新品京味菜(xin1pin3 jing1wei4cai4)
【ところ:車公荘/ねだん:記事参照】
「なんじゃそりゃ?」な記事タイトルだけど、
「新品京味菜」なんていうヘンテコな看板を掲げているのはお店のほうだから仕方ない。
ということで、「新品」という言葉に半ば、
いやかなり不安を感じて訪問した京味楼。
お店の中に入ってみれば、
内装は中華風(?)ではあるもののどこもかしこもキンキラキンだし、
メニューを開けばえせフランス料理のような装飾過多の盛り付けばかり。
しかも「京味菜」を名乗っていながら北京料理以外のものもかなり載っていて、
気をつけないと北京料理の店に行ったのに1つも北京料理を食べなかった、
なんていう悲劇(喜劇?)も起きてしまいそう。
最近こういうの、多いんだよなあ。
正直なところ、
「うー、ここもか・・・・・・お店の選択を外したか?」
と落胆と不安がつのった。
とは言え、せっかく休日にわざわざ会社の近くまでやって来たので
ヘンテコになりようもない割とストレートな料理を選び出してオーダーしてみた。
まずは涼菜から。
茉莉花拌核桃仁(mo4li4hua1 ban4 he2taoren2):22元
ジャスミンの花とクルミの和えもの
ストレートなと言いつついきなり全然北京っぽいのじゃなくて失礼!
ご一緒した方のリクエストに応えての一品。
ジャスミンの花のつぼみを使った料理はどうやら最近の流行らしく、
ここ数年いろんな店でよく見かけるようになった。
たいていはこういう和えものか、卵と一緒に炒めてある。
ジャスミンの花の香りはほんのわずかで、
正直なところ味よりは見た目重視、風情重視の料理だと思っていたが、
ここのものはジャスミンがかなり強く香って目を見開いた。
今まで食べたジャスミンものの中では秀逸。
(ただし、後日再訪した時に食べたものは今ひとつだった。
中華料理は一期一会・・・・・・)
香椿鹵水豆腐(xiang1chun1 lu3shui3 dou4fu):12元
香椿と豆腐の和えもの
この盛り付けでもかなりドン引きなのだが、
メニュー写真の盛り付けはもっととんでもなくえせフランス料理風だった。
香椿と豆腐の和えたのをセルクルに入れて成型し、
その上にネイティブアメリカンの酋長の頭飾りよろしく香椿の小枝がぶっさしてあったのだ。
ホントよ。
「
写真を撮り忘れてしまったのが残念。
くー。
香椿は旬の終わりかけだったからかそれほど強く香らず。
でもまあまあおいしかった。
羊油麻豆腐(yang2you2 ma2dou4fu):16元
緑豆おからの羊油炒め
これ、本当は前菜じゃなくて北京小吃という分類になるんだけど、
前菜っぽい食べ方をすることが多いのでついでにここでご紹介。
これもメニュー写真ではこじゃれた盛り付けになっていて
私たちの不安を呼んだのだが、
出てきてみればごくごく普通の盛り付けで一同ホッ。
(まあ、怖いもの見たさもあったので半分ガッカリしたのも事実)
とてもまっとうな味。
このしゃれっ気も何もない見た目と実にマッチしていて、
「そうそう、これでいいのだ」
と頷いてしまった。
どうやらこのお店、
内装やメニュー写真はこじゃれ系を目指してがんばってしまったが、
実際の運用のほうはそこまで行っていない様子。
よし、いい感じ。
これは期待していいかも?
ということで、熱菜篇に続く。
▼お店情報
京味楼(旗艦店)
西城区車公荘大街9号院五棟大楼A棟1単元1階
010-8839-5246/5245
<アクセス>
地下鉄2号線「車公荘」駅A出口を出て車公荘大街を西へ。
1つめの信号(交差点としては2つめ)を越えた歩道橋の先、
道の右側(北)にあります。
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私もここ、以前、人民中国の方に連れて
来てもらったのですが、食べるまでは、
「どうなの? ここ」と不安に思ったもの
です。
でも、味は普通に美味しいんですよね。
清潔だし。
地元の人にはこういうのがいいんだろうな
と思いました。
キンキラキンのバブリー内装に比して料理は奇をてらわずしっかり作っていて、いい意味で予想を裏切られました。
庶民派の店に愛着を持つのは外人の勝手な思い入れで、確かに地元の人にはこういうのがウケルのかもしれませんね。
ちょっと考えさせられました。