過橋鱸魚(guo4qiao2 lu2yu2)
【ところ:工人体育場/ねだん:98元】
久し振りに茶馬古道に来たら、やはりこれが食べたくなってしまった。
過橋鱸魚は雲南料理の代名詞的存在になっている「過橋米線」をアレンジした料理だ。
▼「過橋米線」についての説明はこちら。
・Wikipediaの「過橋米線」のページ
過橋鱸魚は過橋米線の魚版。
どでかいボウルに入れたアツアツグラグラに熱したスープと
薄くスライスして下味をつけたスズキの身を別々にテーブルに運んできて、
客の目の前でスズキをスープに投入する。
(鱸魚というけれど、ホントにスズキなのかなあー?
実は常に疑問符を抱きながら食べてます。
こっちの中華レストランで食べるスズキって、なんとなく泥臭い・・・・・・淡水スズキ?)
これをしばらく置いて魚に火が通ってからスープと一緒に食べるという趣向だ。
スープは魚のアラで取ったもので、こくとうま味が良く出た濃厚な味。
でもちっともくどくない。
スープの中には白菜、豆苗、豆腐、春雨など具がたっぷり入っていて、
スープというよりもむしろ鍋物の感覚に近い。
そのまま食べても十分おいしいが、
具を特製のタレにつけて食べてもまた格別。
タレはトウガラシや香菜、腐乳などにスープを注いだもの。
辛口が好きな人はこんな風にスープにタレを入れてしまってもいい。
それにしてもこれ、ものすごいボリューム。
どでかいボウルが迫力だ。
お玉と比べるとボウルの大きさが分かるだろうか。
この日は2人の食卓だったので、完食はとても無理。
とにかく魚だけはすべて食べ切り、
野菜もかなり食べたのだけれど結局かなりの量が残ってしまった。
他の料理も頼むことを考えると、
これを食べ切るには少なくとも4人は必要かもしれない。
▼これまでの「茶馬古道」関連記事
・【茶馬古道】雲南菜
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これはこれは・・・過橋米線については、中国の食べ物については知識の深いayazi様の文章とは思えません。
まあ過橋米線については中国のことですから様々な異説があるのでしょうけど。
ウィキペディアからの抜粋で申し訳ないですが、
「雲南省南部蒙自県の南湖にある小さな島は、科挙の試験を受ける書生が集中して勉強をするには適した場所で、ある書生がこの小島で科挙に備えて勉強に取り組んでいた。書生の妻は食事を作って運ぶのだが、夫はすぐに食べないのでいつも冷めてしまう。ある時、鶏を土鍋で煮込み夫の元へ届けたところ鶏油が浮いていて、長い時間が経過しても料理は熱さを保っていた。そこで米線を入れたところ、夫はとても美味しいと喜んで食した。夫が喜んだので、妻は度々この料理を作り、小島への橋を渡って夫の元へ運んでいた。後に夫は科挙に合格し、妻が届けた米線のおかげで合格できたと語られるようになった 。」
大事なのは、「浮いた鶏油で下のスープが冷めないことを偶然に発見して、勉強に集中していていつも料理を熱いうちに食べない夫に温かい料理を食べさせる方法を思いついた」ことではないすか?
『「過橋米線」は、その昔、川向こうの書斎で科挙の勉強に励む夫に作りたての麺を食べてもらおうと妻が工夫して作った料理。チリチリになるほど熱く煮立てたスープと太麺ビーフンを別々に用意して、そのまま橋を渡って夫の書斎に行き、食卓に載せてからビーフンを投入したのだという。こうすれば、麺がのびないから。それで、「過橋」(橋を渡る)の名前がついたのだそうだ。』と随分お話が違いますし、肝心の浮いた油の効果という重要な情報がそっくり抜けています。
過橋米線についてウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E6%A9%8B%E7%B1%B3%E7%B7%9A
ayazi様の写真にも油が浮いているのがはっきりとうつってます。(淡水スズキも美味しそうですね。)
それに米線は太麺ビーフンではありませぬ。
またまたウィキペディアの丸写し(編集者さん、ごめんなさい)
・中国福建省や台湾で食べられているビーフンはライスヌードルを代表するもので、極細に打ち、そのままで、または乾燥させて製品とする。
・雲南省昆明名物の米線は、通常干さず、汁に浮かべて食べるが、桂林米粉と同様に、福建省のビーフンよりも太く、干さないものを食べることが多い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB
過橋米線の紹介をウィキペディアの引用に変更しました。
詳細なご指摘をありがとうございました。
5月4日の「瑞徳居」の「醤肉」の記事では鱸魚を「バス」と訳してらっしゃいますね。この過橋鱸魚の鱸魚は日本では悪名高いブラックバスのような淡水バスである可能性もありますか?(中国に淡水バスがいるかは自分はネットで確認できませんでしたが。)
あるいは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD_(%E9%AD%9A)
ここに書かれている「中国では河口から400km上流まで遡上する個体もいる」という「タイリクスズキ」なのでしょうか?
ブラックバスについてネットで調べてみるとブラックバスはまずいと言われていたけれど、うまく扱えば大変おいしくなるし、扱いを間違えたなら臭くなると書いてあります。
淡水魚っぽい泥臭さと感じることがあるので、海水のスズキではないのではないかと思っています。
値段からしても、淡水の養殖ものかなと。
はっきり特定できていないので、「バス」にしてみたり「淡水?スズキ」としてみたり、訳語も一定していなくてすみません。