2011年07月27日

【通楽飯館】麻辣小龍蝦

ザリガニのピリ辛煮
麻辣小龍蝦(ma2la4 xiaolong2xia1)
P1290707.JPG
【ところ:東直門/ねだん:8元(1匹)】

もうすぐ帰国される(現時点ではすでに帰国された)Yさんのご要望で
急遽ザリの会を開いた。
Yさん、北京滞在は6年になるのだが、
実はザリガニを食べたことがないとのこと。
食べ歩き大好き、かなりマニアックなお店も果敢にチャレンジする
Yさんなのに、意外!
でもそういう方は結構いらっしゃって、
北京在住10ン年のY様も、
胡同歩きの達人marchさんもザリ未体験とのこと。
かく言う私もザリは久しぶりだ。

ザリガニは5月〜7月頃がおいしいシーズンだとか。
何度も食べに通うほどのザリ好きではないけれど、
ワンシーズンに1回くらいはやはり食べたい。

以前はザリと言えば酒聖居というお店に行っていたのだけれど、
今回は新規開拓な気分。
ネットで検索してみると、
「ザリガニなら通楽が一番!」
という書き込みを複数発見。
駅からも近いし分かりやすい場所にあるので、ここに決定した。

P1290696.JPG

当日お店に行ってみたら、
入口前の道路でザリガニ仕分け作業中。

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このお店では、
1匹2元の一番ちびっ子から1匹8元の大物まで、
2元刻みで大きさが選べる。
(ほかの店もだいたい同じような感じ)

これは?

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2元のチビスケかな。

お、これは大きそう。

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――これは一番大きいの?

「そうだよ。」

――いくら?

「8元。」

おし、今日は一番デカイの入荷ね。
これにするべ。
心に決めてお店に入る。

時間は6時すぎ。
この時間帯だとまだ人もまばらだ。
でも7時には満席になるので、6時半過ぎには入店するのが無難。
ちなみに予約は基本受け付けないらしい。

さて、注文である。
魚と違って、ザリガニは重さ単位ではなく個数で頼む。
ただし、その際に大きさを指定する必要あり。
「2元のを30匹」とか、
「6元のを20匹」といった具合だ。

この日私たちが注文したのは、「8元のを15匹」。
5人いたのでまずは1人3匹分頼み、
気にいれば追加注文しようという算段だ。

注文する時には調味ダレの辛さも選ぼう。
この日は微辣(wei1la4)=ちょい辛でお願いした。
呪文のように「不要放味精」を唱えるのも忘れずに。

サイドディッシュにいくつか前菜を頼み、
ぽちぽちつまみながら主役の到来を待つ。

煮毛豆(zhu3mao2dou4):8元
枝豆

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老虎菜(lao3hu3cai4):10元
キュウリ・尖椒・香菜の和えもの

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老醋花生(lao3cu4 hua1sheng1):8元
揚げ落花生の黒酢浸し

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香辣土豆絲(xiang1la4 tu3dou4si1):16元
細切りジャガイモの香り揚げ

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糖醋丸子(tang2cu4 wan2zi):26元
肉団子の甘酢あん

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そして、ザリザリが満を持しての登場!

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これで15匹。

こちらは3者会談中。

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(特に意味なし)

さすが8元もの。

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デカイ!

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薄手のビニール手袋が配られるが、
途中から手汗と煮汁のためにまったく意味がなくなることを
過去数回の経験で学んでいたため、
今回は端から着用せずに素手で向き合うことに決定。
ザリの食卓は、
箸が汚れようがビールのコップが油まみれになろうが、
気にしてはいけないのだ。

まずは頭と胴体とを分ける。

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(気にしてはいけない、と言いつつ、最初だけ手袋してますが・・・苦笑
 この後すぐ取っちゃいました)

味噌もしっかり。

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ただし頭のほうはさすがに若干泥臭い。
無理して食べなくてもいいかも。

メインは尻尾のほう。
殻がかなり硬いがひるまずむきむき。
シャコと違ってとげがないのがありがたい。

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ぶりんっ!
おお、さすが8元ものだけあって、身もしっかり。
なかなか食べでがあるゾ。
2元のくらい小さいのだと
いちいち殻をむかずにしがんでしまったほうが手っ取り早いかもしれないが、
8元のはかなり大物なので一つ一つ丁寧にむいて食べる甲斐ありだ。

尻尾のほうの肉には泥臭さを感じない。
普通にエビを食べているような気分だ。

「食べたことなかったけど、普通においしい。」
とつぶやいたのはmarchさん。
そうなんです、普通においしい食材なんです、ザリガニって。
ザリガニと聞くとそれだけでゲテモノ扱いする日本人も多いけど、
こちらではごく普通に食べられている。

ザリをリクエストしたYさんはと言えば、
ザリむきの才能をいきなり開花させ、
私が1匹食べる間に3匹を平らげてしまっていた。
素早い!!
日本から訪燕中のYさんのお父様もまったく問題なく召し上がっているし、
Y様も「おいしいじゃないの!」と気に入った模様。
ということで、ザリ第二弾発注決定。

今度は1人2匹で10匹。

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あれ?今度のほうが大きいような?

