジュンサイとシラウオのスープ

P1010082.JPG

日本のジュンサイに比べるとかなり大ぶり。
ジュンサイのスープは普段あまり飲まないが、
(宴会やコースじゃない限り、スープ自体そんなに頼まないけど)
たまに飲むとさっぱりしておいしいね。

碧緑空心菜(bi4lv4 kong1xin1cai4):58元
空心菜の炒めもの

P1010078.JPG

こっ、これは……
「そこまでするか??」的なおせっかい盛り付け。
なんだか食品サンプルみたいで気持ち悪いよ。
味は悪くないのに、なんだかもったいない気分だ。

それに値段、高いッ!
空心菜をそろえる手間賃?

せっかくだから主食も2つ。

手工葱油拌麺(shou3gong1 cong1you2 ban4mian4):12元
葱油混ぜ麺

P1010084.JPG

上海訪問時のお楽しみ、滄浪亭のものには及ばないけど、
(滄浪亭に行ってもあの味はもうなくなっちゃったけどサ)
まあ、まずまず。

如意生煎包(ru2yi4 sheng1jian1bao1):6元
焼き肉まん

P1010085.JPG

何がどう如意なのかは不明だが、
これも味はきちんとおいしかった。

***

どの料理も全般的に安心して食べられるおいしさだったと思う。
さすが老舗。
それだけに、松鼠桂魚の手抜きが納得いかない。
空心菜炒めの向きをそろえるくらいなら、
桂魚をその都度揚げる手間を惜しまないでほしいと思う。
時間がかかっても揚げたてパリパリを食べたい。
残念。


◆お店情報
松鶴楼菜館
崇文区台基廠大街10号
010-6524-5223
P1010068.JPG
<アクセス>
王府井から台基廠大街を南下すると左手(東側)にあります。
台基廠三条とぶつかる十字路の近く、教会のちょっと北です。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
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2012年04月10日

【蘭州賓館餐廳】西北菜

中国西北部の料理
西北菜(xi1bei3cai4)
P1020829.JPGP1020837.JPG
P1020832.JPGP1020835.JPG
【ところ:西直門北大街/ねだん:記事参照】

以前、駐京弁レストラン食べ歩きの会で来ようと思って予約までしたのに
当日になって急遽内装工事のため臨時休業してしまい、
結局行けずじまいだった蘭州市の駐京弁レストラン。

その後もずっと行く機会がなかったのだが、
ある日友人とこの近辺で食事をということになり、
ふと思い出して行ってみた。

このレストラン、
西直門北大街と二環路が合流する地点の近くにある
金暉嘉園という住宅街の一角にあって、
ものすごく分かりにくい。

P1020826.JPG
(金暉嘉園の入口)

初めての訪問で迷うことなくたどり着くのはかなり至難の業だ。

私たちも例外ではなく、
あっちこっちで人に尋ねてようやく到着。

これが蘭州賓館。

P1020828.JPG

両会期間中だったのでこんな横断幕がかかっていた。

P1020827.JPG

蘭州からもたくさん代表が来てたんだろうな。

私たちはホテルの入口から入ったけど、
レストランの本当の入口はホテル入口の左側にある。

P1020842.JPG

さて、ようやくたどり着いたのだけれど、
二人なので品数はあまり頼めず。
味見程度に数品。

生拌茼蒿(sheng1ban4 tong2hao1):15元
春菊の和えもの

P1020833.JPG

別段西北料理というわけではないけれど、
青い菜っ葉が食べたかったので。

金坡釀皮(jin1po1 niang4pi2):22元(中)
でんぷんで作ったぷるぷるの和えもの

P1020835.JPG

以前、燕蘭楼でも食べた典型的な西北料理の前菜。

▼説明はこちらをどうぞ。
【燕蘭楼】西北菜(之一)
(この時は [酉良]皮と書いてますが)

前菜というか、
ほとんど主食と言ってもいいくらいのボリューム。
腹がふくれる。

黄燜羊肉(huang2men4 yang2rou4):58元
羊肉の煮込み

P1020829.JPG

メインを何にするか悩みに悩んで、
最後に「やっぱりコレだろう!」と決定した一品。

見た目的にはそれほどでもないけれど、
結構バッチリ辛かった。
そしてどことなくカレー風味。

羊肉がほろほろとやわらかくて美味。
思わずいくつも食べてしまった。

そしてここにもごんぶと春雨がたっぷり。
またも腹がふくれる。

清炒百合(qing1chao3 bai3he2):38元
百合根の炒めもの

P1020832.JPG

百合根は甘粛省の名産。
これだけお皿いっぱいの百合根、なかなかインパクトのある眺めだ。

シャクシャク感を残した炒め上がり。
でもほっくりした食感も出てて、そんでもって甘い。

主食はもちろん牛肉麺。

が、釀皮と黄燜羊肉のごんぶと春雨のおかげで本気で腹がふくれてしまった。
最初は1人1碗ずつ頼むつもりだったのを1碗で分け分けする作戦に変更。

牛肉麺・細(niu2rou4mian4・xi4):10元(中碗)
牛肉麺(細麺)

P1020836.JPG

麺は「細(xi4)=細麺」や「寛(kuan1)=幅広麺」の中から
好みの太さを選ぶ。

P1020837.JPG

これは細麺。

スープは牛ベースで透き通っている。
でも以前行った飛天大廈にある甘粛省駐京弁レストランの牛肉麺のほうが
すっきり透き通っていてきれいだった。
味も甘粛省駐京弁レストランのほうが雑味がなくて上品だったなあ。

