蘇州菜(Su1zhou1cai4)
【ところ:東交民巷/ねだん:記事参照】
前にも書いたが、
実は老舗系のお店に弱い。
留学生から北京生活をスタートさせたので
老舗は高くて敷居が高かったし、
近所の安いお店のおいしさにはまってそればかり探求していて
老舗まで気持ちが向かなかった。
働き出してからも老舗に通うほど懐が豊かだったわけではなく、
やっぱり庶民的な店にばかり通っていた。
結果、誰もが知っているような老舗なのに
行ったことがないという店が結構ある。
最近、さすがにそれではいかんと反省して、
今更ながらだが意識的に老舗の店に行くようにしている。
松鶴楼も老舗中の老舗の蘇州料理レストランだが、
これが初訪問。
ご一緒した方は松鶴楼経験者で、
その方曰く改装してなんだか豪華になったとのこと。
ついでに値段もずいぶん上がったようだ。
玫瑰蘿蔔花:(mei2gui luo2bohua1):28元
大根の醤油漬け
大根の花って、ねえ?
きれいっちゃきれいだけど、
こういうのって、どうなんでしょう、ねえ?
個人的にはあまり必要性は感じないんだけど。
「玫瑰(mei2gui)=バラ」なんだけど、
これはこのお花盛り付けがバラの花をかたどっているから?
それともバラのジャムが入ってるとか?
食べてもよく分からなかった。
味自体は大変おいしゅうございました。
陳酒酔鶏(chen2jiu3 zui4ji1):58元
鶏肉の紹興酒漬け
江蘇あたりの料理を食べにくるとついつい頼んでしまう一品。
さすが、安定感のあるおいしさ。
せっかく松鶴楼に来たので、名物の松鼠桂魚を頼む。
松鼠桂魚(song1shu3 gui4yu2):228元
揚げた桂魚のあんかけ
が、これはいただけなかった。
カリカリとした歯ごたえがまったくなく、
しとっている。
明らかに先に揚げておいた作り置きだ。
道理で電光石火の早業で出てきたと思った。
普段は松鼠桂魚を頼むことなんてほとんどない。
老舗の名物料理だから、と意を決して頼んだというのに、
これはガッカリだ。
響油鱔糊(xiang3you2 shan4hu2):88元
タウナギの旨煮
そのかわり、タウナギは大変美味だった。
ほかの店で食べると若干くどいと感じるのだが、
ここのは非常に上品だった。
淮揚獅子頭(Huai2yang2 shi1zitou2):38元
肉団子のスープ煮
ふんわり肉団子。
中には蟹肉入り。
蟹粉豆腐(xie4fen3 dou4fu):28元
蟹肉豆腐
蟹がだぶったけど。
こちらも納得のお味。
蒓菜銀魚湯(chun2cai4 yin2yu2 tang1):28元
ジュンサイとシラウオのスープ
日本のジュンサイに比べるとかなり大ぶり。
ジュンサイのスープは普段あまり飲まないが、
(宴会やコースじゃない限り、スープ自体そんなに頼まないけど)
たまに飲むとさっぱりしておいしいね。
碧緑空心菜(bi4lv4 kong1xin1cai4):58元
空心菜の炒めもの
こっ、これは……
「そこまでするか??」的なおせっかい盛り付け。
なんだか食品サンプルみたいで気持ち悪いよ。
味は悪くないのに、なんだかもったいない気分だ。
それに値段、高いッ!
空心菜をそろえる手間賃?
せっかくだから主食も2つ。
手工葱油拌麺(shou3gong1 cong1you2 ban4mian4):12元
葱油混ぜ麺
上海訪問時のお楽しみ、滄浪亭のものには及ばないけど、
(滄浪亭に行ってもあの味はもうなくなっちゃったけどサ)
まあ、まずまず。
如意生煎包(ru2yi4 sheng1jian1bao1):6元
焼き肉まん
何がどう如意なのかは不明だが、
これも味はきちんとおいしかった。
***
どの料理も全般的に安心して食べられるおいしさだったと思う。
さすが老舗。
それだけに、松鼠桂魚の手抜きが納得いかない。
空心菜炒めの向きをそろえるくらいなら、
桂魚をその都度揚げる手間を惜しまないでほしいと思う。
時間がかかっても揚げたてパリパリを食べたい。
残念。
◆お店情報
松鶴楼菜館
崇文区台基廠大街10号
010-6524-5223
<アクセス>
王府井から台基廠大街を南下すると左手(東側)にあります。
台基廠三条とぶつかる十字路の近く、教会のちょっと北です。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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なのになんということ!せっかくおいしいのに作り置きを出すだなんて・・・
変なふうに効率化を追求してしまっているのでしょうか。
人気料理で期待していただけに残念でした。