酸菜粉絲(suan1cai4 fen3si1)
【ところ:甘家口/ねだん:20元】
夫婦喧嘩を誘発したヨーグルトチーズミルクプリン、
ひんやりほろほろのチーズロール、
酒も飲める煎り甘ヨーグルトチーズですっかり出来上がった食い倒れ隊。
イスラム教、仏教と立て続けに寺院にお参りしたので
ついでに道教寺院の白雲観でも詣でてみようかという説もあったのだが、
あっさり却下。
ワインが飲めるレストランの中庭でまったりプランが採用された。
ただ、その前に
すっかり張りぼて書割幕の映画村に変わり果ててしまった
前門大街をチェックしたいとの要望があり、バスで前門へ。
いざ前門大街に立ってみると、余りのチープさに一同おおいに「がっかり」。
がっかりすぎて、もう笑うしかない。
がっかりついでに出来上がりつつあった台湾街も冷やかして
うっかりしてがっかりの上塗り。
お口直しに張一元本店で
店員さんのハタハタクルクルササッな超絶紙包みテクを鑑賞し、
ようやく元気を取り戻した。
あ、いや、驚異の胃力を発揮して冰糖葫蘆を1本平らげ、
六必居の芝麻醤を手に入れお連れ嬢はその前からかなりほくほくだったか・・・・・・
前門大街でがっかりアトラクションを堪能してはみたが、
まだまだ腹も減らねば時間もたたぬ。
ということでパレット・ヴィーノの中庭席でワインをだらだら。
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時間と食物消化に努めて気づけばとっぷりと日暮れ。
晩ご飯からは酒徒さんご夫妻と水入らずで。
お目当ては炸醤麺だ。
東四十条近くにあるパレット・ヴィーノからなら松楡里店のほうが近い。
でもやはり本店のほうがおいしいという人も少なからずいる。
「本店のほうがおいしいという人も多い」
「とあらばやはり本店へ!」
ということで、
贅沢だが海碗居本店までタクシーを飛ばした。
まずは香椿豆腐、茄泥、麻豆腐あたりで白酒をあおる。
茄泥(qie2ni2)
ニンニク臭さなんて気にしない。
麻豆腐(ma2dou4fu)
いろんなところで食べたけど、やっぱりここのが一番好み。
仕上げは炸醤麺をズルズルッといくとして、
さて一品料理は何を頼むか。
酒徒さんとお連れ嬢が悩みに悩んで選び出した二品のうちの一品がこれ。
白菜を漬けた酸菜と春雨を一緒に炒めたものだ。
あー、なんか分かるなあ。
キャベツと春雨の炒めものもなかなか心惹かれる一品なんだけど、
キャベツなら他の地方でも食べられる。
でも酸菜は北京、というか北方中国のものだからな。
北京を離れるとこの酸菜を使った料理が恋しくなるんだよね。
北京に遊びに来るたびに
「これ頼んでいいすか?」
と断りながらも毎回これを頼む友人が他にもいる。
このクッタリと使った酸菜の発酵風味と塩気、そして酸味、
それらすべてを受け止めてその細い身体にたっぷりと旨みを溜め込んだ春雨。
「不要放味精和鶏精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1 he2 ji1jing1)」
(化学調味料とチキンパウダーは入れないでください)
と頼んだので、余計な味もせずとてもすっきり。
食べた後に嫌な後味も残らない。
創作系のあれこれいじった料理より
やっぱりこういう素直な料理が好きだなあ。
さて、酒徒さんとお連れ嬢が選んだもう一品の料理とは?
それはまた明日。
▼これまでの「海碗居」関連記事
・【海碗居】葱爆羊肉
・【海碗居】炸醤麺
・【海碗居】独茄子麺
・【海碗居(松楡里店)】羊油麻豆腐
・【海碗居(松楡里店)】茄泥
・【海碗居(松楡里店)】白水羊排
・【海碗居(松楡里店)】砂鍋吊子
・【海碗居(松楡里店)】溜肝尖
・【海碗居(松楡里店)】鶏蛋西紅柿
・【海碗居(松楡里店)】醋溜白菜
・【海碗居】香椿炒鶏蛋
・【海碗居】香椿豆腐
▼お店情報
海碗居(本店)
海淀区増光路11号
010-8837-4993
<アクセス>
三里河路と増光路のぶつかる交差点(甘家口大厦がある)を西へ行くと、
道の南側(左手)にあります。
地下鉄2号線「阜成門」駅から489路のバスを利用すると便利。
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「食」の中国語
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北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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仙台に在住している老北京の居酒屋の女将さんも門前周辺の事は悲しんでいました
実家が立ち退きさせられたんだから当たり前でしょうけどね
チャプチェ自体は李朝朝鮮時代がルーツだそうですが、春雨inは中国料理からの影響だとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%82%A7
あまり関連性を考えたことはありませんでしたが、そうなんですねえ。