▼甘粛省駐京弁レストランの牛肉麺はこちらから(旧ブログです)。
【甘粛省駐京弁餐廳】一品特色牛肉麺
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページからGO!してみてください。)

比べてみると、やっぱりちょっと濁ってるよね。
これはこれでおいしいんだけど、
甘粛省駐京弁レストランのが素晴らしくおいしかっただけに
やや見劣りする感は否めない。

牛肉麺のやや見劣りする感は料理全体にも言えていて、
全体的に甘粛省駐京弁レストランのほうがだいぶ上の感じがする。

牛肉麺に煮卵がついてくるのはうれしいけどね。

P1020839.JPG

卵プラスでいただきました。

P1020840.JPG

***

西北料理、甘粛料理、またはおいしい牛肉麺が食べたいということであれば、
多少高いけれど飛天大廈の甘粛省駐京弁レストランがイチオシ!
燕蘭楼(景山公園の西の角にある)もおいしい。

食通の話によると、
阿西婭食府というお店もなかなかとか。
今度行ってみよう。


▼これまでの「西北菜」(もしくは甘粛料理)関連記事

【燕蘭楼】西北菜(之一)
【燕蘭楼】西北菜(之二)
【燕蘭楼】西北菜(之三)


◆お店情報
蘭州賓館餐廳(蘭州市駐京弁レストラン)
西城区西直門北大街58号院金暉嘉園小区5号楼
010-8229-1133-108
P1020842.JPGP1020828.JPG
<アクセス>
西直門北大街と二環路の角に位置する金暉嘉園という住宅街の一角にあります。
かなり分かりにくいところにあるので、
詳しくはこちらの地図でご確認ください。

*料理はどれも
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2012年02月21日

【大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」】雲南菜(之二)

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1000767.JPGP1000781.JPG
P1000774.JPGP1000785.JPG
【ところ:西単/ねだん:記事参照】

前菜っぽい感じの料理をいくつかご紹介した後は
メインどころの料理を一気呵成に!

原汁竹蓀汽鍋鶏(yuan1zhi1 zhu2sun1 qi4guoji1):90元
キヌガサタケ入り鶏の蒸しスープ

P1000764.JPG

中央に煙突のついた汽鍋と呼ばれる容器で
鶏肉を蒸して作るスープ。
雲南料理レストランならないところはないくらいのど定番雲南料理。

水分は入れず、下から上がってくる蒸気だけでスープを作るというけど、
ホントのところはどうなんだろうか……

田七とかいろいろ生薬入りのものがあるけど、
この日はなんにも入っていない原汁=オリジナル。
代わりと言ってはなんだが、竹蓀=キヌガサタケ入りのにした。

P1000772.JPG

コクと旨みはたっぷりだけど、透明であっさりとしたスープ。
水を入れて作るスープだと鶏肉はすっかり出がらし状態だが、
汽鍋鶏だとプリプリむちむちとした蒸し鶏風の仕上がりになっていて
鶏肉自体もとてもおいしい。
ほしょほしょとしたキヌガサタケもまたいい。

香草排骨(xiang1cao3 pai2gu3):16元(1個)
スペアリブのレモングラス風味

P1000785.JPG

前回食べたという料理の中で評価の高かったものから。
がっつり肉を食べたい向きにはもってこい!
でもこの日は女性だけでちょっとヘビーすぎたかも。

下味がよく染みていて肉自体はとても食べやすい。
レモングラスの香りがさわやか。
添えられたピクルスも美味。

火腿青豆米(huo3tui3 qing1dou4mi3):30元
ハムとソラマメの炒めもの

P1000779.JPG

季節じゃないけど、やっぱりどうしても食べたくてソラマメ。
「米」とついてるけどお米は入っていなくて、
穀物の殻や皮を取った状態のものを「○○米」という。
この場合はソラマメの皮をむいて中身だけを取り出したもの。
ソラマメは通常「蚕豆(can2dou4)」というのだけれど、
ここでは「青豆(qing1dou4)」が使われている。
食材、特に野菜の名前は地方によって違うことが多くて
なかなか曲者だ……

喃咪芋艿(nan2mi1 yu4nai3):32元
サトイモのピリ辛煮

P1000783.JPG

芋艿(yu4nai3)はサトイモのこと。
これも通常は芋頭(yu4tou)が多いけど、こういう言い方もあるんだね。
喃咪(nan2mi1)はトマト、ニンニク、レモン、トウガラシを使ったソース。
タイ族のものだそうだ。
あれ?
ここはペー族自治州のレストランだけど……
そのへんはあまり厳密ではないのかな。

見た目からは想像できないかもしれないが、
トウガラシ入りだけあってこれが結構しっかり辛い!
この日食べた料理で一番手ごわかったかも。
でもぽっくり甘いサトイモとのコンビが絶妙で、
ついつい食べちゃうんだなあ。

清炒野芥蘭(qing1chao3 ye3jie4lan2):32元
野芥蘭の炒めもの

P1000781.JPG

縁のところがちぢれた余り見ないタイプの芥蘭。
「野(ye3)」とついているところからすると山菜か、
少なくとも地場でしか食べられない珍しい野菜ということだろう。
濃い緑がとてもおいしそうで頼んでみたのだが、
これが大当たり。
少し辛味というか苦味があって、
肉厚でしっかりとした葉が食べ応えあり。
忘れがたい一品になった。

青椒炒白参(qing1jiao1 chao3 bai3shen1):36元
パプリカとスエヒロタケの炒めもの

P1000774.JPG

雲南料理レストランに来たからにはキノコものをと思うのだけれど、
一皿100元近い、または軽く100元超えする値段がネックになって
どうしても頼めない。
その中にあってこの白参は36元と格安!
で、ごちゅうもーん。

