2011年10月17日

【Temple Restaurant Beijing】坐落在仏教寺廟的西餐廳

仏教寺院レストラン
坐落在仏教寺廟的西餐廳(zuo4luo4 zai4 fo2jiao4 si4miao4 li3 de xi1can1ting1)
P1300851.JPG
【ところ:沙灘/ねだん:400元(特別メニュー)】

隠れ家続きだけど、こちらもかなり隠れ家度の高いお店。
ワイン会のAさんが教えてくださった西洋料理のレストラン、
Temple Restaurant Beijingだ。
前門23号のMaison BouludのGMだったI氏がプロデュースしている。

と言ってもここ、まだ正式にオープンしていない。
オープンしていないどころかまだ内装も完全に済んでいないのだが、
関係者や知り合い限定で一部お客さんを受け入れている。
つまり、プレ・プレ・オープン中?
今回ここで食事をする機会に恵まれたのは、ワイン会Aさんのおかげだ。
Aさんがここで企画したある方の送別会に招いていただいたのだ。

さてこのTemple Restaurant Beijing。
その名の通り、お寺にある。
というより、お寺そのものを改装したレストランだ。

レストランとして利用されているのは、
嵩祝寺・智珠寺という600年の歴史を持つ寺院。
このあたりには以前、
東に法渊寺、真ん中に嵩祝寺、西に智珠寺という3つの寺院が並んでいたが、
後に法渊寺は失われたようで、今は嵩祝寺と智珠寺のみが残る。
一番古い建物は明の永楽年間(1403-1424)に建てられたものだそうで、
元代にはモンゴル語とチベット語の書籍の印刷所だったという。
清代にはラマ寺院となり、
モンゴルから活仏(章嘉:チャンジャ?)が北京を訪れるとここに滞在した。

余談だが、活仏が滞在したとされる場所は
今Temple Restaurant Beijingになっているところではなく、
もう少し北側にある嵩祝名院だと思われる。
実はここも3〜4年前に広東料理を中心とした高級中華料理レストランになっている。

▼レストラン「嵩祝名院」についてはこちらから
大衆点評網の「嵩祝名院」のページ

以前、景山公園からぶらぶらと胡同さまよい歩きをしていたら
偶然このお店の前を通りかかり、中を見せてもらったことがある。
あんまりお値段が高いので見学だけしてそのままになっていたが、
そう言えばその時に活仏がどうとかという説明を聞いた(ことを今になって思い出した)。
店内にもカターがかかった仏像が置いてあったような記憶がかすかに……

さて、この嵩祝寺・智珠寺は
1949年の中華人民共和国建国後は民間に利用された。
寺の一部はテレビ工場として使われたこともあり、
北京で最初の白黒テレビはここで生産されたという。
そして今は、西洋料理レストランに生まれ変わろうとしている。
現在Temple Restaurant Beijingとして使われているのは、
主に智珠寺の本堂にあたる部分だそうだ。

と、嵩祝寺と智珠寺がたどった歴史をざっと振り返ってみると、
なんだか複雑な気分になる。
「仏教寺院をリノベーションした西洋料理レストラン」があるってことは、
つまりその場所は仏教寺院としてはすでに機能しなくなり
「生きた寺」ではなくなってしまったということだもんな。

***

さて、前置きが長くなってしまった。
まずは隠れ家お寺レストランへの行き方をご紹介しましょう。

美術館と景山公園の間、沙灘(sha1tan1)というところから
胡同を少し北に入った場所にある。
ちなみに美術館と沙灘の間にある国家文物局は以前の北京大学で、
その前にある通りが「五四大街」と呼ばれているのは
ここが五四運動の発祥地だからだそうだ。
余談になるが、「沙灘」というのは砂浜とか砂州という意味なのだが、
なぜこんな内陸都市の、
しかも川沿いでもないところにこんな名前がついているのだろう?

……また寄り道してしまった。

さてその沙灘にある中国工商銀行が目印。

P1300844.JPG

ここから北に伸びる胡同を入っていく。

ちょっと奥にはこんなホテルがあるよ。

P1300846.JPG
(これが見えたら間違ってないってこと)

途中にはこんな庶民的な胡同や、

P1300847.JPG
(この通り面白そー。と思わず曲がりそうになるが、それは次回にしてそのまま直進)

果物屋さんを通り過ぎ、ひたすら直進。

P1300848.JPG

すると左手にこんな門が見えてくる。

P1300849.JPG
(見えませんが)

ここがTemple Restaurant Beijingの入り口。
この門は嵩祝寺と智珠寺の南門にあたるそうだ。

店内の様子は……と書きたいところなのだが、
日もとっぷりと暮れていてこんな写真を撮るのが精一杯だった。

P1300851.JPG

お寺ミーツ現代アートなオサレなお店だったのに、ごめんなさい。
Aさんのブログには外観と内装の写真が掲載されていますので、
よろしければそちらをご覧ください。

▼Aさんのブログの関連記事
北京情報 210 -第2回 不埒な会 at Temple Restaurant -
北京情報 222 − W氏送別会 at Temple Restaurant -

ちなみに、ここはレストランのほかにもホテルとしての営業を予定していて、
こちらのほうは旧正月明けになりそうとのこと。

▼ホームページはすでにあります。
TEMPLEHOTEL BEIJING
(これだと内部の様子が少し分かるかも)

なお、Aさん情報によると、
当面は正式オープンという形にはせず、
スタッフのトレーニング期間としてしばらく関係者や知り合いを中心に受け入れて、
その後徐々に一般客を入れるようにするとのこと。
ホテルのオープンが旧正月明けなので、レストランの正式オープンもそのくらい?

はあ。
またしてもレストランの紹介と行き方説明だけでこんなに長文になってしまった。
お寺レストランでの食事については、また次回。


▼お店情報
Temple Restaurant Beijing
東城区沙灘北街23号嵩祝寺
010-8400-2232
<アクセス>
中国美術館から五四大街を西に進み、最初の信号を越えて200mほど行くと
ICBC(工商銀行)、漢庭酒店、紅墻飯店が見えるので、
その角を右折して胡同(沙灘北街)に入ります。
胡同をそのまま北に約300mほど進むと突き当たり左手にあります。

▼お店のホームページ(建設中)の地図がとても分かりやすいので、ご参照ください。
Temple Restaurant Beijing(地図)


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posted by ayazi at 00:21| Comment(2) | 各国菜(各国料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も「嵩祝名院」のほうは中を見せてもらったことだけあるのですが、内装のセンスがイマイチ(ですよね・・・)で、環境は素晴らしいのにもったいないなあと思った記憶があります。
あそこが改装されて「Temple」に変わったのかと思っていましたが、そういうわけでもなかったんですね・・・。

2009年に劉イエが婚約パーティーを開いたのは、「嵩祝名院」のほうだったのか、それとも今は「Temple」になったほうだったのかな?

ちなみに「沙灘」の由来は・・・

据傳、此地wa護城河時、流砂不止、後砌墻乃住、故得名沙灘。ling有一説、此地原為永定河的故道、当年河床寛闊、永定河改道別処後在原故道上留下一連串的沙灘、因此地有一大沙灘而得名。

だそうです。(『北京地名典』より。)
Posted by march at 2011年10月17日 21:42
>marchさんへ

Templeは今もまだ改装中という感じなので、嵩祝名院かな?
でも劉イエの結婚式って、すごい大雨が降ったんですよね。
あの時の映像と嵩祝名院がうまく結びつかないですが・・・・・・

沙灘の由来、ありがとうございます。
どっちもそれっぽい?
Posted by ayazi at 2011年10月18日 08:35
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