2012年04月30日

【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之二)

潮州家庭料理大集合
潮州住家菜大展示(Chao2zhou1 zhu4jia1cai4 da4 zhan3shi4)
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【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

続いて野菜もの。

大地魚炒広東芥菜(da4di4yu2 chao3 guang3dong1 jie4cai4):48元
干し魚と広東芥欄の炒めもの

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以前よく通っていた新城国際近くの潮州料理レストラン「潮汕小館」でも
よく頼んでいた料理。

▼新城国際近く「潮汕小館」の記事
【潮汕小館】潮州菜
(最近引越ししたというウワサも)

大地魚はエイヒレみたいな感じの干し魚。
これと芥蘭との組み合わせは潮州あたりでは定番ということかな?

芥蘭がコリコリした食感でいける。
野菜の炒めものに魚の干物を入れるって目から鱗の発想。
でもなかなか合います。

上湯西洋菜(shang4tang1 xi1yang2cai4):48元
クレソンの炒めもの・スープ仕立て

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最近よく見かけるクレソンもの。
最近は近所の市場でも見かけるようになってきた。
南のほうでは前から食べられていたのかな?

日本ではクレソンなんてステーキの飾りくらいで
ワシャワシャ食べるイメージがないけど
(実際お高くてワシャワシャなんて食べられないけど)
こっちだとそれほど高くないのがうれしい。

ちょっと苦味があって、青々してて、おいしいです。

秘制蘿蔔(mi4zhi4 luo2bo):48元
大根の煮物

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なんていうか、懐かしい味。
何度もリピートしてる定番料理だ。

高湯煨涼瓜(gao1tang1 wei4 liang2gua1):58元
ニガウリのスープ煮

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これはネット上で評判がよかったので味見してみた。
上品なスープで煮込んであって、やさしい味付けだ。
豚バラ肉(塩漬け)も入ってるよ!

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松籽南瓜煲(song1zi3 nan2gua1 bao3):58元
カボチャの煮込み・松の実添え

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カボチャを揚げるか炒めるかしてバター風味で煮込み、
松の実を散らした料理。

潮州料理ではなくて創作料理だと思うのだけれど、
これはかなりイケる!

これをお持ち帰りしてカレーパウダーを振りチーズをのっけてオーブンで焼いたら、
これまた美味!!

瑶柱高湯春菜煲(yao2zhu4 gao1tang1 chun1cai4 bao3):48元
貝柱と春菜の高湯スープ煮

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カラシなみたいな感じのする春菜と豚バラ肉、そして貝柱。
さっぱりしているけど旨みはしっかり。

主食の部。
念願の、豚ラード醤油ぶっかけ飯!

猪油撈飯(zhu1you2 lao1fan4):18元
豚ラード醤油ぶっかけご飯

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ご飯の上にはカリカリに揚げた豚ラード。
ここにアツアツの豚ラード醤油ダレをぶっかける!

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うわお!何てこと。
究極のデブ飯である。

そして、まぜる!
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まぜる!!

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そして喰らう!!!

バター醤油ご飯の中華版とでも呼べばいいか。
おかわり必至、問答無用のうまさだ。

このカリカリがまた!

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で、2人でどんぶり1杯ペロリと完食した。

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こういうのを、「風巻残雲(feng1juan3 can2yun2)」というらしい。
もとの意味は風がちぎれ雲を吹き払うこと。
強風が雲を一掃。
つまり、あっという間にペロリときれいにたいらげるってこと。

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(最近行ったら、こんな可愛らしいどんぶりに入ってきた)

んもう、これ、最強の主食なのだが、
この店はチャーハンの評判もなかなかいい。

欖菜松籽炒飯(lan3cai4 song1zi3 chao3fan4):58元
欖菜と松の実入りチャーハン

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欖菜、または橄欖菜というのは漬け物。
オリーブの葉という話なんだけど、ホント?
これと松の実、豚肉のみじん切りの入ったチャーハン。

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う、うま。
猪油撈飯もいいけど、これもまた捨てがたい。

最後にデザート。
ネットで評判のよかったデザートもちょいと味見。

白果芋泥(bai2guo3 yu4ni2):18元
銀杏入りタロイモペースト

P1030556.JPG

ネットでみんなが褒めまくっているので一度食べてみたかったのだが、
これは一度でよいかな。

甘さ自体はほんのりしてて上品なのだが、
かなり大量に油が入っていてそれがしつこい。
最後に食べるにはヘビーだと思う。

これが大人気ってことは、
中国人はこの油たっぷりスイーツに慣れているからだろうか?
こっちって、小豆や棗で作るあんこにもかなり油が入っているからなあ。

***

ほんとお気に入りのお店なので、
これから時間をかけてメニュー制覇を目論んでいる。
正直なところほかのレストランよりはかなり割高だけど、
料理はどれも丁寧でおだやかな味付けで食べやすい。
メニューに写真がないので注文は少し苦労するかもしれないけれど、
一食の価値はあり。

*ご注文の際にはぜひこのブログ記事を参考にしてくださいね〜!