ほしょほしょ、くしゅくしゅした食感。
特に濃厚なキノコの旨みがあるわけじゃないけど、
ま、雲南キノコ食べた感は味わえていいか。

と思っていたら、これってスエヒロタケっていうキノコで、
雲南以外にも世界中で生えるらしい……

過橋米線(guo4qiao2 mi3xian4):28元
雲南風ライスヌードル

P1000789.JPG

主食はおなじみ過橋米線。
こんな風にスープ、ライスヌードル、具材を別々に運んできたのを
店員さんがその場で混ぜて作ってくれる。

P1000790.JPG

味は……どうだったかな?
あっさりしていておいしかったような記憶はあるのだが、
時間がたちすぎてよく覚えていない。
ごめんなさい。

飲み物はご当地ビールを。

大理啤酒(da4li3 pi2jiu3):12元
大理ビール

(写真はありません)

途中から可愛らしく梅酒でもと思ってこれを頼んだのだが……

青梅酒(qing1mei2jiu3):68元
梅酒

P1000786.JPG

漬けた酒が白酒だった!
アルコール度数が高くてなかなか皆さん手が伸びなかったみたい。
頑張って飲んだら結構酔いが回った。
ご注意を!

***

正直なところ大絶賛!というほどおいしいとは思わなかったけど、
あっさりめの味付けだし野菜もたくさん食べられるので
日本人(特に女性)の口にはとても合うと思う。

個人的には、
あんまり辛いものがなかったのもちょっと肩透かしだったかも。
もう少し人数が多くてあれこれオーダーしていたら
私のツボにドンピシャリのものもあったかなあ??

店内は豪華ではないけれどとても清潔。
店員さんも行き届いたサービスとまではいかないけれど、
まずまずの対応。
最後にバラ(ハマナス)のジャムがほしいと頼んだら
律儀に探して持ってきてくれたりもして、
感じはとてもよかったです。


▼これまでの「大理白族自治州駐京弁『蝴蝶泉賓館中餐廳』」関連記事
【大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」】雲南菜(之一)


◆お店情報
大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」
西城区 西単北大街西斜街55号蝴蝶泉賓館内
010-6615-7755
P1000762.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「霊境胡同」駅下車。
D出口を出てすぐの宏廟胡同を西に入り、
店名表示のある案内に従って胡同を進んでいってください。

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2012年02月18日

【大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」】雲南菜(之一)

雲南料理
雲南菜(Yun2nan2cai4)
P1000769.JPGP1000770.JPG
P1000775.JPGP1000778.JPG
【ところ:西単/ねだん:記事参照】

地方政府の北京駐在事務所レストランを食べ歩く会に参加するようになって久しい。
この会で行ったレストランでNo.1との呼び声の高いのが
この大理白族自治州駐京弁のレストラン。
雲南料理の中でも大理、それも白族(ペー族)の料理を供するお店だ。

私が参加する前のことだったか、その日都合が悪かったかで参加できず、
とても残念に思っていたのだが、
ありがたいことに再訪計画が持ち上がった。
喜び勇んで参加。

以前ともこさんの「週刊中国的生活2」で紹介されていたので
ご存知の方もいらっしゃると思うけれど、
地下鉄駅から近い割に分かりにくいところにあるので、
まずは行き方の説明から入りたいと思う。

▼ともこさんブログの記事はこちら。
雲南省大理料理《蝴蝶泉賓館中餐庁》@北京

最寄駅は地下鉄4号線の「霊境胡同」。
ここのD出口を出てすぐの宏廟胡同を西に入っていく。

ともこさんのブログにはレストラン名の看板が見えるとあるけれど、
いつの間にか撤去された模様。
目印は「宏廟胡同」の看板だけになってしまった。
より分かりにくくなってしまったけれど、
でもこの胡同名の看板さえ見逃さなければ大丈夫。

P1000754.JPG
(ホワイトバランス設定を誤ってなんだか妙な色合いですが、ご勘弁を)

宏廟胡同を入ってしばらく行くと、
実はもうレストランの名前が見えてくる。

P1000757.JPG

「胡蝶泉餐飲」とある建物がそうだ。

でもここからが意外と長い。

P1000758.JPG

ともこさんの「見逃すな!」の指示通りこの看板を見つけたら右折。

P1000759.JPG

そしてこの案内で道なりに左折。
やっぱり微妙に表示が変わってる……

P1000761.JPG

さらに左手のこんな案内の通り進んでいくと、

P1000762.JPG

ようやくたどり着いた!

***

で、ここで終わるというのも申し訳ないので、
やや前菜的な感じのものをいくつか先にアップ。

大董なみの本みたいな分厚いメニューを繰って
(というか、大董のをパクったのは明白)
前回食べておいしかったという料理や店員さんのオススメ、
雑誌記事の紹介などを総合して頼んだ料理はこちら。

剣川玫瑰酥地参(jian4chuan1 mei2guisu1 di4shen1):28元
地参(朝鮮人参みたいなの)のかりんとう風揚げ

P1000770.JPG

無禅居でも出てきた一瞬「虫か?」とギョッとするお菓子風前菜。
カリッコリッとしていてかりんとうのような食感で、甘い。
これはさらにバラ(ハマナス)ジャムつき。

▼無禅居版はこちら。
【無禅居】雲南菜

無禅居では「雪参」と呼んでいたけどおそらく同じものでは?

