2017年09月30日

【壹同・楽宴】湖北料理の白い食卓

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【ところ:灯市口/ねだん:記事参照/とき:2017年9月】

待ち人来たり。
満を持して、料理の注文にとりかかる。

メニューを開いて真っ先に目に飛び込んできたのがこれ。

藠頭(jiao4tou):28元
ラッキョウの甘酢漬け

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ラッキョウを中国語で藠頭(jiao4tou)というのを知ったのは割と最近のこと。
今年は市場でも買ってみた。
ただ、市場で売られていたものは見慣れたコロンと太ったものではなくて、
丸くなりきっていないエシャレットのような形をしていた。

ここのは丸々としてふくよか。
お味は日本の甘酢漬けとほぼ同じ。
違いは唐辛子が入っているので少し辛いところくらいかな。

ラッキョウって、時々無性に食べたくなるのだ。
北京のように気軽に手に入らないところでは、
特にラッキョウへの思いがつのる。
そんなラッキョウ飢餓感を存分に満たしてくれた。

清炒菱角(qing1chao3 ling2jiao3):78元
ヒシの実の炒め物

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実はヒシの実を食べるのは初めて。
ヒシの実というとあの水牛の角というか、頭というかの形をした
黒光りする物体を思い浮かべてしまうので、
こんなホワイトマッシュルームみたいな色のが出てくると思わなかった。

期待に胸を膨らませて一口……

「ん!?梨みたい!」

思わず言葉がこぼれ出た。
そう、シャキシャキとした軽い歯ごたえとみずみずしさ、
ほのかな甘み……
ナシよりは凝縮感があって、小気味のいい歯触りは、
クワイに似ているといってもいいかも。

いやなんすかこれ!
止まらない。

炒藕帯(chao3 ou3dai4):58元
レンコンの芽の炒めもの

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湖北と言えばレンコン。
それも日本のものよりねっちりホクホクで、半端なく糸を引く。
でもまだ季節には少し早いかな、
でもせっかく湖北料理だからレンコン食べたいな……
と頼んだのがこれだ。

藕帯は北京ではここ2年くらいでよく見かけるようになった食材。
レンコンの芽というか、茎?
ちびっこいのにちゃーんと穴が開いてるところがなんともいじらしい。
甘酢漬けにしたのは食べたことがあったけど、
炒めたのは初めて。
悪くない。
甘酢漬けっぽい味付けだったので味は漬けたのと大差なかったけど、
温かい状態で食べるのもまたいい。

それにしても、ここまで白い料理ばかり。
気になる料理を順に頼んでいったらこうなっちゃった。

杜婆鶏(du4po2ji1):168元
骨付き鶏肉の醤油煮込み

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メインは鶏肉の煮込み。
少しお値段が張るけど、
店員さんに聞いたらこれがよく出るというので、
それならば、と頼んでみた。

口に近づけると、ふわっと桂皮の香り。
しっかりとした醤油味だが、
しょっぱすぎず、そしてじわじわと後から辛い。
しかしその辛さが食欲を刺激し、箸が止まらない。

主食は普通に鶏湯麺(ji1tan1mian4)=鶏スープ麺もあったけど、
せっかくだから名物っぽいのを頼みましょう、ということでこれ。

小米粑(xiao3miba):28元
米粉蒸しパン

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ああこれが!まあなんともおいしいこと!
まずもって姿が愛らしい。
丸くて白くてむっちり。
飾りに干しブドウがちょこんと乗っかっているのもチャーミング。

口に運ぼうとするとほわりとなんともいえない芳香が……

「いい匂い!」
「甘酒の匂いですかね」

米麹が入っているのだろうか、ほんわりと甘い香りがするのだ。
こわばっていた筋肉がふっと緩むようなやさしい香りが
鼻腔をなで、神経をなだめていく。

「この匂い嗅ぐと幸せになりますね」
「辛いことがあってもこの香りを嗅げば元気になれそう」

そしてお味もまた発酵由来の酸味と甘みがほんのり。
もち米粉の甘味もあって、
さらにふわふわとしていながらもちもち感もある。
底は少しおこげのようになっていて香ばしい。

食べきれなかったら持ち帰ろうと思っていたのに、
気づけば一つ、また一つと箸が伸び、
最後の一つは二人で半分こして食べた。
これ食べるためだけにまた来たい。
いや、ほかにもいろいろ試してみたいので、
次は大人数での再訪を期す。


▼これまでの「壹同・楽宴」関連記事
【壹同・楽宴】胡同のおしゃれ湖北料理レストラン

◆お店情報
壹同・楽宴
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東石槽胡同31号
13051150162

<アクセス>
地下鉄5号線「灯市口」C出口を出てすぐのところにある豆干胡同を右(東)へ。
左手に世界知識出版社が見えたら、
その斜向かいにある東石槽胡同を右折してすぐ。


■ayaziのインスタグラム■
https://www.instagram.com/a1ya3zi3

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2017年09月29日

【壹同・楽宴】胡同のおしゃれ湖北料理レストラン

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【ところ:灯市口/ねだん:−/とき:2017年9月】

灯市口の内務部街にあるアートスペースで開かれる
ミニコンサートに誘われて出かけたある日の晩。
コンサート開始時間まで余裕があるので、
晩御飯をどこかで食べてから行きましょうということになった。

ここ!という店が思い浮かばなかったので、
大衆点評網で「灯市口 美食」と入れて検索。
出てきたお店をざっと見ていたら、
このレストランに目が留まった。

場所は東石槽胡同。
豆干胡同の世界知識出版社の近くとのこと。
これなら地下鉄の灯市口駅からも、
コンサートの会場からも遠くない。

こんな窓を眺めつつ、

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少し傾きかけた日の光に照らされた豆干胡同を進んでいくと……
お、あったあった世界知識出版社。

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お店はその斜向かいあるはず……
と思って右側に目をやると、おお、いきなり発見!

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東石槽胡同に入ってちょっと歩けば、入り口に到着。

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階段を下りて1階、というか半地下?の階へ下りると、
外観のイメージよりもかなり広いスペース。
敷地の真ん中が中庭になっていて開放感がある。

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吹き抜けの上はテラス席。
大きなナツメの木が立派な枝を広げていた。

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東石槽胡同沿いのほうを見ると、
こちらは桐の木。

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北京の胡同には立派な木が多く、緑豊かなのだ。

吹き抜けを上から見たところ。

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テラス席も気持ちよさそうだったけれど、
料理写真を明るい状態で撮りたかったので、
この日は1階に席を取った。

待ち合わせ時間より少し早く到着したので、
メニューを眺めながらビール。

青島原漿扎啤(Qing1dao3 yuan2jiang1 zha1pi2):38元
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いやこれがあるってなかなかポイント高い。
600mlはちと多いかとも思ったけど、
まあいけるだろうと見切り発車。

メニューには気になる食材があれこれ。
高まる期待で胸をいっぱいにしながら
(だいぶでかい)ビールの杯を傾けた。

(料理篇に続く)


◆お店情報
壹同・楽宴
316112E8-C76F-4322-BBF9-4E06D6BAC14C.jpg
東石槽胡同31号
13051150162

<アクセス>
地下鉄5号線「灯市口」C出口を出てすぐのところにある豆干胡同を右(東)へ。
世界知識出版社が見えたら、
その斜向かいにある東石槽胡同を右折してすぐ。


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2013年07月06日

【静海軒湘菜王】湘菜王小炒豆腐

湘菜王風揚げ豆腐の炒めもの
湘菜王小炒豆腐(xiao1xiang1wang2 xiao3chao3 dou4fu)
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【ところ:慧忠北里/ねだん:28元】

魚頭を食べてしまったのでお腹はかなりいっぱい。
この日は3人と少な目の人数だったけれど、
せめてあともう何品かは食べたいということで
いくつか頼んだうちの一品がこの小炒豆腐。

絹ごし風のやわらかい豆腐(軽く発酵させてあったような?)を揚げて、
唐辛子と一緒に醤油ベースのタレで炒めてある。
ただそれだけなんだけど、
さっくり揚がった豆腐に甘辛のタレがいい具合にしみて、
なんとも後を引く味。

鶏汁浸脆笋(ji1zhi1 jin4 cui4sun3):48元
干しタケノコの鶏スープ浸し

P1080993.JPG

辛くない湖南料理の定番?
湖南料理レストランに行くと必ず頼む料理の1つだ。
うまみたっぷりの鶏スープと
ほしょほしょした干しタケノコの食感がたまらない。

韮香臘猪嘴(jiu3xiang1 la4zhu1zui3):58元
ニラと干し豚口肉(?)の炒めもの

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ちょうどニラがおいしい季節だったのでオーダー。
大当たり〜!

塩漬けして干した豚の口肉から肉の旨味と塩気、
ニラからは青臭い風味と甘みが出て、実によかった。
大正解。

この日はこれだけ食べるのが精一杯だったけど、
まだまだ食べたい料理はたくさんあった。
ある程度人数を集めて再訪したい店の1つだ。


▼これまでの「静海軒湘菜王」関連記事
【静海軒湘菜王】双色魚頭


◆お店情報
静海軒湘菜王
朝陽区安立路慧忠北里112号楼
010-6480-8845/6480-0088-888
P1080991.JPG
<アクセス>
北四環の安慧橋から安立路を北に向かい、
中奥馬哥孛罗大酒店のある交差点(確か4つ目の信号)左折し、
大屯北路を西方向へ少し行くと右手に長沙賓館が見えます。
レストランはその1階。

*一番分かりやすい行き方は、10号線「安貞門」駅からバス利用。
10号線の「安貞門」駅の東南口(C口)から出て道を東側に渡り、
少し南下して「五路居」のバス停へ。
・758番の場合:
 「慧忠北里」下車→バス進行方向(北)に歩き、1つ目の交差点を左折
・108番、124番、426番の場合:
 「大屯南」下車→バス進行方向(北)に歩き、2つ目の交差点を左折


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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*中国からまたアクセスできなくなってしまいました!


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
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北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
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2013年07月05日

【静海軒湘菜王】双色魚頭

川魚の頭の発酵赤青トウガラシ蒸し
双色魚頭(shuang1se4 yu2tou)
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【ところ:慧忠北里/ねだん:88元】

湖南料理は中国各地で大人気だが、
北京も例外ではなく、
街中いたるところに湖南料理レストランがあふれている。

湖南省の省都、長沙市の駐京弁レストラン「静海軒湘菜王」は、
中心部から結構離れたところにあるせいか
そこまで知名度が高くないけれど、
口コミの評判はなかなかなんだとか。

P1080991.JPG

そこの魚頭を食べてみた。
「剁椒魚頭(duo4jiao1 yu2tou)」だ。

P1090001.JPG

剁椒魚頭は、単に「魚頭」と言っても
「ああ、あれ!」
と分かるくらいの湖南料理の代名詞的存在。

「剁椒(duo4jiao1)」は
塩漬けにして発酵させた「泡椒(pao4jiao1)」を細かく刻んだもの。
コクレン(多分……)のまるまる太ったどでかい頭をドカッとかち割って開き、
これを山盛り乗っけて蒸した料理が剁椒魚頭で、
唐辛子が青に変わると「醤椒魚頭(jiang4jiao1 yu2tou)」になる。

*過去記事では「煮物」って書いてあるけど、蒸し物です……(すみません!)
【翠清酒家】地道湖南菜(之二)

そいでもって赤も青もという欲張りさんが頼むと、
この記事のような「双色魚頭」になる。
メニューには確か剁椒魚頭しかなかったと思うけど、
「双色でお願いします」
と頼むとたいていのお店で対応してくれる。

この泡椒と醤椒の赤青(緑か)二色は湖南料理を連想させるらしく、
KFCでもしばらく前にこんなハンバーガーを出していた。

双椒双層鶏腿堡(shuang1jiao1 shuang1ceng2 ji1tui3bao3)
P1080977.JPG

ちょっと広告写真が魅力的だったのでついふらふらと……

まあ、以下の写真を見ていただければ、
お味のほうはご想像いただけるのではないかと思う。

P1080979.JPG

P1080980.JPG

P1080982.JPG

ちなみに、この時を最後にリピートすることはなかった。
さらにちなみに、このメニューはどうやら6月末で終了した模様。
やっぱりね……

さて、泡椒や醤椒は
色のインパクトの割にそこまで辛さが強烈じゃないことが多いんだけど、
ここのはかなりしっかり辛くてちょっと驚いた。
タレは麺つゆみたいな感じで甘め。

P1080998.JPG

魚頭は最初は思ったよりむちっとした感じがなくて
期待ハズレかと思わせたけど、
かまの部分や目の周り、ほっぺたあたりは
さすがにぷるんとしていてニッコリ。

さんざんつついた後はゆでた麺を入れてシメもバッチリ。

清水麺(qing1shui3mian4):18元
ゆで麺

P1090002.JPG
(結構取るな……)

一皿で二度おいしい魚頭。
いつも頼むものが一緒で面白くないよなあと思いつつ、
湖南料理レストランに行くとついつい食べてしまうのだった。


◆お店情報
静海軒湘菜王
朝陽区安立路慧忠北里112号楼
010-6480-8845/6480-0088-888
P1080991.JPG
<アクセス>
北四環の安慧橋から安立路を北に向かい、
中奥馬哥孛罗大酒店のある交差点(確か4つ目の信号)左折し、
大屯北路を西方向へ少し行くと右手に長沙賓館が見えます。
レストランはその1階。

*一番分かりやすい行き方は、10号線「安貞門」駅からバス利用。
10号線の「安貞門」駅の東南口(C口)から出て道を東側に渡り、
少し南下して「五路居」のバス停へ。
・758番の場合:
 「慧忠北里」下車→バス進行方向(北)に歩き、1つ目の交差点を左折
・108番、124番、426番の場合:
 「大屯南」下車→バス進行方向(北)に歩き、2つ目の交差点を左折


*料理はどれも
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2013年04月26日

【印巷小館】北京・私家小菜館

北京&オリジナル料理レストラン
北京・私家小菜館(bei3jing1 si1jia1 xiao3cai4guan3)
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P1080882.JPGP1080886.JPG
【ところ:燕莎橋/ねだん:記事参照】

