鹵煮拉麺(lu3zhu3 la1mian4)
【ところ:北新橋/ねだん:20元ちょっと?】
レトロ食堂で喉の渇きを癒し、とりあえず小腹を満たした後は、
同じく前門にある爆肚馮か陳記鹵煮でモツ腹を満たす!
と張り切って移動したのだが、
爆肚馮がモツ品切れ(時間が遅いとこうなることが多い)、
陳記鹵煮はまさかの改装中で店は跡形もなかった(涙)。
比較的近い楊老黒に行くという選択肢もあったのだが、
行ってみて閉店してたら冗談にならない。
そこで、夜遅くても確実に営業している北新橋鹵煮老店に行くことにした。
ここは深夜になってもお客さんで賑わっていて、
シメの一杯(鹵煮だけど)を食べたいなら安全パイとしていいお店。
味がややこってりしているからなのかどうかは不明だが、
客の中には若者もかなり多い。
深夜にがっつり食べたい若者で賑わうラーメン屋さんみたいな雰囲気か。
実際、鹵煮って、
これ一杯で食事が完結するラーメン的位置づけの完全食なのだ。
さて、このために胃袋スペースを残しておいた我々は
鹵煮火焼2杯を4人でつつき、
ちょこちょこと前菜をつまみながら
二鍋頭(紅星と牛欄山どっちも飲んでみた)をあおった。
さすがに満腹。
あとは根城に移動して芋焼酎で三次会か?
と胸算用していたところ、
酒徒さんがまさかの行動に出た。
鹵煮の菜底(cai4di3)=モツや厚揚げ豆腐などの具入りのスープに
蘭州拉麺の麺を入れてもらうという荒技に挑んだのだ。
もちろん、そんなメニューはない。
お勘定をするおばちゃんと盛り付け担当のおじちゃんに交渉して
2つのメニューを合体させてもらったのである。
これは自分でお会計していないので値段は不明だけど、
鹵煮火焼が17元だから菜底だけだと16元?
でもって蘭州拉麺が6元or7元だから、
22〜23元ということになったのかな?
で、お味なのだが、これがいけるのだ!
この日酒徒さんに分けてもらって食べたかどうかは正直定かではないのだが、
前回この店に来た時に
別々に頼んだ蘭州拉麺の麺を鹵煮火焼にちろっと入れて食べたことがあるので、
うまいのは織り込み済みなのだ。
▼前回の試みはこちらから。
今回は最初から合体版。
鹵煮は大好きだけど火焼はイマイチという方にオススメの食べ方だ。
(長〜い麺の上には交渉の末鹵煮拉麺をゲットした酒徒さんのどや顔が……)
鹵煮火焼と蘭州拉麺のどちらも出しているお店でしか味わえない一杯。
今のところ、北新橋鹵煮老店だけ……かな?
▼これまでの「北新橋鹵煮老店(景林餐廳)」関連記事
・【北新橋鹵煮老店(景林餐廳)】鹵煮火焼
◆お店情報
北新橋鹵煮老店(景林餐廳)
北京市東城区東四北大路141号
010-8401-5365
<アクセス>
地下鉄5号線の「張自忠路」駅と「北新橋」駅のちょうど間くらい、
東四北大路の西側にあります。
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今振り返ると無粋なことをした気もしまが、鹵煮は日本のラーメンと同じだという話と隣の兄さんの旨そうな喰いっぷりに思わず引きずられましたね(笑)。
ただ、味の方は本当に最高でした(ayaziさんも多分味見されていたような気が)!また食べたいっす!
いえいえ、こちらこそ楽しかったですよー!!
あ、食べてましたか、やはり。
はは。
あー、隣のお兄さん(おっさん?)はカッコよかったですねえ!
見事な食べっぷりでした。
また台風余波で北京にお立ち寄りいただけるのを楽しみにしてまーす!
このお写真の麺は黄色く見えますが汁で黄色く染まっているように見えるだけでしょうか?最初から黄色みがかった色の麺なのでしょうか?
・・・しかし「分けてもらって食べたかどうかは正直定かではないのだが」とは!アルコール度数56度の二鍋頭の効果ですか?(テーブルに紅星二鍋頭の緑色の小瓶がありますね。56度の白酒での酔いは凄いらしいですね。)
言われてみれば確かに結構黄色い麺ですね。
前回の蘭州拉麺のどんぶりを見ると、やっぱり若干黄色みがかかっているような感じですね。
おそらく最初からこの色だったんだと思います。
56度の小二の前に燕京もだいぶやっつけているので、細かいところはなんだかよく覚えていないのです。
面目ない……
中国から恐ろしいニュース映像ばかりが入ってきます。今回ばかりは、日本のテレビ局がSARSのときや2005年のときみたいに日本では大げさに報道しているのではなく本当にかなり危険な様子なのでニュース見ていると恐ろしくなります。ayaziさんならわが身をお守りになれると信じていますが
さて、そういえばテーブルに相当な量の燕京が並んでいるお写真もありましたものね。そのうえに二鍋頭・・・お酒が全くのめない私には信じがたい図です。
自分は蘭州拉麺の麺は白い色の、日本の手延べ素麺みたいな麺しか出会ったことがありません。
2年ほど前だったか日本のテレビ番組で日本の女芸人が蘭州まで行って、ayaziさんの前のブログ「【甘粛省駐京弁餐廳】一品特色牛肉麺」 http://ayazi.blog75.fc2.com/blog-entry-941.html で紹介されたような毛細麺を打つ修行をする様子を放送していましたが、そのときも麺は白い麺でしたので蘭州拉麺の麺は白いものだとばかり思ってました。
http://ayazi.seesaa.net/article/281519791.html
上の記事にある、一清、二白、三紅、四緑、五黄の黄は麺のことを指す、ということから、本来は黄色かったと思います。
私の推理ですが、麺は白いほうが上等であるという中国人客の価値観に合わせて白っぽく変化したのではありませんか。
ありがとうございます。
特に何事もなく平和に過ごしております。
さて、麺問題ですが、確かにほとんどが白いですよね。
ネットなどで調べた限りでは、製麺の際にどうやら本来は蓬灰という灰と水を入れるとの記述があります。
それが何かがはっきり分からなかったので以前の甘粛料理の記事では詳しく書かなかったのですが、要はアルカリ塩水溶液でかんすいのようなものと考えられます。
もともとはこういう方法で製麺されていたのがいつのまにか蓬灰を使わなくなったのか、それとも今でも蘭州に行けばこの麺が食べられるのかは、蘭州に行ったことがないので不明。
宿題、ですね。
もともとは蓬灰を使った麺が主流で、だんだん廃れたということでしょうか?
白が好まれる風潮に合わせて白に変化というのは、さもありなんという感じですね。
でも、なかなか大きなテーマですぐにはなんとも言えません。
これは一度蘭州に行ってみる必要がありそうですね(と、研究にかこつけて食べ歩き計画を練ってみる……)