P1000771.JPG

無禅居のはカリッとした軽い食感で後を引くおいしさだったのだけれど、
ここのはちょっとクセがあってあまり食べられなかった。
まずくはないんだが。

樹花菜/青蛙皮(shu4hua1cai4/qing1wa1pi2):28元
雲南山菜の和えもの盛り合わせ

P1000769.JPG

こちらも茶馬古道などの雲南料理レストランでおなじみの山菜。

▼茶馬古道のものはこちらで。
【茶馬古道】雲南菜

樹花はおかひじきみたいな食感、
青蛙皮はそんな風に見えるというだけでもちろんカエルの皮ではない。
ちょっとしとっとした独特の食感があって、
食べるともしょもしょして面白い。
味付けはレモンと酸味と唐辛子の辛味がきいていた(ような記憶がある)。
さっぱりしているので前菜や箸休めにぴったり。

玫瑰普洱乳扇巻(mei2gui pu3er3 eu3shan4juan3):40元(8元×5個)
バラ(ハマナス)の甘煮入りチーズ煎餅揚げ

P1000775.JPG

チーズ煎餅という表現が正しいのかどうか……
雲南料理でよくあるカッテージチーズ風のものを薄切りにして
揚げてあるのだと思う。
中にはバラ(ハマナス)のジャムというか、甘煮(かな?)。

P1000778.JPG

冷めるとちょっと油っこくなってしまうので、
アツアツのうちにどうぞ。
正直なところ抜群においしいというわけではないけれど
雲南料理を食べに来た感が盛り上がる一品。

まだまだいろいろ頼んだのだけれど、
全部書くのはちょっと骨が折れるのでまた次回。


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2012年02月03日

【豊澤園飯荘】魯菜(之五)〜熱菜篇

山東料理(その5)〜温かい料理篇
魯菜(之五)〜熱菜篇
P1000670.JPG
【ところ:珠市口/ねだん:記事参照】

この日必ず頼むと決めていた料理2品をまず単独でアップした後は、
頼んだものを一気にご紹介。

ちなみに、私が注文を考える時の順番はほぼ下記の通り。

前菜をまず頼み、
熱菜はお目当ての看板料理やお店のオススメを最初に数品。
それを骨にして、
素材や味付けのバランスを見ながら
「肉を使った料理→野菜だけの料理→スープ→主食」の順番に
足していくようにしている。

品数は前菜が人数の半分くらい、
スープや主食を含めた熱菜が人数と同じ皿数くらいを目安にする。
中国の人は皿数が偶数になるようにとか、
まあいろいろこだわるようだけれど、
私はあまり気にしない。
日本人の場合は野菜中心の料理を多めに取って、
お肉ものを頼みすぎないようにすると喜ばれる。

日本人どうしで中華料理を食べに行くと
1人1つずつ好きなものを頼むケースも多いようだが、これは避けたい。
前菜と熱菜のバランスはもとより
素材や味付けの組み合わせを無視することになり、
結果的に同じ素材と同じ味付けが重複してわやわやの食卓になってしまう。
1つ1つはおいしくても全体としてバランスの悪い偏った食事になり、
その食事全体の質を下げてしまうことにもつながる。

毎回自分でメニューとにらめっこし、
時にはお店の人に相談したり
テーブルを囲んだ人とあれこれ相談たりして頼む料理を決めるのは面倒だが、
逆に言えばそれが中華料理を食べる醍醐味でもある。
定食ものやコースに慣れてしまった日本人は
どうもこの作業を面倒臭がってサボってしまいがちだけど、
それは食卓をプロデュースする楽しみを自ら放棄していることのように思える。
もちろん言葉の壁はあるとは思うのだけれど、
それでもやはり出来る範囲で自分で注文することを強くオススメしたい。
あなた任せのラクチン注文ばかりしていると、
「自分の食べるものを自分で決める」
というごく基本的な自由選択の機会と能力をなくしてしまうように思うのだ。

と、分かったようなことを書いているが、
大人数の料理の注文は途中で何がなんだか分からなくなって
エイヤッ!と頼んでしまうことが多い。
このあたり、典型的な文系で論理的思考が不得手、
しかも物事を最後までやり遂げる粘り強さに欠ける自分らしいと思う。
料理のオーダーにはかくも人格が反映されるという好例だな。

と、雑談はさて置いて、料理の紹介を急ごう。

糟溜三白(zao1liu1 san1bai2):108元(大)
鶏肉、白身魚、タケノコの酒かす風味あんかけ

P1000663.JPG

同じく山東料理の老舗、同和居でも食べた料理。
豊澤園のメニューには確かそのものズバリのものはなかったけれど、
「糟溜三白」と言えば作ってくれる。

酒かすの風味とほんのりとした甘さがあって、
食べるとなんとなくほっとする味。
醤油味が中心になりがちな山東料理にあって、
このやさしいほんのりした味付けはとても貴重だし、
食卓のアクセントとしてもちょうどいいと思う。

両吃干炸丸子(liang3chi1 gan1zha2 wan2zi):66元(25cm)
揚げ肉団子・2種類の調味料添え

P1000655.JPG

甘辛のタレと椒塩を添えた肉団子。
ポイッと口に放り込みたくなる絶妙サイズで、
気づけば何個食べたことか。

干焼活桂魚(gan1shao1 huo2 gui4yu2):216(108元*2斤)
ケツ魚の揚げ煮

P1000685.JPG

大人数だから普段は避ける魚料理も頼んでみた。

清炒蝦仁(qing1chao3 xia1ren2):108元(25cm)
エビの炒めもの

P1000667.JPG

これも普段はまったく頼まないけど
老舗だしたまにはいいかと思って注文。
意外に美味。
日本人ウケはよさそうなので
日本人向けの食卓なら定番注文メニュー入りさせてもいいかも。

