2011年10月12日

【老磁器口豆汁店】豆汁

緑豆の発酵飲料
豆汁(dou4zhi1)
P1300496.JPG
【ところ:天壇公園/ねだん:3.4元(焦圏・辣咸菜と一緒で)
*値段全然違ってました。豆汁1.5元、焦圏0.8元、咸菜0.5元でした(2011/11/23訂正)

私はここに告白する。
これまで老磁器口豆汁店の豆汁を飲んだことがなかったことを。

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もちろん、北京で豆汁と言えばこの店だということは知っていた。
が、豆汁のためだけに天壇公園まで行くのが面倒で、
気になりつつも後回しになっていた。
ある日、会社帰りにふと思い立って寄ってみた。

そしてここに宣言する。
老磁器口豆汁店の豆汁はやはりとびきりの美味だったことを。

今思い出すだけでもつばが出る。
緑がかった灰色の、饐えたような酸っぱさの、
どうにも見栄えのしない泡だらけのこの液体が、
なぜにここまで心を揺さぶるのだろうか。

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飲み干した後に口腔にまとわりつくように残る
ほのかな甘みを忘れることができない。

夏の最中に、凍てつく冬に、
ぶくぶくと泡が湧きふつふつと湯気を立てる豆汁一杯のために、
私はきっとまた天壇公園まで行くのだろう。

豆汁をひきたてる辣咸菜と、

P1300505.JPG

ほどよい塩気のさっくりとした焦圏を豆汁に浸し、

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碗を手でがしとつかみ、
口を碗の縁につけ、
最初はそろりそろりと吸い込み、
最後にはゴクリゴクリと飲み干して、
吹き出た汗を拭き、
ほおーっと息をつくために。

豆汁だけではない。
ここの焦圏がまた滅法うまいのだ。

P1300499.JPG

今まで食べていた焦圏はなんだったのかと思うくらい。
これだけかじっていたいくらい。

と、そんなこんなで、しみじみとおいしいです。
老磁器口豆汁店の豆汁は。


▼お店情報----お店の場所が記事掲載時と若干変わりました!
老磁器口豆汁店(天壇店)
東城区天壇北門向かい
010-6703-5725
P1310203.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線「磁器口」駅から珠市口東大街を西に向かい、
祈年大街にぶつかったら左折して南へ直進。
天壇路とのT字路の少し手前にあります。
天壇公園北門の向かい側、T字路の北東角からちょっと北寄りです。


<注文のしかた>----新店舗の注文のしかたはこちらの記事で!

(*以下は旧店舗での注文のしかたです。
  削除してもよかったのですが、
  店内写真を消すのが惜しいのでこのまま残しておきます。
  新店舗の注文のしかたはこちらの記事でご確認ください)

1.まず入口横でほしいものを注文してお金を払います。

P1300502.JPG

豆汁は食券、焦圏や辣咸菜などはお勘定場ですぐ渡されます。
それを持って席を取りましょう。

P1300503.JPG

2.お店の右奥の小窓(?)に豆汁の食券を持っていき、
  豆汁を受け取ります。

P1300504.JPG

お持ち帰りの場合は、細長いビニール袋に入れてくれますよ!


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posted by ayazi at 00:00| Comment(16) | 北京小吃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
天壇公園にはいったのですが・・・時間的に閉門してたから入れませんでした
豆乳のイメージを抱いていましたが、文章を読むと味噌汁に近い感覚で皆さん食しているようですね

韓国では緑豆を薄手すりつぶしたものをお焼きにする「ノクトウ ビンデトゥ」がありますが、こういった飲み物はやはり中国なんですね
Posted by katka(かてぃか) at 2011年10月12日 08:52
>katka(かてぃか)さんへ

味噌汁というか、飲料です。
駅の売店で牛乳飲んで「さあ!」みたいな感じでしょうか。

緑豆をひいた粉を使った料理ということであれば、北京にも(というか天津かな)煎餅があります。
逆に緑豆を使った飲み物ということであれば緑豆豆乳で、これは韓国にもありますよね。
「やはりどこどこ」というか「やはりここならでは」という切り口で見るなら、「豆汁はやはり北京」でしょうか。