最近あちらこちらで見かける印巷小館。

P1090036.JPG

好運街にも支店が出来たので(といってもだいぶ前だけど)
一度足を運ぼうと思いつつ、
なんとなく中国版ファミレスみたいな雰囲気が漂ってきて気が進まずにいた。

まずお店を出してそこが評判になって人気が出て、
そしてようやく支店を出すという展開ではなくて、
最初から複数店舗展開を狙った店作りをしているということは、
つまりどの支店でもお手軽に同じ味が作れるような
マニュアル化した料理を出しているってことだろうなあと思っていたのだ。

若者好きのするこぎれいな喫茶店みたいなインテリアで、
サービスもまあまあよくって、
メニューには四川も北京も湖南も江南も香港も……
人気のありそうな料理はどれも盛り込まれていて、
さらに洋食や東南アジア料理のエッセンスも取り入れてて、
おまけにスイーツも充実。

外婆菜とか緑茶にもこんなイメージを抱いているんだけど、
この2店舗とも未訪なのでもしかしたら私の偏見?
……と思ってどちらも一度行こうとはした。
(特に緑茶は北京の飲食関係評論家の間でもなかなか評価が高いので
 一度行って自分で確かめてみなきゃと思い続けているのだけれど)
が、あまりに大人気で待ち時間が長すぎ、
そこまでして食べる気にどうしてもなれずに挫折して今に至っている。

これから中国の飲食業界にはこういうお店が増えていくんだろうな。
それでないと儲からないよな。
でもそそられないんだよな。

なんて思っていたのだが、
印巷小館は近場だし、
一応北京料理を看板にしているようなので来てみたのだ。

なのに、気づけばちっとも北京っぽくないものを頼む結果になってしまった。
なんでだろ?
なんでもありなメニュー構成に惑わされたのかな。
店内はものすごく老北京を意識した飾りつけになってるのにな。

P1080879.JPG

生態龍麦菜(sheng1tai4 long2mai4cai4):26元
龍麦菜の和えもの

P1080883.JPG

龍麦菜は見た目は西のほうでよく食べる苦苦菜みたいな感じ?
でも食感はちょっとショリショリしている。
お酢がきいていてさっぱり。

[豆支]香醤油鶏(chi3xiang1 jiang4you2ji1):33元
鶏肉の豆チー風味醤油ダレ煮

P1080881.JPG

見た目はちょっとアレだけど、
タレがしみしみでなかなかいけた。
ビールというよりは紹興酒を呼ぶお味。

肉末雪菜焼豆腐(rou4mo4 xue3cai4 shao1 dou4fu):33元
挽肉と雪菜入り豆腐のうま煮

P1080886.JPG

なんだかこの日は南のほうの料理気分だったんだなあ。
また全然北京っぽくない料理を頼んでしまった。

注文の時に化学調味料を抜いてくださいとお願いしたんだけど、
雪菜がとんでもなく化学調味料まみれだった。
あーあ。

香菠腐皮巻(xiang1bo1 fu3pi2juan3):29元
ホウレン草と挽肉の湯葉包み揚げ

P1080882.JPG

これはどうやら作り置きしてあるらしく、
「化学調味料抜きでは作れません」
と宣言されてしまった。
だからその分は差し引いて、
味はそう悪くはなかったけど、
やっぱりどうも巻きたて揚げたてのカリッとジューシー感がなく、
作り置き感は否めない。

P1080885.JPG

うーん、2度目は、ないかなあ……

北京料理と銘打っているのに、
口コミサイトで一番人気の料理が
金包咖喱鶏(食パンをくりぬいて器にした鶏肉カレー風味煮)だからなあ。
そういえば、会社の同僚にもこの料理を勧められた。

そっか。
「北京・私家小菜館」だもんな。
(「私家菜」は、裕福な家庭で食べられているそのお家ならではの料理)
どうやら「私家」のほうに力点が置かれているってことみたい。


◆お店情報
印巷小館(燕莎橋店)
朝陽区朝陽公園路好運街1-8号
010-5867-0286
P1090036.JPG
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅のBまたはC出口から出て、
亮馬橋路を東へ500メートルほど進み、日本大使館手前で右折して右側。
好運街の中ではどちらかというと亮馬橋路寄りにあります。


*料理はどれも
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*中国からまたアクセスできるようになりました!


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「食」の中国語
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2013年04月19日

【衡山匯】路辺猪腸粉

ライスヌードルロール
路辺猪腸粉(lu4bian1 zhu1chang2fen3)
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【ところ:霄雲路/ねだん:18元】

先日会った香港人に、
「北京でおいしい香港料理レストランはどこ?」
と聞いてみたら、
即座にこのお店の名前が返ってきた。
それが決め手になって、ある週末のお昼に行ってみた。

P1080832.JPG
(道路沿いではなくて、ビルの敷地奥にある)

P1080833.JPG

店内に入ると、
んぴょーんと伸び上がった獅子舞の獅子がお出迎え。

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香港の獅子舞ってポールの上を飛び移ったりして意外とアクロバティック。
(競技の時だけ?)
そしてこの獅子、ウィンクしたりしてチャーミングなのよね。

P1080837.JPG

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(店内)

さあ、香港気分が盛り上がったところで、注文。
さっそく頼んだのがこの猪腸粉だった。

腸粉はうるち米を挽いた液体を薄い層にして蒸した、
つるぷにょとぅるりんなライスヌードル(うーん、ライスペーパー?)。
ちょっとした軽食としても飲茶のメニューとしても大人気。
私の周囲にもこの独特の食感にはまってしまう人は多い。
たいていはエビだの叉焼だのをくるくると巻き込んであって、
それにとろりとした甘い醤油ダレをかけて供される。

そのイメージもあったし、
猪腸粉とわざわざ書いてあるからには
きっと叉焼でも入っているのだろうと思いきや、
出てきたのは何も巻いていないライスヌードルだけ。
ただ単に腸粉をくるくると巻いてあるだけだった。

「え?これ?」
と思いつつ、これ添えられてきたタレをつけて食べてみると、
まあつるぷにょとぅるりんな食感は存分に楽しめた。
でもやっぱりなんだか納得できずじっと眺めていたところ、
突然ペカーッ!!と頭の中が輝いた。

「あ、そっか!
このくるくる巻いてある様子、豚の腸にそっくりだ!
だから猪腸粉って言うんだ〜〜!」

P1080841.JPG
(再掲)

ちょっとしたアハ体験。

実際には、そんな説明を読んだことはあったのだけれど、
今まで腸粉というと具を巻き込んだタイプばかりを食べてきたので
視覚的に納得したことがなかった。
今回、何も入っていない“素”腸粉を目にして
ようやくその知識と実感とが結びついたのだ。

あ〜、すっきり〜!!

ところで、「路辺(lu4ian1)」は道端という意味。
道端の屋台で売っている腸粉は
こんな何も入れないシンプルなタイプってことだろうか。

***

アハ体験で目の前がパーッと開けたような気分になった
この日の「(北京で)香港のお昼ご飯」。
ほかのラインナップはこんな感じだった。

焼味三拼(shao1wei4 san1pin1):68元
ロースト盛り合わせ

P1080839.JPG

鶏とガチョウと豚叉焼。

P1080840.JPG

焼売(shao1mai4):23元
シューマイ

P1080842.JPG

白灼菜心苗(bai2zhuo2 cai4xin1miao2):32元
菜心の中華風おひたし

P1080838.JPG

菜心苗っていうのは、早摘みの菜心ってことかな?
菜の花みたいでおいしかった。

煲仔飯(bao1zai3fan4):48元
広東風土鍋炊き込みご飯

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(これはかき混ぜる前)

広東風の甘い腸詰入り。

P1080847.JPG
(かき混ぜ後)

ほとんどどのテーブルでも頼んでいた超人気メニューだったんだけど、
ちょっと油っこくてもたれた。

P1080845.JPG

というか、米系メニュー食べすぎだ〜。

そしてアルコールも摂取せずに香港メシでお昼を済ませた後は、
かねてから狙っていたこのお店で存分にアルコール補給をしたのでした。

***

このお店、やってくるお客さんも広東語スピーカー率高し。
店員さんもおそらく広東の人みたい。
料理もおおむね本場の味という評価なので、
北京にいながらにして香港気分が味わえるレストランとしていいかも。

ただし、ご飯時は混みあって待たされるので、
少し時間を外して行くのをお勧めします。


◆お店情報
衡山匯(霄雲路店)
朝陽区霄雲路21号嘉里大通附楼1階
010-6466-1211
P1080833.JPG
<アクセス>
東三環北路から霄雲路へ。
女人街方向から来る天澤路との交差点より少し三環側にある
嘉里大通中心ビル(道の左側)の左手入口から敷地内に入り、奥正面の別館ビル。
P1080832.JPG
(通りからだとこんな風に見えますよ)



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posted by ayazi at 18:32| 北京 | Comment(7) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月15日

【商宇徽菜館】安徽菜(之三)

安徽料理
安徽菜(an1hui1cai4)
P1080807.JPGP1080809.JPG
P1080820.JPGP1080769.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】

この調子で一品ずつ書いていくといつまで経っても終わらないので、
このあたりで残りの料理を一気にご紹介してしまおう。

<前菜>
徽式鴨脚包(hui1shi4 ya1jiao3bao1):8元
安徽風アヒルの足の醤油煮(アヒルの舌巻き)

P1080810.JPG

いきなりグロい感じのスタートでごめんなさい。
でもこれね、じんわり煮汁の味がしみこんでいておいしいのだな。
アヒルの足に巻きつけられているの、実はアヒルの舌。

P1080815.JPG
(この写真で分かるかな?)

つまりこの長いひもみたいなのはアヒルの舌の根ってこと?

徽式鹵牛(hui1shi4 lu3niu2):48元
安徽風牛肉の煮びたし(冷菜)

P1080807.JPG

これはお酒のつまみに最適。
辛いタレをつけて食べるけど、そのままでも十分いける。

涼拌野笋絲(liang2ban4 ye3sun3si1):28元
野生タケノコの和えもの

P1080812.JPG

以前も食べた干しタケノコの前菜。

山野棱角菜(shan1ye3 ling2jiao3cai4):28元
棱角菜の和えもの

P1080809.JPG
(ハ、ハートですか……)

ナズナの別名という記述もあったけど、
棱角菜が何かは不明。
これは棱角菜を漬けたものを塩やごま油などで和えた前菜だ。
ちょっとすぐきを思い出させる風味があって、
とても後を引く。
白いご飯やお粥と一緒に食べたらさぞや……と思わせる味だ。

<あたたかい料理>
黄山臭桂魚(huang2shan1 chou4 gui4yu2):138元
発酵させたケツギョの揚げ煮

P1080814.JPG

定番、臭桂魚。
アジの干物を煮付けたような味と思っていたけど、
今回参加した皆さんの意見は
「西京漬けや粕漬けのような味わい」。
うん、なるほど!

水芹香干炒肉絲(shui3qin2 xiang1gan1 chao3 rou4si1):38元
水芹と燻製豆腐、細切り豚肉の炒めもの

P1080816.JPG

水芹の香味爆発。
大好き。

蓋菜炒豆瓣(gai4cai4 chao3 dou4ban4):38元
蓋菜の漬け物とソラマメの炒めもの

P1080820.JPG

ぼちぼち出回っているソラマメをふんだんに使った一品。
ほこほこのソラマメと漬け物の塩気、発酵風味が絶妙だった。

老鴨湯(lao3ya1tang1):88元(中)
アヒルのスープ

P1080828.JPG

じっくり煮込んだアヒル肉のスープ。
すっきりした飲み口ながら、旨味はたっぷり。

蝦糊(xia1hu2):98元
エビ入りとろみスープ

P1080769.JPG

下見をした際に飲んでみたエビ入りのどろどろスープ。
わが食友、酒徒さんによると、
江西料理には「糊菜」と呼ばれる料理があるそうで、
それと同じようなものだろうか。

▼酒徒さんのブログ記事
ぶ源5 - どろどろ料理でお勉強。

大量の油と米の粉を使って作るそうで、
どろどろりんのじゅぶじゅぶりん。
酒徒さんは江西省で糊菜を食べた際に
「安徽料理の影響が感じられる」と書いているが、
まさに安徽料理のレストランに「糊菜」があったわけで、
図らずも酒徒さんの印象を証拠づけたことになった。
江西料理では「糊〜〜」で、安徽では「〜〜糊」だったけどね。
(ほかに「蟹糊」ってのがあった)

で、この蝦糊なのだが、
どろどろじゅびじゅびした食感は想像した通りだったし、
まさに「ご飯にかけてかっこみたい!」と思わされたのだが、
どうもいけなかった。
まず、八角がききすぎていてその風味が鼻についた。
次に、蝦が多すぎて(または大きすぎて)口の中にチクチクささり、
食べる際に非常にじゃまになった。
この二点がなかったら、ずびずびしてて好きだったんだけどなあ……!

ということで、食事会メニューとしては却下になったのだった。
他の料理が濃い口だったことを考えると、
バランス的には老鴨湯で正解だったかな。


▼これまでの「商宇徽菜館」関連記事
【商宇徽菜館】黄山臭桂魚
【商宇徽菜館】安徽菜
【商宇徽菜館】胡適一品鍋
【商宇徽菜館】徽州毛豆腐


◆お店情報
商宇徽菜館
東城区朝陽門外潘家坡胡同5号
010-6551-1598/6552-2480
P1050723.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。
最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、
1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。
P1050720.JPGP1050721.JPG
しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてきます。
(入り口には「徽菜館」とだけ看板が出ています)


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2013年04月12日

【商宇徽菜館】徽州毛豆腐

安徽風発酵豆腐の揚げ炒め
徽州毛豆腐(hui1zhou1 mao2dou4fu)
P1080817.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:32元】

臭桂魚や胡適一品鍋に比べるとかなり地味だけど、
(いや、この二品も十分地味だが)
さらに土臭〜くて地味〜な名物安徽料理がこれ。

毛豆腐。
読んで字の如し。
毛の生えた豆腐である。
どうして毛が生えているかというと、カビが生えているんである。
つまり毛豆腐は、カビ豆腐。
中国語でも別名を「霉豆腐」という。

豆腐を切って陰干しし、
表面に毛が生える(つまりカビが生える)まで発酵させたもの。
油でで両面を焼いてタレをからめ、
唐辛子ソースをつけてそのまま食べたり、
紅焼(醤油煮)、揚げる、炙る、蒸す、などの調理をして食べたりする。

以前安徽省の九華山に行った際には、
一度揚げたものを唐辛子をきかせたピリ辛ダレで炒め煮してあった。

P1270988.JPG
(これが九華山で食べた毛豆腐)

商宇徽菜館の徽州毛豆腐もちょっぴり辛口。
でも甘みも強くて、いわば宮保鶏丁の味に近い感じに仕上げてあった。

P1080818.JPG

どちらかというとクシュッとした食感。
食べると「ショガショガ」と音がする感じだ。
すごく水分の飛んだ厚めの油揚げ?

