2012年10月04日

【芭夯兔】芭夯湯鍋

芭夯風ウサギ鍋
芭夯湯鍋(ba1hang1tang1guo1)
P1050676.JPG
【ところ:和平里/ねだん:記事参照】

長いこと更新を休んでしまってすみません!
【芭夯兔】芭夯兔腿に続く兎エントリー、
兎肉鍋、更新いたします!

***

鍋の種類は、高級キノコたっぷりの竹珍湯鍋(zhu2zhen1 tang1guo1)
キノコ入りの菌類湯鍋(jun1lei4 tang1 guo1)
雑穀入りの(?)五糧湯鍋(wu3liang2 tang1guo1)
ザーサイ入りの搾菜湯鍋(zha4cai4 tang1guo1)などがある。

お店の人にどの鍋を頼む人が多いかを聞くと、
竹珍か菌類だというので、
普通のキノコ鍋にしてキヌガサタケだけ足すことにした。

芭夯菌類湯鍋(ba1hang1tu4 jun1lei4 tang1 guo1):118元(中)
キノコ入り兎スープ鍋

P1050667.JPG

この鍋には最初から
芭夯兎里脊肉(ba1hang1 tu4 li3ji3rou4 ):58元が入っている。
里脊肉はヒレ肉。
ちょっとびっくりするくらい入っていて、
これだけでかなりのボリュームだ。
人数が少なければ後はお肉ものを追加注文しなくてもいいくらい。

スープだけまず飲んでみると、
思ったよりもかなりあっさり。
兎肉ベース?なのかどうかは分からなかったが、
旨みがしっかり出ていて滋味がある。
そこになんともいえないさわやかさがあるのは、
生の花椒の実によるところが大きい。
もしくは店名の由来になっている香草のおかげだろうか?

芭夯調料(ba1hang1 tiao2liao4):4元
つけダレ

P1050662.JPG

右側は肉味噌風、左は唐辛子ではなくて尖椒かな?
どちらもそれほど辛くない。

P1050679.JPG

私はこうしてちょびちょびつけながら食べたが、
スープを少し取って混ぜながら食べてもおいしいと思う。

兎肉も大変やわらかい。
軽く粉を打っているせいかつるりつるりと舌触りがよく、
どんどん食べてしまう。
臭みもないし、とても食べやすかった。

せっかくなので兎肉系の具を他にもいくつか注文した。

芭夯兎酥肉(ba1hang1 tu4su1rou4):38元
ウサギ肉のから揚げ

P1050674.JPG

そのまま食べてもOK。
鍋に入れるとちょっとふしゅっとして食感が変わる。

P1050685.JPG

芭夯兎肚(ba1hang1 tu4du3):38元
ウサギの腸

P1050677.JPG

さっとくぐらす程度で。
コリコリ。

芭夯兎耳朶(ba1hang1 tu4 er3duo):20元
ウサギの耳

P1050687.JPG

コリコリ度ではこっちの圧勝。
見た感じイカのえんぺらみたい?
これはいける!
1皿しか頼まなかったことを後悔したくらいだ。

芭夯兎肉餛飩(ba1hang1 tu4rou4 hun2tun):18元
ウサギ肉入りワンタン

P1050689.JPG

これはなんてことなかった……
頼まなくてもよかったかも。

というのも、せっかくだから兎ものいっぱい頼もう!
とこんなのまで頼んでいたから。

兎肉蒸餃(tu4rou4 zheng1jiao3):10元
ウサギ肉入り蒸し餃子

P1050680.JPG

まずくはないけど、大絶賛というほどでもなく。

P1050684.JPG

でもこの兎ものはいけた!

芝麻兎肝(zhi1ma2 tu4gan1):16元
ウサギレバーのゴマ風味

P1050682.JPG

酒の肴にサイコー!
(これは鍋には入れません)

ほかに頼んだ鍋の具で面白かったのは……

四川黒酸菜(si4chuan1 hei1suan1cai4):16元
四川風漬物

P1050675.JPG

少し酸味が増して風味が変わって面白いかも、と思って頼んだのだが、
ちょっと化学調味料の味がして残念だった。

魚豆腐(yu2 dou4fu):14元
さつま揚げ風魚肉だんご

P1050686.JPG

魚豆腐って何?と思って頼んでみたが、
サイコロ状のさつま揚げみたいなものだった。
悪くなかったが、腹にたまるのが難点か。

P1050688.JPG

ほかの鍋の具はこちら。

・竹蓀(zhu2sun1)=キヌガサタケ:28元
・金針磨ijin1zhen1gu1)=エノキタケ:16元
・山薬(shan1yao4)=ヤマイモ:16元
・海帯(hai3dai4)=コンブ:8元
・油麦菜(you2mai4cai4)=油麦菜:10元
・茼蒿(tong1hao1)=春菊(葉の広いタイプ):12元
・四川寛粉帯(si4chuan1 kuan1fen3dai4)=四川風の幅広春雨:10元
・青笋(qing1sun3)=ウオスン(セルタス、茎レタス):12元


P1050669.JPGP1050670.JPG
P1050671.JPGP1050672.JPG

頭だけでなく、足、ヒレ肉、胃袋、レバー、そして耳まで、
ウサギのほぼ全身を食べたわけなのだが、
その感想は、「いやー、うまいね、ウサギ肉!」

肉自体は淡泊でよくしまっていて繊維がきめ細かい。
鍋がまたあっさりした透明スープってのがよかったのかも。
でも花椒がしっかりきいていてピリッと引き締まっているのが
また後を引いた。

