2012年04月13日

【松鶴楼菜館】蘇州菜

蘇州料理
蘇州菜(Su1zhou1cai4)
P1010075.JPGP1010078.JPG
P1010072.JPGP1010077.JPG
【ところ:東交民巷/ねだん:記事参照】

前にも書いたが、
実は老舗系のお店に弱い。
留学生から北京生活をスタートさせたので
老舗は高くて敷居が高かったし、
近所の安いお店のおいしさにはまってそればかり探求していて
老舗まで気持ちが向かなかった。

働き出してからも老舗に通うほど懐が豊かだったわけではなく、
やっぱり庶民的な店にばかり通っていた。
結果、誰もが知っているような老舗なのに
行ったことがないという店が結構ある。

最近、さすがにそれではいかんと反省して、
今更ながらだが意識的に老舗の店に行くようにしている。

松鶴楼も老舗中の老舗の蘇州料理レストランだが、
これが初訪問。

P1010068.JPG

ご一緒した方は松鶴楼経験者で、
その方曰く改装してなんだか豪華になったとのこと。
ついでに値段もずいぶん上がったようだ。

玫瑰蘿蔔花:(mei2gui luo2bohua1):28元
大根の醤油漬け

P1010070.JPG

大根の花って、ねえ?
きれいっちゃきれいだけど、
こういうのって、どうなんでしょう、ねえ?
個人的にはあまり必要性は感じないんだけど。

「玫瑰(mei2gui)=バラ」なんだけど、
これはこのお花盛り付けがバラの花をかたどっているから?
それともバラのジャムが入ってるとか?
食べてもよく分からなかった。
味自体は大変おいしゅうございました。

陳酒酔鶏(chen2jiu3 zui4ji1):58元
鶏肉の紹興酒漬け

P1010069.JPG

江蘇あたりの料理を食べにくるとついつい頼んでしまう一品。
さすが、安定感のあるおいしさ。

せっかく松鶴楼に来たので、名物の松鼠桂魚を頼む。

松鼠桂魚(song1shu3 gui4yu2):228元
揚げた桂魚のあんかけ

P1010074.JPG

が、これはいただけなかった。
カリカリとした歯ごたえがまったくなく、
しとっている。

P1010075.JPG

明らかに先に揚げておいた作り置きだ。
道理で電光石火の早業で出てきたと思った。

普段は松鼠桂魚を頼むことなんてほとんどない。
老舗の名物料理だから、と意を決して頼んだというのに、
これはガッカリだ。

響油鱔糊(xiang3you2 shan4hu2):88元
タウナギの旨煮

P1010072.JPG

そのかわり、タウナギは大変美味だった。
ほかの店で食べると若干くどいと感じるのだが、
ここのは非常に上品だった。

淮揚獅子頭(Huai2yang2 shi1zitou2):38元
肉団子のスープ煮

P1010080.JPG

ふんわり肉団子。
中には蟹肉入り。

P1010083.JPG

蟹粉豆腐(xie4fen3 dou4fu):28元
蟹肉豆腐

P1010077.JPG

蟹がだぶったけど。
こちらも納得のお味。

蒓菜銀魚湯(chun2cai4 yin2yu2 tang1):28元
ジュンサイとシラウオのスープ

P1010082.JPG

日本のジュンサイに比べるとかなり大ぶり。
ジュンサイのスープは普段あまり飲まないが、
(宴会やコースじゃない限り、スープ自体そんなに頼まないけど)
たまに飲むとさっぱりしておいしいね。

碧緑空心菜(bi4lv4 kong1xin1cai4):58元
空心菜の炒めもの

P1010078.JPG

こっ、これは……
「そこまでするか??」的なおせっかい盛り付け。
なんだか食品サンプルみたいで気持ち悪いよ。
味は悪くないのに、なんだかもったいない気分だ。

それに値段、高いッ!
空心菜をそろえる手間賃?

せっかくだから主食も2つ。

手工葱油拌麺(shou3gong1 cong1you2 ban4mian4):12元
葱油混ぜ麺

P1010084.JPG

上海訪問時のお楽しみ、滄浪亭のものには及ばないけど、
(滄浪亭に行ってもあの味はもうなくなっちゃったけどサ)
まあ、まずまず。

如意生煎包(ru2yi4 sheng1jian1bao1):6元
焼き肉まん

P1010085.JPG

何がどう如意なのかは不明だが、
これも味はきちんとおいしかった。

***

どの料理も全般的に安心して食べられるおいしさだったと思う。
さすが老舗。
それだけに、松鼠桂魚の手抜きが納得いかない。
空心菜炒めの向きをそろえるくらいなら、
桂魚をその都度揚げる手間を惜しまないでほしいと思う。
時間がかかっても揚げたてパリパリを食べたい。
残念。


◆お店情報
松鶴楼菜館
崇文区台基廠大街10号
010-6524-5223
P1010068.JPG
<アクセス>
王府井から台基廠大街を南下すると左手(東側)にあります。
台基廠三条とぶつかる十字路の近く、教会のちょっと北です。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 16:23| 北京 | Comment(2) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この店、トラディショナルな中華、という風情でお石ですよね。私はこの近所にあるお役所の方たちに連れて行っていただいたのですが、松鼠桂魚、とってもおいしかったです。
なのになんということ!せっかくおいしいのに作り置きを出すだなんて・・・
Posted by さんじょ at 2012年04月15日 20:26
>さんじょさん

変なふうに効率化を追求してしまっているのでしょうか。
人気料理で期待していただけに残念でした。
Posted by ayazi at 2012年04月16日 17:41
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。