芫爆肚絲(yuan2bao4 du3si1):158元(25cm)
豚胃袋の香菜炒め

P1000657.JPG

モツものをもう1品。
豚の胃袋と香菜は定番の組み合わせ。

醤爆鶏丁核桃(jiang4bao4 ji1ding1 he2tao):50元(25cm)
鶏肉とクルミの甘味噌炒め

P1000668.JPG

「醤爆(jiang4bao4)=甘味噌で炒めたもの」が一つ欲しいと思って頼んだ料理。
たいていは鶏肉とキュウリ、ニンジンで作るが、
ここではクルミが入っていた。
ちょっと贅沢。
写真はブレブレでいけてないが味はなかなか。

鍋塌豆腐(guo1ta1 dou4fu):42元(大)
豆腐の揚げ出し風

P1000683.JPG

ピカタというか揚げ出し豆腐風というか、
衣をつけて揚げ焼きにした豆腐をスープで軽く煮た料理。
これ、味がほとんどなくて
「調味料入れ忘れた?」
という感じ。
化学調味料を入れるなと言ったから?
そりゃつまり、
この料理は普段化学調味料バンバン入れて作ってるってことか。

ちなみに、鍋塌豆腐自体はほんとはおいしい料理です。

▼ちょっと変わりバージョンだけど、料理についてはこちらをどうぞ。
【悦賓飯館】鍋塌豆腐合

ここからは野菜もの。

栗子扒白菜(li4zi pa2 bai2cai4):42元(大)
栗と白菜のうま煮

P1000660.JPG

できれば青菜を頼みたかったのだがピンとくるものがなく、
定番といえば定番の栗と白菜のうま煮を頼んだ。
日本人には新鮮な組み合わせだし、
味も大きく外すことがないので安全パイかな。

葱香杏鮑磨icong1xiang1 xing4bao4gu1):38元(25cm)
アワビタケの葱風味炒め

P1000673.JPG

野菜ものを頼むのに頭を悩ませていたら店員さんが勧めてくれたもの。
野菜というか、キノコだけど。
一度素揚げしたアワビタケを葱のぶつ切りと一緒に炒めて
甘辛い醤油味で味付けしてある。
これがよかった!
妙に気に入ってひとり箸を動かし続けてしまった。

炒三不粘(chao3 san1buzhan1):120元(25cm)
卵黄と緑豆粉のカスタード風練り菓子

P1000689.JPG

かなり強烈に甘いのでメニュー名は「菓子」としたけれど
位置づけ的には炒めものに入るらしい。
同和居の看板料理として有名だ。

前出の糟溜三白に大量の卵白を使うので、
余った卵黄を無駄にしないために考案された料理とか。

緑豆粉と卵黄を火にかけ、
大量の油を入れながらひたすら、ひたすらかき混ぜ続けるという
実に忍耐力と根気の必要な料理らしい。

三不粘という奇妙な名前は
「一不粘盤、二不粘匙、三不粘牙」
(皿につかず、レンゲにつかず、歯につかない)から。
その名の通り、スライムのような不思議な質感が特徴的だ。

味はまさにカスタードというか、甘いマヨネーズ。
油が半端なく使ってあるしお味的にもかなり濃厚なので
正直なところ一口で十分。

豊澤園のものにはなぜか人工的なレモンの香りがついた変り種。
それがちょっと珍しくていつもよりは食べてしまったが、
仕上がりがざらついてダマダマしていてなめらかさに欠ける。
やはり同和居のほうが格段においしい。

燴烏魚蛋湯(hui4 wu1yu2dan4 tang1):108元(大)
イカ卵巣のあつもの

P1000690.JPG

スープなので頼む順番は遅くなったが、
これもマストアイテムとして注文を決めていた料理。
イカの卵巣は「イカキン」と言うそうです。

ここから先は主食。
豊澤園の名物主食を3つ頼んでみた。

烤銀絲巻(kao3 yin2si1juan3)(一楼):2.5元(1個)
焼き銀糸巻き

P1000676.JPG
*(一楼)と書いてあるってことは、
 二階(個室?)に行くともっと高くなるのかな……

細長いマントウの中に細くよった「銀糸」が包まれている
なかなかに手の込んだもの。

P1000680.JPG

これは「銀糸」が同和居のものより細くて、
生地もとてもなめらか。

烤饅頭(kao3 man2tou)(一楼):1.5元(1個)
焼きマントウ

P1000674.JPG

外側香ばしく中はふわふわ。
北京に来た当初は
「中身のない肉まんなんて」
と思ってたけど、間違っていた。
ふかしたてのマントウはうまい。
それを焼いたのも輪をかけてうまい。
(ふかしたてじゃないかもしれないが)

杠頭(gang4tou)(一楼):3元(1個)
山東風の硬焼きパン

P1000675.JPG

何か分からないながらも、名物らしいから頼んでみた。

P1000686.JPG

パンなのか菓子なのか微妙な感じのごく薄い甘さ。
そして何より特徴的なのがその硬さ!

