手撕包菜(shou3si1 bao1cai4)
【ところ:南鑼鼓巷/ねだん:22元】
思い出の家庭料理レストラン「ハタメン」こと老賓朋餐館。
元の場所に復活したのは万々歳なのだが、
実はこの店、今メインでやっているのは湖南料理らしい。
その証拠に、
メニューを開くとほとんどのページが湖南料理で埋まっている。
そこに以前から聞香趣で出していた料理がちらほらと混じっている感じなのだ。
昔から大好きだったけれど
老賓朋餐館では出していないという料理もある。
例えば豆花鶏片(dou4hua1 ji1pian4)や四川肉丁(si4chuan1 rou4ding1)。
大哥の店が復活したと聞いて、
「あの味を再び!」
と意気込んで来ただけに軽くショック。
「コックが変わったので」
と大哥は説明したのだけれどどうにも腑に落ちない。
もともと大哥の店だった聞香趣の場所に新しく出来た南鑼景餐廰には
聞香趣のメニューが(たぶん)そのまま残っていて、
大哥が新しく出した店ではほとんど提供していないのか・・・・・・
ううむ。
私が大好きだった「ハタメン」の料理はもはや「ハタメン」では味わえず、
今となっては「ハタメン」とは縁のない南鑼景餐廰でしか味わえないという
なんとも妙なことになってしまったようだ。
私が頼む料理がことごとくないのを見かねて大姐が勧めてくれたのが
この手撕包菜だ。
湖南料理である・・・・・・
手撕(shou3si1)は手でちぎること。
包菜(bao1cai4)はキャベツのことだ。
キャベツにあたる中国語は実はすごくたくさんある。
北京では圓白菜(yuan2bai2ci4)と呼ばれていることが多いが、
ほかにも巻心菜(juan3xin1cai4)、
蓮花白(lian2hua1bai2)なんていうのもよく見かける。
さらに包頭菜(ba1tou2cai4)、包心白(ba1xin1bai2)、包心菜(bao1xin1cai4)、
人頭菜(ren2tou2cai4)、洋白菜(yang2bai2cai4)、椰菜(ye1cai4)なども。
地方によって呼び名は様々で、
場所によっては白菜(bai2cai4)がキャベツを指すところもあるというから
実に紛らわしいことだ。
さてそのキャベツを手でちぎり、
鉄鍋でトウガラシ、花椒と一緒に炒めて
酢、醤油、砂糖、塩などで味付けしたものが手撕包菜だ。
お店によっては料理名に干鍋(gan1guo1)がついていることもある。
湖南料理レストランに行けばたいてい食べられる。
老賓朋の手撕包菜は少量の豚肉も入ったがっつり系。
辛さはそれほどでもないが、味付けはかなり濃い口だ。
ご飯が進むというよりはご飯を必要とする味。
こりゃ喉もかなり渇く。
ついでにビールも進みそう。
▼これまでの「老賓朋餐館」関連記事
・【老賓朋餐館】軟香平
・【老賓朋餐館】西紅柿炒鶏蛋
▼お店情報
老賓朋餐館
東城区南鑼鼓巷117号
010-6406-4357
<アクセス>
南鑼鼓巷と東綿花胡同がぶつかる交差点の西南角にあります。
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初めて聞いたときは「なるほど、うまいネーミング」と感心しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/jimmy_arakawa/41759141.html
山西は茴子白、台湾では高麗菜だそうです。で、台湾では水餃の餡にこの高麗菜を使うんです。中国でキャベツ餡は少ないでしょう?
確かに、なるほど!ですね。
(余談ですが)「大頭児子,小頭ba4ba」というアニメを思い出しました。
頭系、多いですね。
茴子白はどこかで見かけたような記憶があります。
台湾になると高麗菜ですか。
しかも水餃子に!
おっしゃる通り、水餃子でキャベツ餡は見かけません。