2011年04月30日

【北容酒楼】北方家常菜

中国北部の家庭料理
北方家常菜(bei3fang1 jia1chang2cai4)
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【ところ:勁松橋/ねだん:記事参照】

勁松橋から西にちょっと行ったところにある北容酒楼は
ご飯時になると行列のできる超人気店。

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休日の12時半くらいにお店に行ってみたら、
席待ちの人がお店の外まであふれていた。

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人気を甘く見た。
たっぷり30分たってようやく席につくことができた。

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(混んでます)

このお店は石万栄という有名な調理人がやっているお店だそうで、
石さんがもらったいろんな称号のプレートがずらりと飾られていた。

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北京の料理を出すお店のようなイメージを抱いていたのだが、
メニューには中国八大料理菜系料理がずらり。
ちなみに中国八大料理菜系は
山東、江蘇、浙江、安徽、福建、広東、湖南、四川の八つ。
さらに京味(北京風味)の料理が加わっていて、
メニュー構成的にはなんでも屋状態だ。

友人と頭を付き合わせて
その中からなるべく北京、もしくは北方中国っぽい料理を頼んだ。

豆汁焦圏(dou4zhi1 jiao1quan1):6元
緑豆の絞り汁を発酵させた飲料と揚げリングのセット

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久し振りに飲みたくなって頼んだのだけれど、
かなり飲みやすく改良されていて拍子抜け。

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(灰汁みたい)

ゴクゴクいける。
が、あの独特の饐えたような酸っぱさがなくてちょっと物足りなかった。

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焦圏はちと油っこい。
漬物は不自然な甘みがついているので一口食べて後は遠慮した。

五香驢肉(wu3xiang1 lv2rou4):26元
ロバ肉の五香風味煮(冷菜)

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皮付き。
五香だけどクセがなくて美味。
ニンニク醤油のタレも旨し。

涼拌穿心蓮(liang1ban4 chuan1xin1lian2):16元
穿心蓮の和えもの

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穿心蓮は割と最近になってよく見かけるようになった野菜。
センナという説明もあるのだけれど、違うだろう。
日本名はいまだ不明。

北京っぽい前菜とは言えないのだけれど、
つるぷくっとした葉っぱがあまりにもおいしそうで思わず注文。
やわらかーい!!
それに軽く苦味があって、野草っぽい風味。
ニンニクが入りすぎてるのが難点だけど、
これはかなり満足度高し!

軟炸里脊(ruan3zha2 li3ji3):26元
豚ヒレ肉のフリッター

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いつもは甘酢あんでからめた糖醋を頼んでしまうけど、
久々に軟炸で。
山椒と塩でピリッと。
これだと酒に合うね。

(てことで、白いのいっちゃいました)
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炒肝尖(chao3 gan1jian1):20元
レバーの炒めもの

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北京っぽい醤油風味の炒めもの。
ご飯がほしくなる味。

炒素三鮮(su4chao3 san1xian1):18元
ナス、ジャガイモ、ピーマンの炒めもの

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これはすなわち地三鮮。
「地三鮮はありますか?」
と聞いたら、
「うちでは炒素三鮮と言います」
と言われてしまった。

醤油ベースの炒めダレにお酢がちょっと入っていて
味が引き立っている。
かなり油っこいはずなのに、この酸味のおかげでさっぱり。

紅焼帯魚(hong2shao1 dai4yu2):32元
タチウオの醤油煮

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これも典型的な北京っぽい味付け。
ふっくら煮上がっている。
ただちょっと塩気も甘みも強すぎたかも。
このお店の紅焼帯魚のおいしさを再確認。

冒頭に書いた通り、
広東も山東も浙江も四川もあれもこれもあるレストランなのだけれど、
やはりまずは京味(北京の料理)を選んで食べるのがいいと思う。

とはいえ、
北京らしい醤油系の味付けの料理ばかり頼んでしまったので
食卓が茶色い・・・

全体的に化学調味料は控えめで、
(まったく使ってないってことはないだろうけど)
食べた後に変な喉の渇きを覚えることもなかった。
好感の持てるお店。

なんだけど、
実は三環を挟んですぐ近くにある別の支店のほうが
さらにいいお店だということが後になって発覚。

一度ある料理についてだけ紹介済みの別支店については、
後ほどゆっくりアップしていきます。


▼お店情報
北容酒楼(勁松路店)
朝陽勁松路1号
010-6774-1776
P1270631.JPG
<アクセス>
地下鉄10号線「勁松」駅から勁松路を西へ。
勁松中街を越えてさらにしばらく行くと右手(道の北側)にあります。
でっかいサウナ(↓)の隣です。
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posted by ayazi at 00:00| Comment(4) | 家常菜(家庭料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
化学調味料の使用が少ないというのはいいですね〜

使わないで作った料理と食べ比べしてみたいです
それほど違うのかと言うことで・・・

無理だろうな〜(笑)
Posted by katka(かてぃか) at 2011年04月30日 12:21
「穿心蓮」は、今のところ、日本語でセンシンレンというようです。
どこかで穿心蓮のエキスのサプリとかいうのを見たことがあったので、百度中国オリジナル版で検索して学名”Andrographis paniculata”にたどり着き、それで日本語訳の名称を調べてみました。

http://baike.baidu.com/view/31991.htm

http://e-amo.net/amano/plants/kitunenomago/sensinren.htm

http://www.sapuri-trivia.info/archives/50183162.html
Posted by Mikhaela at 2011年05月01日 01:52
>Mikhaelaさんへ

ありがとうございました。
ただ、お教えいただいたセンシンレンは薬用で、食用とは別のものだそうです。
食用の穿心蓮は薬用センシンレンよりも丸みのある葉っぱで、厚みがあってぷくっとしています。
Posted by ayazi at 2011年05月01日 12:19
>katka(かてぃか)さんへ

ごめんなさい!
返事が遅くなってしまいました。

同時に比べたことはありませんが、使うと使わないとではかなり違うと思います。
それまで注文時に何も言わずにいたお店で、あらためて「入れずに作ってください」と頼むと、それまでのものよりも味がすっきりしていて後口がいいです。
食後に妙なのどの渇きも覚えません。
Posted by ayazi at 2011年05月03日 14:13
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