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そうそう、煮込み調味料の味は微辣くらいで正解だったようだ。
辛さもビリビリ度も程よく、
ザリの味がしっかり感じられていい塩梅だった。

ふー、久々のザリ食いで満足。
のはずだったのだが、
ふと隣のテーブルに見た私の目がある料理に釘付けになった。
たまらず追加注文。

田螺(tian2luo2):12元
タニシ

P1290723.JPG

大好きなのだ、これ。

ザリだのタニシだのをつまみに、
ビールに白酒、さらに韓国の薬酒をぐびぐび。
(白酒と韓国の薬酒は持ち込み)

P1290721.JPG
(こんなのもあるんだね)

P1290722.JPG
(お土産によさそう?)

ザリの宴、楽し。
夏場までが旬のようなので、興味のある方はお早めに鬼街へ!


▼お店情報
通楽飯館(東直門二店)
東城区東直門大街10号楼−3号
010-8407-1481/8661-6088
P1290696.JPG
<アクセス>
東直門から東直門大街を西へ向かうと、道の南側にあります。
3〜4分くらいで着きます。


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この記事へのコメント
ayaziさま
ご存知かどうか知りませんが、日本ではザリは高級食材なんですよ。
築地市場でも偶に活きたザリを売っているのですが(誰が買っているのだろう?)、1kgで2,500円程度はしますから、かなりのモンなんです。
でも、自分としてはザリの特徴的な旨味ってのがまだ良く分かっていなくて、「また食いたい!」とあんまり思わないんですよねぇ。
市場で売ってる普通の安いエビでいいじゃん、ってなっちゃうんですよ。
Posted by おおたま at 2011年07月27日 08:26
>おおたまさんへ

ザリが日本で高級食材だったなんて、知りませんでした・・・・・・
日本だとどうやって食べるんでしょう?
ちなみに私は小さい頃従兄弟と一緒にバケツいっぱいのザリガニを釣り、それ(尻尾部分のみ)をばあちゃん(おばちゃんだったかな?)がゆでてくれたのを食べたのが、日本における唯一のザリ食い歴です。

こちらでのザリの位置づけは「下町のロブスター」(酒徒さん命名)、つまり安いロブスター。
市場で売ってる普通の安いザリガニでいいじゃん、という感じでしょうか。
まあ確かに味に差はありますが、刺身で食べるわけじゃなし、値段の差を考えると「小」がついてもこっちの「龍蝦」で十分だと思ってしまう私です。
Posted by ayazi at 2011年07月27日 13:26
昨日の羊に続いて、2ストライク・ノーボールです!!

これまたおいしそう!!
惹かれてます(笑)

おおたまさん>
僕が子供の頃釣ったザリガニとは違うんでしょうね〜

Posted by katka(かてぃか) at 2011年07月27日 15:12
この店、ぜひ行きたいです!
実は8月は息子とその幼馴染の友だちを連れて行くので、奴らにザリガニを食べさせて
みたい。
小学校受験の時、ザリガニをつかまえて、
その絵を描くというのがあり、
ザリガニがつかめなかった典型的東京っ子
です。

私はタニシが食べたい。タニシ、私も好きです。
上海の名物タニシの醤油浸けみたいなのも
大好物なんだけど、久しく食べていません
し。孔己己酒家にあるんですけどね。
Posted by マダム・チャン at 2011年07月28日 06:19
>katka(かてぃか)さんへ

ストライクが続いたようでよかったです。
バットで直接出てくる豪快さも気に入っています。
Posted by ayazi at 2011年07月28日 13:42
>マダム・チャンさんへ

つかめなかったザリガニ、果たして食べられるでしょうか・・・・・・?
それにしても、つかまえたザリガニの絵を描く試験のある小学校、なかなか素敵ですね。

黄泥螺ですね!
舌先でやさしくそうっと食べないと殻がつぶれてしまうんですよね。
Posted by ayazi at 2011年07月28日 13:47
ayaziさん
おおたまさん

知っているかぎりでは、東京の下北沢のケイジャン料理のお店「ビッグチーフ」には夏季限定ですがザリガニ料理があります。 http://bigchief.under.jp/cajun.html
以前は町田市にもザリガニ料理が食べられるケイジャン料理の店がありましたが残念なことに数年前に閉店しました。

ケイジャン料理の本場ルイジアナではガンボやジャンバラヤにザリガニを使うことがあるほか茹でただけのザリガニもルイジアナ名物です。
Posted by 李莉 at 2011年07月29日 05:52
>李莉さんへ

ありがとうございます。
同じザリガニ料理でもだいぶ雰囲気が違いますね。
ザリガニ入りジャンバラヤも食べてみたいです。
そういえば、ジャンバラヤ、もう何年(十何年?)も食べてません・・・・・・
Posted by ayazi at 2011年07月29日 13:08
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