湘西菜(Xiang1xi1cai4)
【ところ:金融街/ねだん:記事参照】
北京のウォールストリート(?)金融街。
外からはまったく目につかないところにあるのに、
大人気だという駐京弁レストランに行ってきた。
場所はビジネス街に立ち並ぶ真新しいビルの中に
なんだかそこだけ取り残されたようにして建つ湘西大廈というビルの10階。
そう、湘西、つまり湘西土家族苗族自治州の駐京弁レストランである。
***
【行き方指南】
(湘西大廈に着いてからが分かりにくいので、少し解説を)
湘西大廈を見つけたら、
まずは1階左手にある「和天下」というお店の入口から中へ。
きれいなお姉さんたちに
「我要去駐京弁餐廳(Wo3 yao4 qu4 zhu4jing1ban4 can1ting1)」
と告げると、奥にあるエレベーターまで案内してくれる。
恐縮しながらエレベーターに乗り、10階へ。
エレベーターを降りて左手を見ると、
「えっ!?普通のホテルの客室??」な感じの廊下がある。
ひるまずそこをずんずんと進み、
(床が滑りやすいので注意!)
突き当りにあるまるでレストランらしからぬ部屋が目指す湘西駐京弁レストラン。
対外的に営業しているレストランにはとても見えない、
まさに内部食堂的なお店です。
実際、昔は内部の食堂だったんだろうな。
***
湘は湖南省の略称。
だから湘西は湖南省西部という意味なのだが、
このビルとレストランは湘西土家族苗族自治州の北京出先機関のもの。
出す料理ももちろん湘西土家族苗族自治州の料理である。
湘西土家族苗族自治州は土家族、苗族などの少数民族が多く住んでいる。
映画『芙蓉鎮』の舞台になった王村や
古鎮で有名な鳳凰は湘西土家族苗族自治州にある。
さて、その湘西料理で有名なのは臘肉(la4rou4)。
この地方のはただの塩漬け干し肉ではなくて、
塩と香料にしばらく漬けてから部屋の中にあるオンドルの上やかまどの上に吊るし、
1年半くらいかけてゆっくり燻すのだという。
だから真っ黒でてかてかした仕上がりになる。
味付けは酸辣(suan1la4)がベース。
湖南料理レストランには必ずある干鍋(gan1guo1)料理も
湘西がルーツなのだという。
ということなのだが、
実はあまり下調べもせず突撃してしまった。
果たしてきちんと湘西料理を堪能できたのか??
金葱水豆[豆支](jin1cong1 shui3dou4chi3):22元
葱と水納豆の前菜
(伝票の字は「金葱」に見えるけどメニュー名はもしかたら違うかも)
水豆[豆支]は少し水っぽい納豆みたいな大豆の発酵食品。
だから私は便宜的に水納豆と呼んでいる。
貴州省の駐京弁レストラン、貴州大廈で初めて食べてからすっかり好物になり、
見つけるとついつい食べてしまう。
今までに聞いたところでは、
貴州省、四川省で食べられているということだったが、
湖南省西部でもあるんだね。
貴州料理だと和えもののお供は香菜や蕨で、
しかもここに鰹節味のトウガラシ、糊辣椒が入るのだけれど、
湖南省版は葱だった。
もちろん使われているトウガラシも糊辣椒ではなかった。
(漬けたトウガラシかな?)
味付けはかなり酸味がきいていてさっぱり。
糊辣椒の海っぽい風味や香菜の香味でむせるような貴州のものにくらべると
やや物足りないと感じてしまう。
納豆ってことだし、葱までたっぷり添えられてきたので、
ご飯にもかけてみた。
粘り気なし、臭さも足らずで、ご飯の友としてはやや力不足か。
あっさり前菜として食べるのが正解のようだ。
酸辣蕨根粉(suan1la4 jue2gen1fen3):22元
ワラビ粉ヌードルの和えもの
しっかりした張りと弾力もあってぐずぐずふにゃふにゃしていない。
ちゅるちゅるっと元気なワラビ粉ヌードル。
長〜いので取り分ける時は要注意。
醤板鴨(jiang4ban3ya1):58元
アヒルジャーキー
好物なので。
ビールのお伴に最適。
というより、激しくビールを呼ぶ一品。
最初の一口こそ辛さ控えめに思えるが、
実は後から辛さが追いかけてくる。
1かけら平らげて「もう無理!」と思うのに、
しばらくすると性懲りもなくまた食べたくなる麻薬系。
やっぱり好きだ〜!!
またまた長くなったので続きはまた次回。
まだまだモリモリ食べました!!
◆お店情報
湘西駐京弁餐廳
西城区太平橋大街111号湘西大厦10階
010-6621-6598
(この入口を入って奥のエレベーターで10階へ)
<アクセス>
地下鉄1、2号線「復興門」駅から復興門内大街を東へ向かい、
長話大楼を過ぎたところの交差点を左折して鬧市口北大街(太平橋大街)を北上し、
競技場の先にある学院胡同を越えて少し先に行ったところにあります。
道の左手(西側)です。
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ぱりぱりの触感でしょうね〜
今日は仙台も暑くなりそう
僕ももりもり食べたいです!!
パリパリではなく、まさにビーフジャーキーのように、かなり頑張って噛まないといけないくらいしっかりしています。
顎が疲れます。