2011年11月02日

【譚州酒楼】蘿蔔干炒臘肉

干しダイコンとベーコンの炒めもの
蘿蔔干炒臘肉(luo2bogan1 chao3 la4rou4)
P1300944.JPG
【ところ:望京/ねだん:28元】

一応湖南料理のくくりに入るようだけど、
四川などほかの地域でもよく食べられている料理。
農家菜(nong1jia1cai4)と呼ばれる田舎風の料理として捉えることもできるかな。
各家庭で手作りした干しダイコンやベーコンを使って作る家庭料理でもある。

干したダイコンのひなたくさくて懐かしい味、
そしてポリポリ、コリコリとした歯ごたえ。
しっかり塩気のきいた厚切りベーコンのこくとうまみ。

どちらもどちらかというと無骨な感じで洗練さには欠けるけれど、
それだけに食べると肩の力が抜けてホッとするような気取らない味だ。

湖南料理の中では割合辛くないほうの料理なので、
激辛料理の刺激からの一時避難料理としても重宝だと思う。

***

ダイコンものをもう一つ。
食材がだぶるのは分かっていたのだが、
とてもおいしそうだったので構わず注文した。

砂鍋蘿蔔絲(sha1guo1 luo2bo si1):16元
細切り大根の土鍋炒め

P1300942.JPG
(土鍋炒めではなくて、単に土鍋に盛り付けただけかもしれないけど)

これはちょっと味付けがくどかったかな。
でも油とスープをしっかり吸ってしんなりしたダイコンは、
それはそれでおいしかった。

以下、この日頼んだ料理をざっと写真で。

涼拌萵笋絲(liang2ban4 wo1sun3si1):12元
細切りウオスン(セルタス、ステムレタス)の和えもの

P1300943.JPG

醤板鴨(jiang4ban3ya1):50元
アヒルジャーキー

P1300941.JPG

この日のはかなり辛かった!

芋頭(yu4tou):18元
サトイモのスープ煮

P1300946.JPG

アヒルもサトイモも、前回行った時より2元アップ。
ジリッ、ジリッと、高くなっている。

最近、外食して
「こんなにうまいのにこんなに安いッ!?」
と思うことが少なくなってきた。
北京の物価が本当に高くなってきたことを実感する。
このままいくと、
「安くておいしい普通の中華」を気軽に味わえなくなるのも時間の問題かもしれないなあ。


▼これまでの「譚州酒楼」関連記事
【譚州酒楼】醤板鴨


▼お店情報
譚州酒楼
朝陽区花家地北里1号
010-6473-4418
P1230717.JPG
<アクセス>
中医科学院望京医院の前を通る花家地街を望京大廈方向へ。
KFCのある交差点を通り過ぎ、
道の左側、郵便局のさらに先にあります。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
posted by ayazi at 00:58| 北京 ☔| Comment(6) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
好きです!その干し大根とベーコンのオカズ!長沙独特の美味しい粒の小さいお米のご飯と一緒に食べたら最高です。
長年(?)の疑問ですが、長沙の鉄道駅で売っているのも北京の宣武門のそごうのフードコートにある湖南料理のブースにあるのも、素焼きの小さい器にいろんなオカズを盛ってご飯も詰めて売ってますよね?あの素焼きの小さい丸い器に入れるのは長沙のスタイルなのですか?
Posted by 李莉 at 2011年11月02日 17:43
>李莉さんへ

湖南料理屋さんに行くと小さな素焼きの器に入ったご飯が出てきますよね。
私は湖南省全体のスタイルだと思っていました。
長沙独特のものかどうかは不明です。
そしてどうしてあの容器を使うのかについても、ちょっと調べてみたのですが分かりませんでした。
分かったらまたご報告しますね。
Posted by ayazi at 2011年11月03日 14:24
湖南臘肉を「ベーコン」と訳すのは、ちょっと乱暴だと思います。ネットで「臘肉」検索しますと、「湖南臘肉(豚肉の干物)」という言葉がクックパッドで見つかります。
Posted by 新疆菜大好き族人 at 2011年11月03日 19:06
さすが中国について何でもご存知のayazi大先生、湖南省も隅々までよくご存知でいらっしゃるんですねー。
私は数年前に一回長沙に二日間滞在しただけと列車で通過しただけなので湖南は長沙以外は全く存じあげません。本当はあの素焼きの器は湖南全体のやり方ですか?と書きたかったのですが、長沙もろくに知らないし、長沙以外を全く知らないから、あえて長沙のスタイルですかという質問文を書いただけです。長沙独特のやり方かどうか聞きたかったわけではありません。
Posted by 李莉 at 2011年11月03日 22:20
>新疆菜大好き族人さんへ

単に「ベーコン」とすると、日本で一般的に食べられているベーコン(中国語で言うところの「培根」)と捉えられてしまうという意味では大雑把だったかもしれません。
食材の名前をどこまで材料と作り方に忠実に訳すかはなかなか悩みどころの多い問題で、いつも試行錯誤しています。
「湖南風ベーコン」、「湖南風豚ばら肉の燻製」が適切だったかもしれませんが、今回は豚ばら肉を塩漬けして燻製・乾燥させているというところはおおむね共通していると考え、またイメージもしやすいかと思ったので「ベーコン」としました。
Posted by ayazi at 2011年11月05日 13:11
>李莉さんへ

これほど広大で歴史も長く多様性に満ちた中国を何でも知っているなんて、とてもとても。
まだまだ知らないことばかりです。
湖南省には実は足を踏み入れたことはなく、北京の湖南料理レストランを食べ歩いた経験で「湖南のご飯はあの器に入っているなあ」と考えているだけです。
実際に長沙にいらしたことのある李莉さんのほうがよっぽどお詳しいと思います。
Posted by ayazi at 2011年11月05日 13:13
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。