阿爾薩斯料理(A1er3sa4si1 liao4li3)
【ところ:三里屯SOHO/ねだん:3人で料理とワイン1本+グラスワイン1人2杯ずつ頼んで約300元/1人】
ワインをよくご一緒するIさんと、
「アルザス料理レストランてのが出来たね。一度偵察に行こう!」
と相談がまとまった。
仕事・プライベートともにお世話になっているSさんもお誘いして、
3人で行ってみることにした。
アルザスと言えば、アルザスワイン。
フランスの一地方でありながら
ドイツワインのようなすらりと細いボトルが使われているのが特徴的で、
リースリングやゲヴェルツトラミネールなど香り高い白ワインが有名だ。
北京のワイン好きにはおなじみの「蓮」(フルール・ド・ロータス)もアルザスワイン。
アルザスにあるジョスメイヤーというワイナリーが作っている。
そしてアルザスと言えば、『最後の授業』。
ちょっと年齢層が高い人だと、
教科書で読んだことがあるのではないだろうか。
(私もそのクチ)
普仏戦争に負けてドイツ帝国領になることが決まったアルザスのある小学校がお話の舞台。
ドイツ語しか教えてはいけないことになり学校をやめることになったフランス語教師が
最後のフランス語授業で「フランス万歳!」と黒板に書いた、というお話だ。
▼詳しいことはこちらをどうぞ。
・ウィキペディアの「最後の授業」のページ
フランスになったりドイツになったりしたアルザス地方の料理は、
まさにフランスとドイツ両方の特徴があって、
この地方の歴史を物語るようでとても興味深い。
一番有名なアルザス料理は、
タルト・フランぺ(Tarte Flambee)と呼ばれる薄焼きピザのようなものだ。
このお店では阿爾薩斯薄餅(A1er3sa4si1 bao2bing3)と名前がついている。
薄い生地にベーコン、きのこ、タマネギ、ソーセージなどを並べ、
生クリームとフロマージュブランを乗せて釜で焼いたものだそうで、
ピザとグラタンの間のような感じかな?
サクサクとして軽い食感なので何切れも食べてしまうが、
結構もたれてくるので食べすぎには注意。
自分でオーダーしていないのではっきり覚えていないのだが、
たぶんこれは培根芝士阿爾薩斯薄餅(pei2gen1 zhi1shi4 A1er3sa4si1 bao2bing3)。
そしてエスカルゴ。
フレンチだとパセリ入りのニンニクバターで焼いたものが定番だけど、
これはマッシュしたポテトがこんもりにゅにゅっとトッピングされている。
ここらあたりがドイツ風?
いかにもドイツ風だったのがこのソーセージ盛り合わせだ。
ドイツだ〜。
ザワークラウトはアルザスではシュークルートと呼ばれるそうだ。
ちなみにサービスのパンもどことなくドイツ風。
ほかにはサラダとスモークサーモンを頼み、
デザートはココナッツ風味のケーキと(なぜか)カプチーノ味のアイス。
(お腹いっぱいだったので、3人でワンプレートをちまちまと)
おいしいのだが、全体的に塩気やバターが強くてちょっとヘビーかな。
寒冷な気候なので、そういう重めの料理が必要なのだろう。
名物が食べたくて欲張ったので食卓全体がヘビーになったが、
もう少し勉強して頼めばバランスよく食事できると思う。
期待したアルザスワインはそれほどリストが充実しているわけではなく、
ちょっと肩透かしな感じだった。
お店のインテリアもちょっと安普請で、
安ホテルで朝食を食べているような雰囲気。
改まった食事というよりは気の置けない仲間同士で軽く食事、
といったシチュエーションのほうがよさそうだ。
しかし、他の料理も頼んだとはいえ、
タルト・フランぺ1枚を3人で分け分けして食べただけで
お腹パンパンだった私らを尻目に、
他の欧米人客のテーブルには1人に1枚タルト・フランぺが乗っていた。
す、すげえ〜〜!
▼お店情報
Tonton&Tata Alsatian Bistro&Bar 法国阿爾薩斯風情餐酒吧
朝陽区工体北路三里屯SOHO二幢2号楼B1-239
010-5285-0733/13681206738
<アクセス>
三里屯SOHOの水の流れている中庭の階段を下りて地下1階広場へ。
以前宝藤ラーメンだった店舗のところで左に入っていった2〜3軒目。
お洒落系韓国料理レストランSSAMの並びです。
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塩漬けにした豚バラやソーセージジャガイモとザワークラウトがてんこもりにはいっていて、客はやはりアメリカ人とかが多かった気がします
油分の強い料理はきっと老北京にも好評なのではないでしょうか?
そんな気がします
東苑前にあった「宮本屋」も三里屯に
移っているそうで、朋友はいまでも
通っていると、時に写真を送ってきます。
ごく最近です。
ずっと機能面の向上に気持ちも手も回らずにいて遅くなってしまいました。
そう言えば、以前留学中に知り合ったドイツ人も、西洋料理のレストランに行くとそれは幸せそうにご飯を食べていました。
私にはそればかり続くとヘビーに感じるチーズやバターたっぷりの料理も、その料理で育った方にはソウルフードということですね。
私が日本でイワシの焼いたのだの、ピカピカの炊きたてご飯だのに涙するのと同じように、タルト・フランベを1枚平らげていた欧米人のお客さんも幸せな気持ちだったのでしょうね。
チーズとバターがたっぷりというのは老北京にはちょっと厳しいかもしれません。
皆さん食の面では結構保守的だと思います。
三里屯は本当に変わりました。
「宮本屋」は今三里屯にあるのですか。
最近はすっかりご無沙汰してしまっています。
東苑前時代、懐かしいです。
・・・ああ、そのマッシュドポテトをしぼってあるエスカルゴ!!!「いいね!」ドイツのジャガイモ料理はロシアのジャガイモに負けないくらい美味しいんですよ!
http://blogs.yahoo.co.jp/zhangsiyuanca/14293196.html
ピザ屋さんは今ではすっかり定着していますよね。
子供や若い人はチーズを使った料理に抵抗なさそうです。
ただ、おっしゃる通りある程度の年齢以上の方になると、時々はともかく日常的には勘弁、という人が多いように感じています。
マッシュドポテトののっかったエスカルゴは何もないのよりむしろ好きでした。
マッシュドポテト好きなので、その意味ではロシアやドイツに住んでも大丈夫かも??
串サイト不調によりリンク先が読めないので記事の内容が分からないのですが、北京人といっても年齢層でだいぶ違うのではないかと感じています。
「老北京」というとある程度の年配の方というイメージがあり、その方たちがチーズとクリームたっぷり料理が大好きということはないのでは?と思った次第です。
いえいえ、「マッシュドポテト好きという意味では」ということですので、本気で住めるとは思っておりませんでした。
どうやら本当に無理そうですね……
本当の本当に無理そうです。
浅漬けももちろん大好きですが、私はザワークラウトも結構好きです。
お腹壊した時に汁を飲みたくはありませんけどね。
やっぱりお粥に梅干でしょうか。