2012年03月02日

【小腸陳飯荘】鹵煮什錦火鍋

北京風モツ鍋
鹵煮什錦火鍋(lu3zhu3 shi2jin3 huo3guo1)
P1020493.JPG
【ところ:外館斜街/ねだん:(確か)168元(大)】

鹵煮火焼といえば小腸陳。

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なんてったって鹵煮火焼発祥のお店だ。

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お店の中はこんな感じ。

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いやあ、北京のおっさんワールド炸裂!

▼小腸陳についてはおおたまさんのブログ記事をどうぞ。
北京でホルモン!【鹵煮火焼編】B「小腸陳」

北京小吃を代表する鹵煮火焼の創始者の店だというのに
ずっと訪ねる機会がなかったが、
このたびエイヤッと気合を入れてモツ好きさんに集合いただき、
モツモツの宴を開催した。
何しろ小腸陳はモツ料理の宝庫。
少人数で行ったのではとても食べたいモツ料理を網羅できない。
どうせなら大人数で行って、
思う存分モツ料理を食べまくりたかったのだ。

小腸陳の名物は鹵煮火焼なのだが、
ここには鹵煮火焼を大人数で楽しめる鹵煮什錦火鍋なる鍋ものがある。

▼「鹵煮火焼」についてはこちらから。
【北新橋鹵煮老店(景林餐廳)】鹵煮火焼
【姚記炒肝店】鹵煮火焼

鹵煮火焼のお店の煮込み用大鍋がテーブルにやってきたかのような
迫力満点のお鍋。

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(「小腸陳」の字がひっくり返っているところはご愛嬌。
 こういう細かいところにこだわらない感じ、かなり好き)

これをね、食べたかったので、
どうしても大人数で来たかったのだ。

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もう見て見て!
鍋中モツ一色!
いや、正確に言うとバラ肉もあるし
下には厚揚げが沈んでいたりするのだが、
でも気分はモツモツパラダイス!!

モツは肺、レバー、胃袋、腸、それにバラ肉。
ちなみにすべて豚。

これを銘銘お碗にとって、
好みで香菜、腐乳と韮菜花児をのせて食べる。

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腐乳(fu3ru3)は豆腐ようみたいな豆腐の発酵食品(下の写真右奥の赤いの)で、
韮菜花児(jiu3cai4hua1r)はニラの花を細かく刻んで漬けた調味料(腐乳の下のペースト)。

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ニンニクは糖蒜(tang2suan4)という甘酢漬けにしたもの。
ニンニク臭さはほとんどない。
となりのキュウリと紅芯大根の和えものは食べなかったので味は不明。

やあ、このモツ鍋がね、うまいったらない。
正直なところ煮汁の味が濃いめなので単品だとかなりヘビーだと思われるのだが、
みんなでつつくくらいならかえってこのくらいのしっかりした味のほうがいい。
ビールも白酒もくいくい進むというものだ。

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火焼は最初から入っておらず、別の丼でやってくる。

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ある程度モツを食べたら火焼を投入してしばらく煮込み、
煮汁がしみこんでふしゅふしゅになったあたりをかぶりつく。
腹にたまって他の料理が食べられなくなるのは分かっていながら、
ついつい食べてしまう。

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おおたまさんは「ちくわぶ」と呼ぶこれ、
確かにすんごく硬いちくわぶみたいな食感だ。
「餅」と呼んでいる人もいる。

でも材料は小麦粉のはずなので(辞書的には)
食感的にはちくわぶやかたい餅のようだけれど
まあパンのようなものかと思って私は「かた焼きパン」と呼んできた。

パンといってもおそらく無発酵。
かなりかたく練った小麦粉を折りたたんで作ったような層がある。
イメージとしては羊肉泡饃で使う「饃(mo2)」が近いように思う。
ん?
ということは焼いてなくて蒸してあるんだな。
「かた焼きパン」じゃなくて「かた蒸しパン」ってことか。
これまでのエントリー訂正しなきゃいけないな。

余談のついでのホントに余談だが、
火焼を投入する際に
「これをぶっこんでいただいて」
と丁寧なんだか乱暴なんだか分からない説明をしてしまった私。
モツを食べると野生の血が甦るらしい。
いや、単にガサツなのを中途半端に粉飾しようとしただけか。

この日はやらなかったが、
実はこの鍋、
モツや火焼を食べ終わった後に野菜やキノコ、春雨などを投入して、
いわゆる一般的な鍋物のようにして食べることもできる。

そんなおまけ情報はさておき、
モツ煮込み鍋はしみじみうまかった。
モツ好きなら必食!

でも普通のどんぶり版鹵煮火焼も食べてみたいな。
行きにくいところにあるけど、また行こ。


◆お店情報
小腸陳飯荘(朝陽店)
朝陽区外館斜街甲45号
010-6426-0208
お店HP
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<アクセス>
地下鉄2号線「安定門」駅から安定門外大街を北上、
または地下鉄2号線「鼓楼大街」駅から鼓楼外大街を北上した、
外館斜街沿い(南側)にあります。
安定門駅からはちょっと北上した「地壇西門」から123番か113番バスが便利。
「安華西里」で下車して東へ50mほど戻ったところにあります。


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posted by ayazi at 00:00| 北京 🌁| Comment(2) | 火鍋(鍋料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
具材が整った鍋ですね。これは賞味してみたいと思います。今月に渡燕できればいいのですが。
Posted by 龍心 at 2012年03月02日 10:47
>龍心さんへ

まさに厨房の大鍋のミニチュア版といった感じです。
オススメです!
Posted by ayazi at 2012年03月02日 13:48
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