炒肝(chao3gan1)
【ところ:恵新東街/ねだん:6元】
炒肝は豚モツ(レバーと腸)を煮て、
ぷるぷるにとろみをつけたニンニクたっぷりの煮汁と一緒に食べる料理。
その炒肝が
「北平楼っていう店のは姚記よりうまいんだよ!」
と友人が力説するので、
「ナヌ?姚記炒肝店よりうまい炒肝があるとな?」
と大喜びで行ってみた。
姚記炒肝店といえば、北京を代表する炒肝の名店。
鼓楼のたもとにあり、朝から晩まで客足の耐えない人気店だ。
▼これまでの「姚記炒肝店」関連記事
(あれ?新ブログになってから書いてなかった!なので旧ブログ記事)
・後海・北京小吃紀行〜炒肝
•【姚記炒肝店】北京小吃夜宴
ちなみに、8月に訪中したバイデン米副大統領が
庶民派食堂で地元グルメを楽しんだ件として話題になったが、
その時に訪れたのがこの姚記炒肝店。
炒肝と鹵煮火焼が二大看板のお店だ。
▼「鹵煮火焼」についてはこちら(旧ブログ記事)をどうぞ。
・後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
・【陳記鹵煮小腸】鹵煮火焼
(旧ブログは現在中国からアクセスできません)
「姚記炒肝店に行くなんて、なかなかいいセンスしてるじゃないの!」
とアレンジに感心したのもつかの間、
バイデンさんが食べたものを見て唖然とした。
ジャージャー麺、肉まん、キュウリの冷菜、ヤマイモの砂糖あえ、ジャガイモの冷菜、
そしてコーラ。
(メニュー名はすべて日本の報道記事から)
締めて79元。
翌日から詰め掛けた客にはこの79元セットが人気だったのだとか。
おいおい。
姚記炒肝店に行って炒肝も鹵煮火焼も食べないなんて。
お店としてはありがた迷惑?
炸醤麺食べるなら海碗居に行ったらよかったのに。
ていうか、姚記炒肝店に炸醤麺あったんだ。
いつも炒肝と鹵煮まっしぐら!だったので気がつかなかったよ・・・・・・
なんでも名物料理が豚モツと知って
「モツはさすがにだめ」なのでこのメニューになったらしいが、
だったらわざわざ姚記炒肝店に行く必要なかったのでは?
ということで、
私にとってのニュースは、
@バイデンさんが姚記炒肝店に行ったのに炒肝を食べなかった!
A姚記炒肝店に炸醤麺があった!
だったのだった。
***
いけないいけない。
姚記炒肝店よりおいしいという別の店の話だった。
北平楼は北京市内に複数支店を構える北京料理のチェーン店。
今回行ったのは日中友好病院の北、対外経済貿易大学近くにある恵新里店だ。
1階は首爾城。
ソウルですな。
北平は北京の旧名だから、首都つながり?
入り口には鳥かごを持った老北京が客を迎えてくれる。
(人形ですが)
店内はまずまずきれい。
これなら日本からのお客様を案内しても大丈夫かな?
さて、肝心の炒肝である。
やはりニンニクはどっさり。
でも姚記よりは控えめ?
特筆すべきはモツの多さ。
レバー、腸ともにしっかり入ってます。
姚記のは正直なところモツが少なめなのがちょっぴり不満。
とろとろの煮汁をレンゲでかき回してモツを探す感じで、
なんだか自分がさもしい気がして心が毛羽立つのだが、
ここのは普通にすくっても必ずモツが入ってくるので、
心穏やかでいられる。
お味のほうも塩気が控えめで穏やかで、
素朴でガテン系のイメージある姚記のものよりだいぶ上品な感じだろうか。
ホントに姚記よりおいしいかと聞かれるとそうだと断言するところまではいかないが、
なるほど、ここのも確かにおいしい。
どっちがおいしいと思うかは、好みにもよるかな?
もともと混雑する人気店だった上に
バイデン効果でさらに大混雑しているという姚記炒肝店に行くのは気が進まない、
もしくは熱が引くまでしばらく遠慮しよう(<これ私)、
炒肝に興味はあるけど姚記炒肝店はあまりにもローカルすぎて勇気がない、
という方は、まずはこの北平楼の炒肝を試してみてはどうだろう。
▼お店情報
北平楼(恵新里店)
朝陽区恵新東街19号恵橋飯店2階(対外経貿大学近く)
010-6491-8115
<アクセス>
地下鉄5号線、10号線の「恵新西街南口」のB出口を出て、
目の前にある道(恵新西街)を左(南)方向へ。
交差点を左折し、北土城東路を東方向に進みます。
次の交差点を左折し(北方向に曲がり)、恵新東街を50mほど行った先にあります。
道の左手(西側)です。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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