発酵により豆腐の旨味が増す、ということなのだが、
臭豆腐のようなねっとりとしたコクのある旨味は感じない。
強いて言えば、かすかに納豆のような風味がないでもないかな?
ちなみに臭豆腐のような強烈なアンモニア臭もない。

正直なところ拍子抜けはしたけれど、
食べてみるとこれが意外にいける。
揚げ毛豆腐の外側は香ばしく、中身は「ショガショガ」、
そこに甘辛ダレがしっかりからんでとろりん。
この組み合わせ、後を引く!

***

ところで、この毛豆腐にもある歴史的人物にまつわる言い伝えがある。
舞台は清代よりさらに時代を遡った明代。
主人公は明の太祖、朱元璋だ。

言い伝えによると、
家族と死に別れた幼い朱元璋は一時期ある金持ちの家で下働きをしていた。
昼間は牛を放牧し、
夜は作男たちと一緒に豆腐を作る生活をしていたが、
後に主人から暇を出され、路上で乞食をするようになる。
いつもお腹を空かせている朱元璋に同情した作男たちは、
毎日屋敷からご飯とおかず、それに豆腐を持ち出しては
草むらに隠しておいてやり、
朱元璋はそれをこっそり食べて飢えをしのいだ。

さて、そんなある日のこと。
よその土地に乞食に出かけて数日ぶりに帰ってきた朱元璋が、
作男たちが草むらに隠しておいてくれた豆腐を見てみると、
カビが生えて白い毛が生えたようになっている。
しかし、空腹に耐え切れなかった朱元璋はこれを焼いて食べてみた。
するとなんと、思いもがけずうまいではないか!

そして時が経ち、
元に反旗を翻した決起軍の統率者となり
十万の大軍を率いて徽州を通りかかった際、
朱元璋は現地の豆腐を使って毛豆腐を作らせ兵隊たちをねぎらった。
その後、油煎毛豆腐は徽州に広まり、
徽州伝統の味となったのだった。

……って、ホントかいな!?

前回に引き続き、
思わず口と眉に指を持っていってしまいそうになる
安徽名物料理のお話でしたとさ。


▼これまでの「商宇徽菜館」関連記事
【商宇徽菜館】黄山臭桂魚
【商宇徽菜館】安徽菜
【商宇徽菜館】胡適一品鍋


◆お店情報
商宇徽菜館
東城区朝陽門外潘家坡胡同5号
010-6551-1598/6552-2480
P1050723.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。
最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、
1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。
P1050720.JPGP1050721.JPG
しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてきます。
(入り口には「徽菜館」とだけ看板が出ています)


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2013年04月10日

【商宇徽菜館】胡適一品鍋

安徽風五目鍋
胡適一品鍋(hu2shi4 yi4pin3guo1)
P1080822.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:118元】

安徽料理が好きだ。
中国料理において、
安徽料理はおそらく日本人にとってマイナーな料理だと思う。
でも一度食べると意外とはまる。
なぜって、醤油を多用した濃い口の煮物が多くて、
なんだか日本の田舎のおばあちゃんが作る料理みたいなんだもの。
だからしばらく食べないでいると無性に懐かしくなって、
時折り安徽料理のお店に足を運ぶ。

その安徽料理の代表といえば、なんといっても臭桂魚。
たいていの安徽料理レストランのメニューに載っている。

▼これまでの「臭桂魚」関連記事
【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之二)
【皖南水郷】安徽・皖南菜(熱菜篇)
【商宇徽菜館】黄山臭桂魚

そしてこの胡適一品鍋もかなりの定番料理だ。

干したタケノコ、切干大根、塩漬けしたアヒル肉・鶏肉・豚バラ肉、
揚げた豆腐、それに薄焼き卵で作った餃子(蛋餃dan4jiao3)などなどを
大鍋でグツグツ煮込んである。

P1080823.JPG
(大鍋は両方に取っ手のあるタイプが決まりらしい)

ただ具を放り込んであるのではなくて、
いくつかの層に分けて具を積み上げるようにしてある。
鍋底の一番下の層が冬瓜、タケノコ、干した大根やインゲン、タケノコの皮など、
その上に豚や鶏などのお肉、揚げた豆腐、肉団子などが乗る。
何層にも具を積み上げた後は3〜4時間じっくり煮込んで味を含ませる。

P1080825.JPG
(こうして俯瞰で見ると、鍋、でかっ!)

濃い口にしっかり味付けられた煮汁と、
じっくり煮込まれた具材から染み出た複雑な旨味。

いやあ、これはね、
いわゆる一つの「下飯(xia4fan4)=ご飯が進む」なおかずだ。
いや、「下酒(jiu3)=お酒が進む」つまみでもあるな。

P1080826.JPG
(手前のが蛋餃)

クツクツと煮え立つ鍋から、
「次は肉、それから蛋餃……」
などと、思うがままにちょっとずつつつきながら、
安徽の白酒をクイッ!
むほほ、こういう濃い口の重めの味には白酒がよく合いますなあ。

***

さて、この五目鍋に
なぜ胡適一品鍋などというなんだか文学的で雅な名前がついているのか。

この鍋はもともと安徽省績渓県というところの料理で、
元の名前は績渓一品鍋という。
績渓は今は安徽省宣城市の管轄下にある県で、
かつては「徽州三県」と呼ばれた歙県、休寧県、婺源県に次いで重要な県城だったそうだ。

名物料理には歴史上の人物にまつわる言い伝えが残っていることが多いが、
この料理も例外ではない。
言い伝えの主人公は乾隆帝だ。
(このパターンの二大スターは乾隆帝と西太后!)

乾隆帝が江南に行幸した際、
九華山から徽州府へと向かう途中ある農家に一夜の宿を求めた時のこと。
農婦が昼の残り(!)のおかずを
下に野菜、上に肉の順に鉄鍋に敷いて温めて出したところ、
乾隆帝はおおいに気に入り、農婦に料理の名前を尋ねた。
農婦が「一鍋熟」(「大鍋で作った煮物」くらいのイメージかな)と答えると、
乾隆帝はその俗なことを嫌って自ら「一品鍋」と名づけたという。
そのこころは、
「値得一品(zhi2de yi4pin3)、つまり一食の価値がある美味」。
さらには、
「皇帝と食事を共にした者は“一品”(最高の官位)と呼ぶに堪える」
という二重の意味も込められていた。
それ以降「一品鍋」は績溪のおもてなし料理になった、
ということなんだけど、はて、ホントかいな?

それはさておいて。
気になるのは、
皇帝から賜ったありがたい名前の前にさらに冠されている「胡適」である。

胡適は、五四運動の頃から白話文学を提唱した文学者・思想家・教育行政家。
北京大学教授を務め、第二次世界大戦中は駐米大使にもなった。
この胡適さんが、安徽省績渓の出身なのだ。
(ちなみに胡錦濤、正確に言うと胡錦濤の祖先も績渓出身)

▼胡適についてはこちらをどうぞ。
ウィキペディアの「胡適」のページ

胡適はよくこの「一品鍋」で客人をもてなした。
駐米大使時代にも「一品鍋」をふるまうのが常だったという。

こうして、清朝皇帝から賜ったありがたい「一品鍋」という料理名の前に
さらに「胡適」がくっついたということらしい。


▼これまでの「商宇徽菜館」関連記事
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2013年03月27日

【無名居】“国宴級”淮揚菜

「政府主催宴会」級の江蘇省揚州地方料理
“国宴級”淮揚菜
P1080686.JPGP1080688.JPG
P1080690.JPGP1080694.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

ああもう、今さらって感じだとは思うのだけれど、
実は私、無名居は初めて。

P1080682.JPG

本店は西直門のほうにあるのだが、
私が行ったのは麦子店街にある燕莎店。
麦子店街は本当によく通るし、
もちろんお店があるのもここが名店だってことも知っていたのだけれど、
なんだか敷居が高くて敬遠していた。
留学生から北京生活をスタートした私には遠い存在だったのだ。

何しろ「国宴級」である。
「政府主催の宴会クラスの料理を出す外国要人接待用のレストラン」だもんなあ……
1972年のニクソン訪中の際も無名居でもてなされ、
ここの清湯獅子頭を大絶賛したんだそうだ。

政府主催の宴会で出される料理は各地の料理のおいしいトコ取り。
もともとの味をベースにしながらも、
辛さや油っこさ、甘さを抑えて外国人でも食べやすくアレンジしてある。
特に無名居は
穏やかな味付けの江蘇省揚州地方の料理=淮揚菜をメインにしているので、
(といいつつ、杭州あたりの料理も入っているので、
地域的には江蘇・浙江料理くらいの広いイメージかな?)
日本人にとってはとても親しみやすい味ということになるのだろう。

透き通ったスープで煮込んだ肉団子の清湯獅子頭(qingqtang1 shi1zitou2)、
押し豆腐の細切りをスープでさっと煮た大煮干絲(da4zhu3 gan1si1)、
杭州の名物料理で鶏を蓮の葉でくるみ土で包んで蒸し焼きにした叫化鶏(jiao4hua4ji1)、
タウナギを旨煮風に炒め煮した響油鱔糊(xiang3you2 shan4hu2)
などが名物料理。
フランス風のエスカルゴのグリルなんてのが入っているのは、
外国人接待用のレストランらしい。

さて、前置きはこのくらいにして、食べた料理のご紹介をば。
まずはやはり、何を置いてもこの料理。

清湯獅子頭(qingqtang1 shi1zitou2):58元
肉団子のスープ煮

P1080686.JPG

獅子頭と名のついた料理には、
この清湯で煮込んだタイプと
紅焼(hong2shao1)=醤油煮込みにしたタイプがある。
重口味(zhong4kou3wei4)=好みが濃い口な私にはどちらも捨てがたいけれど、
このお店で食べるならやはり清湯だろう。
日本人の口に合うのもこっちかな。

乙女がそっと真綿をたなごころに包み込んでいるような(例えがオッサンだな)
ふっくらやわらかな肉団子を、
これまた清らかなスープで上品に煮込んである。
中に入っているシャキシャキはクワイ?レンコン?

P1080687.JPG

んー、うまー。
さすがに名物、噂にたがわず美味。
それにほんとにやわらかいんだなー。
これなら歯がなくなっちゃったお年寄りでも問題なく食べられそう。

でも、なんていうんだろうな……
そのやさしさ故に、今ひとつ物足りないというか。
「どうだ!!」とグイグイ強引に押してくる「オレがオレが!」感が薄くて、
ハートをガッチリ鷲づかみにされることはないというか。
北方の粗野な料理になじんでしまったからかしら。

そして1個は多いな。
この日みたいに2人で半分ずつ分けて食べてちょうどいいくらい。

スター料理を押さえた後は、前菜を2つ注文。
ご飯を食べに行ったわけだけど、もちろんお酒も飲むわけで、
そうするとツマミも欲しくなるわけなのだ。

金陵塩水鴨(jing1ling2 yan2shui3ya12):58元
ゆでアヒルの塩味スープ漬け

P1080684.JPG

南方菜のお店に行くとほとんど例外なくこれを頼んでいるな。

▼塩水鴨マニアぶりはこちらで。
【南京大牌檔】南京菜
【科力淮揚村】淮揚菜(之二)

P1080685.JPG

こうね、骨周りをしゃぶって旨味エキスを吸う感じがいいんだなあ。
少しずつ、ゆっくり。
酒のアテにぴったり。

私房芥菜(si1fang2 jie4cai4):48元
芥蘭菜とホタテ干し貝柱の和えもの

P1080683.JPG

野菜ものの前菜が欲しくて頼んだもの。
油を使っていなくてさっぱりしているというので注文。
一緒に和えてあるのはホタテ干し貝柱。
青みの強い、少し苦味のある芥菜と貝柱の旨味の組み合わせ、
なかなかよし。
日本人的には、菜の花をイメージして芥子醤油和えなんてのもいいかも。

臘肉炒野笋干(la4rou4 chao3 ye2sun3gan1):88元
塩漬け干し肉と干し天然タケノコの炒めもの

P1080688.JPG

「肉団子のほかに何かお肉ものを食べたいなあ。
 でもあまりにも定番の料理もつまらないし……」
と思ってメニューを繰って結局目に付いたのがこれ。
あんまり江南の料理っぽくはなかったが、
干しタケノコがどっさり入っていて、
タケノコに目がない私は大喜びだ。

ほんの少し辛さをきかせたテンメンジャン風の味付け。
気前よく分厚く切った干し肉がほどよい塩気で、
量を食べてもそれほどしつこく感じない。
そして何より、
干しタケノコのシャクシャク、コリコリとした歯ごたえが楽しくて飽きない。

肉汁蘿蔔(rou4zhi1 luo2bo):68元
大根の肉汁煮込み

P1080691.JPG

本当は豚バラ肉の煮込みでもドーンといきたいところだったのだが、
この日は2人だったので肉料理は控えて素菜(su4cai4)を。
とはいえ、肉汁(牛肉ベースのスープ?)で煮込んだ大根。
醤油煮込みを想像していたのだが、
出てきてみたら赤レンガ色でびっくり。

P1080690.JPG

腐乳の色かな?
肉汁の味が大根によ〜くしみていて、とてもよかった。

主食はそれぞれ麺をすすった。

陽春麺(yang2chun1mian4):10元
上海風かけそば

P1080692.JPG

結構醤油味きつめ。

上海葱油拌麺(shang4hai3 cong1you2 ban4mian4):18元
葱油混ぜ麺

P1080694.JPG

ダメと知りつつ、見かけるとついつい頼んでしまう葱油拌麺。
なぜダメか。
それは、私の味の記録帳には葱油拌麺の最高峰が刻みつけられていて、
いまだかつてそれを越える葱油拌麺に出会った試しがないからだ。

▼葱油拌麺の最高峰
【滄浪亭】上海食い倒れ紀行(三食目)
(いつの間にか、また見られるようになってました、FC2ブログ。
 ああ、麗しの葱油拌麺よ。
 君の姿を拝むのも久し振りだなあ)

