雲南菜套餐(yun2nan2cai4 tao4can1)
【ところ:金宝街/ねだん:200元(コース)】
すでに9品が揃った雲南料理コースの食卓。
しかし、まだまだ先は長かった。
チーズとソラマメ、ハムの炒めもの
ソラマメとハムというのはよくある取り合わせかもしれないが、
カッテージチーズ風の山羊チーズを軽く焼いて賽の目に切ったものが入っているのが
ちょっと目先が変わっていて面白い。
というか、このチーズがこの料理のキモ。
これ、とてもおいしい!!
キノコのスープ煮
キノコが続く。
アワビタケかな?
一緒に入っているのは娃娃菜(wa2wacai4)=ベビー白菜だろうか。
ちょっと時間が経ってしまったのであやふやだ。
いや、このあたりになってくるとあまりに大量の食べ物を前にして
意識が朦朧としてきたのかもしれない。
しかし食べるんだが。
鶏肉(だったかな?)とラッキョウの炒めもの
他の地域(少なくとも北方)ではお目にかからないラッキョウだが、
雲南では結構食べるらしい。
しかもこんな風にしてお肉と一緒に炒めて食べる。
ラッキョウ好きにとっては、
箸休めやカレーのお供くらいしか出番のないラッキョウが
こんな風にメイン食材になるのがちょっと目先が変わって面白いと思うのだが、
ラッキョウ嫌いにとってはイジメのような料理だ。
そう、Mさんは大のラッキョウ嫌い。
昔Mさんと一緒に行った人民大学西門近くの小さな雲南料理屋さんで、
お店の人から新規メニューだと勧められて頼んだらラッキョウ炒めが出てきて大ショック!
なんてことがあったが、
それ以来のラッキョウショックである。
オーダーの時に「虫系は避けてください」とお願いはしたのだが、
「ラッキョウは使わないでください」と言うことまでは思いが至らなんだ。
ごめんね、Mさん……
鶏のスープ
気を取り直して、スープ2品目。
雲南料理名物に独特の容器に食材を入れて蒸して作る
汽鍋鶏(qi4guo1
これはスープのにごり具合から見てそれとは違うかな?
でも嫌味のないあっさりした味でおいしかった。
*汽鍋鶏の発音がqi4guo1ya1になってました。
「ya1」じゃ鴨ですね……すみません!(2011/11/30訂正)
揚げ豆腐の炒めもの
これは128元コースと同じもの。
黒美人(hei1mei3ren2)の炒めもの
ジャガイモ。
かなり黒に近い紫がかった色をしていて、黒美人という麗しい名前がついている。
2種類の味付けが盛り合わせになっている。
辛くないのと、
辛いの。
ホクホクした感じはあまりなくて、ちょっとしっとりした食感だったような?
(正直、このあたりになるとあまりはっきり味の記憶がない)
鶏[木従](ji1zong1)の包み焼き
中身写真を撮るのを忘れてしまった……
このあたりになると、ほとんど意地で食べてます。
食いしん坊の名にかけて、ぜったいに一口だけは食べるぞ、と。
奶白菜(nai3bai2cai4)の炒めもの
ああ、やっとこれが出た。
そして最後にシメのライスヌードル。
辛くない味付けで作ってもらった。
ヌードルはかなり太め。
野菜もいっぱい入ってるね!
味は酸味がきいていた前回のほうがおいしかったように思う。
「辛くないので!」と頼んだ時に力がこもりすぎていたのか、
かなりあっさりめに仕上げてくれたようだ。
***
いやはや、なんとも凄い量が出た。
主食も含め全部で18品!
(ちなみにこの日の人数は7人)
高いコースは品数は基本変わらずに食材が高級になると理解していたのだが、
どうやら量もその分増えるらしい??
出たものは一通り食べるがモットーなので全品味見はしたが、
それでもかなりの量を残してしまった。
ああ、もったいない。
お味のほうは128元コースの時と同様、
どの料理もとても自然であっさりした嫌味のないものだった。
やっぱり好きです、ここの味。
それにしてもこのお店。
200元でこんなに大盤振る舞いしてしまって、大丈夫なんだろうか?
うれしくもあり、心配でもあり。
▼これまでの「無禅居」関連記事
・【無禅居】金宝街小胡同里的雲南私房菜
・【無禅居】雲南菜
・【無禅居】雲南菜套餐(之一)
▼お店情報
無禅居
東城区金宝街大雅宝胡同67号
010-6559-4158
<アクセス>
東二環もしくは朝陽門南小街から金宝街へ。
通りの北側にある北京日新月異家常菜というお店と「73号」の赤門の間にある
胡同とも呼べないくらい細〜い路地を入った突き当りにあります。
この2つのお店の間の
この路地(↑)を入ります!
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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あげ麩といい本当に似ています
似ているのは「三角あぶらげ」と言われるものでしょうか?
