麻婆豆腐(ma2po2 dou4fu)
【ところ:工人体育場/ねだん:28元】
初めての四川料理レストランではやはりこれを頼むことが多い。
麻婆豆腐。
日本人のこの料理に対する愛情と情熱は、
もはや中国人をはるかにしのいでいるのではあるまいか。
だって、麻婆豆腐が出てきた時の
日本人の喜びようと食べっぷり、
今まで食事したどの中国人よりすごいんだもの。
それも特に男性ね。
李荘白肉がとんでもなく辛かったので
麻婆もしっかり辛いに違いないと
覚悟を決めて挑んだのだけれど、
これが意外とマイルドだった。
いや、日本基準からすると十分辛いし
ビリビリと唇がしびれるような刺激もあるのだが、
見た目のインパクトよりはだいぶおとなしめの味。
そういえば、北京で食べる麻婆豆腐って、
そんなに辛くないよなあ。
あ、あくまで、辛いものに慣れた舌にとっては、です。
麻婆豆腐を頼むと、
どうしても誘惑に負けてやってしまうこれ。
ミニ麻婆丼。
(今回はお碗じゃなくてお皿なので、麻婆豆腐ライス?)
お約束。
一口でもいいから、こうやって食べるとなんか落ち着くのよね。
***
さてこの日、李荘白肉と麻婆豆腐だけで終わるはずはなく、
ほかにもあれこれ注文。
口水鶏(kou3shui3ji1):38元
よだれ鶏(ゆで鶏の激辛ソース)
これまたど定番の前菜。
タレがちょっと甘めかな?
麻醤油麦菜(ma2jiang4 you2mai4cai4):28元
油麦菜のゴマダレがけ
辛さに耐えきれなくなった時のオアシス料理として。
辣子仔鶏(la4zi zai3ji1):56元
揚げ鶏肉の唐辛子炒め
これも初めての店ではほぼ必ず頼む料理。
こいつもしっかり辛い!
でもうまい!
生姜かきいていてさわやか。
骨付き鶏肉には割合お肉もたくさんついていて食べであり。
時々骨ばかりのところ、あるからなあ……
干煸肥腸(gan1bian1 fei2chang2):68元
豚の大腸の炒めもの
モツ女的にはやはり何かモツものを押さえておきたい。
ということで頼んだこれ。
若干臭みがあったかな?
モツの旨味的にももう一息深みがほしかったかも。
同じ大腸ものなら、
同じ敷地内にある三様菜のこれを推したい。
四川豆花(si4chuan1 dou4hua1):18元
四川風自家製豆腐
豆腐がだぶってしまって
「あちゃちゃ、しまった!」
と心の中で舌打ちしたのだが、
頼んで正解。
辛さに悶絶した際の貴重な(ほぼ唯一の?)
救世主的アイテムになったからだ。
清炒豆尖(qing1chao3 dou4jian1):58元
エンドウマメのつる先の炒めもの
野菜ものはやはりこれで決まり!
四川料理レストランで葉物野菜といったら
たいていこれを頼んでいるんじゃないだろうか。
お豆の風味が豊かでおいしい。
そしてスープがわりに頼んだこれ。
豆湯飯(dou4tang1fan4):38元
エンドウマメスープおじや
また食材がだぶってしまったけれど、
これもなんともいえず滋味豊かでよかった。
とろみがついているのでおじやとしたけど、
そこまでいかないかな。
ちょっととろみのついた雑炊?
このとろりとした食感が
辛さの波状攻撃にさらされ続けた舌をそっと癒してくれた。
これにビールを4本で、締めて525元。
一人130元ちょっと。
うーん、やはりちょっと高めだよなあ。
ただ、味は辛くてビリビリするだけじゃなくて
素材の旨味もしっかり感じられたし、
化学調味料の味もほとんど感じられずおいしかった。
これは再訪あり、だな。
▼これまでの「川仁巷」関連記事
・【川仁巷】李荘白肉
◆お店情報
川仁巷
朝陽区工人体育場西路
010-6553-2870
<アクセス>
工人体育場の西門から敷地内に入って、
スタジアムに向かって左手のレストラン集中エリアにあります。
「許仙楼」と大きく書いてある壁が目印です。
(左に「川仁巷」もあるけど、
アレンジされすぎているせいか今一つ目立ちません)
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