2012年08月28日

【万豊小吃】小吃博物館

小吃博物館
小吃博物館(xiao3chi1 bo2wu4guan3)
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【ところ:豊台区万豊路/ねだん:無料】

北京で発行されている日本語フリーマガジン『City Bros』で紹介されていて、
「むむ!?これは行かねば!」
と思い、有志を誘って行ってみた。
(というか、書いているテーマの関係上、
 本当ならとっくに行ってないといけない場所なんだが……汗)

とはいえ、これがなかなか行きにくいところにありまして。
家から地下鉄とバスを駆使してはるばる豊台区まで遠出となった。

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この小吃博物館は
全国の小吃を集めた巨大フードコート「万豊小吃」の3階にある。

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この入口を入って右手にエレベーターがあるので、
それに乗って3階へ。

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「愛国主義教育基地」でありました。

さて、見学しますかね。

と思ったのだが……
開館時間はお昼の時間帯(確か2時くらいまで)と
夕方の時間帯(4時くらいから)だけ。
私たちが着いたのは3時過ぎという中途半端な時間帯で閉館中。

でも中には入れるようだったので、
すっかり照明の落ちた館内にズケズケと強引に入っていったら、
管理のおばちゃんが快く参観させてくれた。
しかも1つ1つ懇切丁寧な説明付き。

ちなみにこの博物館の開館時間がなぜこんな設定になっているかというと、
つまりはここに来るお客さんは例外なく小吃城での食事が目的なので、
お昼時か夕飯時についでに見学する人しかいないだろう、
という読みのためである(断言)。

館内には、年代別でも分野別でもなく、
ほぼ何の脈絡もなく雑多な食に関する道具が展示されている。
片っ端から集めたものをさあどうぞっ!ババーン!と展示した感じ。
しかも、中には食文化とはあまり関係のないものまで堂々と置かれていて、
とにかく古いもの集めてまとめて展示した町の民族資料館的雰囲気。
まあでもそれはそれで結構楽しめた。

しかし、何しろ休み時間に見学させてもらったので
館内電気がついておらず写真はかなり残念な出来。
なんとなく雰囲気だけはお伝えできるかなあ?
全国小吃城へのプロローグとして、
まあざざっとお楽しみください。

魔法瓶?確か冷たいものを入れるんだったような気が……

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お料理を入れて運ぶのに使った箱。
おかもちですな。

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褡褳(da1lian)
往時のお財布兼物入れ。
腰紐や肩にかけて使用した。
箸でつまむとだらりと両端が垂れ下がる褡褳火焼の由来はこれ。
右上のタイプととてもよく似たのを私も1つ持っている。

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昔の月餅のパッケージ

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ところてん式に麺を押し出す道具

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こっから麺がにゅるるっと出てくるわけね。

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壺套(hu2tao4):ティーポットカバー

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結構分厚くて重たい。

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こんな凝った刺繍のものもあって鑑賞性も高い。

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鳳凰と龍が入っているものも。

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鳳凰が龍の上になっているのは、
これが西太后の時代に作られたものだからとか。
なるほどね。

こんなにいっぱいあって華やか。
でも真上の電球が切れてて薄暗いのが残念……

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なぜかピアノも。

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これは何かというと……

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氷桶。
つまりは冷蔵庫。

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開店の時などに打ち鳴らした打楽器。

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(確か)牛の骨で出来ているんだそうだ。
乞食が演奏するのが決まりだったんだって。

棚の向こうから何かがじっとこっちを見ている?

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何?

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君か!!

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枕であります。

なぜか機関車トーマス(やえもんとか言わない)を連想させるお方も。

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桃の飾りの小物入れ。

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こうもりがお金をくわえて飛ぶ図柄のつぼ。

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蝙蝠(bian1fu2)の目の前に銭がぶら下がっている図案は、
「蝠在眼銭」と言われる縁起のいいものだとか。
「蝠(fu2)」は「福(fu2)」に通じ、
「眼前(yan3qian2)」は「銭眼(qian2yan3)=青銅銭の四角の穴のこと、金銭」に通じることから、
「福在眼前」、つまり福はすぐ目の前にあるという意味になる。
さらに、「倒蝠(dao3fu2)=逆さになったこうもり」は
「到福(dao4fu2)=福が来る」にも通じる。

というわけで、お賽銭がいっぱいだった。

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買った商品をくくった紐。
昔はナイロンじゃなくてこういう紐で瓶なんかをくくって持ち運びしたのね。

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胡同の表示と調理道具が並ぶ不思議さ。

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菜ばしまで?

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近代工場の図案が面白いレンゲセット。

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これは確か、お茶碗の修理屋さんの道具箱。
後ろにかかっているのは褡褳。

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これは大根切り機。
どんだけ切るんだ?

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網杓子

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でっかい褡褳

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手持ちの火鉢

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てなことで、脈絡ない展示のままに脈絡なく写真を並べてみた。
それなりに楽しめたけど、
わざわざ地下鉄とバスに乗って行く価値があるかというと、
ちと微妙……かも。

小吃についてあれこれ調べる時に実物を見る必要が生じることもあると思うので、
その時には改めてじっくり見学しに来ることにしよう。

(しかし写真がどれもひどい出来。
 設定をどうやら間違ったようです。
 お見苦しい写真ばかりで申し訳ありません!)


◆お店情報
小吃博物館(万豊小吃内)
豊台区万豊路306号
010-6488-6868
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<アクセス>
地下鉄1号線「万寿路」駅D出口を出て万寿路を南へ。
「万寿路口南」のバス停で77番か451番のバスに乗り、「干荘子」で下車。


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posted by ayazi at 00:00| 北京 ☀| Comment(2) | 其它(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
またまた探していた画像をこちらのBLOGで見させていただきました!

先日各地の饸饹を記事にしたのですが↓、

http://blogs.yahoo.co.jp/jimmy_arakawa/46243971.html

口金の部分の画像が見つからなかったんです。
金属の板は、こういうふうに木製の本体に取り付けられているんですね。
Posted by ジミー荒川 at 2012年08月29日 21:57
>ジミー荒川さんへ

お探しの画像があったようでよかったです!
(リンク先は見られませんでした……)
この博物館、何か食関係の道具に興味がある方には収穫の多いところだと思います。
Posted by ayazi at 2012年08月31日 13:23
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