雲南料理にはチーズを使った料理が結構ありますね。
雲南の人にとっては身近な食材なのかもしれませんね。
そのギリシャのフェタのようなチーズが気になります。これがインドに入るとパニールになるのかな?
去年だったか人気のテレビドラマで「雲南料理を用意しました」と料理を出してくるシーンがあり、しかし出てきた料理には雲南料理らしき料理が無く、一品は確実に麻婆豆腐ということがありました。テレビ番組ごときに目くじら立てたくないですが雲南料理ではない料理を引っ張りだしてきて役者さんに「雲南料理です」と言わせるのはどうかと思いました。
ほうれん草カレーに入ってるあのパニールですね!
確かによく似た感じです。
雲南料理は確かに日本人がイメージする中国の料理とはだいぶかけ離れていますよね。
こちらでも普段の食卓とは違うちょっとエキゾチックな感じのする料理と捉えられているようで、ここ数年こういう胡同改装系の少しこじゃれたお店が増えています。
日本のテレビドラマで雲南料理をわざわざ出すということは、「雲南料理を食べる=おしゃれ」というイメージがあるということでしょうか??
そんな…、雲南料理を知らない人がほとんどの日本で「雲南料理を食べる=おしゃれ」というイメージなんて湧いてこないと思いますよ。過橋米線をご存知ない日本の方がほとんどではないですか?
はい。パニール=「ほうれん草と『チーズ』のカリー」(サーグ・パニール、パラク・パニール)の「チーズ」です。
いつも、よだれと共に観ています。暮れに北京に行くので、ブログをさかのぼり復習中です。何軒行くことができるか?2人旅なので料理数も制限されるし、などなど検討中。
今回は、夜の雅宝路の探検や望京の市場も計画。参考にさせてもらっています。
http://www.56.com/u15/v_NTY5NDEyNTU.html
雲南料理らしき料理は画面に出てますか?
この回は料理関係のツッコミどころが二カ所もあり最後のほうで夏木マリさん扮する女医さんが「あなた麻婆豆腐好きだったわね?上海行きチケットを用意したわ」と告げるシーンがあります。なんで麻婆豆腐で上海?(笑)
動画情報ありがとうございます。
問題のシーン、確認しました。
確かに料理は雲南料理ではなさそうでしたが、麺は過橋米線らしきものを作ろうとしたような「気配」だけはなんとなく?
(あくまで気配だけですが)
でも麻婆豆腐はばっちり麻婆豆腐でしたね。
それにしても、雲南と四川と上海が一緒くたというのは、日本人の中国料理観をそのまま反映したものなんでしょうね。
それはそれで興味深いです。
コメントありがとうございます。
冬の北京は寒いですが、湯気で曇った羊肉しゃぶしゃぶ店のガラスなど、冬ならではの風情もありますので、どうぞ満喫していってくださいね。
食べ歩きに少しでもお役に立てましたら幸いです!
ところで、ayazi先生、お節介ですが前のコメント投稿者の方に雅宝路を日本人二人で夜中にウロウロする価値があるかどうかご忠告するほうが良いのでは?
雅宝路はロシアのカツギ屋が中国製の安い日用品や衣類それに毛皮を仕入れに行く所です。日本人には雅宝路は毛皮買うかロシア料理食べる以外に大した魅力ないと思います。
雅宝路はよく知っているわけではなくて、いつもロシア系アメリカ女性の友達とロシア料理を食べに行きました。1年半くらい前に友達が以前あったロシア食料品店が無いと言って二人で店を探してウロウロしたとき、ロシア人酔っ払いがからんで来るし、人力車夫は私たちが白人二人連れなのでロシア人と思うのか客引きがウルサイ!うんざりして近くのモスクワ風味飯荘に逃げこんだことがありました。
モスクワからの列車が北京に着いた翌日だったのでロシア人が多かったようです。
食べに行くなら、有名なレストラン・エレファントはバイキング式だから入らないほうが得策。
ayaziさんが行かれたモスクワ風味飯荘は料理が良いです。
何に価値や魅力を感じるかは人それぞれだと思います。
いろんな尺度や角度、切り口があるでしょう。
わざわざ雅宝路に行こうと思われるのは、おそらくいろんなガイドブックやほかのブログなどもご覧になってのことだと思います。
価値や魅力があるかどうかは、訪れようと思う方がご本人で判断されればよいのではないでしょうか。
また、常々思っているのですが、李莉さんは中国でのご滞在経験もあるし、いろいろご存知でいらっしゃるのですから、ぜひご自身で情報を発信されてはいかがでしょう。
李莉さんの知識とご経験をご披露いただければ、きっとたくさんの方が参考にできるのではないかと思います。
↓
それは、要らぬことというものです。
コメント欄は私信を書く場ではないです。