2011年09月03日

【通楽飯館】螞蟻上樹

挽肉と春雨のピリ辛炒め
螞蟻上樹(ma3yi3 shang4shu4)
P1300046.JPG
【ところ:東直門/ねだん:?】

挽肉と春雨をトウガラシたっぷりの辛い味付けで炒めた料理。
日本人には、麻婆春雨と言ったほうがピンと来るかも。
(日本の麻婆春雨は辛さがだいぶマイルドだけど)

その麻婆春雨にどうして
「螞蟻上樹(ma3yi3 shang4shu4)=蟻が木に登る」
なんていう珍妙な名前がついているかというと・・・・・・

炒めた挽肉が春雨にからむ様子が、
蟻が木に登る姿に似ているから。

って、似てますかーっ!?

P1300047.JPG
(いつもより高く登っております)

それはともかく、時々無性に食べたくなるのです、この料理。
お店によって汁気が多かったり少なかったり、
辛さが激烈だったりマイルドだったり、
化学調味料バンバン入ってて即席めんスープみたいな味がしたりと、
(↑たまに食べるならこれはこれで旨いのです。無化調派になりきれない私・・・・・・)
いろいろ変形するのだけれど、
白ご飯を呼ぶという点はどこも共通。

湖南料理レストランでよく出てくる料理なので、
(もともと湖南料理なのかな?)
鉢に入った長粒米と一緒に食べるともうたまらない。

もっとも、通楽飯館と言えば「麻小(ma2xiao3)=麻辣小龍蝦」ってことで
ザリとの格闘に気力も胃袋も消耗してしまい、
とても米まで行く余裕はなかったが。

P1300048.JPG
(この日のザリは1匹10元の大物だー)

ほかにもいろいろがっついたのであった。

P1300042.JPG
(涼粉。緑豆やジャガイモのでんぷんで出来たごんぶと板春雨)

P1300043.JPG
(田螺。他の料理がドンドコ出てしまうとこれをチマチマやる余裕がなくなる。
 いっぱい残してゴメンヨ)

P1300051.JPG
(イシモチの唐揚げ。頭に石が入ってるのが当たり←ウソ、全部当たり)

P1300052.JPG
(刻んだ塩漬けトウガラシ入りのスクランブルエッグ。辛くなーい)

P1300044.JPG
(板筋の煮込み。キノコじゃないよ)

しかしこの日、
巨大ザリもかすんでしまうような出来事がこの後起こったのだった。

宴もたけなわという頃、突然隣の席でケンカ発生。
怒号が飛び交ったかと思うや、
食器やビール瓶が落ちて割れる音がし、
殴りかかる、蹴りかかろうとする、食器を投げつける、とエスカレート。
そのうち同席していた子供が大声で泣き出し、店内は騒然とした。

ケンカは日常茶飯事と始めのうちは高をくくっていた私も、
片方が割れたビンを手にケンカ相手を追いかけ始めたのを見て、
さすがに血の気が引いた。
あわや刃傷沙汰?と思ってしまったくらい。

やがてケンカの当事者、仲裁に入ろうとする人、野次馬などが団子のように一体となり、
「ケンカ隊」は店外へ。
しばらくしてもみ合っていたようだったが、そのうち落ち着いた。

ケンカ騒ぎの余韻もぼちぼち消えて、
いつも通りのレストランの雰囲気が戻ってきた頃、
私たちの同席者がポソッと小声で言った。

「どっちがお勘定を持つかでケンカしたらしいですよ」

あの大立ち回りの理由がそれ?

まあ、こっちらしいといえば、らしいかも。
ザリさんもビックリ!のケンカの理由だった。

P1300050.JPG


▼これまでの「通楽飯館」関連記事
【通楽飯館】麻辣小龍蝦


▼お店情報
通楽飯館(東直門二店)
東城区東直門大街10号楼−3号
010-8407-1481/8661-6088
P1290696.JPG
<アクセス>
東直門から東直門大街を西へ向かうと、道の南側にあります。
3〜4分くらいで着きます。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(7) | 其它(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごかったですよねえ。
初めての中国で着いたその夜にザリガニとタニシとケンカの洗礼を受けた息子の友だちは
ほとんどノドを通らなかったらしく、ホテルに帰ると日本から持参したカップラーメンを
食べていました(笑)
その後はモンゴル料理も蘭州料理も炸醤麺も
餃子もパクパク食べてましたけどね。
名前は失念しましたが、私たちが泊まったホテルの前にある連トスランの炸醤麺もなかなかでしたよ。
Posted by マダム・チャン at 2011年09月03日 18:29
>マダム・チャンさんへ

はい、一瞬最悪のケースも考えました。
怖かったです。

息子さんのお友達君、なかなかハードな北京最初の夜になってしまいましたね。
北京を嫌いになったりしていないことを願っております。

ホテル前のレストランは二姐の店かな?
門釘肉餅の店だったのに、dalian火焼の店に変わってしまったそうですね。
Posted by ayazi at 2011年09月04日 09:22
焼烤の隣ですね。
夜遅くまでやってるし、
昼間はものすごく繁盛してましたよ。
焼烤の店も行ってみたかったんだけど。
また次回にします。
Posted by マダム・チャン at 2011年09月04日 11:46
「いつもより高く登ってます」の写真の手タレです(笑)。
春雨がちょーど、俳優のタマゴ君の目と目の間を通ってて可笑しい!ayaziさん、狙いましたね〜。

元「二姐」は、今はdalian火焼をメインにするようになった(店名も「dalian火焼」)ようですが、門釘肉餅がdalian火焼に変わったこと以外、他のメニューは変わってないみたいです。

メイン鞍替えの理由はよく分かりませんが、ともあれ、なかなかおしいかったですね(そもそも材料は、門釘肉餅とほとんど変わらない気がしますし・・・)!
マダム・チャンさんの息子さんもお友達も、dalian火焼はどんどん食べて下さってて、よかったです!
あ、でも単に、遅くなってしまってお腹が空きすぎていたせいでしょうか(笑)。

Posted by march at 2011年09月04日 12:13
あ、じゃあ、夜遅めに食べたのがdalian火焼のほうだったんですね。ほんと、美味しかったです。ここは昼間は閉まってました。
ハルピンに発つ日の昼間やたらと混んでるのを見たのが、その一軒置いて隣りにある店です。混んでたので入りませんでしたが。

marchさん、次回は春餅の店、ぜひ教えてくださいね。
Posted by マダム・チャン at 2011年09月04日 14:29
>マダム・チャンさんへ

門釘肉餅もおいしいですが、dalian火焼のほうが餡のバリエーションがあって楽しいですよね。
私は羊肉×ニンジン、牛肉×茄子なんていう組み合わせも大好きです。
昼間にすごく混んでいるお店というのも気になりますね。
そのうちのぞいてみます。
Posted by ayazi at 2011年09月05日 13:20
>marchさんへ

手タレ協力感謝です!
タマゴ君の目と目の間に“樹”が来たのは偶然ですよ〜。
と言いつつちょっとは狙ったかも(笑)。

dalian火焼、ずいぶん食べてないなあ。
そういえば春餅も!
そのうちご一緒しましょう!
Posted by ayazi at 2011年09月05日 13:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: