家庭式意大利菜(jia2ting2shi4 Yi4da4li4cai4)
【ところ:地安門外/ねだん:チェック忘れました】
(店内暗くて、写真があまりよくないのが残念)
【お知らせ】
mercante、現在オーナーシェフがバカンスでイタリア帰国中につき閉店中。
8月28日から営業だそうです。
いやー、大胆というか、なんというか……(2012/8/26付記)
北京の原宿こと南鑼鼓巷からひょいと横道にそれて
胡同の中をくねくねと歩いていくと、
ちょっとした市場というか、商店がいくつか集まった一角がある。
近所の住民たちが食材を買いに来る庶民的なマーケットだ。
このマーケットの並びに、
小さな可愛らしいイタリアンレストランができた。
(1月31日開店)
その名も「mercante」。
イタリア語で「商人」という意味だ。
(というのは今回初めて知ったけど)
だから中国語名は「商賈」。
ちなみに「shang1gu3」って読むんだよ!
「shang1jia3」じゃないよ!
(とえばっているが、これも今回ようやくちゃんと覚えたばかり)
小さなお店だし、
あまりにさりげなく周りの風景に溶け込んでいるので
うっかりすると見過ごしてしまいそうになる。
右隣は果物屋さん。
左隣は小超市。
ここのご主人はパルマのご出身とかで、
パルマハムとパルメザンチーズが売り。
でもってパスタはすべて手打ち。
出すお料理は家庭の味なんだとか。
食材はどれも「いい塩梅」(というか「食べごろ」ってことかな)を保証!
「“年齢”にこだわっています」
というキャッチフレーズの通り、
食材の熟成期間にはかなりのこだわりがあるようだ。
パルマハムは24ヶ月、
パルメザンチーズは30ヶ月。
そしてシェフは35歳(なんだ!)
最初に立ち寄った日は食事の後だったので
バルサミコ&ラズベリーソースのパンナコッタをちょっと味見して、
後はイタリアの赤ワインを1杯飲んだだけ。
パンナコッタ(ラズベリーとバルサミコ酢のソース):36元
でもイタリア人らしき西洋人のお客さんでとてもにぎわっていた。
にぎわい始めたのは9時過ぎと、
まったくもってヨーロッパ時間?だったけどね。
店内はほんわかした温かい雰囲気。
お店の人もフレンドリーで感じがよかった。
(ホワイトバランス失敗してて温かい感じに見えないけど)
それに料理もなかなかおいしそう。
「よし、次回はぜひ食事を!」
と再訪を誓ったのだった。
***
そして後日。
あれこれ味見しようと4人の食いしん坊で再訪。
1人先に着いてしまったので食前酒にカンパリのカクテルをもらったら、
ナッツの盛り合わせをサービスしてくれた。
メニューは前菜が4種類、
(しかもそのうちかなりのものがブルスケッタ……笑)
パスタがどちらかというと細めのタリアテッレが1種類、
かなり太めのパッパルデッレが2種類、
あとはトルテッリという詰め物入りパスタが4種類くらい。
すべて手打ち。
メインは牛肉が1種類と魚(ツナとサケ)が2種類。
残りはパルマハムとチーズの盛り合わせとか、つまめる系のもの。
それとライスケーキ、パンナコッタ、ティラミスなどドルチェ。
私たち4人が頼んだのは……
(ちゃんとしたメニュー名と値段のチェックを忘れたのだけれど、
一緒に行った方がメニュー写真を送ってくれたので直しました!)
フレッシュリコッタチーズとセロリの前菜:32元
リコッタチーズ好きさんがいたのでこれ。
爽やか〜。
セロリとリコッタチーズ、合います。
アンチョビとドライトマト、ケーパーの前菜:?元
(入手したメニューにはなし。どうやら追加メニューみたい)
アンチョビ好きの私がプッシュ。
このドライトマト、いける!
そしてパスタを3種類。
この手打ちパスタのおいしさは特筆もの!
生パスタならではの歯ごたえがなんともいえなかった。
あの食感は乾麺では出せないなあ。
パッパルデッレ(ウサギ肉のラグー):68元
なんていうんでしょうね、
すごくコシがあるというわけではないんだけど、
ふまふましてて、シコシコ。
トルテッリ(カボチャとフルーツマスタード):68元
カボチャのペーストはほんのり杏仁の味がして小技がきいてる。
トルテッリ(ジャガイモとパルマハム):68元
わあ!ジャガイモがまたほくほくでうんまい!
新ジャガだから?
ポテトコロッケがしっかり生地の餃子の中に入ってる感じだ。
メインはお肉。
オーガニックビーフフィレのグリル
(ポレンタと小タマネギのバルサミコ酢煮を添えて):128元
ビーフもまずまず。
シーソルトがあしらってあります。
でも出色だったのはタマネギ!
とろりとしてて、舌の上でやわらかく溶ける。
今思い出してもうっとり。
ほかには
ツナ・フィレのパルメザンクリームソース(ブロッコリーとポテトのパイ添え):148元と
サーモン・フィレ(グリーンアスパラガス添え):98元がある。
パルマハムとパルメザンチーズの盛り合わせ:138元(かな?)
いい塩梅に熟成していて、納得の味。
延々ワインが飲み続けられそうだ。
ほかにもビーフのカルパッチョ(118元)とかチーズ盛り合わせ(168元)など。
(メニューは少しずつ変わっている模様)
ここの料理、どれも限りなく地味〜な感じでパッと見は冴えないけれど、
実においしかった!
それに甘栗買った時の紙袋みたいな袋
(魚屋でエビが入ってるやつみたいとも言う)に入れて出してくれる
手作りパンもうまーーーい。
ビスコッティみたいな感じで少し固め。
カプチーノにひたして食べたい感じだ。
お店はこの日もイタリア人らしきお客さんでいっぱいだった。
(やはりピークは9時頃からだったけど)
お洒落したり気どったりしなくても
普段着でひょいっと寄れる近所の食堂みたいなイメージ?
洗練されたお洒落なお店でも、
アニーズみたいなファミレス系でもない、
言ってみれば日本の定食屋とかおばんざい屋さんのような
まったく本当に家庭的な料理を出すお店。
私たちはワインをかぱかぱ飲んでしまったので結構な値段になってしまったが、
料理だけなら1人100元ちょっとくらいで収まるのでは?
いいお店です。
また行こ。
◆お店情報
mercante(商賈意大利餐廳)
東城区地安門外大街方磚廠胡同4号
010- 8402-5098
<アクセス>
地安門外大街のマクドナルドもしくは地百商場の向かいにある胡同を入り、
しばらく行ったところにあります。
浩語賓館の1階テナント、果物屋さんの左隣です。
南鑼鼓巷方向から来るなら、
沙井胡同か黒芝麻胡同経由で方磚廠胡同へ。
ただし南鑼鼓巷からだとかなり分かりにくいので
こちらの地図を参考にされるとよいと思います。
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北京。おいしい生活。
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