新疆菜(xin1jiang1cai4)
【ところ:大鐘寺/ねだん:記事参照(一部のみ)】
チーズ作りの現場を見せていただいてあれこれ味見した後、
コーディネートしてくれた友人Hさんと一緒に食事をすることになった。
Hさんは北京の伝統料理を愛する美食家にしてワイン愛好家。
家にはでっかいワインセラーが置いてあり、
中にはグレートワインがざっくざく。
なのに普段働いている様子もなく、
食についての文献を見たり食べ歩きをしたりしながら
著書の執筆準備をしているという不思議なお方だ。
なんと太っ腹なことに、
家にあるワインをどれでも1本飲んでいいというので
ソムリエ資格を持つKさんがシャンパンを選んだのだが、
Hさんの意向で新疆料理を食べようということになり、
羊なら赤だろ、てなことで赤ワインに急遽変更。
Hさんが連れて行ってくれた新疆料理レストランは
大鐘寺にある巴依老爺というお店。
大鐘寺は普段あまり行かないエリアなのでこのお店はまったく知らなかったが、
6時半過ぎで店内は満席、屋外席もかなり席が埋まっていたので、
かなりの人気店なのだろう。
店先にはこんな大鍋。
ええ、そうです。
羊頭がドーンとね。
Hさんがお店の老板と知り合いなので、
料理は二人が話し合いながらトントンと決まった。
なので正確な料理名と値段は不明。
でも名前はきっと間違っていないだろうと思う。
煮花生米(zhu3 hua1sheng1mi3):?元
ゆで落花生
これは新疆料理でもなんでもないけど、とりあえずのつまみに。
新疆涼粉(xin1jiang1 liang2fen3):
新疆風涼粉
つるぷる涼粉の新疆風和えもの。
夏場の食欲のない時ならご飯がわりにもなりそう。
新疆涼菜(xin1jiang1 liang2cai4):10元
新疆風野菜の和えもの
和えものといってもかなりサラダ風。
酸奶(suan1nai3):?元
ヨーグルト
新疆料理レストランは自家製ヨーグルトを置いてあるところが多い。
ここもそう。
ナッツやフルーツ、ゴマがトッピングされるのが多いけど、
ここのは砂糖だけ。
意外にいいかも。
格瓦奇(ge2wa3qi2):?元
クワス
ライ麦と麦芽を発酵させて作る微アルコール性の飲料で、
東欧、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアなどで好まれているそうだ。
▼クワスについての詳細はこちらから。
・ウィキペディア「クワス」
このクワスは新疆ウィグル自治区のイリで生産されているもの。
ラベルの説明によると、
クワスは穀物やハチミツ、ホップ、乳酸菌、酵母菌などを発酵させて作る
西域の伝統飲料。
起源はキエフ公国以前の東スラヴで、
19世紀中頃に帝政ロシア貴族によって新疆イリ地方などにもたらされたという。
これがね、ハチミツの味がしてうまい。
甘い飲料は好きではないのだけれど、これはいける。
架子肉(jia4zirou4):78元(たぶん)
羊肉のロースト
このお店のメイン料理。
ほとんどどのテーブルでも頼んでいたし、
Hさんも老板に真っ先にこれをお願いしていた。
架子肉という料理名は
「架子=骨組み、台」にぶら下がった状態で出てくることから。
羊肉の塊がこんな鈎針にぶっささっているのだ!
クミンシードなど西域っぽいスパイスが使われているわけではなく、
あまりクセのない味付け。
その分羊肉そのものの味を楽しめる。
ガブッ。
おお、この頼もしき噛み応えよ!
こりゃワインというより、やっぱりビールのほうが相性よさそうだな。
炒羊頭肉(chao3 yang2tou2rou4):?元
羊頭肉の炒めもの
羊の頭肉は結構柔らかくてうまいのであった。
蘑籾u羊肉(mo2gu1 chao3 yang2rou4):?元
キノコと羊肉の炒めもの
もう1つ、羊肉ものを。
ジャガイモスライスみたいに見えるけどこれキノコ。
こんなに山ほど羊肉を頼んだというのに、
食べている途中でKさんが羊肉が苦手だということが判明。
なんと〜!?
