2011年03月02日

【峨嵋酒家】酸辣湯

酸味と辛味のスープ
酸辣湯(suan1la4tang1)
P1270229.JPG
【ところ:車公荘/ねだん:20元】

酸辣湯は、
酸(suan1=酸っぱい)で、
辣(la4=辛い)な、
湯(tang1=スープ)。

いろいろと苦しい日本語名をつけてきたけれど、
最近日本の四川料理レストランのHPで見かけた
「酸味と辛味のスープ」がシンプルで分かりやすいので
私もこれを拝借してしまおう。

酸味は黒酢から。
辛味のほうは唐辛子から、と言いたいところだが、
コショウが辛味のもとだ。
仕上げにたっぷり投入されたコショウで、
刺激もたっぷり。

具のほうは、
キクラゲ、ハム、豆腐、タケノコ、黄花菜などが定番。
仕上げにとき卵を入れることも多い。
ここに鴨血(ya1xue3)の細切りが入ることもある。
鴨血はアヒルの血を凝固させた豆腐とプリンの間くらいのもの。

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黒酢の酸味とコク、コショウの刺激、そしてやさしくまろやかなとろみ。
季節を問わずおいしくいただけるが、
身体の冷える冬場にはことのほか恋しくなるスープだ。


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▼お店情報
峨嵋酒家
西城区北礼士路58号
010-8837-4437
P1270217.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「車公庄」駅から西へ向かい、
北礼士路(最初にぶつかる道)を左折して20m先。
道の左(東)側にあります。
*旧ブログには、
 「官園橋批発市場を過ぎたら左折して20m先」とありますが、
 「北礼士路(最初にぶつかる道)を左折して20m先」の誤りです。
 訂正してお詫びいたします!



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posted by ayazi at 00:00| Comment(20) | 湯類(スープ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本で美味しいといわれるお店のものは唐辛子の辛さではないでしょうか???
やっぱりアレンジなのかな〜???
Posted by katka(かてぃか) at 2011年03月02日 11:27
>katka(かてぃか)さんへ

日本で酸辣湯を飲んだことがないので分からないのですが、唐辛子で辛くしてある酸辣湯があるのですか!?
それはもはや酸辣湯とは別物になっているような・・・
Posted by ayazi at 2011年03月02日 18:10
成都在住という人が、「酸辣湯は四川料理じゃない」というコメントを色々なかたの記事に書かれていて、僕のBLOGにも訪問してくれました。聞いてみると、成都の酸辣湯が美味しくないから、というあまり説得力の無い理由の他に、周りの四川人がそう言っているからというのが彼の主張の根拠でした。

数日前シンセンで会った成都人に質問したところ、何と彼女も酸辣湯は四川料理じゃないって・・・。
どうやら、そう思っている人が成都にいることは確かなようです。
Posted by ジミー荒川 at 2011年03月05日 08:54
>ジミー荒川さんへ

実は私も酸辣湯を四川料理だとはっきり意識しているわけではないのです。
四川料理というよりは、家庭でよく作られるスープという位置づけ?
辛味にコショウを使うところも四川料理らしくないですよね。

実際、北京でも四川料理以外のお店のメニューにも普通に酸辣湯が載っています。
旧ブログで酸辣湯のエントリーを書いたのも、四川料理レストランではなく北京小吃や家庭料理のお店のものでした。

でも日本のウィキペディアを見るとはっきりと「四川料理」と書いてありますね。
中国でも、改めて見てみるとネットやレシピで四川料理として分類されているものもありました。

私も改めて調べてみます。







Posted by ayazi at 2011年03月05日 12:45
それ以来私もシンセンでメニューに酸辣汤が無いか確認していますが、こちらでは、数少ない上海料理と北京料理の店でみかけただけで、沢山ある四川料理店ではまだ見たことがありません。


既に↓のページはご覧になってると思いますが、四川酸辣汤、山东曹县正宗的酸辣汤、上海的酸辣汤が載っています。

http://baike.baidu.com/view/32211.htm
Posted by ジミー荒川 at 2011年03月06日 10:56
>ジミー荒川さんへ

そもそも深センの四川料理店がどこまで「正宗」なのかという問題もありますけどね(笑)。

いろいろな地方版の酸辣湯レシピがこれだけ出てくるということは、やはりはっきりと四川料理とくくられているわけではない、ということでしょうか。
Posted by ayazi at 2011年03月06日 12:15
シンセンは出稼ぎ労働者の街ですので、彼らのための店が、ちょうど日本で言えば池袋北口のように存在しているのではないかという期待もあるのですが、わかりません。

