老鶏湯(lao3ji1tang1)
【ところ:恵新西街/ねだん:88元(1/2羽分)】
またまた友人からおいしい安徽料理の店があるという話を聞きつけ、
安徽料理好きとしては行かずにいられるか!と駆けつけた。
そこで友人からいの一番に勧められたのがこのスープ。
鶏肉をまるごと煮込んでとったスープに、
おこげ煎餅を浸して食べる料理だ。
(メニュー名は「老鶏湯」の前に何かついてたような気もするのですが、
はっきり覚えていません。すみません。
でも「老鶏湯」と言えばまず間違いなくこの料理が出てきますし、
メニューには写真つきで載っているので分かると思います)
これ、ほぼ同じものを以前行った池州市駐京弁餐廳で食べたことがある。
もともとの名前は「老母鶏湯泡炒米(lao3mu3ji1 tang1 pao4 chao3mi3)」といって、
安慶や池州あたりの名物料理なのだという。
年越しの食事では、食事の始まる前にまず「吃(喫)茶」する習慣があり、
その時のお茶がすなわちこの「老母鶏湯泡炒米」なのだそうだ。
▼「池州市駐京弁餐廳」についてはこちらから。
・【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之一)
・【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之二)
ちなみに、店名の「皖南(wan3nan2)」は安徽省内の長江以南のこと。
安徽省内を流れる長江は「皖江(wan3jiang1)」と呼ばれているので、
皖南は皖江の南ということだ。
上の料理の説明にある安慶は長江北岸にあるのだけれど、
池州とは目と鼻の先。
料理としては同じようなものが食べられているということなのだろうか?
池州には駐京弁餐廳だけでなく、今年の春に実際に行ったことがある。
九華山にほど近く、風光明媚。
料理も臭桂魚や臭豆腐など発酵食品においしいものが多く、
ベーコンや山菜、地場の野菜を使った素朴な感じの料理がとてもおいしかった。
池州、いいところです。
老鶏湯に話を戻そう。
この日は人数が少なかったので半只(ban4zhi1)=1/羽分。
鶏本体と、「鶏雑(ji1za2)=鶏モツ」も入っている。
ほかには小さめのキクラゲ。
いろいろ入れない直球勝負で、スープとしてはとてもシンプル。
でもこれが、滅法うまい。
塩気もほどよく、というよりかなり控えめで、無理なく何杯も飲めてしまう。
しかし、このスープのミソは一緒についてくるおこげ煎餅。
これをまず手でボリボリ、バキバキと砕いてお碗に入れ、
そこにスープを注いで食べるのだ。
葱もたっぷり入れて。
スープを注ぐ!
前に池州駐京弁餐廳で食べた時は炒ったお米が煎餅状になっていなかったので
そのままパラリと入れればよかったのだが、
これは平たい煎餅状なので砕く作業が必要になる。
この砕くというひと手間がまたいいではないか。
羊肉泡ももそうだが、少しのDIYは食べ手の気分を盛り上げる。
スープを注いですぐのカリカリ感の残った状態もいいし、
少し時間を置いてふやふやになったのもまた捨てがたい。
私はどちらかというとふやふや派かな。
しけ煎餅とか、好きなんです。
▼お店情報
皖南水郷
朝陽区恵新西街5号院7号楼南側
010-6442-0066
<アクセス>
地下鉄5号線、10号線「恵新西街南口」のB出口を出て、
目の前にある道(恵新西街)を左(南)方向へ。
交差点を左折し、北土城東路を東方向に向かうと左手(道の北側)にあります。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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