そしてその最高峰は、
店の立ち退きと再オープンを経てその本来の味を失い、
もはや幻の味と化してしまった。
葱油拌麺を食べるたびに、
「うまいが、違う。これじゃないんだ、私の求めている味は……」
と打ちひしがれずにはいられないのだ。

だったら葱油拌麺を封印すればいいのだけれど、
未練がましい私はこうしてまた葱油拌麺を頼んでしまう。

葱の焦がし加減、すべて茶色にならず鮮やかな緑が多少残っているあたりに
滄浪亭の葱油拌麺のエッセンスを感じるものの、
やはり別物(当たり前だけど)。

最初っからタレにまみれている麺も、違うんだよなあ。
あの自分で混ぜ混ぜしてタレが混ざり切ってないあたりが、
一口一口味わいが違って趣があるのになあ。

これはこれでおいしいんだけどね……

***

こうして書いていると文句たらたらという印象になってしまうかもしれないけど、
どれもおいしかった。
全般的に上品でおだやかな味付けでホッとする味だし、
とても丁寧に作っていることが感じられて気持ちがよかった。
高いことは高い。
でもたまにはいいか。
定番料理からやや外し気味のオーダーだったので、
次は看板料理を正面から食べてみようかな。


◆お店情報
無名居(燕莎店)
朝陽区麦子店街棗営北里32号
010-6502-1568/6502-1537
P1080682.JPG
<アクセス>
龍宝公寓の向い。
地下鉄10号線「亮馬橋」駅C出口を出て、
左手にある燕莎友誼商城と亮馬河の間を進み、
木製のデッキ調の橋を渡ります。
そのまま花市場の敷地を突っ切りぶつかった道を左へ。
三全公寓の横を通り過ぎ、龍宝公寓のところで右折すると、
左手にあります。



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posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

【紅火百年潮汕漁家菜】潮汕海鮮(之二)

潮州・汕頭の海鮮料理
潮汕海鮮(chao2shan4 hai3xian1)
P1080703.JPGP1080717.JPG
P1080721.JPGP1080722.JPG
【ところ:望京/ねだん:記事参照】

魚料理を2つ頼んだ後に、
潮州料理の定番を注文した。

蠔仔烙(ha2zai3lao4):38元
小さなカキ入り卵焼き

P1080706.JPG

この料理はお店によって結構趣きが違っていて、
オムレツのようにふっくらしていたり
普通の卵焼きのような平べったい焼き上がりだったり、
はたまたサツマイモ粉が入っていてどっしり重たい餅系の食感だったりする。
ここのは卵焼きタイプだった。

印象的だったのは、カキがしっかりおいしかったこと。
小さいなりとはいえぷっくりとふくらみがあって、
カキ独特のミルキーさと磯の風味もきちんとあった。
北京で食べられるものとしてはかなりおいしいほうに入ると思う。

そしてお店の人に勧められた料理がこれ。

紅肉米烙(hong2rou4mi3lao4):28元
紅肉(ごくごく小さなアサリのような貝)の剥き身の炒めもの

P1080703.JPG

紅肉といいつつ、お肉ではなくて貝。
潮州・汕頭あたりでよく食べられているのだそうだ。
私は剥き身になった状態しか見ていないのだが、
殻つきでも10〜15ミリ程度しかない小さな小さな貝。
なんでも殻はすごくやわらかくて薄いとのことなのだけれど、
これ、一つ一つ中身を出すの大変だろうなあ……

これだけ貝の剥き身が入っているからして、磯の香りと風味十分。
ちょっと塩気が強くて最初はそれが気になったのだが、
後でお粥と一緒に食べたらちょうどよくて妙に後を引いた。

炸普寧豆腐(zha2 pu3ning2 dou4fu):28元
揚げ豆腐

P1080710.JPG

以前に食べたことのある潮州料理の中から1つ。
箸休めになっていいかなと思って頼んでみたのだが、
ものすごくあーっさり(というかほとんど味ついてない?)していて
本当にいい箸休めになった。
ニラの浮かんだ塩味のタレにつけてもまだ味が足りないと思うくらい。
これだけ薄味の料理もなかなか珍しい。

芋頭[米果](yu4touguo3):28元
ピーナッツ入り焼きタロイモ(たぶん)

P1080717.JPG

ふかしたタロイモを切って、
そこにピーナッツを混ぜて味を整え(つなぎで片栗粉あたりも入れているか?)、
棒状に成形してから輪切りにしたものを油で焼いた……という感じ?

甘くはなくて、しょっぱい系。
タロイモだけだと単調になるところだけれど、
そこにピーナッツの食感とこくが加わることで変化が生まれている。

ちょっと焦げたところの香ばしさと油の風味が食欲をそそる。
何しろイモなのでお腹にたまるのが難点。
食事の時にはそんなに沢山食べられないけど、
朝ごはんとかおやつだったら何個でも食べてしまいそう。

腸粉(chang2fen3):16元
腸粉

P1080716.JPG

ご存知、腸粉。
お米を挽いて液体状にしたものをシート状にして蒸し、
そのシートで豚肉やエビなどの具材を包んでタレをかけたものだ。

marchさんの強いリクエストにより注文。
中身は……なんだったかな?
ゆでた芥蘭と豚肉だったっけ?
割と厚手のしっかりしたライスシートで、
あのちゅるりんぷるぷるな食感はなく、
もさもさと食べる感じだった。

上湯西洋菜(shang4tang1 xi1yang2cai4):22元
クレソンの炒めもの・スープ仕立て

P1080719.JPG

野菜ものを何かと思って頼んだもの。
クレソンがあるのを見ると、
「日本じゃこんなに山ほどわさわさクレソン食べられないもんなー」
と貧乏根性が出てついつい頼んでしまう。

これは上湯なのでスープ仕立てになってるけど、
クレソンは単にジャジャッと炒めてもおいしいと思う。

炸鼠壳[米果](zha2 shu3ke2guo3):18元(6個)
鼠壳餅

P1080721.JPG

もち米粉と「鼠壳草」という野草の煮汁を練り合わせたお餅で、
中にはサトイモや豆のあんが入っている。
潮州では旧正月や先祖を祭る行事の際などに欠かせない伝統のお菓子だそうだ。

鼠壳草って、なんだろう?
ヨモギみたいな感じかな。

ヨモギほど草っぽい感じもクセもない。
ほんのり甘いし、
中に入っている白あん(白インゲンマメかな?)もとろりとやさしい舌触りで、
とてもほっとする味だった。
油で軽く焼いてあるので香ばしさもある。
これはなかなかいいデザートだった。

海鮮粥(hai3xian1zhou1):68元
海鮮粥

P1080722.JPG

量的には十分だと思ったのだけれど、
せっかくだからお粥も味見しようと思って海鮮粥をもらった。

オーダーがうまく入っていなくて急いで作ったためか
お粥というよりは雑炊のような仕上がりだったが、
エビやカキの風味が凝縮していてなかなかいけた。

P1080723.JPG

生姜が結構入っていて、
海鮮の旨味が重複した時のしつこさが緩和されているのもいい感じだった。

***

私は潮州に行ったことがないので
ここのお店がどれだけ本場の味なのかはなんとも言えない。
それに正直なところ
小寛さんがあそこまで強力に推薦するほど大絶賛という感触ではなかったのだが、
日にちが経つにつれて「また行きたいなー」という気持ちが妙にわいてきた。
今度は夜に、ほかのお客さんでわいわい賑わっている時間に行って、
潮州の海辺の海鮮屋台気分を味わってみたい。


▼これまでの「紅火百年潮汕漁家菜」関連記事
【紅火百年潮汕漁家菜】潮汕海鮮(之一)


◆お店情報
紅火百年潮汕漁家菜
朝陽区望花路東里3号院3号楼
010-6470-8658/64743866
P1080697.JPG
<アクセス>
麗都ホテルのある通りから1つ空港寄りにある広順南大街(交差点に巨大パンダあり)を
空港に向かって左手に曲がり(右手に新世界百貨が見えてきます!)、
銀色の大仏様の頭のようなビルのある交差点を通り過ぎると、
左手にある眉州東坡酒楼を越えたあたりに入り口ゲートが見えてきます。
P1080696.JPG
ゲートをくぐって駐車場左手がお店です。


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posted by ayazi at 20:26| 北京 | Comment(6) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日

【紅火百年潮汕漁家菜】潮汕海鮮(之一)

潮州・汕頭の海鮮料理
潮汕海鮮(chao2shan4 hai3xian1)
P1080699.JPGP1080709.JPG
P1080714.JPGP1080712.JPG
【ところ:望京/ねだん:記事参照】

長いこと長いことブログを放置してしまいました。
大変申し訳ありません!
そして、2ヶ月近くも更新を休んでいたというのに、
たくさんの方に訪問していただいておりました。
本当にありがとうございます!

ネタはかなり前からたまりにたまっているのですが、
それを時系列に更新していくとどうもモチベーションが今ひとつ……
ということで、
とりあえず最近行ったお店からぼちぼち更新を再開したいと思います。

***

最近の食べ歩きの力強い味方は、
新京報グルメ欄記者の小寛さんが書いた北京グルメガイド『100元吃遍北京』。

写真[1].JPG
(お世話になった方にプレゼントしようと思って2冊購入)

「(一人)100元で北京を食べまくる」というタイトルのこの本にも、
小寛さんが新京報や地元誌などで書いているコラムにも、
そして微博の記事にも、
本当にお世話になっている。

ちなみに小寛さんは南のほうが騒がしかった頃に
新京報のグルメ欄に「南のほうの粥」という意味のタイトルの記事を寄せたお方。
それを読んで胸を熱くしつつ、
一方でお店紹介の描写にどうにもこうにも辛抱たまらなくなって駆け込んだ
潮香洲というお店のお粥はホントにまたこれが!
海鮮の旨味爆発でウマイのなんのって!
だったのだが、それはまた別の機会にご紹介しますね。

さて、その小寛さんが北京で一押しという潮州料理レストランがここ。
北京は今、静かな潮州料理ブームで、
ポツポツと潮州料理レストランがオープンしている。
海鮮の旨味をベースにあっさりと仕上げる潮州料理は私も大好き。
たくさん選択肢ができるのはありがたい限りなのだが、
どこから行ったらいいものやら……と困っていたのも事実。
そんな中、小寛さん大推薦というこのお店がキラリンと輝いて見えて、
それで訪問となった。

紅火百年潮汕漁家菜。
広東省は潮州・汕頭の海鮮料理を提供するお店だ。
漁家菜というのは、
改まった豪勢な海鮮料理ではなくて
漁師たちが揚がった魚介を使って創るような浜の庶民的な料理ってことかな?

場所は望京。
銀色の大仏頭ビルの近くにあると言えば、
ブースケーキのファンにはピン!と来るかも。
大仏頭ビルから少しだけ華聯や凱徳モールのほうへ進み、
左手の眉州東坡酒楼を越えたあたりに入り口ゲートが見えてくる。

P1080696.JPG

ここを入って、駐車場の左手奥がお店。

P1080697.JPG

さて、店内。
なんだかえらくだだっ広い空間にテーブルがずらり。
(写真を撮り忘れた)
そのずっと奥に屋台のようなものがあり、
出来合いの惣菜や煮込み、スープ、そして魚介類や野菜などの食材が並んでいる。

P1080698.JPG

P1080700.JPG

P1080701.JPG

P1080702.JPG

これ、ウィキペディアの潮州料理のページにある

「魚仔店」(潮州語 フーキアディアム)と呼ばれる海鮮料理店が市内に多数あり、
生け簀や氷の上に並べた魚介類を客が選んで調理させるスタイルをとっている


の「魚仔店」の形式だよね。
まあ本場に比べれば魚介類の種類も数も鮮度もちと寂しい感じではあるけどね。
そういえば、同じく海沿いの舟山もこんな感じだったなあ。

▼舟山の海鮮料理店
【舟山・沈家門】海鮮大排档

1時という昼時を少し外した時間帯に行ったからか、
お客の姿はまばら。
店員さんの間にも、
「ピークを過ぎて、後は昼休憩を待つのみ〜」的なけだるい雰囲気が漂う。

気を取り直してメニューを頼むと、
「メニューはありません。あっちで頼んでください」
と屋台の方向を示された。
(後から分かったのだが、実はメニューはあった)

ああ、海鮮レストラン方式なのね。
と納得して何人かでわらわらと見本コーナーへ。

まずはこれ。

鹵水拼盤(lu3shui3 pin1pan2):58元
鹵水(肉や卵、厚揚げ豆腐などを醤油ダレで煮 て漬け置いたもの)盛り合わせ

P1080711.JPG

豚耳、大腸、ばら肉と、下敷きの厚揚げ豆腐。

P1080712.JPG

卵とかガチョウ系がなかったな。
指定すればよかった。

甘さよりは醤油のしょっぱさが全面に来る田舎っぽい味付け。
それが下世話な感じでいい。
大腸とかばら肉とかかなり脂っぽいはずなんだけど、
思ったよりしつこくなくて食べやすかった。

そしてやっぱり、魚だろ?
ということで2種類注文。

紅目鱗(hong2mu4lin2):98元
キンメダイ(?)キントキダイの塩ゆで(冷ましたもの)

P1080709.JPG

*キンメじゃなくてキントキダイのようです。
 おおたまさん、ありがとうございます〜!(2013/3/25訂正)

これって、「魚飯(yu2fan4)」だよね?
「魚飯」は別名「凍魚(dong4yu2)」。

潮州名物で、
漁民たちが帰港が遅れた際に
このままでは捕獲した魚がだめになってしまうからと、
塩水でゆでてから塩を振って保存したのが始まりで、
まるでご飯のように食べ飽きないのでこの名があるそう。

身は結構しっかりしまっていて、
箸でむしり取るようにしないと外れない。
箸先をこう、ぐりぐりとやってなんとかむしり取ったら、
添えられてくる豆醤(dou4jiang4)にちょちょっとつけて食べる。

塩気はそれほど強くない。
豆醤の旨味と塩気をプラスするとちょうどいい感じだ。
ご飯がわりというか、酒のアテにいいね。

これまた余談だが、
小寛さんの本にはこの魚に「大眼鶏」とキャプションがふられていた。
「大眼」は分かるけど、なんで「鶏」???

