2011年05月26日

【北容酒楼(農光里店)】宮廷点心双拼

宮廷デザート2品盛り合わせ
宮廷点心双拼
P1280368.JPG
【ところ:勁松橋/ねだん:18元】

最後にデザートを。
代表的な宮廷デザート2品の盛り合わせだ。

とは言え、
宮廷では食事の最後ではなく最初に食べられていたみたい。
薬膳とか宮廷料理の店でコースを食べると甘いものが最初に出てくる。

▼こんな風に出ます。
【大明府四合院】薬膳
(この時は豌豆黄だけですが)

北容酒楼で盛り合わせになっていたのは芸豆巻と豌豆黄。
どちらももともとは民間で食べられていたが、
後に宮廷で供されるようになり西太后に愛されたというお菓子だ。

芸豆巻(yun2dou4juan3)
白いんげん豆の小豆餡ロール

P1280370.JPG

白いんげん豆を甘く煮てペースト状にし、
それを平たくのばした上に小豆餡をのせて巻いたもの。

ひんやりとした爽やかな舌触り。
口に入れるとしゅうっと溶けていく。
甘さはとても控えめで、品がいい。
(豚の鼻みたい。なんていう俗っぽい感想はひとまず置いておき)

豌豆黄(wan1dou4huang2)
エンドウマメ羊羹

P1280369.JPG

北京の伝統的なお菓子で一番好きなのがこの豌豆黄。
エンドウマメで作った羊羹だ。

もともとはナツメが入っていたそうだけれど、
私が食べたことのある豌豆黄はどれもナツメ抜きのものだ。

豌豆黄は春のお菓子。
古くは旧暦の三月三日に食べるとされていた。
毎年春になると北京の街には豌豆黄売りの声が響いたという。

こちらも甘さはとても控えめ。
水羊羹のようなみずみずしい質感で、
食べるとエンドウマメの風味がしてにっこりとなる。
豆好きにはたまらないお菓子だ。

粗豌豆黄と呼ばれる民間版と
細豌豆黄と呼ばれる宮廷版があり、
作る手順は宮廷版のほうがいろいろと手が込んでいるそうだ。

北容酒楼のものは「宮廷点心」と銘打ってはあるけれど、
宮廷版と呼ぶほどの繊細さは感じられないかも。
宮廷版を食べるには北海公園内の仿膳飯荘がいいらしいが、
ここは10年以上前に一度行ったきり。
豌豆黄、食べたっけ?
忘れてしまった。

芸豆巻も豌豆黄も
北京っぽい料理を出す店ならたいてい用意してあるお菓子。
割合日本人の口に合うさっぱりとした上品な味なので、
抵抗なく楽しめると思う。
「中華でデザートって言ってもゴマ団子くらいしか知らないし」
なんていう方はぜひ頼んでみてほしい。

***

余談だが、もう一品頼んだクルミのお菓子は今ひとつだった。

核桃酥(he2taosu1):18元
クルミ揚げパイ

P1280372.JPG

中にはゴマやナッツ。

P1280373.JPG

あれ?クルミも入ってた?
クルミを使ったお菓子というよりは、
クルミの形をしているということに重点があったらしい。
それに油っぽくて私は1/2個でもうギブアップ。

***

ということで、
長々と続いた北容酒楼シリーズはこれにて終了。
次回からは別のお店の紹介です。


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▼お店情報
北容酒楼(農光里店)
朝陽区農光東里34号
010-6734-7118/6734-7145-8028
P1280264.JPG
<アクセス>
東三環路を勁松橋で東方向に曲がり、二つめの交差点の南東角にあります。
マクドナルドの左隣。
田源鶏のはす向かいです。

*すぐ近くにもう1つ支店があります(メニューは基本同じ)。
北容酒楼(勁松路店)
朝陽勁松路1号
010-6774-1776
P1270631.JPG
<アクセス>
地下鉄10号線「勁松」駅から勁松路を西へ。
勁松中街を越えてさらにしばらく行くと右手(道の北側)にあります。
でっかいサウナ(↓)の隣です。
P1270632.JPG


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