2011年01月28日

【黄河水陝西名優小吃】biangbiang麺

ビァンビァンメン
biangbiang麺(bing2biangmian4)
P1270443.JPG
【ところ:美術館東街/ねだん:16元】

おいしいという噂は聞いていたけれどなかなか訪れる機会のなかったこのお店。
仕事帰りに三聯書店に行く用事があったので立ち寄ってみた。

陝西省の粉ものがメインのお店だけあって
肉夾[食莫]や羊肉泡[食莫]もあるのだけれど、
お目当てはこのbiangbiang麺。

なんで漢字じゃなくてピンインかって言うと、PCで出ないから。

P1270440.JPG

こんな字。

あんまり字が難しいので、メニュー名にも載ってない。
なんかひっかけみたいだけど、
メニューでは油撥扯麺(you2bo1chen3mian4)って書いてあった。

ただ、価格表の欄外にでかい字で書いてあるし、
口頭で「ビァンビァンミエン」と言えばすんなり注文できるのでご安心を。
発音は1声1声のような気もするけど、
陝西方言だとbiangは2声とのことなので、
最初のbiangが2声で、2つめは軽声なのかな?

▼biangbiang麺がどんなものかについては、
最近西安食い倒れ紀行をされた酒徒さんのブログに詳しいので、そちらをどうぞ。
西安4 - 字面は難解!味は明快!陝西名物・biang biang面!

biangbiang麺を頼むと、
「能吃辣的嗎?(negn2 chi1 la4 de ma)=辛いの平気?」
と聞かれるので、
平気な人は「能(negn2)!」とか「没問題(mei2 wen4ti2)!」とか言えば
唐辛子入りの辛いのにしてくれる。
苦手な人は「不能(bu4 negn2)!」と応えれば辛くないのにしてくれる(はず)。

話が前後してしまったが、このお店は先払い方式。
入口入ってすぐのカウンターでまず注文をし、
お勘定を済ませると番号札をくれるので、
それを持って好きなところに座って料理が出来上がるのを待つ。

P1270439.JPG
(写真右奥が入口。入口入ってすぐ正面にカウンターがあります)

料理が出来ると、
「○○番の人ーーっ!」
と店員さんが大声で呼んでくれるので
合図して料理を受け取ろう。

席はなんと入口近くの禁煙席と奥の喫煙席に分かれている。
配膳口は手前の禁煙席のほうにあるので、
奥の喫煙席に座ってしまうと「できたよコール」を聞き逃しそう。
それがイヤな人は手前の禁煙席がオススメ。

「35番ーーっ!」
とコールされて受け取ったマイbiang2biang麺。

P1270443.JPG

上にかかっているのは臊子(sao4zi)。
これも酒徒さんの説明によると、
「賽の目切りにした豚肉のこと。
 ネギ・生姜・唐辛子の粉と共に炒めた豚肉を五香粉と黒酢で味付けするのが、基本のようだ。
 尚、豚肉に加えて、細かく切ったジャガイモやニンジンやキクラゲや炒り玉子を
 炒め合わせたものも同じく臊子と呼ぶそうだが、その場合も豚肉は欠かせぬものらしい。」

この臊子がよかった。
ジャガイモがちょっと煮くずれていて
ずびずびした舌触りの煮汁(炒め汁か)になっているのがまたたまらない。
この店の臊子には豆もやしが入っていて、
これがまたほこほこしていて美味だった。
豆もやしだけ探して食べてしまうほど。

このまま食べても別に構わないとは思うけど、
本来の食べ方は臊子もろとも箸で混ぜ混ぜして食べる。

P1270447.JPG

で、肝心の麺。
ぶっとくてべろべろ。

P1270446.JPG

すっかり伸びてしまったウエストゴムみたいな感じだ。
でもウエストゴムよりはかなり厚みがあって、どっしりしている。
コシはあんまり感じなかった。
すんごく厚手で大ざっぱに作ったラビオリシートを
幅広に切ってソースで和えて食べてる感じ?