那哥魚(na4ge1yu2):68元
ワニエソの豆醤煮

P1080714.JPG

那哥魚というのも潮洲や汕頭の人たちがよく食べる魚とのこと。
これは豆醤風味で煮付けたものを頼んだ。

今調べてみたら、那哥魚はどうもワニエソらしい。
中国語の学名は多歯蛇鯔(duo1chi3she2zi1)。

R0016076[1].JPG
(ほんとに歯がいっぱいだー!)

潮洲や汕頭の人々は「那哥魚」、「拿哥魚」と呼んでいるんだとか。
私たちは「あの兄さん」とか「那家のお兄さん」とか呼んで
ひとしきり楽しませてもらった(笑)。

P1080713.JPG
(尻尾が白くないのでマエソじゃなくてワニエソってことらしい)

余談だけど、この日ご一緒したKさんがまさに
「ボラに似てるけど、食べたら違った」
と言っていた。
鯔(zi1)はまさにボラのこと。
おおー!当たらずといえども遠からず。

このワニエソ、日本ではすり身や唐揚げくらいにしかしないらしいけど、
こうして改めてメイン料理ばりに煮付けて食べてもなかなかいけた。
全体的に穏やかなあっさりめの味付けなのだが、
豆醤の風味のおかげで奥行きがあり、飽きさせない。
ワニエソの身自体はほろりと崩れるようなやわらかさには欠けるが、
淡泊でクセもなくまずまずのおいしさだった。

ほかにもこの地方ならではの魚がいろいろある様子。

P1080715.JPG

秋刀魚(qiu1dao1yu2)はサンマ、
巴浪魚(ba1lang4yu2)はアジっぽい。
でも鶏腿魚(ji1tui3yu2)は何かなあ?
今度はこれ、食べてみるかな。

*北京のサカナさんことおおたまさんによると、
鶏腿魚はおそらくメゴチとのことです(2013/3/25付記)。

***

ふー。
ここまで書いてまだ頼んだ料理の半分にも到達していない。
続きはまた改めて。


◆お店情報
紅火百年潮汕漁家菜
朝陽区望花路東里3号院3号楼
010-6470-8658/64743866
P1080697.JPG
<アクセス>
麗都ホテルのある通りから1つ空港よりにある広順南大街(交差点に巨大パンダあり)を
空港に向かって左手に曲がり(右手に新世界百貨がありますよ!)、
銀色の大仏様の頭のようなビルのある交差点を通り過ぎて、
左手にある眉州東坡酒楼を越えたあたりに入り口ゲートが見えてきます。
P1080696.JPG
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2013年01月23日

【科力淮揚村】淮揚菜(之二)

淮揚料理(之二)
淮揚菜(huai2yang2cai4)
P1060668.JPGP1060670.JPG
P1060671.JPGP1060674.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

またまたやって来ました科力淮揚村。
店選びの最初の選択肢には入ってこないんだけど、
いくつかお店候補を挙げて迷っているうちに名前が出て、
「そうだ!そこにしよう!」
とここに落ち着くことが多い。
それはそれで、魅力のある店ってことなのかな?

前回も書いたけど、
ここはいつ行っても席があるので安心して行ける。

金陵塩水鴨(jin1ling2 yan2shui3ya1):32元
アヒルの塩水漬け

P1060669.JPG

まずは手堅く定番料理。

太湖銀魚(tai4hu2 yin2yu2):98元
太湖産シロウオのフリッター

P1060671.JPG

「太湖三白」と呼ばれる太湖名物のうちの1つ。
「太湖三白」とは、太湖白蝦、太湖白魚、太湖銀魚の3つだそうだ。
なかなかいいお値段なのは太湖直送だから?

サックリと軽い揚げ上がりで歯ざわりもいい。
小さいとはいえそれなりにサイズもあるので、
かき揚げというよりは
こんな風に1匹ずつ揚げて味を確かめながら食べたほうがいいのかも。

なのになぜか、これをクレープ状の皮で包んで食べる。

P1060673.JPG

なんでだろう?
そのまま食べたほうがサクサク感が楽しめていいのに。
と思って残りはそのままつまんだ。

土椒五花肉(tu3jiao1 wu3hua1rou4):48元
土椒と豚バラ肉の炒めもの

P1060668.JPG

レシートには「土椒」としか書かれていなかったけど、
たぶんこんな名前なのではないかな。
塩漬けされたお肉だったので「咸肉(xian2rou4)」かもしれない。

この土椒、結構しっかり辛い!
でも青臭さが濃くて旨い!
最近は肉厚でクセのない味のパプリカばかりで
ピーマンをとんと見かけなくなったように思う。
ピーマン独特のあの青臭さが好きな私にはちょっと残念な現象だ。

今度ピーマンが恋しくなったらこの土椒か尖椒を食べることにしよう。
激辛に当たる可能性はあるが。

上湯蘿蔔絲(shang4tang1 luo2bosi1):32元
細切り大根のスープ煮

P1060670.JPG

また頼んじゃった、これ。

陽春麺(yang1chun1mian4):14元
上海風かけそば

P1060674.JPG

最後にチュルチュルッと麺をすすってシメたい時にうってつけ。
ただのかけそばなのにこんな美しい名前なのは、
この麺が1杯十分で買えたため、
旧暦十月を指す「小陽春」にちなんでこう呼ばれるようになったからなんだとか。

***

割とさっぱりとした食卓にまとまったかな?
こってりや激辛、塩気のきつい中華は避けたいけど、
かといって和食という気分でもない……
なんて時にはオススメです。
科力淮揚村。


▼これまでの「」関連記事
【科力淮揚村】淮揚菜


▼お店情報
科力淮揚村(永安店)
朝陽区農展館北路甲5号
6501-1188(内)2844または2847
<アクセス>
農展館北路と麦子店路の交差点の東南角にある永安賓館(如家)の2階です。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2013年01月10日

【北京龍記茶餐廳】在北京最正的港餐

北京で一番本場の味の香港料理
在北京最正的港餐(zai4 bei3jing1 zui4 zheng4 de gang3can1)
P1060625.JPGP1060627.JPG
P1060628.JPGP1060632.JPG
【ところ:国貿/ねだん:記事参照】

以前アップした【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)にコメントをくださった
みみさんが、潮州出身の方が
「咸魚蒸肉餅は国貿の中海広場地下1階にある龍記のものが本場の味」
と言っていたと教えてくださった。
「龍記は香港の大牌當式(大衆食堂)広東料理の店とのことで、
 広東料理に混じって潮州料理も何品かあるらしい」
とのこと。

そうと聞いたからには行ってみねばなるまい!
と意気込んで早数ヶ月。
なかなか機会がなかったのだが、ようやく訪問が実現した。

場所は牛タンとラーメンのお店「大無限」と同じ中海広場の地下一階。
大無限のすぐ隣というか、向かいにある。

P1060622.JPG
(夜行ったので閑散としているけど、お昼はかなり賑わうとか)

ところが……
コメントでいただいた情報は明らかに「咸魚蒸肉餅」のことだったのに、
なぜだか、どうしてだか、いつの間にか、
私の中で「咸魚蒸肉餅」が「鹵味」にすり替えられてしまい、
テーマが「龍記に潮州鹵味を食べに行かねば!」に変わってしまった。

その結果、
せっかく龍記まで行ったのに肝心の咸魚蒸肉餅を食べずに帰って来てしまう、
という失態を犯してしまった。
しかも、今回記事を書こうとしてみみさんのコメントを確認して
ようやくこの事実が判明する始末。
ああもう、バカというか、なんというか……

肝心要の咸魚蒸肉餅を食べずに嬉しげな記事などアップしても
情報を提供してくださった方にかえって申し訳ないと思ったのだが、
とにかく訪問したので記録だけは残そうと思い直した。
それに、ネット上では「ここが北京で一番本場の味!」という評価も多い。
とにもかくにも、食べたものをご紹介するだけはしなければ……

そんなわけで、
咸魚蒸肉餅を食べなかったばかりか、
本場の潮州料理を食べに行ったのにちっとも該当する料理を頼んでいないという、
全くもって目的を果たしていなかった
「本場の潮州料理を食べに行く!」企画のご報告です。

***

まずはスープを。

老火例湯(lao3huo3 li4tang1):?元
じっくりコトコト煮込んだスープ

P1060624.JPG
この日は豚肉とニンジンがどかどかと入ったスープ。

P1060625.JPG

煮崩れている白いのはダイコンだったかな?
全体的にほーんのり甘くてやさしい味。
じんわりと身体にしみてくるようなしみじみとしたスープだった。

鹵水豆腐/鶏蛋(lu3shui3 dou4fu/ji1dan4):?元
豆腐と卵の鹵水(香辛料と醤油のタレで煮て漬け置いたもの)

P1060632.JPG

そしてなぜか咸魚蒸肉餅に代わってお目当ての料理となっていた鹵味もの。
メニューにはなかったのだが、
豆腐と卵ならあると言われてその2つを盛り合わせてもらった。

これが、うまかった。
さらに、甘みが強くて醤油味も濃く、
分かりやすく言うなら肉豆腐みたいな味がして、
他の店で食べるものとは明らかに味が違ったものだから、
「うん!確かに違うね!」
なんてしきりに感激してしまった。
今思えばなんとも滑稽なことだが、
まあしかし、確かにうまかったのでよしとしよう。

焼味例牌(shao1wei4 li4pai2):68元(4種類)
香港風BBQの盛り合わせ

P1060627.JPG

せっかくだから焼味も試してみようと思い、4種類の盛り合わせを頼む。
確か、白切鶏(ゆで鶏)、焼鴨(ローストダック)、焼肉(ローストポーク)、
そして蜜汁叉焼(チャーシュー)。
1種類だと38元、2種類なら48元、3種類58元、4種類68元なのだが、
この1種類っていうのは単品で頼むのとは違うのかな。
例牌ってことだから、
自分で選ぶんじゃなくて「本日のオススメ」で決め打ち?

龍記小炒皇(long2ji4 xiao3chao3huang2):35元
龍記風炒めもの

P1060628.JPG

老坑記の小炒皇がとてもおいしかったので、ここでも小炒皇を食べてみた。

▼老坑記の小炒皇
【老坑記】港式菜

そしたらまあ、全く風情が違う料理が出てきて戸惑った。
五目海鮮炒めとでも呼べばいいのか……
でもこれが八宝菜を想い起こさせる味で、私的には大当たり。
白菜こそ入っていないものの、
これをご飯にかけたら中華丼だ!
今度やってみようと密かに決意。

菜圃煎蛋(cai4pu3 jian1dan4):26元
干し大根入り卵焼き

P1060629.JPG

これ好きなんです。
でも潮州料理ということであれば
潮式煎蠔餅(chao2shi4 jian1 hao2 bing4)
潮州風カキ入りオムレツ(お好み焼き):38元

のほうがよかったかも?

酸甜炸雲呑(suan1tian2 zha2 yun2tun1):36元
揚げワンタンの甘酢ダレ

P1060630.JPG

迷いに迷って最後に頼んだ一品。
今となってはなぜこれを選んだのか不明。

カリカリ揚げワンタンの中身はお肉……だったような気がするが、
なんだか記憶が定かではない。

というわけで、肝心要の咸魚蒸肉餅は食べないまま。
潮州の本場の味を食べに行ったはずなのに
なんとなく周囲をぐるぐる回って核心に触れずに帰ってきてしまった感じ。
何を考えていたんだろう、この時の私。

潮州料理を食べないなら、
いっそのこと大人気メニューの
龍記金牌塩[火局]鶏腿飯(long2ji4 jin1pai2 yan2ju2 ji1tui3fan4)
鶏もも肉ローストご飯(老火湯とコーヒーか奶茶つき):47元

でも頼むべきだったか。

ただ、今メニュー写真を見直してみると咸魚蒸肉餅が見当たらない。
咸魚を使った料理は、咸魚鶏粒豆腐煲銀芽炒咸魚だけ。
でも潮州鹵味もメニューにないけど出してくれたってことは、
頼めば食べられるのかな。

いずれにしても、
あんなに張り切って行ったにもかかわらず
まったくもって目的を果たせずに終わった第一回龍記訪問。
そうとなっちゃあ、また行かずばなるまい!!

本当に北京で一番本場の味かどうかは、
香港での長期滞在経験のない私には判断できなかった。
なのでタイトルは「據説在北京最正的港餐」、
「聞くところでは北京で一番本場の味らしい香港料理」
にしないといけないかな。


◆お店情報
北京龍記茶餐廳
朝陽区建国門外大街光華東里8号中海広場A座B1階
010-6595-8546/6505-4466-6199
P1060622.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線・10号線「国貿」駅から建国門外大街を西方向に進み、
京倫飯店すぐ東側の路地を北方向に入り、
しばらく進むと右手に中海広場が見えてきます。
地下一階、大無限のすぐ隣です。


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2013年01月08日

【老坑記】港式菜(之二)

香港料理
港式菜(gang3shi4cai4)
P1060591.JPGP1060598.JPG
P1060607.JPGP1060611.JPG
【ところ:東四十条/ねだん:記事参照】

ご近所の気軽に行ける香港、老坑記。

▼過去記事はこちら。
【老坑記】港式菜

8人で食事会をやったので、その時頼んだ料理をざざっとご紹介。
(今回は写真の設定がおかしくなっていて写りが今ひとつ)

酸姜糖心皮蛋(suan1jiang1 tang2xin1 pi2dan4):22元
生姜甘酢漬けとピータン盛り合わせ

P1060591.JPG

これ、香港のヨンキーで食べてとてもおいしかったやつだ!
甘酸っぱい生姜とピータン、よく合います。

香辣脆花生(xiang1la4 cui4 hua1sheng1):18元
ピリカラ揚げ落花生

P1060590.JPG

これは今ひとつかな。
なんというか、ちょっと干し草っぽい感じのピリカラパウダーがまぶされている。
「もっと唐辛子と山椒きかせてさ!バシッといこうよ、バシッと!」
などと思うのは、
四川料理に舌が毒されているからに違いない。

経典老火靚湯(jing1dian3 lao3huo3 liang4tang1):52元
じっくりコトコト煮込んだスープ

P1060603.JPG

この日は大きいサイズを注文。

吊焼鶏(diao4shao1ji1):120元
鶏肉のロースト

P1060607.JPG

これ、店員さんのオススメで最後に注文を決めたのだが、
ちと量が多かった。
出てきたタイミングも遅かったので皆さんあまり手をつけていなかった。
残りはしっかり持ち帰ったのでムダにはならなかったが、
ずいぶん余ってしまった。
1/2羽で十分だったな。

鹵水拼盤(lu3shui3 pin1pan2):68元
鹵水(肉や卵、厚揚げ豆腐などを醤油ダレで煮て漬け置いたもの)盛り合わせ

P1060598.JPG

広東の下町食堂風のお店に来るとついつい頼んでしまう鹵水。
大人数だからと気が大きくなって盛り合わせを注文。

鵝肝醤粉絲煲(e2gan1jiang4 fen3si1 bao3):48元
フォアグラ入り春雨炒め

P1060606.JPG

咸魚鶏粒豆腐煲(xian2yu2 ji1li4 dou4fu bao3):36元
塩漬け魚と鶏挽肉入り豆腐のうま煮

P1060604.JPG

挽肉と呼ぶには大粒な鶏肉がコロコロと入っている。
なんというか、特別格別飛びぬけておいしいというわけではないけど、
ご飯と一緒にいつの間にか沢山食べていそうな味だ。

老坑猪蹄(lao3keng1 zhu1ti2):52元
老坑風豚足の唐揚げ

P1060592.JPG

老坑小炒皇(lao3keng1 xiao3chao3huang2):40元
小エビと花ニラなどいろいろ野菜の炒めもの

P1060596.JPG
(や!2元上がった!)