ウサギ肉はうまい。
そう普通に言えるようになった一夜だった。

▼これまでの「芭夯兔」関連記事
【芭夯兔】芭夯兔腿


◆お店情報
芭夯兔(和平里店)
東城区和平里中街19号天元和平商業大廈東側1階テナント
010-8422-3682
P1050659.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線「和平里北街」駅C口から出て、和平里西街を南へ。
最初の交差点を左(東)に曲がり、しばらく歩くと左手(北側)にあります。
セブンイレブンの隣です。
*地下鉄2号線、5号線の「雍和宮」駅から地壇公園沿いに和平里西街を北上し、
2つ目の交差点を右(東)に曲がっても行けます。


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posted by ayazi at 16:08| 北京 | Comment(8) | 火鍋(鍋料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウサギの丸焼きは北京のウォルマートで買って食べたのですがウサギの内臓や耳を中国のやりかたで調理したものの写真を見たのは初めてです。
フランス人はカラシソースをからめたウサギ肉料理やウサギ内臓のパテなど好きですし、ピーターラビットのお父さんはつかまって殺されてパイにされてしまったと書いてありますから、中国人がウサギの内臓を食べないわけはないと思ってましたが想像以上でした。

前の記事、ウサギ料理屋の隣はロバ肉火焼ですよね?ウサギさんにロバさん!!!まるで絵本です。(食っちまうところが絵本じゃない?)
Posted by Mikhaela at 2012年10月05日 02:48
ウサギの耳料理がありましたか!!初めて見ました。

成都の兎頭にも、バルセロナの市場にぶら下がってた皮を剥がれた兎にも耳が無かったので、なんで耳を食べないんだろうと思っていました。
Posted by ジミー荒川 at 2012年10月05日 12:04
>Mikhaelaさんへ

そうですか、ピーターラビットのお父さんはパイに……
でもウサギ肉のパイを出されたらきっと食べるでしょう。
だってウサギ肉のパイ、おいしそう。

お隣はロバ肉バーガー店です。
まあ、ウサギもロバも普通の食材ですし、豚も羊なんかも絵本に登場することを考えると、別段どうということもないのではないでしょうか。
小肥羊みたいに、レストランで食材を可愛らしいキャラクターにしてるのは、ちと微妙な気分にはなります。
Posted by ayazi at 2012年10月05日 12:20
>ジミー荒川さんへ

前に兎頭を食べた時に「耳はどうなるんだろうね?」という話になったのですが、鍋の具として食べられていました!
ほかにも食べ方はありそうですね。
ミミガーみたいに前菜としてもおいしそうです。
Posted by ayazi at 2012年10月05日 12:22
イギリス風ウサギパイ、美味しいです。子供のとき近所に住んでいたイギリス系の人たちからウサギパイを分けていただいたことがあります。パイの中に詰めるウサギ肉と野菜を下ごしらえするのに内臓や頭から取っただし汁を使っていました。そうすると美味しくなるそうです。イギリスの伝統料理だそうです。(アメリカでの話です。アメリカに移民して長いイギリス系なのでやり方が純イギリスと異なるかも)
ピーターラビットのお父さんがパイにされてしまった話は日本語版にもあるはずですが、なぜかあまり知られてないですね。
Posted by Mikhaela at 2012年10月06日 21:31
>Mikhaelaさんへ

ウサギパイ情報、ありがとうございます。
ますますおいしそう……
ピータラビットは日本ではキャラとして有名だけどあまり読まれていないのかも?
Posted by ayazi at 2012年10月09日 16:54
兎肉や驢馬肉を普通の食材と書いておられますが今の日本人には兎も普通の食材ではないと思います。(昔は日本でも兎を食べていた。その名残りは兎を今も一羽二羽と数えることに残っている)まして驢馬は普通の食材じゃないでしょう?広州での生活が長かった俺でも驢馬を「普通の食材」と思いません。

そんなにご自分の感覚がズレているのがご自慢なのでしょうか?


それに「別段どうということもないのではないでしょうか」とおっしゃってますが、その物のおっしゃりかたには他人事ながら読んでイラッとしました。前のコメ[兎料理店の隣は驢馬肉火焼ですよね?兎さんに驢馬さん、まるで絵本です]でコメント子が食材の動物そのものに関して"どうだ"、"こうだ"、"普通じゃない"、"変わっている"と書いてますか?貴女、日本語読みこめてます?「別段どうということもないのではないでしょうか」とおっしゃる貴女様ご本人が実は「『別段どうということもない』と思っては『いない』」証拠なのでは?
こういうコメしたらどうせまた貴女様は「不愉快なら読まなきゃいい」とおっしゃるのでしょう。はい、その通り、最近このブログ見てませんでした。久しぶりに覗いたらこの有様。このブログのコメント子が減ってる理由わかるような気がします。
Posted by Joseph at 2012年10月17日 23:04
>Josephさんへ

ご意見ありがとうございます。
日本人にとってではなく、北京では普通の食材だという意味でした。
言葉足らずでした。

兎や驢馬は確かに豚や鶏、羊ほど頻繁に買って調理するわけではありませんし、特に兎は驢馬より多少物珍しさはあるかもしれませんが、どちらの料理もよく見かけます。
驢馬肉バーガー屋も街中に沢山ありますし、レストランでは驢馬や兎の肉を使った前菜もよくあります。
中には苦手な方はいるかもしれませんが、特に変わった食材というわけではないと思います。
Posted by ayazi at 2012年10月18日 13:48
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