門釘肉餅(men2ding1 rou4bing3)
【ところ:朝陽門/ねだん:1個4元くらい?】
日本から出張でいらしたYさんと待ち合わせて晩ご飯。
夕飯後に三里屯に行く予定があり、
ご本人北京小吃の大ファンということで、
久し振りに朝陽門の門釘李をのぞいてみた。
おお、店先には清く正しい北京の男たち、
膀爺(bang3ye2)=上半身裸の男性たちがわらわらと大豊作。
ある意味、北京の夏の風物詩ですなあ。
北京オリンピック開催前に
「不文明=文化的でない、エチケットに反する」として撲滅が叫ばれたが、
結局消滅することなく見事生き残った。
そんな膀爺たちと仲良くテーブルを並べて夏の晩ご飯。
もちろんお伴は燕京ビール。
お目当てはもちろん門釘肉餅だ。
おまんじゅうをつぶしたような形の中華風ミートパイ。
皮が何層にもなってないから、
ミートパイというよりは肉饅頭、かな。
▼門釘肉餅についてはこちらをどうぞ。
・【二姐門釘肉餅店】門釘肉餅
(今は門釘肉餅屋から[衣荅][衣連]火焼屋に変わってます↓)
・【老北京[衣荅][衣連]火焼(旧「二姐門釘肉餅店」)】[衣荅][衣連]火焼
うーん、黄金色によく焼けております。
よきかな、よきかな。
中身は牛肉と葱。
ジョバーッと肉汁がほとばしり出てくるので要注意!
そういえばYさん、
前回二姐門釘肉餅店でこれを食べた時に
うっかり肉汁をこぼして服にシミをつけてしまっていたんだった。
あのシミは今も取れずに服についているそうだ。
嗚呼、北京の肉餅の思い出……
餡にかなりしっかり目に味がついているのでしょっぱいと感じる人も多いと思う。
でもこれはこれでアリ、かな。
燕京をグググイッとやりながらかぶりつくには
このくらいのしっかり味がむしろ合うかもしれない。
肉餅のほかにも、アテをあれこれ。
拍黄瓜(pai1huang2gua1)
叩きキュウリの和えもの
そして爆肚(bao4du3)=ゆでモツを2種類。
牛百葉(niu2 bai3ye4)
牛の胃袋(センマイ)
牛肚仁(niu2 du3ren2)
牛の胃袋(ミノの一部)
爆肚に関しては、
専門店のほうが鮮度、味ともに断然おいしいというのが正直な感想。
孜然羊肉(zi1ran2 yang2rou4)
羊肉のクミンシード炒め
これもビールにピッタリ!
麻豆腐(ma2dou4fu)
緑豆おからの羊油炒め
これはまあ、普通かな。
それにしても、
夜風に吹かれて北京小吃つまみながら
門釘肉餅をガブッといって肉汁ピューッでほふほふの、
そいでもって冷えた燕京をグビーッ。
膀爺ならずとも、たまりませんなあ。
◆お店情報
門釘李(工体店)
朝陽区朝外北街吉祥里207号楼1階
010-6551-6007
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅から朝外大街を東へ。
華普を過ぎて1つめの信号を左折し、
最初の交差点を右折して少し行ったところ、道の右手(南側)にあります。
*長虹橋から東に少し行ったところにある団結湖店もあります。
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孜然羊肉、そしてこのような中国の肉餅、、、食べたいです。しかし、モスクワと東京でこれらを手に入れるのは容易ではないのです。
東京、今でも生煎包の店もあるようですし、意外と門釘肉餅の店も出来たりしないでしょうか。
出来ないかな……
物を売るのはどこでも簡単なことではないですけど、町田の生煎包のお店は成功してます。狭い小さい立ち食いカウンターしかなくて、ネット上に電話番号も公開してないという店ですが夏でも行列です。確かに旨いです。調べてみたら上海で生煎包の味に感動した日本人が上海の小楊生煎で作り方を学んで出した店とのことです。
知る限りでは池袋と上野にある永祥生煎館、吉祥寺の生煎包の店、以前は行列でしたが今は閑古鳥です。
失敗例などと言ったらいけないかもしれないですが危惧したとおり西武池袋の狗不理はテレビで紹介されたにもかかわらずあまり流行ってないし評価もあまり高くないようです。(もともと天津の狗不理は感動するほどではないという噂)
そのうち門釘肉餅も味に感動した日本人が日本に店を出したりして。
こう言っては失礼かもしれませんが中国在住の日本人の多くが中国の食べ物の美味しさに感動する以前の問題で、中国の料理さえあまりよく知らず、和食レストランに行きたがってらっしゃるような気がします。
町田の生煎包は日本人がやっているのですね。
確かに駐在でいらしている方は基本和食レストランで食事という人が多いですね。
門釘肉餅に感動してお店を出しちゃうような人、いる……かなあ?
テレビで2007年2月に取材されたときの店の紹介→ http://www.ntv.co.jp/burari/070203/info02.html
サイトが見られないといけないので文章をコピペしておきます。
「昨年の10月にオープンしたばかりの焼き小龍包のお店。ご主人の奥さんは上海の方。上海在住中、奥さんがお土産に買ってきた生煎饅頭(日本でいう焼小龍包)を食べてみると中から熱々のスープが出てきてビックリ!!旦那さんは朝から服を汚した上に口の中を火傷してしまいました。しかし、あまりにも美味しくて毎日食べていた旦那さんは『この味を日本に持って帰りたい』と奥さんと二人で上海の名店に頼み込み修行。昨年のオープンにこぎつけたのだとか。旦那さんは中に入っている餡を作り、奥さんは難しいと言われている焼き加減を見ています。肉餡には豚の皮から抽出したコラーゲンがたっぷり。餡作りは秘伝のものなので教える訳にはいかないとのこと。」
(昨年10月とは2006年10月という意味です)
サイト見られました。
ありがとうございます!