ショリショリした花ニラの食感、やっぱり面白いなあ。

黒椒蒜香炒牛肉粒(hei1jiao1 suan4xiang1 chao3 niu2rou li4):58元
牛肉の黒胡椒ニンニク炒め

P1060602.JPG

写真だとちっともおいしそうに見えないけど、
これが思いがけずいけたのだった。
黒胡椒炒めってわざわざ注文することは少ないが
大きく外すことがなくて押さえメニューとして貴重かも。

梅菜蒸菜心(mei2cai4 zheng1 cai4xin1):32元
梅菜と菜心の蒸しもの

P1060600.JPG
(これもいつの間にか4元アップ!)

猪油撈飯(zhu1you2 lao1fan4):25元
豚ラード醤油ご飯

P1060610.JPG
(ありゃりゃ、5元アーップ!)

最後にデザートも注文。

[火局]西米布丁(ju2 xi1mi3 bu4ding1):28元
焼きタピオカプディング

P1060611.JPG

なんと、中にあんこが入っているのだ!
これが意外に意外にヒット。
2つ頼んでみんなでちょっとずつ味見したのだが、
これなら私、もしかしたら1つ全部食べられたかもしれない。

前回、前々回に続いてあれこれと食べてみたが、
やはり大きく期待はずれなものはなく手堅い印象は変わらなかった。
ご近所の香港食堂的に日常使いするのがオススメ!


▼これまでの「老坑記」関連記事
【老坑記】港式菜


◆お店情報
老坑記
朝陽区工体北路66号瑞士公寓115単元1階
010-6552-1878
P1050897.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「東四十条」駅C出口から工人体育場北路を東へ。
港澳中心と瑞士公寓の間にある東中街を曲がって南へ行くと
左手(道東側)にあります。
セブンイレブンのちょっと先です。


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2012年12月27日

【悦園】臘味煲仔飯

広東式腸詰入り土鍋炊き込みご飯
臘味煲仔飯(la4wei4 bao1zai3fan4)
P1060505.JPG
【ところ:光華路/ねだん:たぶん36元】

北京生活の大先輩から「なかなかおいしいですよ」と教えていただいたし、
さらにネットなどでも評判は上々でずっと気になっていたお店、悦園。

P1060498.JPG

気軽に立ち寄れる広東料理レストランだ。
(あ、湖南料理も出してるみたいだな)

P1060499.JPG

P1060500.JPG

お目当ては煲仔飯。

P1060504.JPG

土鍋で長粒米を炊き、
ある程度火が通ったところで具を加えて一緒に加熱して仕上げる
広東式の炊き込みご飯だ。

具はいろいろな種類があるが、
今回頼んだのは臘腸(la4chang2)という広東風腸詰の入ったもの。
独特の甘みがあって好き嫌いは分かれるかもしれない。
私は結構好き。

この腸詰の味が適度にご飯に移り、
そこにとろりとした濃厚な醤油ダレの味がからむ。
土鍋の炊き込みご飯だから、おこげもしっかり。
カリカリして香ばしい!

パラリとした長粒米は、
毎日こればかり食べろと言われたらちょっと考えちゃうけど、
時々食べるなら大歓迎。
炊き上がりにふわ〜っと立ち上る長粒米独特のいい香りもまたご馳走だ。

炊き上がりがふわっとしていて食後感があまり重たくないのもいい。
見た目からイメージするよりかなり沢山食べられる。

でも、だからと言ってがっつきすぎるのは禁物。
この日私はもったいないからと何杯もおかわりした挙げ句、
気分が悪くなってダウン。
(もともと風邪気味だったってのもあるかもしれないけど)

慌ててお会計をしてそそくさと出てきてしまったので
いつもは欠かさないレシート撮影もせず。
なので正確な値段は不明です。

他に食べたもの。

秘制焼鵝(mi4zhi4 shao1e2):?元
ガチョウのロースト

P1060501.JPG

これ、よかった。
ガチョウ肉って好きだ〜。

豚肉と青菜と卵のスープ:?元
P1060502.JPG

これはかなり化学調味料の味を感じた。
残念。

がっつきすぎて気分が悪くなるなんていうトホホな結末になってしまったけど、
広東風の味が恋しくなった時にちょっと寄るにはなかなかいいお店だと思う。
次回はもう少しオトナな食べ方をしてちゃんと堪能しよう。


◆お店情報
悦園
朝陽区光華路8号光華大厦B座1階
010-6581-6486
P1060498.JPG
<アクセス>
光華路(東三環と大望路の間)沿い。
針織路よりは東側、和喬大廈より少し西寄りのところにあります。


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2012年12月24日

【乾唐閣】杭州菜

杭州料理
杭州菜(hang2zhou1cai4)
P1060452.JPGP1060450.JPG
P1060454.JPGP1060458.JPG
【ところ:天津市河西区/ねだん:?】

小海鮮をわしわしとお腹いっぱい食べたその夜、
茶館でおしゃべりしたり友人の職場を見学したりして午後を過ごし、
空いたのか空かないのか分からない(いや、はっきり言えば空いてない)
お腹を抱えたまま連れていかれたのは、
乾唐閣という杭州料理のお店。

P1060446.JPG

宴会メンバーは昼よりさらに増え、
もう何がなんだかよく分からない状態になっていた。

料理も自分で注文してないので料理名、値段ともに不明。
とにかくババーッと写真でどうぞ。

中国湯葉と野菜の和えもの
P1060448.JPG

豚耳
P1060451.JPG

鶏肉と枝豆の炒めもの
P1060450.JPG

紅焼肉
P1060452.JPG

これおいしかった!
そんなにお腹空いてなかったのでどの料理も1口ずつしか食べなかったけど、
これはもっとバクバクいきたかったなあ。

鶏肉(だったかな?)のピリ辛炒め
P1060453.JPG

タケノコと雪菜の炒めもの
P1060454.JPG

白菜の中華風おひたし
P1060455.JPG

酸辣湯
P1060449.JPG

酢が足りず、ぼんやりした味。

魚頭の漬け唐辛子風味蒸し
P1060472.JPG

これ、超特大。

P1060471.JPG

包子
P1060473.JPG

焼き包子
P1060477.JPG

しかし、この日のメイン料理はこのお店のメニューではなく、
参加メンバーが持ち込んだ食材だった。

まずは、陽澄湖産の上海蟹
P1060458.JPG

私にとってはこれが今シーズン初上海蟹だった。
(そしてもう季節も終わり……
 今年はこの子たちが唯一の上海蟹とのご対面ということになったなあ。
 こんなタイミングでのアップになってしまってすみません)

ちょっと唐辛子山椒風味の油を使っているような感じ?
蒸したんじゃなくてゆでてあるのかな。
ゆでる時にお湯に入れたのかなあ・・・?

半分こして、オス、メス半杯ずつ食べた。

P1060461.JPG

こちらオス。
P1060462.JPG

味噌フォーカス。

P1060463.JPG

白子フォーカス。

P1060464.JPG

いや、単に両方にピントの合った写真が撮れなかっただけです……

そしてこちらメス。

P1060466.JPG

P1060468.JPG

身が甘くて白子とろりんのオスに軍配。
いやでも、味噌はメスのほうが多かったかも。

そしてもう1つ、参加者が持参した食材があった。

「日本から取り寄せた」というマグロ
お店で切って出してもらったのですが……
こんな姿になって登場。

P1060457.JPG

うっすっ!!

こんなに薄切りな上に、まだ解凍できてなくてシャリシャリ。
凍った刺身なんて、
栃木の郡部にいた幼少期以来だ……うう。
しかも例によってワサビどっさりの醤油にジャバジャバ。

モノ自体は悪くなかったと思うのに、
ああ、もったいない!

そしてこれは後から出てきたナマコの刺身
P1060474.JPG
(これは持参したものかどうか不明)

これまた尋常じゃないくらいワサビ入り醤油。
あまりの刺激に思わずウッ!!
涙がこぼれ出た。
ワサビ醤油で泣いたのはいつ以来だろう??

でもナマコ自体は美味。
酢の物にしたらうまかったに違いない。
ああ残念。

さらに持参物登場。

サケの頭のグリル
P1060476.JPG

これはね、ほんのり塩気がきいていてなかなか美味だった。

こんなにあれこれ持ち込みできるってことは
普段からよっぽど利用して親しくしてるんだろうけど、
それにしてもおおらかなお店だなあ!

そしてこれは蒸し焼きパン。

P1060470.JPG

いや、巨大な栗饅頭?

……じゃなくて、和田だかどっかの玉だそうです。
ちょうど別の部屋で宴会だった知り合いの人が持っていたもので、
本日の一番人気!
みんなでためつすがめつして鑑賞し、
なでまわして口々に賞賛していた。

……と、なんだか持参した食材ばかりで
あまり参考にならないかもしれない記事になってしまった。
でもお店のメニューから頼んだ料理もまずまずおいしかったし、
大衆点評網の評価も悪くないようなので、
天津にいらっしゃる方はいらしてみてください。

【おまけ】
天津駅前の夜景。
P1060493.JPG

P1060496.JPG

街の中に川が流れてるっていいね!
北京にいると恋しくなるもの。
それは坂と川。


◆お店情報
乾唐閣
天津市河西区九龍路1号
022-2328-1599
P1060446.JPG
<アクセス>
九龍路の馬場道寄りです。
詳しくはこちらのページの地図でご確認ください。


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2012年10月26日

【八条1号餐廳】京味菜雲南菜(之二)

北京風料理と雲南料理
京味菜雲南菜(jing1wei4cai4 yun2nan2cai4)
P1050837.JPGP1050841.JPG
P1050842.JPGP1050843.JPG
【ところ:平安里/ねだん:記事参照】

続きまして、雲南料理篇。

薄荷黄瓜(bo4he2 huang2gua1):12元
キュウリとミントの和えもの

P1050828.JPG

これに牛肉を加えたものもよく見かける。
爽やかで箸安めに最適。

淹肉牛肝菌(yan1rou4 niu2gan1jun1):88元
塩漬け肉と雲南ポルチーニ茸の炒めもの

P1050837.JPG

塩漬け肉がちょっとしょっぱかったかな?
ポルチーニというと高級食材みたいなイメージがあるけど
(実際値段は結構して88元もする)
こうしてピーマンと炒めたりするとなんだか庶民的。

昆明煎土豆(kun1ming2 jian1 tu3dou4):26元
昆明風揚げジャガイモ

P1050836.JPG

前回も食べた揚げジャガ。

炸蝦巻(zha2 xia1juan3):38元
蝦すり身の湯葉巻き揚げ

P1050835.JPG

これはですね……えびせんの味!
いけます!

私家燜羊排(si1jia1 men4 yang2pai2):68元
羊スペアリブの煮込み

P1050838.JPG

これ、雲南料理のカテゴリーに入れたけど、
北京のほうかも……
よーく煮込まれてほろほろだった。

火腿燜小瓜(huo3tui3 men4 xiao3gua1):36元
雲南ハムと小瓜(雲南野菜)の煮物

P1050840.JPG

これはお店の人のオススメ。
小瓜はカボチャみたいなカブみたいな不思議な野菜だった。

P1050842.JPG

雲南ハムからの塩気と旨みが出ていて味は十分。
でも薄味で塩辛くはない。
おいしかったし、
小瓜が何かを特定するためにももう一度食べてみたい。

火腿海菜湯(huo3tui3 hai3cai4 tang1):38元
雲南ハムと海菜(雲南野菜)のスープ

P1050841.JPG

これもお店の人に勧められて頼んだもの。
海菜って、前に麗江のスペアリブ鍋のお店で食べた野菜だな、きっと。

▼たぶんこれ。
【三疊水麗江臘排骨火鍋】臘排骨火鍋
(「海花菜」になってますが)

さっぱりしてなかなかおいしいスープだった。

お腹ははちきれるほどいっぱいだったのだが、
何か甘いものをということで頼んだのがこれ。

粑巴糕(ba1ba1gao1):16元
もち米粉(←たぶん)パン

P1050843.JPG

あんまり期待しなかったのだけれど、これが大当たり!
ほんのり甘くて、
もっちりしてて、
でも食感がちっとも重たくなくてあっという間に1切れ食べてしまった。

これはオススメ!