ガッチガチに固まってしまったクッキーというか卵ボーロというか。
まずくはないのだが、いかんせん硬すぎる。
味見したくて頼んでみたけど、これはもういいかな。

河套三星老窖(he2tao4 san1xing1 lao3jiao4):88元
P1000671.JPG

お酒はまずはビールで始まり、
途中から会の主旨的にやはり白酒へ。
12人で(飲まない人もいたが)2本だから
「豊澤園で土曜の昼から白酒くらって山東料理の会」
にしてはおとなしすぎたか。

***

かなり期待して訪れた豊澤園だったが、
総じて言えば期待ほどの味ではなかった。
盛り付けもなんだかぞんざいな感じで多少失望した。
料理によっては瞠目したものもあったけれど、
全体的に雑な作りだなあというのが正直な感想だ。
いや、そのへんの店に比べればきちんと丁寧に作ってあるにはある。
ただ老舗の看板とお値段に追いついていないので、
どうも納得できないもやもや感が残った。
ぞんざいな盛り付けも庶民的な店ならば
「この豪快さがいいのだ」
と思えるが、
豊澤園ほどの老舗だと手抜きに思えてしまう。

また、料理が出てくる順番があまりにもしっちゃかめっちゃかで
だいぶん興がそがれた。

▼実際の料理の出てきた順番はおおたまさんのブログでどうぞ。
北京「豊澤園」

1階のホール席だったから手を抜かれたのだろうか。
個室を取ればせめて前菜が出てからほかの料理が出たりしたのだろうか。

料理の順番メチャクチャ問題はこちらのレストランでよく見られるが、
これほどひどいのは久し振りだ。
これもまた
「老舗なのにこれはないだろう」
とガッカリした点の一つだ。

ということで、
「一度は行かねばなるまい」と思っていた豊澤園は、
「一度は行くべきだけど、一度行けばいいや」なレストランといったところかなあ。
でも九転肥腸はまた味わいたい。


▼これまでの「豊澤園飯荘」関連記事
【豊澤園飯荘】魯菜(之一)
【豊澤園飯荘】魯菜(之二)〜涼菜
【豊澤園飯荘】魯菜(之三)〜葱焼海参
【豊澤園飯荘】魯菜(之四)〜九転肥腸


◆お店情報
豊澤園飯荘(珠市口総店)
西城区珠市口西大街83号(煤市街付近)
010-6313-3328
P1000692.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「前門」駅から前門大街を南下し、
珠市口大街にぶつかったら右折して西方向へ。
珠市口大街と煤市街がぶつかるT字路の北西角にあります。
巨大な建物なのですぐ分かります!
「前門」駅から歩くと30分弱かかるかも。

*豊澤園のHPはこちら
豊澤園官方網站
(お店の地図もあります)

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
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2012年02月02日

【豊澤園飯荘】魯菜(之四)〜九転肥腸

山東料理(その4)〜豚モツの甘辛酸味煮込み
魯菜(之四)(Lu3cai4(zhi1si4))〜jiu3zhuan3 fei2chang2
P1000688.JPG
【ところ:珠市口/ねだん:159元】

葱焼海参と並んで
この日おおたまさんと必ず注文しようと決めていたのがこの九転肥腸。
豚の大腸の煮込み料理だ。

▼おおたまさんはすでにサクサクとアップ済み。
北京でホルモン!【老舗のモツ料理】@「豊澤園」 

豊澤園のメニューでは九転肥腸となっていたが、
本来の料理名は九転大腸というようだ。

この九転大腸、
「転(zhuan3)」は「曲がる」だから
ついつい「九回曲がるくらいねじれたモツ?」と思ってしまいそうになるが、
(私だけ?)
そうではない。

そもそもこの料理は
山東省は済南の九華楼という店の名物料理で、
「紅焼大腸」と呼ばれていた。
多種多様な調味料をたっぷりと使う上に、
ゆでる、揚げる、煮込む……というように作る工程も非常に複雑。
しかも甘い、酸っぱい、うまみがある、辛い、しょっぱいなど
味に変化があって美味しいと評判の料理だった。

ある日、九華楼の店主が宴会を催した際にこの料理を出したところ、
もてなされていたある文人がこの料理に「九転大腸」という名前をつけた。

そのこころは……

まず、この九華楼の経営者は「九」という数字を特別好んでいた。
それで「九」の採用が決定。
さらに、三日服用すると仙人になれるという道家の不老長寿の丹薬
「九転仙丹」にちなみんで「九転大腸」としたんだとか。

「九転」はなんと、不老不死の仙薬から来た名前だった。
不老不死の妙薬に匹敵するほど工程が複雑で
味わいも絶品の料理というわけかあ。

さて、能書きはこのくらいにして、
その不老不死の妙薬に匹敵するくらい素晴らしいモツ料理は
実際どんなものかと言いますと……

ぱっと見た感じはくるくるとモツを巻きつけてあるように見えるけど、
実は入れ子式になっている。
太めの輪っかの中に細めの輪っかがはめこまれたような構造になっていて、
なかなか手がこんでいる。

お味のほうはかなりしっかりとした甘辛の味付けだが、
お酢の酸味がきいていてくどさは感じられない。
そこにピリッとした刺激や辛さが絶妙に加わっていて、
なるほど実に複雑な味わいだ。

さらに、モツ好きにとってたまらないのが、
こうした調味料の味付けの後から追いかけてくるモツ臭さ。
これが口の中にむほっと広がって鼻に抜けて行く。
(モツが苦手の人にはこれがつらいかも)

質感はむちっと豊満、なんとも妖艶だ。
弾力のあるモツ独特のクニクニとした食感がきちんと残っていて、
咬むごとにうまみが口の中で増幅されていく。

うう、これはいい。
以前、同じく老舗の砂鍋居でもこの料理を食べたけれど、
それより一段上を行くうまさだ。

ナマコの味には今ひとつ心を奪われ切れなかったが、
これにはすっかりハート(胃袋か)を射抜かれてしまった。
これだけ食べにまた豊澤園行きたい〜。


▼これまでの「豊澤園飯荘」関連記事
【豊澤園飯荘】魯菜(之一)
【豊澤園飯荘】魯菜(之二)〜涼菜
【豊澤園飯荘】魯菜(之三)〜葱焼海参


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2012年01月20日

【豊澤園飯荘】魯菜(之三)〜葱焼海参

山東料理(その3)〜ナマコの葱風味煮込み
魯菜(之三)〜葱焼海参(Lu3cai4(zhi1san1))〜cong1shao1 hai3shen1
P1000661.JPG
【ところ:珠市口/ねだん:338元】

またもやバタバタしてしまって更新遅れました。
前菜食べてからメインまでえらく時間がかかっちゃった……
すみません!

