2012年09月24日

【万事成雑糧石磨煎餅(新源里京客隆内)】五谷煎餅

穀類いろいろ中華風クレープ
五谷煎餅(wu3gu3 jian1bing3)
jianbing03.JPG
【ところ:新源里/ねだん:5元】

ちょっと煎餅ブーム。
煎餅エントリーが続きます。

▼煎餅エントリー
【阿香煎餅】煎餅

北京在住日本人の間でおいしいと噂の煎餅を食べに行ってみた。
場所は新源里にあるローカルスーパー「京客隆」のレジ前。

P1060085.JPG

「万事成 雑糧石磨煎餅」と書かれたプレートが掲げられている。
「万事成」が店名なんだろう、きっと。
「雑糧(za2laing2)」は雑穀、
「石磨(shi2mo2)」は石臼で挽くってことだから、
石臼で挽いた雑穀で作った煎餅ということだ。

通称は「五谷煎餅」。
「五谷(wu3gu3)」はつまり五穀豊穣の五穀。
米、麦、豆などいろいろな穀物を指すのだが、
どの五種類なのかは時代により場所により諸説あるそうだ。

この店で出しているのは、全部で五種類。
緑豆(lv4dou4)=緑豆
紫米(zi3mi3)=赤米(かな?)
蕎麦(qiao2mai4)=蕎麦
糯米(nuo4mi3)=もち米
と、確か緑豆と小麦粉のミックス

煎餅は普通に待っていても2〜3分くらいだし、
作る過程が面白くて見ていて飽きないので
待つのはそれほど苦にならない。

jianbing04.JPG
(肩車してもらって見物する子供も)

しかもここは2つの鉄板を使って時間差で焼くので、
かなり時間短縮。

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器用だわあ。
手前の紫色のは紫米の煎餅。

あ、ちなみにお金は手前にあるタッパー容器に入れる。
おつりがある場合は奥から出してくれるのだが、
その場合は手を使わず、
専用のはさみでお金をつまむことになっているらしい。
手が汚れず衛生的、ってことだ。

さて、ここの煎餅はわりと水分の多い生地。
かなり粘り気が強くて水分が少ない阿香のと比べるとかなりゆるゆる。
でも阿香のがニュータイプで、
スタンダードな煎餅の生地はだいたいこのくらいのゆるさだ。

生地をのばす道具は竹トンボみたいなヘラ。
このトンボを生地をならしながらくるーっと回して、

P1060094.JPG

ほら、大きくなってきた。

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そこに卵。

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少しほぐしてまたトンボをくるーっ。

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卵がある程度固まったらひっくり返して黒ゴマを振る
(違ってました。
 正しくは「黒ゴマを振ってひっくり返す」でした!)
ここまで焼いたら調理台に移して、
葱や香菜などの薬味をのせる。

P1060100.JPG

そこへ薄脆をパリパリと軽くくだきながらのっけて、

P1060101.JPG

少し生地の端を折り返してタレを塗り塗り。

P1060103.JPG

ぱたぱたと折りたたんで出来上がり。

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私が頼んだのは蕎麦。
軽い食感になるかと思ったのだけれど、
これがかなりどっしり重量級だった。

いや思ったよりかなりでかいし、
食べでがありそうだなあ。

さっそくがぶり。

んーー。
こりゃかなりしっとり。
もちもち感もあるな。
これは街角によくある小麦粉の煎餅よりかなりもっちりしている。

薄脆のパリパリとのコントラストがさらに強調されていて、
なるほどこれはいける。
黒ゴマの風味もいい。
タレもあまりくどくなくて、食べ飽きない。

「ほかのところの煎餅だと最後まで食べられないんだけど、
 ここのなら一気にいけるんですよ」
というコメントにも確かに頷ける。

ま、私はほかのところのも一気にいっちゃいますが。

正直、蕎麦粉の風味はあまり感じられなかったけど、
蕎麦粉のだと思って食べているだけでなんとなく自己満足?

緑豆のだと天津の煎餅みたいなのかな。
紫米のも紫できれいだし、おいしそうだったな。
もち米はもっとどっしり感があるんだろうか。

全種類制覇するまで通ってみるか。


◆お店情報
万事成雑糧石磨煎餅(新源里京客隆内)
朝陽区新源街
P1060085.JPG
<アクセス>
燕莎橋から昆侖飯店と金茂の間の道を西方向へ。
最初の交差点(京城大廈のある十字路)を右に曲がると正面に見えます。
煎餅屋さんは京客隆を入ったところ、レジ前にあります。


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posted by ayazi at 14:00| 北京 | Comment(4) | 主食(ご飯もの・麺・小麦粉料理など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実は、家で作ってみたことがあるほどの煎餅好きなのです。
あー、食べたいっ!
個人的には、緑豆のが好きです。
Posted by りーゆえん at 2012年09月24日 16:36
次の渡燕では煎餅づくしになるかなと思いはじめました。粉物は北京的な、あまりに北京的な味わいの一つですね。胃袋がいくつあっても足りないかもしれません。
Posted by 龍心 at 2012年09月24日 23:43
>りーゆえんさんへ

家で作ってみたことがあるほど好きだったなんて、知らなかったよー。
次は緑豆のにしてみる!
Posted by ayazi at 2012年09月25日 17:37
>龍心さんへ

北京の粉モノはいろいろあって楽しいですね。
短期間の食べ歩き的には、お腹にたまりやすいのが難点ですね。
Posted by ayazi at 2012年09月25日 17:39
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