2011年07月31日

【咱家餃子】清炒苦瓜

ニガウリ(ゴーヤ)の炒めもの
清炒苦瓜(qing1chao3 ku3gua1)
P1290169.JPG
【ところ:東直門南小街/ねだん:確か10元台】

日本ではこの夏(節電対策として)大注目の苦瓜。
北京はじめ中国では、
今夏に限らず夏場にはとても身近な食材だ。

いや、夏場というのは正しくないかも。
暑い時期だけでなく、
なんとなくのぼせて熱っぽかったり、
吹き出物が出来たりした時によくお世話になるのが苦瓜だ。

もうすでにご存知の方も多いと思うが、
苦瓜は中医学的に「去火(qu4huo3)」、
つまり「上火(shang4huo3)」した状態を緩和する食べ物だと考えられている。

上火というのは、
身体の陰と陽のバランスが崩れて「内火」が旺盛になった状態のこと。
「内火」というのは身体の中にある熱性のもの。
鼻血を出したり、
肌が荒れて吹き出物や口内炎が出来たり、
なんとなくのぼせて熱っぽかったり、
イライラしていたりすると
決まって「上火了(shang4huo3le)」と言われる。
強い風にあたったり、辛いものを食べたりしても「上火」する。

上火というと私はいつも、
身体の中のコンロに大きな鍋がかかっていて、
強い風にあたれば火の勢いが強くなり、
辛いものを食べるとこれが燃料になって火がメラメラと燃えあがって、
鍋が吹きこぼれる様子を想像する。
吹きこぼれたものがのぼせや吹き出物になって体表に出てくるイメージなんだけど、
これって合ってるのかなあ??

まあ、私の想像が合ってるかどうかはともかくとして、
上火した時に食べるといいとされているものの代表がこの苦瓜。

こちらの苦瓜は日本のものに比べると苦味がきつくなくて食べやすい。
形状も日本のものほどイボイボがはっきりしていなくてつるりとしており、
色も薄いと思う。
種類が違うものなのだろうか。
ちなみに中国語では苦瓜のほかに涼瓜(liang2gua1)と呼ばれることも多い。

咱家餃子だけでなくたいていどこのお店のメニューにもあるので、
「あれ?ちょっと熱っぽいな」、
「口の周りに吹き出物ができちゃった」
なんて時に薬がわりに苦瓜料理を食べるとなんだか現地の人っぽい?
いや、普通の食材として普通においしいので、
別に普通の時に食べてもいいんだけどね。


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▼お店情報
咱家餃子
東城区東直門南小街55号(海運倉胡同近く)
010-8404-5153
P1270468.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「東直門」駅下車。
東直門内大街を西方向へ進み、最初の交差点を左折。
東直門南小街を南へしばらく歩いて行くと、右手(西側)にあります。

「東四十条」駅からも行けます。
その場合は最初の東四十条を西に向かい、最初の交差点を右折して
東直門南小街を北上してください。
(どちらの駅から行っても同じくらいの距離です)


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posted by ayazi at 00:00| Comment(4) | 蔬菜類(野菜料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この料理は、中国国内を鉄道移動するときに食堂車で戴くメニューの一つにもなっていますね。移動しながら食事を戴く風情は日本では限られたものになりましたが、中国はまだまだ大衆夜汽車の雰囲気がありますね。先を急がず、雄大な大陸を旅する風景はやはりよいものです。
Posted by 龍心 at 2011年07月31日 00:32
とても美しい翡翠色ですが、軽く塩湯でした物を炒めているのでしょうか?
中華だから油通ししてからかな?
今年は実家でもゴーヤを作っていますが、もっと濃緑色で、やっぱり苦かった(笑)
Posted by katka(かてぃか) at 2011年08月01日 10:32
>龍心さんへ

汽車の旅では車内販売のぶっかけ飯かインスタント麺派だったので、食堂車ではほとんど食べたことがないんです。
それくらい貧乏旅でした・・・・・・
Posted by ayazi at 2011年08月01日 13:28
>katka(かてぃか)さんへ

おそらく日本のものとは少し種類が違うのではないかと思います。
炒める時は特に下ゆでも油通しもしないようです。
ただし、油はかなり大量に使っているようですね。
Posted by ayazi at 2011年08月01日 13:35
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