焼餅(shao1bing3)
【ところ:鼓楼大街/ねだん:2元(だったかな〜?)】
焼餅は
「小麦粉を発酵させて薄く伸ばし油またはゴマ油のかすや塩などを塗り、
ぐるぐる巻いてから適当な大きさにちぎり、円形に整えて、
天火で焼き上げた食品」
(小学館「中日辞典」より)
小さな丸いものから、平たいピザ状のものまで形はさまざま。
パイ生地みたいに薄い皮が何層にもなってるのとか、
葱の入ったのだの、甘いのだの、しょっぱいのだのと、種類も豊富。
いや、種類が豊富というのは正しくないな。
細かいところは置いておいて、
上の辞書の説明のようにして作った食品を全部ひっくるめて
「焼餅」と言うってことだろう。
だから地方によって、人によって、
「焼餅」と言われて思い浮かぶものに違いがある。
でも北京の人が思い浮かべるのは
まず間違いなくこの丸っこくてちょっと黒みがかった焼餅だろう。
恥ずかしながら実は今回初めて知ったのだが、
焼餅はあくまで通称で、
本当は「麻醤焼餅(ma2jiang4 shao1bing3)」というんだそうだ。
中にはゴマなしものものもあるが、
表面にはたいていゴマがまぶしてあり、
そして例外なく麻醤、つまりゴマダレが塗られている。
山椒入りの塩も入る。
中はパイ生地とまではいかないけれどかなり細かい層になっていて、
普通は15から6層くらいあるという。
日本のなめらかでもっちりしてきめ細かいパンを食べなれていると
最初はもそもそしておいしいと思えないかもしれないが、
慣れてくるとむしろそのもそっとした素朴な食感にハマる。
北京の人は主食としてこれを好んで食べるが、
特に[シ刷]羊肉の時にはほとんどマストアイテムと言っていいほど
大定番の組み合わせだ。
日本人は鍋の仕上げというと麺かご飯というイメージがあるけど、
こっちではやっぱり焼餅。
そのままパクついてもいいが、
私はこれを[シ刷]羊肉のタレをつけたり、
タレを鍋の汁で薄めたものにつけて食べるのが大好きだ。
ただし、このお店で焼餅を頼むなら
早めに注文するのがオススメ。
最後に焼餅でシメようと思って注文しても売り切れで涙・・・・・・
なんてこともしょっちゅうだからだ。
でも最初に注文してテーブルに出てくると
やっぱりアツアツを食べたくなってシメる前にパクついちゃうんだよな。
悩むところだ。
***
ところで、この日はなぜかワイン好きばかりで[シ刷]羊肉の鍋を囲む、
という不思議な会。
老板にわがままを言ってワインを持ち込ませていただいた。
みなさん羊に会いそうなワインを選んで持参されていたのだけれど、
さて、相性はどうだったのだろう?
個人的には、
[シ刷]羊肉を食べるならやっぱり白酒が一番!
と思っているのだけれど。
(おいしいワインをご馳走になったというのにこっそり告白・・・・・・)。
ほかにも爆肚(bao4du3)、
炸咯吱(zha2 ge1zhi)、
麻豆腐(ma2dou4fu)、醤羊肉(jiang4yang2rou4)なんかも食べていただいた。
もちろんゴマだれには
手作り辣椒油(「単炸辣椒段(dan1zha2 la4jiao1duan4)」)を入れるのを忘れずに!
相変わらずのよい香り!
やっぱりこのお店、大好きだ!!
▼過去の「爆肚馮 金生隆」関連記事
・【爆肚馮 金生隆】爆肚
・【爆肚馮 金生隆】[シ刷]羊肉
・【爆肚馮 金生隆】糖蒜
・【爆肚馮 金生隆】麻豆腐
・【爆肚馮 金生隆】酸梅湯
・【爆肚馮 金生隆】炸咯吱
・【爆肚馮 金生隆】炸松肉
・【爆肚馮 金生隆】醤羊肉
・【爆肚馮 金生隆】羊肉宴
・【爆肚馮 金生隆】老北京的[シ刷]羊肉正宗吃法
・【爆肚馮 金生隆】糖巻果
▼お店情報
爆肚馮 金生隆
西城区安徳路六鋪[火亢]一巷餐飲街
010-6527-9051
<アクセス>
地下鉄二号線の「鼓楼大街」で下車し、北へ向かいます。
安徳路にぶつかったら左折し、
一本目の路地(「六鋪[火亢]一巷美食街」という看板がある角)を右に曲がると、
右手にあります。
(この看板のところで右折!)
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。
■ayaziの本■
「食」の中国語
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)
「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
【関連する記事】



おまけにルイ ラトゥール2007もきっと大好きだ(笑)
焼餅は朝1回食べました
ハンバーガー状に肉がはさんであったものもありましたが、シンプルな物でしたね
訳も分からずいただいてました、ワイン。
ほんとだ!ルイ ラトゥールだ!!
ちょっと平べったく成形してハンバーガー状にしたのもありますね。
周りの日本人には評判よくないようですが、私は意外と好きです。
またこの店では、雑面を食べる人もいるんですよね?
次の北京旅行では、是非この店に行こうと思っています。
おっしゃる通り、芝麻焼餅とも言いますね!
雑麺を食べる方ももちろんいらっしゃいます。
主食として門釘肉餅を頼む方もいらっしゃいますよ。
次回北京にいらしたらぜひ足を運んでみてください!