2012年09月21日

【阿香煎餅】煎餅

パリパリ揚げパン入り中華風クレープ
煎餅(jian1bing3)
P1060082.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:4元】

北京が物々しい雰囲気に包まれた(と日本で盛んに報道されていた)先週末のこと。
その一番物々しいエリアにある住宅街の煎餅屋さんで、
煎餅を買って食べた。

朝ごはん屋台では近所の人たちがちょっと遅めの朝ごはん中。
果物屋さんの前では中国将棋のおじちゃんたちがたむろしていて、
青空ジムではお年寄りが朝のトレーニングとおしゃべり。
煎餅屋さんの前でもおばちゃんがお店の人とのんびり雑談中だった。

物々しいエリアからはホントに目と鼻の先なんだけど、
こんなふうに一歩路地の中に入ると普通の日常がごく普通にあった。
なのだけれど、まあそれは報道されない。

さて、煎餅というのは米菓ではなくて、
小麦粉などを水で溶いた生地をクレープ状に焼き、
揚げパンを包み込んだスナック。
おおざっぱなイメージでは、中華風クレープかな。

行ったお店は阿香煎餅という。

P1060186.JPG

ともこさんが以前記事にしていらして、
「そうそう!ココ、パリパリでおいしいのよね〜!」
と思っていたのだが、
今回改めて記事を読み返してみたら……

▼ともこさんの記事はこちら。
新食感煎餅“阿香煎餅”@北京・棗営南里

あれ?
棗営南里って書いてある??

私が思っていた店は棗営里にある。
でも確か同じ「阿香煎餅」って名前だったはず。
両方の店は徒歩で3分程度の距離。
こんな近くだけど、支店展開してる???

ともこさんの記事を読む限り、
北里の阿香煎餅は作り方も食感も南里の店とほぼ同じと思われる。

後日お店の人に聞いてみたところ、
南里のお店は親戚がやっているのだとか。
「あっちもパリパリで似てますよね」
と言ったら、
「同じ人から習ったからね!」
とのこと。
なるほど。

「阿香」っていうのはその師匠の名前かな?
「それも聞いとけよ!」という話ですね……
(2012/9/24付記)


生地はちょっとやわらかめのパテ(目地とか塗る白いやつ)くらいの固さ。
小麦粉以外に何が入っているか聞いてみたけど、
なんとなくはぐらかされてしまって教えてもらえなかった。
この粘りは何由来なんだろう。

普通の煎餅は竹とんぼみたいな道具で生地を広げるけど、
ここのはくし型のヘラでささっと伸ばす。
粘り気があるからこんなふうにできるんだろうな。

ここに卵。
同じくヘラで伸ばして、
あ、ここで薬味なんだ……
普通はひっくり返してからだけどなあ。

P1060078.JPG

んでもってひっくり返して、と思いきや……

P1060079.JPG

あ、そのまま折り返したゾ!?

P1060080.JPG

そこにタレと薄脆(bao2cui4)=薄くてパリパリの揚げパン。

P1060081.JPG

すばやく折りたたみ、ヘラで半分に切って出来上がり。

P1060082.JPG

卵を割り伸ばした後ひっくり返さないから、外側は粉生地だけ。
普通の煎餅はもっちりしっとりして、どっしり感があるけど、
これはすごく軽そうだ。
でもってしっかりしている。

ビニール袋に入れてもぼてっとした感じがないよね。

P1060083.JPG

ぶらぶらとぶら下げてしばらく歩いて、
やっぱり我慢できずに途中で立ち食いしてしまった。

おおー、このサクサク感が従来の煎餅にはないんだよなあ。
揚げパンはパリッパリ。
香菜の香りもご馳走だ。
生地と揚げパンにからむ甘辛いタレもまたうまい。

サクサク軽い食感でペロリと平らげられる。
ご馳走様。


◆お店情報
阿香煎餅
朝陽区棗営北里小区内
P1060186.JPG
<アクセス>
農展館北路沿いにある華康賓館と百粥郷というお粥屋さんの間にある路地を入り、
団地の門を入ったらすぐ右へ。
小学校の外壁沿いに進むと左手にあります。

*これだとちょっと分かりにくいかな?
セブンイレブンと中国農業銀行の間の路地を入って、
最初にぶつかる道を右へ行ってもたどり着けると思います。


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posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(6) | 主食(ご飯もの・麺・小麦粉料理など) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分も普通の北京の街を堪能していました。それはともかく、このサクサク感漂う煎餅もいいですね。秋の空気に香ばしさが似合いそうです。次回渡燕には粉物もさらに堪能しようかと思います。
Posted by 龍心 at 2012年09月21日 23:20
ayazi 様、
いつも拝見しております。
煎餅、私も好きです。
今年1月に北京に行った時に、
友達のマンションの近くの市場の一角にある
お店で山東煎餅というのが売っていて、
目の前で作っているのを見ながら、
粉は何かを聞いたら教えてくれず、
家では作れないよと言われました。

北京は3度目でしたが、今まで食事が私の口に合わず、
今回は自分で食事をする店を
ayaziさんのブログで事前調査して行った
おかげで、初めておいしいと思える料理を
いただけました。

場所的に北平居を選びました。
以前を知らない私には十分満足できる味でした。
北京ダックとほかの料理、甜点心など結構
食べて、日本からと北京在住の女性4人で
楽しくお手頃で大変満足でした。

次にいく時にもayaziさんのブログを参考に
させていただきます。
不穏なことが言われていますが、
早く収束することを願います。
Posted by gaojie at 2012年09月22日 01:36
>龍心さんへ

新食感です。
最近このタイプのものが増えているようですよ。
Posted by ayazi at 2012年09月22日 10:14
>gaojieさんへ

コメントありがとうございます。
山東省のはもっともっと薄くて紙みたいな感じですよね。
あれは確かに家では難しいかもしれません。

北京ご滞在中にこのブログを参考にしてくださったとのこと、ありがとうございます!
北平居はこれまでの思い入れが強すぎてあんな書き方になりましたが、ダックも含めていろいろ食べるにはいいお店だと思います。
後海にも近いので、ご旅行に来た際に利用するのにもいいですね。

最近は少し落ち着いてきた感じです。
また気軽に遊びに来ていただけるようになることを願ってやみません。
Posted by ayazi at 2012年09月22日 10:18
わぉ!
リンクありがとうございます♪

そうそう!北里にもあるんですよね。
わたしは、北里の方は食べたことが無いのですけど、「同じ名前じゃん!」って思って、気になっていたのです。
もしや、この“香”は、“好香”の意味で、「美味しい煎餅屋」程度の意味なのかしら…とか思ったり。

でも、こちらもパリパリ系なんですね。
支店なのかしら〜。
今度、どちらかの店で食べた時、聞いてみようかしら・・・。
Posted by ともこ at 2012年09月23日 14:53
>ともこさんへ

無断リンク、すみませんでした〜

記事にも追記しましたが、
同じシーフから習ったんだそうです。
でもって親戚だとか。

名前の件、
「阿香」はシーフの名前なのでは?
と推理中です。
次に行ったら聞いてみまーす!
Posted by ayazi at 2012年09月24日 14:27
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