湘西菜(Xiang1xi1cai4)
【ところ:金融街/ねだん:記事参照】
息切れしてしまってたどり着かなかった湘西料理の続き。
この地方の料理の代名詞的存在、干鍋もの。
ずらりと並んだ「干鍋なんとか」から選んだのは、
湘西名物の真っ黒なベーコンとウオスンの組み合わせ。
干鍋臘肉萵笋(gan1guo1 la4rou4 wo1sun3):68元
湖南ベーコンとウオスンの鉄鍋炒め
(ベーコンとウオスンの見分けがほとんどつきませんが……)
干鍋ものって、炒めダレがそんなに辛くなくて、
しかも結構甘さの強い濃厚な醤油味のものが多い気がする。
湖南ベーコンの油と旨み、塩気がウオスンにしっかりまとわりついて、
単にウオスンだけを炒めたのでは出ない複雑な味わいだ。
シャキシャキした歯ごたえを楽しむというよりは、
ちょっとしんなりして甘みが出てきたウオスンを味わうという感じかな。
酸豆角肉沫(suan1dou4jiao3 rou4mo4):26元
十六ササゲの漬け物と挽肉の炒めもの
一時期、湖南料理屋に行くと狂ったようにこればかりを頼んでいた。
この漬けたササゲから出る酸味と塩気、
それに挽肉の旨みとトウガラシの辛さが
圧倒的にご飯を呼ぶ一品。
ちなみにここのご飯はこんな風にでっかい飯桶に入って出てくる。
(確か)注文してないのに出てきたからタダかと思ったら(おいおい)、
1人2元ずつ取られてました。
でもおいしかったからいいんだけどね。
大盆菜(da4pen2cai4):28元
湖南風カリフラワーの炒めもの
これも湖南料理では定番の野菜料理。
ちょっと甘みのある炒めダレ。
こんな入れ物で出てきてビックリ。
[朶刂]椒芋頭(duo4jiao1 yu4tou):?元
サトイモの漬けトウガラシ風味
漬けた赤トウガラシを刻んだ[朶刂]椒は
魚の頭にたっぷり乗せて調理した[朶刂]椒魚頭で有名だけど、
これはそのサトイモ版。
サトイモのこっくりした甘さと漬けトウガラシがよく合っていて、
何度食べても飽きない料理だ。
***
客室の一角に突如として現れるレストラン、
しかもまったく装飾性のない内部食堂のような店内にひるんだけれど、
なかなかどうして、おいしかった。
北京を代表する「吃貨(chi1huo4)=食いしん坊」の小寛さんによると、
駐京弁レストランは
「省不如市,市不如県」、
(省は市に及ばず、市は県に及ばない)
つまり地方自治体の括りが小さくなればなるほどおいしいそうだ。
例えば新疆ウィグル自治区よりはウルムチ市、
もっとおいしいのは巴州駐京弁レストラン(ここ行ったことない!)、
安徽大廈よりは池州駐京弁レストラン、
湖南省よりは長沙のほうが本場の味で、
さらにいいのは湘西駐京弁レストランといった具合。
うん、確かにそうかも。
▼これまでの「湘西駐京弁餐廳」関連記事
・【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之一)
・【湘西駐京弁餐廳】湘西菜(之二)
◆お店情報
湘西駐京弁餐廳
西城区太平橋大街111号湘西大厦10階
010-6621-6598
(この入口を入って奥のエレベーターで10階へ)
<アクセス>
地下鉄1、2号線「復興門」駅から復興門内大街を東へ向かい、
長話大楼を過ぎたところの交差点を左折して鬧市口北大街(太平橋大街)を北上し、
競技場の先にある学院胡同を越えて少し先に行ったところにあります。
道の左手(西側)です。
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巴州駐京弁は、2009年に行きました。確かにおいしかったですけど、私はやっぱりウルムチ派です!
そして今は駐京弁ではなく、北京の「○○村」(地方の人がまとまって暮らしている地域、家具城の近くとか)にあるそこの人たち向けのレストランが注目だそうです。
ネットにも情報が載っていないような北京に点在する地方村のレストラン。
これはハードルが高そう……
自分は仕事柄、旧ソビエトの方々と一緒であることが多いのですが中央アジアやロシアの方々と(新疆菜に極めて近い中央アジアの料理はロシアでも一般的)私は烏魯木斉市駐京弁より伊斯蘭飯庄のほうが好みです。全員に質問したわけではないですが「伊斯蘭飯庄のほうが烏魯木斉市駐京弁餐廳より中央アジアの味に近い」とカザフスタン出身とキルギス出身の友人が言ってました。
伊斯蘭飯庄のほうが美味しいという意味ではないです。(個人的には伊斯蘭飯庄のヨーグルトとザクロジュースが大好き!)
新疆自治区レストランのほうが中央アジアの味に近いかどうかは何しろ本場の味を知らないのでなんとも言えません……
ただ、ウルムチ市のレストランのほうが一般受けしやすい味になっているような感じは私もうっすら抱いています。
だからおいしいと思うのかもしれません。
お客さんが圧倒的に漢族の人が多いですし、駅から近くて行きやすいし(笑)。
ちなみに、ウィグル族の友人が連れて行ってくれたレストランはこのどちらでもなく、新疆自治区レストランの近くの小さなお店でした。
いつもビールばかり飲んでしまうので石榴ジュースは飲んだことないです。
今度味見してみます。