***

さて、豊澤園に来たからにはやはり看板料理の葱焼海参、
つまりナマコちゃんを食べずに帰ることはできまい。
が、しかし。

メニューにはまず、
「葱焼海参王」という堂々たるナマコ様が鎮座ましましているが、
ここには値段がない。
こういうのは高いに決まっているのでパスして何ページかめくっていくと、
「葱焼海参各吃」と書かれたページにたどりつく。
「各吃」は1人1個ってことなのでこれも無視して視線を下に移すと、
お、あったあった、「葱焼海参」。
しかし588元(400g)とある。
た、高ッ!
しかもナマコ400gがいったい何人前になるのか見当もつかない。
その下は同じ400gで888元と、縁起はいいが財布には極めて厳しいお値段。
しかし、そのさらに下に318元(25cm)というメニューを発見。
25cmってのはお皿の直径だろうな。
何にしても、これが一番安い。
よし、これで行こう!

葱焼海参(cong1shao1 hai3shen1):338元
ナマコのネギ風味煮込み

P1000658.JPG

値段が318元ではなく338元になっているのは、
「25cmのをください」
と頼んだら
「それはない。200gのならある」
と言われ、
「とにかく一番少ないのでいいよね?いいですよね?」
ということで無理繰り頼んだから(確か……)。
200gなんて12人には少なすぎると難色を示す店員さんを、
「とにかく味見できればいいんだからこれでいいです!」
と制して強引に注文してみたのだが、
結果的に200gで十分足りた。

でもメニューに堂々と「318元(25cm)」って書いてあるのに
「338元(400g)」しかないってのはどうなんだろう?
紛らわしくて注文しにくいったらない。

さて、肝心のお味なのだが、
焼いた葱の香ばしい風味のついた醤油味で、
しょっぱめではあるがまずまず上品。
ぷるりとしたナマコの食感もいい。
特筆すべきは葱。
よく煮込まれてとろとろになった葱の甘みがまたたまらない。

そう、うまいのだ。
しかし、そのうまさは1皿338元を出すほどの価値があるかというと、
うーむとうなってしまう。
おいしさに対してお金を払うというよりも
高級食材とか滋養になるという概念に対して払う部分のほうが大きいように思えて、
値段に素直に頷くことができない。

高級食材のおいしさが分からない庶民舌ってことだなあ、つくづく。
でもね、やっぱり「高くてうまい」より「安くてうまい」が好き。


▼これまでの「豊澤園飯荘」関連記事
【豊澤園飯荘】魯菜(之一)
【豊澤園飯荘】魯菜(之二)〜涼菜篇


◆お店情報
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2012年01月12日

【豊澤園飯荘】魯菜(之二)〜涼菜篇

山東料理(その2〜前菜篇)
魯菜(Lu3cai4)
P1000662.JPGP1000665.JPG
P1000659.JPGP1000666.JPG
【ところ:珠市口/ねだん:記事参照】

さて、まずは前菜。

水晶肘子(shui3jing1 zhou3zi):38元
豚もも肉の煮こごり

P1000662.JPG

ゼラチン質がゼリー寄せのようになった豚もも肉の煮込み。
ちょっとね、盛り付けはなんというか雑な感じですが、
お味は大変よろしゅうございました。

老醋蜇頭(lao3cu4 zhe2tou):56元
クラゲの前菜

P1000659.JPG

北京の町場のレストランでは余り見かけないけど、
中華料理の大大大定番的な前菜。
老舗の味がどんなものか確かめてみたくて頼んでみた。
コリコリとして美味。
でも56元かと思うと微妙だな。
頼むのに勇気が必要。

富貴黄瓜(fu4gui4 huang2gua1)20元
キュウリの前菜

P1000665.JPG
(ボケボケ写真でごめんなさい!)

甘酸っぱかった……かな?
どこがどう富貴なのかは不明。
箸休め的にはよかったかも。

巻尖(juan3jian1):22元
豚ひき肉の卵焼き包み蒸し

P1000666.JPG

これはなんとなく食べたかったので頼んでみたもの。
何かよく分からないまま注文してみたら、
みっしりと肉の入った巻物でなかなか食べ応えのある一品だった。
肉加工品好きにはこたえられない。

作り方は実は結構複雑で、
豚バラ肉を細かくし、ネギやショウガ、五香粉、醤油、塩などを加えて練り、
これを薄焼き卵で巻いて蒸す。
仕上げに10分程度燻製にし、ごま油を塗って出来上がり。

地味ななりをしているけど、
なかなか手間がかかっているんだね。

***

12人という人数からするともう少し前菜を頼んでもよかったのだけれど、
名物料理もいろいろあるので熱菜のほうにその分の皿数を回すとして、
注文は熱菜へ。
それはまた次回!

