溜肥腸(liu1 fei2chang2)
【ところ:前門糧食店街/ねだん:20元】
お店のメイン料理だった関係で刀削麺を先にアップしたけれど、
ほかの料理もなかなかいけた。
というより、久々にしみじみとする懐かしい味の料理で
正直かなり感慨にふけってしまった。
その代表がこれ。
豚の腸をキュウリ、キクラゲと一緒に炒めたものだ。
化学調味料の味はほとんど感じない、とても素直な味つけ。
最初は「ま、こんなもんかな」と思うのだけど、
食べれば食べるほどおいしくなっていき、
最後は箸が止まらなくなった。
一口目でおいしいと思っても食べ続けると飽きる味もあれば、
一口目は物足りないと思っても食べ続けているうちに
舌が感じる味加減がほどよくなってきて飽きない味もある。
これは後者。
焦溜丸子(jiao1liu1 wan2zi):24元
肉団子の醤油あん
肉団子は作り置きせずその都度作るとのこと。
だからやわらかい。
これもくどさがなくて軽い味付け。
生姜がきいているので爽やかな風味もあって食べ続けてもくどくない。
順序が逆になったが、前菜も2つ取った。
涼拌黄瓜(liang2ban4 huang2gua1):6元
キュウリの和えもの
これはほんのちょっとだけ化学調味料を感じた。
でもごくごく控えめなのでそれほど気にならない。
涼拌西紅柿(liang2ban4 xi1hong2shi4):8元
トマトの和えもの
これ、本当は糖拌だったのだが、
「糖拌西紅柿の砂糖抜き」と頼んだらこうなった。
軽く塩を振ってあったかな?
いけますよ!
刀削麺も食べたが、餃子の味見もしたくて2両だけもらった。
餃子(jiao3zi):5元
餃子
基本の猪肉白菜。
注文を受けてから餡をこねて包み、ゆでているんだとか。
これ目当てに通うほどではないけれど、まあまあおいしい。
塩加減はごくごく薄め。
黒酢につけたり生ニンニクかじったりしてちょうどいいくらいなんだろう。
***
ここのお料理、シンプルの極み。
添加物は基本使わず、素材そのものの味で勝負しているそうだ。
大姐いわく、
糧食店街には老北京を謳ったレストランが山ほどあるけど、
北京人がやっているお店はここだけとのこと。
「これが老北京の味」
と見事な北京なまりで誇らしげに教えてくれた。
このお店、これだけの料理+小炖肉刀削麺+ビール数本頼んで、
〆て約80元。
大董でナマコを食べた時にはほぼ800元の食事だったので、
値段でいうとだいたい10分の1。
ポジショニングもターゲットも違う店だということは重々承知だけど、
私は80元のこのお店のほうが俄然満足度が高かった。
いやあ、いい。
葱爆羊肉や木須肉も看板料理とのことなので、
今度はそれを食べに来よう!
▼これまでの「新成削麺館」関連記事
・【新成削麺館】神奇的国営風格老店
・【新成削麺館】小炖肉刀削麺
◆お店情報
新成削麺館
西城区糧食店街55号
010-6304-8560
<アクセス>
地下鉄2号線「前門」駅下車。
前門大街の1本西にある糧食店街という胡同を南へずっと歩いていくと
道の右手(西)にあります。
かなり珠市口寄り、前門大街にあるH&Mよりもちょっと南寄りです。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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