北京菜(Bei3jing1cai4)
【ところ:朝陽門内/ねだん:記事参照】
北京の料理をまとめて味わえて、
でも庶民的すぎない内装でそれなりに高級感があるお店、
というと北京宮の名前を挙げる人が多いように思う。

10年以上前から日本人にはよく利用されているし、
数年前に改装して中国アンティーク風の家具で統一され、
それなりに雰囲気のあるお店になった。
▼旧ブログの「北京宮」関連記事
・【北京宮】松仁玉米
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が、作りこみが徹底していないので高級感がどうも今ひとつ。
どことなくしけた感じが漂っていて
テンションが上がりきらない残念感がある。
(あくまで主観ですが)
料理のほうもベタベタな北京料理ではなく、
外国人にも受け入れられるように食べやすくしているのか、
どうも魂が抜かれてしまったような物足りなさを感じる。
おいしいんだけど、
なんかこう、違うんだよなあ。
麻豆腐(ma2dou4fu):16元
緑豆おからの羊油炒め
挽肉入りでほんのり甘い。
これはこれでおいしいのだけれど、
緑豆おからが発酵した独特の風味や羊油の匂いがなくて物足りない。
芥末墩(jie4modun1):16元
白菜のカラシ和え
これは前回同様、ツーンッ!と鼻にくる刺激がよかった。
拌萵笋(ban4wo1sun3):12元
細切りウオスン(セルタス)の和えもの
ハリハリとしていて歯ごたえ抜群。
烤鴨(kao3ya1):68元
北京ダック
(ただし半只(ban4zhi1)=1/2羽)
実はここで北京ダックを食べるとは予想していなかったのだが、
参加した方からリクエストがあったので注文。
やっぱり半只だと寂しい・・・・・・
かさ増しのために添えてある揚げせんべいが
余計に埋められた空間の広さを強調してしまって物悲しい感じだ。
(鴨餅はこんな風に蒸籠で出てきて、盛り上がる)
(鴨餅でくるんでどうぞ)
(小さなパンみたいな焼餅もついてくる。これにはさんで食べてもいい)
味は普通においしいです。
軟炸蝦球(ruan3zha2 xia1qiu2):78元
エビのフリッター
北京ダックも頼んだことだし、
ここはもう一丁ザ・ガイジン向け料理でも行ってみるか!
とオーダーしたもの。
魔が差した、のだと思う。
上に振りかけられているのは椒塩(jiao1yan2)=山椒の粉と塩。
でもそれ以外はごく普通のエビのフリッターだった。
これもまずくはないのだが、
78元も払っているのになんだか盛り付けもスカスカしてて
気合が入っていない感じ。
ちょっと切ない気持ちになるのお・・・・・・
抓炒里脊(zhua1chao3 li3ji3):32元
揚げ豚ヒレ肉の甘酢あん
糖醋里脊が食べたいという声があったのだが、
メニューにはなし。
「ほとんど糖醋里脊みたいなものです」
という説明にしたがって頼んだのがこれ。
糖醋里脊と鍋包肉を足して二で割った感じだろうか。
悪くなかった。
小炒茄子(xiao3chao3 qie2zi):32元
ナスの炒めもの
これは濃い口でいかにも家庭料理というお味。
ご飯が進みそう。
醋溜白菜(cu4liu1 bai2cai4):22元
ハクサイの黒酢炒め
お酢の風味がハクサイの甘みを引き立てて美味。
***
今回はちょっとオーダーをしくじってしまったかな。
もっとベタなものに徹すればよかったのかも。
いや、ベタなのが食べられなくて消化不良なのは私だけで、
ほかの皆さんは満足してた?
うーん、全体的に味はよいのだけれど、
このぬぐいがたく漂う脱力感はなんなのだろう。
この日のお客さんが私たち1組だけだったという
お寒い客入り状況ともおおいに関係しているのだとは思う。
でもやっぱり、
内装にしても料理にしても、
高級路線で行くのか大衆路線で行くのか煮え切らない
中途半端さがいけないのではないだろうか。
高級さを求めるとしょぼさが気になるし、
庶民的な親しみやすさを求める向きには値段の高さが気になる。
それなりにおいしかったのだけれど、
それでもなんだか満たされないものを抱えてお店を後にしたのだった。
▼お店情報
北京宮
朝陽区朝陽門内大街130号
010-6523-6320
<アクセス>
朝陽門から西へしばらく歩き、漢庭酒店を通り過ぎてすぐ。道の南側。
このゲートから中に入り、すぐ左に曲がって右手側に入り口があります。
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どんなお味なんでしょう
想像が膨らみます
僕のような北京初心者にはいい店なんでしょうけどね
不満も判る気がします
カラシ和えというよりは、カラシ漬けと言ったほうが適切かもしれません。
小茄子のカラシ漬けみたいにツーンときます。
決しておいしくないわけではないのです。
ただ位置づけが中途半端なので、
高級派にも庶民派にもピンとこない感じがするように思います。