***

ということで、目蔵滅法頼んだわりには
北京と雲南がまずまずバランスよく注文できていたような。

このお店、料理もまずまずおいしいし、
庶民的な立地と北京&雲南という不思議なメニュー構成が面白いので、
行ってみる価値はあるんじゃないかと思う。


▼これまでの「八条1号餐廳」関連記事
【八条1号餐廳】肘子巻餅
【八条1号餐廳】京味菜雲南菜(之一)


◆お店情報
八条1号餐廳
西城区西四北八条1号
010-6616-6292
P1050562.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「平安里」駅下車。
南へ向かい、平安里の交差点を越えて1つ目、
右手(西側)にある胡同(西四北八条)を右折。
すぐ右手にあります。


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2012年10月25日

【八条1号餐廳】京味菜雲南菜(之一)

北京風料理と雲南料理
京味菜雲南菜(jing1wei4cai4 yun2nan2cai4)
P1050829.JPGP1050833.JPG
P1050839.JPGP1050831.JPG
【ところ:平安里/ねだん:記事参照】

以前3人で偵察に来たこのお店。
その時心に誓った通り、今度は大人数で再訪してみた。

「大人数だからあれこれいっぱい頼めるぞ!」
と張り切ったはいいものの、
北京風料理と雲南料理が混在する不思議なメニュー構成で、
注文しているうちになんだかすっかり混乱してしまい、
最後はお店の人に助けてもらいながらなんとかオーダー。
はてさて、どんな食卓になりましたやら。

まずは北京っぽい料理から。

拌柳芽(ban4 liu3ya2):15元
柳の若芽の和えもの

P1050829.JPG

春先、柳の木におばちゃんたちが群がって何かしているのを見かけたら
この柳の若芽を摘んでいると思って間違いない。
ゆでて和えものにして食べるのだ。

柳の若芽を使った料理は春先しか食べられないと思っていたら、
今は冷凍して(たぶん)こんな季節外れでも出すんだなあ。
ちょっと青臭いけど特に苦味もエグミもなくて食べやすいので、
見かけたら頼んでみると面白いと思う。

萵笋絲(wo1sun3si1):8元
ウオスン(茎レタス)の和えもの

P1050830.JPG

なんだか久し振りに食べたな、ウオスン。
前菜の注文に困ったらこれを頼んでおけばまず間違いない定番。

炒合菜(chao3 he2cai4):18元
春雨入り肉野菜炒め

P1050833.JPG

これに卵焼きの帽子が乗ると
合菜蓋帽(he2cai4 gai4mao4)になる。
春餅の具としてもおなじみだ。

とりたてて特徴のある料理ではないのだが、
時折り無性に食べたくなる。

私家小炒(si1jia1 xiao3chao3):36元
鶏肉とエビの甘辛ソース炒め

P1050832.JPG

宮保鶏丁とエビチリの合体版。

葱焼大黄魚(cong1shao1 da4huang2yu2):98元
イシモチの煮つけ

P1050839.JPG

名物だというお店の人に押し切られて注文。
でもさんざん食べた後に出てきたのでほとんど箸つかず。
もったいないことをしてしまった。
まずかったわけではなく、おなかいっぱいで入らなかったのだ。

精品肘子巻餅(jing1pin3 zhou3zi juan3bing3):46元
豚もも肉煮込みの烙餅巻き(豪華版)

P1050834.JPG

前回食べた豪華版肘子巻餅。
これだけでかなりのボリュームなのだが、
人数が9人だったので烙餅が1つ足りないこともあり、
今回はオリジナル版も追加してみた。

肘子巻餅(zhou3zi juan3bing3):36元
豚もも肉煮込みの烙餅巻き

P1050831.JPG
(これに烙餅がつく)

薬味があれこれな質素版。
でも普段食べるならこっちで十分かな。

……と、ここまでがこの日頼んだ北京風の料理。
あれこれ頼んだ雲南料理についてはまた次回アップいたします。


▼これまでの「八条1号餐廳」関連記事
【八条1号餐廳】肘子巻餅


◆お店情報
八条1号餐廳
西城区西四北八条1号
010-6616-6292
P1050562.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「平安里」駅下車。
南へ向かい、平安里の交差点を越えて1つ目、
右手(西側)にある胡同(西四北八条)を右折。
すぐ右手にあります。


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2012年10月24日

【老坑記】港式菜

香港料理
港式菜(gang3shi4cai4)
P1050901.JPGP1050903.JPG
P1050906.JPGP1050905.JPG
【ところ:東四十条/ねだん:記事参照】
(「香港料理」という言い方が適切かどうか心もとないけど……)

本場の香港っぽい料理を出すお店ということで最近評価の高いこのお店。

P1050897.JPG

以前雑誌で紹介されていてずっと気になっていた。
ちょうど広州方面への旅行から戻った広東少女さんと食事の予定があったので、
じゃあ広東系のお店にしようかと話がついてやってきた。

店内はちょっとレトロ調。

P1050898.JPG

私たちが行った日は、周りのお客さんのほとんどが広東語スピーカー。
てことはやっぱり本場の味なのかな?

経典老火靚湯(jing1dian3 lao3huo3 liang4tang1):14元
じっくりコトコト煮込んだスープ

P1050901.JPG

まずはスープ。
この日は鶏の足だのダイコン(だったかな?)だのがあれこれ入っていた。
濃厚で、滋養たっぷりという感じ。

老坑猪蹄(lao3keng1 zhu1ti2):52元
老坑風豚足の唐揚げ

P1050906.JPG

名物という猪蹄を頼んでみた。
その名の通り足先の部分。

いやこりゃ美味い!
ニンニクと醤油ベースの下味がしっかりきいていて、
それでもって食感はぷるぷる!
表面はお約束の香ばしくカリッ!とした揚げ上がり。
こりゃあビールが進むというもの!

楽堡啤酒(le4bao3 pi2jiu3):10元
TUBORGビール

P1050899.JPG
(なぜかデンマークビール……)

豚足唐揚げでグイグイッとビールを飲みまくった私たちだったが、
ふと気づけば周りのお客さんは誰もお酒飲んでない。
男性二人客も、家族連れも。
それが香港?それが広東?
のん兵衛にはつらい土地かも……

鵝肝醤粉絲煲(e2gan1jiang4 fen3si1 bao3):48元
フォアグラ入り春雨炒め

P1050914.JPG

フォアグラに釣られて頼むも、はっきりとフォアグラを感じることはできず。
春雨好きの広東少女さんに捧ぐ一品。

梅菜蒸菜心(mei2cai4 zheng1 cai4xin1):28元
梅菜と菜心の蒸しもの

P1050903.JPG

ネットで俄然評判の高かった料理。
蒸しものだし健康的かなと思って頼んでみたのだが、
ちょっと蒸しすぎ?
菜心がシナシナになっていたのが残念だった。
それともこういうものなのかな。

猪油撈飯(zhu1you2 lao1fan4):20元
豚ラード醤油ご飯

P1050905.JPG

来る前から頼むと決めていたご飯ものがこれ!
一家一飯堂でも出している豚ラード醤油ご飯、通称「デブ飯」。

▼一家一飯堂のはこちらでどうぞ。
【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)
↑最近ちょっとラードと醤油の量が減っちゃって前より味が落ちたと思う……
(ayaziのつぶやき)

ここのは目玉焼きとアスパラガス入り。
そのかわりと言ってはなんだけどカリカリはほとんど入っていない。

上の写真のようなセットが運ばれてきて、
お店の人がその場で作ってくれる。

P1050908.JPG

これが出来上がり。
なぜかスプーンがご飯の上に行儀よく並んでいるのが不思議。

不思議といえば、
ペチペチと表面がきれいに平になっているのもまた不思議。

P1050909.JPG

いける。

P1050912.JPG

が、最初の頃の一家一飯堂のほうが好みかも。
あのカリカリがたまらんのだな、もう……!!

【追記】

またまた行って来ました!

経典老火靚湯(jing1dian3 lao3huo3 liang4tang1):14元
じっくりコトコト煮込んだスープ

P1060515.JPG

この日は豚肉、ナツメ、それから干した蕨?(なんだろうこれ……)
胃にじゅじゅじゅいぃーーっとしみわたる。

老坑小炒皇(lao3keng1 xiao3chao3huang2):38元
小エビと花ニラなどいろいろ野菜の炒めもの

P1060516.JPG

これも人気料理の一つ。
揚げた小エビと小魚、腸詰、花ニラ、セロリ、ニンジンなどを
ちゃちゃっと炒めた料理だ。

甘じょっぱい味付けでご飯がもりもりいける。
見た目からはあまり想像できないがピリッと辛いのも食欲をそそる。

小エビと小魚が揚げてあって香ばしいのもいいのだが、
それより出色なのは花ニラのシャリシャリした歯ざわり。
これはクセになる!
人気があるのも頷ける。

客家釀豆腐(ke4jia1 niang4dou4fu):?元
挽肉入り豆腐の旨煮

P1060517.JPG

オススメということで注文してみたのだが、
見た目より油っこかったしちょっとしょっぱかった。
ご飯の友としてはこのくらいでちょうどいいのかも。

梅菜蒸茄子(mei2cai4 zheng1 qie2zi):(確か)28元
梅菜とナスの蒸しもの

P1060519.JPG

メニュー写真は菜心版しか載っていないけどナスでも可とのことで、
お試しに。

来た途端、なんだか貧相な(ちょっと骸骨の手みたい?)見た目に
「え?こんなんだったの?」
と若干がっかりしたのだが、
食べてみるとナスの甘みがよく出ていて意外に美味だった。

***

お味は全般的にちょっとしょっぱめかな?
白いご飯がどんどん進む感じのおかず。
気取らない家庭的な味。

すんごくおいしいというわけではないけれど、
近くにあったら
「今日、行く?」
と誘いたくなるような近所の食堂的お店という感じかな。

普段は北京で広東料理を食べようとはあまり思わない私だが、
ここなら時々来て気軽に何品か食べるのもいいかもと思う。

北京にいて
「ああ、なんか香港行きたい」
「最近香港が足りない」
と思ったら駆け込み寺的に行くのにいいかも?


◆お店情報
老坑記
朝陽工体北路66号瑞士公寓115単元1階
010-6552-1878
P1050897.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「東四十条」駅C出口から工人体育場北路を東へ。
港澳中心と瑞士公寓の間にある東中街を曲がって南へ行くと
左手(道東側)にあります。
セブンイレブンのちょっと先です。


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2012年10月20日

【徽松鶴】徽派料理

安徽(徽州)料理
徽派料理(hui1pai4 liao4li3)
P1060367.JPGP1060365.JPG
P1060369.JPGP1060366.JPG
【ところ:南鑼鼓巷/ねだん:記事参照】

わが母校である中央戯劇学院の近くに
(母校って言っても中国語クラスにいただけだけど)
隠れ家安徽料理レストランがあるという話を聞きつけて偵察に。

懐かしの東棉花胡同から路地をひょいっと入ったところにある
徽松鶴というお店だ。

P1060358.JPG

店内はおしゃれとまではいかないが、
なかなか心地いい作り。

P1060359.JPG

食器も素朴ながらこだわりが感じられる。

P1060363.JPG

こんなのとかね。

P1060368.JPG

メニューは文字のみで写真はなし。
一瞬ひるんだが、
店員さんにアドバイスを仰ぎながらいくつか注文してみた。

香菜茶干(xiang1cai4 cha2gan1):28元
香菜と茶干の和えもの

P1060367.JPG

安徽風押し豆腐の特製ダレ煮。
豆腐を圧縮して乾燥させたものを醤油、桂皮、茴香、丁子、氷砂糖などで煮てある。
徽州の特産品で、
黄山五城茶干、または徽州五城茶干と呼ばれているそうだ。
起源は南宋の理宗の時代に遡るというから、
なんとほぼ700年も前から食べられていることになる。

香菜はよく食べるが、
ほとんど薬味としてで、時折り鍋の具にするくらい。
こうしてゆでて前菜にしたものを食べるのはもしかしたら初めてかも?

独特の香味がやわらぐので香菜ファンには物足りないかもしれないが、
ちょっと目先の変わった前菜としてはなかなか悪くない。
今度自分でもゆでて和えものにしてみよう。

味付けはやや塩気がきつかったのが残念。
茶干にかなりしっかり味がついているので、
ほんの少し、もしくは入れなくてもいいくらいかもしれない。

蘆蒿炒臭干(lu2hao1 chao3 chou4gan1):38元
ルーハオと臭豆腐の炒めもの

P1060366.JPG

ルーハオは芹のようなアスパラガスのような野菜。
安徽料理レストランに行くとよく見かける。
臭豆腐と一緒に炒めた料理ということで、
これなら安徽っぽいかなと思って頼んでみた。
臭豆腐はあまり発酵が進んでいないのかそれほど臭気はなく食べやすかった。
ふわりとしたやわらかい食感で、
シャキシャキしたルーハオとのコントラストがいい。

黒心肝(hei1xin1gan1):38元
レバーの甘味噌炒め

P1060365.JPG

どんな料理が人気かと聞いたらこれを勧められた。
レバーがコキコキのポクポクで、
そこに甘味噌がよくからんで実にいい。
箸が止まらなくなってしまった。

毛豆米焼鶏(mao2dou4mi3 shao1 ji1):58元
枝豆と骨付き鶏肉の煮込み

P1060369.JPG

これも店員さんに勧められた料理。
唐辛子が入ってはいるが、それほど辛くない。

P1060370.JPG

生姜がかなり入っていて風味がいい。
油をしっかり使った濃い口の醤油味で、こりゃご飯とよく合うわ。

鴨油米飯(ya1you2 mi3fan4):4元
鴨油ご飯

P1060371.JPG

ということでご飯を注文。
見た目普通の白ご飯だけど、底のほうにバターらしき油が……
アヒルっぽい風味は感じられなかったけどな。

これに毛豆米焼鶏の煮汁をかけて食べると
こりゃまたいける!

***

化学調味料を抜いて欲しいというお願いはしなかったのだけれど、
ほとんど感じなかった。
お通しで出てくる漬け物ものっぺりした化学の味は感じられず。

料理の味は濃い口ではあるがくどくはない。
ここもリピートありだな。
今回勧められたけど見送った臭桂魚も食べてみたいし、
また行ってみよう。


◆お店情報
徽松鶴
東城区東棉花胡同19号
010-6400-1653
P1060358.JPG
<アクセス>
南鑼鼓巷の真ん中あたり、中央戯劇学院の実験劇場のある十字路から
東棉花胡同へ。
中央戯劇学院の正門を越えてしばらく行くと左手に看板があるので、
P1060356.JPG
そこから路地に入っていくと入口が見えてきます。

<看板>
P1060354.JPG

<地図>
P1060361.JPG


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2012年10月19日

【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之三)

潮州家庭料理大集合
潮州住家菜大展示(Chao2zhou1 zhu4jia1cai4 da4 zhan3shi4)
P1040263.JPGP1050057.JPG
P1060273.JPGP1060274.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

一家一飯堂はすでに何度かアップしているが、
その名の通り食堂のようにしてよくご飯を食べに行っているので
既食メニューが増えた。

ここらでまとめてアップしておきます。

鮑汁蝦膏黄金甲(bao4zhi1 xia1gao1 huang2jin1jia3):28元
エビペーストフライの鮑ソースがけ

P1040263.JPG

口コミサイトを見るとかなりの人が頼んでいるようなので、
一度食べてみようと思って頼んでみた。

中はエビのペースト。

P1040266.JPG

おいしいけど、1度でいいかな。

上湯莧菜:?元
ヒユナの炒めもの・スープ仕立て

P1040267.JPG

挽肉やピータンがたっぷり入っていて意外とボリュームたっぷり。
ヒユナもどっさりで、青菜をもりもり食べたい時にいいと思う。

金蒜炒広東芥菜:42元
広東芥菜の揚げニンニク炒め

P1050057.JPG

広東芥菜っていうのは、
北京では蓋菜という名前で売られている高菜みたいな感じの野菜かな?

