2011年08月30日

【翠清酒家】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang1cai4)
P1300012.JPGP1300014.JPG
P1300015.JPGP1300019.JPG
【ところ:朝内北小街/ねだん:記事参照】

安くて旨い湖南料理が食べられる店として大人気の翠清酒家。
確かに評判通りのおいしさなのだが、
夕方5時半には席が埋まるほどの大盛況ぶりと
西方面にあって行きにくいのとで、
気になってはいつつもなかなか足を運ぶことができない。
職場からは割合違いのだけれど、それでもなかなか、ね。

▼旧ブログの「翠清酒家」関連記事
【翠清酒家】地道湖南菜

その翠清酒家が朝陽門と東四十条の間にある朝内北小街に支店を出したというので、
吉報に小躍りして行ってみた。

P1300008.JPG

が、店構えを見て、激しい不安に襲われる。
こんなにでっかくて、しかもこんなに小ぎれい。

P1300009.JPG

あまりにも、あまりにも本店とかけ離れている・・・・・・
おまけに入口ではチャイナドレスのお姉さんが迎えてくれたりなんかして、
さらに不安をあおる。

ダメ押しは、先に到着していたmarchさんの表情だった。
marchさんは、美しく装丁された大判のメニューを繰りながら、
途方に暮れたような、投げやりなような表情で私を迎えたのだ。

「もう全然ダメ。湖南料理レストランじゃないですよ。
 なんちゃって日本料理までありますよ。」

湖南料理レストランに、さ、刺身が・・・・・・!?

しかも、
鶏汁豆皮、蘿蔔絲煮河蝦など、
本店で食べたらおいしくてすっかりファンになった料理名を告げても、
店員は「ない」とそっけない。
それどころか、
「何わけの分からないこと言ってんの?この客?」
と怪訝な顔をするばかり。
「きっと本店の料理を知らないんだね。」
とマネージャーを呼んでもらって聞いてみても
「ない」と「出来ない」の一点張り。
粘って厨房にまで聞きに行ってもらったが、結果は同じだった。
(実際は厨房に行っても聞いてもいないかもしれないけどね)

ああ、やはりここも、北平居と同じ道を辿ったのか・・・・・・
本場の地方料理の味を提供する道を捨て、
総花的ファミレス風レストランに変わってしまったのか・・・・・・

怒りと嘆きがないまぜになった脱力感と戦いながら、
なんとかかんとかメニューから拾い出した湖南料理は以下の通り。

(冗談じゃなくて、
 本当に拾い出さないと湖南料理を選べないのだ、マジで!!
 メニューを何回行ったり来たりしたことか!)

醤油蘿蔔皮(jiang4you2 luo2bopi2):22元
大根のトウガラシ醤油漬け

P1300010.JPG

見た目からは想像できないかもしれないが
カ、カライ!!

翠清小炒肉(cui4qing1 xiao3chao3rou4):48元
豚肉とセロリの湖南風炒めもの

P1300014.JPG

大定番。
さすがにこれはあった(ホッ)。

干鍋花菜(gan1guo1 hua1cai4):48元
カリフラワーの炒めもの

P1300012.JPG

最近はまり気味のカリフラワー。
余談だが、菜花ではなくて花菜というのは湖南特有の言い方かな?

白辣椒炒鶏雑(bai2la4jiao1 chao3 ji1za2):58元
白トウガラシと鶏モツの炒めもの

P1300019.JPG

これは割合マイルドで食べやすい。
ご飯を呼ぶ一品。

双色魚頭(shuang1se4 yu2tou2):78元
コクレンの頭の赤青トウガラシ漬け物風

P1300015.JPG

[朶刂]椒は、泡椒(pao4jiao1)=漬けた赤トウガラシを細かく刻んだもの。
青トウガラシだと醤椒(jiang4jiao1)になる。

二色のトウガラシを使っているので、双色。
この日は二色版を頼んだが、どちらか1種類だけにすることも可能。
その場合は、[朶刂]椒魚頭か醤椒魚頭になる。

P1300016.JPG
(小炒肉と比べると大きさがよく分かる)

見た目はトウガラシまみれで激辛に見えるが、
漬けてあるせいかそれほど辛くはない。
むしろタレの味がめんつゆのような甘辛さなので、
日本人は意外と好きだと思う。

最後にゆでた麺をプラスできるあたりも、くすぐられる。

P1300020.JPG

この麺は、清水麺(qing1shui3mian4)と言って18元。
本店ではタダだったのになあ・・・・・・!
ため息。

本店に行ったのは1年半以上前のことだし、
その時に食べた料理の正確な値段をすべてメモしたわけではないので
単純に比較はできないけど、
たとえば小炒肉が本店は20元なのに対して東四店の値段は48元と倍以上。
魚頭も(たぶん)40元くらいだったのが、こちらは78元。
しかも麺はタダだったのに対して有料で、なんと18元もした。

ぶーぶー文句を言っている割に、
頼んだ料理は実はどれもおいしかったのだけれど、
改めてこの値段を見てみると本店との違いに驚いてしまう。

い、いや、そうではないか。
そもそも本店が安すぎるのか。

「まあおいしかったんですけどね。」
「本店のことを考えずに来るなら、ここはここでいいかもしれませんね。」
「でもこれじゃあかえって本店への思いが募りますね。」
「近いうちにリベンジですね!」

これは西への遠征を企画せねばなるまい。


▼お店情報
翠清酒家(東四店)
東城区朝陽門内北小街113号
010-8402-7450/7455
P1300008.JPG
<アクセス>
朝陽門から朝内大街を西へ向かい、最初の交差点で右折して朝陽門内北小街へ。
しばらく北へ向かっていくと、道の左手にあります。
朝陽門内大街と東四十条との間、若干朝陽内大街寄りです。
(東四五条近く)


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。