(決して引っ張っているわけではなくて、
 料理数が多すぎて一気に書けないのです)


▼これまでの「豊澤園飯荘」関連記事
【豊澤園飯荘】魯菜(之一)


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2012年01月10日

【豊澤園飯荘】魯菜(之一)

山東料理(その一)
魯菜(Lu3cai4)
P1000692.JPG
【ところ:珠市口/ねだん:記事参照】

創業1930年の老舗山東料理レストラン「豊澤園飯荘」は、
北京の老舗の中でもちょっと特別な位置づけにあるお店だ。

P1000693.JPG
(どーん。妙な威圧感を持って聳え立つ玄関)

▼お店の説明はまたしてもおおたまさんにご登場願って……
(いつもすみません)
北京「豊澤園」

当時の北京には、
「八大楼」の一つに数えられていた「新豊楼飯荘」と言うお店があり、
ソコの常連客であり、同徳銀号の社長で、
両替商協会の会長でもあった姚沢聖が、
新豊楼の支配人であった欒学堂を引き抜いて設立したのが、
この「豊澤園」であったのだとか(料理人は全て山東省の済南出身者)。
開店するや忽ち評判のお店となり、
当時の高級人士、京劇役者(又しても、梅蘭芳も!)などで活況を呈したもの、
新中国成立前後からは様々な事件が勃発し、
経営は暗礁に乗り上げてしまったとの由。
ただ、この状況を放置しておいてはイカンと立ち上がったのが、
共産党長老の葉剣英。
彼が関係部門に号令を出したコトにより、
国家も出資して共産党御用達料理店となり、
1952年には北京の飯荘では初めての公私合営のお店となる。
その後も建国の重鎮達が足繁く通ったコトもあり、
更なる発展を遂げるが、
このお店も文化大革命の荒波には相当もみくちゃにされ、
名前も「春風飯荘」と改めさせられ、
壊滅寸前のトコロ迄行ってしまったようですが、
ココで再び国家の重鎮萬里に救われて、
その後は田中角栄・キッシンジャー・ホーチミン・ブッシュ(父)などの
国賓も迎えられるホドに復活、
現在に至ると言うワケであります。

(以上、おおたまさんブログより)

というふうに、
共産党というか新中国の歩みとともにあちゃこっちゃへ揺られ続けたお店。

勝見洋一さんの『中国料理の迷宮』によれば、
周恩来をしてわざわざ調理場に足を運ばしめ、
準備させていた新聞社のカメラマンの前で、
「山東料理の風味は必ず保持しなければならない。
 伝統をなくさないように。
 先生たちは人材の養成に力を入れてください」
と強く要請するパフォーマンスを演じたという。
(これは1963年のこと)

そんな有名店中の有名店なのに、これまで行ったことがなかった。
97年から北京にいるが(途中少し日本に戻っていたけど)、
留学当時はお金がなくて老舗になんて行けなかった。
こちらで働いてお給料をもらうようになってからも、
あちこち食べ歩くというよりは、
近所の店でひたすら自分の「食べたことあるメニュー」充実を目指していて、
老舗の食べ歩きまで思いが至らなかった。
幸運なことに本を書かせていただく機会を得て
本腰を入れて北京の食に向き合おうとしてから、
私の北京食べ物マップは老舗がまるで空白地帯だと実感し、
以来少しずつ老舗を訪ねるようにしている。
でも豊澤園は敷居が高くてずっと来る機会がなかった。

そんな時に、勝見洋一さんの『中国料理の迷宮』を読み、
「これはやはり行かねばなるまい」
と改めて思っていたところに、
同じく『中国料理の迷宮』を読んだというおおたまさんから、
「アレ読んだら、益々マジメに豊澤園に行きたくなりましたね」
とのお告げあり。
「豊澤園、行きたいです!
 私、恥ずかしながらいまだに行ったことがないのです。
 円卓を囲めるくらい人を集めて行きませんか?」
と飛びついた。

それで企画したのが
「豊澤園で土曜の昼から白酒くらって山東料理の会」なる会。

「どうせ山東料理を食べるなら白酒を合わせたいね、
 ならば行けるクチの人に声をかけよう!」
なんて言っているうちにいつの間にか
「老舗の山東料理を堪能しながら白酒をぐびぐびしよう」
なんていう企画になってしまった。

後であまりにもつつしみに欠けると自己反省し、
若干の修正をば加えて
「豊澤園で老舗の山東料理を白酒とともに堪能する会」にしたら、
「前のタイトルのほうがよかった」という意見が多数あり。
会の名前付けって難しいわあ。

さて、おおたまさんのブログですでに説明済みだけど、

・個室を予約すると最低消費金額(お酒抜き1500元)がある
 →金額合わせのための注文は避けたい
・どうせならホール席の地元らしい賑やかな雰囲気を味わいたい

という理由により、この日は個室を予約せずに乗り込むことに。

が、しかし、実際に行ってみたらば
ホール席というか受付ロビーの奥に臨時で作ったような席で、
ほかはみんな個室。
それに結果からして最低消費は楽々クリアーだった。
うーむ、これなら個室でもよかったかも。

席選びはちと微妙な結果に終わったが、
料理のほうはせっかく行くからには名物料理をしっかり味わおうと
お店HPでメニューを予習。
おおたまさんとも相談してあれこれジャカスカと頼んだ。

なのですが……
前置きだけでこんなに長くなり息切れしてしまったので、
料理の内容はまた次回改めて。


◆お店情報
豊澤園飯荘(珠市口総店)
西城区珠市口西大街83号(煤市街付近)
010-6313-3328
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地下鉄2号線「前門」駅から前門大街を南下し、
珠市口大街にぶつかったら右折して西方向へ。
珠市口大街と煤市街がぶつかるT字路の北西角にあります。
「前門」駅から歩くと30分弱かかるかも。

*豊澤園のHPはこちら
豊澤園官方網站
(お店の地図もあります。
 そしてなんとHPからも予約が出来る模様)

*料理はどれも
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とお願いしています。


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「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
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東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+稅)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
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posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(8) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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