2012年04月27日

【晋陽飯荘】山西菜(之二)

山西料理
山西菜(Shan1xi1cai4)
P1030079.JPGP1030078.JPG
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【ところ:珠市口西大街/ねだん:記事参照】
(わー、茶色いー)

清明節に牧童に導かれて(?)やって来た晋陽飯荘。
メインの料理はこれだ。

晋陽香酥鴨(jin4yang2 xiang1su1ya1):70元(1/2羽)
ダックのサクサク揚げ

P1030075.JPG

下味をつけたダックをまるごと揚げた料理。
もともと山西料理というわけではなく、
この店が創作した料理なんだそうだ。

▼「香酥鴨」についての過去記事
【晋陽双来飯荘】山西菜(之二)

ネット上の説明によると、
開業した頃に出していた燜炉焼鴨という山西料理を出していた。
ところが北京にはロースとダックがあふれていて、
しかもどれも同じような味。
そのせいで燜炉焼鴨はあまり売れ行きがよくなかった。
そこで創作したのが、
巷にあふれるローストダックとは味わいの違う香酥鴨という料理。
高温で揚げるため余分な油が落ち、
外側はカリッと香ばしく、中の肉はやわらかくてジューシー。
以来、香酥鴨は晋陽飯荘の名物料理になった。

北京では、山西料理といえば晋陽飯荘というイメージが強いからなのか、
老舗の影響力なのか、
はたまた香酥鴨そのものがおいしかったからか、
今北京の山西料理レストランのメニューにはこれが載っていることが多い。

2人で1羽はさすがに無理だというので1/2羽頼んだのだが、
なんかこう、ゴロリと転がっていて物体チック。

P1030076.JPG

断面から見ると結構微妙な眺めだ。

P1030077.JPG

不思議なもので、店員さんに切ってもらうと食べ物になった。

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テーブルナイフでなんなく切り分けられることからも分かる通り、
軽い感じによく揚がっている。

サクサク。

P1030080.JPG

北京ダックと同じように
薄く焼いたクレープのような餅(bing3)にくるんで食べる。
お好みでキュウリや葱、甜麺醤と一緒にどうぞ。

P1030083.JPG

そしてもう一品はこれ。

晋陽過油肉(jin4yang2 guo4you2rou4):35元
豚肉と五目野菜の炒めもの

P1030082.JPG

山西料理といえば過油肉。
しっかり下味をしみこませた薄切り豚肉を油にさっとくぐらせてから
五目野菜やキクラゲと一緒に炒めた料理。

▼「過油肉」についての過去記事
【凱瑞大酒店】山西菜

そこらの山西料理店で過油肉を食べるととにかく油ぎとぎとで閉口するが、
ここのはさすがにそんなことはなく比較的食べやすい。
でも、本来ならもっときかせてあるはずの黒酢の風味が足らず、
山西料理というより山東料理といった風情だ。

それはこのキノコの炒めものも同じ。

山西風キノコ炒め:?元
P1030078.JPG
(メニュー名と値段のチェック忘れました)

すぐ近くにある豊澤園で出していてもおかしくない?

同じく山西省名物の刀削麺もどことなく北京風。

刀削麺(dao1xiao1mian4):4元(大)
タオシャオ麺

肉丁炸醤(rou4ding1 zha2jiang4):16元(小)
肉味噌

P1030084.JPG

肉味噌あんだったから北京っぽい味だったのかなあ。
ほかのあんを頼めば少しは違ったのかもしれない。

P1030085.JPG

麺は結構しっかりコシもあってよかったです。

P1030087.JPG

***

晋陽飯荘は北京一の老舗山西料理レストランではあるけれど、
味からすると「北京風山西料理」といったところかな?
むしろ山東料理の味わいに近いと感じた。

本場の味に近いということでは、
亜運村の唐都大酒楼のほうがオススメかも。

▼「唐都大酒楼」関連記事
【唐都三晋酒楼】山西菜(旧ブログ)
北京唐都三晋酒楼(大衆点評網)

このお店、
太原では広東料理レストランだってとこが笑っちゃうんだけど。


▼これまでの「晋陽飯荘」関連記事
【晋陽飯荘】山西菜(之一)


◆お店情報
晋陽飯荘
西城区珠市口西大街241号
010-6303-1669
P1030067.JPG
<アクセス>
和平門から南新華街を南下し、珠市口西大街にぶつかったら左折。
東方向にしばらく行ったところにあります。
道の北側です。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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