揚げたニンニクの香ばしさと
広東芥菜の苦味、辛味とよく合っていておいしかった。
ニンニク自体もホクホクしていい。
その後何度かリピートしている。

咸菜炒大腸:58元
青菜の漬けものと豚の腸の炒めもの

P1050054.JPG

この漬け物は上の広東芥菜かな?
豚の腸の料理では、
この漬け物を大きく削ぎ切りにしたのと一緒に炒めるのが定番なんだとか。

よく塩抜きされているのかそれほどしょっぱくもなく、
発酵の風味と大腸のコクとがよく合って美味だった。

蝦仁滑豆腐:68元
豆腐のエビあんかけ

P1050060.JPG

これは前に来た時にとなりのテーブルで食べていておいしそうだったもの。
上に浮いているのは葱じゃなくてセロリ。

姜茸猪頚肉:68元
セロリと豚ネック肉の生姜風味炒め

P1050062.JPG

セロリのシャキシャキ感と豚ネック肉の繊維感の二重奏。
生姜たっぷりですっきり風味。
これも何度もリピートしている一品。

飯堂小炒肉:48元
豚バラ肉とししとう風青唐辛子の炒めもの

P1060273.JPG

やー、このししとうみたいな唐辛子みたない野菜が結構辛かった!
でもなんだか後を引いて、
舌の辛さが引いた頃にまた1口。
そしてヒーッ!

蘿蔔牛腩(luo2bo niu2nan2):58元
大根と牛肉の煮物

P1060274.JPG

少し肌寒くなった頃に立ち寄ってメニューをパラパラやっていたら
目に飛び込んできた料理。


P1060275.JPG

大根がおいしそうだなあと思って頼んだら
案の定いいお味だった。
これからの季節によさそう。

香芋山薬臘味煲( bao3):58元
タロイモ、ヤマイモと腸詰のココナツミルク煮込み

P1060277.JPG

これも同じ日に目に付いた料理。
ヤマイモは軽く揚げてあるのかな?
あんまりホクホクだったからか、
注文した時にはヤマイモだって分かっていたはずなのに、
途中からすっかりサトイモだと勘違いしてしまった。

ココナツの風味が気になるかなと思ったけど、杞憂だった。
甘みのある南のほうの腸詰とも自然にマッチしたし、
タロイモとも好相性。
食べきれずに持ち帰って少し味噌を足したら
それはそれでまたいけた。

根菜たっぷりでとろりとした煮込み料理。
これから冬にかけて何度か頼んでしまいそう。

***

最近はこんな感じのおかずを数品取って
白いご飯をもらってガツガツかっこむのがお気に入り。
まさに食堂として利用させてもらってます。


▼これまでの「一家一飯堂」関連記事
【一家一飯堂】潮州住家菜
【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之一)
【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)


◆お店情報
一家一飯堂
朝陽区亮馬橋路甲46号亜星大厦1階
010-6462-4036
P1010042.JPG
(外の表示には「飯堂」とだけ書いてあります)
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅下車。
亮馬橋路を四環路方面に向かい、福景苑のある交差点で右折。
秘苑を越えてしばらく歩くと左手にあります。

*席数があまり多くないので、事前の予約をお勧めします。


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2012年10月17日

【峡谷(THE MOSS)】雲南菜

雲南料理
雲南菜(yun2nan2cai4)
P1050795.JPGP1050797.JPG
P1050799.JPGP1050802.JPG
【ところ:建国門外/ねだん:記事参照】

建国門友諠商店の並びにカフェみたいな雲南料理レストランがあるというので
出かけてみた。

確かにカフェやバーみたいなエントランス。

P1050788.JPG

店内もカフェ風。

P1050791.JPG

P1050790.JPG

牛肉拌薄荷(niu2rou4 ban4 bo4he2):38元
牛肉とミントの和えもの

P1050795.JPG

ミントもりもり。

芥油小木耳(jie4you2 xiao3 mu4er3):28元
キクラゲの芥子油和え

P1050794.JPG

ぶりぶりキクラゲの和えもの。
芥子よりもライムの風味のほうが印象深かったかな。
爽やかでよかった。

干椒牛肝菌(gan1jiao1 niu2gan1jun1):128元
干し唐辛子とポルチーニ茸の炒めもの

P1050797.JPG

せっかく雲南料理を食べに来たのだから
お値段張るけど1つくらいは雲南キノコ料理をと思って注文。

キノコのかさが少ないのが不満ちゃ不満だけど、
ポルチーニおいしかったのでまあいいか。

香茅草梱排骨(xiang1mao2cao3 kun4 pai2gu3):68元
スペアリブのレモングラスソテー

P1050802.JPG

豚スペアリブをレモングラスをグルグル巻きつけて揚げた料理。
(だから「梱(kun4)」なんだね)

干[火扁]洋芋絲(gan1bian1 yang2yu4si1):32元
雲南風ハッシュドポテト

P1050800.JPG

雲南料理レストランに来るとついつい頼みたくなる大好物。

雲腿木棉花(yun2tui3 mu4mian2hua1):38元
雲南ハムとキワタの花の炒めもの

P1050799.JPG

木棉花はちょっとぽくぽくした
しっかりめのアーティチョークみたいな感じの食感。
すごく面白かった。

前に食べたことのあるバナナのつぼみがこんな感じだったので
すっかりそうかと思ってたけど
後に勘違いだったことが判明。
キワタの花でしたー。

▼キワタについてはこちらをどうぞ。
キワタ(ウィキペディア)

別名、攀枝花。
おー!四川省の攀枝花!
そして攀枝花市の市花はこれなんだって。

雲南ハムの旨みがよくまわっていて美味だった。
食感も楽しいし、これ、お気に入り。

汽鍋鶏(qi4guo1ji1):19元
雲南風鶏スープ

P1050798.JPG

ちょっと味見だけしたくて小さいポーションを注文。
正解。
ほとんど味がなかった。
……お湯で薄めたな??

過橋米線(guo4qiao2 mi3xian4):39元
P1050803.JPG

仕上げはライスヌードルで。
これは普通。

竹筒飯(zhu2tong3fan4):16元
竹筒ご飯

P1050806.JPG

米線食べておなかいっぱいなのは十分承知していたのだが
どうしても味見がしたかった竹筒ご飯。

一口食べて、「甘っ!」
ココナツ風味の甘いもち米。
味付け自体が受け入れられないわけじゃないのだけれど、
これはおいしいと思えなかった。
期待したほど竹の香りも感じられなかったし、
もう頼むのはやめよう。

***

本場の雲南料理を食べられるかというと、
正直、若干疑問符はつくかもしれない。
でもそこそこおいしいし、
何しろ分かりやすい場所にあって店内もきれいなので、
建国門界隈で会食する場所としては使い勝手がいいかもしれない。


◆お店情報
峡谷(THE MOSS)
朝陽区建国門外大街17号
010-8530-6400
P1050788.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線、2号線「建国門」駅から建国門外大街を東へ。
2つめの信号で左折し、
友諠商店東側に沿って北上すると左手(西側)にあります。



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2012年10月06日

【商宇徽菜館】安徽菜

安徽料理
安徽菜(an1hui1cai4)
P1050725.JPGP1050728.JPG
P1050729.JPGP1050731.JPG
【ところ:朝陽門外/ねだん:記事参照】

臭桂魚のほかにもいくつか食べていたので、それらを一気に。

涼拌野笋絲(liang2ban4 ye3sun3si1):28元
野生のタケノコの和えもの

P1050725.JPG

タケノコに目のない私が頼んだもの。
メンマみたいな感じ。
たっぷりの香菜で和えてある。
タケノコ好き、香菜好きにはたまらない一品。

家郷猪嘴肉(jia1xiang1 zhu1zui3rou4):38元
豚の口肉の前菜

P1050729.JPG

魚嘴を使った料理はよく見かけるけど、
豚の口の部分を使った料理はあまりお目にかからない。
これは塩漬けして干してあるのかな?
とくに深みのある味ではないけれど、
コリコリした食感がなかなか面白かった。

水芹香干炒肉絲(shui3qin2 xiang1gan1 chao3 rou4si1):38元
水芹と燻製豆腐、細切り豚肉の炒めもの

P1050731.JPG

水芹は通常だとまさにセリを指すようなのだが、
南のほうの料理を出すレストランで見かけるのはセリそのものではなく、
芹のような香味のあるシャキシャキ食感の野菜。
前に海南省駐京弁レストランでも同じ名前の野菜を頼んだことがあるが、
それよりは茎っぽくなく、細めでやわらかい感じ。
たぶん違う野菜だと思うけど……どうなんだろう?

▼海南省駐京弁レストランの水芹料理
【海南食府】海南美食

ただ、ちょっとオイルっぽい風味があるのは同じ。
オイルっぽいと言ってもそれほど嫌な感じはない。
ふっと香る程度だ。

これ、少し水芹自体の鮮度が落ちていたような気がする。
あるいは火を通しすぎたのかな?
本来のシャキシャキした食感と芹風の香味が消えてしまっていて残念だった。
ホントはもっとおいしいはず!

績渓臭豆腐(ji4xi1 chou4dou4fu):32元
揚げ臭豆腐

P1050728.JPG

やっぱり食べておくか、と頼んだ臭豆腐。
かなり干からびた感じ?
臭さもかなり控えめ。

紅焼野生黄鱔(hong1shao1 ye3sheng1 huang2shan4):98元
野生タウナギの醤油煮込み

P1050734.JPG

これは後から追加したもの。
食べ切れずに持ち帰った。

タウナギがコロコロとよく太っていて、ブリンブリン。
なかなかこんな食べでのあるタウナギにはお目にかからない。
これもかなり濃い目の醤油味。
それと尖椒の青臭い風味がとてもよく合っていた。
タレをかけたご飯をかっ込みたくなる。
(実際、かっ込みました)

徽館拌麺(hui1guan3 ban4mian4):10元
混ぜ麺

P1050735.JPG

ご飯を頼んではいたけれど、麺も味見したくて注文したもの。
これは葱油拌麺とそれほど変わらず。
頼まなくてもよかったかな。

油と醤油をたっぷりつかったこってり濃い口の料理が多いので、
麺よりも白いご飯を頼んで一緒に食べるほうがオススメ。

合わせたお酒はこちら。

五年口子窑(wu3nian2 kou3zijiao4):108元(四両)
口子窑(五年もの)

P1050727.JPG

安徽省の白酒。
1両が50グラムなので、これで200グラム、つまり200ml分。
昼下がりに食事をしながら杯を傾けるにはちょうどよい量だった。

私が安徽料理好きということもあるけれど、
どれも気取らない懐かしい感じの味でよかった。
臭桂魚もなかなかの味だったし、
またリピートしてみようと思う。


▼これまでの「商宇徽菜館」関連記事
【商宇徽菜館】黄山臭桂魚


◆お店情報
商宇徽菜館
東城区朝陽門外潘家坡胡同5号
010-6551-1598/6552-2480
P1050723.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。
最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、
1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。
P1050720.JPGP1050721.JPG
しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてきます。
(入り口には「徽菜館」とだけ看板が出ています)


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
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2012年10月05日

【商宇徽菜館】黄山臭桂魚

発酵させたケツギョの揚げ煮
黄山臭桂魚(huang2shan1 chou4 gui4yu2)
P1050733.JPG
【ところ:朝陽門外/ねだん:138元】

最近北京のグルメの間で話題の安徽料理のお店。
長いこと朝陽門にあるオフィスに勤めていたのにちっとも知らなかった。

それもそのはず。
このお店、
「あらまあこんなところに?」
という裏路地にひっそりお店を構えているのだ。

地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。
最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、
1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。

P1050720.JPGP1050721.JPG
(一応「徽菜館」って案内が出てる!)

しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてくる。

P1050722.JPG

でも看板には「商宇」の文字はなし。
この入り口の写真を見たことがあったから迷わなかったけど、
知らなかったら戸惑うかもしれない。

P1050723.JPG


この路地を奥へと入っていくと、本当の入り口が迎えてくれる。

P1050724.JPG

なんだかしょぼい店構えで不安になるが、
中に入るとしっかりした造りになっている。
(店内写真は撮るの忘れてしまいました)

お目当てはこの臭桂魚だ。

以前、皖南水郷という安徽料理のお店でも食べて、
大ぶりのアジの干物みたいな風味で実においしかったこの料理。

▼以前食べた臭桂魚
【皖南水郷】安徽・皖南菜(熱菜篇)

商宇徽菜館でも人気料理で、
ここのは漬ける際に塩分を控えめにしてはいるものの
本場の味だと評価が高かったのでぜひ食べてみたいと思っていたのだ。

確かに、塩気は少し控えめ。
ただ味付け自体がかなり濃い目の醤油味なので、
薄味が好みの人にはちょっとしょっぱいかもしれない。
私は割と濃い口なのでドンピシャ好みの味。
ご飯がバクバク食べられる味ですよ!

身はふっくらとしてやわらかい。
おなかのところなんて、ふるんとしていてハリがある。
キメの細かいアラのところもせせって食べると、
発酵由来の旨みがバホッと口の中に飛び込んでくる感じだ。

臭気はほとんど感じない。
「臭」がついているからと敬遠せずに、ぜひぜひご賞味あれ。


◆お店情報
商宇徽菜館
東城区朝陽門外潘家坡胡同5号
010-6551-1598/6552-2480
P1050723.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅のA出口を出て、朝陽門外大街を東へ。
最初の角(小肥羊のある角)を左折して吉市口路を北上し、
1つ目の信号を越えて3本目、美恵大廈のすぐ南側にある胡同(潘家坡胡同)を右折。
P1050720.JPGP1050721.JPG
しばらく行くと左手(道の北側)に入り口が見えてきます。
(入り口には「徽菜館」とだけ看板が出ています)


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