驢肉火焼(lv2 rou4 huo3 shao1)
【ところ:鼓楼西大街/ねだん:6元】
「天上龍肉,地上驢肉」(天界には龍肉、地上界にはロバ肉)
と称えられるロバ肉。
龍の肉がおいしいかどうかは確かめようがないので、
この言葉の真偽も当然確かめるすべがないが、
ロバ肉バーガーは確かにおいしい。
火焼はこんがりと軽い焼き上がりで、
パリパリ、サクサクとした軽快な歯ごたえだ。
小麦粉の風味が豊かでうまみ十分。
間に挟んであるのはロバ肉を煮込んだもの。
ほろほろとして油っこさがなくてさっぱりしている。
(この日は「小米粥(xiao3mi3zhou1)=粟粥」と一緒に食べた)
ところで、驢肉火焼には保定のものと河間(いずれも河北省)のものがあり、
形や作り方が微妙に違っている。
保定:火焼が丸い、ロバ肉があったかい、煮こごり入り、ロバは太行驢
河間:火焼が細長い、ロバ肉が冷えている、煮こごりなし、ロバは渤海驢
王胖子驢肉火焼のは河間のもの。
だから細長いホットドッグ型だ。
驢肉火焼の発祥は保定、きっかけは靖南の変と伝わっている。
当時この地に封じられていて乱を起こした朱棣(後の永楽帝)が
食糧不足解消のために馬肉火焼を普及させ、
後に戦時に馬が貴重になると馬肉食を禁じたため驢肉火焼になったんだとか。
河間のものは清末に李連英が西太后に勧めたら気に入り、
それ以来北京で人気になったのだそうだ。
こういう謂れはどこまでが本当でどこからが後世の脚色なのかよく分からず、
その信憑性は実のところ高くはないのだろうが、
食いしん坊的には
「こういう物語があったほうが面白いし、まあいいんじゃないの?」
と思っている。
食べ物をさらにおいしくするスパイスみたいなものだろうか。
物語が出来るってことは、
人々に愛されたり、注目されたりしていることの証明ってことなんだろうな。
◆お店情報
王胖子驢肉火焼(鼓楼店)
西城区鼓楼西大街80号
010-8402-3077
<アクセス>
鼓楼から鼓楼西大街を西に500mほど行った道の南側にあります。
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3月末に家族4人(妻と高一中二の娘)で北京へ行く予定で、何を食べるか調べていてこちらを知りました。どれも美味しそうなものばかりで、とても3日間では食べ尽くせそうもありません。(笑)
大いに参考にさせていただこうと思っております。
アマゾンで「北京で満福」を注文しました。♪
初めまして!
コメントをありがとうございます!
そして拙著もご注文くださったとの由、重ねてお礼を申し上げます!!
おっしゃる通り、北京は安くておいしいものがたくさんあります。
3日間でたくさん召し上がっていってくださいね。
このブログが少しでもそのお役に立てれば幸いです。
さっそく読み始めています。「ふかしたての饅頭を食べてそりゃあもうひっくり返った」と書かれた文章を読んで、僕も最初に食べた饅頭のことを思い出しました。
もう三十数年前になりますが、モンゴルとの国境の二連駅で広軌と狭軌の台車の付け替えの時間待ちで駅の食堂に立ち寄ったときでした。
昼食時間が過ぎていて客はゼロ。薄暗くだだっ広い食堂の中央の円卓で数人の厨房員が遅い昼食を食べていたのですが、食卓に大皿に盛った湯気のあがった饅頭がこれでもかというほど盛られていたのでした。あまりにも美味しそうに見えたので身振り手振りで「欲しい」と伝えたら、3コほどくれまして、“これがもう甘いんである。一口かむごとに歯の間に自然な甘みがじゅうと沸いてきて、それが・・・”まさに文章どおりの体験でした。
ついでに厨房も見せてもらい、一緒に写真も撮ったのですが、長い年月を経て写真も記憶も雲散霧消でしたが、ayaziさんの饅頭の文章を読み、古くて懐かしい記憶が戻りました。
もうこれだけで、本を買った元はとった気分です。
今度の旅行で、美味しい饅頭に出会えればと思いますが、いい店をご存じなら教えてください。
お買い上げいただき本当にありがとうございます!
拙文でおいしい記憶がよみがえったとの由、大変うれしいです。
店員さんの賄いって妙においしそうに見えますよね。
私もいつも「それ私にも」と言いたくてうずうずしているのですが、いまだ言ってみたことがありません……(笑)
マントウがおいしいところというと、一番に思い出すのは福満園です。
◆ふかしたの
http://ayazi.seesaa.net/article/161413275.html
◆揚げたの
http://ayazi.seesaa.net/article/204929409.html
焼いたのでしたら、豊澤園、同和居、砂鍋居がおいしかったです。
◆豊澤園
http://ayazi.seesaa.net/article/247200140.html
同和居と砂鍋居は新ブログにはエントリーがないですが、FC2ブログのほうにはあります。
お手数ですが検索をかけてみてください。