蘿蔔干炒臘肉(luo2bogan1 chao3 la4rou4)
【ところ:望京/ねだん:28元】
一応湖南料理のくくりに入るようだけど、
四川などほかの地域でもよく食べられている料理。
農家菜(nong1jia1cai4)と呼ばれる田舎風の料理として捉えることもできるかな。
各家庭で手作りした干しダイコンやベーコンを使って作る家庭料理でもある。
干したダイコンのひなたくさくて懐かしい味、
そしてポリポリ、コリコリとした歯ごたえ。
しっかり塩気のきいた厚切りベーコンのこくとうまみ。
どちらもどちらかというと無骨な感じで洗練さには欠けるけれど、
それだけに食べると肩の力が抜けてホッとするような気取らない味だ。
湖南料理の中では割合辛くないほうの料理なので、
激辛料理の刺激からの一時避難料理としても重宝だと思う。
***
ダイコンものをもう一つ。
食材がだぶるのは分かっていたのだが、
とてもおいしそうだったので構わず注文した。
砂鍋蘿蔔絲(sha1guo1 luo2bo si1):16元
細切り大根の土鍋炒め
(土鍋炒めではなくて、単に土鍋に盛り付けただけかもしれないけど)
これはちょっと味付けがくどかったかな。
でも油とスープをしっかり吸ってしんなりしたダイコンは、
それはそれでおいしかった。
以下、この日頼んだ料理をざっと写真で。
涼拌萵笋絲(liang2ban4 wo1sun3si1):12元
細切りウオスン(セルタス、ステムレタス)の和えもの
醤板鴨(jiang4ban3ya1):50元
アヒルジャーキー
この日のはかなり辛かった!
芋頭(yu4tou):18元
サトイモのスープ煮
アヒルもサトイモも、前回行った時より2元アップ。
ジリッ、ジリッと、高くなっている。
最近、外食して
「こんなにうまいのにこんなに安いッ!?」
と思うことが少なくなってきた。
北京の物価が本当に高くなってきたことを実感する。
このままいくと、
「安くておいしい普通の中華」を気軽に味わえなくなるのも時間の問題かもしれないなあ。
▼これまでの「譚州酒楼」関連記事
・【譚州酒楼】醤板鴨
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長年(?)の疑問ですが、長沙の鉄道駅で売っているのも北京の宣武門のそごうのフードコートにある湖南料理のブースにあるのも、素焼きの小さい器にいろんなオカズを盛ってご飯も詰めて売ってますよね?あの素焼きの小さい丸い器に入れるのは長沙のスタイルなのですか?
湖南料理屋さんに行くと小さな素焼きの器に入ったご飯が出てきますよね。
私は湖南省全体のスタイルだと思っていました。
長沙独特のものかどうかは不明です。
そしてどうしてあの容器を使うのかについても、ちょっと調べてみたのですが分かりませんでした。
分かったらまたご報告しますね。
私は数年前に一回長沙に二日間滞在しただけと列車で通過しただけなので湖南は長沙以外は全く存じあげません。本当はあの素焼きの器は湖南全体のやり方ですか?と書きたかったのですが、長沙もろくに知らないし、長沙以外を全く知らないから、あえて長沙のスタイルですかという質問文を書いただけです。長沙独特のやり方かどうか聞きたかったわけではありません。
単に「ベーコン」とすると、日本で一般的に食べられているベーコン(中国語で言うところの「培根」)と捉えられてしまうという意味では大雑把だったかもしれません。
食材の名前をどこまで材料と作り方に忠実に訳すかはなかなか悩みどころの多い問題で、いつも試行錯誤しています。
「湖南風ベーコン」、「湖南風豚ばら肉の燻製」が適切だったかもしれませんが、今回は豚ばら肉を塩漬けして燻製・乾燥させているというところはおおむね共通していると考え、またイメージもしやすいかと思ったので「ベーコン」としました。
これほど広大で歴史も長く多様性に満ちた中国を何でも知っているなんて、とてもとても。
まだまだ知らないことばかりです。
湖南省には実は足を踏み入れたことはなく、北京の湖南料理レストランを食べ歩いた経験で「湖南のご飯はあの器に入っているなあ」と考えているだけです。
実際に長沙にいらしたことのある李莉さんのほうがよっぽどお詳しいと思います。