2012年06月21日

【沸騰魚郷】南笋干炒肉

干しウオスンと豚バラ肉の炒めもの
南笋干炒肉(nan2sun3gan1 chao3 rou4)
P1030510.JPG
【ところ:燕莎橋/ねだん:32元】

南笋は萵笋(wo1sun3)のこと。
たぶん。
ちなみに青笋(qing1sun3)も萵笋のこと。
これはそう。

*ずっと「窩笋」と表記していましたが、 正しくは「萵笋」でした。
大変申し訳ありません!
 (2012/6/21修正)


私は中国語そのままにウオスンと呼んでいるが、
日本ではセルタス、ケルンなどと呼ばれているみたい。
山クラゲはこれを干したものだというとピンとくる人もいるかも。

一番適切に形状を表しているのは茎レタスという呼び名だ。
その名から想像できる通り、
まさにレタスの茎がうにーっと伸びたような野菜なのだ。

ただし、食べるのは茎の部分。
厚めに皮をむいてから千切りにして和えものにしたり、
薄切りにして炒めものに、
または拍子木切りにして鍋物に入れたりする。
葉っぱは通常食べないみたいだけど、
同じく鍋物の具として食べたりもするみたい。

このウオスンのおいしい食べ方の一つが、
「干して炒める」。
ウオスン単体で炒める(多くの場合干鍋と呼ばれる鉄鍋で)こともあるが、
たいていはこの料理のように豚バラ肉、
それも塩漬けしたものや少し燻してあるものと一緒に炒めることが多い。

これが好きで好きで。
干したウオスンの日向臭い感じと凝縮した旨み、甘み、
それと豚バラ肉がよく合う。
ちょっと甘辛い濃い目の味付けなことが多いので
ご飯が進む力のあるおかずとしても最適。

四川料理レストランに限らずいろんなお店のメニューにあるので
ぜひ頼んでみて!

***

さて、この日頼んだほかの料理をざっと写真で。

夫妻肺片(fu1qi1 fei4pian4):48元
牛肉とモツの四川風タレがけ

P1030507.JPG

改めて値段見ると、高いなあ!!

散養土鶏炖脆笋(san3yang3 tu3ji1 dun4 cui4sun3):48元
放し飼い鶏とコリコリ筍の煮物

P1030513.JPG

芝麻葱香包(zhi1ma2 cong1xiang1 bao1):26元
ゴマ葱風味の包子

P1030515.JPG

中身は豚肉と漬け物……だったっけ?

P1030516.JPG

醤油炒飯(jiang4you2 chao3fan4):18元
醤油チャーハン

P1030514.JPG

すごい色。
でも色ほどしょっぱくありません。

***

ところで、この日は日本から出張でいらした友人Rさんを囲んで
日本人女性4人の食卓。

食事もほぼ済んでそろそろお会計というタイミングで、
Rさんがお土産をくださった。

虎屋のミニ羊羹詰め合わせ。
一つ一つきれいに箱詰めされ、包装され、
しかもお持ち帰り用の紙袋までつけてくださる細やかな心遣いに、
「うわ〜っ!」
と思わず歓声が上がった。

同席していたFさんが
「開けていい?」
と包装を解こうとすると、
それがお隣のテーブルの中国人男性の興味をいたく引いたらしく、
Fさんの手元をじっと見つめている。

「あの人、気にしてる気にしてる!
 わざとゆっくり開けよ。」

悪戯心たっぷりのFさんが
ちょっと開けては
「やっぱやめとこ。」
なんて言ってじらすと、
おじさん、ますますガン見。

ついにしびれを切らして、
「それ、何?」
と聞いてきた。

出た〜!
隣の客ガン見、そして気楽に話しかける!

こういうの、日本だとないんだよなあ。
みんなもんのすごく見たいのに
「あんまり見ちゃ悪い」
と思って見られない。
お母さんからも
「人のことをあんまりじっと見ちゃいけません。失礼だから。」
なんて言われて育つもんなあ。

日本で同じことをすると警戒されて
「何この人?」っていう目で見られてしまう。

それにひきかえ北京の水煮魚屋では
虎屋の羊羹がきっかけになって
お隣のテーブルとちょっとした日中交流が繰り広げられた。

さらに、この後隣のテーブルに巨大揚げゴマ団子が登場し、
今度は私たちがガン見。

そしたらおじさん、
「よかったら1つどう?」

ガン見交流、悪くない。


▼これまでの「沸騰魚郷」関連記事
【沸騰魚郷】担担麺
【沸騰魚郷】干[火扁]茶樹
【沸騰魚郷】香椿苗拌鶏珍
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜


◆お店情報
沸騰魚郷(燕莎橋店)
朝陽区新源南路甲3号
010-8455-2333
<アクセス>
燕莎橋、昆侖飯店の向かいにある佳芸時尚広場のすぐ左手にある路地を入り、
突き当たり。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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posted by ayazi at 00:00| 北京 🌁| Comment(4) | 蔬菜類(野菜料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国語の勉強を兼ねて拝読しているものです、現地で活動中の貴姉に対し失礼と思いますが前述の[wo1sun3]は日本における辞書では莴笋のようです(草カンムリ)拝
Posted by 初学乍练 at 2012年06月21日 15:31
>初学乍練さんへ

ご高覧、そしてコメントをありがとうございます。
wo1sun3のwoの字が文字化けしてしまって読めないのですが、「萵」でしょうか?
そうであれば、おっしゃる通りです!
私がずっと勘違いしておりました。
大変申し訳ありません!
本文も訂正いたしました。
ほかの関連エントリーも追って訂正いたします。
ご指摘ありがとうございます!
Posted by ayazi at 2012年06月21日 16:16
ご回答ありがとうございます、発信した後文字化けに気づきましたがあ後の祭りでした、失礼しました。中国語サークルの仲間で北京へフリーツアーで行きたいと計画中で、必死に貴姉の書籍&ブログを拝読しています、特に胡同界隈の情景(私も食中心です)に興味津津です。拝
Posted by 初学乍练 at 2012年06月25日 21:53
>初学乍練さんへ

ご指摘いただいてありがとうございました!
食中心の旅行、いいですよね!
私も観光は食の合間に挟むという感じです。
拙著、拙ブログが参考になりましたら幸いです。
Posted by ayazi at 2012年06月26日 13:46
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