清炒苦瓜(qing1chao3 ku3gua1)
【ところ:東直門南小街/ねだん:確か10元台】
日本ではこの夏(節電対策として)大注目の苦瓜。
北京はじめ中国では、
今夏に限らず夏場にはとても身近な食材だ。
いや、夏場というのは正しくないかも。
暑い時期だけでなく、
なんとなくのぼせて熱っぽかったり、
吹き出物が出来たりした時によくお世話になるのが苦瓜だ。
もうすでにご存知の方も多いと思うが、
苦瓜は中医学的に「去火(qu4huo3)」、
つまり「上火(shang4huo3)」した状態を緩和する食べ物だと考えられている。
上火というのは、
身体の陰と陽のバランスが崩れて「内火」が旺盛になった状態のこと。
「内火」というのは身体の中にある熱性のもの。
鼻血を出したり、
肌が荒れて吹き出物や口内炎が出来たり、
なんとなくのぼせて熱っぽかったり、
イライラしていたりすると
決まって「上火了(shang4huo3le)」と言われる。
強い風にあたったり、辛いものを食べたりしても「上火」する。
上火というと私はいつも、
身体の中のコンロに大きな鍋がかかっていて、
強い風にあたれば火の勢いが強くなり、
辛いものを食べるとこれが燃料になって火がメラメラと燃えあがって、
鍋が吹きこぼれる様子を想像する。
吹きこぼれたものがのぼせや吹き出物になって体表に出てくるイメージなんだけど、
これって合ってるのかなあ??
まあ、私の想像が合ってるかどうかはともかくとして、
上火した時に食べるといいとされているものの代表がこの苦瓜。
こちらの苦瓜は日本のものに比べると苦味がきつくなくて食べやすい。
形状も日本のものほどイボイボがはっきりしていなくてつるりとしており、
色も薄いと思う。
種類が違うものなのだろうか。
ちなみに中国語では苦瓜のほかに涼瓜(liang2gua1)と呼ばれることも多い。
咱家餃子だけでなくたいていどこのお店のメニューにもあるので、
「あれ?ちょっと熱っぽいな」、
「口の周りに吹き出物ができちゃった」
なんて時に薬がわりに苦瓜料理を食べるとなんだか現地の人っぽい?
いや、普通の食材として普通においしいので、
別に普通の時に食べてもいいんだけどね。
▼これまでの「咱家餃子」関連記事
・【咱家餃子】餃子
・【咱家餃子】東北拉皮
・【咱家餃子】鍋包肉
・【咱家餃子】小鶏炖蘑
・【咱家餃子】地三鮮
・【咱家餃子】合家一鍋鮮
・【咱家餃子】溜肉段
▼お店情報
咱家餃子
東城区東直門南小街55号(海運倉胡同近く)
010-8404-5153
<アクセス>
地下鉄2号線「東直門」駅下車。
東直門内大街を西方向へ進み、最初の交差点を左折。
東直門南小街を南へしばらく歩いて行くと、右手(西側)にあります。
「東四十条」駅からも行けます。
その場合は最初の東四十条を西に向かい、最初の交差点を右折して
東直門南小街を北上してください。
(どちらの駅から行っても同じくらいの距離です)
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。
■ayaziの本■
「食」の中国語
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)
「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
【関連する記事】



中華だから油通ししてからかな?
今年は実家でもゴーヤを作っていますが、もっと濃緑色で、やっぱり苦かった(笑)
汽車の旅では車内販売のぶっかけ飯かインスタント麺派だったので、食堂車ではほとんど食べたことがないんです。
それくらい貧乏旅でした・・・・・・
おそらく日本のものとは少し種類が違うのではないかと思います。
炒める時は特に下ゆでも油通しもしないようです。
ただし、油はかなり大量に使っているようですね。