ちなみに、豆汁のキモはやはり緑豆の「発酵食品」であるということだと思うので、セットで考えるなら麻豆腐かな?
Posted by ayazi at 2011年10月12日 13:33
告白します。
私も飲んだことがありません!
凍てつく冬にこっそり行ってみようかな・・・
Posted by march at 2011年10月12日 13:49
こんなにも地味な飲食物が何故そんなにも
心を掴んじゃうんでしょうね!?
店内も地味なこと・・・行ってみたいものです。
「老磁器口」豆汁が磁器のような色だって事ですか?
器とあまりにも同系色だったので、気になりました。
Posted by アリエスカ at 2011年10月12日 15:25
このお店は最初は現在地よりも北東方向(磁器口)にありました。そのときから飲みにいっています。今は天壇北口にあって、メニューも増えております。やはりこの濃度と味は忘れがたいです。定宿からバスや地下鉄で、時には打的してまでもいったことがあります。この前の渡燕は業務渡航で終わってしまったので、次回は是非にと念じております。家まで持って帰りたいですけど、まあそれはかなわないですね。
Posted by 龍心 at 2011年10月12日 23:47
そうか
発酵食品なんだ
だから漬物のような物を入れても風味が豊かになっておいしいのでしょうね
Posted by katka(かてぃか) at 2011年10月13日 08:05
初コメントです。

いつもブログを拝見しており、レストラン選びの参考にさせていただいております!

昨日、こちらの記事を見て、「久々に飲みたい〜」と思って行っちゃいました。笑

お店がなくなっている!?と思ったら、近くに移転して、キレイになっていましたよ。
角を曲がってすぐなので、旧店舗まで行けば、みなさん分かると思いますが。^^
Posted by うめひよ at 2011年10月13日 14:46
通常とは異なる詩的な文体からも、その異常な美味しさが伺えます!
近日中に丁度紅橋方面に行く予定があったので、多少回り道をしても、ここに行ってみようと思います!
楽しみ〜☆
Posted by ともこ at 2011年10月13日 15:35
>marchさんへ

あら、marchさんもでしたか!
秋風そよぐ季節にもいいですね。
そのうちご一緒しましょうか。
Posted by ayazi at 2011年10月13日 17:41
>アリエスカさんへ

「磁器口」はあくまで地名で、このあたりに磁器を扱う店ができたことからついたのだそうです。
なので色とは関係ないです。
ほかの場所で作って売ってる豆汁もこんな色してます(まあでもここのほど緑がかってはないかも)。

ここの豆汁おいしいですよ。
今度訪燕することがあったらお連れします。
Posted by ayazi at 2011年10月13日 17:50
>龍心さんへ

濃度自体はそれほど濃いとは思わなかったのですが(むしろさらっとしているほうだと思いました)、風味がすばらしくよかったです。
往時の人々が、力仕事の合間とか、気合入れたい時とか、気分転換に飲む、というのがすごく自然に理解できる味でした。
Posted by ayazi at 2011年10月13日 17:54
>katka(かてぃか)さんへ

豆汁の饐えたような酸味は発酵から来るものです。
私はヨーグルトドリンクのようなイメージでとらえています。
ヨーグルトドリンクに漬け物は入れませんけど(笑)
Posted by ayazi at 2011年10月13日 17:57
>うめひよさんへ

コメント&お店移転情報ありがとうございます!

なんと、移転とは!
私が行ってからそんなに経っていないのに……
近所で旧店舗まで行けば分かるとのことですが、近いうちに行って確認してみなければ!!
Posted by ayazi at 2011年10月13日 17:59
>ともこさんへ

思わず強い思い入れが出てしまいました。
お恥ずかしい。
うめひよさん情報によるとごく近所に移転しているようです。
飲んだら感想聞かせてくださいね。
Posted by ayazi at 2011年10月13日 18:01
濃度・・・ああ、もしかして飲みやすくなっているのかな?と危惧(笑)しましたが、これはまた渡燕するときの目標ができました。
Posted by 龍心 at 2011年10月13日 18:52
>龍心さんへ

以前との比較ができないので、龍心さんが召し上がったものと変わっていないかどうかは不明ですが、薄いとは思いませんでした。
Posted by ayazi at 2011年10月14日 13:20
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