もともと3人なのに料理頼みすぎな上に、
羊肉に関してはKさんまったくの戦力外ということで、
羊料理が山ほど余ってしまった。
結局私がありがたくお持ち帰りし、
その週は弁当も含めて羊肉を食べ続ける「羊肉ウィーク」と化したのだった。
蘑慢a麺(mo2gu1 ban4mian4):?元
キノコのラグマン
最後のシメはラグマン。
肉入りか肉入りじゃないかくらいしか選択肢がないかと思ったら
キノコなんていうオプションもあるのね。
◆お店情報
巴依老爺
海淀区中関村東路118号金五星市場1階
010-8211-1181
<アクセス>
北三環路の連想橋から東方向、道の北側にある市場を入ったところ。
蘇寧電器の東側にあります。
地下鉄だと13号線「大鐘寺」駅か4号線「人民大学」駅が最寄です。
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次の出張時も台風を希うことにします。。
来来たいふーん!
羊肉のかたまりも羨ましいですがクワスも良いですね〜!
伊犁産のクワスは初めて見ました。
中国で自分は仕事で伊犁出身の学生たちと接する機会がありました。学生のほとんどがカザフ族でしたがロシア族の女学生が一人いて学生たちとの交流では通訳もかって出てくれていましたが、伊犁でクワスを生産しているのは知りませんでした。考えてみたら伊犁はロシア族もいるし、地理的にもクワスを作っていて何の不思議もないですよね。
自分は東直門のロシア風ライ麦パンなど売っている店でハルビン産のクワスを買ってました。伊犁産のクワスはハルビン産のより美味しそう!(ハルビン産のはこんなやつです。 http://iamnado.pixnet.net/blog/post/9217702-%E3%80%90%E8%A1%8C%E6%97%85%E7%9A%84%E6%94%B6%E6%93%9A%E3%80%91%E5%93%88!%E5%96%9D%E9%BA%B5%E5%8C%85%E8%A8%98%E4%BD%8F%E5%93%88%E7%88%BE%E6%BF%B1 余談ですが、伊犁では「格瓦奇」、黒龍江省では「格瓦斯」、Wikipediaを見ると「克瓦斯」の字を当てていますね)
日本では自分で作るか自家製クワスを出してくれる数少ないロシア料理レストランに行くしかなかったので、北京では買えるのが嬉しくて、つい何本もまとめ買いしてました。
北京のロシア料理レストランでも自家製クワスを出してくれるところもあれば、ハルビン産の瓶詰めを置いているところもあります。
長くなってすみません・・・。
お店の老板によると、イリ産のものはこのお店でしか扱っていないそうです。
嫌味のない蜂蜜味でとてもおいしかったです。
*ハルビン産のはアクセス不可で確認できませんでした。
アクセス不可のリンク、すみませんでした。後でよく見たら台湾のブログでした。失敗した!と思ったときは時すでに遅し。やはり見られませんでしたか。猛反省しています。
これなら見られますか?西直門の展覧館のレストラン・ヴォルガ(老莫じゃないほうのロシア料理レストラン)の写真です。
http://www.dianping.com/photos/299130
どうぞお気になさいませんように!
こちらの写真は見られました。
ありがとうございます。
このパッケージだとジュースみたいな感じですね。
ハルビンの大きなパン「大列巴」で有名な秋林がクワスも作って売ってますが秋林のクワスはイリのと色が似ています。(本場ロシアやウクライナのクワスはもっと色が濃くてコーラに近い色のも多いです)
新疆菜、食べたくなってきました!
クワスも欲しい!!
明日の土曜日に誰かをさそって西新宿のウイグル料理レストランに行くことにします。
ついでに新宿でライ麦100%の黒パンも買いこんで家でクワスを作ろうと思ってます。
クワスは苦いとかまずいという声もあるようですが、イリ産のはすっきりしてておいしかったです。
場所や作り手によってだいぶ変わるものなのですね。