現状では「酸辣湯は四川料理じゃないとは言えない」というところでしょう。

また四川人をみつけたら質問してみます。当りまえのスープ過ぎて、こんなの四川料理と胸を張って言えるような物じゃないという認識なのかも。
Posted by ジミー荒川 at 2011年03月06日 14:15
>ジミー荒川さんへ

出稼ぎ者向けに本場の味、というのはあるかもしれませんね。

ところで、今日北京出身の方に聞いてみたところ、「酸辣湯は北京の料理でしょう!」と即答でした。
小さい頃から当たり前に家庭で食べていたとのこと。
ちなみにこの方は70歳を過ぎていらっしゃいます。
その頃に北京の一般家庭で四川料理が普通に食べられていたとは考えにくいのでは?
私としては、「酸辣湯は四川料理ではない」にかなり傾いております。
Posted by ayazi at 2011年03月07日 00:51
僕も別の成都人Bさん(30代後半)に聞いてみました。彼女は酸辣湯は四川料理と思っているそうです。

それを前に質問したAちゃん(20代前半)に伝えましたが、やはり彼女は「酸辣湯は四川料理じゃない」って。

「四川料理と言えば麻婆豆腐、担担面だよね。他には?」と聞くと、「水餃」だそうです。
Posted by ジミー荒川 at 2011年03月10日 11:01
>ジミー荒川さんへ

人によって認識が違うようですね。
自分が食べている料理を中国の料理体系に落とせているか、という問題もありそうです。
「その料理を自分が食べている=自分は四川出身である=その料理は四川料理である」という思考の流れがあるような気もしないでもないです。
同じことがほかの地方出身の人にも言えるかもしれませんね。
Posted by ayazi at 2011年03月10日 14:31
それはあるでしょうね。

また四川料理という言葉の意味も、四川発祥の料理、四川で盛んに食べられている料理、さらに四川料理という体系で生まれた料理(この場合、外国で生まれた物も含む)と、様々な考え方があるのでしょう。
Posted by ジミー荒川 at 2011年03月10日 16:03
>ジミー荒川さんへ

日本風にアレンジされた「ホイコーロー」はもはや四川料理とは呼べないかもしれませんね。
私は好きですが。
Posted by ayazi at 2011年03月11日 17:34
帰国してから「中国料理の迷宮」という本を読んでいたら、北京は民国初期の頃、四川料理等の地方料理や西洋料理の店も続々出来たとありました。

私の87歳になる岩手の父親の子供の頃の好物はジャムパンだそうですが、首都の北京の家庭なら、70年前の北京の家庭にも地方の食べ物が広まっていた可能性はあるかもしれません。
Posted by ジミー荒川 at 2011年04月11日 22:33
>ジミー荒川さんへ

民国初期に四川料理が続々と!
どのくらいあったのでしょうね。

ジミー荒川さんは「酸辣湯=四川料理」派なのですね。
根拠を探すのはちょっと難しそうですが、私は経験的・感覚的に「四川料理ではない」派です。

Posted by ayazi at 2011年04月12日 13:10
私は現状、「酸辣湯は四川料理じゃないとは言えない」という認識です。
Posted by ジミー荒川 at 2011年04月12日 21:41
>ジミー荒川さんへ

何か新事実があったらお知らせくださいませ!
Posted by ayazi at 2011年04月15日 13:20
「北京の風物 民国初期」(ケ雲郷著/井口晃・杉本達夫訳 東方書店)に、当時の飯鋪、飯館、飯荘の様子が書かれています。その中に「第一は切麺鋪の類で〜〜これらの店は小麦粉製品が主で、米飯は売らない。客が来れば、半斤の肉絲炒餅と一ぱいの酸辣湯、あるいは半斤の家常餅と一皿の醋溜白菜、それだけでも舌も満ち足り腹も脹れ、値段はわずかに銅元で上がるのであって〜」とありました。北京人が北京料理というのももっともですね。

元の本は「魯迅与北京風土」だそうです。
Posted by ジミー荒川 at 2011年06月02日 22:15
>ジミー荒川さんへ

貴重な情報をありがとうございます。
半斤の肉絲炒餅といえばかなりの量。
そこにとろみのついた酸辣湯を一杯飲めば確かに舌も満ちたり腹も脹れますね。
「北京の風物 民国初期」、ぜひ入手して私も読みたいと思います。
Posted by ayazi at 2011年06月03日 11:00
あまり説得力の無い主張をしている、(元)成都在住員です。
自論ですが魯菜に近いものと思っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/giorgioarmanijp/33094520.html
Posted by アーロン at 2011年07月25日 09:09
>アーロンさんへ

コメントありがとうございます。
なるほど、魯菜と言われると素直に頷ける気がします。
Posted by ayazi at 2011年07月26日 14:35
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