雲南菜(Yun2nan2cai4)
【ところ:西単/ねだん:記事参照】
前菜っぽい感じの料理をいくつかご紹介した後は
メインどころの料理を一気呵成に!
原汁竹蓀汽鍋鶏(yuan1zhi1 zhu2sun1 qi4guoji1):90元
キヌガサタケ入り鶏の蒸しスープ
中央に煙突のついた汽鍋と呼ばれる容器で
鶏肉を蒸して作るスープ。
雲南料理レストランならないところはないくらいのど定番雲南料理。
水分は入れず、下から上がってくる蒸気だけでスープを作るというけど、
ホントのところはどうなんだろうか……
田七とかいろいろ生薬入りのものがあるけど、
この日はなんにも入っていない原汁=オリジナル。
代わりと言ってはなんだが、竹蓀=キヌガサタケ入りのにした。
コクと旨みはたっぷりだけど、透明であっさりとしたスープ。
水を入れて作るスープだと鶏肉はすっかり出がらし状態だが、
汽鍋鶏だとプリプリむちむちとした蒸し鶏風の仕上がりになっていて
鶏肉自体もとてもおいしい。
ほしょほしょとしたキヌガサタケもまたいい。
香草排骨(xiang1cao3 pai2gu3):16元(1個)
スペアリブのレモングラス風味
前回食べたという料理の中で評価の高かったものから。
がっつり肉を食べたい向きにはもってこい!
でもこの日は女性だけでちょっとヘビーすぎたかも。
下味がよく染みていて肉自体はとても食べやすい。
レモングラスの香りがさわやか。
添えられたピクルスも美味。
火腿青豆米(huo3tui3 qing1dou4mi3):30元
ハムとソラマメの炒めもの
季節じゃないけど、やっぱりどうしても食べたくてソラマメ。
「米」とついてるけどお米は入っていなくて、
穀物の殻や皮を取った状態のものを「○○米」という。
この場合はソラマメの皮をむいて中身だけを取り出したもの。
ソラマメは通常「蚕豆(can2dou4)」というのだけれど、
ここでは「青豆(qing1dou4)」が使われている。
食材、特に野菜の名前は地方によって違うことが多くて
なかなか曲者だ……
喃咪芋艿(nan2mi1 yu4nai3):32元
サトイモのピリ辛煮
芋艿(yu4nai3)はサトイモのこと。
これも通常は芋頭(yu4tou)が多いけど、こういう言い方もあるんだね。
喃咪(nan2mi1)はトマト、ニンニク、レモン、トウガラシを使ったソース。
タイ族のものだそうだ。
あれ?
ここはペー族自治州のレストランだけど……
そのへんはあまり厳密ではないのかな。
見た目からは想像できないかもしれないが、
トウガラシ入りだけあってこれが結構しっかり辛い!
この日食べた料理で一番手ごわかったかも。
でもぽっくり甘いサトイモとのコンビが絶妙で、
ついつい食べちゃうんだなあ。
清炒野芥蘭(qing1chao3 ye3jie4lan2):32元
野芥蘭の炒めもの
縁のところがちぢれた余り見ないタイプの芥蘭。
「野(ye3)」とついているところからすると山菜か、
少なくとも地場でしか食べられない珍しい野菜ということだろう。
濃い緑がとてもおいしそうで頼んでみたのだが、
これが大当たり。
少し辛味というか苦味があって、
肉厚でしっかりとした葉が食べ応えあり。
忘れがたい一品になった。
青椒炒白参(qing1jiao1 chao3 bai3shen1):36元
パプリカとスエヒロタケの炒めもの
雲南料理レストランに来たからにはキノコものをと思うのだけれど、
一皿100元近い、または軽く100元超えする値段がネックになって
どうしても頼めない。
その中にあってこの白参は36元と格安!
で、ごちゅうもーん。
ほしょほしょ、くしゅくしゅした食感。
特に濃厚なキノコの旨みがあるわけじゃないけど、
ま、雲南キノコ食べた感は味わえていいか。
と思っていたら、これってスエヒロタケっていうキノコで、
雲南以外にも世界中で生えるらしい……
過橋米線(guo4qiao2 mi3xian4):28元
雲南風ライスヌードル
主食はおなじみ過橋米線。
こんな風にスープ、ライスヌードル、具材を別々に運んできたのを
店員さんがその場で混ぜて作ってくれる。
味は……どうだったかな?
あっさりしていておいしかったような記憶はあるのだが、
時間がたちすぎてよく覚えていない。
ごめんなさい。
飲み物はご当地ビールを。
大理啤酒(da4li3 pi2jiu3):12元
大理ビール
(写真はありません)
途中から可愛らしく梅酒でもと思ってこれを頼んだのだが……
青梅酒(qing1mei2jiu3):68元
梅酒
漬けた酒が白酒だった!
アルコール度数が高くてなかなか皆さん手が伸びなかったみたい。
頑張って飲んだら結構酔いが回った。
ご注意を!
***
正直なところ大絶賛!というほどおいしいとは思わなかったけど、
あっさりめの味付けだし野菜もたくさん食べられるので
日本人(特に女性)の口にはとても合うと思う。
個人的には、
あんまり辛いものがなかったのもちょっと肩透かしだったかも。
もう少し人数が多くてあれこれオーダーしていたら
私のツボにドンピシャリのものもあったかなあ??
店内は豪華ではないけれどとても清潔。
店員さんも行き届いたサービスとまではいかないけれど、
まずまずの対応。
最後にバラ(ハマナス)のジャムがほしいと頼んだら
律儀に探して持ってきてくれたりもして、
感じはとてもよかったです。
▼これまでの「大理白族自治州駐京弁『蝴蝶泉賓館中餐廳』」関連記事
・【大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」】雲南菜(之一)
◆お店情報
大理白族自治州駐京弁「蝴蝶泉賓館中餐廳」
西城区 西単北大街西斜街55号蝴蝶泉賓館内
010-6615-7755
<アクセス>
地下鉄4号線「霊境胡同」駅下車。
D出口を出てすぐの宏廟胡同を西に入り、
店名表示のある案内に従って胡同を進んでいってください。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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