▼これまでの「一家一飯堂」関連記事
【一家一飯堂】潮州住家菜
【一家一飯堂】潮州住家菜大展示(之一)


◆お店情報
一家一飯堂
朝陽区亮馬橋路甲46号亜星大厦1階
010-6462-4036
P1010042.JPG
(外の表示には「飯堂」とだけ書いてあります)
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅下車。
亮馬橋路を四環路方面に向かい、福景苑のある交差点で右折。
秘苑を越えてしばらく歩くと左手にあります。

*席数があまり多くないので、事前の予約をお勧めします。


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posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(8) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりに来てみたらなんと美味しそうな事!!
ぶっかけご飯いいですね〜
Posted by katka(かてぃか) at 2012年05月01日 16:47
くゎー、これですか、例のブタ飯。
単品もいいけど、ラーメンと一緒に食べるともっと美味そうな
(って、完全にカロリーオーバーですが)

潮仙小館ですが、ケリーセンターの北側にあった店がなくなり、
南側光華路のeタワー(数碼大厦)2階に同じ名前の店が最近
できているので、おそらく移転ということではないでしょうか。
Posted by S.I.@Beijing at 2012年05月03日 10:59
>katka(かてぃか) さんへ

このご飯はキケンです!
Posted by ayazi at 2012年05月03日 13:27
>S.I.@Beijingさんへ

ブタ飯にラーメンですか……
デブ街道まっしぐら決定ですね。

潮仙小館の移転話、先日もうかがいました。
移転したらいろんな面で変化があるかも?
一度行ってみることにします。
Posted by ayazi at 2012年05月03日 13:33
南方に長く住んでました。

北京ではほとんど知名度の無い潮州料理ですが、最近の英字情報誌2012年ベストレストランにも名前が挙がってた、このお店。とーっても期待して行きました。

注文した料理。
大地魚広東ガイラン
咸魚蒸肉餅
ローソイ鵞鳥肉とレバーの盛合せ
スープ2種
ご飯
さつま芋のお粥

満足だったのは大地魚広東ガイランのみ。
他は潮州料理知らない人が作ってるとしか思えなかった。

潮州料理は本来日本人の口に合う。
干し海老や干し貝柱、煮干しなんかも使ってダシを取るし、ローソイは濃い醤油煮込みの味付けだが、あっさりした蒸し魚など、油っこく無くて新鮮な素材を生かしたサッパリ味の料理も多い。

南方に居た当時、日本のお客様を広東料理や潮州料理にご案内した。初めて潮州料理を食べて「日本の味に似ている!」という感想の人が多かった。広東料理ではこの感想は出なかった。

だから北方の中華料理に慣れた方には、このお店の味が美味しく感じるのもわかる気がする。北京で食べるならこのお店が好き、という方は行かれたらいいと思う。

もし香港や本番の汕頭、潮州で潮州料理に馴染みのある方は、私のようにがっかりするかもしれない。

Ayaziさん、気に入っていらっしゃるお店をこんな風に言って御免なさい。好みは人それぞれなので、北京の地方菜の中の選択肢としては、日本人に好まれる味のお店だと思う。

建設的なコメントにしたいので、一緒に食べてくれた潮州人のアドバイスを添えます。
「咸魚蒸肉餅は、国貿の中海広場地下1階にある龍記のものが本番の味。値段もここ程高くない。」
この龍記は香港の大牌當式(大衆食堂)広東料理の店。広東料理に混じって潮州料理も何品かあるらしい。
Posted by みみ at 2012年05月05日 16:39
>みみさんへ

コメントありがとうございます!
本場の味をご存知の方の感想をお聞かせくださって、大変参考になります。

私は南方に長期滞在したことがないので、確かに本場の潮州料理をきちんと味わったことはありません。
香港でちょっと食べたくらいでしょうか。

以前、新城国際近くの潮汕小館に行った時に、私はとてもおいしいと思いましたが、香港に長く駐在されていた方は「別にそこまででもないけどなあ」という感想をお持ちでした。

このお店も、本場の味を知っている方にとっては期待はずれなレベルということなのですね。
これは一度本場に行ってみなければ!

オススメのお店情報もありがとうございます!
中海広場地下1階の龍記ですね!
今度行ってみます。
Posted by ayazi at 2012年05月07日 01:23
中国人も時々言うセリフですが、日本人の口に合う、というのが褒め言葉のように使われているのは少し寂しいですね。

多くの日本人がしょっぱいだけっていう炸醤面、いいじゃないですか!
Posted by ジミー荒川 at 2012年05月08日 00:27
>ジミー荒川さんへ

日本人向けに書いているブログなので、「日本人の口に合う」をついつい誉め言葉的に使ってしまいます。
実は結構「私には物足りないけど」というニュアンスも入ってることもありますが(笑)。

炸醤麺はしょっぱいだけだとやっぱり厳しいかなあ。
そこにうまみや風味がしっかりあればある程度しょっぱくてもOKです。
Posted by ayazi at 2012年05月09日 13:49
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