湘味鹵鴨(xiang1wei4 lu3ya1)
【ところ:阜成門外/ねだん:39元(1/2羽)】
湖南料理の老舗、曲園酒楼。
「京城湘菜第一家」という肩書きがある
北京で最初の湖南料理レストランだそうだ。
その名物料理がこの湘味鹵鴨。
この日は控えめに半只(ban4zhi1)=1/2羽。
(アップにしてみたりして)
湖南料理でアヒルというと醤板鴨を思い出すが、
こちらはぺったんこにはなっていなくてぷっくり肉肉しい。
それに舌から火を噴きそうな激辛味でもなく、
おだやかな醤油味。
しょっぱすぎず、
漢方スパイスの味も強すぎずでいい塩梅だった。
アヒルの肉への煮汁のしみこみ方も
ぱさつかず、べちゃべちゃせずでいい具合。
頭の中身も、脳みそまでしっかりいただいた。
これはいい酒の肴になりそうだ。
(なぜかこの日は珍しくノンアルコールだったけど)
ほかに頼んだ料理はこちら。
豆椒肉絲(dou4jiao1 rou4si1):26元
二色ピーマンと細切り肉の豆[豆支]炒め
赤と緑のピーマン、タケノコ、豚肉を細切りにして
豆[豆支]風味で炒めたもの。
湖南では割とポピュラーな料理らしい。
ちょっと[豆支]が入りすぎていたのか、
塩気が強かったのが気になったが、まずまずの味だった。
でもこの具材の組み合わせだとどうしても魚香を思い出してしまうなあ。
酸辣肚尖(suan1la4 du3jian1):98元(大皿)
湖南風モツの炒めもの
これも名物だというので頼んでみた。
モツだし、きっと外さないだろうと思っていたのだが、
結果は凶と出た。
モツがモツらしくないのだ。
モツらしいうにうにした歯ごたえも、
中身ならではの深い旨みとコクも、
なんだかきれいさっぱり洗い流されてしまったかのような素っ気なさ。
酸辣というから味付けも外しようがないと思ったのだが、
ただお酢と唐辛子を入れただけの
なんだかのっぺりした厚みのない味。
これ、98元かあ。
なんでこれが名物料理としてメニューの最初のほうに君臨しているんだろう?
私にはナゾだった。
湖南料理レストランに来たのでせっかくだから頼もう、
と追加した臭豆腐も今ひとつだった。
湘味臭豆腐(xiang1wei4 chou4dou4fu):18元
湖南風揚げ臭豆腐
臭くもないし、味もない。
水に漬けてわざわざ味を抜いたんだろうか?
北京の地方料理の老舗というと聞こえはいいけれど、
それはつまり北京風にアレンジされた地方料理ということになるのかも?
今ほど食材の調達が便利ではなかった時代に
北京で湖南料理を作るためには
いろいろ妥協してありものでなんとかするしかなかったんだろうか?
今となっては巷にいくらでもある湖南料理の味に比べると
なんだか妙に大人しくて骨抜きな感じを受けた。
これはぜひとも湖南に行って本場の味を確かめねば。
▼お店情報
曲園酒楼
西城区展覧館路48号
010-6831-8502
<アクセス>
地下鉄2号線「阜成門」駅で下車し、阜成門外大街を西へ。
展覧館路にぶつかったら右折、すぐ右手(東側)にあります。
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