これ、かなり持ち重りがするし、
この幅と厚みのわりに長い麺なので、
箸でかき回したりつまんで一本引っ張り出すのに一苦労した。
しかも先が丸くないこちらの箸はただでさえすべりやすくてつかみにくい。
つるつるのbiang2biang麺をしっかりはさみ、
すくい上げて無事ありつくまでには、結構な握力が必要なのだった。

ところでこの麺、味自体は悪くはないのだが、
やはり化学調味料の味が少し気になった。
化学調味料たっぷりとは言わないけれどかなりしょっぱめで、
1杯食べるのはちょっとしんどい感じ。
翌朝やたらと喉が渇いた。

1回食べたので、もういいかも。
次に三聯書店近くに来たら、
桂林米粉を食べに丹桂餐館に行ってしまいそう。


▼お店情報
黄河水陝西名優小吃
東城区美術館東街甲24号
010-6404-4526
P1270449.JPG P1270448.JPG
(左:三聯書店側からみた外観/右:美術館東街沿いにある入口)
<アクセス>
美術館のある交差点から美術館東街を北へ。
三聯書店のすぐ南側にあります。


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この記事へのコメント
これも面白そうですね。西安に行ったときは、泡饃にはまっていましたが、この麺も免味精でいくとよさそうですね。粉食は奥が深いです。
Posted by 龍心 at 2011年01月28日 17:11
すみません、上記、paomoと表記しました。
Posted by 龍心 at 2011年01月28日 17:12
>龍心さんへ

ふばふばしてて、面白い食感ですよ。
西安のはやはり本場でおいしいようなので、ぜひ現地でどうぞ!
地方ごとにいろんな麺があって楽しいですね。
本当に奥が深いです。
(paomoの件、了解です)
Posted by ayazi at 2011年01月28日 18:44
初めまして
中国関係、グルメ関係のブログをたどって
お邪魔しています。
毎回楽しくてわくわくします。
30歳の時、取材でトンゴリ砂漠に入り
50歳を過ぎてから
北京三回、上海、大連と通っています。
また、お邪魔させてください。


当方のブログの「お気に入り」にリンクさせていただいてよろしいでしょうか。
Posted by 根岸冬生 at 2011年01月29日 10:27
>根岸冬生さんへ

コメントありがとうございます。
トンゴリ砂漠ですか!
私は砂漠は未経験です。
きっと貴重な経験をされたのでしょうね。

もちろんリンクしていただいてかまいません。
ありがとうございます。
Posted by ayazi at 2011年01月30日 08:05
こんにちは。おひさしぶりです。
このお店、北京をはじめて訪れたときに入ったお店です。
黄河涼面というのがあったので、それを注文してしまいました。、大が4杯分などというのもありました。少し割安になっていたのをとなりのテーブルで数人でたべていました。

私が訪れたときの店の名前は、北京黄河水餐飲有限公司でした。
Posted by nao0880 at 2011年01月30日 16:56
12月に初めてシンセンで食べました↓

http://blogs.yahoo.co.jp/jimmy_arakawa/44359554.html
この店もなぜかメニューに載ってないんです。普段は指に頼っている僕も、口で注文してみました。持って来たのは油撥面でした。
Posted by ジミー荒川 at 2011年02月04日 01:31
>nao0880さんへ

コメントありがとうございます。
ご無沙汰しております。

店名はちょこちょこ変わっているような?
暗くてよく分かりませんが、私が行った時も紙で覆ってありました。
Posted by ayazi at 2011年02月14日 18:06
>ジミー荒川さんへ

やっぱり油撥面の別名なのですね。
あ、でも前回西安に行った時に食べた寛麺(http://ayazi.blog75.fc2.com/blog-entry-570.html)も、今思えばbiangbiang麺だったような気がします。
お店によっていろんな名前で呼ばれているのかもしれませんね。
Posted by ayazi at 2011年02月14日 18:15
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