炸醤麺(zha2jiang4mian4)
【ところ:−/ねだん:−】
ある中国人のお宅にお邪魔して
手作りの炸醤麺をご馳走になる機会があった。
炸醤麺は数え切れないくらい食べているけど、
家庭で作ったものを食べたことは驚くほど少ない。
この日の料理人は息子さん。
ご結婚もされていてご両親とは同居されていない(たぶん)のに
炸醤麺を作るためにわざわざ来てくださったらしい。
かたじけない。
お母様曰く、
「彼が作る炸醤麺が一番おいしいから。」
中国人のお宅に遊びに行くと、
料理担当が男性であることがよくある。
以前うかがった留学時代の先生のお宅でも
腕を振るったのは旦那さんだった。
理由は、
「彼のほうが上手いから。」
男か女かにかかわらず、得意なほうが料理をする。
中国っていいな、と思うことの1つだ。
本当は肉味噌の作り方からじっくり見学して
家庭の味をマスターしたかったのだが、
残念ながら諸事情でそれは叶わず。
でもいいの。
主目的は食べることだからね!
家庭で食べる炸醤麺のいいところは、
麺の上に野菜をたっぷり乗せられることだ。
お店で食べるものは
野菜が申し訳程度にちょろちょろとしか乗っていなくて、
物足りない思いをするが、
家庭でなら麺ちょっとに野菜大盛りなんてこともできる。
この日準備された野菜は、
ニンジン、キュウリ、大根の千切り、
ゆでたホウレンソウとチンゲンサイ、それに大豆と青豆。
ほかにも卵焼きがあった。
卵焼き!
炸醤麺に卵焼きなんて、初めてだ。
(ところどころ酒のアテが紛れ込んでおります)
「炸醤麺には北京スタイルと天津スタイルがあってね。
北京のは上に乗せる野菜が少なめで、
天津のはたっぷり野菜を乗せるんですよ。
今日のはどっちかというと天津寄りかな。」
料理人氏が説明してくれた。
「さあ、どうぞどうぞ!」
という声を合図に、
それぞれ麺を取りそこに思い思いの野菜をトッピング。
私は麺をほんのちょっと。
そこに野菜を山盛りにしていただいた。
野菜全部盛り。
面白かったのが大根の千切り。
シャキシャキとした軽快な歯ざわりが楽しいし、
それに何よりみずみずしい。
炸醤麺は肉味噌の味が重ためなのでどうしてもしつこくなってしまうが、
大根のおかげであっさり食べられる。
肉味噌ももちろん手作りだ。
通常は豚バラ肉を小さく切ったものを使うけれど、
この日は挽肉にしたとのこと。
(といってもかなりの粗引きだが)
味付けはややしょっぱめ。
でも落花生の漬け物らしきものが入っていて、
それがアクセントになってなかなかいける。
それにやっぱり家庭で作ったもののほうが油が少ないかも。
いや、それでもかなりの量の油なんだけれども。
麺は手打ち。
でも家で打ったわけではなくて、買ってきたものだそうだ。
コシはそれほどなかったけれど、
つるつるとなめらかでいくらでも入ってしまいそう。
でも家庭で食べる炸醤麺で何がうれしいかって、
やっぱり野菜がもりもり食べられることなのだ。
おかわりもやっぱり、
麺ちょっとに野菜てんこ盛りでいただいたのだった。
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。
■ayaziの本■
「食」の中国語
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)
「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
【関連する記事】



面碼は僕も何度か記事にしています。もしYAHOO BLOGにアクセスができたら、下記のコメント欄を見てやってください。
やたらに面碼の野菜が多い炸醤面を見た北京人の感想↓
http://blogs.yahoo.co.jp/jimmy_arakawa/33974404.html
こだわりは無いといいながらも、相応しい面碼を教えてくれた北京人↓
http://blogs.yahoo.co.jp/zhangsiyuanca/13453565.html
天津衛ジャージャー麺のトッビンク↓
http://blogs.yahoo.co.jp/blood_seat_remark/1233409.html
懐かしい「燕京」ビールのようですが?
こういう料理が作れるようになりたいです!
私の中医薬大時代の先輩にあたる方が、今北京にいるんですけど…実は、ayaziさんと仲良しだと聞いて驚きました!
凄いご縁だと思いました〜
なんだかうれしいです!(^^)
せっかくお教えいただいたのですが、貴ブログ拝見できず。
残念です!
切麺は文字通りエッジがきいていて、心なしか食感もしっかりしているように感じます。
はい、普通燕京です。
私も作れるようになりたいです……笑
中医薬大学出身で北京在住の方、複数いらっしゃるのですが、お知り合いなのはどなたでしょう?
ayaziさんと同じビルの会社に勤務しているって言ってました。
この記事の書き主です。
http://china.alc.co.jp/culture/raku/
在学中はあまり交流が無かったのですが…共通の友人がいて、再度、ご縁が繋がりました。
私のブログを見て「仲良しです〜!」とメールをくれ…びっくりでしたぁ!
おお、分かりました!
仲良くさせていただいてます!
こんなご縁があるなんて、世の中広いようで狭いですね!
私は韓国滞在が長かったので、韓国風は沢山食べました。
12月の北京出張では刀削麺やジャージャー麺たべて来ます。^_^
野菜多めは天津風との説明でしたが、天津で炸醤麺を食べたことがないので、自分で確かめたわけではありません。
天津に行くとほかのものを食べてしまうので……
北京の麺もの、楽しんでくださいね!